小説家加藤武雄の年譜


 若き日の加藤武雄
2014・8・22 研究ノートー@ 「汽車の中で」の全文を追加する。
2017・10・24 メリーランド大学ブランゲ文庫所蔵本を追加する
2019・7・15 雑誌「苦楽」収蔵分を追加する。
2020.2.9 「トルストイ研究 創刊號」関連事項を追加する。
戰ふばかりが人生ではない(卷頭言)」を発表する。 pid/11006829
2020・6・28 雑誌「少女倶楽部・雄弁・文学時代」の部分を追加する。
2020・7・1 雑誌「富士・農村文化」の部分を追加する。
2020・7・10 雑誌「婦人之友・婦人倶楽部・少年倶楽部」
部分を追加する。
2020・7・22 国会図書館デジタルコレクション1170件の追加と検証。
2020・10・16 「拓け満蒙」改題「新満州第3巻4号」関連を追加


西暦 年号 年齢     主 な 事 項
1888 明治21 5月3日 神奈川県津久井郡川尻村394番地 加藤泰次郎・ヌイの長男として誕生。
1889 22
1890 23
1891 24
1892 25
1893 26 このころ、祖父忠太郎から「古文真宝」や「唐詩選」などの漢詩文の素読を受ける。元旦試筆に呉融の「画山水歌」を書く。
1894 27 4月 川尻村立尋常高等小学校(尋常科四年、高等科四年)に入学。
1895 28
1896 29
1897 30 10
1898 31 11
1899 32 12 このころ「少国民」に初めて投書。つづいて「少年議会」などにも投書を行う。
1900 33 13
1901 34 14 12月末 失火で加藤家焼亡。
1902 35 15 3月 川尻小学校高等科卒業、久保沢郵便局見習い事務員となる。
6月 恩師千代延咸三郎(ちよのぶ かんざぶろう)に勧められ、検定で尋常科准教員免許状を受ける。
7月 准教員免許状を取得する。
8月 横浜市戸部尋常小学校准教員を命ぜられる。(月俸七円)
9月 横浜市戸部尋常小学校の補助教員として初めて児童の前に出る。あだ名「小僧先生」
  
   参考 エコキャップ活動で戸部小の子供たちが特別功労賞を受賞する 神奈川新聞 2013・6・12付より
1903 36 16

1904






1905

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38

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18
2月 日露戦争始まる。
3月 戸部小学校退職し帰郷する。
10月 小学校本科准教員免許状を受ける。
11月 神奈川県高座郡(現相模原市中央区)田名小学校准訓導となる。(月俸十円)
     当時の田名小学校は職員12名、11学級460名の児童であった。高等科准教員の加藤だが尋常3年生を担任した

10月、「新國民 2(1)」に田山花袋が「私の日光山」を寄稿する。Pid/1566459
11月、「新國民 2(2)」に喜田貞吉が「伊勢参宮」、田山花袋が「人類の始原」、平福百穂が「東郷大将と尾崎市長」を寄稿する。Pid/1566460
9月、「むさしの 5(4) 古今文学会」に「何のおもひ」を発表する。pid/1524892
大日本 / 中村星湖 / p1〜2    何のおもひ / 加藤武雄 / p39〜40     當麻曼陀羅 / 喜多大象 / p47〜48
1906 39 19 ○この頃より、畑久保の観音堂に集い「二月会」の活動をはじめる。
2月、佐藤禮助が、「新國民2(3/4)」に「龍の話」を寄稿する。Pid/1566461
3月 「文章世界」が創刊されると、しきりにこれに投書をはじめ、中村泣花(武羅夫)らと盛んに文通を行う。また、「中学世界」、「秀才文壇」、「万朝報」などにも、しきりに投書、罵禅、紅袖、紫袖、冬海、東階などと号し、中でも本名と冬海を最も多く用いる。
3月  藤村、「破戒」を緑陰叢書第一篇として自費出版
4月、「新國民3(1)」に「甲州の猿橋(挿画)」が掲載される。 Pid/1566464
5月、「新國民3(2)」に「中学講義録の内容/萬朝報」が掲載される。
                               内容未確認のため調査要 2017・11・15 保坂) Pid/1566465
9月、「新國民3(6)」に「猶太の論語」が掲載される。
                   (作者不明 内容未確認のため調査要 2017・11・15 保坂) Pid/1566468
10月、「新國民4(1)」に徳田秋声が「青年観」、小島烏水が「木曾路の話」を寄稿する。
  また、同号に「智慧と善悪 『猶太の論語』」が掲載される。
                   (作者不明 内容未確認のため調査要 2017・11・15 保坂) Pid/1566469
11月、小川愛川が「新國民4(2)」に「琵琶政策」を寄稿する。
                   内容未確認のため調査要 2017・11・15 保坂 Pid/1566470
1907 40 20 1月、小川愛川が「新國民 4(3/4)」に「動物の智情」を寄稿する。
                   内容未確認のため調査要 2017・11・15 保坂
   また、同号に「本會に對する中傷記事」・トルストイの「露西亜の喧嘩」が掲載される。
2月、小川愛川が「新國民 4(5)」に「動物の智情」を寄稿する。
                   内容未確認のため調査要 2017・11・15 保坂 Pid/1566472
4月、「新國民 5(1)」の口絵に「尾崎會長肖像」が掲載される。 Pid/1566469
4月、加藤東階のペンネームで「文章世界 2巻4号」に「胡蝶を袖に沸って」が「はがき文秀逸二位となる。また、同号に「哀調・春畫・子の希望する職業ほか」も発表する。
  胡蝶を袖に沸って
      相模津久井郡川尻村  加藤東階
 相模川の下り帆が霞んで來たよ。櫻の渡は花吹
雪がはげしからう。此頃の渡守は、あの白髭の爺
樣では無く、その美しい娘だそうだ。
 來たまへ。母が草餅をこしらへて御馳走します
とさ。小姓は美いちゃんも一所にお伴れなさるやう、
草摘みを致しませうからと申してゐます。
 春風の道二里、胡蝶を袖に沸って、來たまへ君!
5月、小川愛川が「新國民 5(2)」に「一意恵心」を寄稿する。 
                               内容未確認のため調査要 2017・11・15 保坂 Pid/1566475
6月、小林愛川のペンネームで「新國民5巻3号 大日本中学會」に「學問と注意力」を寄稿する。
  また、同号に、佐藤紅緑が「新派俳句」、烏水が「大磯」を掲載する。 pid/1566476
7月、愛川生が「新國民 5(4)」に「戦争雑話」が掲載される。
                             
 内容未確認のため調査要 2017・11・15 保坂 Pid/1566477
  
注、1906年〜1907年にかけて、小川愛川、小林愛川。愛川生と類似名が多く見られたため、参考ととして記述した。 2017・11・15 保坂
10月 津久井郡串川村根小屋小学校准訓導に転じる。(月俸十三円)
  
  旧根小屋小学校(当時は3階建だった)
〇この頃の加藤武雄、「加藤さんに出会うまで 斎藤(旧姓倉持)きく(談話)」より
 文士の卵ってどんな人かと、いろいろ想像をめぐらしながら根小屋に来ました。山本校長が「加藤君を紹介します」と呼ぶとね、身なりに無頓着な、痩せて背の高い青年が現れました。金ボタンの詰襟服だったと思います。私が「倉持でございます、どうぞよろしくお願いします」と頭を下げたらね、「ぼく加藤ですッ」とそりゃ剣もホロロの挨拶です。「ぼく加藤ですッ」そう言ったかとおもうと、いきなり隣の三疊の部屋へひっくり返って、足を天井に向けてね。『文章世界』という雑誌を読みはじめた。わたあしゃこれにはドキモ抜かれましたよ。加藤さんは風釆のだらしない、履物を片ちんばにはいても平気のような人でした。なんでも几帳面すぎて世話焼きな人よりも、わたしゃ無頓着な人の方が好きでした。校長は山本太三郎といってね、
宮ケ瀬の人で、四十いくつかの独身でした。複式授業は、一・二年生が裁縫の川井キクさん、三・四年生をわたし、五・六年生は加藤さんの受持でした。わたしは根小屋の中野の石井新蔵さんの離れに下宿しました。日曜なんか、加藤さんは弁当持って遊びにくるんですよ。障子張りなんかしていても、別に手伝うでもなし、一日中、あの近眼でぼんやり本なんか読んで、何もしないんです。新蔵さんが気を回して、四年生の石井ヒデという子〔孫?〕をよこしておく、監視役みたいなもんですね。何事もないんでヒデは退屈でしょうがない。新蔵さんは「クンシーィ、アヤウギニーィ、チカヨラーズーゥ」なんて大きな声で節をつけて仕事するおじいさんでした。おかしいのは、自分で何か言ったあと「ヘッヘッ、ヘーッ」と必ず付けるんですよ。久保田の方へ下る赤土の崖〔カラサワの坂か〕に、青年のいたずらでしょうか「加藤・倉持」なんて棒で書いてある。消しましょうと言っても加藤さんは平気なんです。「もっと書いた方がいいんだ」ってね。ある時加藤さんはこんなことを言いました。「ぼくは上京して新聞記者になって、ロシヤへ行ってトルストイを研究して・・・・・・きみはぼくのウデ〔腕前〕がわかんないのか!」ってね。−つずく− 安西勝著「冬海探求 第七号p13」より
12月 祖父忠太郎が68歳で没す。





1908





1909





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22
2月、加藤冬海のペンネームで、「文章世界 第三巻第二號」に「夕雲・田舎の教師より」を発表する。
  
   文章世界 3(2)

6月 川尻村川尻小学校准訓導に転じる。(月俸十四円)生徒の中に八木重吉がいた。
1910 43 23 4月 前田夕暮にすすめられ「秀才文壇」に「高原の冬」を発表、初めて原稿料を受ける。
                   注 明治42年説もあり、検討様子 「大衆文学大系17 S47年 年譜」より
8月、藤村、四女柳子出生、妻フユは産後の出血のため死亡。次兄広助の長女ひさ、次いで次女こま子が家事手伝いのため来訪する。
○この夏、上京を決意。その準備のために上京、中村武羅夫を訪う。
9月 川尻小学校を退職、10月中村武羅夫(24歳)を頼って上京、牛込喜久井町の真山青果留守宅に入る。次いでマッチ箱のような家、弁天(天神か?再調査要)町、そして榎町、中村・水守亀之助・石井漠(忠純)らと共同生活、新潮社の訪問記者となる。近くの早稲田南町には夏目漱石や小川未明が住んでいた。
    ー加藤武雄、この頃から中村武羅夫の薦めにより訪問原稿の執筆を始めるー
1911





1912




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大正元年





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5月 新潮社に正式入社、牛込白銀町の勝海館三階に下宿する。
資料 ○この頃、佐藤も中村も加藤が訪問記者には不向きであるとさとって、なるべく社内ででできる仕事を配慮し、また「文章講義録」の執筆や大日本中学会(会主河野正義、佐藤はその顧問)の仕事も回してくれた。その時点で何時しか加藤は新潮社に組み込まれたわけで、正規の入社などという改まったものでもなく、したがって明確な時目は決めようがない、というのが真相だろう。    安西愈著 「郷愁の人 評伝加藤武雄」 P105〜P106より

7月、浩堂生が「最後の一節」を「新潮社」から刊行する。  注 改訂本か 検討要 2017・11・12 保坂
 『新国民』連載の歴史小品は、一本にまとめて『最後の一節』と題され、四十五年七月新潮社から刊行された。縦十五センチ、横十一センチの袖珍判二百八十五ページ、定価三十六銭。著者名は表紙にも扉にもなく、奥付に「著作兼発行者佐藤義亮とある。わずかに中扉に「浩堂生稿」と見えるが、浩堂とは佐藤の別号であった。しかしこれが加藤武雄の筆先に成ったことは確実で、自分でも「僕が書いた最初の単行本だ」と後に明言している。それなのに自分の名を出さなかったのは、創作でないのを恥じたからか、それとも社長佐藤の抑止であったのか    安西愈著 「郷愁の人 評伝加藤武雄」 P112〜P113より
1913 2 26 3月 藤村、こま子との背徳の恋(新生事件)のため、留守宅を芝二本榎西町に移し、4月13日フランス旅行に出発。5月パリに入る。
4月、島崎藤村著作集「緑蔭叢書」の改刷刊行、4編の著作権を藤村の要求額2千円で購入、好調な売り上げをする。
    
 (春陽堂、佐久良書房が辞退したほどの常識外れの代価であった。 新潮社九十年図書総目録より引用)
4月17日 新潮社、島崎藤村の第一編 「破戒」改版
                第二編 「春」 改版
                第三編 「家」上「家」下改版
                第四編 「微風」を緑陰叢書第四篇として刊行する。
  資料@:「新潮社四十年」より「出版のおもひ出話」、「牛込矢来に移る」 98Pより 佐藤義亮
   (上略)当時、(中村武羅夫)氏は主として『新潮』の訪問をやり、私はそれを編集するのだったが、ある時、その訪問
   原稿の中に見慣れない文字がある。読むとその文章に新味があって、しかもよく整うている。これは誰が書いたのか
   と聞くと、今度相模から来た加藤という青年で、私のところにころがっている、という。その人に是非会いたいと言って
   来てもらったのは、加藤武雄氏だった。氏は間もなく入社したが、第一番に書いた藤村氏の『緑蔭叢書』の広告文は
   実に上出来で、私はひどく感心させられたことを、今もはっきり憶えている。
   それから文章の方面は、無条件で信頼して来たが、文芸出版について、加藤氏が陰から尽された功労は実に大き
   い。中村氏が雑誌に終始一貫して、三十年の努力を捧げられたことは、日本の雑誌界でただ一人であろうと思う。(下略)
 
                         昭和11年11月発行 新潮社
  資料A:島崎藤村著作集「緑蔭叢書」の中の「破戒」宣伝文
   浅間大麓の灰砂の谷に、若き日の熱と夢を葬りて、詩より物語に転ぜる著者が長篇の第一作たる比一偏は、時代の
   文芸未だ混沌として新しき気運の仄かに揺動せんとする間に向かって投ぜられ、わが新文芸の先駆として夙に世を
   騒がしたるもの也。丑松の閃え、お志保の嘆き、ある特殊の階級を描いて社会問題に触れ、信濃の地方色を鮮やか
   に写して郷土芸術の匂ひ豊か也。比一篇の為めに著者はいかに大いなる犠牲を払ひしぞ。三年間の労苦と困厄は、
   すべて比一篇の代償たりし事実に見ても、その尋常一様の作品にあらざるを知るべきなり。

4月、浩堂生が「六大新報 (498)」に「卒業生の前途」を寄稿する。 Pid/7941429
5月 田山花袋、「新潮」に「波の上」を発表。
5月、浩堂生が「六大新報 (500)」に「聯台議員顔ぶれ」を寄稿する。 Pid/7941431
5月、浩堂生が「六大新報 (501)」に「本所員の顔ぶれ」を寄稿する。 
Pid/7941432
5月、浩堂生が「六大新報 (502)」に「議員月旦」を寄稿する。 
Pid/7941433
5月、浩堂生が「六大新報 (503)」に「議員月旦」を寄稿する。 
Pid/794143
5月、浩堂生が「六大新報 (504)」に「運動員へ」を寄稿する。 
Pid/7941435
7月 新潮社、牛込区矢来町中ノ丸五十八号に家屋を購入、佐藤義亮上京19年目で初めて自家を持つ。
11月27日、佐藤義亮の媒酌で五十嵐花子(23歳)と結婚、牛込区矢来町に住む。
1914 3 27 3月、脚本「復活」を刊行。初日を控えて金策に奔走している芸術座の下村砲月に佐藤義亮が1千円を
  用立て、一世を風靡した「復活」が上演される。
3月、浩堂生の名で、「歴史小品 血煙」が「新潮社」から刊行される。(注 奥付 著作兼発行者 佐藤義亮 Pid 914648
義貞北國落 姉川の血渚
堀河夜討 鷹巣の義兵
山崎合戦 賤ケ岳の決戦
應仁の暗雲 七騎落
白河殿の炎 関ケ原決戦
川中島の兩雄 五月雨の長篠
鵯越(ひよどりごえ)の逆落し 碧蹄館(へきていかん)の大捷(たいしょう)
桶狭間の血雨 鳥羽伏見
利伽羅倶谷
参考 同本に記されていた「最後の一節」の宣伝文、(全文)
  『血煙』の姉妹篇を看よ!
歴史小説 最後の一節
浩堂生著     ▲定価 参拾五銭
第三版        ▲郵送料金四銭
 『血煙』を讀める人は當然の順序として『最後の一節』を誦せざる可からず。一巻約四十篇。英雄志士の悲壮沈痛なる最後を叙せるものにして、描くことに浩堂氏一流の美文学を以てし、字々精金路々美玉、詩味豊かにして色彩に富み朗々高誦するに足る。青年諸氏が近来希有の快著なりとして激稱するもの偶然に非ざる也。
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 最
 後
 の
 一
 節
 目
 次
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海底の都 (平家の人々) 天王寺の妖霊星 (北條の最後)
火輪の行方 (平 清盛) 土窟の闇 (護良親王)
燈籠大臣 (平 重盛) 聖蹟湊川 (楠 正成)
衣のたて (安部貞任) 天守閣の火 (大阪落城)
蕾四つ (為義の息) 世田谷の松籟 (吉田松陰)
高館の煙 (源 義経) 清水谷の難 (大久保利光)
鶴岡八幡宮 (源 実朝) 哈爾濱の鮮血 (伊藤博文)
  ※研究課題  加藤武雄と浩堂生との関連について、こうした著作は戦後の歴史小説「叛逆」への母体となるか  大正6年 発行の記録もあり
           また、『新国民』(国民中学会)との関連もあり内容を含め再調査が必要 17・11・12 保坂
11月 田山花袋、「新潮社 代表的名作選集 第三編」に「蒲団」を刊行、社員として田山家を初めて訪ねる。
7月 長男 恒雄誕生。
1915 4 28 1月  藤村が佐久良書房から「平和の巴里」を刊行する。
11月、芥川龍之介、「帝国文学」に「羅生門」を発表。
12月、藤村が、新潮社から「戦争の巴里」を刊行する。
○この年、小林愛川が「新国民 21(2)」に「如何にして叙景文に熟達すべき乎」を寄稿する。
1916 5 29 1月9日、新潮社から加藤武雄が久米正雄に手紙を送る。
謹啓 また御願いがあって比の手紙を書きます。ロマン・ロオランのトルストイ論の中の、最も面白いところを二十枚乃至二十五枚位まづ頂戴して、それを来月の新潮の巻頭にのせる事にさせて頂き度いと思います。それと成瀬氏に送って来た最初の手紙、写真なども拝借して同時にのせたいと思います。そうすれば翻訳の先取権もあきらかになり、広告にもなり、該翻訳の権威を知らしむるよすがともなろうかと存じます。右、至急に間に合わせて頂くように御願い出来ますまいか。・・・・いつも、あなたを煩わす事多く、申しわけ御座いません。
 資料 河盛好蔵は自著「作家と友情 昭和59年6月 新潮社」の中でこんな風に書いています。「(上略)いずれにしても加藤が「該翻訳の権威を知らしむる」云々と書いているのは、当時同じ本を詩人の福士幸次郎が既に訳していたからであると久米は書いている。ともかく「トルストイ論」は大部分を成瀬がやり、芥川が「アンナ。カレニナ」と「晩年」かの章を手伝い、久米が「戦争と平和」か何かの章を下訳して、成瀬の名で大正5年2月に出版された。<翻訳料は幾らだったか正確には覚えていない。何でも、25銭か30銭だったと思う>と再び久米は書いている。そして、このときの翻訳料を基金として第四次「新思潮」が創刊されたのであった。思えば、芥川、久米、菊池らを文壇にだすためにロマン・ロランが手を貸したわけで、これはわが国のロラン研究家の記憶しておいてよいことであろう。(下略)」
2月、第4次「新思潮」創刊。
  同人は、久米・菊池・松岡・成瀬・芥川の5名で、創刊号に発表した龍之介の「鼻」が漱石より激賞される。

第4次「新思潮」(大正5年2月15日発行)
  骨晒し(小説)……………………成瀬正一
  鼻(小説)…………………………芥川龍之介
  暴徒の子(戯曲)…………………草田杜太郎 (菊池寛のペンネーム)
  父の死(小説)……………………久米正雄
  罪の彼方へ(戯曲)………………松岡譲
3月27日 「新潮社」、島崎藤村「破戒」が縮刷版で刊行、昭和4年までに増刷五十版を重ねる。
4月  藤村、パリをたち、ロンドンを経て7月帰国する。
    
5月、新潮社が「文章倶楽部」を創刊する。
    小林愛川の名で「文章倶楽部 創刊号」に「文壇立志篇1 田山花袋氏」を発表。
6月、小林愛川の名で「文章倶楽部 第2号」に「文壇立志篇2 徳田秋声氏」を発表。
7月、小林愛川の名で「文章倶楽部 第3号」に「文壇立志篇3 小川未明氏」を発表。
8月、小林愛川の名で「文章倶楽部 第4号」に「文壇立志篇4 島崎藤村氏」を発表。
    同号に「一記者」が、「藤村氏と敏氏 −文壇時事−」も発表する。 
             「一記者」とは、小林愛川のことかは、再確認要 2017・10・29 保坂
    参考 同号の表紙に、「逝ける上田敏氏と帰朝せる島崎藤村氏」の写真と原稿か掲載される。
                              資料島崎藤村の年譜

          
       文章倶楽部 第4号と加藤武雄が書いたと思われるコマーシャル文。

9月、小林愛川の名で「文章倶楽部 第5号」、旧文壇立志篇欄に「N先生のビジョン」を発表する。
9月、「トルストイ研究」両誌の編集主幹となる。
   同月、処女作「土を離れて」を「新潮」に発表する。
      資料 「新潮 10月号」
新しき家
羽織
Yの幻影
無能力者
武者小路実篤
相馬泰三
長与善郎
豊島与志雄
脱却 
土を離れて

菊按摩
江島修
加藤武雄
谷崎精二
里見 ク
9月1日、新潮社から「トルストイ研究 第一號」が創刊され、小林愛川の名で「トルストイ雑話」を発表する。
  
 トルストイ研究 創刊号
「トルストイに傾斜するやうになったのは(全文)」/武者小路實篤
 私がトルストイに傾斜するやうになったのは、従兄と兄の御影です。従兄も兄も今にすれば別にトルストイでもありますまいが、私はそれからずっとトルストイの感化を受けてゐます。一時はトルストイの云ふことをそのまゝ信じ、友達に傳え、トルストイのものを譯するを一生の仕事とし、トルストイ主義の實行家にならないと人間「ではないやうに思ひましたが。今はそれ程ではありません。しかしトルストイを尊敬し、愛し、トルストイのものを讀むとか今更に強い感動を受けないわけにもゆきません。又今更に自分の生活のことや人類にたいする義務を考へないわけにはゆきません。トルストイの名を一番始めに聞いたのは今から十四五年前私の十七八の時の夏休に、従兄の家に避暑に行ってゐた時です。従兄はそれより八九年前に、火事や。やってゐたセメント會社がつぶれたので家をつぶしたので心を入れかへて起き上らうとしたので、生活をすっかりかへようと思って三浦半島の金田
と云ふ田舎に入込んでいまの所謂半農生活を始めました。そして道楽は勿論酒も烟草もやめました。そして畑をつくったり漁士と一緒に舟にのって漁をしたり裏の山を一人で切りひらいたりしてゐました。私達も夏ゆくと土呂運びを手つだはされて閉口したことがあります。叔父の處には三崎から牧師がよく来ました。坊主も来ました。三浦の御前と云ふとその近處では有名でした。さう云ふ境遇でしたから叔父はトルストイの「我が宗教」や「我懺悔」が出ると随分よろこんで讀んだものです。そしてトルストイの名はよく叔父の口にのぼりました。それで私もトルストイの本をよむやうになりました。兄もよろこんで讀んでゐました。/その後學習院の高等科になって、正月友達と南江堂に行ってレグラムの「ルチェルンと家庭の幸福」を買ってきました。その「ルチェルン」を兄が一晩でよんで翌朝起きるとすっかり興奮して實に面白いから是非よんでみろと云ふので、語學の力の非常に足りなかった自分も只の興奮に刺激されて一行にならし三四字づゝ字書をひいて毎日々々暇があるとよんで三十何頁の本を二十何日かゝてよみ上げてからすっかり感心しました。それからトルストイの本をむさぼりよみました。そしてよめばよむ程感心しました。そしてトルストイのない自分の一生は考へられないやうになりました。まだ云ひたい事がありますが之で。
扉/創刊号/トルストイの日記より
トルストイに関する思出 阿部次郎
露西亜文學に於けるトルストイの地位 昇 曙夢
おぼえがき 相馬御風
トルストイと日本の文壇 内田魯庵
トルストイの原稿
余は如何にしてトルストイを知り又は之に傾倒するに至りたる乎(諸家より得たる回答)
結論よりもポロセツス 森田草平 「生ひ立の記」と露語研究と動機 米川正夫
トルストイの不完全性 石坂養平 藝術家としてのトルストイ 久米正雄
メレジュコフスキーの「トルストイ」論を讀むまで 長谷川誠也 「光、闇に輝く」を見て 小山内薫
感想の一つ 加藤一夫 「我が宗教」と非戰論 安倍能成
偉大な力強い恩師の一人 長與善郎 ファミリアな感じ 江馬修
「藝術とは何ぞや」と「復活」と 本間久雄 トルストイに傾斜するやうになったのは 武者小路實篤
トルストイの墓に詣づるの記(パンクラアトフ) 播磨樽吉譯
ヤスナヤポリナヤの追憶 グセフ
藝術家時代と宗教家時代 廣津和郎
「トルストイ談話録」より 原島八束譯
「闇の力」と脚本家としてのトルストイ 中村吉蔵
「闇の力」梗概
トルストイ雜話 小林愛川
トルストイ年譜
人は何によって生くる乎 トルストイ
青年諸家のトルストイ觀 北島ひろし・東旅人・山口草二・榛葉信乃
編輯者より
(前略・6項略)▼夏目漱石先生からその質問に對しての次のやうな御返事を得た。こゝに公開させて頂く。「拝啓「トルストイ研究」といふ雑誌御發刊のよし結構に存候文壇の爲慶事と存候小生トルストイに就き一寸云ひ度き事右之候も唯今は其の時期に非ずと存候故今回は諸君の御高見を拝見する丈に止め置き申す可く候いづれ卑見公開の節は御一讀を煩はし度と存候先は右御返事まで   夏目金之助」 後(略・1項略) 
トルストイ會々報り
 (参考:同誌の末尾に掲載されていたトルストイ関連広告)
   

   
10月、小林愛川の名で「文章倶楽部 第6号」に「盲文豪」を発表する。
12月9日、夏目漱石死去。
1917 6 30    
           「新潮二十六巻第一号」 目次 
1月、加藤武雄「新潮」1月号に「芥川龍之介を論ず」と題し、「ひょっとこ」、「鼻」、「羅生門」等を論評する。また、同号に「鎮守祭」を発表。
2月、トルストイの三男、レオ・レオキッチ・トルストイが来日、帝国ホテル三階で加藤武雄が面会する。
2月、小林愛川の名で「文章倶楽部二月号」に「文章講壇 漱石の文章」を発表。
3月、小林愛川の名で「文章倶楽部三月号」に「文章講壇 新進八家の文章」と題し「里見ク・豊島与志雄・素木しづ子・谷崎精二・江馬修・相馬泰三・久米正雄・芥川龍之介」の8名を論評する。
3月、金子薫園が「文章入門叢書 第1編 誰でもわかる文章の作り方」を「新潮社」から刊行する。
   資料 同号に記された宣伝文 2題(全文)
 
「文章入門叢書1」に記された
明治大正文学早わかり」の宣伝文
@『文章入門叢書』の第二編には斯ういふ有益なものが出る 明治大正文學早わかり(近刊)
     
 ―著者は、『文章倶楽部』記者小林愛川氏―
文章を學ぶ人は、一般に文學といふものに對しても、一通りの知識を持ってゐなければならぬ。日本の現代の文學については是非一通り心得て置かなければならない。目下の文壇にはどんな作家がゐるか、それ等の作家にはどんな作品があり、又、どんな作風を有ってゐるか。而して又、現下の文學はどんな径路をとって發達して来たのか。文壇の現状と、その歴史とを十分に知ってゐなければいけない。勿論、文藝雑誌などを讀んでゐる中に、それ等の事は自然のみこめては來るだらうが、自然にのみこめるのを待つよりも、進んで系統的に書かれたものについて學ぶ方が手ツ取り早い。ところで、明治大正の文壇の歴史、又、現下文壇の大勢といふ様なものを、簡単でわかり易く、又十分に漏れなく書いた書は今迄に一冊も出て居なかった。そこで、今度此書を編んで 諸君に提供する事となったのである。此の一冊を忠實に讀みさへすれば、日本の文壇の過去現在は、掌を指すが如く明瞭にわかる。

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本篇は近来希有の好文字也。字々精金、語々美玉、色彩に富み詩味豊かなる筆を以て、英雄偉人の最後を叙す。悲壮沈痛の光景紙表に躍如として、読み来れば血涙の滂沱たるを禁ず能はざらしむ。亡びゆく人の悲しき運命に泣かんとする多感の士は、乞ふ来りて見よ。美くしき文章の範を得んとする人は亦速に看よ。
3月 小林愛川の名で「文章入門叢書 第2編 明治大正文学早わかり」を「新潮社」から刊行する。
      注意 表題が奥付では「文学早わかり」、表紙では「明治大正の文学早わかり」となっているので注意が必要。 
5月、「新進作家叢書 感謝」を「新潮社」から刊行する。(T13・6・20)
6月、芥川龍之介が「羅生門」を「阿蘭陀書房」から刊行する。
資料 後書「羅生門の後に」の中で「(上略)どうにか日の目を見るような運びになった。その三度目が、この中に入れた「羅生門」である。その発表後間もなく、自分は人伝に加藤武雄君が自分の小説を読んだと云う事を聞いたので、褒めたと云う事を聞いたのではない、けれども自分はそれだけで満足であった。これは自分の小説も友人以外に読者がある、そうして又同時にあり得ると云う事を知った始めである。(下略)」と記述する。
6月 「幸福な父親」を「新潮」に発表する。
8月 「彼等は笑う」を「新潮」に発表する。
7月 長女葉子生まれる。
11月 「闇入道」を「早稲田文学」に発表。 
11月、「早稲田文学 [第2期] (144) 早稲田文学社」に「闖入者(小説)」を発表する。pid/11007196
    
自由詩の理論と効果/川路柳虹 / 50〜58  良寛遺跡めぐり(紀行)/相馬御風 / 59〜67
12月、「新公論 32(13);12月號 新公論社」に「高原の春」を発表する。 pid/11005556
    露國の大クーデターと國運の前途/長瀬鳳輔  貴衆両院の有望少壯人物/室伏高信
12月 「高原の春」を「新公論」に発表。
12月 「叛逆者」を「新潮 27(6)」に発表する。pid/3419071
○この年、「歴史小品 血煙」を「新潮社」から刊行する。 
                    注:大正3年「浩堂生」ノペンネームで新潮社から刊行しています。 検討要 2017・10・29 保坂

○この年、小林愛川が「新国民 24(4)」に「勤勉と知識とは 遂に世界を征服す」を寄稿する。
1918 7 31 2月 「遺留品」を「科学と文芸」に発表。
3月 「村の理髪屋」を「読売新聞」に発表する。
5月、「新公論 33(5);5月號 新公論社」に「田舍ヘ師」を発表する。 pid/11005561
   
 また、同号にK板勝美が「國立博物館について」を発表する。
7月 鈴木三重吉が「赤い鳥」を創刊する。
8月 柳田国男ら郷土会一行が津久井郡内郷村を踏査。

9月 「出発」を「文章世界」に発表する。
10月 「新潮」に「歴史小説に就いて」と「母となる日」を発表。
12月 「郷愁」を「文章世界」に発表する。
○この年、金子薫園が、「文章入門叢書 第3編 練習の実際よい文悪い文」を「新潮社」から刊行する。
1919 8 32 1月、「新公論 34(1);新年號 新公論社」に「野を吹く風」を発表する。 pid/11005569
新ロシヤ文學と農民問題/昇曙夢   實朝の萩の花の歌/高M虚子 /
1月 「トルストイ研究」が通巻29冊で終刊となる。
1月 「野を吹く風」を「新公論」に発表。
2月 「郷愁」を「文章倶楽部」に発表。
3月 次女節子生まれる。
4月 「小さき謀反人」を「新潮」に発表する。    
6月 「鳴咽」を「文章世界」に発表する。
6月、「雄弁 10(7);6月號 大日本雄弁会講談社」に「みじめなる戀の話(小説 )」を発表する。 pid/11006685    
※「みじめなる戀」は誤記か「みじめな」か? 確認要 20202・7・21 保坂
   また、同号に谷崎潤一カが「富美子の足(小説)」を発表する。
7月、「新公論 34(7);7月號  新公論社」に「寂しき道」を発表する。pid/11005575
    
