ヤママユガの幼虫見つけた

                       撮影 平成16年5月29日  場所 小松川上流域

    この日、アラカシの木の裏側に偶然、緑色をした幼虫を見つけました。
   まわりの新芽の部分には食べたあとがたくさん残っていました。白くなった繭もありました。


      
     ヤママユガの幼虫            棒状になっかアラカシの木の新芽の部分(食痕)

      
     繭の抜け殻               2pほどの蛹(不明)  

            ヤママユガ
            雄の触角は羽毛状、雌は細長く櫛歯状となっている。(12〜15p)
            http://www.kcn.ne.jp/~tkawabe/kon-gayamamayu.htm(写真参照)

ヤママユガの一生
 コナラなどの樹皮に産みつけられていた卵は5月初め、新緑の若葉が開くころにふ化して、アベマキ、クヌギ、コナラ、カシなどの葉を食べながら成長します。ふ化してから50日ほどたった6月の中旬ごろ、口から糸をはき、頭を左右にふってまゆづくりの準備を始めます。
 蛹の期間は50日あまりで7月下旬から8月の下旬に羽化し成虫になります。成虫は口吻も退化し食べません。

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