今風の早乙女たち saotome html
    〜温室に入った籾が苗となり早乙女による田植えまで〜
2026.8.21  運用開始

 2026年4月29日、均等に育苗箱に蒔かれた籾を、温室内に運びました。籾は35度以上にならないと発芽しないため、育苗鳩を丁寧に重ね、その上に電気毛布を被せました。更に熱が逃げないようビニールシートを重ねて発芽の日を祈るような気持ちで待ちました。しかし、同夜から小雨が降り初め、翌日も曇りの日が続き一向に気温が上がりませんでした。そのため、発芽にバラツキが生じてしまい全体の発芽迄には時間を要しました。
 当初の予定では、5月2日を想定し育苗箱を苗代田に運び出す人数を確保しておりましたが発育が悪く、その翌日の3日から少しずつ運び出すことにしました。
 ハラハラとした気持ちと発芽してくれた喜びの気持ちが交差する複雑な一日となりました。

        撮影:2026年05月01日           撮影:2026年05月01日  
  
発芽した籾です。どうぞ御覧下さい。

        撮影:2026年05月02日

最初に取り出した育苗箱は美味しい神奈川を代表する銘柄米の「ハルミ」です。

        撮影:2026年05月03日   撮影:2026年05月03日 ↓        撮影:2026年05月03日
  
苗の色にバラツキが見られます。        奥の赤色のテープは餅米の育苗箱であることを色別します。

        撮影:2026年05月04日          撮影:2026年05月04日 
  
アリが隣の育苗箱から籾を運んでいました。卵と勘違いしたのでしょうか?

       撮影:2026年05月05日           撮影:2026年05月09日
 
ハクビシンの侵入
  荒らされた育苗箱を移動

  武内さんと
5月8日(金)/11時から
 昨夜、ハクビシンか、東側から入り込み、育苗箱2箱を荒らしたため、稲を鳥獣の被害から守る網をハウス内の下側に張りめぐらせました。(網の中心部を切断し温室内を均等に巻きつけ入らないようにしました)
 その夜、捕獲用鉄製罠箱内にバナナを入れて捕獲を試みましたが失敗しました。

        撮影:2026年05月09日          撮影:2026年05月12日
 
段々と苗が青々してまいりました。      ヤマボウシ 久保沢から若葉台に抜ける斜面で


        撮影:2026年05月14日           撮影:2026年05月14日
 
5月14日、温室内の温度が39・5度となり苗の頂部に水滴が溢れるようになりました。苗にバラツキは、ありましたが15cmまでに成長しました。見た目では、一位餅米、二位古代米、三位はるみの順で育っています。

        撮影:2026年05月14日

ハウス内の苗の成育中

        撮影:202605月18日           撮影:2026年05月19日
 
広田の田んぼの耕作と田植機による植付作業   運転者は武内さん


        撮影:202605月24日           撮影:202605月24日
                       手前が、お田植えの日を待つ餅米と古代米の入る育苗箱です。  ↑古代米    ↑餅米
 苗代田に苗を移した当時は低温が続き、成長にバラツキが出ています。

        撮影:202605月24日            撮影:202605月25日
 
 ↑古代米の苗(青色テープ) ↑餅米(赤色テープ) 

 後方の島状に置かれている奥の苗は「うるち米(ハルミ)」で、手前の入り口にあるのは注連縄作り用の「餅米」と「古代米」の場所です。そのため、「餅米」と「古代米」の育苗箱が手前にあることから苗の取出し時には間違い安く、これまでも「混在」と云う事故の危険性が続いて来たのもそのためで、今後は育苗箱を「一番奥に置く」とか、事故が再び起きないよう次年度からは育苗箱の配置についても考えて置く必要があろうかと思います。また、育苗箱に貼る識別用テープの場所も1ヶ所から2ヶ所にするとか何らかな対策も必要と考えます。

