川尻八幡宮・大注連縄(しめなわ)づくり 強風で鶴岡八幡宮大銀杏倒れる (平成22年3月10日早朝) 撮影2010・3・10 15:30 ↑奉納された大注連縄 〜伝統を守り伝える城山の人々〜
撮影 2009.12.6 注連縄の原料となった稲藁は広田の田んぼで生産されました。手前の竹は刈り取った稲を干した稲架用具の置き場。 クルリ棒の衝撃に藁が折れないよう水をかけ弾力性を持たせます。 藁の袴が取れやすくなるようクルリ棒を使って藁打ち作業が行われました。 藁打ちされ柔らかくなった藁を千歯こきに掛け袴を取り除いてゆきます。 押し切りで縄を切断します。 綱の太さを測るメモリの付いた手製の用具 出来上がった注連縄の終端処理、注連縄の綱を叩いたり出過ぎた藁をハサミで切ったり熟練を要する作業を 長老はひょうひょうとした表情で片付けて行く。 これも長年の経験からかドリルの置台を改良し麻糸巻きの作業がし易くなるよう巻き直す巻き取り機。 手前右側の縄は鶴岡八幡宮の大銀杏に掛ける注連縄の芯の部分。 この芯を張りその廻りが均等となるよう袴の取り外された藁を幾重にも重ねていきます。 藁は交互に、そして少しづつ、むらが出来ないよう重ねていく。藁が外れないよう藁を2・3本束ねで捻じり込ませてゆきます。 綱が均等の太さとなるよう調整を取りながら、先端から麻糸を巻いてゆきます。 次に化粧用の青色をした藁をその上に巻き付け、再び、麻糸を巻き付けてゆきます。 麻糸を巻く時に「キュ・キュ」と音がする。一本の麻糸は切れることもなく等間隔に巻かれてゆく。 大銀杏に巻かれる注連縄の長さは約12メートル、三本の綱を左巻きに巻き上げると円周は50pにもなる。 巻く時は気合が掛り真剣そのものでした。 注連縄の巻きはじめ
大注連縄の奉納場所 鎌倉八幡宮若宮 鎌倉八幡宮大銀杏他 川尻八幡宮二ノ鳥居 川尻八幡宮拝殿 川尻八幡宮御神木 川尻八幡宮 戻る |