コント倶楽部24号 昭和21年4月発行
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コント倶楽部の創刊号は昭和13(1938)年10月に刊行されました。出版社は八洲書房です。その後の経緯については現在調査中です。
加藤武雄が寄稿した「酸漿」は「コント倶楽部」第24号の中にあり、昭和21年4月に3・4月の合併号として発表されています。
編集者は武野藤介で自ら同号に「魚の皮」も発表しています。出版社は何時ごろか分かりませんが文学社となっています。
同号の中には柏原一雄が「四百字の話」をまた「コント六篇」の中には、江口隼人が「幸福の墓」、俚那士郎が「或る勝利」、内田新八が「私の父と文造」や南達彦が「同病者」をそれぞれ発表しています。また六頁にわたって鈴木五郎が長篇「硫黄島の記」を書き下ろしています。
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