○○製双龍十字文付八角錐型手錫杖頭
      正式名称  (○○せい そうりゅう じゅうじもんつき はっかくすいがた て しゃくじょう かしら)
      略式名称  手錫杖頭

                  撮影 2023・12・5 小池久男







十字文の右側上の部分に銀色に光るところがありました。





双龍部分の交差する下側は大きく腐食していました。
そこの下側に微細の緑青が付着していました。



遊環(ゆかん)の中央部に露出した(青)銅の部分が見られました





外側の金属部分が剥がれ青銅色をした金属が見えました。





(仮称)基礎の部分の黄銅と思われる黄色のした金属が見られました。






全体的には、黒ずんで見えますか、LEDの照明を当てますと、二次的な光を放ち、手で揺らしますと小さくシャワシャワと音を発します。
 尚、製作年に付きましては、明治元年に神仏分離令が太政官から発せられていますので、その明治の直前か、少なくとも江戸時代を想定しています。

       

 突然で大変申し訳ございませんが、宜しくお願い申しあげます。
私としては、基盤を青銅として、その表面に黄銅を施したものと思っております。
この場合、記述の方法として「鍍金されたもの」と表現してもよろしいでしょうか。

発見地:相模原市緑区:川尻八幡宮境内 
常設展示:相模原市立広田小学校

         
                       

                                    屋根のない博物館代表  保坂健次
                                    kenjihotaru@hotmail.com
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