| 消滅・大法院跡・公共下水道 更新 ２００９・６・２２ 追加 撮影２０１１・５・２０ 相原橋周辺 追加 ２０１１．６．５ 相原橋で聞いた話 場所 町田市相原町 八千代銀行南 境川の相原橋の畔 道路の新設工事が始まることで、今まで住んでおられた方々が立ち退かれました。私はこの場所に石仏が以前から集中していることに疑問を持っていました。 更地となった敷地内を見渡たすと川の渕に石祠が見えました。祠の屋根の傾斜は直線的で、本殿と向拝部が分かれたように見える比較的古い形式を保っていました。正面と両側面には文字が刻まれ年号や寄贈者の名前がありました。 私は直ぐに刻まれた文字を記録し翌日に写真撮影を済ませました。文字の刻まれた内容から創建当時を知ることができる貴重な文化財であることを直感しました。ご近所の方や石仏調査をされた先輩にも連絡を取らせて戴きましたが、その間にも工事は着々と進み、やっと連絡が取れた時には既に遅くなっくなっていました。たまたま撮っておいた「３枚の写真とメモ」のみと云うことになりました。 石祠からことから、こんなことが考えられます。 ①相原橋は元法印橋と云われていたが石祠名の刻字から(大)法院橋であることが分かりました ②大法院橋周辺にはその関係からか馬頭観音や地蔵菩薩の他に密教系の石仏が祀られている。 ③密教系修法所の跡地のようにも、「洛陽新□野別當」とは、どのようなことか依然不明。 ④悲田処に相当するところか、また対岸に当麻田と云う地名もあり古来交通の要路と思われる。 ⑤由井領であることが確認できる。 撮影２００９・６・１１   相原橋（旧大法院橋）から見た石祠があった所（重機の後方） 正面が壊れる前の石祠   右岸に大日如来像、左岸の阿弥陀如来像の石仏が大法院橋の両岸に祀られている。   左岸にある馬頭観音像と阿弥陀如来像？ 風化が激しく刻字の判読が不明。  諸神 勧請   正徳元辛卯稔（１７１１） 武州多麻郡柚井領之内 施主 明峰法印 塚本義清 撮影２０１１・５・２０   ↑ ↑
   地蔵菩薩像（右岸） 当麻田小学校裏の河畔林 境川相原橋の脇（右岸） 近所のおじさんから聞いた話 相原橋のたもとに大きなケヤキの木があった。橋をつくるとき、そのケヤキを切った。中から赤い血のような水が出てきた。ヘビがウロの中に住んでいた。平成２３年６月３日（金）、橋のたもとの阿弥陀さまのところで、おじさんが柵をながめていた。何だろうとおもいながら一緒に見てみると２メートル程もある大きなヘビのぬけがらが２つあった。お地蔵さんを拝んでもらって移そうとしたら移せなかった。おじさんと柳の木の下の庚申塔も見に行った。庚申待と彫ってあった。その隣に以前から気になっていたコンクリートの囲いがあったので聞いた。昔、牛を飼っていて牧舎があった。牛の栄養源となる「オカラ」を置いた場所だと云う。当麻田小学校のところには牧草地があった。 採話２０１１・６・３ 参考 公共下水道の合流式と分流式の違いについて 相模原市が行った事業仕分けのなかの雨水浸透施設設置助成事業とは 参考 新編武蔵国風土記稿巻之一百三目録 多磨郡の十五 由井領 小比企村 片倉村 宇津貫村 小山村 上相原村 中相原村 下相原村 寺田村 大船村 館村 上長房村附駒木野宿小佛宿 下長房村 資料 呪術宗教の世界 ー密教修法の歴史ー 速水侑 塙新書６３ 塙書房 発行１９８７・４ 新田義貞の鎌倉攻めと徳蔵寺元弘の板碑 東村山市教育委員会 発行昭和５８年１２月 徳蔵寺板碑保存会 相模経済新聞２０１０・８・２０ 相模原市事業仕分けの掲載記事 読売新聞 ２０１０・１０．１３ 相模原市１２事業廃止への掲載記事 広報さがみはら ２０１０．１１（１２）．１５ 事業仕分けの結果に対する・・・・の掲載記事 読売新聞２０１０・１２・１４ 相模原行革効果７６億円の掲載記事 戻る |