教えて下さい原産地
   赤い石仏・白い石仏

                        追加 2012・8・1 旧津久井町土沢庚申塔


 相模原市上九沢 梅宗寺境内の水鉢と表面(七沢石)
 左の水鉢は相模原市上九沢・梅宗寺の境内にあります。表面が磨かれていので材質の形態を知るうえでとても役立ちます。石材は通称「七沢石」と呼ばれる火山礫凝灰岩で、所々に海底爆発で割れた角ばった礫が凝灰岩の中に含まれています。材質は柔らかく加工がしやすいため、石臼や石仏の材料な
どに使われていました。城山の石仏のほとんどが、こうした七沢石や伊奈石でできている中で、どうしても似つかない 鉄分?を多く含んだと思われる赤い色をした石仏や、石英や長石?を含んだ白い石仏などを見かけることがあります。時代背景がどのようなものであったか、またどのようにして伝播したかがよく分かりません。どなたか、ご存知の方、おられましたら、お教えて下さい。
 特に白い色をした石仏は石工が同じ人なのか光背部の空間が比較的広くとられたり、肩の張具合などに大きな特徴が見られます。
 
                                 撮影2009・5・20
  
  平塚市纒 薬王寺境内のお地蔵さん                 浄久寺六地蔵

 
 浄久寺六地蔵                  海老名市門沢橋浄久寺本堂   

  
 慈眼寺 六地蔵   天保二辛卯歳 十一月十日 八王子市片倉町 

  
 相模原市相原 牛の額 庚申塔      天明二(1782)□寅一月吉日

  
 小倉 山沢 庚申塔      元文五庚申年(1740)九月吉祥日 上九沢「念仏供養・庚申供養」塔
                                元禄拾四辛巳(1701)年
           撮影2013・3・5
     
 旧津久井町三井八幡神社狛犬前   旧津久井町寺澤 雲居寺
   宝暦九巳卯十  吉日        年号の個所は破損して判読困難 

   

  
津久井町鳥屋・旧常念寺入口の石仏   城山町向原 山王神社境内    津久井町根小屋 諏訪神社境内

   
 津久井町串川 青山神社脇                 津久井町鳥屋・馬石の石仏

      
 津久井町青野原 龍泉寺   津久井町太井 大蔵寺    津久井町光明寺境内

  
津久井町光明寺境内                        藤野町

 撮影2011・6・25        撮影2012・7・29
     
 厚木市上古沢・南谷地区   旧津久井町土沢  庚申塔 
 年号不詳


   参考 礎盤(そばん)に使用されている伊奈石と七沢石 
   
   あきる野市 大悲願寺仁王門 伊奈石 安政6年(1859)再建

   
   町田市相原 長福寺   七沢石  文久2年(1862)


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