我が家の食卓  戻る

2013・3・17/ぼた餅を久しぶりに食べた。畑の仕事終えて疲れていたのか甘くて旨いと思った。上から黒ゴマ・抹茶入り・小豆・青海苔・横がきな粉、もち米を電気釜で炊いてすりこぎ棒で半殺しにし、小豆玉にまんじゅうを作るように半殺しに延ばした餅を包んでまぶす。「半殺し」とは誰が考えたのか随分物騒な言葉だと思う。そう云えば「ヨモギ」のぼた餅を子供の頃食べたような気がしている。最近では冷凍にしていて使うようですね。故郷の甲府では、お彼岸に「ぼた餅」を食べお盆には「安倍川餅」を食べました。きな粉に黒蜜をタップリかけて食べました。「サンマ飯」も食べたくなった。故郷を離れて思い出す子供
の頃の記憶。ささやかなことか知れないがが宝物のように懐かしい。
2010・11・28/畑に、今季最後のタマネギを植えた。2本のトウガラシの木から約500本の赤いトウガラシが採れた。今は乾燥を終えて七味トウガラシづくりに備えている。その2本あったトウガラシを抜いた。葉は佃煮に、同じく赤くならなかった残り約200本で青トウガラシ味噌を作った。フライパンにゴマ油を大さじ2杯を入れ、ミジン切りにした青トウガラシを入れ炒めた。水分が蒸発した頃、酒、ミリン、砂糖それに味噌をよく混ぜておき、それをフライパンに入れ焦げつかないように、ゆっくりかけ廻しながら更に水分を蒸発させて行
く。最後にゴマを大さじ2杯加え完成。あったかご飯の上にのせれば気分は最高。
 イチジクのジャムづくりはあれから7回も挑戦した。和歌山、愛知、静岡、千葉、そして地元と産地比べをした。味や風味は作る時期によって微妙に違うことも分った。難しかったのは色合いで、特に濃い赤い色に拘ってみたが中々うまくいかなかった。フランスのイチジクは皮が黒く中が赤いため濃い赤色のジャムができるようだ。どうも日本のジャムは淡いピンク系か香りや風味はとても良い。納得する迄にはフランスのイチジク畑に行かなければだめかもしれない。拘って見たが赤いジャムの色は難しい。それにしても、こんな拘りを持てたのは久しからず。楽しいひと時を過ごせた。冷蔵庫には未だ沢山のジャムが眠っている。
2010.8.28/川尻八幡宮のまつりが過ぎる頃から、急に朝夕がひんやりとしてくる。地球の温暖化現象で、秋植えの種蒔きは5日頃が良いと云っていた。それにしても今夏は暑かった。我が家はこの夏、ジャアム作りに集中した。イチゴから始まってアンズ、ブルーベリーとイチジクまで、そして良く食べた。
 今春から私が交通事故に遭遇してしまい、約一ケ月半の入院を余儀なくされた。だが妻は一日おきに来てくれた。そうした中、途中のいつものパン屋さんに立ち寄り包丁でパンを切って持って来てくれた。石焼き窯で焼いたパンである。かたくてゴッツイパンだったがドライフルーツがたっぷりと入ったパンは見応えも食べ応えもするパンであった。我が家の食卓を賑わし続けたパンであった。ご主人から突然、三日後の日曜日に閉店といわれた。これも時代の流れか、一抹の淋しさがあった。でもあの味は一生忘れない。ありがとう、そしてまた、新たな歴史が始まる。   
2008・12・23/








2007.8.5/田舎から義母が来ている。保坂家にTVがついたのは私が小学校の5年生頃だと思う。それまでは親戚や近所の家で見せてもらった。義母に「これから50年前に作った料理を作るよ」と云って小麦粉に卵と牛乳を入れ、こねて油であげた。塩と砂糖をかけたもの2種類を作った。これはTV番組を見て初めて作った僕の料理です。まだプロパンガスがなかった頃だったので消炭から火を起こし菜種油で作った。父や母が美味しそうに食べてくれた。親戚のまさよおばさんにも食べてもらた。「美味し
い」と云ってくれた。そのころの私は母が専用の買物カゴを買ってくれたのでそれを、自転車に取付て敷島や千塚に買い物に行った。おつりはお小遣いになったので考えて買い物をする要領も覚えた。料理の題名はなんだか分からないが懐かしい子供のころの記憶である。義母も同じ物をこしらえたことがあるそうだ。昔話をしながら暑い夏の午後を楽しく食べた。
2007・5・14/連休に畑の整理をし、ニガウリやピーマンの苗を植えた。高菜は少し干してから塩付けにした。10日ほどすると鼈甲色になってきた。高菜を甕から取り出し水洗いしてから唐辛子を1本入れ菜種油で炒めた。2〜3分炒め、最後に砂糖と醤油を気持ち入れ完成。
 ふるさとの味だ。秋、高菜を沢山漬ける。だんだん食べて甕の底が見えるころ漬物の味が悪くなるので、母はよくこうして油炒めを作ってくれた。味噌にも漬けた。懐かしい味だ。歯の間に漬物が挟まった。これも懐かしい。
 

