ムササビと暮らす町
 ここに登場するムササビさんは津久井町太井に住んでいます。夜になると、庭先のドングリの木に来て、屋根を走り周ったり外から家の中をのぞいたり盛んに動き回っているそうです。
 城山町でも何箇所か生息していますが、場所が限られ移動できないためここ数年の内に絶滅するおそれがあります。ムササビは巨木の洞の穴を棲家にしていますが、人口の増加と共に森 や林が伐採されだんだんと生活の場所が狭まれて来ました。
 ムササビは高い木によじ登り、木から木に滑空しながら移動します。そして餌を求めたり求愛活動をしながら種を保存してきました。ムササビは歩くことが苦手なため樹上生活を得意として きました。
 ムササビの生息環境を守るため、樹木が伐採され移動できなくなった場所にムササビ塔を建てている所もありますが厳しいものがあります。
 身近な動物であるムササビがこれから先、安心して暮らせる自然環境を保全する事は並大抵のことではありません。ムササビが木から木に移動できる連続した森、そうした自然環境をみん なで考えてみましょう。

                        撮影 2004・11.20 
          
      いるかな〜
    
         
                           TV見せてくれ〜♪♪

       
                 オスかな、それともメスかな

         
      伐採された川尻八幡宮の本殿裏

           
               明るくなった社叢林

            
     2005・2・15(火) 川尻八幡宮の境内に落ちていた桜の枝、
     ムササビの食痕です。
     神社の本殿奥に広がっていたスダシイやスギの老樹が伐採されムササビが
     いなくなったのではと思われていましたが、どこかで生きていたのでした。
     何とたくましいことか、うれしくなった。


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