        撮影:202605月24日           撮影:2026年06月09日
 
シュレーゲルアオガエルの卵塊


        撮影:2026年05月26日           撮影:2026年05月26日
 
広田の田んぼの補植作業

        撮影:2026年05月26日          撮影:2026年05月26日
  
手塚さんによる丸太引き作業
5月26日(火)/城北地区の田のトラクターによる耕作と丸太引き、化学肥料の散布と草刈り作業、
 広田の田んぼに除草剤の散布と補植作業を行う。この日、武内さん運転によるトラクターでの作業を南側の田んぼから始まったため、急遽上の田んぼに入る堰き止め用の石の位置をずらし、水の流れが南側の田んぼから入るよう切り替えました。トラクターの耕作終了後、丸太引きの作業を続けて南側の田んぼから始めました。田に入る水の量が少なかったため、田の水を南側に集中させてから「丸太引き」が可能となるよう切り替えて行きました。
 この日、同時に行われた広田の田んぼでの補植作業が12時近くに迄になってしまい途中でしたがこの日の作業を一旦終了して後日行うことにしました。広田の田んぼから帰って来た二人と合流、食パン6個とペットボトル3本の水を「えのもと」から購入、佐々木、手塚、保坂の3人で残っていた南側の田んぼの丸太引きを行いました。そして、全ての作業の終了後、上流で堰き止めていた石の位置を元の状態に戻しました。賑やかな田んぼが静かになりました。私は斎藤R(長男)さんと杢代Hさんに「丸太引き」が終ったこと、田植えの準備が出来たことをお伝えしました。

        撮影:2026年05月26日          撮影:2026年05月26日
 
鏡のよに静かな田んぼ

        撮影:2026年05月26日          撮影:2026年05月26日 
 
静かな田んぼと水道水でトラクターの泥を落とす武内さん、両脇に梅も実っていました。
 当初は5月27日を予定していたが18日(月)に変更、トラックターで耕作後、マルタ引き作業を行う。19日(日)、広田の田んぼに化学肥料の散布を行う。また、西側の田んぼの西端中央部で丸太引きの最中、チクリと固く感じた硬砂岩を踏む。20日(水)田植え機が故障する。同夜武内さんから、町屋の杢代Hさんに、田植え機の故障したことをお伝えし、田植機による田植えの救援作業をご依頼しました。
 翌日(21日)、この日は、一日中雨が降り続いていた。私は、緊張しながら杢代さんの家に朝と昼にお伺いしましたが、2回ともご不在のご様子で、あらためて夜にお伺いすることにしました。広田の田んぼの「田植えは終わった」と云うことでした。私は、まさかあの雨の中を田植えはしないと思っていましたので、そのお話を伺い言葉が詰まってしまい只々感謝しかありませんでした。助けて戴いて本当にありがとうございました。
        撮影:2026年05月26日                  

田植えの救援を即座に引き受けて下さった杢代さん。


       撮影:2026年05月29日           撮影:2026年05月29日
 
5月28日(木)/城北地区上の田んぼ、セリやイヌタデが水面に浮いてきたので熊手を使いながら除去する。
 昨年は特にセリが田んぼに生い茂っていたので不思議に思っていたが、原因として「丸太引き」直後に浮いたセリなどを熊手を使いながら除去してこなかったのではないかと想定しました。来年からは事前に周知しておかなければと思う。また、セリなどの雑草を除去中、上の田んぼの西側中央部から緑色凝灰岩を拾いました。石にはトラクターで破損したか欠けた跡が残っていました。
5月29日(金)/城北の下の田んぼで、セリやイヌタデを熊手を使いながら大雑把に除去し、足跡を消すような感じで2回目の丸太引きを軽く行いました。 (城北地区)

5月31日(日)/城北の田んぼて手植えによるお田植え作業。
古代米の田んぼは手植え、他の4枚の田は機械植えと四隅の補植作業。24名が参加しました。
 この日の早朝、私は八幡宮に「御酒」を持参して、田植えの無事とこれからを祈願しました。そして、そのお酒を、少しづづコップに注ぎ皆で乾杯、神々しい雰囲気の中でお田植え作業が始まりました。滝尻の八木さんも縄を張って下さり、船頭役を手塚さんにお願いしました。
 この田植えの儀式に、後日(8月3日(月)午後)、樋口Kさんから田んぼの四隅に縄を張って「新嘗祭」をやったらと進められました。注連縄は神様と人々の境に捧げるものであり、樋口さんから有り難いお話が出たことを心からお喜びしたいと思います。