支那に於ける排日運動/本誌主隼   支那に於ける排日暴動と其の對應策  排日的心理の解剖/寺尾亨   
    
排日運動の底を流るゝ謬想/稻葉君山  
9月 「手」を「大観」に発表。
9月 「土の匂ひ」を「新潮」に発表する。
10月、「早稲田文学 [第2期](167)早稲田文学社」に「愛犬物語(小説)」を発表する。 pid/11007219
   また、同号に木村毅が「新著月旦(加藤武雄氏の『ク愁』)」を発表する。 
愛犬物語(小説)/加藤武雄    詩五篇(詩)/白鳥省吾   路上素畫(隨筆)/吉田絃二カ    
日本美術史上の革新運動の變遷(評論)/古川修    農村に於る勞働問題(評論)/石坂養平 /
二科會美術院合評/森口多里 ; 古川修 /   文科主義の惱み(評論)/西宮藤朝 /
社會問題として美術對民衆/高安月郊 ; 有島武カ ; 石井柏亭 ; 中村不折 ; 有島生馬 ; 久米桂一カ ; 齋藤與里

帝國美術院の設立/森口多里    新著月旦(加藤武雄氏の『ク愁』)/木村毅   帝國美術院の設立及規定/ /
帝國美術院の會員/ /   任命された帝國美術院展覽會審査員/ /    二科會授賞者と美術院の新同人/ /
裝飾美術家協會設立/ /  樂友會の設立/ /
10月、第1創作集「郷愁」(十二編収録)を「新潮社」から刊行。pid/959533  閲覧可能
   
収録作品名 作月 収録作品名 作月
嗚咽 大正8年4月 闖入者 大正6年8月
母となる日 大正7年3月 土を離れて 大正5年8月
郷愁 大正7年12月 小さき謀反人 大正8年3月
出発 大正7年6月 土の匂ひ 大正8年7月
筏の上 大正7年10月 大正8年1月
寂しき道 大正8年5月 みじめな恋の話 大正7年12月

11月 加能作次郎が「新潮」11月号に「郷愁」を「救いを求むる心」と題して論評。
11月 「父の上京」を「雄弁」に発表。
12月 「口笛」を「文章倶楽部」に発表。
1920 9 33 3月、「新公論 35(3);3月號 新公論社」に「夜霧」を発表する。 pid/11005583
3月 「生別死別」を「太陽」に発表。
4月 「平凡非凡」を「新時代」に発表。
5月、「早稲田文学 [第2期] (174);早稲田文学社」に「上總の娘(小説」を発表する。 pid/11007226
6月 「不幸な娘の話」を「文章世界」に発表。
7月 第二作品集「夢みる日」(十五編を収録)を「新潮社」から刊行する。閲覧可能 pid/962138 
   
所収されている「合掌」は、「文章世界」菖蒲号(明治43年5月)に応募したした小品第二席入選「下田の地蔵」が原型。 
愛犬物語 / 3
過ぎゆく日 / 31
嫁 / 51
村の理髪店 / 69

知らぬ世界 / 79
憂鬱 / 85
夜霧 / 109
林の小鳥 / 133
日曜日の小事件 / 145
合掌 / 165
万年筆 / 173
はげあたま / 181
生別死別 / 197
接吻 / 229
上総の娘 / 237
9月 最初の長篇「悩ましき春」を前田晃先生の口入で「福岡日々新聞」に連載する。
10月、「早稲田文学 [第2期] (179); 早稲田文学社」に「或る父と子(小説)」を発表する。 pid/11007231
新興美術の二大恩人フエノロサと芳崖(論説)/梅澤和軒 / 55〜67   最近創作壇の收穫(論説)/宮島新三カ / 96〜102
詩の時代(論説)/川路柳虹 / 90〜95
10月 「兄弟」を「新潮」に発表。
11月 田山花袋、徳田秋声の生誕五十年を祝い、大正文壇の中心的作家三十三名の短篇を収めた
   「現代小説選集」を刊行。初版一万部の印税の中から三千円を両氏に贈る。
   資料 「現代小説選集」の作品と三十三名の顔ぶれ
理学士
狂へる妹
厄年
自信
ある敵打の話
姉への手紙 
思はぬ変事
身の上話
夏籠
初しぐれ
死人のかをり
島崎藤村
中村星湖
正宗白鳥
相馬泰三
菊池寛 
吉田絃次郎
小川未明
久米正雄
室生犀星
 近松秋江
白石実三
  途上
  南京の基督
  常子の手紙 
  祭の日
  祖 母
  労働者の子
  遼河の夜  
  良太郎の移転
  馬 
  初年兵谷川 
  盗まれた白鳥の話
谷崎潤一郎
芥川龍之介
有島生馬
水上滝太郎
加能作次郎
豊島与志雄
江口渙
水守亀之助
 中戸川吉二
細田民樹
 
佐藤春夫
   雪の夜話
   山
  紫の皿
  白仁氏の一日
  彼の情熱 
  九月□ 
  浮世の法学士
  遁走
  出発
  山上
  卑怯者  
里見ク
藤森成吉
上司小剣
谷崎精二
広津和郎
久保田万太郎
宇野浩二
葛西善蔵
加藤武雄
田中純
 有島武郎 
12月 「新潮」に「「チリコフ選集」を読む」を発表。
12月、「少年倶楽部 7巻16号」に「少年小説 大工大來」を寄稿する。所蔵 国会図書館Pid/1758631   
  また、同号に三木露風が「雪のかもめ(小年詩)」を発表する。 
1921 10 34 1月 「終列車」を「新文学」に発表。「仙太の恋」を「国粋」に発表。
2月、「小説倶楽部 5(2) 民衆文芸社」に「拳―(小説)」を発表する。pid/1479983
3月 「澄江の面影」を「太陽」に発表。
3月 第三短編集「処女の死」(十一編を収録)を「新潮社」から刊行する。閲覧可能 pid/1899800 
美紗子とその妹 / 城が島 /子供を打つ話 /仙太の戀 /N先生のビジョン /母 /或る夕の事 /父 /平凡非凡 / 小品十一 / 處女の死 / 終列車
5月 「奇禍」を「新潮」に発表。
     
(注 禍は示ヘンが正解で漢字変換ができませんでした。 きか:思いがけない災難。奇福は反対語)
5月 「隣の話」を「純情」に発表。
6月、「小説倶楽部 5(6) 民衆文芸社」に「犧牲―(小説)」を連載する。pid/1479987
    
鶇―(民謠) / 野口雨情
6月1日、「悩ましき春」を「新潮社」から刊行する。閲覧可能 pid/2208566 
    その作風により「郷土芸術家」と呼ばれる。
   同年、「薬草の花」を「国粋」に発表。
7月、「早稲田文学 [第2期] (188);早稲田文学社」に「母と娘
(小説)」を発表する。pid/11007240
    
松本たひらの一部落/窪田空穗 / 12〜19
7月、相田隆太郎、「文章倶楽部 第6巻第7号 7月1日発行」に「悩ましき春」を読んで」を発表。
(省略)この作は自然主義勃興時代の記念としても又人間の動乱多き青春の記録としても、何れの価値をももってゐる長篇である。夢想憧憬愛愁等、青年時代の感情は凝ってこの一巻にある。まことに「悩ましき春」一巻は、青春の幾多の感情を渾融した大いなる詩である。多感で、内気で、しかも覇気に富む多くの文学青年は、この書に依って好箇の代弁者を得たといふも敢て過言ではあるまい「かなしみも、夢はたのしく、よろこびも、うつつは苦し」と身に沁みて感じた山岡は、この青春の幻滅と哀歓の彼方に、更に如何なる「夢」を見出すであろうか。
月、「少年倶楽部 8巻8号」に「地獄城の快挙(痛快小説)」を寄稿する。所蔵 国会図書館Pid/175852
    威風颯爽 夏知らず 極東オリンピック大會(寫真版 )エベレスト探檢 / 前川巴浪   アマゾン 河探檢旅行記 / 永田稠
8月 三女敏子生まれる。
9月、「婦人之友 15(9 婦人之友社」に「短篇小説 澄子とその夫」を発表する。pid/3562440
   
太平洋會議に就て / 吉野作造 / p26〜33
9月、「小説倶楽部 5(9) 民衆文芸社」に「蘇生の日―(長篇小説)」を連載する。pid/1479990
9月、「鳥の歌」を「野依雑誌」に発表。
10月 「幸福の国へ」を「太陽」に発表。
11月 「花嫁」を「国本 1(11) 国本社」に発表する。pid/1539487
    また、同号に高村豊周が「帝展の彫刻を觀る」を発表する。
11月、「小説倶楽部 5(11月特別戀愛問題號)(11) 民衆文芸社」に「蘇生の日―
(長篇小説)」を連載する。pid/1479991
    
選後の感 / 吉田絃二カ / あらはれし戀―(民謠) / 野口雨情
12月 「河内屋与兵衛」を「大観」に発表。
12月、母來居主人が「逓信協会雑誌 12月(162) 逓信協会」に「文壇の新人加藤武雄氏を訪ふ」を発表する。pid/2776463
12月、「小説倶楽部 5(12) 民衆文芸社」に「蘇生の日―
(長篇 小説)」を連載する。pid/1479992
     
畑の土―(民謠) / 野口雨情
〇この年、「人間 3(1) 人間社出版部」に「人及び藝術家としてのコ田秋聲氏―(評論) / 近松秋江 両大家に就て」を発表する。pid/1890204
1922 11 35 1月、「逓信協会雑誌 1月(163) 逓信協会」に「創作」を発表する。pid/2776464
1月〜12年6月迄、河井酔茗のすすめにより「久遠の像」を「主婦之友」に連載する。
1月、「婦人之友16(1)  婦人之友社」に「文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562444
2月、「婦人之友16(2)  婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562445
   
寫眞版 ライシヤワ夫人と愛兒児) 
2月、「雄弁 13(2);2月號 大日本雄弁会講談社」に「豚」を発表する。  pid/11006717
3月、「小説倶楽部 6(3) 民衆文芸社」に「蘇生の日―(長篇小説)」を連載する。pid/1479993
    龍介と乞食―(小説) / 小林多喜三
3月、「婦人之友 16(3) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像 」を連載する。pid/3562446
4月、「國學院雜誌 = The Journal of Kokugakuin University 28(4)(332) 國學院大學」に「自然の發達進化に任せふ」を発表する。 pid/3364975
4月、「小説倶楽部 6(4) 民衆文芸社」に「蘇生の日(長篇小説)」を連載する。pid/1479994
    夢――(民謠) / 野口雨情
4月、「婦人之友 16(4) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562447
    詩  蕭(しめ)やかなる時 / 三木露風
5月、「小説倶楽部 6(5) 民衆文芸社」に「蘇生の日―(長篇小説)」を連載する。pid/1479995
5月、教育學術研究會編輯「小學校 : 初等教育研究雜誌 33(5)臨時増刊号 同文舘」に「今日の創造のために」を発表する。 pid/11186080

5月、「婦人之友 16(5) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562448
5月 第四短編集、「幸福の国へ」(十二編を収録)を「新潮社」から刊行する。閲覧可能 pid/970144
幸福の國へ / 奇禍 / 藥草の花 /春畫 /復讐 /拳 /遺留品 / 小品三つ /花嫁 /妻の云ひ分 / 或る童話作家 / 約婚 / 河内屋與兵衛
5月28日 「中編小説叢書16 都会へ」を「新潮社」から刊行する。
6月、「婦人之友16(6)  婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562449
7月、「婦人之友 16(7) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。/pid/3562450
7月7日付、「報知新聞」に芥川龍之介著、「庭」についての文芸評論を行う。
七月文壇の一警(一)
『庭』(中央公論)は、芥川龍之介氏の作としては、とり立てていうほどのものではない。一つの庭を中心として、信州辺の一豪家の没落の歴史を、かなり広い視野にとりいれつつ描いている。小幅の裏によく千山万水を描き尽したのは、さつがに芥川君の才筆とうなずかれるが、僕にいわせると、やはり、あの次男が庭いじりをやめるところだけを細写した方がいいと思う。あの悪疾に蝕(むしば)まれた身体を、長い間の流浪の旅から故郷に齎(もたら)した男が、ふと、思い立って廃園の手入れをまじめるーーそして、そこに失われたる夢を築こうとする、これだけ書けばいいと思う。(略)次男が、母の謡を聞きながら、ふと、庭つくりを思い立つあの重要な契点が、『次男は無精髭の伸びた顔に、いつか妙な眼を輝かせていた』と一語で道破されているのも、少し物足りない。こういうリアリスチックな作風であるだけに、実感の不充足が眼立つのである。
                    芥川竜之介全集6巻 1968 角川書店 「同時代の批評」より
7月、「金星堂名作叢書 ; 第30 彼女の恋人」(短編四編を収録)を「金星堂」から刊行する。閲覧可能 pid/962456
みじめな恋の話 / 無花果 / 三宅先生とその子 / 彼女の恋人
8月、「婦人之友 16(8) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。/pid/3562451
8月5日付、「報知新聞」に芥川龍之介著、「六の宮の姫君」についての文芸評論を行う。
八月文壇漫評(三)
 芥川龍之介氏の『六の宮の姫君』(表現)。里見氏の『截紙刀』が、近くで見る活動写真ならば、これは、新しく書かれた土佐絵というところ。御両人ともに、すぐれたる絵画的描写家であるが、彼は動を写して巧みに、これは静を描いて妙であるとでも申すべきかのもう一つの対句で申そうならば、彼は世話に砕けた人情話になり過ぎ、これは、概念が勝っていささか寓話めく。実際、この作には、すこしく、哲学が浮き過ぎた憾
(うら)みがあるように思う。『あれは地獄も極楽も知らぬ、腑甲斐(ふがい)ない女の魂でござる』という落ちが、理屈に落ちている憾みがあるように思う。
                    芥川竜之介全集6巻 1968 角川書店 「同時代の批評」より
9月、「婦人之友 16(9) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562452
9月7日付、「報知新聞」に芥川龍之介、「お富の貞操」についての文芸評論を行う。
九月文壇の作品(一)
 芥川龍之介氏の『お富の貞操』(改造)は、相変わらず上手にかかれているが、先月の『六の宮の姫君』よりも、もっと説明的で、抽象的である。この作者の、極めて正確な線と、鮮明の色彩とで描かれた絵画的描写ーーつまり、外面的な描写は、その人物の内面的心理によって十分に裏付けられていない。そのために、外面的描写が精巧であればあるほぞ、読む方の歯痒(はがゆ)さは一層である。これは、芥川氏の作として明かに失敗の作であろう。
                   芥川竜之介全集6巻 1968 角川書店 「同時代の批評」より
9月9日付、「報知新聞」に芥川龍之介、「おぎん」についての文芸評論を行う。
九月文壇の作品(三)
 芥川龍之介氏の『おぎん』(中央公論)は、きりしたん物である。短いものだが、これはいい作だ。わたし一人、
はらいその門に這入ったのでは申訳がない、やはり地獄の底へご両親の跡を追って行こうというおぎんの心持、はらいそへ参りたいのではない、ただあなたのお供をするのだとというおすみの心持ーーその心持と、一筋にはらいそを望む孫七の心持との対立において、作者は、かなり深いところに触れている。悪魔などを持ち出して、お伽話じみた気分を添えなかった方が、かえって効果的ではないかと思う。
    はらいそ:Paraiso(ポルトガル語) 楽園、天国    岩波書店 日本思想体系25 キリシタン書 P8より
                    芥川竜之介全集6巻 1968 角川書店 「同時代の批評」より
10月、「婦人之友 16(10) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562453
  
詩 凉しい夏 / 三木露風
10月 フィリップ十三周忌記念講演会が神田の明治会館で行われる。

10月8日付、「報知新聞」に芥川龍之介、「百合」についての文芸評論を行う。
十月の雑誌から(二)
 同じく、「新潮」、芥川龍之介氏の『百合』は未完物だが、少年の心持はよく書けている。ただし会話がなってない。

                    芥川竜之介全集6巻 1968 角川書店 「同時代の批評」より
10月、「早稲田文学 [第2期] (203); 早稲田文学社」に「感謝(小説)」を発表する。[早稲田文学社] pid/11007253
    二人の小僧(小説)/中村星湖 / 2〜13  烏帽子岳の頂上(紀行)/窪田空穗
11月、「婦人之友 16(11) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562454
詩 琉球譜 / 佐藤惣之助
11月〜12年6月迄、「見えぬ太陽」を「国民新聞」に連載する。
    
(後に「東京の顔」と改題)、これから家庭小説家として次第に有名になる。
12月、「婦人之友 16(12) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562455
1923 12 36 1月、「婦人之友17(1)  婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562456
1月 「花袋全集 全12巻」が「花袋全集刊行会」より出版される。
2月、教育學術研究會編輯「小學校 : 初等教育研究雜誌 34(10)  同文舘」に「ヘ育と文藝」を発表する。pid/11186098
2月、「婦人之友 17(2) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562457
3月、「婦人之友  婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562458
3月 「新潮」3月号に「祭の夜の出来事」を発表。
4月、「婦人之友 17(4) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562459
   
農村婦人の藝術ヘ育と山本鼎氏 / 龍華樹  長詩 月の歌 / 三木露風 
4月、「独立詩文学 第2年(2) 純正詩人協会」に、記念号の感想を寄せる。pid/1516554
第五週年記念號の言葉 / 中山伸
詩の爲に説く――シエレー詩論 / 關康カ
倦怠に咲く花――詩五篇 / 中山伸
愛するものへ――詩三篇 / 件野憲
詩壇の民主的傾向に就いて――評論 / 中山伸
詩を愛せよ / 河井酔茗
小鳥逹は去つてしまつた――詩二篇 / 柳亮
孤獨の部屋に訪るる者――詩二篇 / 吉田浩三
リヒヤルト・デーメル三篇――デーメル / 藤森秀夫
美しき猛獸――詩八篇 / 岩佐ョ太カ
冬の日の散歩――詩五篇 / 荒川元
記念號に――感想 / 宵島俊吉 ; 大譯貞吉 ; 加藤武雄
共君今夜不須睡――短歌十二首 / 沙塘
粉雪――短歌五首 / 中西園子
寥雨抄――短歌十一首 / 吉田浩三
抒情歌篇――短歌十一首 / 伊藤繪津
詩壇時論 / 伊藤繪津
森の夜試演雜感 / 中山伸
編輯後記
同人消息その他
裝幀 / 柳亮

5月、「婦人之友 17(5) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。pid/3562460
6月、「婦人之友 17(6) 婦人之友社」に「長篇小説 久遠の像」を連載する。-pid/3562461
     雨 / 野口米次カ  
6月15日、「太陽29巻8号 日本山水大觀
 博文堂創業第六周年記念」に「男鹿半島」を寄稿する。
6月 「出発」を「現代小説選集 新潮社」に発表する。
「田山花袋、徳田秋声の生誕十年記念」関連
7月、「文芸春秋 1(7)文芸春秋社」に「卓上小閑」を連載する。pid/3197526
7月、「久遠の像」が「新潮社」から刊行される。
8月、「文芸春秋 1(8) ,文芸春秋社」に「卓上小閑」を連載する。pid/3197527
    侏儒の言葉 / 芥川龍之介   此頃私は悲しくなつた / 高群逸枝     日露婦人交歡會 / 生田花世 /
9月1日 関東大震災、死者9万1802人、行方不明4万2267人。
11月、山本文三が、「聚英閣」から「大地」を刊行、序文を寄せる。 国会図書館pid/979289
〇この年、「学級文庫 高等科用 後 学級文庫刊行会」に「第四九編 政夫と濟光號」を発表する。pid/1717825
○第三一編 福の神の正體…(宇野浩二)
○第三二編 敵討…(谷崎潤一郎)
○第三三編 相思鳥と[鷄]…(細田民樹)
○第三四編 人見明神…(齊藤佐次郎)
○第三五編 平凡…(長谷川二葉亭)
○第三六編 地獄極樂…(長田秀雄)
○第三七編 武者修業…(藤野英次)
○第三八編 惡い王樣と禍の話…(竹内省夫)
○第三九編 新譯伽羅先代萩…(政岡忠義の[段])
○第四〇編 狼と牡牛との戰…(菊池寛)
○第四一編 國分寺村と法華寺村…(沖野岩三郎)
○第四二編 鼻きき源兵衞…(森田草平)
○第四三編 筒袖時代…(稻葉翠浪)
○第四四編 時計のない村…(小川未明)
○第四五編 腰拔武士…(小島政二郎)
○第四六編 俺は大臣になるのだ…(岡本瓊二)
○第四七編 歐洲大戰亂…(野口陽城)

○第四八編 田舍物語…(北村壽夫)
○第四九編 政夫と濟光號…(加藤武雄)
○第五〇編 孝子の命…(下山つとむ)
○第五一編 十一人の影法師…(湯淺まさを)
○第五二編 奇術師の行衞…(植松壽樹)
○第五三編 三人の百姓…(秋田雨雀))
○第五四編 少年と魔女…(楠山正雄)
○第五五編 蟲眼鏡…(與謝野晶子)
○第五六編 不思議な石…(水島爾保布)
○第五七編 幼年時代…(室生犀星)
○第五八編 [お馬]…([鈴木三重吉])
○第五九編 母の祈り…(中村星[潮])
○第六〇編 藤樹と蕃山…(加藤盛一)
1924 13 37 1月 「「新潮」の功績」を「新潮新年号」に発表。
1月、「文芸春秋 2(1)」に「さし出口」を発表する。pid/3197529
1月、「主婦の友 8(1);新年特別號 主婦の友社」に「
小説(長篇小説)新生」を連載する。pid/10340773
私の新年言志 : 七十三氏執筆/川路柳虹 ; 加藤武雄 ; 安倍能成 ; 遠山五郎 ; 藤森成吉 ; 上杉愼吉 ; 河竹正繁俊 ; 水島爾保布 ; 宮田修 ; 沖野岩三カ ; 澤柳政太カ ; 蜷川新 ; 生方敏カ ; 大野隆コ ; 倉田白羊 ; 岡本綺堂 ; 河井醉茗 ; 土田杏村 ; 谷本富 ; 佐々木信綱 ; 野口雨情 ; 山室軍平 ; 三宅やす子 ; 三ヶ島葭子 ; 小川芋錢 ; 長谷川昇 ; 邦枝完二 ; 日夏耿之介 ; 高木長葉 ; 淡島寒月 ; 上原靜子 ; 原阿佐緒 ; 稻毛詛風 ; 白鳥省吾 ; 上司小劍 ; 生田春月 ; 佐々木邦 ; 石丸梧平 ; 永P義カ ; 加藤一夫 ; 近松秋江 ; 橋田東聲 ; 岸田劉生 ; 鷹野つぎ ; 山本鼎 ; 大村嘉代子 ; 深作安文 ; 高安月郊 ; 本多靜六 ; 吉井勇 ; K田重太カ ; 紀平正美 ; 尾上柴舟 ; 佐藤惣之助 ; 本間久雄 ; 蒲原有明 ; 森律子 ; 原阿佐緒 ; 安部磯雄 ; 山村耕花 ; 高安六カ ; 相馬泰三 ; 平沼淑カ ; 金子梔 ; 内田魯庵 ; 三津木貞子 ; 高木鏡湖 ; 小林愛雄 ; 荻原井泉水 ; 五來素川 ; 西條八十 ; 福士幸次カ ; 桑田芳藏 ; 昇曙夢
小鳥の流行と飼方の心得/本誌記者
1月〜12月 「新生」を「主婦之友」に連載する。
1月 「東京の顔」(「見えぬ太陽」改題)を「新潮社」から刊行する。 閲覧可能 pid/979316
2月、「主婦の友 8(2);二月號 主婦の友社」に「(長篇小説)新生」を連載する。pid/10340774
2月、「雄弁 15(2);2月號 大日本雄弁会講談社」に「自然の力人間の力」を発表する。 pid/11006740
更始一新/山川均
誰の東京?誰の日本?/山川菊榮
大都會の繁榮と國家の將來/有馬ョ寧

3月、「文芸春秋 2(3),文芸春秋社」に「斷片語」を発表する。pid/3197531
3月、「主婦の友 8(3);三月號 主婦の友社」に「小説(長篇小説)新生」を連載する。pid/10340775
3月 「
(中篇小説叢書 ; 第16) 都会へ」を「新潮社」から刊行する。 閲覧可能 pid/969976
4月、「主婦の友 8(4);四月號 主婦の友社」に「(長篇小説)新生」を連載する。pid/10340776
4月、「婦人之友 18(4) 婦人之友社」に「現代婦人風俗批判 婦人の服裝について」を発表する。/pid/3562470
   家庭の一茶 / 荻原井泉水  文藝欄 長篇小説 結婚の幸福 / トルストイ ; 米川正夫
5月、「雄弁 15(5);5月號 大日本雄弁会講談社」に「英雄にして神仙」を発表する。pid/11006743
人間味の豐かな良ェや一[茶]/奧むめお 善導せらるゝもの/山川均
6月 「新進作家叢書36 感謝」を「新潮社」から刊行する。閲覧可能 pid/932971
自働車 / 嗚咽 / 感謝 /K髪 / 鷄 /お輕の死 / 秋
6月、「主婦の友 8(6);六月號 主婦の友社」に「(長篇小説)新生」を連載する。pid/10340777
7月〜12月 「珠を抛つ
(たまをなげうつ)」を「朝日新聞」に連載する。 
7月、「文芸春秋 2(6) ,文芸春秋社」に「雜感」を発表する。pid/3197534
    雜感 / 加藤武雄   民謠三つ / 生田花世
7月、「主婦の友 8(7);七月號 主婦の友社」に「(長篇小説)新生」を連載する。pid/10340778
7月 「廃園の花」を「大阪サクラヤ書店」から刊行。 閲覧可能 pid/982457 
愛と結婚 / 歸國 / 型通りに / 讀み了へぬ物語 / 人妻 / 二匹の犬 /運命の前に / 愛着 / 兄の戀人 /再び會ふ日 / 消えぬ過去 /道理と道徳 / 山の温泉塲で / 繪すがた / 雪の宵 / 自由を求めて / 影の如く / あまりに弱き / 夜行列車 /突發事 / 職業婦人 /心の破産者 / かくれ家 / 闖入者 /タンホイゼル /小惡魔 /母となる日 /燃ゆる命 /愛と死 / 生ける屍 /廢園の花
9月 神奈川県青年団聯合会、発行の「武相の若草 創刊号」に「第一歩」を寄稿する。
9月、「主婦の友 8(9);九月號 主婦の友社」に「(長篇小説)新生」を連載する。pid/10340779
10月、「文芸春秋 2(9)文芸春秋社」に「自分のこと」を発表する。pid/3197537
10月、「主婦の友 8(10);十月號 主婦の友社」に「小説(長篇小説)新生」を連載する。pid/10340780
10月、「感想小品叢書 9 わが小画板」を「新潮社」から刊行する。pid/1899852 閲覧可能
    ※その中の「私のお伽噺」が大正15年、「鍬と小判」に改題、中学教科書に掲載される。
我が小畫板 / 小品八つ / ヒロイズム / 夢 / 手紙 /村芝居 / 上草履 / 1波川夫人 / わかれ / 馬車の上 / 娘 / 寶石の夢 / 藷ぬす人 / 無花果 /卓上 / 或日の客 /烟霞抄 / 男鹿半島 / 會津小記 /旅のノオトから /みさごの夢 /鳴子温泉 / C澄山 / 文壇の一隅にて / 地方文學と都會文學 /隨筆と小説 /文藝の社會的浸潤 /階級藝術について / 斷片語 /才 / 農民 / 作家の意識 /イバネスとボオエル / チエホフ / 夢想 / 偏倚性の尊重 /小説家的幻想 /藝術と普遍性その他 / 藝術と實行 / 彼等は笑ふ / 卓上小閑 / 卓上小閑 / 私の「お伽噺」 /「方丈記」その他 /お七 /口笛 /かけす / 不幸 /靴墨の匂ひ /鋤禾日當午 / 夢の話 /惡夢 / 偶然の死 / 春 / 私の好きな作家 /祭りの頃 /彼岸過ぎ
10月 「安成二郎著 夜知麻多」が「草木屋出版部」から刊行され「跋」を寄せる。
11月、「主婦の友 8(11);十一月號 主婦の友社」に「小説(長篇小説)新生」を連載する。pid/10340781
11月 「矢車草」を「宝文館」から刊行する。 pid/1016778 閲覧可能 

矢車草 / 1
銀の筥 / 109
約婚 / 139
千代子の思出 / 171
小品三題 / 183
桃の實 / 184  波川夫人 / 190   車上 / 195
11月25日、「第六短編集 祭の夜の出来事」(十六編収録)を「玄洋社」から刊行する。pid/982583
祭の夜の出來事 /五平の失策 /幻を抱いて / 沈默 /二つの世界 / 道伴れ / 一つの事實 / 妻 / 親友 / 裏切 /或る賣笑婦の話 / 敵手 /悲劇 / 東華堂の死 /夜風 / 毋 /卷末に
11月 「楝獄の火(「新生」の改題)」を「大阪屋号書店」から刊行する。閲覧可能 pid/982620
昔がたり /夜會の後 /秋の薔薇 /挑み / 雪の宵 /悶え / 告白 /受難の人 / 鋼の假面 /兩頭の蛇 / 路上 / 怖ろしき夢魔 / 棘の鞭 / 三本の絲 / 月の囁き / 三十年前 / 輪廻 / 克ち得るか /秋夕夢 / 悲しき醉どれ / 病院の灯 /心の深淵 / 相剋するもの / 父と子 / 怒りの日 /橄欖の葉
12月、「主婦の友 8(12);十二月號 主婦の友社」に「小説(長篇小説)新生/尾形奈美子畫」を連載する。pid/10340782
12月、「読書人 1(4)一出版協会」に「漱石の作品についての感想」を発表する。pid/1889701
○この年、吉江喬松・中村星湖・犬田卯らの農民文芸研究会に参加する。

〇この年、根岸嘉明編 「小学文芸読本・上級」が「邦光堂」から刊行され「萬年筆」を発表する。
標題/ 目次
最初の時計/鈴木善太カ
爭鬪/秋田雨雀
萬年筆/加藤武雄
小品三つ/武者小路實篤
碁の名人と皆
ある坊主
狐[と]虎
或る少年の死/吉田弦二カ
春/藤森成吉          pid/1716315
父歸る/菊池寛
童謠と民謠/北原白秋
山のあなた
言葉
不二の高嶺に
はなれ小島か
片浦千鳥

1925 14 38 1月 「キング」創刊。70万部が売れる。
1月、「婦人之友19(1) 婦人之友社」に「文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562479
わが身邊に見出しつゝある幸福 / 田川大吉カ ; 小川未明 ; 原田讓二 ; 小池重 ; 別所梅之助 ; 窪田空穗 ; 正宗白鳥 ; 内田魯庵 ; 小崎千代 ; 弘田龍太カ ; 加藤武雄 ; 堀江歸一 ; 田中茂穗 ; 田村剛 ; 大澤謙二 ; 留岡幸助 ; 山縣五十雄 ; 吉田絃二カ ; 相馬御風 ; 市川源三 ; 吉屋信子 ; 川路柳虹 ; 額田豐 ; 南梠「 ; 米澤順子 ; 佐々木信綱 ; 宮田修 ; 上司小劍 ; 島村民藏 ; 竹?桾コ ; 鷹野つぎ ; 藤森成吉 ; 丘淺次カ ; 三嶋章道 ; 千葉龜雄 ; 遠藤新 ; 山室軍平 ; 帆足理一カ ; 帆足みゆき ; 前田晁 ; 小酒井光次 ; 森田恒友 ; 岡田哲藏 ; 沖野岩三カ ; 針重敬喜 ; 阿部次カ ; 奧田讓 ; 片山哲 ; 坂本繁二カ ; 久保良英 ; 松波仁一カ ; 原田實 ; 山川菊榮 ; 井深花子 ; 塚本靖 ; 土田杏村 ; 舟橋雄 ; 山田わか ; 小林澄兄 ; 長谷川如是閑 ; 守屋東 ; 冨田碎花 ; 湯原元一 ; 佐藤春夫 ; 神戸正雄
よく働きよく遊ぶアメリカの婦人 / 田村剛
1月、「金の船・金の星 7(1) 金の星社」に「小鳥は空に(長篇)」を連載する。pid/1790855
    二人の米屋(児童劇) / 小寺融吉 天の川(童謠大人篇) / 野口雨情
1月、「文芸春秋 3(1) 文芸春秋社」に「感想五つ」を発表する。pid/3197540
   侏儒の言葉 / 芥川龍之介   俊ェ / 芥川龍之介
2月、「金の船・金の星 7(2) 金の星社」に「小鳥は空に」を連載する。 pid/1790856
    童謠舞踊 證城寺の狸囃 / 林きむ子 / ナイチンゲールの友達 / 大木雄三
2月、「主婦の友 9(2);二月號 主婦の友社」の問いに一文を寄せる。pid/10340784
   戀 愛と結婚を前にして去就に迷ふ男女の相談/守屋東 ; 新妻伊都子 ; 加藤武雄 ; 金子茂 ; 石川武美
2月、「婦人之友 19(2) 婦人之友社」に「文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562480
    ヘ育を破壞する軍事ヘ練 / 山川菊榮  文藝欄 詩 村の早春 / 白鳥省吾
2月、「春の幻 」を「寳文館」から刊行する。pid/1899769 閲覧可能
3月、「金の船・金の星 7(3) 金の星社」に「小鳥は空に」を連載する。 pid/1790857
    雀踊り(作曲) / 中山晋平
3月、「婦人之友 19(3) 婦人之友社」に「
文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562481
あなたの夫人、令孃、令妹などが職業を持つことをお望みになりましたら / 末弘嚴太カ ; 大澤謙二 ; 村山知義 ; 帆足理一カ ; 木村莊八 ; 内ケ崎作三カ ; 植原ス二カ ; 有嶋生馬 ; 小村欣一 ; 小林澄兄 ; 馬場恒吾 ; 中村星湖 ; 田川大吉カ ; 永井柳太カ ; 土田杏村 ; 田中 ; 西村眞次 ; 山室軍平 ; 安部磯雄 ; 志賀重ミ ; 三嶋章道 ; 小川未明 ; 佐々木信綱 ; 藤森成吉 ; 秋田雨雀 ; 加藤武雄 ; 岡野榮 ; 田邊元 ; 尾崎行雄 ; 搏c惟茂 ; 松本君平 ; 石川安次カ ; 太宰施門 ; 石井滿 ; 阿部次カ ; 丘淺次カ ; 岡田哲藏 ; 高村光太カ ; 宮田修 ; 小池重 ; 長田幹彦 ; 逸名氏 ; 澤柳政太カ ; 田村剛 ; 神戸正雄 ; 堀江歸一 ; 米川正夫 ; 三輪田元道 ; 藤井健治カ ; 高木八尺 ; 大内兵衞 ; 富田碎花 ; 田丸卓カ ; 栗原基 ; 室伏高信 ; 千葉龜雄 ; 上司小劍 ; 雨宮育作 ; 石川千代松 ; 倉橋惣三 ; 別所梅之助 ; 渡邊吉治 ; 杉村廣太カ ; 小原國芳 ; 奧田讓 ; 廣井辰太カ ; 嶋村民藏 ; 森莊三カ ; 入澤宗壽 ; 市川源三 ; 北澤新次カ
3月、「珠を抛(たまをなげう)つ」を「新潮社」から刊行する。 pid/1172277 閲覧可能 
3月、「読書人 2(3第一出版協会」に「通俗小説私觀」を発表する。pid/1889704
  また、同号に 水守龜之助が「隨筆について」を発表する。
3月、「婦人倶楽部6(3) 講談社」に「文學を志す婦人へ ・
創作 影 」を発表する。1925-03pid/3561977
4月、「婦人之友 19(4) 婦人之友社」に「
文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562482
    