 2007・元旦 我が家の正月料理
     
 コハダの粟漬   一本でもニンジン3  レンコンの風とうし  エビの甘露煮   タコの酢の物
     
 こんにゃくの田舎煮   松前漬     エビの姿焼  クルミとゴマメのロマンス  栗キントン
     
 磨きニシンの喜び巻   数の子サンバ   シイタケ倶楽部 里芋のふるさとだより 牛蒡の忍耐
     
 レンコンの淡雪    男伊達巻    かぶの熱血風味   甘いお豆さん   ギンナンの算盤語
 
       2006・10・1
 この夏、初めて生姜作りに挑戦しました。どんなふうに植えたらよいか分からず芽の出るほうを逆さに植えたり、途中で気がついて植え替えもしました。その後、美味しい奄美の嘗味噌も頂き、生姜につけて何回も食べました。ある日、生姜の佃煮をKさんから頂きました。生姜の佃煮はほんのり辛くて御飯モリモリ食欲をそそります。我が家でも早速、作ってみようとコンブを小さく刻んで生姜の佃煮作りに挑戦しました。沢山作ったので冷凍庫で保存もしています。右はブラウンシュガーを使って「生姜糖」も出来ました。不安だった生姜作り、作っても楽しい食べても楽しい。
             2005.12.18午後
 昨夜はフェーン現象かからっ風が一晩中吹き荒れた。そして今も、とても寒い、日本海側は大雪とか。
 家内が干芋を作った。風が吹き抜けサツマイモがだんだん乾燥して行くのがよく分かった。
 何だか、つまみ食いばかりしている。
 夜、久保沢の酒屋さんで「にごりワイン」を買った。半乾きの芋をほうばりながら一杯飲んだ。「うむっ美味しいね」
  小室酒店

   


             2005.10.10午後
 田舎から秋茄子が送られて来た。我が家のシソの実と混ぜて漬物を作った。
 夏中、体を伸ばして寝ていたネコも、最近寒くなったせいか、体を丸めて寝るようになった。今夜は頭を更にこすりりつけて寝ている。朝から小雨が降り続いている。
  

                     2005・8・14 朝
    
 静岡の畑で育てた珍しい黒いスイカが宅急便で届いた。「中も黒いのかナー」と、思いながら切ってみたら赤だった。甘みは抜群で、きめが細かく。白い皮の方まで美味しかった。半分は友だちにあげた。
  
             2005・8・8 午後
 午後1時から原宿の地蔵まつり。まつりの直前にものすごい雷雨があった。準備も整っていたが、雷雨のため自治会館の中でずっと待っていた。止みそうもないので、金子さんが代表して外の地蔵様のところへ行ってご供養。終わって主催する老人会の人たちと団欒、出されたミョウガの漬物が美味しかった。お祝いの「お赤飯」はアルプスに注文したとか。昔話を一生懸命聞いた。

  

                          2005・8・5 昼食
   
       スベリヒユ科 スベリヒユ  
  畑の雑草、取っても取っても出てくるマツバボタンに似ているスベリヒユは山形県米沢地方ではヒョウと呼んでいるそうです。ある日、山形出身の小島さんの家に行ったところ皿にチョコット頂きました。モロヘイヤに似ていて粘りがありとても風味がありました。早速、帰って茹でてぽん酢醤油で食べました。美味しい。また利尿効果もあり毒虫に刺された時には、葉をもんで汁をつけると効くそうです。多食すると下痢をするするそうなの気をつけましょう。

    2005.7.9 森さんの縁側で
 「ほたる情報」の会報配布の途中で頂いた。お庭の掃除で出た木材を竈にくべて、出来上がったところに、ご到着。「はーひーふーへほー」フウフウいながら頂きました。





   

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