        撮影:2026年05月31日          撮影:2026年05月31日 
 

        撮影:2026年05月31日          撮影:2026年05月31日
 


        撮影:2026年05月31日          撮影:2026年05月31日 
 
お田植えが終わりました。




       撮影:2026年05月31日           撮影:2026年05月31日
 
田植えの終わった夕方、安堵と一抹の淋しさの中を感謝を込めて。外には役目を終えたパッカーが落ちていました。

6月4日(木)/城北地区5枚田に除草剤の散布を行う。           
6月4日午後から、下の田んぼの取り切れなかった草取りを80%ほど行ってから、除草剤の散布を始めると散布機が途中で故障してしまい素手で散布を行う。家に返って外で洗濯を始めると白色の除草剤が付着していたので手で揉んでも落ちなかった。水に溶けないで残留することを確認する。恐ろしくなり小林Nさんに電話して今まで誰が散布していたか確認したところ「八木Tちゃん」と、答えられた。個人j的な考えだが次年度からは農薬の散布は止めて、「丸太引き」後に浮いた草取りを熊手を使いながら全員で徹底的に行う事を決断、その後にも成長してしまう、はびこる雑草、特に稗類は手で抜き取り、お互いの健康を考える方法に切り替えたらどうか。〔検討要

記録

化成肥料(表) 8−8−8 
供給 全農    正味20kg

(裏)窒素1・60kg リン酸 1・60kg
 カリ 1・60kg 苦土 0・20kg

除草剤 第 22421 号 MICスラッシャ粒剤

MICスラッシャ粒剤
     (表)
特長
●移植時から使用できる水稲用一発除草剤です。
●ALS阻害剤抵抗性雑草(アゼナ類、コナギ、ホタルイ等)にも高い効果を示します。
●藻類及び表層はく離に対しても有効です。
●低コスト稲作に貢献する経済的な4成分剤です。
●3s剤です。
作物名 適用雑草名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法
移植水稲 一年生雑草
マツバイ
ホタルイ
ウリカワ
ミズガヤツリ
ヘラオモダカ
ヒルムシロ
アオミドロ・藻類による表層はく離
3kg/10a 移植時 1回 田植同時散布機で施用
移植直後〜ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで
湛水散布
    ※ 包袋の本文が読みきれなかったので「三井化学クロップ&ライフソリューションWebサイト」から引用して表記しました。 2026・6・25 保坂


MICスラッシャ粒剤
     (裏側)

有効成分
ジメタメトリン・・・0.20%
ピラゾレート(化管法第1種)・・・4.0%
プレチラクロール(化管法第1種)・・・1.5%
ブロモブチド・・・2.0%


適用表3kg/10a移植直後〜ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで田植同時散布機で施用湛水散布
使用上の注意事項
(1)使用量に合わせ秤量し、使いきること。
(2)本剤は雑草の発生前から発生始期に有効なので、ノビエの2.5葉期までに時期を失しないように散布すること。なお雑草、特に多年生雑草は生育段階によって効果のふれが出るので、必ず適期に散布するように注意すること。ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカは2葉期まで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生始期まで、ヒルムシロは発生期までが本剤の散布適期であるが、できるだけ早く散布することが望ましい。
(3)苗の植え付けが均一となるように、代かきをていねいに行うこと。未熟有機物を施用した場合は特に代かきをていねいに行うこと。
(4)散布に当たっては、水の出入りをとめて湛水のまま田面に均一に散布し、少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態(水深3〜5cm程度)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。また、止水期間中の入水は静かに行うこと。
(5)移植前後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用する場合には、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないよう適期に散布すること。
(6)下記のような条件では初期生育の抑制やクロロシスが生じるおそれがあるので使用をさけること。特に、これらの条件と梅雨明けなどによる散布時又は散布後数日間の異常高温が重なると、初期生育の抑制が顕著になるので、そのような条件下では使用しないように注意すること。
1)砂質土壌の水田、漏水の大きな水田(1日の減水深が2cm/日以上)、極端な深水になった水田。
2)軟弱な苗を移植した水田
3)極端な浅植の水田
(7)活着遅延を生じるような異常低温が予測されるときは、初期生育の抑制などが生じるおそれがあるので、このような条件下での使用に際しては、県の防除指針に基づき、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
(8)本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用すること。特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法
(1)本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
(2)散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換すること。
(3)作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
(4)かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。

