麻溝開墾記念碑 作成 2016・11・5 はじめに 開墾とか開田についての記念碑は、市内にも数多く建立されていますが、その建立の時期は戦後の復興期を乗り越えた記念碑的なものが多く残されています。しかし、その多くは道路や宅地開発によって、建立の場所を変えたり、目立たなくなっているのが現状のようです。 「麻溝開墾記念碑」は、昭和13年3月に建立されました。その特徴は、相模原が「軍都」として発展したその陰で、土地を追われた住民たちが生き残るために「耕地整理組合」を設立し畑地を作ったことの記念碑です。 記念碑建立から凡そ80年、周辺の環境は変わりましたが、こうした記念碑を訪ね、先人の労苦を偲ぶことは決して無駄なことではないと思います。ちょっと訪ねて見ては如何でしょう、どなたかが、碑文の汚れを落とされ、たいへん読みやすくなっていました。
※2匡救(きょうきゅう)/悪を正し,危難から救うこと。 ※3所期(しょき)/期待すること。また、期待するところ ※4後昆(こうこん)/のちの子孫。
歌人、小林與次右ヱ門の生涯 ー戦後初の公選制による相模原町町長ー 相模原の農業 戻る |