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二宮金次郎さんの像のヒビ割れ状況
ヒビ割れは左肩から前面、腰紐部分までの約40cmの区間に広がっていました。
ヒビ割れの深さは15pから25センチもありパックリと割れたような状態になっていました。
ひび割れは予想以上に深く針金を@の位置から内部に向けて通すとCの腰紐部分にまで達していました。Aの位置からは25p、Bの位置からは17p、Cの位置からは23pもありました。
裏側、背中の部分にも浅いヒビ割れが見られました。
どんな理由でヒビ割れになったか分かりませんが内部は幸い鉄筋が使用されているようにもみえますので修復を行う場合は内部を洗浄してから、プレミックス系セメントを注入することで接合が可能になろうかと思います。 |