國際聯盟に働く婦人たち / 間野千代子    口繪 キユーリー夫人(寫眞版)
4月、「金の船・金の星 7(4) 金の星社」に「小鳥は空に」を連載する。pid/1790858
4月、「文芸春秋 3(4) 文芸春秋社」に「西風」を発表する。pid/3197543
   
侏儒の言葉 / 芥川龍之介
4月 「少女画報」に「君よ知るや南の国」を連載。
4月 「婦人の国」を「新潮社」が創刊、長篇「秋夕夢」を連載。
   拡大できます(工事中)
               文章倶楽部5月号より 

5月、「金の船・金の星 7(5) 金の星社」に「小鳥は空に」を連載する。pid/1790859
    
童謠舞踊 雀踊り / 林きむ子 ; 成川波津子 ; 成川美津子 ; 野口雨情 ; 中山晋平
5月、「文芸春秋 3(5) 文芸春秋社」に「卓上小閑」を連載する。 pid/319754
5月、「婦人之友19(5) 婦人之友社」に「文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562483
    
國際聯盟に働く婦人たち / 間野千代子  
6月、「金の船・金の星 7(6) 金の星社」に「小鳥は空に」を連載する。pid/1790860
    狐の嫁入り / 野口雨情 /  (特別附録)児童劇『舌切雀』(五幕) / 小寺融吉
6月、「婦人之友19(6) 婦人之友社」に「
長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562484
    
北國の初夏 / 相馬御風  國際聯盟に働く婦人たち / 間野千代子 / p82〜86 
6月 「赤い球
(たま)」を「赤い鳥」に発表。
7月、「金の船・金の星 7(7) 金の星社」に「小鳥は空に」を連載する。pid/1790861
   八大地獄めぐり / 西川勉 夕燒とんぼ / 野口雨情
7月、「文芸春秋 3(7) ,文芸春秋社」に「思ひ出すこと」を発表する。pid/3197546
   冷汗録 / 小栗風葉    お團子を持つ役 / 吉田絃二カ
7月、「婦人之友19(7) 婦人之友社」に「
長篇小説 愛の道 」を連載する。pid/3562485
    
あの蛙 / 高村光太カ  淡臼な支那料理 / 山田政平  
8月、「金の船・金の星 7(8) 金の星社」に「小鳥は空に」を連載する。 pid/1790862
     
/ 竹久夢二  八大地獄めぐり / 西川勉
8月、「婦人之友 19(8) 婦人之友社」に「
文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562486
    新しき町に望む 都市と田園 / 三宅雄二カ  
8月、八木重吉詩集「秋の瞳」に序文を寄せ刊行を助ける。

「文章倶楽部 大正14年 8月号」より
 加藤武雄が書いたと思われるコマーシャル文。
巻首に
 八木重吉君は、私の遠い親戚になってゐる。君の阿母さんは、私の祖父の姪だ。私は、祖父が、その一人の姪に就いて、或る愛情を以て語ってゐた事を思ひ出す。彼女は文事を解する。然う云って祖父はよろこんでゐた。
 私は二十三の秋に上京した。上京前の一年間ばかり、私は、郷里の小学校に教鞭をとってゐたが、君は、その頃、私の教へ子の一人だった。−君は、腹立ちっぽい、気短かな、そのくせ、ひどくなまけ者の若い教師としての私を記憶してくれるかも知れないが、私は、そのころの君の事をあまりよく覚えてゐない。唯、非常におとなしいやゝ憂鬱な少年だったやうに思ふ。
 小学校を卒業すると、君は、師範学校に入った。私が、その後、君に会ったのは、高等師範の学生時代だった。その時、私は、人生とは何ぞやといふ問題をひどくつきつめて考へてゐるやうな君を見た。彼もまた、この悩みを無くしては生きあたはぬ人であったか? さう思って私は嘆息したが、その時はまだ、君の志向が文学にあらうとは思はなかった。
 君が、その任地なる摂津の御影から、一束の詩稿を送って来たのは去年の春だった。君が詩をつくったと聞くさへ意外だった。しかも、その時
(ママ)が、立派に一つの境地を持ってゐるのを見ると、私は驚き且つ喜ばずにはゐられなかった。
 私は、詩に就いては、門外漢に過ぎない。君の詩の評価は、此の詩集によって、広く世に問ふ可きであって、私がこゝで兎角の言葉を費す必要はないのであるが、君の詩が、いかに純真で、しかも、いかに深い人格的なものをその背後にもってゐるか? これは私の、ひいき眼ばかりではなからうと思ふ。
  大正十四年六月          
            加藤武雄

8月、「百合」を「文章倶楽部」8月号に発表。
   同号に八木重吉の詩、9篇が「緑蔭新唱 新進四家」の中で発表される。
9月、「金の船・金の星 7(9) 金の星社」に「小鳥は空に」を連載する。 pid/1790863
9月、「婦人之友 19(9) 
婦人之友社」に「文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562487
   都會に遊學する子女の問題 都會文化とク土精神 / 倉橋惣三  民謠の末期 / 柳田國男   
9月、「春の幻」を「宝文館」から刊行。「東京の顔」を刊行。
10月、「金の船・金の星 7(10) 金の星社」に「小鳥は空に」を連載する。pid/1790864
    原の一つ家 / 伊藤元吉  風荒む満洲の夜に / 齋藤佐次カ
10月、「婦人之友19(10)
 婦人之友社」に「文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562488
    文藝欄 詩 岳の日沒 / 富田碎花  文藝欄 近代劇物語 闇の力 / 前田晁
10月 「彼女の貞操」が「交蘭社」から刊行。

10月〜15年3月 「審判」を読売新聞に連載する。
10月 北多摩郡砧村喜多見成城に新築転居。書斎を擣衣荘と名づける。
    近くに住む、佐左木俊郎のすすめで乗馬を始め、李淵裕(後の作家李無影)を書生におく。
    
10月、「土を離れて」を「新潮社」から再刊(大正8年発行の「郷愁」の改題)。pid/1018247 閲覧可能
資料 「あとがき」より
私をして兎にも角にも、郷土芸術家の名を得しめたのは、偏に比の集である。私は、私の真面目が、
最も多く比の集に於て語られている事を信ずる。私は比の集の再刊を機としで、再び私の本領にた
ちかえり、郷土芸術家としての更に新たなる歩みを踏み出そうと思う者である。」

嗚咽 / 母となる日 / 郷愁 /出發 /筏の上 /寂しき道 / 闖入者 /土を離れて / 小さき謀叛人 /土の匂ひ / 妻 / 西風
10月、根岸嘉明編「小学文芸読本 上級 2 邦光堂」に「未知の世界」を発表する。pid/1719890
太陽と蛙…小川未明
泣く兒…舟木重信
佛陀と戰爭…秋田雨雀
兄弟…山本有三
未知の世界…加藤武雄
土藏…須藤鐘一
名君…菊池寛
小僧の神樣…志賀直哉

11月、「金の船・金の星 7(11) 金の星社」に「小鳥は空に」を連載する。pid/1790865
    
風荒む満洲の夜に / 齋藤佐次カ
11月、「文芸春秋 3(11) 文芸春秋社」に「卓上小閑」を連載する。pid/3197550
   動物九景 / 金子洋文 /  冷汗録 / 小栗風葉  電車の中 / 薄田泣菫
11月、「婦人之友19(11) 婦人之友社」に「文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562489
    臺所科學 糠味噌の話 / 高橋偵造   素人に出來る支那料理 / 山田政平  文藝欄 近代劇物語 けだもの / 前田晁
11月 実弟哲雄が刊行した歌集「暗黒時代」に「哲に与ふ」と題した序文を寄せる。
11月、「愛の泉. (11月號) 愛の泉社」に「小品二つ―〔小品〕」を発表する。pid/1532506 
                    内容不明調査要 2020・7・15 保坂
12月、「金の船・金の星 7(12) 金の星社」に「小鳥は空に」を連載する。pid/1790866

12月、「夜曲」を「新潮社」から刊行する。pid/1018351 閲覧可能
12月、「婦人之友 19(12) 婦人之友社」に「文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562490
   
文藝欄 短歌 山城大和 / 佐佐木信綱
〇年末、八木重吉が成城の家を訪問する。
〇この年、芥川竜之介編「近代日本文芸読本 第1集 興文社」に「藥草の花」を発表する。pid/982991
〇この年、小野誠悟編「 (少年少女文学叢書 ; 第2)少年の頃 中巻  第一出版協会」に「春」を発表する。pid/1017253
一 或る少年・武者小路實篤
二 生ひたち・北原白秋
三 秋草の原・若山牧水
四 草間と山田・水守龜之助
五 寂しい思出・宮島資夫
六 友達の家・谷崎潤一郎
七 二十年前の私・吉田絃二郎
八 思ひ出づるまま・長與善郎
九 角力をとつた記憶・里見ク
一〇 春・加藤武雄
一一 初投書・室生犀星
一二 入學試驗・久保田萬太郎
一三 盗み・菊地寛
一四 一人ぼつち・豊島與志雄
一五 をさなこころに・細田源吉
一六 私の兄・宇野浩二
一七 幼時の追憶・久米正雄
一八 水溜・廣津和郎
一九 戰ごつこ・芥川龍之介
二〇 たからもの・佐藤春夫
二一 繪の思出・藤森成吉


1926 昭和元年
(12月25
日 改元)
39 1月〜2年2月、「愛染草」を「婦人倶楽部」に連載する。幡恒春 画
1月〜3月、「勝敗」を「キング」に連載する。
1月、「婦人倶楽部7(1) 講談社」に「戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画」を連載する。pid/3561987
    
     「愛染草」の広告文
1月、「婦人之友20(1)  婦人之友社」に「文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562491
    
豆腐と馬鈴薯の西洋料理 / パーキンス 
2月、「文芸春秋 4(2),文芸春秋社」に「正当防衛」を発表する。1926-02/pid/3197553
  
佐藤春夫のヂレンマ「俺もさう思う」に就いて / 小林秀雄
2月、「婦人倶楽部7(2) 講談社」に「戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画」を連載する。/pid/3561988
2月 中学国文教科書に「鍬と小判」が掲載される。
   
2月、「婦人之友20(2) 婦人之友社」に「文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562492
   
 今後に國際連盟を東京で開く / 間野千代  
3月祖母マツが84歳で逝く。
3月、「婦人倶楽部7(3) 講談社」に「戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画」を連載する。/pid/3561989
3月、「婦人之友 20(3) 婦人之友社」に「
文藝欄 長篇小説 愛の道」を連載する。pid/3562493
3月〜8月  「彼女の貞操」を「読売新聞」に連載する。
4月、「文芸春秋 4(4),文芸春秋社」に「村居雜筆」を連載する。1926-04/pid/3197555
    追憶-病中雜記 / 芥川龍之介 南椽に面して / 三木羅風  須磨寺附近 / 山本周五郎
4月、「婦人倶楽部7(4) 講談社」に「
戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画」を連載する。pid/3561990
4月、「雄弁 17(4);4月特大號 大日本雄弁会講談社」に「老車夫」を発表する。 pid/11006766
4月、「婦人之友20(4) 婦人之友社」に「愛の道」誌上批判會」のことが掲載される。pid/3562494
    
「愛の道」誌上批判會 / 内田秀子 ; 遠藤義光 ; 伊藤ため子 ; 出野たつ子 ; 敬子 ; 加藤武雄 /
5月、「婦人倶楽部7(5) 講談社」に「戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画」を連載する。pid/3561991
5月 「愛の道」を「新潮社」から刊行する。pid/1019939 閲覧可能
別れの晩餐 / 荒鷲の翼 /早稻田の家 / 一つの出來事 /見舞 /父と娘 /敵手 / 二つの心 / 暗い瞳 / 風雨 /不幸なる會合 /對陣 / 窓の灯 / 悲しき勝利 / 憂愁夫人 /針のむしろ / 脱出 / 新生活 /慟哭 / 憎惡の火 / 慘禍 / 返らぬもの / 暴露 / 破滅の日 / 死の床 /罪囚 /消えぬ過去 /女の秤 / 早春 / 附録 / 夏草
6月、「婦人倶楽部7(6) 講談社」に「戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画・大正娘に就ての斷片」を発表する。/pid/3561992
6月  新潟県木崎村無産農民学校講演会発会式、ついで木村毅・大宅惣一らとと
    もに木崎村に行き、農民学校協会発会式に臨んだあと、新潟で趣旨普及のた
    めの講演会に参加する。
6月26日、藤森成吉、加藤武雄、木村毅編纂「農民小説集」を刊行する。pid/978143

農民小説集
 新潟県木崎村での小作争議を指導した三宅正一、稲村隆一、浅沼稲次郎が戦術として小作人の子供たちを総退学させ、これを収容する学校の建設費3千円を佐藤義亮から調達、日本で最初の無産小学校(校長賀川豊彦)が創設された。若槻内閣は徹宵会議を開いてその処置を検討したという。       



一塊(かい)の土 芥川龍之介 樫の森 吉田絃二郎 
地獄 金子洋文  人と土地の話 小川未明
一夜の宿 佐藤春夫 バクチ 悦田喜和雄
母の心 中西伊之助 旅人と提灯 秋田雨雀
ひまな猟人 細田民樹  義民甚兵衛 菊池寛
女乞食 今野賢三  少年 和田伝
馬鹿野郎 中村星湖 土に生く 犬田卯
巨石 鈴木彦次郎 平和な村より 加能作次郎
村のピエロ 大宅壮一  夕刊の一字 木村毅
祭の夜の出来事 加藤武雄 北見 藤森成吉
6月 「審判」を「大日本雄弁会講談社」刊行。pid/2215280 閲覧可能
6月、「婦人倶楽部7(6) 講談社」に「戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画・大正娘に就ての斷片」を発表する。/pid/3561992
7月〜9月 「濤声」を「婦人公論」に連載する。
7月、「婦人倶楽部7(7) 講談社」に「戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画・袈裟―歴史小説」を発表する。pid/3561993
8月、「婦人倶楽部7(8) 講談社」に「戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画」を連載する。pid/3561994
9月、10日、(農民文芸叢書 ; 第2編)農民文芸の研究」を犬田卯(しげる)と共著で「春陽堂」から刊行する。pid/1019146 閲覧可能
序 / 卷頭
一、 農民文藝に就いて  
(一) 自然主義の文藝  (二)プロレタリヤ文藝  (三)農民文藝の擡頭
二、 土の藝術の意義と其の社會的使命   
(一)批評の必要    (二)人生と社會の理解  (三)農村反逆と其の愛
三、 農民小説とは何ぞや  
(一)農民小説とは何ぞや    (二)農民小説の二つの形   (三)新しい農民小説   (四)土へと土からの相違
 (五)文藝に現れた農民   /(六)農民小説の發達  (七)時代意識と文藝

四、 農人と文藝   
(一)百姓と文藝    (二)獨特の表現の必要  (三)土の理想の表現   (四)農人自身の意義  (五)新生活の創造
五、 農人の生活と文藝  
(一)「土地は爭ひの種」   (二)トルストイの理想  (三)「イワンの馬鹿」  (四)ビヨルンソン
 (五)農民心理の問題   (六)トマス・ハアデイ  (七)エミイル・ギヨオマン   (八)農民生活と社會問題  (九)ルイ・ベルゴオ

六、 農民生活の研究  
(一)農民生活のロマン  (二)「農民」の梗概  (三)一つの附言
七、 佛蘭西現代の農民小説  
(一)二つの範疇   (二)ジエオルジツクの精神   (三)地方主義   (四)土の確固さ
 (五)農民の急進思想  (六)アカデミイ・フランセエズ  (七)地方主義の作家達  (八)地方誌の藝術化

八、 エルネスト・ペロシヨン  
(一)對向的な傾向  (二)フランス農民の姿  (三)「保護者」の梗概   (四)「ネエヌ」
 (五)作家の個性

九、 農民劇―演劇の新領域  
 (一)農民を題材とした劇   (二)藝術の持つ指導性  (三)獨自の表現
一〇、 農民小説は面白くないもの乎  
(一)出版業者の先入主   (二)小説の分類   (三)小説に對する見方の訂正
一一、 村落の藝術   
 (一)爐邊のお噺   (二)封建時代の昔噺   (三)民族の原始性
一二、 野の詩人ミストラル   
(一)南方の自然   (二)彼の生家  (三)叙事詩「ミレエイヨ」
一三、 ビヨルンソンの作中に現れた諾威の百姓生活  
(一)諾威農民の地位   (二)澎?たる農民運動   (三)「アルネ」
 (四)「ジインノオブ・ゾルバケン」   (五)「幸福兒」  (六)家庭生活の一場面   (七)結婚の一挿話   (八)小學校と教會 
 (九)ビヨルンソンの信條

一四、 土の文藝研究手引  
(一)はしがき   (二)フランス   (三)ドイツ  (四)イギリス(附愛蘭)  (五)スカンヂナビヤ
  (六)ポーランド    (七)ロシヤ   (八)スペイン及びイタリイ   (九)日本   (一〇)附記
8月、第七短編集「桑の実」(三十編を収録)を「新潮社」から刊行する。 pid/1229613 閲覧可能
百合 / 朝の散歩 / 鮨を食べる話 /銀貨 /貞操 / 今日樣 / 馬頭觀世音 /小さい娼婦 /或る原稿 /六歳の話 /盜み /母性 /辨當 /跫音 / 贋物 /芝居 /顏 /女車掌 / 路上 / 野の停車場で / 家 / 百日紅 / 父 / 桑 /ひぐらし /手 /東華堂の死 / 見舞 /偶像 / 五平の失策
8月、「君よ知るや南の国」を「大日本雄弁会講談社」から刊行。pid/1183256 閲覧可能
「君よ知るや南の國」 / お伽噺 /願ひ / 紹介状 / 不思議な返事 / 謎 / 奇遇 / 救ひ /母の面影 /雲雀の歌 /知られざる運命 / 雪の夜 / 幻影 / 受難の時 / 見殘した夢 / 二つの心 /エピロオク /泥濘 / 約婚 / 姉
8月19日 橘樹郡青年団「夏期講習会」、県社会教育課に頼まれ川崎市溝口小学校で講演。
8月、初等教育研究会編「教育研究 (305)」に「無産小學校その他」を発表する。 pid/6040772
農村問題 農村振興に關する一考案 / 大河内正敏
農村問題 農村婦人問題私見 / 金子しげり
農村問題 町村ヘ育經濟について / 藤見申平
農村問題 農村問題の概念 / 中澤辨次カ
農村問題 糧食問題としての米について / 稻垣乙丙
農村問題 グルンド・ヴイの新哲學と我國農村ヘ育
農村問題 農村ヘ育問題 / 野々村運市
農村問題 小作調停法について / 宮川榮一
農村問題 農村ヘ育の新理想 / 那須皓
農村問題 農村ヘ育者の現實の問題 / 原田實
農村問題 農民ヘ育資料としての工藝智識 / 秋保安治
農村問題 新勞働ヘ育
農村と文藝 農民の文藝とトルストイの民話 / 犬田卯
農村と文藝 近代小説の興味 / 福原麟太カ
農村と文藝 民謠と舊琉球政府の南島拓殖 / 伊波普献
農村と文藝 無産小學校その他 / 加藤武雄
農村と文藝 農耕生活と宗ヘ神話 / 松村武雄
農村と文藝 農村と美術ヘ育 / 山本鼎
農村と文藝 録記の者驗體 白濱村のヘ育 / 石原金麿
農村ヘ育の實際 録記の者驗體 農村ヘ育の使命と我校の梗概 / →
        →櫻井第二尋常高等小學校
農村ヘ育の實際 録記の者驗體 先づ魂の開拓から / 宮下鳩塔
農村ヘ育の實際 録記の者驗體 ク土に立脚せる農村ヘ育 / 木村正義
農村ヘ育の實際 録記の者驗體 農村ヘ育の過去十年を顧みて / 大西眞一
農村ヘ育の實際 録記の者驗體 農村に於ける實習施設の實際 / 石橋長三カ
農村ヘ育の實際 公民ヘ育上より見たる農村問題 / 鹿兒島登左
農村ヘ育の實際 農村ヘ育を如何にすべきか / 三井善五カ
農村ヘ育の實際 農村と美術工藝ヘ育 / 三苫正雄
農村ヘ育の實際 生活と自覺 / 飯田恒作
農村ヘ育の實際 農村ヘ育の都會化とブルジョア化 / 佐藤末吉
農村ヘ育の實際 農村ヘ育に望む / 安東壽カ
農村ヘ育の實際 農村と學級經營 / 小林佐源治
農村ヘ育の實際 農村に於ける社會生活 / 小川友吉
農村ヘ育の實際 農民歴史の囘顧 / 山田義直
農村ヘ育の實際 農村と綴り方ヘ育 / 田中豊太カ
農村ヘ育の實際 農村年の體育 / 中島海
海外ヘ育 自然科學と精神科學 / エーリツヒ・シュテルン ; 山田榮
9月、「婦人倶楽部7(9) 講談社」に「戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画」を連載する。pid/3561995
月1日 中山義秀・帆足圓南次編の「農民リーフレット」2号と4号に「農民文芸の研究」が紹介される。
9月 「文芸入門叢書 ; 第2編 新潮社」に「明治大正文学の輪郭」を刊行する pid/1018264
 
 明治大正文学の輪郭
明治大正文学の輪郭  加藤武雄 著
標題 / 目次 / 第一 興味ある明治大正時代 /第二 明六社とその中心人物 /第三 軟派文學と政治小説 / 第四 翻譯文學 /第五 雜文の流行 / 第六 逍遙と二葉亭 / 第七 硯友社―紅葉と美妙 / 第八 紅葉の作風と文章 / 第九 硯友社の諸作家―柳浪 / 第十 露伴―緑雨 /第十一 批評壇の確立―鴎外 / 第十二 文學界―透谷 / 第十三 日清戰後の文壇―一葉 / 第十四 蘆花―家庭小説 /第十五 自然主義的傾向 /第十六 個人主義―樗牛 / 第十七 自然主義の先驅者―獨歩、藤村、花袋 /第十八 藤村、花袋、秋聲 /第十九 自然主義の諸作家 / 第二十 白鳥、青果、泡鳴 /第廿一 漱石、鴎外、荷風、その他 / 第廿二 新浪漫主義 / 第廿三 享樂派、頽唐派、惡魔派 / 第廿四 白樺派の諸作家 / 第廿五 新思潮派の諸作家 / 第廿六 早稻田派、三田派、新潮社派 / 第廿七 評論壇の人々 /第廿八 プロレタリヤ文學運動 / 附録 明治大正文藝研究資料
9月、「婦人之友20(9) 婦人之友社」に「映畫文化―活動寫眞と藝術」を発表する。pid/3562499
    海の女(寫眞版) / ゴーガン   
文藝欄 詩 草の香 / 北原白秋
10月1日 新潟県木崎村無産高等農民学校開校。土田杏村が「木崎村事件と将来の農村学校」を「地方」に発表。

10月28日、農民文芸会編「農民文芸十六講」が「春陽堂」から刊行される。
    吉江喬松、犬田卯、五十公野清一、湯浅眞生、大槻憲二、帆足圓南次、和田傳、佐伯郁郎、渋谷栄一、黒田辰男が執筆。
10月、「婦人倶楽部7(10) 講談社」に「戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画」を連載する。pid/3561996
    神の國トラピスト女子修道院を訪ふ / 橋爪健
10月25日、「児童図書館叢書 小鳥は空に 斎田喬 絵 」が「イデア書院」から刊行される。 pid/1169830 閲覧可能
10月、相馬健作著「文壇太平記 :万生閣」が刊行され「健筆家加藤武雄」の副題で紹介される。 pid/978273 閲覧可能
(全文掲載予定)
10月、「變態心理 18(4)(103) 日本精神醫學會」に「或る日の漫談」を発表する。 pid/152347
   
變態心理より觀たる近松の『日本振袖始』 / 鳥居龍藏
11月、「婦人倶楽部7(11) 講談社」に「
戀愛小説 愛染草 ; 幡恒春:画」を連載する。pid/3561997
11月、成城学園編「全人 : 教育問題研究 1(4) イデア書院」に「島の少年」発表する。pid/1545351
12月、「婦人倶楽部7(12) 講談社」に「
戀愛小説 愛染草 / 幡恒春:画」を連載する。pid/3561998
12月 「十五年小説壇の諸家」を「文章倶楽部」に発表。同号に「農民文学とは何ぞや」と題し中村星湖、犬田卯、白鳥省吾、相田隆太郎、五十公野清一、湯浅眞生、大槻憲二、帆足圓南次、加藤武雄の9名が対談。
12月、改造社が「現代日本文学全集」を刊行発売を開始。(円本ブーム始まる)
〇この年、「宣伝用書 ; 3 プロ作家最近傑作集 続 (1926年 後半期版)  解放社 」が刊行され「山の芋」を発表する。pid/924554
おれはさびしい 水守亀之助 /労働者のゐない船 葉山嘉樹 /旧友 新井紀一 / スパイの写真屋 北山哲平 /巡礼(戯曲) 原田健三訳 / 白痴 鷹野つぎ /隣りの夢 北川千代子 /夜の幻想 三宅やす子 / 転倒 堀江かど江 /少女と室壷 若杉鳥子 / 墓参り 宇野千代 /老坑夫と電灯 小川未明/ 繭 林房雄/ 小作人(戯曲) 高橋季暉/ 赫い骸骨 中西伊之助/ 探照灯 山田清三郎 / 大地の抱擁 岡下一郎 / 老人と寡婦 小堀甚二/ 黙せる魂 犬田卯 /巡査と看護婦 吉田金重 / 彼の負傷 黒島伝治 / 奴隷(戯曲) 狩野鐘太郎 /豊太閣の遺言(戯曲) 落合三四郎 /山の芋 加藤武雄 /闇の音 佐佐木俊郎 / 梁上の足 若杉鳥子 / 村の異端者 入交総一郎 / 小作争議(戯曲) 伊藤サ / 叛逆者周黎民(戯曲) 武藤直治 / 顔 松村善寿郎 / 殺意 神山宗勲 /船は踊る(戯曲) 井東憲
〇この年、宮島新三郎編文学鑑賞読本 : 明治大正名作新選 巻1 東京出版社」が刊行され「辨當・出發」を発表する。pid/914323
〇この年、近代社編「世界短篇小説大系 日本篇 下」に「嗚咽」が所収される。  pid/979026
〇この年、森山亘編「文芸読本 巻1 柳本印刷所」に「村上先生と熊吉」を発表する。pid/921682
〇この年、有富郁夫,万福直清著「高等小学読本精義 : 理解鑑賞批評文章の生命に徹する 巻1 東京出版社 」に「土の匂ひ」が所収される。 pid/938596
1927 2 40  〇この年、ー故郷の老親のために外観洋風の家を建てる。ー
    
  
 新潮社、1月29日付「東京朝日新聞」の広告に「世界文学全集」全38巻の刊行を発表、3月までに58万部受け付ける。この全集で佐藤義亮社長は「大衆のために、読んでわかる翻訳でなければならない」という方針を堅持した。そのため訳者には厳しかったようだ。<新潮社九十年小史より>この翻訳に加藤武雄が深くかかわっていたことは有名。
1月〜3年4月 「華鬘」を「講談倶楽部」に連載する。
1月、「婦人倶楽部8(1) 講談社」に「愛染草; 幡恒春:画」を連載する。pid/3561999
1月、「婦人之友 21(1) 婦人之友社」に「
かうしてきりぬけたあの時代 わが半生の運命に就て」を発表する。pid/3562503
世界朝起同盟 / 羽仁吉一 ; 羽仁もと子 ; 杉村陽太郎 ; 秦佐八郎 ; 秦千代 ; 田山花袋 ; 武藤山治 ; 武原千世子 ; 石川欣一 ; 上司小劍 ; 茅野雅子 ; 永井柳太郎 ; 永井次代 ; 三輪田元道 ; 岡本一平 ; 岡本かの子 ; 三宅驥一 ; 加藤武雄 ; 野口米次郎 ; 小川主似 ; 本宮正男 ; 田中王堂 ; 秋山苛彦 ; 柴田言寛 ; 河井福義 ; 堀江歸一 ; 堀江たき ; 新居格 ; 倉階惣三 ; 大水スミ ; 犬養健 ; 三宅計子 ; 中山弓樹 ; 熊本謙二郎 ; 熊本伸一郎 ; 北沢楽天 ; 杉原か乃子 ; 田中梅 ; 宇陀東 ; 野辺地天馬 ; C.F Landur
2月、「婦人倶楽部8(2) 講談社」に「戀愛小説 愛染草; 幡恒春:画」を連載する。pid/3562000
     越前永平寺詣で(漫畫參拜記) / 宮尾しげを
〔参考〕 人氣人物出世物語 菊池ェ
人氣人物出世物語 加藤武雄
人氣人物出世物語 久米正雄
人氣人物出世物語 尾上菊五カ
人氣人物出世物語 市川左團次
人氣人物出世物語 中村吉右衞門
人氣人物出世物語 桃中軒雲右衞門
人氣人物出世物語 コ川夢聲
人氣人物出世物語 伊藤痴遊
人氣人物出世物語 柳家小さん


3月、「婦人倶楽部8(3) 講談社」に「創作 龍膽 ; 幡恒春:画」を発表する。pid/3562001
3月 「外国文学と私」を「文章倶楽部」3月号に発表。
3月15日、渡辺銀行等休業、世界恐慌始まる
3月23日、「狂想曲」が「実業之日本社」から刊行される。pid/1187443 閲覧可能
二つの訪問 /花束 / 女性の敵 / 春夜の星 / 野の逢曳 / 惡魔の使者 / 亂れ髮 / 嵐の前 / 祕めたる戀 / 怖ろしき發見 /二つの心 / 宵闇 / 同志打 /左樣なら! / 銀の箱 / 吹雪の夜 / 曇れる眉 / 死の隣りの家 / 爭奪 / 温泉場で / 夜深く /克彦さん!
4月、「婦人倶楽部8(4) 講談社」に「小説 「昨日の薔薇」に就て」を発表する。pid/3562002
    
