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昨年に引き続き、今年も「八木重吉さんの詩を書こう」コーナーを設けました。普段、詩を作ると云うことはなかなか大変です。ホタルの観賞後、詩をかいで戴くよう、それとなくお願いしたところ、快く折り紙に重吉さんの詩を選んで下さいました。中には詩を自宅で創作、わざわざ持って来てくれた子供もいました。
重吉さんは隣町の町田市大戸に生まれ城山町の川尻小学校に通いました。30歳で昇天しましたがその間、数多くの詩を残しました。
今回の企画は主に「定本 八木重吉詩集」と「花と空と祈り」の本の中からご自分で詩を選んで戴きました。そうしたことから、単なる写しだけの作業ではなく、今自分がどんな心境か、またどんな心情でいるか、重吉さんの気持ちと対比しながら、詩を鑑賞できたのではと思っています。
「ほたる案内所」は間もなく閉館しますが、今度は「(仮称)竹塔」を建て、また短詩を多くの皆様から公募し「屋根のない博物館」のHP上で公開しながら鑑賞できたらと考えております。
日常のことなど、自由に表現してみませんか。 |