危険
・作業中は必ず保護マスク、手袋、保護着等を使用してください。
・散布は、間近に人がいないことを確かめ風上から行ってください。

警告
・使用前に必ず薬剤の取扱説明書を十分にお読みの上、正しくお使いください。
・散布計画を立て、薬剤タンクに投入した薬剤は残らないように使い切ってください。

※1キロ散布を行う場合は予め試し散布を行い吐出量の確認を行ってください。
 (下図参照)



シバタ ハチ印 手動型粒剤散布器SKH-7 1k剤対応 日本製
手動形粒剤散布機 ハチ印 SKH−7

   ※1キロを行う場合は予め試し散布を行い 吐出量の確認を行ってください。(拡大図 )
1キロ剤散布目安
シャター開度 散布幅 1分当たりのハンドル回転数
1〜3 4m 70回転


散粒別散布基準 歩速20m/分 ハンドル回転数70〜80rpm
粒剤名 1Kg粒剤 細粒剤 尿素 化学肥料
散布量(Kg/10a) 15
調量開度 1〜3
散布幅
  参考                              撮影:2026年6月23日
      田んぼ生えているオモダカ  雑草オモダカの生活史
◎水田多年生雑草オモダカ塊茎の萌芽生態と動態に関する研究 博士論文 伊藤一幸 [著]
1995 pid/3102676
緒論/p1
第1章 オモダカの分布と種内変異/p4
第1節 オモダカおよびその近縁種の分布/p4
第2節 本邦各地産クローンの種内変異/p6
第3節 摘要/p11
第2章 生育および繁殖体の形成に関与する要因/p13
第1節 地下水位および湛水深/p13
第2節 生育各期の遮光条件/p16
第3節 施肥条件/p18
第4節 出芽時期と生育および繁殖体形成量との関係/p20
第5節 摘要/p30
第3章 塊茎の休眠覚醒と萌芽/p32
第1節 塊茎の休眠覚醒および萌芽温度/p32
第2節 水田における塊茎の休眠覚醒時期/p41
第3節 摘要/p50
第4章 出芽と発生消長/p53
第1節 出芽と環境要因/p53
第2節 発生消長/p58
第3節 摘要/p62
第5章 水田における塊茎の生存状態の推移/p64
第1節 塊茎の切断および乾燥処理と萌芽力/p64
第2節 塊茎の生存状態と生存期間/p67
第3節 水田が畑地化した場合の塊茎の寿命/p74
第4節 摘要/p75
第6章 水田における塊茎の動態に関する実証的検討と耕種的防除の意義/p77
第1節 水田における塊茎の動態/p77
第2節 耕種的防除の意義/p85
第3節 摘要/p88
第7章 総括/p89
引用文献/p94
図版/p100

◎温暖地の水稲早期栽培におけるオモダカ、コウキヤガラの生態的特性と防除法に関する研究 博士論文 小山豊 [著]
  1997 pid/3125887
緒言/p5
第1章 温暖地の水稲早期栽培におけるオモダカの生態と防除/p7
第1節 オモダカの塊茎の萌芽及び出芽特性/p7
1.低温処理及び包皮除去処理が塊茎の萌芽に及ぼす影響/p7
2.塊茎の埋没深と出芽/p10
3.塊茎の大きさ及び埋没深と出芽の関係に及ぼす影響/p11
4.塊茎の埋没深及び土壌の還元程度が塊茎の出芽に及ぼす影響/p15
5.出芽に及ぼす土壌水分の影響/p20
6.湛水深が塊茎の出芽に及ぼす影響/p22
7.要約/p22
第2節 オモダカの生育特性/p24
1.土壌の還元程度と生育/p24
2.遮光処理が生育に及ぼす影響/p27
3.種内の変異及び親塊茎の大きさと塊茎形成量との関係/p31
4.要約/p33
第3節 オモダカの塊茎形成/p36
1.地上部の生育状態と塊茎形成/p36
2.塊茎の土中分布/p41
3.短日処理が塊茎形成に及ぼす影響/p42
4.遮光処理が塊茎形成量に及ぼす影響/p45
5.要約/p46
第4節 オモダカの耕種的防除法/p49
1.地上部の刈取り時期、回数、高さが塊茎形成量に及ぼす影響/p49
2.秋・冬期の耕耘と翌年の発生/p52
3.要約/p54
第5節 オモダカの除草剤による防除法/p57
1.水稲生育期間中の除草剤による防除、並びに雑草害/p57