紀州高野山漫畫參詣記 / 宮尾しげを
4月、「愛染草」を「大日本雄辯會 」から刊行する。 pid/1904428 閲覧可能
5月 「暁闇」を「新潮社」刊行。pid/1193871  閲覧可能
古風な贈り物 / 凝視 / 改札口 / 或る求婚者 / 兄の夢妹の夢 / 痴狂 / 闇の中 / ありふれた話 /屈辱 /轉向 / 妻と夫 /默鬪 / 黄昏の都會 /裏切 / 影 / 見舞 /新しい世界へ /翼 / 死床 / 會見 /訪問 / 悲しき醉どれ / 跫音 / 二つの死
5月〜3年8月 「昨日の薔薇」を「婦人倶楽部」に連載する。
6月 「饗応」を「新潮」に発表。
7月、「婦人倶楽部8(7) 講談社」に「戀愛小説 昨日の薔薇 ; 吉邨二郎:画」を連載する。pid/3562003
三百年の昔を語る宇治黄蘗山 萬福寺の普茶料理 / 記者
誌上七夕祭 七夕二星の傳説・星祭りの捧げ歌 / 藤澤衞彦
誌上七夕祭 梶の葉のうた / 西條八十 /
わが自然と人生 / 中村武羅夫
7月、「婦人之友 21(7) 婦人之友社」に「ある日の日記」を発表する。pid/3562509
7月24日 芥川龍之介自殺(35才)
8月、「金の船・金の星 9(8) 金の星社」に「毬子の話(童話)」を発表する。岩岡とも枝:画 pid/1790886
    
蛇をだました蛙の話(童話) / 新井紀一 ; 初山滋
8月、「婦人倶楽部8(8) 講談社」に「
戀愛小説 昨日の薔薇 ; 吉邨二郎:画」を連載する。pid/3562004
9月、「幼年倶樂部 2(9) 大日本雄弁会講談社」に「草の中のゴム毬」を発表する。
耳野三カ:画  pid/1789197
朝のみなと / 三木露風 ; 川上四カ
9月、「婦人倶楽部8(9) 講談社」に「戀愛小説 昨日の薔薇 / 吉邨二カ :画」を連載する。pid/3562005
9月、「雄弁 18(9);9月號 大日本雄弁会講談社」に「人事と天命と・愛馬「富士」を驅る」を発表する。pid/11006783
明治以前の天氣豫報/藤原咲平 遼東還付彈劾の尾崎咢堂/二木犀川 / 519〜523

    
     「農民」創刊号
10月 農民文芸会の機関紙「「農民」編集者犬田卯・発行者加藤武雄」を創刊する。
     自宅に事務所を置き、資金の大部分を負担する。
10月、「婦人倶楽部8(10) 講談社」に「戀愛小説 昨日の薔薇; 吉邨二郎:画」を連載する。pid/3562006
〇この年、「キング」11月号が130万部を売り、雑誌出版は大量生産時代に入る。
10月7日  松竹キネマ田端作品「久遠の像」が電気館で封切(映画化の最初)
    脚色 村上徳三郎、監督 重宗務、撮影 小原譲治 
    主演 岩田祐吉・八雲恵美子・奈良真澄。
10月21日 松竹キネマ田端作品「珠を抛
(なげう)つ」封切。
    脚色 村上徳三郎、監督 池田義信、撮影 浜村義康
    主演 栗原すみ子・清水一郎・東栄子・佐々木清野
11月、「婦人倶楽部8(11) 講談社」に「
戀愛小説 昨日の薔薇 ; 吉邨二郎:画 」を連載する。pid/3562007
11月、「少女倶楽部 5(11) 大日本雄弁会講談社」に「西班牙
(スペイン)の扇」を発表する。
pid/1780178
 絵:長谷川露二 また、同号に西條八十が「病めるカナリヤ」を発表する。絵:加藤まさを
12月、「婦人倶楽部8(12) 講談社」に「
戀愛小説 昨日の薔薇 /吉邨二郎:画」を連載する。pid/3562008
12月 「貧しき信徒 八木重吉」が「文章倶楽部 12月号」に掲載される。
  また、同号に「昭和二年の小説」と題し論評を行う。
資料 文章倶楽部12月号 P28 (上略)芸術小説と通俗小説との問題は、今年に入って、愈々やかましく論議されるようになった。論議は兎に角として、従来は、そういう一部の作家の手に委せられた新聞や婦人雑誌の続きものを、広く文壇の人たちがたれかれの区別なしに盛に書くようになったのは注目に値する殊に、比較的新進の人達が(略)
12月、成城学園編「全人 : 教育問題研究 (17) イデア書院」に「いろ[イロ]の書齊」を発表する。 pid/1545364
  また、同号に小原國芳が「図書館を作る苦心」を発表する。

12月、「竜胆(りんどう)」を「宝文館」から刊行する。 pid/1179654 閲覧可能  1927が正解
龍謄/氷 / めぐりあひ /悲劇 / 姉妹 /泥濘 / 親友 / 慈悲心鳥 /母の心配 / 電報 /露西亞むすめ /沈默
No 収録作品名  執筆月 No 収録作品名  執筆月
1 龍謄 昭和元年十二月 10 電報 大正十五年八月
2 昭和元年十二月 11 露西亞むすめ (執筆月の記入なし)
 これは、ずっと遠い昔に書いて、篋底(箱の底。箱の中)に蔵しておいた私の文章である。ツルゲエネフの作に名高い「その前夜」の一篇を讀まれた方は、諸嬢の中にもすくなくないであろうあらうと思ふ。あの小説は私の少年時代の愛讀書であった。愛讀のあまり、私はその讀後の感想を、一篇の散文詩に託したーーそれが、この文章である。/ 「その前夜」は脚本にもなってゐる。そして、あの松井須磨子の藝術座で上演された事もあった。/命みじかし戀せよをとめ/といふ句ではじまるゴンドラの歌は、その舞臺で歌はれたものであった事をついでにかきつけておかう。
3 めぐりあひ 昭和二年四月
4 悲劇 大正十二年四月
5 姉妹 昭和元年十二月
6 泥濘 大正十五年九月
7 親友 大正十四年三月
8 慈悲心鳥 昭和二年三月
9 母の心配 昭和二年八月 12 沈默 大正十一年七月
〇この年、「日本文学講座 第三卷 新潮社」が刊行され「西鶴五人女鑑賞(鑑賞)」を発表する。pid/1884946
  また、同本に柳田國男が「民謠の今と昔」を発表する。
〇この年、参考「日本文学講座 第四卷 新潮社」が刊行される。 pid/1884962
   
日本文學の唱導的發生…(総論)…折口信夫 / 古事記・日本書紀の研究…(古代及奈良朝時代)…次田潤
1928 3 41
1月、「婦人之友 22(1) 婦人之友社」に「長篇小説 母の顏(一)」を連載する。pid/3562515
1月 箱根に乗馬旅行、誤って落馬する。
2月、「婦人倶楽部9(2) 講談社」に「戀愛小説 昨日の薔薇 / 吉邨二カ:画」を連載する。pid/3562010
2月、「婦人之友 22(2) 婦人之友社」に「長篇小説 母の顏」を連載する。pid/3562516
   
家庭情景 蒋介石氏と新夫人  
2月 「詩集 貧しき信徒」が「野菊社」から刊行。加藤武雄が序文を寄せる。
2月 「現代長篇小説全集 第七巻 加藤武雄篇」を「新潮社」から刊行、「珠を抛つ・久遠の像・月明」が掲載される。
3月、「婦人倶楽部9(3) 講談社」に「戀愛小説 昨日の薔薇
/ 吉邨二郎:画」を連載する。pid/3562011
3月、「婦人之友 22(3) 婦人之友社」に「長篇小説 母の顔」を連載する。pid/3562517
3月、「少年倶楽部 15巻3号」に「
少年小説 少年馭者」を寄稿する。富田千秋:画 pid/1758551
4月、「文芸春秋 6(4) 文芸春秋社」に「村居雜筆」を連載する。 pid/3197574
   また、同号に
河西太一カが「プロレタリアと農民 」を発表する。
4月、「婦人倶楽部9(4) 講談社」に「戀愛小説 昨日の薔薇
/ 吉邨二カ:画」を連載する。pid/3562012
4月、「婦人之友 22(4) 婦人之友社」に「長篇小説 母の顏」を連載する。pid/3562518
5月、「婦人倶楽部9(5) 講談社」に「戀愛小説 昨日の薔薇
/ 吉邨二郎:画」を連載する。pid/3562013
好かれる女(オフセツト四色) / p1〜8
 明るい感じの女性 / 大村嘉代子
 西洋型よりも日本型 / ジェームス・ダン
 モダーン型の一歩手前 / 竹内桾コ
 長屋の淑女は大嫌ひ / 大辻司カ
柔くて強い女 / 千葉龜雄
藝術を理解する女 / 上司小劍
三つの型 / 井上劍花坊
五つの條件 / 加藤武雄
5月、「婦人之友 22(5) 婦人之友社」に「長篇小説 母の顏」を連載する。pid/3562519
『婦人參政權問題』についての座談會 / 市川房枝 ; 吉岡彌生 ; 赤松明子 ; 星島二カ ; 高橋龜吉 ; 平塚明子 ; 和田富子 ; 田川大吉カ ; 羽仁吉一 ; ガントレット恒子 ; 奧むめお ; 羽仁もと子
6月、「婦人倶楽部9(6) 講談社」に「戀愛小説 昨日の薔薇 / 吉邨二カ:画」を発表する。pid/3562014
6月、「婦人之友 22(6) 婦人之友社」に「長篇小説 母の顏 」を連載する。/pid/3562520
庭さま[ザマ] 武田久吉氏のお庭に咲く野生の花  趣味の庭園と野草山草 / 武田久吉
6月 「農民」六月号が突然終刊(通巻9号)する。
    資料 加藤武雄はこんなたとえ話をもって嘆いた。「僕は一人で重い荷物を引いて坂道を登っているつもりだった。
         ところが、途中でふとうしろを振り返ると、荷車に誰も乗っていないじゃないか。これにはがっかりしたね。」

6月 中村武羅夫「誰だ?花園を荒らす者は!」を「新潮」6月号に発表。
6月〜4年12月 「銀の鞭」を「講談倶楽部」が連載する。
7月、「婦人倶楽部9(7) 講談社」に「戀愛小説 昨日の薔薇 / 吉邨二カ:画」を連載する。pid/3562015
7月、「婦人之友 22(7) 婦人之友社」に「長篇小説 母の顏」を連載する。pid/3562521
    
詩 朝餐 / 川路柳虹
7月20日、「華蔓」を「講談社」が刊行する。pid/1180978 閲覧可能
7月 「名作全集日本田園文学 和田傳編」を「文教書院」から刊行、「土を離れて」が掲載される。
8月、「婦人倶楽部9(8) 講談社」に「戀愛小説 昨日の薔薇
/ 吉邨二カ:画」を発表する。pid/3562016
8月、「婦人之友 22(8) 婦人之友社」に「長篇小説 母の顏」を連載する。pid/3562522 

   
 短歌 おん墓參り / 若山喜志子  入選短歌及びその選評 / 若山牧水 
8月 第二次「農民」が「農民自治会文芸部 編集・発行者 竹内愛国」で再刊される。
9月〜4年3月 「饗宴」が「東京日日新聞」に連載される。
9月、「婦人之友 22(9)  婦人之友社」に「長篇小説 死者の甦る時」を連載する。pid/3562523
9月、「雄弁 19(9);9月號 
大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(岩田專太カ畫)」を発表する。pid/11006795
   
日本雄辯史(雄辯十二講)/尾崎行雄  
10月、「婦人倶楽部9(10) 講談社」に「借金時代の苦勞・創作 繪姿 / 田中良:画」を発表する。pid/3562018
10月、「婦人之友 22(10) 婦人之友社」に「長篇小説 死者の甦る時」を連載する。pid/3562524
私の生活 / 安井曾太カ   御大典奉祝曲 / 近衞秀麿  野尻の火事で見た西洋の人たち / 北島ヱミ / p196〜196
婦人之友サロン―親子三人滿蒙の旅 / 鳥居龍藏 ; 鳥居きみ子 ; 鳥居幸子 / p70〜75
10月、「インキに汚れた過去」を「文章倶楽部」10月号に発表。
10月、「葛西善蔵氏を弔す」を「新潮」に発表。
10月、「雄弁 19(10);10月號
 大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(岩田專太カ画)」を発表する。pid/11006796
11月、成城学園 編「全人 : 教育問題研究 (28) イデア書院」に「文藝家より」を寄せる。pid/1545375
文藝家より / 小川未明 ; 沖野岩三カ ; 中西伊之助 ; 川路柳虹 ; 小川芋錢 ; 藤森成吉 ; 加藤武雄 ; 高須芳次カ
與謝野晶子 ; 三木露風 ; 白鳥省吾
11月、「婦人之友 22(11) 婦人之友社」に「長編小説 死者の甦る時」を連載する。pid/3562525
世界は一歩づゝ平和に進む / 新渡戸稲造  オリムピツクおみやげ 大御代ほがひの歌(短歌) / 佐々木信綱 /
言祝(詩) / 北原白秋 /  最も意義ある昭和の即位禮と大嘗祭 / K板勝美  御大典記念禁酒村 / 上澤謙二
11月、「雄弁 19(11);11月號 大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(岩田專太カ畫)」を発表する。pid/11006797  御大典記念附録 愛國至誠美談
12月、「婦人之友 22(12) 婦人之友社」に「長編小説 死者の甦る時」を連載する。pid/3562526
12月 「創作 12月号 若山牧水追悼号 第十六巻第十一号」に「汽車の中で」を寄稿する。
 
研究ノートー@ 「汽車の中で」の全文
 牧水氏の歌は、「離別」「死か芸術か」時代には随分愛誦した。しかし、僕は、氏の歌よりもむしろ紀行文の方をありがたく読んでゐた。「みなかみ紀行」の如き、実にたまらなくいゝと思った。一体に交友の少ない僕は、牧水氏とも不幸にしておちかづきにはなれなかったが、蔭ながら氏の人物には傾倒してゐた。「玲瓏(れいろう)玉の如し」とは氏のやうな人を云ふのだらうと思ってゐた。お目にかゝったのは二三度しかなかった。もう五六年前になる。僕の従弟が鎌倉の師範学校に入学してゐるのが、恋愛問題で退学されそうになり、それの救解の為に、その従弟の兄ーといっても矢張、僕より十も年下の青年であったが、その兄と一緒に鎌倉へ出かけた事がある。その鎌倉行の汽車で、偶然氏と乗合せた。おくさんや子供さんと御一緒で、何でも東京から沼津のお宅へ帰られるところだったらしい。氏と、お話しをしたのはあとにも先にもその時だけだった。氏の手には瓶詰の正宗があった。「一つどうです。」と云って杯を下すった。細かく気を使ふなかなか如才ない方であった。が、眉宇の間、頗る毅然たるものがあった。−僕は、あの風(ボウ)も大好きである。 鎌倉で降りてから、従弟が、「あれは何人だれです?」 と聴くので、 「あれが若山牧水だよ。」
 さう云ふと、少しは歌などにも興味をもってゐたらしい従弟は、えらい人を見た感動を、その面上に浮かべた。
 その従弟も、その時鎌倉にゐた弟の方の従弟も、兄弟ながら間もなく相次いで死んだ。二人とも肺が悪かったのである。牧水氏の死を聞き、僕は、同時に、あの二人の従弟の事を思ひ出して、哀感の水の如く胸を浸すを感じた
12月 「昭和三年の小説界」を「文章倶楽部」12月号に発表。

「文章倶楽部」12月号
12月、「少女倶楽部 6(12) 大日本雄弁会講談社」に「美しき心」を発表する。絵:加藤まさを pid/1780179
 また、同号に大倉桃カが「ゆふ燒小燒」を発表する。 絵:須藤しげる
12月、「雄弁 19(12);12月號」に「地上の愛(岩田專太カ画)」を発表する。  pid/11006798
  また、同号に
佐藤紅高ェ「父(吉邨二カ画)」を発表する。
   本誌主催御大典奉祝大演説會/ /
   日本國家の宗ヘ的性質/中村孝也
野次られた唯一つの經驗/西尾末廣
貧困と戰つたミレー/森口多里
○この年頃、橋本の青年たちが文芸に関する話を聞きに玉川学園前の別荘を訪ねる。
 
          右から8番目が加藤武雄
資料 農村の文化 P38〜P40
 
昭和の初期ごろ村の青年たちは短歌や俳句を好むものが多く、大沢の梅宗寺や橋本の香福寺等で俳句の会が開催されこれを運座(うんざ)と云った。重夫も森山文郁氏に勧められ、目蒲線鵜の木駅前の薬局経営の主人だった、「大冨士」という俳誌主幹の古見豆人先生に師事していた。
 
古見先生と森山住職の紹介で、あの文豪加藤武雄先生所有の町田の玉川学園前にあった別荘に招待され、武雄先生から文芸に関するお話を聞いた。武雄先生は「皆さん詩は心である。心清らかでないと良い詩も文学も完成しない」と教えてくれた。
 このころの橋本の香福寺における句会には、地元の森山松香堂先生始め八木浮舟や木下愛蚕、鈴木湧泉、原丹華の各氏と久保沢の八木蔦雨氏の関係者、中津から足立原斗南郎先生がみえられたこともあり、特に大
沢、田名勢は多く萩原駿水、笹野秋霜子、久保田俊の各氏をはじめ老朽の師が参集した。
重夫はその一人として参加したが寺の本堂には熱気が溢れ、大会はその数70〜80人に及んだこともあった。
(以下・省略)
 加藤重夫著 「農夫と妻たち 
−続・橋本の昔話−」 発行昭和61年6月 より
                      
「農夫の妻たち 農村の文化」の項の部分(P38〜P40)をそのまま引用させて戴きました。 
〇この年、菊池寛編「 (小学生全集 ; 15)日本文芸童話集 中 中沢弘光 等絵」が「興文社」から刊行される。pid/1717280
三人兄弟…菊池寛 / 細い竹笛…水谷まさる /子良の昇天…宮原晃一カ /水面亭の仙人…伊藤貴麿 / 阿闍世王…長田秀雄 / 蕗の下の神樣…宇野浩二 /兎と龜…沖野岩三カ /石の猿…小山内 /京の寺へ…吉田絃二カ /久作さんと豚…相馬泰三 /兄弟の百姓…野上彌生子 / 乞食の世界…上司小劍 /魚の番人…中村星湖 /雪…加藤武雄 / 賭け[馬鹿]の三吉…相馬泰三 / 河豚とは貴殿か…北村壽夫 / ぢやがいもと車掌さん…菅忠雄 /蜘蛛の絲…芥川龍之介
〇この年、菊池寛編「 (小学生全集 ; 16)日本文芸童話集 下 海野精光 等絵」が「興文社」から刊行される。 pid/1717278
梨の實…小山内 /少年劍客鬼歡…菊池寛 /寶探しの計略…有島生馬 / C坊と三吉…吉田絃二カ / 或アイヌ爺さんの話…宇野浩二 / 赤い球…加藤武雄 / 假面の祟り…沖野岩三カ / 村の智慧…齋藤龍太カ / 孟さんの昇天…佐竹守一カ / 狼と子羊…北村壽夫 /神樣猿…東屋魏一カ /文ちやんのお見舞…與謝野晶子 /こだま…上司小劍 /猫…加藤武雄 /むじなの手…中村星湖 /京都だより…小島政二カ / お姫樣と新聞…宇野浩二 /お寺の塔…吉田絃二カ / 鳥追船…長田秀雄 / 鎭西八カ爲朝…小島政二カ /杜子春…芥川龍之介
  参考 「日本文芸童話集 上 pid/1717277 昭和2」には、加藤武雄作品は含まれていない 2020・7・17 保坂
〇この年、秋津書房編纂部編 「鑑賞文新選」が刊行され「辨當」が所収される。 pid/1023245
一 初學者のために・島崎藤村
二 辨當・加藤武雄
三 少年斥候・三浦修吾
四 猫の作戰・夏目漱石
五 生ひたちの頃・二葉亭四迷
六 身體に關する言廻し・芳賀矢一
七 燒肴は右か左か・薄田泣菫
八 童心・北原白秋
九 宿かりの死・志賀直哉
一〇 清兵衞と瓢箪・志賀直哉
一一 佛陀と孫悟空・武者小路實篤
一二 俊寛・倉田百三
〇この年、和田伝編「日本田園文学 : 名作選集 文教書院」に「土を離れて」が所収される。pid/1176685
〇この年、明治書院編「女子国文選教授資料 巻3 」が刊行され「百合」が所収される。 pid/1464004
 閲覧可能
一 千里の春 大和田建樹
二 童心 北原白秋
三 乙寳寺三重塔 相馬御風

四 百合 加藤武雄
五 峠の茶屋 夏目漱石
六 私は思ひ出す 室生犀星
七 錦の直垂 熊田葦城
八 初雷 生田春月
九 大宮人と武士 萩野山之
一〇 智慧伊豆守 大町桂月
一一 螢の王國 高濱虚子
一二 ほうほう螢 北原白秋
一三 ホノルルだより
一四 珊瑚礁 山崎直方
一五 山路 吉村冬彦
一六 薔薇 與謝野晶子
一七 蜀山人の盆燈籠 饗庭篁村
一八 夏の日 中勘助
一九 富士禮讃 野口米次カ
二〇 富士の嶺
二一 信濃川の河口 吉江喬松
二二 暴風雨見舞 樋口一葉
二三 ターヘルアナトミア 菊池ェ
二四 雜草 幸田露伴
二五 豐太閤の逸話 福本日南
二六 小田原陣 岡本綺堂
二七 池大雅 本山荻舟
二八 月の西湖 谷崎潤一カ
二九 秋四題 石井重美
三〇 渡鳥 松本亦太カ
三一 親不知 橘南谿


〇この年、万福直清著「文章の生命に徹する高等小学読本精義 : 理解鑑賞批評 第3学年用 上巻」が「東京出版社」から刊行され「田園趣味文學的補充文」の項に「」が所収される。/pid/1270581
田園趣味文學的補充文
一 輕便鐵道 志賀直哉   二 トロツコ 芥川龍之介     三 辨當 加藤武雄     四 二百十日 夏目漱石
1929 4 42 1月 林房雄「大衆文学の理想と現実」を「新潮」に発表。
    新居、大仏、林、中村武羅夫ら「大衆文芸に関する新時代的考察」を「読売新聞」に発表。

1月、「平凡 2(1) 平凡社」に「春の心臓―長篇小説―(齋田喬畫)」を連載する。 pid/1554050
1月、雄弁 20(1);新年號 大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(岩田專太カ画)」を発表する。 pid/11006799
全国選出年處女新年雄辯大會/ /(全) P193〜214
開會の辭/ /
 二つの高塔を建てよ/平田仁
 考察すべき消費/村松祐淳
 アメリカニズムに就いて/津末澄江
 亞細亞の光/神谷謙遜
 陪審法の根本精神/山寺C助
 社會民衆としての自己知識/椎野力
 求眞の一途/西澤乙一
講評/加藤咄堂
若き日本の進むべき道/田中貢
新日本の建設の爲に/東ク實
白鷺をどり/北原白秋
春潮/川路柳虹
南極征服の壯圖に出發した冒險人バード中佐/C澤洌

新春劈頭の第一聲
(全) p4〜12
 精神立國を高唱す/田中義一
 所感/コ川家達
 年諸君の奮起を望む/濱口雄幸
 感激いよ[イヨ]新なり/元田肇
 挺身奮起せよ/床次竹二カ
 
日本の重大時機/尾崎行雄
建國の精神と思想問題/亘理章三カ p13〜21


1月〜5年4月 「春遠からず」を「キング」に連載する。
2月、「雄弁 20(2);2月號 大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(岩田專太カ畫)」を発表する。 pid/11006801
わが信仰の過程/高橋是C 御大典奉祝に際して東京市民の覺悟/鶴田四カ
2月、「平凡 2(2) 平凡社」に「春の心臟―長篇小説―齋田喬畫 」を連載する。pid/1554051
御大禮と政界暗中飛躍―時の問題 / 土田杏村    光明を孕む日―社會小説―渡部審也畫 / 賀川豐彦
千曲川―小説―竹久夢二畫 / 正木不如丘
3月、「平凡 2(3) 平凡社」に「春の心臓―戀愛小説―齋田喬畫:画」を連載する。 pid/1554052
   
千曲川―長編小説―竹久夢二畫 / 正木不如丘
3月、「雄弁 20(3);3月號 大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(岩田專太カ畫)」を発表する。 pid/11006802
   
 航海の詩/三木露風
3月15日 日活太秦作品「饗宴」封切。
    脚色 山本嘉二郎、監督 田坂具隆、主演 夏川静江、滝花久子ほか。
3月10日、多惠文雄、細田民樹、加藤武雄により日本鑑賞倶楽部が設立される。
3月 「小公子物語(バーネット夫人原作)・母を尋ねて(アミーチス原作)」を「大日本雄弁会講談社 修養全集第五巻 修養文芸名作選」に発表する
3月、「婦人倶楽部 10(3) 講談社」の問いに応える。pid/3562023
私は妻に斯うして貰ふのが一番嬉しい / 植原ス二カ ; 堀内信水 ; 小酒井不木 ; 佐藤鐵太カ ; 山田耕作
中村芝鶴 ; 宮田修 ; 加藤武雄 ; 山川秀峰
4月、「雄弁 20(4);4月號 大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(岩田專太カ畫)」を発表する。 pid/11006803
昔の市と大百貨店/土田杏村
良ェの生活斷片/相馬御風
一茶の生活斷片/島田峯
秩父の早春/大野隆コ
馬と赤豆飯/小川芋錢
吉野山/正宗得三カ
リンカーンの愛の書簡


4月 「文章倶楽部」が4月号をもって、創刊以来13年、通巻155冊で終刊する。    
月、「文學時代 新潮社. 1(1);5月創刊号」が創刊され、佐々木俊郎と共に編輯の任にあたる。 pid/11209414
新藝術新文化の母胎としてのアメリカ及びロシヤ/ /  機械成熟時代の藝術と反抗意識文學/千葉龜雄 /
唯物文學の二態樣とその母胎/新居格
/
新座談會/新居格 ; 楢崎勤 ; 秦豐吉 ; 村山知義 ; 淺原六朗 ; 北村喜八 ; 高田保 ; 室生犀星 ; 大宅壯一 ; 勝本C一カ ; 佐左木俊カ
彼の一日/佐左木俊カ
5月 「クォ・ヴァディス物語 野崎貞雄畫」を「大日本雄弁会講談社 修養全集第七巻 経典名著感話集」に発表するpid/1192917
6月、「婦人倶楽部10(6) 講談社」に「あゝ美しいなと思つた婦人の表情動作 自然な姿」を掲載する。pid/3562026
婦人倶樂部浴衣畫報(大懸賞附) / 中村武羅夫 ; 鶴見祐輔 ; 菊池幽芳 ; 佐々木邦 ; 鶴見祐輔 ; 長田幹彦; 吉屋信子 ; 佐藤紅 ; 宮崎一雨 ; 吉川英治 ; 森田みね子 ; 菊池ェ ; 山中峯太カ ; 三上於菟吉 ; 加藤武雄; 村上浪六 ; 上司小劍 ; 秋津木カ ; 國枝史カ ; 小島政二カ ; □田一喜 ; 大野綾子 ; 野口雨情 ; 宮地嘉六 ; 直木三十五 ; 水谷まさる ; 三木露風 ; 石井小浪 ; 西條八十 ; 山田耕作 ; 田谷力三 ; 水谷八重子 ; 竹久夢二 ; 伊東潤水 ; 田中良 ; 高畠華宵 ; 初山滋 ; 岡田三カ ; 武井武雄 ; 虹の會同人
6月、「雄弁 20(6);6月號 大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(岩田專太カ畫)」を発表する。  pid/11006805
6月、「文學時代 1(2);6月号 新潮社」に「旅のノオトから(紀行)」を発表する。  pid/11209415
阿呆の新生(長詩)/生田春月  
丸ノ内の風景/岡本かの子   
街上小景/ / 成城學園前の加藤武雄氏
指/佐左木俊カ /   
7月、「雄弁 20(7);7月號 大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(岩田專太カ畫)」を発表する。  pid/11006806
米國副大統領カーチス氏 口繪
バード中佐(詩歌)/白鳥省吾
友情讃歌(詩歌)/尾崎喜八
早慶戰の危機を救つた名演説 /河合政
米國に於ける民衆娯楽の種々相/岩崎英祐
日本文化の歐洲進出/川路柳虹
人間の最高美性を發揮せよ/谷本富
まむしは滋養物であります/富田照
7月 勝本清一郎、「「蟹工船」その他(文芸時評)」を「新潮 7月号」に発表。
7月、「婦人倶楽部10(7) 講談社」に「家庭小説 高フ城 / 須藤しげる:画」の連載始まる。pid/3562027
「娘二十ごろ」の座談會 / 河井道子 ; 廣井辰太カ ; 吉岡房子 ; 中島コ藏 ; 大江スミ子 ; 鳥居きみ子 ; 加藤武雄 ; 市川源三
7月〜12月 「緑の城」を「婦人倶楽部」に連載する。
7月6日 京都マキノキネマ作品「愛する者の道」封切。
      原作は「星の使者」、主演 ジョージ桑田、マキノ智子ほか。
     
    この頃、佐藤千夜子の東京行進曲がヒットする。
7月 「令女文学全集1」を「平凡社」が刊行、「春のまぼろし、約婚、氷、絵姿、めぐりあひ、姉妹、電報、絵具、義姉、隅の卓、祖国」が所収される。  参考 令女文学全集1〜15 一覧表
巻No 作品名 著者 発行年 巻No 作品名 著者 発行年
1 春のまぼろし 加藤武雄 1929.7 9 夜明前の花畑 片岡鉄兵 1930.6
2 茨の門 福田正夫 1929.8 10 処女の道 横山美智子 1929.12
3 嘆きの夜曲 長田幹彦 1930.3 11 月見草 加藤まさを 1930.5
4 白鸚鵡 吉屋信子 1930.1 12 令女詩集 西條八十 1929.11
5 白蘭外 南部修太郎 1930.2 13 春の島 三上於菟吉、長谷川時雨 1930.7
6 小鳥の家 北川千代 1929.9 14 夢の花 三宅やす子 1930.8
7 愛の小鳥 生田春月 1930.4 15 海のあなた 水谷まさ子 1930.9
8 秘密の花園 岩下小葉 1929.10
7月、「村居雑筆」を「文学時代 7月号」に発表する。
7月、「文學時代 1(3);7月特集探偵小説号 新潮社」に「村居雜筆(隨筆)」を発表する。 pid/11209416
  また、同号に座談会のことが掲載される。
探偵小説座談會/江戸川亂歩 ; 甲賀三カ ; 濱尾四カ ; 大下宇陀兒 ; 森下雨村 ; 加藤武雄
信州天龍峽にて 白鳥省吾氏・中山晋平氏    父・新居格の素描/新居好子
8月、「婦人倶楽部10(8) 講談社」に「家庭小説 高フ城 / 須藤しげる:画」を連載する。pid/3562028
8月、「雄弁 20(8);8月號 大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(岩田專太カ畫)」を発表する。 pid/11006807
8月 「饗宴」を「新潮社」刊行。
裝幀 恩地孝四カ pid/1181011 閲覧可能
8月、「文學時代 1(4);8月号 新潮社」の「萬談會・文壇落書帳」欄に寄稿する。 pid/11209417
新時代の趣味映畫・スポーツ 萬談會/新居格 ; 加能作次カ ; 岡田三カ ; 戸川貞雄 ; 堀口大學 ; 楢崎勤 ; 大宅壯一
高田保 ; 淺原六朗 ; 片岡鐵兵 ; 加藤武雄
文壇落書帳/新居格 ; 富田碎花 ; 加藤武雄 ; 岩崎純孝 ; 大宅壯一 ; 尾崎士カ ; 牧野信一 ; 藤澤桓夫 ; 金子洋文
岡田三カ ; 中村武羅夫 ; 大木雄三
8月13日 読売新聞社主催による満蒙視察団に外交官堀口久万一、英文学者戸川秋骨、評論家新居格、漫画家柳瀬正夢らと参加。
9月、大連図書館 「書香 : 満鉄大連図書館報 (6)」が刊行される。 pid/1565793
來満の諸名士とその著述 / 大谷武男 ; 加藤武雄 ; 戸川秋骨 ; 木村壇太カ / p4〜4
『奉天宮殿建築圖集』 / 村田治カ  満鐡圖書館だより
相聞 1(4) 太白社 」に「吉井勇」を発表する。pid/1545498
    繪に添えて / 木村莊八 吉井勇 / 加藤武雄 /  甲斐のしら玉――(歌) / 吉井勇   表紙・裏繪・挿繪 / 木村莊八
9月、「婦人倶楽部10(9) 講談社」に「家庭小説 高フ城
/ 須藤しげる:画」を発表する。pid/3562029
9月、「幼年倶樂部 4(9) 大日本雄弁会講談社」に「一羽の雀」を発表する。
谷脇素文:画  pid/1789206
9月、「雄弁 20(9);9月號 大日本雄弁会講談社」に「
新小説 地上の愛」を発表する。 pid/11006808
9月 「女と母と −ある女の手紙から−」を「新潮」に発表。
10月、「婦人倶楽部10(12) 講談社」に「家庭小説 高フ城
/ 須藤しげる:画」を連載する。pid/3562030
10月、「雄弁 20(10);10月號 
大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(新小説)」を発表する。pid/11006809

