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星輪地蔵の由来
明治四十年の大洪水で荒川が決壊して、この西下条も大変な被害を受けました。
星輪地蔵もお堂と共に流されてしまいました。
頭に星の輪も載せた、高さ一メートルの大きな星輪地蔵は行方不明になってしまいました。村内の老母が病にかかり、星輪地蔵の祟りで供養すれば治る、という事で村人総出で探しましたが見つかりませんでした。
仕方なく、今の場所にお地蔵さんを建て、供養したところ、労母の病気は治ったのです。以来、星輪地蔵を「うやまい」信仰を重ね、中組の「守り神」として尊敬し現在に至って居ります。
上条には、頭に日(太陽)の輪を載せた日輪地蔵、中条には、頭に月の輪を載せた月輪地蔵があり、下条には星の輪を載せた星輪地蔵です。
日、月、星は、気象に関係し、農業を守るお地蔵さんでもあります。また、一里ずつ置かれているので「一里地蔵」とも呼ばれています。
平成二十六年十月十一日/吉岡 譲著 |
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