2.秋季防除/p74
3.要約/p75
第2章 温暖地の水稲早期栽培におけるコウキヤガラの生態と防除/p80
第1節 コウキヤガラの塊茎の萌芽及び出芽特性/p80
1.塊茎の休眠と覚醒/p80
2.温度と塊茎の萌芽/p84
3.土壌水分が塊茎の出芽に及ぼす影響/p86
4.土壌水分及び埋没深が塊茎の出芽に及ぼす影響/p87
5.土壌の還元程度と埋没深が塊茎の出芽に及ぼす影響/p91
6.土壌中からの塊茎の出芽経過/p93
7.塊茎の出芽に及ぼす耕うん・代かきの影響/p98
8.要約/p100
第2節 コウキヤガラの生育特性/p105
1.土壌の水管理条件が生育に及ぼす影響/p105
2.湛水深が生育に及ぼす影響/p107
3.土性及び施肥の有無が生育に及ぼす影響/p108
4.かんがい水の塩濃度が塊茎の出芽及び生育に及ぼす影響/p114
5.要約/p120
第3節 コウキヤガラの塊茎形成/p121
1.塊茎の形成経過/p121
2.塊茎の土中分布/p128
3.塊茎の植付け時期と塊茎形成との関係/p130
4.日長または温度条件と塊茎形成との関係/p136
5.要約/p138
第4節 コウキヤガラの除草剤による防除法/p142
1.初期除草剤の効果/p142
2.代かき時のコウキヤガラの状態と除草剤処理の効果/p148
3.中耕除草、中期除草剤及び後期除草剤の効果/p150
4.ベンタゾン水和剤の処理時期と効果/p156
5.一発処理剤を組込んだ除草体系/p159
6.要約/p164
第3章 総合考察/p166
第1節 オモダカの生態的特性と防除/p166
1.オモダカの生態型について/p166
2.オモダカの生育環境について/p167
3.オモダカの発生期間について/p170
4.塊茎形成期の株の大きさについて/p173
5.水稲早期栽培における塊茎形成について/p175
6.除草剤による防除について/p177
7.雑草害について/p179
8.オモダカの生活環と防除体系の策定/p181
第2節 コウキヤガラの生態的特性と防除/p183
1.塊茎の萌芽及び出芽時期/p183
2.コウキヤガラの発生期間について/p183
3.コウキヤガラの塊茎形成の特徴/p185
4.塊茎形成深度について/p187
5.塊茎形成に及ぼす環境条件の影響/p188
6.コウキヤガラが水田雑草として問題となった原因について/p191
7.コウキヤガラの初期の防除/p192
8.コウキヤガラに対する除草剤の効果/p193
9.コウキヤガラの徹底防除の必要性/p194
10.秋季防除の可能性について/p196
11.コウキヤガラの生活環と防除体系の策定/p196
第4章 総括/p201
引用文献/p213
終わりに
 田植えが無事に終わりました。これで終わりかと思えば、次から次へと難問が押し寄せてくる。これほどにあったのか。その一つ一つを終わらせなければ前にすすめない。私はこれほどの作業があることを知らなかった。親はこんなことを考えていたのか。私はのほほんとして遊んでいた。田んぼにお茶を運んで、一緒に柿を食べたり、冬には竹馬を作ってニオのところに被さって馬に足を懸けた思い出があったか、思い出せば田んぼの水の入り口の低いところにドジョウが集まっていたのを取って来てネギを入れて食べたり、タニシのいる穴に棒を突っ込んで取ったりして味噌汁の材料にした。でも雑草のことまでは考えなかった。確かに「田っころばし」を引いた記憶はあるが、「ゴロッ、ゴロッ」ではなく「ゴロゴロ」と引いた思い出しかない。こんな、八十近くにもなってやっと親の有り難みを知らされた次第である。こんなに遅くに気が付いて感謝しかない。私はこうした親たちの思いを、若い人たちにも代々と続けて戴けたらと思う。「これも日本の伝統文化なのですよ。」と。親と子の希薄さに思いを寄せながら、なお一層の感謝を寄せています。
 城山注連縄作り保存会があればこそ、有り難い仲間と共に感謝申し上げます。

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