10月 貴司山治「新興文学の大衆化」を「朝日新聞」に発表。

10月15日 中村武羅夫、楢崎勤を中心に浅原六朗、飯島正、加藤武雄、川端康成、嘉村礒多、尾崎士郎、岡田三郎、久野豊彦、竜膽寺雄、佐左木俊郎、翁久充の十三名が新潮社に集い、反マルクス主義を標榜して「芸術の十字軍」を名乗る集会を開く。
11月、「文芸春秋 7(11) ,文芸春秋社」に「[佐藤春夫君]の襟卷」を発表する。 pid/3197593
   
 [芥川龍之介]のかげに / 柳原Y子 /[命拾ひを]した二つの話 / 中村武羅夫
11月、「雄弁 20(11);11月號 大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(新小説)」を発表する。pid/11006810
  また、同号に賀川豐彦が「一粒の麥(理想小説)」を連載する。
11月、「文學時代 1(7);11月号 新潮社」に「選評餘言」を発表する。  pid/11209420
プロレタリア文學の過去・現在・未來/平林初之輔
現代詩としての民謠・俗謠/川路柳虹 
嵐の中の蝶(感想)/生田春月  
荒畑寒村氏自殺を企つ

藤田畫伯の歸朝
相馬御風歌碑建つ 
懸賞應募作を讀んで/中村武羅夫
評餘言/加藤武雄
裸の爭議/金子洋文
  
12月 十三人倶楽部が結成される。
12月、「婦人倶楽部 10(12) 講談社」に「家庭小説 高フ城 / 須藤しげる:画」を連載する。pid/3562032
全國代表美人十二回發表 / 植原ス二カ ; 加藤武雄 ; 有島生馬 ; 岩田專太カ ; 山本久三カ ; 松田久子 ; 永井郁子 ; 山本久榮
私の好きな美人 三つの條件を / 加藤武雄      雪の両國(詩) / 川路柳虹
12月、「昭和四年の文壇」を「文学時代 12月号」に発表する。
12月、「雄弁 20(12);12月號 大日本雄弁会講談社」に「地上の愛(新小説)」を発表する。  pid/11006811
12月、「文學時代 1(8);12月号 新潮社」に昭和四年の文壇「」を発表する。  pid/11209421
十三人倶樂部の會  獵奇の街 (英太カ畫)/佐左木俊カ ; 竹中英太カ
○この年、文芸協会幹事十五人の一人に選ばれる。
〇この年、銀皿社同人編「現代作家傑作選集」が「春江堂」から刊行され「愛犬物語」が所収される。pid/1188250 閲覧可能
二人の稚兒 谷崎潤一カ / 魔術 芥川龍之介 / 或る女の幻想 佐藤春夫 / 未來の天才 豊島與志雄 / 山の湯 吉田絃二カ /宵の空 久保田万太カ / 愛犬物語 加藤武雄 / 娘 藤森成吉 / エロスの戯れ 久米正雄 / 幼年の思出 相馬泰三 / 八木彌次カの死 宇野浩二 /屋上の狂人 菊池ェ /罪 水守龜之助
〇この年、木枝増一編「明治大正文学選集 下」が「星野書店 」から刊行され「辨當 /出發」が所収される。pid/1178666
  
出發批評 文學鑑賞讀本編者 /
〇この年、佐藤春夫等編「十年」が「改造社」から刊行され「小説 饗應」を発表する。 pid/1177142
小説 純一の手紙 網野菊
小説 眞畫の出來事 有島生馬
感想 新入生諸君に與ふ 阿部次カ
小説 早春の温泉場 近松秋江/
小説 別離 廣津和カ
詩 十字架上のジヤン・コクトオ 堀口大學
小説 Kamerad 犬養健
感想 中山寺無?經 上司小劍
小説 姉 加能作次カ
論文 日本の思想界に及ぼした

  
トルストイの影響 加藤一夫
小説 饗應 加藤武雄
小説 噂の發生 菊池ェ
戲曲 第一幕 岸田國士
詩 汐首岬 北原白秋
小説 鷺の踏切 小島政二カ
紀行 伊太利紀行 小宮豐隆
感想 秋のこゝろ 久保田万太カ

小説 棧道 久米正雄
小説 小さき盜人 倉田百三
戯曲 午後の客 正宗白鳥
小説 脈と心臟 三宅やす子
小説 觀音院 室生犀星
戲曲 幸福な父 長田秀雄
小説 女樂士 長田幹彦
小説 影 長與善カ
小説 一樹の形 野上彌生子 4
詩 詩の金堂 野口米次カ
小説 空に描く 小川未明
戲曲 朝飯前 岡本綺堂
戲曲 公園裏 小山内
詩 三十歳 西條八十
歌 高野山上その他 齊藤茂吉

小説 或冬の日に 佐佐木茂索
歌 五十章 佐佐木信綱
戯曲 燕 佐藤春夫
詩 千里の旅より歸りてその他 佐藤惣之助

小説 小暴君 里見ク
詩 感想詩 千家元麿
小説 犬 志賀直哉
小説 食堂 島崎藤村
小説 凝固つた笑貌 園池公致
小説 嘆き 鷹野つぎ
小説 父來たる 瀧井孝作
小説 續蘿洞先生 谷崎潤一カ
詩 狂奔する牛 高村光太カ
小説 祝宴 谷崎精二
小説 盜まれた男 豐島與志雄
小説 如露 字野浩二
戲曲 海彦山彦 山本有三
論文 下手ものゝ美 柳宗ス
小説 支那燈籠 吉田絃二カ
歌 春信・寫樂その他 吉井勇
詩 詩五章 與謝野晶子
序 佐藤春夫
跋 武者小路實篤
〇この年、万福直清著「高等小学読本精義 : 理解・鑑賞・批評 文章の生命に徹する 農村用 巻3・4 (第二学年前後期用)」が「東京出版社」から刊行され「村の思出」を発表する。pid/1438664
卷[三] )
第一課 九十の春光
この春(參考) 北原白秋
第二課 春の光
一 春は來ぬ(參考) 島崎藤村
二 隣の櫻(參考) 白鳥省吾
第三課 デンマークの農業
デンマークの農業とヘ育(參考) 小出滿津二
デンマークの歌(附録) アンダーセン
第七課 思出
燕の歌(參考) 薄田泣菫
第九課 農村視察
第十課 土
土(原據) 長塚節
第十一課 果樹試作場
第十七課 市兵衞の話
第十九課 土に立脚せよ
農村文明の建設(參考) 山崎延吉

第二十三課 十和田湖の養魚(一)
第二十四課 十和田湖の養魚(二)
第二十六課 川柳
川柳點(參考) 金子元臣
第二十八課 兒島農場
札幌農園 菊地幽芳
第二十九課 晩鐘
ミレーの繪畫(參考)
ルーブル美術館(參考) 櫻井鴎村
第三十課 樂地
樂地(原據) 幸田露伴
卷[四]
第二課 武藏野
武藏野(原據) 國木田獨歩
武藏野の夏(補充) 田山花袋
第四課 齋田田植式
齋田に關すること
第五課 大嘗祭
第六課 祭祀と農業
祭祀と農業(原據) 芳賀矢一

久延毘古の神(參考) 鈴木三重吉
第九課 田園の曲
月と草木のさゝやき(原詩) 三木露風
朝(原詩) 三木露風
よろこばしき朝(參考) 三木露風
田舍の夕暮(參考) 尾崎喜八
第十課 我が農業と對外貿易
我が農業と對外貿易(原據) 那須皓
國富攝i策(補充) 持田巽

第十一課 緬羊
牧羊(參考) 澁川玄耳
第十五課 國寳

第十六課 熊本城
熊本城(原據) 大類伸
若松城(參考) 大類伸
千早城址(參考) 鹽井雨江
第十九課 鬼怒川の畔
芋堀り(原據) 長塚節
第二十課 土の匂
第二十二課 鱈場蟹
第二十六課 鰊
第二十七課 ゆく川の
第二十八課 蕗の薹
文學的補充文
一 小僧の神樣 志賀直哉
二 思ひ出 藤森成吉
三 おつぎの子守 長塚節
四 おみおつけ 山本有三
五 木の葉みだれて 金子薫園其他
六 漁場より 長田幹彦
七 トロツコ 芥川龍之介

八 村の思出 加藤武雄
九 古き文化の面影 小野武夫
1930 5 43 1月、「婦人倶楽部11(1) 講談社」に「純愛小説 星の使者 / 岩田專太郎:画」を発表する。pid/3562033
1月、「雄弁 21(1);新年號 大日本雄弁会講談社」に座談會記事が掲載される  pid/11006812
   また、同号に川路柳虹が「年の歌」を発表する。
年男女當面の問題座談會/賀川豐彦 ; 田澤義鋪 ; 加藤武雄 ; 塚本ハマ子 ; 山田わか ; 今井邦子
1月 「昨日の薔薇」を「新潮社」刊行。
   中村武羅夫「通俗小説の伝統とその発達の過程ー我が通俗小説論」を「新潮」に発表。
1月、「文學時代 2(1);新年特大號 新潮社」に「文壇時事・田舍 松野一夫:画 」を発表する。  pid/11209422
藝術派プロ派文藝問題討論會/藝術派を代表せる佐藤氏と中村氏と  マルキシズムの藝術觀に立つ大宅氏と宮島氏と/
佐藤春夫 ; 中村武羅夫 ; 大宅壯一 ; 宮島新三カ ; 平林初之輔 ; 加藤武雄

僕一個の見地から/堀辰雄 /   凄まじい嵐の中で/雅川滉 /   私の經驗から/窪川いね子
1月〜12月 「星の使者」を「婦人倶楽部」に連載する。注 2月号は掲載なし 2020・7・10 保坂
1月〜6年12月 「火の翼」を「講談倶楽部」に連載する。
2月 中村武羅夫「通俗小説とは何ぞやー我が小説論其二」を「新潮」に発表。
2月 「審判」を「講談社」刊行(23版)。
2月、「文學時代 2(2);2月號 新潮社」に「文藝時事」を発表する。  pid/11209423
新年の創作・評論を見て一九三〇年の文壇の動向を豫斷す/中村武羅夫
白き手のインテリの悲哀(長詩)/生田春月   スポールライフな娼婦/吉行エイスケ
2月、「スバル 2(2) 相聞社」に「年賀状」を発表する。pid/1511287
   
一日高尾山に遊ぶ―(歌) / 茅野雅子   表紙・扉・カツト / 木村莊八 / 表紙
2月、「朝日 2(2) 博文館」に「二人の父
―吉邨二カ:画」を発表する。1532629
    萬葉集に現はれた若い男女の戀の生活 / 橋田東聲
3月、「婦人倶楽部11(3) 講談社」に「純愛小説 星の使者 / 岩田專太郎:画」を発表する。pid/3562035
3月、「雄弁 21(3);3月號 大日本雄弁会講談社」に讀者からの質疑」が掲載される。   pid/11006815  
者の質疑・名士の應答/牧野輝智 ; 加藤武雄 ; 伊藤正コ ; 神田茂
3月 雅川滉「芸術派宣言草案」を「文学」に発表。
3月 犬田卯「「芸術派」を掃き棄てる」を「評論」に発表。
3月 長篇三人全集(中村武羅夫・加藤武雄・三上於莵吉)を「新潮社」刊行(1932年迄)始める。
   参考  加藤武雄が執筆した巻と作品名
 2 「沈黙の塔・春遠からじ」
11 「明眸・無憂樹」 
20 「愛の戦車・夢の娘」
28 「曙の歌・孔雀草」
 5 「銀の蔵鞭・炬火」
14 「銀河・緑の城」
22 「火の翼」

 8 「星の使者・白紅」
17 「地上の愛・緑の地平」
25 「秋夕夢・愛慾の霧」

4月 雅川滉「芸術派宣言 −新興芸術は如何にして起こり、何を為すかの問題ー」を「新潮」に発表。
4月3日 「新興芸術派叢書」24冊の刊行を「新潮社」始める。この中に加藤武雄の作品含まず。
井伏鱒二・岡田三郎・佐左木俊郎・楢崎勤・横光利一・浅原六朗・嘉村礒多・川端康成・久野豊彦・竜膽寺雄・安部知二・尾崎士郎・北村壽夫・ささきふさ・中河与一・中村正常・十一谷義三郎・舟橋聖一・吉行エイスケ・池谷信三郎・川端康成・楢崎勤・(吉行エイスケ)・安部知二・中村武羅夫を中心とする十三人倶楽部と舟橋聖一、今日出海、中村正常ら「蝙蝠座」、安部知二、井伏鱒二、雅川滉ら「文芸都市」、小林秀雄、神西清、永井龍男、深田久弥、堀辰雄ら「文学」の各グループに吉行エイスケらモダニズム、芸術派の作家32名が集い、文学それ自身の特殊な領域を守るべく大同団結を行い「新興芸術派倶楽部」を結成する。派名は佐藤義亮による。
    新興芸術派叢書No1〜24 一覧表
叢書
No
発行年 作品名 著者 叢書
No
発行年 作品名 著者
1930.4 物質の彈道  岡田三郎著  13 1930.5 豹の部屋 ささきふさ
1930 黒い地帯  佐左木俊郎  14 1930.5 戀とアフリカ 阿部知二 
1930.4 高架線 横光利一 15 1930.5 ボア吉の求婚  中村正常  
1930.4 夜ふけと梅の花 井伏鱒二 16 1930.5 R汽船の壯圖 中河興一
1930.4 僕の標本室 川端康成  17 1930 キヤベツの倫理 十一谷義三郎 
1930.4 街のナンセンス 竜胆寺雄 18 1930 愛慾の一匙 舟橋聖一
1930.4 聯想の暴風  久野豊彦  19 1930.6 女百貨店 吉行エイスケ
1930 神聖な裸婦 楢崎勤   20 1930 有閑夫人 池谷信三郎 
1930.4 崖の下 嘉村礒多   21 1930.10 海の愛撫 安部知二  
10 1930 女群行進 浅原六朗  22 1930.10 相川マユミといふ女 楢崎勤 
11 1930.5 淡彩の處女 北村寿夫 (23) 1930.10 花ある寫眞  川端康成 
12 1930.5 悲劇を探す男 尾崎士郎 24 1930.10 新種族ノラ 吉行エイスケ

4月、「婦人倶楽部11(4) 講談社」に「
純愛小説 星の使者 / 岩田專太郎:画」を連載する。/pid/3562036
4月、「少女倶楽部 8(4) 大日本雄弁会講談社」に「海に立つ虹」を発表する。pid/1780180 絵:須藤重
4月、「文學時代 2(4);4月特大號 新潮社」に「通俗小説家寸評」を発表する。  pid/11209425
  農民小説界の現状/鑓田研一   わが文筆生活の記録/中村武羅夫  大阪萬華鏡/吉行エイスケ

4月10日、大阪毎日新聞社編「近代思潮講演集 : 附録・九州ところどころ 芸備三日」が刊行され、熊本で「文學の使命」と題し講演を行う。 pid/1027888 閲覧可能
講師略歴ー(全文) 創作家 加藤武雄氏今日、文學の何たるかを語る人にして、わが加藤武雄氏の名を知らぬものはありますまい。短篇集『土を離れて』長編『處女の死』『悩ましき春』さては本紙に連載稀有の好評を博した『饗宴』はいはづともがな、最近作『サンデー毎日』春季特別号誌上の『恐ろしき戯畫』等、等讀まれたら、作家としての氏の全貌は諸君の前に髣髴たるものがありませう。
文學の使命・加藤武雄 / 性的革命時代・高田義一郎 /現代藝術と都會性・新居格 / 間税に關する新思潮・西村眞琴 /
(熊本での講演記録)
附録 四名家の旅窓随筆九州ところどころ/ 〔常春の九州・高田義一郎 /心のままを・新居格 / 那珂川の帶・西村眞琴 /佐賀と大牟田・高田義一郎 / 靜かな城下町・加藤武雄 / 紅梅を見つつ・新居格 /歴史と風光の町唐津・高田義一郎 /同(歴史と風光の町唐津)・新居格 / 同(歴史と風光の町唐津)・加藤武雄 /繪畫景人情景・西村眞琴 / 肥後の熊本・新居格 /同(肥後の熊本・偶然、車中で人見絹江の講演旅行と一所となる)・高田義一郎 /人吉の二日・西村眞琴 /球磨川と人吉・新居格 /同(球磨川と人吉)・加藤武雄 / 鹿兒島市に入りて・高田義一郎 / その前夜に・新居格 / 櫻島・西村眞琴 / 鹿兒島と宮崎・加藤武雄 /青島にて・西村眞琴 / 大淀川と青島・高田義一郎 /九州での觸目觸感・新居格 /日向みかん・西村眞琴〕
藝備三日/〔呉の宿にて考へる・新居格 / 朝のサイレンに目ざめて・西村眞琴 / 廣島と宮島・新居格 / 宮島にて・西村眞琴 / 尾道寸見・新居格 /尾道西國寺にて・西村眞琴〕
 ※ 同本には3月上旬に亙り、九州一周講演(12回)旅行が行なわれたこと、また、尾道、土堂小学校でも講演を行ったことが記されていました。 2020/7/16 保坂
5月、「スバル 2(5) 相聞社」に「旅の歌―(歌)」を発表する。1930-05/pid/1511290
    
白蓮日記(一) / 柳原Y子   嘘のまこと―(詩) / 生田春月    表紙・扉 / 木村莊八 / 表紙・扉
5月 中村武羅夫「マルクス主義文学の存在は可能であるか」を「新潮」に発表。
    久野豊彦「新興芸術は何故に台頭したか」を「新潮」に発表。
5月13日、田山花袋が代々木の自宅で死去(享年59才)。
5月16日、田山花袋の葬儀が行われる。
     葬儀委員
       世話係:前田晁、白石賢三、田山富弥、田山直哉
       受付係:岡村千秋、福岡益雄、原田謙次、喜多村進、麻見昇、神田透、藤田一誠、相宮秀之助

      接待係:島崎藤村、加藤武雄、細田源吉、加能作次郎、水守亀之助、中村白葉、左近益栄、米川正夫
         長谷川天渓、徳田秋声、上司小剣、近松秋江、柳田國男、藤沢清造 
      会計係:中村星湖、白石實三、伊藤四郎、松波治郎     「文芸時報第136号」より

    
    5月16日 田山花袋が遺愛の椎の老樹の下にて
    後列向かって右より、加能作次郎、岡村千秋、加藤武雄、前田晃、新居哲雄、長谷川天渓、中村星湖、柳田国男、
     正宗白鳥、武林夢想庵、上司小剣、島崎藤村、蒲原有明、前列右より中村白葉、細田源吉、水守亀之介、白石実三。

 藤村と花袋 前田晃
 (前略)花袋の初七日の夜であった。葬儀のすんだ晩、精進落としの席で懸案となった全集出版のことを改めて相談する会が新宿の中村屋で開かれた。十二三人が集まった。まづ花袋会がつくられて、花袋全集はその会の第一の事業とすることにした。つぎには出版社をどこにするかが問題となって、K社、C社、S社、S堂などと、そのほかにもまだ一二の社があげられたが、これには故人が生前に、加藤武雄君にくれぐれも頼むといって遺嘱した仔細もあって、まづ新潮社に交渉することになった。
 そこで加藤君から発言があって、自分と中村(武羅夫)とが内から佐藤(義亮氏、新潮社長)を極力説くから、外から、どうぞしかるべき先生方がたが、堂々と話を持ち込んでいただきたいといった。当然なことであるから、たちまち衆議は一決して、その交渉には島崎さんと徳田(秋声)さんとを煩はすことになった。いつにしようかと日取りもほぼ決まったところで、それまで静かにたばこをふかしながら、沈黙を続けていた島崎さんが、ぽつんと言った。
「ぼくはだめだよ。行かれないよ。」はっとして、わたしなどは固唾をのんだ。
「どうしてかね?」柳田(国男)さんが言った。 「「中央公論」があるからね。」 「ふむ。なるほどね」柳田さんは言った。
 島崎さんは、その時、「夜明け前」の秋季の続稿にかかっていたのであった。(略) 「だめだね」
一座は白けた。島崎さんは、やがていっしょに来ていた静子夫人を促して帰って行った。 (下略) 昭和29年6月12日

5月19日、生田春月が瀬戸内海で投身自殺(享年39才)。
5月、「婦人倶楽部11(5) 講談社」に「純愛小説 星の使者 / 岩田專太郎:画」を連載する。pid/3562037
5月、「文學時代 2(5);5月特輯號 新潮社」に「長篇小説の作家として」を発表する。 pid/11209426
體力・食物・藝術(文藝時事)/相田隆太カ
桃太カ根原記/柳田國男
日本橋に「お吉不動堂」を建設

6月 「新興芸術派に就いて」を「新潮」に発表。
6月13日 「十三人倶楽部タイムス」を発刊(1号のみ)
6月14日 「十三人倶楽部創作集 1」を「新潮社」から発表。裝畫―東ク兒氏 pid/1177264
黎明館風景 浅原六朗 東洋の風 飯島正
或るお婆さんの話 加藤武雄 春景色 川端康成
七年目に 嘉村礒多 彼と彼女 久野豊彦
エロスのたわむれ 中村武羅夫 「R・共和国」 楢崎勤
妻の幻影 岡田三郎 暴風 尾崎士郎
彼らの一群 翁久允 砂丘で  竜膽寺雄
農民短編物語集 佐左木俊郎   (ABC順)

6月27日 中村武羅夫、直木三十五、加藤武雄らの創立による「日本キネマ株式会社」が、第1回作品「昨日の薔薇」を相州雲雀ケ丘撮影所で撮影。市政会館で試写会が開かれる。
    監督 岡田三郎 主演 水城龍子、市村譲治ほか。
6月、「婦人倶楽部11(6) 講談社」に「純愛小説 星の使者 / 岩田專太郎:画」を連載する。pid/3562038
家庭を温くする夫婦愛座談會 / 田中文子 ; 加藤武雄 ; 白井鶴子 ; 岡田道一 ; 宮田多賀子 ; 今東光 ; 丸山茂子
田中比左良 ; 安倍季雄
6月、「文學時代 2(6);6月號 新潮社」に「文壇現状論」を発表する。  pid/11209427
文壇現状論/加藤武雄 /
マルキシズム文學/ / マルキシズム文學以上のもの/ / 藝術派の擡頭/ / モダアニズム/ / モダン・マルキシズム/ /ナンセンス文學/ / 大衆文學/ / 探偵小説について/ /心理的傾向/ /

明色と暗色との交響樂(世相批判)/新居格 / 既成・中堅・新進の作家群(文藝時事)/室生犀星 / 無産文學の大衆化問題(文藝時事)/相田隆太カ / 或る叛逆者(感想)/生田春月 / 血鹽(シネ・ポエム)/北川冬彦 / 葉に呟く(感想)/新居格 /新戀愛學講座/ / 新戀愛術/淺原六カ / 戀愛MEMO/龍膽寺雄 / 失戀と別離/阿部知二 / 彼女と彼の散歩/中村正常 / ダブル・ベツド/楢崎勤 /自己を語る/ / 蜂須賀小六と僕/大宅壯一 / 反語的な存在/中本たか子 / 作家居住風景(漫畫)/須山計一 /
會合二つ/ /米國記者團を招待す。/ /
新興藝術派倶樂部の總會/ / 文藝講演會/ / 新居格氏/ /大宅壯一氏/ /光利一氏/ / 片岡鐵兵氏/ /川端康成氏/ /前田河廣一カ氏/ / 十一谷義三カ氏/ / 阿部知二氏/ / 平林たい子氏/ / 葉山嘉樹氏/ / 雅川滉氏/ /
僕の八萬六千四百秒録/ /日記抄/片岡鐵兵 /三日間/井伏鱒二 /特に書く/山田C三カ / 六日間/北村小松 /濱の夜/久野豐彦 /魔都の祕密地圖/井東憲 /
プロレタリア・リアリズムの問題/前田河廣一カ /どんな風に發展するか/光利一 / 女性のプロレタリア作家の分野/平林たい子 / 常識の創造を/十一谷義三カ / ブルジヨア・ジヤーナリズム/大宅壯一 /新興藝術派の批判/新居格 / ゴリキイと僕/葉山嘉樹 /新興藝術派の作品/川端康成 /
新興藝術派に與ふ/片岡鐵兵 /
諸家近況/ /文壇ニュウス/ / 文藝家協會の新事業/ / プロ映畫運動の實現/ / 松竹が劇場封鎖/ / 沙翁協會の發會式/ /春秋座の公演行惱み/ / 米國の記者團來朝/ /
新興藝術倶樂部の創立/ /文壇小景/ / 精神分析と超現實主義(文學時代講座)/飯島正 /
創作/ / 殺人未遂者の手記(探偵小説)/甲賀三カ /夜の感情/尾崎士カ / ハト/村山知義 / 女裝の男/宮地嘉六 /女體萬華鏡(懸賞小説)/山脇〓太カ / 古びた黄色い本(長篇探偵小説)/佐藤春夫 /
〇この年の夏に白鳥省吾と与瀬の相模川で舟遊びを行う。
7月、「文芸春秋 8(8)(臨時増刊) 文芸春秋社」に「雪女(富田千秋畫)」を発表する。pid/3197602
   また、同号に谷崎潤一カ大衆文學の流行について」を発表する。

7月、「冨士 3(7)
 大日本雄弁会講談社」に「愛の戰車―新連載・長篇小説 」を発表する。pid/1898510
  また、同号に谷孫六が「鳳凰の卵
―金脈太功記)」を発表する。
7月 「海圖 生田春月追悼詩集」を「交蘭社」から刊行。
7月 今日出海「新興芸術派理論に対する一つの修正」を「作品」に発表。
7月 中河与一「新興芸術派の勝利と危機」を「新潮」に発表。

7月、「婦人倶楽部11(7) 講談社」に「純愛小説 星の使者 / 岩田專太郎:画」を連載する。pid/3562039
7月、「文學時代 2(7);7月號 新潮社」に「生田春月君」を発表する。 pid/11209428
愚かな白鳥(遺稿)/生田春月 /
生田春月追悼録/ /  二十年間の交遊を顧みて/中村武羅夫 / 流水歌/佐藤春夫 /  生田春月の思ひ出/奧榮一
自由人の死/大島庸夫 / 生田春月君/加藤武雄 /生田春月氏追悼の詩/佐藤信重 / 田山花袋先生を憶ふ/水守龜之助
新興藝術派について二三(文藝時事)/淺原六朗 /
文學時代座談會 新興藝術派の人々と其作品に就て/コ田秋聲 ; 龍膽寺雄 ; 楢崎勤 ; 中村武羅夫 ; 淺原六朗
阿部知二 ; 雅川滉 ; 千葉龜雄 ; 久野豐彦 ; 新居格 ; 加藤武雄 /
新興藝術派と既成藝術派との相違點/ /  新興藝術派二十三氏の各作品に就いて/ 十一谷義三カ氏の「唐人お吉」の映畫面
加藤武雄氏の「昨日の薔薇」の映畫面/ / 田山花袋氏逝く/ / 「花袋會」生る/ /生田春月氏自殺す/ /
8月、「婦人倶楽部11(8) 講談社」に「純愛小説 星の使者 / 岩田專太郎:画」を連載する。pid/3562040
8月、「冨士 3(8) 大日本雄弁会講談社」に「愛の戰車―(長篇小説)」を連載する。  pid/1898511
8月、「文學時代 2(8);8月號 新潮社」に「滿洲温泉小記」を発表する。 pid/11209429
生田春月の遺書と投身前後の事情/田中幸太カ  哀歌/生田花世
9月 室生犀星他「新興芸術派に何を要求するかー新興芸術派について」を「新潮」に発表。
9月、「婦人倶楽部11(9) 講談社,」に「純愛小説 星の使者 / 岩田專太郎:画」を連載する。pid/3562041
苦闘時代の思ひ出 / 太田三カ ; 遠藤波津子 ; 高田せい子 ; 長田幹彦 ; 今井慶松 ; 加藤武雄 ; 加藤松香
9月、「文學時代 2(9);9月號 新潮社」に座談會のことが掲載される。 pid/11209430
大東京暗K街座談會/甲賀三カ ; 川端康成 ; 水谷準 ; 吉行エイスケ ; サトウ・ハチロー ; 武田麟太カ ; 中山善三カ
平野嶺夫 ; 佐左木俊カ ; 下村千秋 ; 加藤武雄
二十萬圓の花嫁/吉行エイスケ   藤田嗣治氏の離婚/ / 生田春月氏の詩碑建立さる
10月 雅川滉「芸術至上の精神の高揚(大森義太郎氏へ)」を「読売新聞」に発表。
10月 大森義太郎「いはゆる新興芸術派の潰滅ー雅川滉氏に応へる」を「読売新聞」に発表。
10月、「婦人倶楽部11(10) 講談社」に「純愛小説 星の使者 / 岩田專太郎:画」を連載する。pid/3562042
此の母を見よ(昭和孝子節婦物語) / 加藤武雄

10月、「學時代 2(10);10月特輯號 新潮社」に「初秋雜記」を発表する。 pid/11209431
潤一カ氏夫人を春夫氏に與ふ
新宿に就いて/吉行エイスケ
土を喰べにゆく/久野豊彦
赤痢發生村/今東光
海女/K島傳治

11月、「文芸春秋 8(13)(臨時増刊) 文芸春秋社」に「上草履」を発表する。pid/3197607
   
伊賀越の仇討(岩田專太カ畫) / 直木三十五 「日輪」を評す / 正宗白鳥
11月、「婦人倶楽部11(11) 講談社」に「
純愛小説 星の使者 / 岩田專太郎:画」を発表する。pid/3562043
11月、冨士 3(11) 大日本雄弁会講談社」に「愛の戰車―(長篇小説) を発表する。 pid/1898512
11月、「文學時代 2(11);11特大號 新潮社」に座談会のことが掲載される  pid/11209432
世界の怪奇と怪美を探る座談會/長田秀雄 ; 高田義一カ ; 木村毅 ; 草間八十雄 ; 中野江漢 ; 丸木砂土
布利秋 ; 赤神良讓 ; 加藤武雄
12月、「婦人倶楽部11(12) 講談社」に「純愛小説 星の使者 / 岩田專太郎:画」を連載する。pid/3562044
12月、「冨士 3(12) 大日本雄弁会講談社」に「愛の戰車―(長篇小説) 」を発表する。 pid/1898513
12月28日 帝国キネマ作品「緑の城」が常盤座で封切。 主演 鈴木勝彦、英百合子ほか。
〇この年、麻生恒太郎等編「海図 : 生田春月追悼詩集」が「交蘭社」から刊行される。 pid/1120307
標題 /目次 /善哉・生田春月 /架空の橋・同 / 僧院・同 /無眼子・同 / 無・同 / デス・マスク・同 / 序 / 消えずの火・高村光太郎 /やられたかも知れない・室生犀星 / 美の網・室生犀星 /ボロを着た詩集・同 / 私の貪しい花環・奥榮一 /生田春月兄のみたまの前に・金子薫園 / 花環 / 晩秋・麻生恒太郎 /マガレットと鱶・同 /生垣添ひの道・同 / 第一水島丸にて・堀克三 / 旭川監獄上の魚市場にて・同 / 嵐の日の詩・同 /海の華・伊藤雪子 / 船頭小唄・同 / ホロホロ鳥・同 / 連珠哀し・同 /挽歌・加藤愛夫 / 鶏舎番・同 /ほほゑむごとし・鯉淵武司 / 一つの思惑・同 / 白菊・小島行夫 / 野菊・同 / 鱗雲・同 /雲・同 /雷霆・眞船浩 / 病弱な散歩・同 /青葉かげ・同 /母のうた・眞船眞沙子 /月・同 /捧ぐるの言葉・松尾啓吉 /聖セバスチャンの如く・野長瀬正夫 /金木犀に就いての回想・同 / 鐵橋・同 /武裝した蝙蝠は何處へ消えた・落合茂 / 自分も見た・同 /自由人の死・大島庸夫 /悲しき道化・同 /追憶のデス・マスク・同 / 悲しき「死の手」の前に・佐々木宵吉 / 悼詩(一)・佐藤信重 / 悼詩(二)・同 /黒い海と濱邊での詩篇・杉原邦太郎 / ニヒリストと鴉・鈴木惣之助 / 姉よ、それでいいではないか・武井京 /春・同 / 夕方・竹内瑛二郎 / 朝・同 / 遺書・同 / たが屋・同 / 秋の山を見る詩・丹野幸吉 / 鷲の子・同 / 泣ける・山口啓一 / 車ひき・同 /無題詩・同 / 音響・山本華子 /地上の影・同 / 姿・同 / 校長室から見た夕陽・同 / 水影 /生田春月君・加藤武雄 / 生田春月君の死・中村武羅夫 / アナルシスト春月の死・石川三四郎 / 詩人の自殺・小川未明 / 春月氏の追憶・片田江全雄 /思ひ出すこと・池田孝次郎 /殘り惜しいことは・石原健生 / 生田君を想ふ・布施延雄 /さんらんとした春月の死・望月百合子 / けんかのあひて・林芙美子 / 先生のプロフィル・樺山千代 / 春月先生のことども・西島治子 /澹雲春月帖・知人故友記 /生田春月君に就いて・萩原朔太郎 /跋・生田花世
〇この年、尾島知之編「高尾から小仏峠へ」が「みどりや書店」から刊行され、序文を寄せる。pid/1190949
   
