発芽の歓び                       hatuga.html
はじめに/種おろしの日:2026年4月19日(日)、この日、大切に保管してきた籾を、初めて水に浸しました。そして、祈るような気持ちで「発芽の日」の来る日をお待ちしています。計算されづくめの科学の進んだ現代であっても果たして本当に芽が出てくるか心配をしています。4月27日、経験を積んだ武内御夫妻によって、これまで水に浸してきた桶を離れ、風呂に入り、育苗箱に移して籾の発芽を待ちます。
  発芽の歓びを、育ってゆく歓びを、どうぞ御一緒に行いましょう。

水の中で最初に発芽した古代米          撮影2026年4月26日
 

「種おろし」からお風呂に この日、ご夫婦の仲睦まじきなかでの作業が始まりました。  撮影2026年4月27日


                      お風呂に入る直前の、餅籾の状態〔まだ芽は出ていないようでした〕
   
袋に詰められた籾は種ごとに、日常に使用されている極上のお風呂に入る。 お湯加減は 30.5℃  外気温 21℃ 14時30分


水稲覆土専用 エス・ケー焼土 20L  4袋
水稲用培土 エス・ケーグリーン寒地用 20kg  袋

用途
上土用(白色)

下土用(グリーン色)
商品名 水稲覆土専用 エス・ケー焼土 20L 水稲用培土 エス・ケーグリーン寒地用 20kg
特徴 稲育苗用ケイ酸カルシウム配合
容量 内容量/20L 598円 〔カインズ〕 内容量/20kg  648円〔カインズ〕
2026年4月28日 14名が参加されました。 
作業内容/育苗箱にビニールシートを敷き、下土を敷き詰め、水をタップリとかけます。   約172箱
                           撮影2025年4月28日      
  

  
育苗箱の最終確認数と育苗箱に貼った識別用テープの色  うるち米135箱〔無印〕  餅米30箱〔赤〕 古代米7枚〔香l

  
育苗箱の底の穴の大きさに応じカッターで切り筋を付けたビニール紙を敷き、均等に「水稲用培土」を敷き詰める。

       撮影 2025年4月28日
 
敷き詰められた「水稲用培土」の上にタップリと水を掛け、育苗箱を縦15段にして並べてゆきます。

2026年4月29日 14名が参加されました。
作業内容/下土の敷いた育苗箱に器械で均等に種籾を均等に播き、上土を薄く被せる。水(少量)をかける。ビニールハウス内に植え付けた箱を15段に積み上げ、その上に電気毛布を被せ、更にブルーシートに被せ芽吹きの成長を促す。

  
神奈川県推奨銘柄米〔はるみ〕の発芽状況

                          撮影2025年4月29日          撮影2025年4月29日
  

                                             撮影2025年4月29日
   
植え付けた籾は35℃以上にならないと発芽しないため最新の注意をはらいます。         電気毛布
初日の夜は小雨が降り、翌日も曇りとなり発芽の時期が遅れそうです。
電気毛布の位置をズラしたりしながらビニールシート内の温度が上がるよう最善の手当を行います。

お田植え待つ城北地区と広田地区の田んぼ   
  
耕された城北地区の「耕作田」 ここでは古代米で育てます。 また、上段と左側の「耕作田」では餅米も育てます。

  
広田の田んぼに水を送る取水口、取水口の向かって左側には数年前まで「キハダ」の大木がありました。

参考写真 広田の田んぼ内で行われている苗代田
終わりに/2026年4月30日、前日、皆様方の御協力を得て、ビニールハウス内に育苗箱を備えて、予定されていた全ての植付け作業を終えました。しかし、同日の夜から小雨が降り、午前中迄続きました。しかも、日中は一向に気温が上がらず、苗の生育に必要な35℃以上の温度が得られません。こうした時、私達の先祖は、祈るような気持ちで苗の成長を念じながら待ち望んでいたと思います。その気持は決して今も変わらないと思っています。
 昔から、苗代田を神聖な場所として、四隅に笹竹を立てたり縄を張ったり、また、取水口には粥掻棒やカカシ等も立て祈りの場ともしていたと思います。
 表題に「発芽の歓び」と付けましたのは苗代田が確かな祈りの場でもあったことを現したかったからです。これから先、稲穂が実り、目的とする藁も採れ、全ての人々に歓びが伝えられますよう注連縄作りを進めてまいります。
参考資料
酒井卯作著「米の祭」 岩崎書店 発行 1958年7月
酒井卯作著「米の祭と田の神さま」 戎光祥出版 発行 2004年2月
武田久吉著「農村の年中行事」  龍星閣 発行 昭和18年12月

穀倉の知恵
明治天皇大嘗祭悠紀齋田蹟建碑の事 
城山注連縄作り保存会

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