序/加藤武雄     石老山 /長谷川一カ   津久井小唄/おじま生    史跡巡り//
1931 6 44 1月 帝国キネマ作品「春遠からず」常盤座で封切。
1月、「朝日 3(1) 博文館」に「曙の歌」を発表する。pid/1532637
   
八荒流騎隊 / 直木三十五
1月、「雄弁 22(1)別冊付録 大日本雄弁会講談社」に「長大歎息すべき現象」を発表する。 pid/11006827
1月、「文學時代 3(1);新年特輯讀物百景号 新潮社」に「或るクリスマスプレゼント」を発表する。 pid/11209434
或る嬰兒殺しの動機/佐左木俊カ   村のキリスト/久野豊彦    サンパンの難破/葉山嘉樹
1月、「冨士 4(1) 大日本雄弁会講談社」に「愛の戰車―(長篇小説)」を発表する。pid/1898514
由比正雪―(長篇講談) / 西尾麟慶 納豆屋―(新作落語) / 柳家金語樓
2月、「朝日 3(2) 博文館」に「曙の歌」を発表する。pid/1532638
2月、「冨士 4(2) 大日本雄弁会講談社」に「愛の戰車(長篇小説) 」を発表する。 pid/1898516
2月 松竹蒲田作品「銀河」帝国館、南座で封切。 主演 八雲恵美子、高田稔ほか。
○この年の春、「与瀬小唄」作成のため
  白鳥省吾や地元諸星一三、山下一平らと集う。
  
   与瀬小唄の歌碑 相模湖町与瀬神社境内
 参考資料
 さらに、この考え方は昭和五年先生と永い交友にあった川尻村出身の加藤武雄氏、詩人白鳥省吾氏を迎え、与瀬民謡の制作依頼の中心となられ活動された事実からもみられる。愛する故郷にふさわしい民謡を、町民の魂の古里をという願いの中に郷土をいつくしむ先生の心がみられる。そして、「与瀬はよいとこ、権現様は可愛い子どもの守神、守神、 サンサ、サラサラ、サラリトセッセ」という諸星先生の一節が加えられ、加藤武雄、白鳥省吾、諸星一三合作、福田蘭堂作曲、林きん振付でここに「与瀬小唄」ができあがり、町民に愛称されるようになった。」
         
先人のあしあと(12)より 来訪の時期再検討要
      
               採譜 那須徹
  
     歌碑の裏面
3月、「朝日 3(3) 博文館」に「曙の歌」を発表する。pid/1532639
3月、「日曜報知 (44) 報知新聞社」に「夢の娘
大橋月皎:画」を連載する。pid/1574630
 
 紫外線と野菜
3月、雄弁 22(3);3月號 大日本雄弁会講談社」に「戰ふばかりが人生ではない(卷頭言)」を発表する。 pid/11006829
太平洋征空史/佐藤喜一カ
3月、「日曜報知(44)」に「夢の娘(一)」を連載する  pid/1574630 
   注 7回分まで確認したが以後は未確認 2019・11・22 保坂
3月 弟哲雄が第二歌集「農夫哀歌」を「天人社」から刊行、跋文「弟に寄す」を寄稿する。pid/1031326
    序 若山喜志子・青木卓
昭和五年(一五四首) / 秋ばれ / 冬仕事 /働蜂のうた /春の景色其の他 / 高尾山裏、小佛峠展望 /さつき集 /繁忙集 / 盛夏集 / 立秋前後 / 百姓は飢う / 晩夏、初秋 /
昭和四年(一〇三首) / この寂しさ /秋日和 / 冬至る / 春雜詠 /夏を忙しく / 躍る心 / 樂しき朝夕 / 秋折々 / 冷笑集
昭和三年(一〇二首) / 冬から春へ / 粗朶伐り / 櫻さく / 夏の歌 /老父と富士登山す / 牧水先生を憶ふ /冬深し / 夏雜詠 / 麥蒔き
昭和二年(一〇八首) / 秋色 /1雪景色 /春雨 /新居 / 麥畑 / 植物の匂ひ / 陸稻刈るころ / 旅の歌 / 晩秋、初冬 / 如月、彌生 /梅雨其の他 /麥刈りごろ /兄に寄す /朝草刈り
大正十五年(二〇五首) /秋冷 / 粗朶伐り / 杉苗植え其の他 / 五月雨 / 夏雜詠 /高尾山見睛し臺 /秋動く / 岡の麥生 /麥刈り / 晩秋 / 秋 /
大正十五年以前(六五首) /冬 /甲州岩殿山に遊ぶ / 霜日より / 若葉ごろ / 雨 / 秋蠶どき /靜物 /麥いれ /初冬 / 手紙
弟に寄す・加藤武雄 /卷末小記・著者

弟に寄す
  ふるさとに再び還る兄ならず 今日もさびしく父と麥苅る
 お前の歌をあの「常春」に読んで此の一首にぶつかった時、おれは思はず暗然とした。お前が、父上と二人で、麥苅をしてゐる姿が一枚の絵のやうに、おれの文字に疲れた眼に浮んだ。お前は例の黙りやの事で、唯黙々として鎌を動かしてゐるであらう。父上はもう六十を越してゐる。晩夏の日の下で、あの烈しい労働は、痛々しさの限りであるが、さう云へば母上だって同じ事だ。やがて、秋蠶が初まるだらう。朝の露、夕の露に濡れそぼちながら、桑を摘む母上の姿もいたましくおれの眼に浮んで来る。
おれは出来る事ならば、父上にも母上にもおれの家に来て老後の平安に住して貰ひ度いと思ってゐる。おれが、お粗末ながら家を建てたのも、一つにはその為だった。だがおふたり共、とりわけ父上の方は、なかなかあの村を離れて出て来ようとはなさらぬ。子供たちが然う呼んでゐる「おぢいさんとあばあさんとの部屋」は、いつになったらその主を迎へる事が出来るだらう。 ふるさとに、再びかへる兄ならず― といふお前の歌には、或る怨嗟に似たひびきがある。が、弟よ、おれはもう故郷に帰っては生活の出来ぬ人間になってゐる。帰りなむいざ!(略)秋の日はいたくな照りそ秋蠶飼ふと 桑摘ますらむ母刀自の為加藤 武雄
3月、「富士 4(3) 大日本雄弁会講談社」に「愛の戰車―(長篇小説)」を発表する。 pid/1898517
4月、「朝日 3(4) 博文館」に「曙の歌」を連載する。1931-04/pid/1532640
    
妖魔の繪暦 / 大佛次カ 
4月、「日曜報知 (45) 報知新聞社」に「夢の娘
大橋月皎:画」を連載する。pid/1574631
4月、「日曜報知 (46) 報知新聞社」に「夢の娘
大橋月皎:画」を連載する。pid/1574632
4月、「日曜報知 (47) 報知新聞社」に「夢の娘
大橋月皎:画」を連載する。pid/1574633
   
 わかき日―(竹久夢二畫) / 白鳥省吾
4月、「日曜報知 (48) 報知新聞社」に「夢の娘
大橋月皎:画」を連載する。pid/1574634
4月、「婦人倶楽部12(4) 講談社」の問いに応える。pid/3562048
和裝美洋裝美合評會 / 加藤武雄 ; 大角セイ〔金+成〕 ; 土田杏村 ; 木谷千種 ; 氣駕君子 ; CP一郎 ; 菊池ェ ; 下津佐正志
春(詩) / 三木露風  時の問題よもやま話 空にまで進出する婦人 / 長岡外史 / p86〜87
4月、「冨士 4(4) 大日本雄弁会講談社」に「愛の戰車―悲戀の凉子を驚かす宿命の父二人、惱ましき春の哀話 」を発表する。 pid/1898488
4月、「文學時代 3(4);4月特大號 新潮社」に「早春の感想」を発表する。  pid/11209437
新興藝術派の世界(漫畫)/須山計一
5月、「日曜報知 (49) 報知新聞社」に「夢の娘 大橋月皎:画」を連載する。pid/1574635
5月、「日曜報知 (50) 報知新聞社」に「夢の娘
大橋月皎:画」を連載する。pid/1574636
5月5日 新潮社「日本文学講座第14巻 鑑賞附補遺」に島崎藤村、加藤武雄等22名が掲載される。
      
5月 「明治大正昭和文学全集 53巻 東京の顔(中村武羅夫「瑠璃島」併収)」が「春陽堂」から刊行される。
5月15日、戸川秋骨、随筆集「自然・気まぐれ・紀行」を「第一書房」から刊行、加藤武雄等との啓蒙見学旅行を載せる。
「(前略)加藤君が朝鮮経由で帰った外、一同はまだ少しゆるゆるし、殊に新居君は北平から上海に出るのださうであるが、私は学校を控へて居るので、一と足先に御免を蒙る事にした。始めの勢いでは新居君同様の行程をとるつもりであったが、もう疲れ切ってその勇気はない。せめて朝鮮を通ってと思はないでもなかったが、さらに汽車で一貫するのが、必らず苦痛だらうと考へて、安逸を偸む心から、予定の通り翌六日大連出帆のハルピン丸の客となってしまった。同行の諸君満鉄の諸君が埠頭まで見送のために来られたのは感謝にたえない。かくして一箇月弱の満蒙見学の旅行は終わりを告げ、自分は再び現実の東京生活に戻った。」
5月、「文學時代 3(5);5月號 新潮社」に座談會のことが掲載される。  pid/11209438
都會の恐怖・不良少年座談會/鈴木傳明 ; 高田義一カ ; 高田稔 ; 庄野義信 ; サトウハチロー ; 中村進治カ ; 奧村五十嵐
北林透馬 ; 佐左木俊カ ; 武田麟太カ ; 加藤武雄
大衆文藝を語る/大佛次カ   銀座街頭/吉行エイスケ   失業市場/橋本英吉 /
5月、「婦人倶楽部12(5) 講談社」の問いに一文を寄せる。pid/3562049
   
子供にとつちめられた話・六氏 / 大谷竹次カ ; 加藤武雄 ; 岡田道一 ; 池部鈞 ; 星島二カ ; 中河幹子
5月10日、「海に立つ虹」を「大日本雄辯會講談社」から刊行する。 pid/1874057 閲覧可能
草の中の白百合 / 別莊のお孃さん達 / 百姓の子 / 一つの出來事 / 小さき勇者 /姉の代りに /東京の先生 / 東京へ行く恭助 / 假名ばかりの手紙 / 曾枝子の悔い / 最後の言葉 /浮世の波 / 黄昏の路上で / 喜びに泣く妹 /とう[く・トウ]知れた居所 / お槇と千枝子 / 會ひに行く / 「私の小さいお友達」 / 疑ひを解く /獨立獨行 / 田舍のたより /小澤先生の叔父さん /或喫茶店の二階で /別れの晩餐 /記念の時計 /海に立つ虹
5月、「 婦女界 43(5)」に「特輯讀物の頁 文士の食卓巡り」が企画され文士13名が紹介される。pid/3561807
菊池ェ氏と五目ずし
自称貧乏作家竹田敏彦氏
細君まかせの浅原六朗先生
晩酌一本に陶然とする久米正雄氏
共同炊事論の中河与一氏
お茶とご飯を吟味する三上於莵吉氏
山本有三氏の野菜至上主義
肉食主義の小島政二カ氏
購買組合を利用する加藤武雄氏
子供本位な中村武羅夫氏
料理記事を讃美する佐佐木ふさ夫人
三度のご飯より麻雀の甲賀三カ氏
料理は天氣次第の加能作二カ氏

6月、「幼年倶樂部 6(6) 大日本雄弁会講談社」に「『』と三カさん」を発表する。河目悌二:画 pid/1789224
つばめの子 / 川路柳虹  小人トガリバー / 村岡花子 ; 井上たけし 
6月 「あまり高い!(トルストイ)」を「トルストイ研究6月号」に発表する。
6月、「文學時代 3(6);6月號 新潮社」に「草」を発表する。  pid/11209439
文藝時評(ヂャーナリズム理論の難點。文學のシンパサイザー。「文藝家協會」の二院制。
藝術派の問題。批評家について。素材偏重と技術偏重。)/尾崎士カ
都會の魅惑・尖端少女座談會/龍田靜枝 ; 中村進治カ ; 花岡菊子 ; 飯島三安 ; 松井潤子 ; 花井蘭子 ; 奧村五十嵐
戸塚幸子 ; 佐左木俊カ ; 新藤秋子 ; 加藤武雄
6月、「婦人倶楽部12(6) 講談社」に「1931年浴衣畫報」が掲載される。pid/3562050
口繪とグラフ 1931年浴衣畫報 / 水谷八重子 ; 八雲恵美子 ; 林長二カ ; 市川紅梅 ; 高尾光子 ; 中村武羅夫 ; 濱口富士子 ; 石井小浪 ; 佐藤紅 ; 川田芳子 ; 伏見直江 ; 早川雪洲 ; 夏川靜江 ; 佐々木邦 ; 鳩山薫子 ; 牧野智子 ; 宮崎白蓮 ; 吉川英治 ; 藤田陽子 ; 三宅雪嶺先生夫人 ; 栗島すみ子 ; 山田耕作 ; 大佛次カ ; 山川秀峰 ; 菊池ェ ; 野口雨情 ; 鈴木傳明 ; 柳咲子 ; 伊藤深水 ; 中村吉右衞門 ; 久米正雄先生夫人 ; 光喜三子 ; 大谷竹次カ氏令孃 ; 堀内敬三 ; 尾上菊五カ ; 大河内傳次カ ; 淡谷のり子 ; 加藤武雄 ; 杉山長谷夫 ; 安達?相夫人 ; メー・牛山 ; 尾上菊枝 ; 長谷川かな女 ; 伊藤敦子 ; 北原白秋 ; 長田幹彦 ; 森律子 ; 本居貴美子 ; 今井慶松 ; 河村菊江 ; 木谷千穗 ; 市川猿之助 ; 川崎弘子 ; 觀世左近 ; 北小路喜勢子 ; 水藤錦穣 ; 茅野雅子 ; 西條八十 ; 林きむ子 ; 筑波雪子 ; 巖谷小波 ; 小泉遞相令孃 ; 大谷竹次カ ; 今井邦子 ; 小櫻葉子 ; 安達内相夫人 ; 花柳壽美 ; 大村嘉代子 ;田靜枝 ; 三木露風 ; 田邊八重子 ; 西崎博士令孃 ; □□君子 ; 田中絹代 ; 酒井米子 ; 三島子爵婦人 ; 入江たか子 / p17〜32
6月、「冨士 4(6) 大日本雄弁会講談社」に「愛の戰車―(長篇小説) 」を連載する。 pid/1898518
7月、「朝日 3(7) 博文館」に「曙の歌―愛戀悲哭」を連載する。 pid/1532641
   
妖魔の繪暦―美女夜行 / 大佛次カ
7月、「婦人倶楽部12(7)  講談社」の問いに一文を寄せる。 pid/3562051
   
こんな事をすると男は嫌ひます 宛名の文字を書き違へるやうな女 / 加藤武雄
7月、「冨士 4(7) 大日本雄弁会講談社」に「愛の戰車―
(長篇小説) 」を連載する。 pid/1898519
7月 文芸家協会編、「大衆文学集 第4」に「雪女」が掲載。
7月、キングレコードから 「火の翼(追想編) 加藤武雄[作詞],杉山長谷夫[作曲],立石喬子[歌手] 」が発売される。 pid/8266694
7月、キングレコードから「火の翼(子守編) 
加藤武雄[作詞],杉山長谷夫[作曲],平井美奈子[歌手]」が発売される。 pid/8266693

7月、「文學時代 3(7);7月號 新潮社」に「谷中村の滅亡―田中正造素描―」を発表する。  pid/11209440
   
謝肉祭の最後の夜/金子光晴    桑原の町(八王子)/P沼三カ  姉妹の上に/橋本英吉
8月、「朝日 3(8) 博文館」に「曙の歌―愛戀悲哭―(須藤重畫)」を連載する。pid/1532642
   
妖魔の繪暦―美女夜行―(岩田專太カ畫) / 大佛次カ  蛇使ひの娘―妖艷怪奇―(鈴木朱雀畫) / 野村胡堂
8月、武田康八が「文芸春秋 9(8)」に「珠を抛つ加藤武雄」を発表する。 pid/3197615
   
[追憶] / [加藤武雄]  言葉のない戀愛 / 萩原朔太カ  洋上の夏 / 川路柳虹  
8月、「キング 第7巻第8号 大日本雄弁会講談社」に「殉教物語「天上の聖火」」を寄稿する。志村立美画
   また、同号に田河水泡が「愉々快々「夏のユーモア大パノラマ漫画」」を寄稿する。
8月、「文學時代 3(8);8月號 新潮社」に「夏・夏の旅・田澤湖」を発表する。  pid/11209441
あはれ熊祭/北原白秋   三一年の都會色/今和次カ   波紋/矢田津世子
9月 「加藤武雄読物選集(短編十六収録)」が「新潮社」から刊行される。
9月  東亜京都作品「緑の地平 受難篇」封切。
10月 東亜京都作品「緑の地平 哀傷篇」封切。
11月 新興作品「曙の歌」封切。
11月、「婦人倶楽部12(11)」に「私は斯ういふ女性に心を惹かれる」と云う見出しで、牧野良三・加藤武雄・小林愛雄 ・吉川英治・淺原六朗・白鳥省吾・木村錦花・大辻司カが寄稿する。 pid/3562055
○この頃の出版業界 円本全盛の後に迎えた出版不況時代は、拡張した用紙生産量をこなし切れず、製紙会社も紙問屋も膨大なストックを抱え込み紙面は下降の一途をたどる。しかも出版界全体が不振の底から立ち直れず需給のバランスは狂い続けて、これまで紙価が最も安かった大正3年の価格に比しても、昭和6年は1キロ当たり2銭から4銭下まわる。
11月、「文學時代 3(11);11月號 新潮社」に「秋深し」を発表する。  pid/11209444
   
墾成不可能地帶/佐左木俊カ
12月、「雄弁 22(12);12月號 大日本雄弁会講談社」に「」を発表する。 pid/11006836
元寇のヘ訓/藤井眞澄
12月、「文學時代 3(12);12月號 新潮社」に座談會のことが掲載される。 pid/11209445
埋もれた寶隱された寶を語る座談會/岡田建文 ; 一氏義良 ; 柳田國男 ; 井東憲 ; 布利秋 ; 萬里野平太 ; 加藤武雄
〇この年、「少年少女教育講談全集 3」が「講談社」から刊行され「阿新丸」を発表する。 pid/1742322
父こひし /山をこえ、海をこえて / 敵打 /脱走    ※ 参考 左の5作品も加藤作品か検討要 2020・7・17 保坂
〇この年、文芸家協会編「大衆文学集 第4集 昭和6年版」が「新潮社」から刊行され「雪女」を所収する。pid/1179170
〇この年、内外社編 「綜合ヂャーナリズム講座 X」に「ヂヤーナリズムと『創作』」を発表する。 pid/1803551
日本プロレタリア雜誌發達史…神道久三
原稿の依ョから整理まで…佐左木俊カ
探偵・獵奇・ナンセンス…溝正史
ヂヤーナリズムと『創作』…加藤武雄
〇この年、「明治大正文学全集 第53巻」が「春陽堂」から刊行され「東京の顏」を所収する。 pid/1226887
1932 7 45 1月〜12月 「不滅の像」を「婦人倶楽部」に連載する。 再検討要(翌月もあったが?) 2020・7・10 保坂
1月〜8年7月 「東京哀歌」を「富士」に連載する。
1月、「朝日 4(1) 博文館」に「曙の歌―哀戀悲哭―(須藤重畫)」を連載する。pid/1532643
   
太平洋無着陸瓢箪飛行 / 前川千帆         七福神―落語 / 林家正藏 ; C水對岳坊
    壯烈鬼神も哭く滿洲出征軍涙の決戰美談 / 小山勝C ; 村上三千穗
1月、「文學時代 4(1);新年號 新潮社」に「新しき年のはじめに」を発表する。  pid/11209446
   また、同号に座談會のことが掲載され
る。
奇人物・珍人物を語る座談會/長田幹彦 ; 新居格 ; 小野賢一郎 ; 濱尾四郎 ; 村松梢風 ; 加藤武雄
1月、「冨士 5(新年特大號)(1) 大日本雄弁会講談社」に「東京の哀歌―嘆きの都、秘めたる戀に涙の變轉」を発表する。 pid/1898490
晴曇――謎の人生!!麗人を繞る二人の若人 / 久米正雄
大陸非常線――問題の滿洲を驅ける陸上潜行艇 / 山中峯太カ / p256〜275
音樂界藝界名流花形寫眞大鑑
母の愛 / 中村武羅夫 / p512〜537
2月、「朝日 4(2) 博文館」に「曙の歌―哀戀悲哭―(須藤重畫)」を連載する。 pid/1532644
    K龍江軍を撃滅するまで―嚴寒に苦鬪の日本軍 / 小山勝C   言語道斷な支那の亂暴軍隊 / 芳野武夫
2月、「冨士 5(2) 大日本雄弁会講談社」に「東京哀歌―悲劇は更に倍加、評判の代表作品!!」を発表する。 pid/1898521
2月 新興作品「海に立つ虹」封切。

2月、「少女倶楽部 10(2) 大日本雄弁会講談社」に「日は大空に」を発表する。 pid/1780181絵:加藤まさを
  また、同号に 田河水泡が「アキレ蛙物語」を西條八十が「
物語詩 守つて下さい滿洲を」を発表する。
2月、「銀河 後篇が「春陽堂」から刊行される。 pid/1110262 閲覧可能
    
注 「銀河前篇」が日本小説文庫 ; 36」としてあるようだが未確認なので検討要 2020・7・17 保坂 
3月 満州国建国宣言

3月、「婦人倶楽部13(3) 講談社」に「戀愛小説 不滅の像 / 岩田專太郎:画」を連載する。/pid/3562057
青春時代の男女問題座談會 / 山田わか ; 高島平三カ ; 今井邦子 ; 奧むめお ; 田中文子 ; 佐多芳久 ; 加藤武雄 ; 赤神良讓
3月、「文學時代 4(3);3月號 新潮社」に「島を思ふ」を発表する。 pid/11209448
愛とブール(□)ールを歩く/吉行エイスケ (□はワ+濁点) 工場街の春/コ永直
4月、「婦人倶楽部13(4) 講談社」に「戀愛小説 不滅の像 / 岩田專太郎:画」を連載する。pid/3562058
4月、「雄弁 23(4);4月特大號 大日本雄弁会講談社」に「
聖なる欺瞞(ぎまん)」を発表する。 pid/11006840
満蒙開發大講演會/ / 41〜81
 滿蒙新天地の拓開は年の活躍に竢つ/秦豐助
 關心すべき日満今後の經濟關係/石井靜人
 滿蒙に建設された新國家/大西齋
 滿蒙名物の馬賊を語る/中野江漢
 滿蒙の生活實況/上田恭輔
 滿蒙の現状とその發展策/井手正壽
 滿蒙の風俗人情を語る/今井信一カ
 滿蒙の富源/ /
 滿州風俗スケツチ/水島爾保布
斯くして滿蒙を開拓せよ/ /
法事の席で高砂や/巖谷小波 /
戯曲 伊藤公の最期/中村吉藏

5月 この頃、不況の出版界に稿料不払い問題が続出。加藤武雄ら被害者8名が岡下一郎を法廷代理人として、「創造」発行者人見東明を相手どる出版界最初の原稿料請求訴訟を起こす。
5月、「婦人倶楽部13(5) 講談社」に「戀愛小説 不滅の像 / 岩田專太郎:画」を連載する。pid/3562059
お子さんを良くするにはこゝが急所(育兒に熱心な十三名家の經驗發表) / 長田幹彦 ; 太田濱子 ; 奧むめお ; 加藤武雄 ; 山桐カ ; 宗像正子 ; 上野しげ子 ; 氏家壽子 ; 栗島すみ子 ; 矢野志都榮 ; 淺野孝之 ; 赤神良讓 ; 諸岡孝子
5月、「文學時代 4(5);5月號 新潮社」に「(現代小説)或る娼婦の死」を発表する。 伊勢良夫:画 pid/11209450
滿洲國とその將來/松井等 十年/佐左木俊カ
6月、「婦人倶楽部13(6) 講談社」に「戀愛説 不滅の像 / 岩田專太郎:画」を連載する。pid/3562060
6月 「饗宴」を「春陽堂」から刊行。
6月、「文學時代 4(6);6月號 新潮社」に座談会のことが掲載される。  pid/11209451
犯罪捜査座談會/大森洪太 ; 恒岡恒 ; 高根林之助 ; 北條C一 ; 和田豊彦 ; 三木克爾 ; 大下宇陀兒 ; 加藤武雄
参考 時事問題解説 無産黨最近の動き 獨逸政界の問題 アイヌの運動/中山雅夫
7月、「玉川文庫 第九篇 文藝随筆」が「玉川学園出版部」から刊行される。 pid/1236657 閲覧可能
文學と道コ /天國の戀・地獄の戀 /かくありたい女性 /少女の爲めに /人事と天命と /長篇小説と通俗小説 /大衆文學の問題
農民文學の指標 /子供と文學 /文壇現状論
7月20日、「玉川文庫 第8篇 砧村随筆」が「玉川学園出版部」から刊行される。 pid/1236655 閲覧可能
小原さんへ(序にかへて) / 饗應 /凩 / 老馬星月 /馬上三日 /犬の記 /早春 / 草 /初夏 / 八月 /秋深し / 散歩
7月、「文學時代 4(7);7月號 新潮社」に「囘顧十七年・歌留多の札」を発表する。  pid/11209452
チヤップリンを出迎へて/和田交一
百貨店/山本和夫
オリムピック眞實力の檢討/春日俊吉 /
街の誘蛾燈/佐左木俊カ
8月 「愛国少年文庫「源義経と成吉思汗」」を「新潮社」から刊行する。
8月〜8年2月 「孔雀船」を「報知新聞」に連載する。
11月 「新潮」11月号に「通俗小説の理想」を発表。
12月、「少年倶楽部 19巻12号」に「友情美談 尊き記念」を寄稿する。田中良:画  pid/1764792
    外國物語 エミリアンの旅 / 豐島與志雄 ; 田中良
〇この年、宮島新三郎が大正文学十四講」を「東京出版社」から刊行する。 pid/1133659
第三講 自然主義の傳統
  一 大正文學の一基調
  二 加藤武雄氏と水守龜之助氏
  三 加藤武雄氏の文學的立場
  四 『郷愁』其の他
  五 水守氏の現實とユーモア
  六 加能作次郎氏の『世の中へ』
  七 加能氏のセンティメンタリズム
  八 消極的態度から積極へ
  九 加能氏の宗教意識
  一〇 細田民樹氏の作品
一一 人道主義的理想化
一二 利他と利己の爭鬪
一三 『惱める破婚者』
一四 細田源吉氏の處女作
一五 『空骸』以後
一六 『或る求婚者』と『彼の失策』
一七 文章上の苦心
一八 現文壇に於ける廣津氏の位置
一九 チェホフと廣津氏
二〇 廣津氏の作品
二一 愛のない生活を取扱つた作品
〇この年、「婦人公論大学 第16 結婚準備篇  中央公論社」に「異性を見る眼」を発表する。pid/1226690
〇この年、佐藤信重, 麻生恒太郎編新興詩・随筆選集 詩と人生社」に「
夢愴然」を発表する。 pid/1055853
    
夢愴然・加藤武雄  ある風景・矢田津世子
〇この年、「日本文学講座 第十四卷 新潮社」に「
「好色五人女」鑑賞」を発表する。pid/1885001
    芭蕉鑑賞…島崎藤村 /「好色五人女」鑑賞…加藤武雄 / 今昔物語鑑賞…芥川龍之介

1933 8 46 1月〜9年7月 「三つの真珠」を「講談倶楽部」に連載する。
1月、婦人倶楽部 14(1) 講談社」に「戀愛小説 不滅の像 / 岩田専太カ:画」を連載する。pid/3562063
   
 参考 口繪とグラフ 映畫物語『伊豆の踊子』・松竹映晝 / p425〜431
1月、「婦人之友27(1) 婦人之友社」の「世界からなくしたいもの」の問に応える。pid/3562575
界からなくしたいもの / 佐藤春夫 ; 石K忠悳 ; 細田源吉 ; 武田久吉 ; 神戸正雄 ; 西川義方 ; 河野密 ; 大島義C ; 吉田絃二カ ; 小鹽完次 ; 三輪壽壯 ; 北川冬彦 ; 河野通勢 ; 稻村隆一 ; 左近義弼 ; 丘淺次カ ; 弘田龍太カ ; 姉崎正治 ; 兼常C佐 ; 岡本かの子 ; 小泉信三 ; 小杉放庵 ; 深尾須磨子 ; 室伏高信 ; 川路柳虹 ; 上司小劍 ; 麻生正藏 ; 神近市子 ; 尾佐竹猛 ; 津田楓 ; 吉田秋光 ; 長田幹彦 ; 石川義一 ; 奧むめお ; 岡田哲藏 ; 北澤樂天 ; 別所梅之助 ; 内田C之助 ; 藤原咲平 ; 中澤辨次カ ; 新村出 ; 千葉龜雄 ; 大内兵衞 ; 宮田修 ; 佐藤功一 ; 帆足理一カ ; 三田村篤志カ ; 杉森孝次カ ; 北澤新次カ ; 加藤一夫 ; 寺尾新 ; 今和次カ ; 堀口大學 ; 白鳥省吾 ; 廣川松五カ ; 市川房枝 ; 木内キヤウ ; 神原泰 ; 恩地孝四カ ; 山縣五十雄 ; 伊福部敬子 ; 金子洋文 ; 佐伯矩 ; 石川千代松 ; コ田秋聲 ; 平林たい子 ; 楠山正雄 ; 吉屋信子 ; 正宗得三カ ; 西村眞次 ; 小川未明 ; 鷹野つぎ ; 麻生久 ; 加藤勘十 ; 八木澤善次 ; 山川均 ; 税所篤二 ; 秋田雨雀 ; 木村莊八 ; 倉橋惣三 ; 大西C治 ; 長谷川如是閑 ; 柳澤保惠 ; ガントレツト恒子 ; 大塚金之助 ; 三宅周太カ ; 白柳秀湖 ; 沖野岩三カ ; 小牧近江 ; 鳥居龍藏 ; 加藤武雄 ; 岩崎ナヲ ; 松居松翁 ; 岡本綺堂 ; C水良雄 ; 安倍季雄 ; 向軍治 ; 妹尾秀實 ; 濱田四カ ; 三谷民子 ; 鈴木茂三カ ; 舞出長五カ ; 窪川いね子 ; 生江孝之 ; 河井醉茗 ; 新居格 ; 小池重 ; 藤森成吉 ; 葉山嘉樹 ; 井口乘海 ; 石橋湛山 ; 浮田和民 ; 高群逸枝 ; 小澤恒一 ; 林春雄 ; 市川源三 ; 福島四カ ; 田中 ; 長岡半太カ ; 駒井卓 ; 山本一C ; 高橋偵造 ; 今井邦子 ; 星島二カ ; 小岩井淨 ; P夜雨 / p47〜52,53〜63
みがき鰊の蒲燒と生食 / 大塚郁子 ; 凾館友の會  馬鈴署だんご / 大塚郁子 ; 凾館友の會
1月、「雄弁 24(1);新年特大號 大日本雄弁会講談社」に「愛と戰ひと」を発表する。  pid/11006850
   また、同号に荒木貞夫が「日本國民よ、魂を持て」を発表する。/

1月、「少女倶楽部 11(1) 大日本雄弁会講談社」に「K犬物語」を発表する。pid/1780186 蕗谷虹兒
滿洲事變と日本の少女 / 荒木貞夫
椿の花の咲く頃 / 蕗谷虹兒 ; 吉田絃二カ
童謠振付 日の丸の歌(西條八十作歌中山晋平作曲) / 土川五カ振
薊を持つ支那娘 / 布施長春 ; 横溝正史
1月、「冨士 6(1) 大日本雄弁会講談社」に「東京哀歌―長篇小説」を連載する。山川秀峰:画 pid/1898522 
明治大正昭和流行歌謡繪卷 / 堀内敬三 ; 町田嘉章
忠犬物語――これには誰でも泣かされる / 益田甫
亞米利加合衆國の新大統領 ルーズベルト / 村上有一 ; 加東三カ

2月、「冨士 6(2) 大日本雄弁会講談社」に「東京哀歌―長篇小説」を連載する。山川秀峰:画  pid/1898523
大滿洲正義團―滿蒙に輝く日本侠客道 / 池田桃川 
 薔薇色の道―長篇小説 / 中村武羅夫 ; 寺本忠雄:画
榮えゆく道―新興キネマ特作映畫 / 野間C治 ; 藤田潤一 ; 九鬼龍爾

2月、「少女倶楽部 11(2) 大日本雄弁会講談社」に「K犬物語」を発表する。pid/1780187  絵:蕗谷虹兒
  また、同号に田河水泡が「スタコラサツチヤン(連載)」や「お稻荷樣は食物の神樣」等も掲載される。
2月、「日本小説文庫 ; 259大東京の屋根の下 」が「春陽堂」から刊行される。pid/1899777 閲覧可能
大東京の屋根の下 / 廢園の花 / 街の夜霧 /牡丹雪 /最後の訪問者 / 女性陣
3月、「婦人倶楽部 14(3)講談社p106〜110」の問いに応える。pid/3562065
私が今も有難く思つてゐる父からの感化・母からの感化/ (6)恨まず咎めず
3月冨士 6(3) 大日本雄弁会講談社」に「東京哀歌―(長編小説)」を連載する。  pid/1898524
    
薔薇色の道――(現代小説) / 中村武羅夫  
3月 次男健彦生まれる。佐々木俊郎亡くなる。
3月 「新潮 3月号」に「混乱時代とユーモア文学と」を発表。
3月 松竹蒲田作品「孔雀船」封切。
    脚色 野田高梧、監督 池田義信、主演 栗島すみ子、大日方傳、飯田蝶子、突貫小僧など。
4月、「少女倶楽部 11(4) 大日本雄弁会講談社」に「K犬物語」が連載される。pid/1780188 絵:蕗谷虹兒
   また、同号に佐藤紅緑が「新連載 桃太カ遠征記」を発表する。 絵:田河水泡
   また、同号に佐藤美子(オペラ歌手か 検討要 2020・6・26 保坂)が「幸福な日本の少女」を発表する。
4月 日活太秦作品「女性陣」封切。
4月 「新選大衆小説全集 第四巻(非凡閣版)」に「孔雀船・不滅の像」が収録される。
6月 ー新潮社が新興キネマと提携して映画祭「日の出週間」を開催ー
5月 「文章倶楽部 5月号」に「断絃記 −佐左木俊郎君のこと−」を発表。
6月 「新潮文庫 久遠の像」を「新潮社」刊行。
7月、「主婦の友 17(7);7月號 主婦の友社」の問いに一文を寄せる。pid/11030835
    
親の許さぬ結婚に就ての煩悶相談會/帆足みゆき ; 加藤武雄 ; 山田わか
7月、「話 1(4);7月特輯號 文芸春秋社」に「十和田湖へザンブと」を発表する。 pid/11006446
    
失くした紹介状/矢田津世子 / 250〜254   ハーモニカの冷汗/眞杉靜枝 / 254〜257
7月、「冨士 6(7) 大日本雄弁会講談社」に「東京哀歌 」を発表する。山川秀峰:画 pid/1898525
8月 「新潮」8月号に「梟」を発表。
9月〜9年10月 「春の暴風」を「日の出」に連載する。
10月、「書物展望 3(10) 書物展望社」に「いろ[イロ]の本」を発表する。 pid/3555427
  
 『紅葉山文庫と書物奉行』 / 森銑三
11月〜9年4月 「朝花夜花」を「中外商業新報」に連載する。
11月 日活太秦作品「炬火 田園篇」封切。
    監督 熊谷久虎、主演 夏川静江、市川春代、山本嘉一など。
11月 「改造社版 日本文学講座 第十四巻」に「家庭小説研究」を執筆する。
〇この年、「日本文学講座 第十四卷 改造社」に「家庭小説研究」を発表する。  pid/1885024
〇この年、「満鉄社員会叢書 第8輯 (満鉄社員健闘録 昭和7年度版) 満鉄社員会」に「雨の呼海線にて」を発表する。 pid/1029568
〇この年、川島益太郎著「現代作家の人及作風 〔小説篇〕 大同館書店」が刊行され、加藤武雄のことが紹介される。pid/1210155
二葉亭四迷  尾崎紅葉 / 幸田露伴 / 樋口一葉 /  コ富蘆花 / 泉鏡花 /  國木田獨歩 / 島崎藤村 /コ田秋聲 /  田山花袋 /  正宗白鳥 / 岩野泡鳴 / 上司小剱 / 眞山果 /  中村星湖 / 小栗風葉 /  加藤武雄 / 宇野浩二 / 廣津和カ / 加能作次カ /  南部修太カ / 吉田絃二カ /  武者小路實篤 / ) 有島武カ / 里見ク /  志賀直哉 / 長與善カ / 夏目漱石 / 森鴎外 / 永井荷風 / 谷崎潤一カ / 豐島與志雄 / 小川未明 / 鈴木三重吉 /) 森田草平 / 近松秋江 / 長田幹彦 / 菊池ェ / 芥川龍之介 / 久米正雄 / 葛西善藏 / 藤森成吉 /  江口渙 / 前田河廣一カ / 細田民樹  細田源吉 / 片岡鐵兵 /中村武羅夫 / 光利一 /中河與一 / 十一谷義三カ 大佛次カ /
6月、「婦女界 47(6) 婦女界出版社」の問に寄せる。  pid/3561832
私はかうして眠ります・十七名家 / 森律子 ; 岩田專太郎 ; 鳩山一郎 ; 河崎なつ ; 竹内茂代 ; 安達潮花 ; 吉岡彌生 ; 山村耕花 ; 栗島すみ子 ; 北村小松 ; ダン道子 ; ささきふさ ; 遠藤波津子 ; 富田千秋 ; 加藤武雄 ; 細田民樹 ; 中村武羅夫 ; 棚橋絢子
1934 9 47 1月〜10年4月 「珠は砕けず」を「キング」に連載する。
2月、「雄弁 25(2);2月號 大日本雄弁会講談社」に「人を泣かしむるの境地」を発表する。  pid/11006863
2月 日活太秦作品「炬火 都会篇」が封切される。
3月、「冨士 7(3) 大日本雄弁会講談社」に「野の灯街の灯―大長篇 讀切小説」を発表する。 大日本雄弁会講談社 1934-03pid/1898532  蝶々夫人――(折込口繪) / 小早川C 
3月〜9月 「華やかな戦車」を「報知新聞」に連載する。
4月 川尻八幡神社社務所建設で五拾円を奉納する。
     
                  川尻八幡宮社務所   撮影2017・9・15
5月、「文藝 2(5);5月號  改造社」に「新聞連載小説 一瞥(意味:ちっらと見ること)」を発表する。pid/10988021
    
「罪と罰」に就いて/小林秀雄    先驅者詩人石川啄木を憶ふ/秋田雨雀
6月〜10年10月 「喘く白鳥」を「婦人倶楽部」に連載する。
6月、「文芸春秋 12(6) 文芸春秋社」に「美しい町」を発表する。pid/3197650
   
津久井溪谷のために / 室伏高信    獄 / 橋本英吉
7月、「婦人倶楽部15(7) 講談社」に「
戀愛小説連載 喘ぐ白鳥 ; 田中良:画」を連載する。pid/3562072
7月、「少年倶楽部 21巻7号」に「ドドメとシドメ」を寄稿する。
pid/1758640  
8月、「婦人倶楽部15(8) 講談社」に「戀愛小説連載 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。pid/3562073
8月、「雄弁 25(8);8月號 大日本雄弁会講談社」に「ガタさんの話」を発表する。  pid/11006869
加藤完治氏の農民道場を觀る/一記者   本所の母親達/眞杉靜枝
9月、「政界往来 = Political journal 5(9) 政界往来社」に「農民の言葉」を発表する。pid/2740199
   
 ロシヤ文學と監獄のこと / 中村白葉
9月、「婦人倶楽部15(9) 講談社」に「喘ぐ白鳥 ;
田中良:画」を連載する。pid/3562074
    人氣作家の『現代女性』座談會 / 大下宇陀兒 ; 加藤武雄 ; 三上於莵吉 ; 吉屋信子 ; 菊池ェ ; 子母澤ェ
9月、「冨士 7(9) 大日本雄弁会講談社」に「不思議な一夜―(須藤重畫)」を発表する。  pid/1898537
9月、「雄弁 25(9);9月號 大日本雄弁会講談社」に「文藝の味ひ方」を発表する。 pid/11006870

9月 「文章倶楽部 九月号」に「田山花袋研究 −作家研究座談会(二)−」を発表。
9月〜10年12月 「地獄の聖歌」を「講談倶楽部」に連載する。
10月、「婦人倶楽部15(10) 講談社」に「戀愛小説連載 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。pid/3562075
  
信仰に生きる賀川豐彦夫人三姉妹の血縁秘話 / 鑓田研一
  飯田蝶子さんの人氣花形訪問記 / 飯田蝶子 ; 加藤武雄 ; 栗島すみ子 ; 佐藤美子

10月、「実業の日本  37(19) 実業之日本社」が刊行され「私の崇敬する人物―名士六十氏回答」のアンケートに応える。  pid/3552360  回答内容未確認 2018・6・25 保坂
11月、「婦人倶楽部15(11) 講談社」に「戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。pid/3562076
   鼻につきかけた夫婦仲和合法祕訣 / 諸岡存 ; 池部鈞 ; 大妻コタカ ; 菅原時保 ; 加藤武雄 ; 三田谷啓 ; 甫守謹吾 ; 福井正憑
11月 「厚生閣」から「日本現代文章講座 5 技術篇」を刊行、「大衆現代小説と構成と技術」を執筆する。pid/1236887
   山梨日日新聞 昭和9年11月22日付
11月、「婦人倶楽部  15(11)」に戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。id/3562076
鼻につきかけた夫婦仲和合法祕訣/諸岡存・池部鈞・大妻コタカ・菅原時保・加藤武雄・三田谷啓・甫守謹吾・福井正憑
12月、「婦人倶楽部15(12) 講談社」に「戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。pid/3562077
〇この年、「銀の征矢」を「九州日報」に連載する。 検討要
〇この年、「日本精神講座 第四卷 新潮社」に「筑後河の血戰(岩田專太カ畫)」を発表する。 pid/1908065
日本文化の海外進出…明大講師 木村毅    筑後河の血戰(岩田專太カ畫)…加藤武雄
〇この年、文芸家協会編「文芸年鑑 1934年版 改造社」に「斷絃記」 pid/1077767
〇この年、文芸家協会編「文芸年鑑 1932年版 改造社」に「母」を発表する。 pid/1077748
1935 10 48 ○この年、父泰次郎(70歳)が川尻村村長に就任(17年4月まで)
1月 「文芸春秋」新年号誌上に芥川龍之介賞、直木三十五賞の制定を発表。
1月、「婦人倶楽部16(1) 講談社」に「
戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。pid/3562078
名士名流結婚調べ / 和田邦坊 ; 千葉龜雄 ; 菊地寛 ; 平井美奈子 ; 宮田修 ; 加藤武雄 ; 山中峯太郎 ; 堀内信水 ; 安逹謙藏 ; 岸邊福雄 ; 岩田專太郎 ; 大澤一六 ; 米田和歌 ; 安倍季雄 ; 内田孝藏 ; 丸山鶴吉 ; 竹内茂代 ; 中河幹子 ; 池部釣 ; 木谷千種 ; 賀川登彦 ; 高島米峰 ; 佐多芳久 ; 佐々木邦 ; 牧野良三 ; 田邊尚雄 ; 安部磯雄 ; コ山l ; 八波則吉 ; 長田幹彦 ; 植原悦次郎 ; 氣駕君子
1月、「維新 2(1) 維新社」に「大衆・批評その他」を発表する。 pid/1534093
    
日本家屋と煖房 / 今和次カ    滿洲から來た男 / 中西伊之助
2月 日活多摩川作品「三つの真珠」封切。
2月、「婦人倶楽部16(2) 講談社」に「戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。/pid/3562079
3月、「婦人倶楽部16(3) 講談社」に「戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。pid/3562080
     特輯讀切傑作集 現代小説 温い苗床 / 柿原輝行 ; 矢田津世子
3月、「少年倶楽部 22巻3号」に「うれしいお知らせ」を寄稿する。山口將吉カ:画 pid/1758648
    連載小説の諸先生を漫畫で一めぐり / 川村みのる 
3月、「旅 12(3) 」に「旅の話いろいろ」を寄稿する。 pid/7887384
  また同号に、生田花世が「雛に語る故郷の味 故郷の雛--阿波の板雛」・若山喜志子が「雛に語る故郷の味 雛祭りと祖父」を寄稿する。
3月、「行動 第3年(3月號) 紀伊国屋出版部」に「その頃の自然主義」を発表する。 pid/1539196
4月、「雄弁 26(4);4月號 大日本雄弁会講談社」に「戀愛、結婚は精神的事業」を発表する。 pid/11006877
滿洲國 兵隊さんの一日/ /
その流域/賀川豐彦 ; 小林秀恒
滿洲移民の現状と將來/鈴木梅太カ
躍進新京の顏/長島ェ次
先づ健全なる滿洲の認識/川越丈雄
蠶業日本の福音!桑の木から人絹をとる
農村青年大討論會 自力更生可能なりや否や!/(松原一彦 ; 高島一カ ; 秋山武雄 ; 來間文一 ; 長谷川茂 ; 高野春三 ; 原島彦左衞門 ; 櫻井輝擴 ; 野本武一 ; 小菅十重カ ; 柳井岩太カ ; 松本喜太カ ; 齋藤庄治)
婦人雜誌と農村/K田義男
海國日本と年の覺悟/佐柳玄一
農村圖書館論/中川一カ

燃え上る祖国愛 愛國誌友團の活躍 p428〜429
4月 「君よ知るや南の國国」を「講談社」から刊行する。pid/1732338 閲覧可能
      内容(君や知るや南の国、姉妹、日は大空に、愛犬物語、二度目の誓)
 
 「君よ知るや南の国」の挿絵    同本の中の宣伝文
自序
 人の心のはたらきを、普通、知、情、意の三つに分けます。この三つのはたらきが十分に行われて、はじめて完全な一個の人となるのです。
 知を培う知育、意を鍛える意育とあいまって、情を養う情育というものが、とりわけ、娘たちにとっては必要です。情育、すなわち情操教育というものが、割合に、学校でも家庭でも疎かにされているように思われます。
 娘たちに、よき読物を読ませることは、情操教育の上にもっとも効果のあることと考えます。口幅ったい申しじょうかも知れませんが、この一巻に収めたものは、立派に情操教育の資料たるべき、よき物語であると信じます。
 「君よ知るや南の国」以下数篇は、私が、大人のための書く以上に、骨を折って書いたものであります。最も熱心に読まれ、最も深
い影響を読む者に与えるはずの、少女小説というものが、従来あまりに不用意に書かれている事を憂いていた私は、これ等の小説を私の芸術家として、同時に、人間としての、最高の良心を以って書きました。
 一般家庭の読物として、自信を持っておすすめ出来る小説だということを、改版にあたり、もう一度声を大にして申しあげます。
昭和十年三月  市外砧村の草堂にて    著 者
4月、「少年倶楽部 22巻4号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。 山口將吉郎:画 pid/1758649
   滿洲國の少年諸君よ// 櫻の國日本 / 佐藤保太カ  三八式
九三式の意味 / 淺野一男  東京から新京まで行くには / 鐵道省
5月、「婦人倶楽部16(5) 講談社」に「本誌の誇る一流大家の連載小説 戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。pid/3562082
5月、「幼年倶樂部 10(5) 大日本雄弁会講談社」に「うかれ子馬」を発表する。 川島はるよ:画 pid/1789129
   また、同号に川路柳虹が「水兵さん」を発表する。

5月 「日本文学講座 第十巻 好色五人女鑑賞」が「新潮社」から刊行される。
5月、「少年倶楽部 22巻5号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 Pid/1758650  
6月、「婦人倶楽部16(6) 講談社」に「一流大家の連載小説 戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。pid/3562083
6月、「新潮」6月号」に「木食上人」を発表する。
6月、「少年倶楽部 22巻6号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 Pid/1758651  
7月18日 「昭和長篇小説全集9 「東京哀歌」」が「新潮社」から刊行される。
7月、「婦人倶楽部16(7) 講談社」に「一流大家の連載小説 戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。pid/3562084
7月、「少年倶楽部 22巻7号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 Pid/1758652 
7月、「婦人倶楽部  16(7)」に「喘ぐ白鳥」を連載寄稿する。 pid/3562084
参考一流大家の連載小説 戀愛小説 新月抄 /久米正雄 須藤重画
一流大家の連載小説 歴史小説 千姫 / 三上於莵吉 
岩田專太カ画
一流大家の連載小説 戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 加藤武雄 田中良画
一流大家の連載小説 時代小説 夢の浮橋 / 大佛次カ 
齋藤五百枝画
一流大家の連載小説 家庭小説 結婚の條件 / 菊池ェ 
小林秀恒画
一流大家の連載小説 純情小説 女の友情 / 吉屋信子 
林唯一画
8月、「婦人倶楽部16(8) 講談社」に「一流大家の連載小説 戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。pid/3562085
8月、「少年倶楽部 22巻8号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 Pid/1758653  
9月、「婦人倶楽部16(9) 講談社」に「一流大家の連載小説 戀愛小説 喘ぐ白鳥 / 田中良:画」を連載する。pid/3562086
9月、「雄弁 26(9);9月號
 大日本雄弁会講談社」に「馬・ゴルフ(趣味一夕話)」を発表する。  pid/11006882
南太平洋の印象/賀川豊彦 年にうつたへる/室伏高信 
9月、「少年倶楽部 22巻9号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 pid/1758654
9月、「維新 2(9) 維新社」に「思ひ浮ぶまゝ」を発表する。 pid/1534101
   
北支資源開發と日支關係 / 高木陸カ 思ひ浮ぶまゝ / 加藤武雄
10月、「冨士 8(10月特大號)(11) 
大日本雄弁会講談社」に「壕゚の娘」を発表する。岩田專太カ:画 pid/1898546
   
ベルツ博士を偲ぶ記念碑 梅毒の湯草津に建設される!
10月、「少年倶楽部 22巻10号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 pid/1758655
11月 新興東京作品「喘く白鳥」封切。 主演 高田稔、伏見信子、高津慶子。
11月、「少年倶楽部 22巻11号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 pid/1758656
12月、「少年倶楽部 22巻12号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 pid/1758657
    特別大附録 帝國新議事堂大模型 / 大熊喜邦 ; 中村星果 ; 松原惟章

12月 随筆小品集「郊外通信」を「健文社」から刊行する。 pid/1258959 閲覧可能
(全文)/どういふわけか、此頃随筆集を出す事がはやる。そして、僕も此の一冊を纏め得る機會を頼まれた。望外のよろこびである。此の十年来、僕は主として、筆を長編小説に投じてゐたが、その間にちょいとかいた随筆風のものも相當の量にのぼってゐる。多くは紛失してしまったが、集められるだけ集めて、その中から、文藝評論風のものを除いたのが此の一冊である。巻末にお愛嬌のつもりで、コントらしいもの七篇を添えた。題して「郊外通信」といふのは文藝の王城に對しても、一個の郊外人でしか無かった僕だからでもある。しかし、此の砧(きぬた)村も日ならずして、東京市に編入される事になってゐる。僕も、いつまでも文壇の郊外人としては甘んじてゐられない氣持になってゐる。此の随筆集は、僕の村居十年の記念であり、同時に、名義だけにしろもう村ではなくなる此の村への告別である。忙中の小関に多々の筆をはしらせたもので、随筆らしい風格の無いやうなものばかりだが、兎に角、僕は、此の一冊を、此の村の土で培した野菜の一籠として、平常御無沙汰ばかりしてゐた辱知諸におくらうと思ふ。此の書の出版については、武野藤介君がずゐ分立ち入った面倒を見て呉れた。三岸節子さんは、いゝ装幀をして呉れた。予ながら、兩君に心からの御禮申上げる。
   昭和十年初冬
郊外砧村の草堂にて加藤武雄
村居十年 饗應 / 凩 / 花つくり /泉 / 朝の散歩 /老馬星月 /馬上三日記 / 犬 / 鼠 /郊外からの手紙 /十星霜 /
春夏秋冬 新しき年のはじめに /早春 /晩春花譜 /草 /初夏 / 夏の雜筆 /八月 /山房にて /燈記 /新秋の譜 / 小鳥 / 秋深し /武藏野 / 桑 / 茅蜩 /
自畫像 自分のこと / 家 /僕の生活態度 /僕の第一歩 / インキに汚れた過去 / 長篇小説の作家として /あの頃の文壇と自分 / 私の讀書歴 /木食上人 /一日 /
旅行記 その他 山陰の旅 / 北海道一瞥 /滿洲温泉水記 /乘馬日記 / 迎春騎行 / 島を思ふ /旅のノオトから /
故人追憶 斷絃記 / 春月君を哭す /故人追憶 /
趣味を語る 鞭影小記 /ゴルフ三昧 /
思ひ出 その他 昔の家 /上草履 / 養蠶 / 牧歌 /名 / 芭蕉の像 その他 / 讀史餘談 / 麗人 / 遠き笛 /影繪 / かくありたい女性 / 早春の窓に凭りて / 鬼 /
掌篇七つ 銀貨 / 怪談 / 親切 / 人形 /接吻 / 童謠 / 希望 /
      研究課題/ロシアまたコント文学についての関りを武野藤介と対比させる必要性あり。2017・10・27 保坂
12月、「新潮 12月号」に「千葉亀雄氏を弔すその他」を発表する。
〇この年、加藤武雄監修「学芸会演出技術と資料集 下巻 弘学社」が刊行される。 pid/1133055
〇この年、文芸家協会編「文芸年鑑 (1935年版) 改造社」が刊行され「故人追憶」を寄稿する。pid/1074650
〇この年、「昭和長篇小説全集 第9巻 (東京哀歌)」が「新潮社」から刊行される。
標題 / 目次 / 美しき東京! / 從妹 / 白い薔薇 /本當に約束した人 / 彼の配役 / 夜半の幻想 / もう一つの結婚問題 / 無邪氣な奈々子 /序幕 /砂塵の中 /脆きもの /奪はれた處女 / 不思議な一對 /もう一つの一對 / 歸朝者 / 孤獨 / 窓の灯 / 小さい友達 / 愛の條件 / 冷涙 / 寢ものがたり / 至上命令 / 愚かな愛 / 二度目の家出 /「左樣なら!」 / さみだれ抄 / 愛する者の道 / 可哀さうな人達 / 有閑夫人 / 銀座の柳 /或る復讐 /赤い靴 / 不思議な依ョ / 心の劇場 /巷の秋 / 誘惑者 / 苦惱反芻 / 醉へる友 /卍 / 危險信號 / 惡魔 /女性の敵 / 魔の手 / 救ひの手 /その夜・第一景 /その夜・第二景 / その夜・第三景 /その夜・第四景 /その夜・第五景 /その夜・第六景 /寂光 /最後の聲 / 何事も無かつたやうに /〔カゴメ〕の夢 /美しき東京よ!されど哀しき東京よ!
〇この年、文芸家協会編「文芸年鑑 1935年版 改造社」に「随筆 故人追憶」を発表する。  pid/1074650
12月、「維新 2(12) 維新社」に「人物漫談」発表する。 pid/1534104
維新の原理と國體明徴問題 / 鹿子木員信
農村の根本對策 / 長野朗
滿蘇國境素描 / 茂森唯士
樺太に遊ぶ / 能仲文夫
僧道元 / 中村吉藏
人物漫談 / 加藤武雄

〇この年、五十嵐力監修省労抄 : 純正女子国語読本参考書 巻3 早稲田大学出版部」に「幻影の家」を発表する。pid/1269094
一 春の花のいろ[イロ](一) 編者
二 春の花のいろ[イロ](二) 編者
三 日本新女性の歌 與謝野晶子
四 安壽姫と厨子王(一) 森鴎 外
五 安壽姫と厨子王(二) 森鴎外
六 體育と競技 永井潛
七 跳躍 尾崎喜八
八 幻影の家 加藤武雄
九 蓮月尼 相馬御風
一〇 婦人と臺所 山田わか
一一 水クの螢 高濱虚子
一二 狹霧の穗高 編者
一三 銀翼の蔭から 鈴木文史朗
一四 浮花 編者
一五 讀み書きの第一義 編者
一六 牛 編者
一七 親と子と住む家 今井邦子
一八 黄金より、珠より (現代十三歌人)
一九 歌がたり 中村秋香
二〇 大西クの大度 勝海舟
二一 仙腰a尚 編者
二二 C福 貝原益軒
二三 山内一豐の妻 新井白石
二四 舟路 島崎藤村
二五 宿かりの死 志賀直哉
二六 思出の魂祭 近松秋江
二七 富士の大觀(一) 大町桂月
二八 富士の大觀(二) 大町桂月


〇この年、加藤惟孝他編「聖寮 : 成城学園聖寮十年史」 に「田上さん」を寄稿する。  pid/1023231
〇この年、加藤武雄監修「学芸会演出技術と資料集 上・中・下巻」を「弘学社」から刊行する。 
    
上巻 pid/1133022  中巻 pid/1133037  下巻 pid/1133055
1936 11 49 1月〜12年12月 「呼子鳥」(映画化)を「キング」に連載する。
1月、「主婦の友 20(1);新年號 主婦の友社」の問いに一文を寄せる。pid/11030859
人妻の危險時代をどうして切り拔けるか?/ / 102〜151((五)良人を嫌ひになつたら妻はどうするか?/加藤武雄
1月、「婦人倶楽部17(1) 講談社」に「新掲載 母性愛小説 合歡の並木 / 林唯一:画」を発表する。pid/3562087
    
第一附録 防寒編物と春向編物  第二附録 童謠・唱歌・流行歌全集
1月〜12年4月 「合歓の並木」を「婦人倶楽部」に連載する。
1月〜12年5月 「夢みる都会」を「富士」に連載する。
1月〜12年3月 「愛の山河」を「講談倶楽部」に連載する。
1月、「雄弁 27(1);新年特大號 大日本雄弁会講談社」に「二つの愛(小林秀恒畫)」を発表する。  pid/11006886
   
感激の日章旗/佐藤美子 / 236〜237 
1月、「少年倶楽部 23巻1号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 pid/1758658
   日本一の仁王樣が出來た / /走れ!走れ!三輪車競走 / /ライオンの綱渡り / /これが鹽を作る田です / /
1月、「冨士 9(1) 大日本雄弁会講談社」に「戀愛二重奏、未亡人の運命悲劇/夢みる都會(林唯一畫) 」を連載する。 pid/1898547
2月、「婦人倶楽部17(2) 講談社」に「母性愛小説 合歡の並木 / 林唯一:画」を発表する。pid/3562088
2月、「冨士 9(2) 
大日本雄弁会講談社」に「純情な戀に、はかなき若人の別れ/夢みる都會(林唯一畫)」を連載する。  pid/1898548
2月、「少年倶楽部 23巻2号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 pid/1758659

3月、「生活と趣味 3(春の巻)(2) 生活と趣味之会」に「ゴルフ漫談」を発表する。 pid/1481811
3月、「婦人倶楽部17(3) 講談社」に「母性愛小説 合歡の並木
/ 林唯一:画」を発表する。pid/3562089
3月、「冨士 9(3) 大日本雄弁会講談社」に「夢みる都會―
(林唯一畫) 」を連載する。pid/1898549
3月 「新潮文庫 喘く白鳥」を「新潮社」から刊行する。
3月、「少年倶楽部 23巻3号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 pid/1758662
   引用した作家の名前や作品名を掲載しました。
4月 「入門百科叢書 「小説の作り方」」を「新潮社」が刊行する。
4月、「婦人倶楽部17(4) 講談社」に「母性小説 合歡の並木 / 林唯一:画」を連載する。pid/3562090
4月、「少年倶楽部 23巻4号」に「晴れゆく山々」を寄稿する。山口將吉カ:画 
Pid/1758663  
4月、「冨士 9(臨時増刋)(5) 
大日本雄弁会講談社」に「去年の雪―悲戀哀史―(須藤重畫) 」を発表する。 pid/1898551
5月、「婦人倶楽部17(5) 講談社」に「母性愛小説 合歡の並木 / 林唯一:画」を発表する。pid/3562091
5月、「冨士 9(6) 大日本雄弁会講談社」に「
現代小説 夢みる都會(林雅一畫) 」を発表する。 pid/1898552
雲雀の唄―(詩) / サトウ・ハチロー
空は晴ればれ――(詩) / 川路柳虻
端午の朝―(家庭詩) / 佐藤惣之助
手柄の銀次―犯人探し一千圓懸賞小説解決篇―(山口將吉カ畫) / 野村胡堂
   
5月25日 田山花袋七回忌追悼晩餐会 東京 日比谷 山水楼にて (後列中央右から2番目が加藤武雄)
6月、「冨士 9(7) 大日本雄弁会講談社」に「現代小説 夢みる都會(林唯一畫)」を発表する。  /pid/1898553
6月21日、生田春月の7周忌に「海の詩碑」が小豆島手東谷の崖上に建立され除幕式が行われる。
   「生田春月清平君、昭和五年五月十九日月明の夜、播磨灘に投じて享年三十九才の短き生涯を終る。
    君や至純の情熱を以て、其の時代苦を歌い、哀婉悲涼、詩風一世に鳴る。又独逸文学に深く、ハイネ研究者として権威だ、
    茲に死直前菫丸船中の作、海図の一篇を終焉の地に刻みてその永き芸術を記念す。 
    昭和十一年三月十八日  春月会建立  篆額 石川三四郎  鋳金 高村 豊周   詩文 加藤 武雄」

   同行の萩原朔太郎と高松に回る。この年文芸家協会理事に推される。
6月、「冨士 9(7)」に「現代小説 夢みる都會 」を寄稿する。林唯一画 pid/1898553

         「東京日日新聞」  昭和11年7月4日付の広告文     所蔵 八木薫
7月、「婦人倶楽部17(8) 講談社」に「五大長篇小説 合歡の並木 / 林唯一:画」を発表する。pid/3562092
7月 「田山花袋全集 第18巻 復刻」を「文泉堂」が刊行、加藤武雄が「解説」する。
  (昭和49年1月にも再版される。) 
※「文泉堂」版については全体的に再調査と成立要因調査が特に必要 2020・7・19 保坂
7月、「
花袋全集 第十二卷  花袋全集刊行会」が刊行され「解説」を寄せる。pid/1883348 閲覧可能
標題 / 目次 / 序文(上司小劍) /源義朝 / 通盛の妻 / 道綱の母 /解説(加藤武雄) /
8月、「婦人倶楽部17(9) 講談社」に「五大長篇小説 合歡の並木 / 林唯一:画」を連載する。pid/3562093
9月、「婦人倶楽部17(10) 講談社」に「戀愛小説 愛染草 ; 幡恒春:画」を連載する。pid/3561996
    神佛様漫畫參詣 / 宮尾しげを
9月、 「少女倶楽部 14(9)」に「鴎(かもめ)の夢 」を発表する。 小林秀恒画 pid/1780208
   また、同号に 島田啓三が「漫畫オリンピック」を発表する。
10月、「婦女界社,同文館」の問いに寄せる。pid/3561873
婚・新婚の女性に贈る特輯 名士名流結婚覺え書 / 中村武羅夫 ; 市川三祿 ; コ山l ; 飯田蝶子 ; 林唯一 ; 谷孫六 ; 加藤武雄 ; 小林一三 ; ダン道子 ; 櫻井忠温 ; 北村小松
10月、「冨士 9(11) 大日本雄弁会講談社」に「長篇小説 夢みる都會(林唯一畫)」を発表する。  pid/1898554
10月、「冨士 9(臨時搖ァ)(12) 
大日本雄弁会講談社」に「雁來紅―愛憎無限―(須藤重畫) 」を発表する。pid/1898555
猫騷動異聞―因録怪奇―(岩田專太カ畫) / 菊池ェ
磔又七―善玉惡玉―(羽石弘志畫) / 山本周五カ
子供の唄―愛の人生―(富永謙太カ畫) / 金子洋文
親の戀―思案の外―(水島爾保布畫) / 柳家金語樓
10月、「大日本雄弁会講談社 現代十月特大号附録 文壇大家花形の自叙傳」に「小学教師時代」を寄稿する。
(前略)愈々(いよいよ)上京したのは、明治四十三の秋の事だった。
 併し、僕と文学の間には、生活が横はってゐた。僕は、何よりも、金を得て、故郷の家を助けなければならなかった。生活的にも背水の陣だったのである。中村君の仲介によって、新潮社の佐藤義亮
(よしすけ)氏に知らるるを得た。佐藤氏は、仕方のない朴念仁(ぼくねんじん)の、人前ではろくろく物も云へないやうな田舎青年の僕に、意外な好意を見せて下すった。その庇護の下に、僕は、それからのコオスを割合に順調に辿る事ができたのである。とはいへ、僕と芸術との間には常に生活が横はってゐた。壊滅したる奮い家の長男として、僕は数多くの一家眷属(けんぞく)に、物質的支持を与ヘなければならぬ義務を負わされてゐた。僕は何よりも先づ生活の為めにたたかはなければならなかった。生活第一、芸術第二。―――かなしい哉、僕はこれを標語(モットオ)として、それからの三十年を送って来なければならなかった。一通俗作家として老いる事は、決して僕の願ひでは無かった。事は凡(すべ)て志(こころざし)と違ったのである。併し、七十を越えて、双親(そうしん)尚ほ堂にあり、僕は、父母の老後を安らかにし得た事だけを、せめてもの満足としようと思ふ (後半の部分をそのまま掲載
11月、「婦人倶楽部17(12) 講談社」の問いに応える。/pid/3562095
私の好きな言葉 / 菊池寛 ; 林芙美子 ; 淺原六朗 ; 吉岡彌生 ; 佐々木邦 ; 加藤武雄 ; 林歌手 ; 花柳壽美
11月、 「少女倶楽部 14(12)」に「友情小説 深山の乙女」を寄稿する。 蕗谷虹兒画 pid/1780211
   また、同号に 西條八十が「少女倶樂部の歌」を発表する。
11月 「海に立つ虹」を「講談社」から刊行(38版)。
11月 創立四十年を記念して「新潮社四十年」を刊行。「思ひ出など」を寄稿する。
11月、「冨士 9(13) 大日本雄弁会講談社」に「現代小説 夢みる都會(林唯一畫) 」を発表する。 pid/1898556
    また、同号に「オリンピック特派記者の座談會」が掲載される。 
オリンピック長屋―新作落語 / 春風亨柳條 金語樓の後備兵―落語 / 柳家金語樓
12月、「婦人倶楽部17(13) 講談社」に「五大長篇小説 合歡の並木 / 林唯一:画」を連載する。pid/3562096
12月、「冨士 9(14) 大日本雄弁会講談社」に「現代小説 夢みる都會(林唯一畫)」を発表する。 pid/1898557
    また、同号にサトウ・ハチローが「オリンピツク選手訪問 」を発表する。
     
クリスマス――新作落語 / 柳家金語樓
12月、「婦人倶楽部  17(13)」に「合歡の並木」を連載寄稿する。 pid/3562096
参考/五大長篇小説 無明有明 / 吉川英治  岩田專太カ画
五大長篇小説 母の曲 / 吉屋信子 
志村立美画
五大長篇小説 片羽鳥 / 川口松太カ   富永謙太カ画
五大長篇小説 合歡の並木 / 加藤武雄  林唯一画
五大長篇小説 街の朝霧 / 三上於莵吉 
小林秀恒画
○この年、文芸家協会理事の一人になる。
○この年、「晴れ行く山々」を「麗日社」から刊行する
〇この年、文芸家協会編「昭和随筆集 第二巻 日本学芸社」に「木食上人」が所収される。 pid/1220479
〇この年、日本文章学会編「最も新しい文章の作り方と文例 学芸社」に「乘馬日記」発表する。 pid/1110684
   乘馬日記・加藤武雄   スポーツと自然・三木清  自然と人生・巖谷小波 戀愛について・中條百合子  私の道・市川房枝
1937 12 50 1月、「婦人倶楽部 18(1) 講談社」に「合歓の並木 ; 林唯一:画」を連載する。pid/3562097
1月、「冨士 10(1) 
大日本雄弁会講談社」に「現代小説 夢みる都會(林唯一畫) 」を発表する。 pid/1898558
1月、「少女倶楽部 15(1)」に「吹けよ春風 」を11月号まで連載する。
蕗谷虹兒画  pid/1780212
2月、「婦人倶楽部18(2) 講談社,」に「
連載長篇小説 合歡の並木 / 林唯一:画」を連載する。pid/3562098
2月、「冨士 10(2月特大號)(2) 
大日本雄弁会講談社」に「現代小説 夢みる都會(林唯一畫) 」を発表する。 pid/1898559 また、同号に川路柳虹が「雪の宿―(詩)」を発表する。
    
    類語類例新詞藻辞典
2月 水守亀之助と「類語類例新詞藻辞典」を「東光社」から刊行。「序」を寄せる。pid/1108953
2月、「少女倶楽部 15(2) 大日本雄弁会講談社」に「吹けよ春風」を連載する。 pid/1780213 
  また、同号に香坂昌康が「建國祭について」を発表する。
  参考:第一附録: 白衣の天使『ナイチンゲール』 / /第二附録 『建國祭掛軸』

3月、「婦人倶楽部18(3) 講談社」に「大評判の連載小説 合歡の並木 / 林唯一:画」を連載する。pid/3562099
3月、「婦人倶楽部18(4) 講談社」に「女優哀史 山鳩の歌
/ 田代光:画」を連載する。pid/3562100
   
 名作小説名場面繪卷 山鳩の歌(山路ふみ子・C水將夫□・・・□ / 加藤武雄
3月、「冨士 10(3) 大日本雄弁会講談社」に「現代小説 夢みる都會(林唯一畫) 」を発表する。 pid/1898562
3月、1934年以降、途絶えていた「橋浦泰雄日本画頒布会」が催され、「世話人」となる。
世話人を含む七三名の賛助員/小笠原栄治笹沼孝蔵、田上義成(以上、北海道)市谷信義(福島)、池上隆祐、長谷川如是閑、浜田道之助、新居格、細田民樹、折口信夫、小川正夫、岡村千秋、岡正雄、大間知篤三、大藤時彦、大月源二、小沢正元、熊谷辰二郎、金井満、加藤武雄、笠原千鶴、武田久吉、田中咄哉洲、高松泰三、高橋文太郎、塚原健二郎、辻誠、角田健太郎、中川一政、野村愛正、野口孝徳、倉田一郎、柳田国男、柳瀬正夢、松山文雄、江口渙、矢部友衛、藤森成吉、秋田雨雀、山口貞夫、後藤興善、桜田勝徳、佐々木幸丸、金田一京助、渋澤敬三、三角泰、白井喬二、守随一、下田芳夫、比嘉春潮、平林恒夫、森下雨村、最上孝敬、関敬吾、瀬川清子、吹田順助、末光績、杉浦健一、鈴木棠三、須山計一(以上東京)、有賀喜左衛門(神奈川)、胡桃沢勘内、矢ヶ崎栄次郎(以上、長野)、伊奈森太郎(愛知)、江馬修(岐阜)、成瀬清(京都)沢田四郎作(大阪)、吉村秀治、涌島義博(以上、鳥取)、曽田共助、須田元一郎(以上、福岡)、山口良吾、星野歳馨(以上、佐賀)、久保清(長崎
3月、「少女倶楽部 15(3) 大日本雄弁会講談社」に「吹けよ春風 」を連載する。pid/1780214 蕗谷虹兒:画
   また、同号に西條八十 が「私の長篇小説について」を発表する。
4月、「婦人倶楽部」に「合歓の並木 ; 林唯一:画」を連載する。/pid/3562101
映画物語 からゆきさん (一)越えてゆく海 / 鮫島麟太郎 ; 時雨音羽 /
映画物語 からゆきさん (二)故クの山はありがたきかな / 鮫島麟太郎 ; 時雨音羽 /
映画物語 からゆきさん (三)故クは寄るも觸るも茨なり / 鮫島麟太郎 ; 時雨音羽 /

映画物語 からゆきさん (四)母と子ふたり / 鮫島麟太郎 ; 時雨音羽 /
映画物語 からゆきさん (五)再び越えてゆく海 / 鮫島麟太郎 ; 時雨音羽 /
4月 「珊瑚の鞭」を「新潮社」から刊行。
4月、「少女倶楽部 15(4) 
大日本雄弁会講談社」に「吹けよ春風」を連載する。蕗谷虹兒:画 pid/1780215
  また、同号に西條八十が「新連載『天使の翼』 」を発表する。
須藤重:画
小曲『すみれ咲く頃』 / 西條八十  春の小鳥 / 中西悟堂
5月、「少女倶楽部15(5)」に「吹けよ春風」を寄稿する。蕗谷虹兒画 pid/1780216
  また、同号に西條八十が「童謠『フランス人形』」を発表する。 加藤まさを:画
6月、「雄弁 28(6);6月特大號 大日本雄弁会講談社」に「現代小説 ある母ある娘(富田千秋畫)」を発表する。 pid/11006903
   また、同号に佐藤喜一カ が「進め、空の制覇へ」を発表する。 
6月 新興東京作品「合歓の並木」が封切。 
6月、「少女倶楽部15(6)」に「吹けよ春風」を連載する。  pid/1780068
6月、「短歌研究 6(6);6月號 改造社」の問いに一文を寄せる。pid/10987034
    
私の歌袋から/尾崎行雄 ; 加藤武雄 ; 中勘助 ; 林芙美子 ; 新居格 ; 尾崎一雄 ; 三好達治 ; 曉烏敏
7月、「学校より家庭へ ; 第21 貴き心の糧  熊本市立高等女学校」に「愚かなる母」を発表する。  pid/1107253 閲覧可能
7月。「冨士 10(8) 大日本雄弁会講談社」に「幻の愛人―江戸情話」を発表する。 pid/1898563
   また、同号に金子洋文が「やぶにらみ
―現代小説」を発表する。
7月、「少女倶楽部 15(7) 大日本雄弁会講談社」に「吹けよ春風」を連載する。pid/1780069 蕗谷虹兒画
    お米の磨汁でお洗濯 / / 野菜を茹でる時/ /
7月、「少女倶楽部 15(8) 
大日本雄弁会講談社」に「純愛小説 愛の花束」を発表する。pid/1780070 高木C:画
窓野雪夫さん・黄金の夢 / 田河水泡 /
探偵小説 人間紛失 / 林唯一 ; 山本周五カ
  附録大東京漫畫地圖(特別附録)抒情しをリセツト(裏大東京名勝寫眞集)
8月、「幼年倶樂部 12(9) 大日本雄弁会講談社」に「空の歌」を発表する。林唯一:画 pid/1789139
   また、同号に野口雨情が「お池つくり」を発表する。 
8月〜13年12月 「華やかな旋風」が「講談倶楽部」に連載される。
8月、「少女倶楽部 15(9) 大日本雄弁会講談社」に「吹けよ春風 」を連載する。蕗谷虹兒:画 pid/1780071
少女詩『花火』 / 西條八十 ; 加藤まさを
牛乳の飲み方
少女詩『星を眺めて』 / サトウ・ハチロー ; 安泰

9月、「婦人倶楽部18(11) 講談社」に「新掲載長篇小説 春雷 / 田代光:画」を発表する。pid/3562105
悲戀の女性繪卷――(1)笛(背景 小村雪岱、扮裝 高峰三枝子) / 加藤武雄
花形人の横顏 / 尾崎士郎 ; 北村小絵 ; 鹽入龜輔 ; 加藤武雄 ; 邦枝光二 ; 中村武□□ ; 川路柳虹
夫婦間の金錢關係 / 栗島すみ子 ; 和田邦坊 ; 加藤武雄 ; ダン道子 ; 三輪田元道 ; 田河水泡 ; 竹内茂代 ; 岩田專太カ ; コ山l ; 佐々木邦 ; 池部鈞 ; 山中峯太カ /
9月、「幼年倶樂部 12(10) 大日本雄弁会講談社」に「空の歌 」を連載する。 林唯一 : pid/1789140
   
また、同号に野口雨情が「せみ」を発表する。 瀧田要吉:画
9月、「少女倶楽部 15(10) 
大日本雄弁会講談社」に「吹けよ春風」を連載する。 pid/1780072 
9月〜14年3月 「春雷」が「婦人倶楽部」に連載される。 
10月、「婦人倶楽部18(12) 講談社」に「大評判の連載小説 春雷 / 田代光:画」を連載する。pid/3562106
軍國歌謠繪卷(二色色刷) / 加藤義C ; 志村立美 ; 眞下飛泉 ; 岩田專太カ ; 長田幹彦 ; 吉邨二カ ; 大江素天 ; 林唯一
林柳波 ; 富永謙太カ ; 大和田建樹 ; 田代光
寫眞小説 祖國の花嫁(日活スター實演) / 加藤武雄
10月、「幼年倶樂部 12(12) 大日本雄弁会講談社」に「空の歌 」を連載する。 林唯一:画 pid/1789141  動物ハカウシテ身ヲマモリマス / 柚木卯馬 ; 飯塚羚兒
10月 新興大泉作品「呼子鳥 母の時代」封切。
10月 新潮文庫 ; 第255編八犬傳物語」を「新潮社」から刊行する。pid/1220623
10月、「少女倶楽部 15(11) 大日本雄弁会講談社」に「吹けよ春風」を連載する。蕗谷虹兒:画 pid/1780073
日支事變感動美談集(スキ色)
附録 新學期勉強新聞日支事變少女新聞號外(新聞一頁大の大型附録) 日支事變大畫報(グラビヤ寫眞)
参考 花袋全集. 第一〜十六卷 花袋全集刊行会 の一覧
            注 同時期に「文泉堂」による全集があり、再調査が必要 2020・7・19 保坂
 掲載作品名  序文  解説  発行年  Pid 閲覧可能
1 生 /妻 /蒲團 / 一兵卒 / 土手の家 /ネギ一束 /兄 / 少女病 / 弟 / 寫眞 /車の音 /おし灸 / 不安 / 朝  島崎藤村  前田晃 (1937)
1936・6
pid/1883204 閲覧可能 
2 縁/ 田舍ヘ師 /幼兒 /げんげ / 拳銃 /ある死 /記念會 /幼きもの /町より山へ  窪田空穂  前田晃 (1937) 
1936・10
pid/1883215 閲覧可能
3 髮 / 春雨 /殘る花 /罠 /庖丁 /死  西村眞次   讀後小感
 加能作次郎
1937・6
pid/1883229  閲覧可能
4 一握の藁 /別るゝまで /別れてから /散? 線路 /客 / 女の髮 /郊外にて /劇場で / 樂園 /赤い肩掛 / 胡瓜 /椿の花 /鶯に / 暴風雨の前 / 霜解 /寒い朝 / ある朝 /パラソル /?燭 /明るい茶の間 /ある母の眼病 /鶴田君  森田草平  中村星湖 1936,1937
再調査要
pid/1228269 
5 燈影 / 孤獨 / 風雨の夜 / 燈臺へ行く道 /トコヨゴヨミ / 毒草 /九時すぎ / 山の湯 /戀ごころ /野の道 /日曜日の遠足 / 惡友?  相馬御風  中村星湖 1937
再調査要
pid/1228270
6 時は過ぎ行く / 合歡の花 /歸京 /籾がら / ボールドに書いた字 /毒藥 / をばさんのIMAGE /二人の最期 /旅の者 /息子への手紙 /山の町まで / 二人の母親 /ある大工の嚊  菊地ェ  中村白葉 1937
再調査要
pid/1228265
7 黄い小さい花 / 山村 / 歸國 / 山莊にひとりゐて /出水 / 丘の上 / ある轢死 /山の悲劇 / 長流 /KとT /禮拜 /祖先 /丘の悲劇 / 心願 /山の旅舍 / 埋めた金 /赤い夕日 / 大隊長の帽子 /お蔦 /小さい舟 /剃刀と鋏 /河ぞひの家 /三人 /芍藥 /夜の灯 /女の留守の間 /黄い麥畠  長谷川誠也  中村星湖 1936,1937
再調査要
pid/1883283
8 一兵卒の銃殺 /再び草の野に / 河ぞひの春  蒲原有明  前田晃 1937・5
pid/1883295 閲覧可能
9 ある僧の奇蹟 / Sとその妻 / 號泣 / 彼の一日 / 彼女の幻影 /山上の震死 / 2と3 /鸚鵡 /遺傳の眼病 / Nの水死 / 萎れた草 /土藏のかげ / 錆びた沼 / 再生 /一夜 /強い心 /絶壁 / 林に添つた道 /足 /Kの死因 / 一つの空想 /ぬかり道 / 島の虐殺 /一つの恐怖  田山花袋氏と私
 生田葵山
 松波治郎 1937・10
pid/1228284 閲覧可能
10 残雪・新しい芽・鈴子の恋 ー驚くべき事實ー
 徳田秋聲
 宇野浩二 1936・9
pid/1216613 閲覧可能
11 廢驛 / 曠野の戀 / 心の珊瑚  正宗白鳥  加能作次郎
(1937) 
1936・11
pid/1883332 閲覧可能
12 源義朝・通盛の妻・道綱の母  上司小劍  加藤武雄 (1937) 
1936・7
pid/1883348 閲覧可能
13 百夜 / 戀の殿堂 / 二つの燕 /浴室  小杉放庵  中村白葉 1937
再調査要
pid/1228286
14 ふるク /憶梅記 / 野の花 / 重右衞門の最後 /梅屋の梅 /女ヘ師 /山小屋 / 春潮 / 名張少女  偉大な足跡
 佐藤紅緑
 佐藤春夫  1937・8
pid/1883373 閲覧可能
15 インキ壼 /描寫論 /文章新語 / 小説新論 /尾崎紅葉とその作品 /西鶴小論 /フロオベルとゴンクール /アルフオンス・ドオデヱ / 『方丈記』に現れたる源平の盛衰 / 『浦のしほ貝』に見出したる『自然』 / 卓上語 /泉 / 扉に向つた心 /ある友に寄する手紙 / 痕跡 /廣い空間 /人生の一宿驛 /ある小説の中から /僧房にわかるゝとて / 東京の三十年 / その時分 / 川ぞひの家 / 讀書の聲 / 再び東京へ /憲法發布の日の雪 / 明治二十年頃 /新しい文學の急先鋒 /ゾラの小説 / 紅葉と露伴 / 紅葉山人を訪ふ / 上野の圖書館 / 川ぞひの路 / 私の最初の飜譯 / 出發の軍隊(日C戰爭) / 『かくれんぼ』の作者 / 最初の原稿料 /神田の大火事 / 九段の公園 / 山の手の空氣 / 卯の花の垣 /その時分の文壇 / 當時の大家連 /H書店の應接間 /市區改正 / 私達のグルウプ /丘の上の家 / 新しき思想の芽 / 紅葉の病死 /丸善の二階 / 郊外の一小屋 / 陣中の?外漁史 / 小諸の古城址 / 作家短評 / 電車以前の東京 / 若い人達の群 / 上田敏氏 / 二階の一間 /私のアンナ・マアル /龍土會 /獨歩の死 / 眉山の死 /『生』を書いた時分 / 6私と旅 / 地理の編纂 / 机 /プログラム /『田舍ヘ師』 / イブセン・ソサイチイ / 東京の發展 / 昔の人 / 二葉亭の死 /文學者の交遊 / ある寫眞 / 白鳥氏と秋江氏 /アスハルトの路 /明治天皇の崩御 /四十の峠 /廢寺の半年 / ゴンクウルの『陷穽』 / ある墓 /飛行機 / 大橋乙羽
坪谷水哉
中村武羅夫 1937・1
pid/1883386 閲覧可能 
16 序文(吉田喬松) /女峰の谷 /北伊豆 / 關東平野の雪 / 北武藏野 /松川浦に遊ぶ / 秩父の山裾 /日光と鹽原 / 熊野の山水 /秋の京阪の二日 / 北浦を下る / 猊鼻溪を見る / 葡萄峠を度る /印旛沼にて / 身延の霧 /多摩の水源 /雪の信濃 /晃山再々記 / 若狹道 /北國街道 /香山遊記 /箱根紀行 / 備後の山中 / 日光の山寺で /雪の伊香保 / 山を越えて伊那へ / 耶馬溪の一夜 /川について /日光山の奧 / 碓氷の古道 /雪中の木曾 / 陸羽一匝 / 春の日光山 /山水小記 /解説(白石實三) /, 吉田喬松 白石實三 1937 pid/1228273
11月、「幼年倶樂部 12(13) 大日本雄弁会講談社」に「空の歌」を連載する。  林唯一:画 pid/1789142
日本軍はなぜ強いか / 杉山元 
兵隊さんありがたう / 白鳥省吾 ; 金子士郎
神社ニ參拜スル時ハ / 相島亀三カ ; 岡田なみぢ
ゑものがたり さづかりもの / 村岡花子 ; 田中良
11月 新興京都作品「呼子鳥 前篇」封切。
11月 長女葉子が舟橋快三(聖一の弟)と結婚。
11月、「少女倶楽部 15(13) 大日本雄弁会講談社」に「吹けよ春風」を連載する。蕗谷虹兒:画 pid/1780075 
兒童劇『少女愛國聯盟』 / K崎義介 ; 田郷虎雄
皇軍感謝の歌 / 福田正夫 ; 伊勢良夫 ; 西岡水朗 ; 吉井勇   明治節お祝一萬人當選大懸賞募集  
  
12月、「婦人倶楽部18(14) 講談社」に「大評判の連載小説 春雷 / 田代光:画」を連載する。pid/3562108
   
 女性國の華繪卷 / 菊池ェ ; 加藤武雄 ; 西條八十 ; 子母澤寛
12月、「冨士 10(14) 大日本雄弁会講談社」に「わが父の記―現代小説」を発表する。pid/1898569
支那事變畫報――(口繪・オフセツト刷) / p13〜20 支那通支那を語る座談會 / p482〜500
12月、「少女倶楽部 15(14) 大日本雄弁会講談社」に「吹けよ春風」を連載する。蕗谷虹兒:画 pid/1780076
兵隊さん勝つて下さい / 川本靜子    事實美談『愛馬の出征』 / 上澤謙二
〇この年、高須芳次郎編著「名文鑑賞読本 昭和時代 厚生閣」に「武藏野 」を発表する。 pid/1034145 
<敍景篇> / 武藏野 加藤武雄 / 湖上 佐藤惣之助 / 溪谷の春 田部重治 / 怒濤と戰ふ 小林多喜二 / 橋と女
川端康成 / 冬の青木が原 若山牧水 /雨中の十和田湖 泉鏡花 /大浪の池 荻原井泉水 / 夕暮の山々 藤澤桓夫
〇この年、「講談社の繪本 ; 27 木村重成 小林秀恒 繪,」を刊行する。 pid/1876540
1938 13 51 1月、「婦人倶楽部19(1)講談社」に「戀愛小説 春雷 / 田代光:画」を連載する。pid/3562109
1月 「新潮」の功績」を「新潮」四百号記念号に発表する。
1月〜14年5月 「曠野の火」を「富士」に連載する。
1月〜14年2月 「きらめく星座」を「日の出」に連載し大衆文壇の花形作家となる。
2月、「婦人倶楽部19(11) 講談社」に「
戀愛小説 春雷 / 田代光:画」を発表する。pid/3562110
2月、「冨士 11(臨時搖ァ)(3) 大日本雄弁会講談社」に「束ね髪 」を発表する。 pid/1898570
木乃伊の花嫁―探偵小説 / 溝正史 『チヤルメラ』の勇士―現代小説 / 細田民樹 / p498〜519
2月、「雄弁 29(2);2月特大號 大日本雄弁会講談社」に「現代小説 秋山氏の講演(水澤泱畫)」を発表する。 pid/11006911
(和歌)戰時紅梅/岡本かの子 ; 松本姿水
(長詩)亞細亞の黎明に歌ふ/川路柳虹 ; 大野隆コ  
南京陷落と英國の第二期戰/小室誠 / 68〜77

2月 「吹けよ春風」を「講談社」から刊行する。
2月、「少女倶楽部 16(3) 
大日本雄弁会講談社」に「少女小説 慰めの曲」を発表する。 蕗谷虹兒:画  pid/1780079
日本輝く 皇軍大勝利號――表紙(仰ぐ大空) / 多田北鳥
人情深い松井石根大將 / 松井石根
皇軍に感謝の歌 / 西條八十 ; 加藤まさを

3月、「冨士 11(3月特大號)(4) 大日本雄弁会講談社」に「曠野の火―現代小説 」を発表する。  pid/1898571
4月、「婦人倶楽部19(5) 講談社」に「戀愛小説 春雷 / 田代光:画」を連載する。/pid/3562111
    
櫻の日本女性かゞみ 津田八彌の妻 / 加藤武雄      結婚せるわが娘に與ふる書 / 加藤武雄
4月、「冨士 11(4月特大號)(5) 大日本雄弁会講談社」 に「曠野の火―現代小説」を発表する。 pid/1898572
    また、同号に川路柳虹が「古城の花―(詩)」を発表する。

5月、「婦人倶楽部19(9) 講談社」に「戀愛小説 春雷 / 田代光:画」を連載する。pid/3562112
    
殉國の日本女性繪卷 / 加藤武雄 ; 小田□□ ; 富永□□□ ; 岩田廉太カ ; 須藤重 ; 齋藤五百枝
5月、「冨士 11(6) 大日本雄弁会講談社」に「曠野の火―現代小説」を発表する。 pid/1898573
5月 長男恒雄が坂江千鶴子と結婚する。
5月、「少女倶楽部 16(7) 
大日本雄弁会講談社」に「細川ガラシヤ夫人」を発表する。 須藤重:画 pid/1780083
父に代りて / 若山喜志子 ; 蕗谷虹児
戰地のたより / 柳原Y子 ; 村上三千穗 
行進遊戲『愛國行進曲』の踊り方 紀元二千六百年奉祝會選定

6月、「冨士 11(7) 大日本雄弁会講談社」に「わが愛讀の書 ・曠野の火」を発表する。  pid/1898574
母は護る―特別大長篇讀切現代小説 / 廣津和カ / p28〜69 北支の旅―皇軍慰問――(漫才) / 花菱アチヤコ ; 千歳家今男
6月、「冨士 11(臨時搖ァ)(8) 大日本雄弁会講談社」に「若き母―現代小説」を発表する。 pid/1898575
勝利の後――現代小説 / 菊池ェ / p22〜41 三州姫街道――時代小説 / 久保綱 / p342〜365
7月、「愛国婦人 (87) 愛国婦人会」に「小説 軍國の母」を連載する。石黒泰治:画 pid/1759826
    また、同号に與謝野晶子が「泰山木の花」を発表する。

7月、「婦人倶楽部19(9) 講談社」に「戀愛小説 春雷 叱らない母」を発表する。pid/3562113
7月、「冨士 11(9) 大日本雄弁会講談社」に「曠野の火―現代小説」を発表する。  pid/1898576
7月、「雄弁 29(7);7月特大號 大日本雄弁会講談社」に「孤」を発表する。 pid/11006916
滿ソ國境踏査記/平竹傳三 小説 戰火(猪熊弦一カ畫)/木村毅 
7月31日 相模川に小倉橋が完成、父泰次郎夫妻・長男 恒雄夫妻と3夫妻がそろって渡り初めをする。
8月、「婦人倶楽部19(10) 講談社」に「悲劇小説 春雷 / 田代光:画」を連載する。pid/3562114
結婚生活の設計座談會 / 三輪田元道 ; 本田トヨ子 ; 佐久千代子 ; 加藤武雄
お子樣のお名前命名の由來 / 竹内桾コ ; 金子洋文 ; 芦田均 ; 加藤武雄 ; 下村海南 ; 池部鈞 ; 榎本健一
北支開發の先驅 山形縣の大陸の花嫁養成所訪問 / 特派記者   滿洲國初の女神―永谷きみ子さん(感激物語) / 熊谷正男
8月、「愛国婦人 (89) 愛国婦人会」に「小説 軍國の母」を連載する。pid/1759827
   
婦人の服裝 / 小汀利得   田園の女性へ / 岡本かの子 /  漫畫 オルスヰブタイ / 長谷川町子
8月、「旅 15(8) 日本旅行倶楽部」に「好きな町並思ひ出す港」を発表する。 pid/7887425
   
好きな町並思ひ出す港 川路柳虹 / p66〜67  好きな町並思ひ出す港 佐藤美子 / p67〜67
8月、「冨士 11(10) 大日本雄弁会講談社」に「曠野の火―現代小説」を発表する。 pid/1898577
醉どれ次カ八――時代小説 / 山本周五カ 海は招く / 佐藤惣之助
8月 「現代小説 街の英雄」を「婦人倶楽部 第十九巻 第十号附録 大衆作家読切小説傑作集」に発表する。
現代小説 物質以上 小林秀恒畫 菊池 寛
時代小説 焦土の上に 中 一彌畫 大仏 次郎
現代小説 名月物語 豊田耕三畫 片岡鉄兵
股旅小説 戀幕どろん 小田富彌畫 長谷川申
現代小説 山峡だより 須藤 重畫 竹田麟太郎
諧謔小説 新家庭事多し 津田 穣畫 佐々木邦
現代小説 街の永雄 嶺田 廣畫 加藤武雄
時代小説 嫁入長良川 鴨下晁湖畫 土師清二
現代小説 可愛い女 岩田専太郎畫 林芙美子
探偵小説 戦慄の時計 林 唯一畫 木下宇陀兒
西南役餘聞 高徳寺の兄弟の 斎藤五百枝畫 川口松太郎
山窩小説 川の女 富永謙太郎畫 三角寛
現代小説 戀愛以上のもの 梁川剛一畫 廣津和郎
股旅小説 月白し忠信利平 小村雪岱畫 子母沢寛 
現代小説 瀧山学校 松田文雄畫 竹田敏彦
時代小説 夏蟲行燈 富田千秋畫 吉川英治
8月 大仏次郎らと朝鮮・満州を旅行する。
8月、加藤武雄原作レコード「勇士の母(一)〜(四)」が発売される。
   
録音資料 加藤武雄‖原作 京山華千代(浪曲師) ビクター  (一)pid/1329776〜(四)pid/1329779
9月、「婦人倶楽部19(11) 講談社」に「悲劇小説 春雷
/ 田代光:画」を発表する。pid/3562115
9月、「冨士 11(11) 大日本雄弁会講談社」に「曠野の火
―現代小説」を連載する。 pid/1898578
9月 長男恒雄応召の知らせを受け、満州から帰国する。
10月、「愛国婦人 (91) 愛国婦人会」に「軍國の母(小説」を連載する。pid/1759829
   
軍馬物語 / 野原辰夫    愛國の秋(詩) / 白鳥省吾     出征イカゾクイモンタイ(漫畫) / 長谷川町子
10月、「婦人倶楽部19(12)講談社」に「悲劇小説 春雷 / 田代光:画」を連載する。pid/3562116
   時代小説 江戸長恨歌 / 志村立美 ; 吉川英治
10月、「冨士 11(12) 大日本雄弁会講談社」に「曠野の火
―現代小説」を連載する。 pid/1898579
10月、「冨士 11(侠艶痛快面白ぞろひ號)(13) 
大日本雄弁会講談社」に「海の幻 」を発表する。 林唯一:画 pid/1898580   また、同号に 白鳥省吾が「北條時宗―(詩) 」を発表する。
10月 新興東京作品「新月の歌」封切。
11月、「愛国婦人 (92) 愛国婦人会」に「小説 軍國の母」を連載する。
石黒泰治:画 pid/1759830
11月、「婦人倶楽部19(13)講談社」に「悲劇小説 春雷 / 田代光:画」を連載する。pid/3562117

11月7日 「農民文学懇話会」が発足、農相有馬頼寧との交りはじまる。

      
      農民文学懇話会の発会式     ↑加藤武雄
                       右後・丸縁眼メガネが犬田卯
12月、「婦人倶楽部19(9) 講談社」に「悲劇小説 春雷 / 田代光:画」を連載する。pid/3562118
野間社長追悼録 諸名士より寄せられたる追悼の御言葉 / 近衞文麿 ; コ富猪一カ ; 菊池ェ ; 藤原銀次カ ; 吉岡彌生 ; 佐多芳久 ; 吉川英治 ; 小久保喜七 ; 川合玉堂 ; 永田秀次カ ; 嘉ス孝子 ; 搏c義一 ; 加藤武雄 ; 丸山鶴吉 ; 吉屋信子 ; 山室軍平 ; 大妻コタカ ; 若槻禮次カ
12月、「愛国婦人 (93) 愛国婦人会」に「小説 軍國の母」を連載する。石黒泰治:画pid/1759831
  
希望と感謝に滿ちて働く滿洲の移民村を視察して / 大妻コタカ   これからが戰爭の本舞臺 / /   戰線へ銃後からの贈物 / /
〇この年、「子供を育てる母のよみもの」を「 敞文館」 から刊行する。 (楞野亦寿) pid/1118664
第一章 生きた家庭教育の本質 /第二章 生きた學校生活の家庭化 / 第三章 生きた家庭 / 第四章 生きた圓滿なる家庭生活 / 第五章 生きた宗教 /第六章 生きた積極的開發の教育 / 第七章 生きた家庭健康 / 第八章 生きた家庭學習(生きた導き方) / 第九章 生きた家風(躾け方) (楞野亦寿)については調査要 2020・7・20 保坂
〇この年、矢の倉書店編「好日紀行」に「美しい町」を発表する。 pid/1262135
多賀の夏 安井曾太カ  利根川べり 有馬ョ寧   美しい町 加藤武雄  摩周湖 佐藤惣之助 /伏古アイヌコタンの土人學校を訪ふ 前田夕暮 / 新島 荻原井泉水  室生寺の秋 瀧井孝作   
〇この年、横浜市出動軍人後援会編「銃後の横浜 : 皇軍慰問号」に「現代小説 勇士の母」を発表する。pid/1026584
   
事變の歌・文學博士 佐佐木信綱
〇この年、「吹けよ春風」が「大日本雄辯會講談社」から刊行される。 pid/1873814
閲覧可能
1939 14 52 1月、「拓け満蒙 3巻1号 (財)満州移住協会」に「長篇小説:新しき牧歌(第1回)」を発表する。
               同誌復刻版〔998年〕より確認済 2020・10・15 蔭木
1月、「旅 16(1) 日本旅行倶楽部」に「新春隨想 風土と英雄」を発表する。 pid/7887430

1月、「愛国婦人 (94) 愛国婦人会」に「小説 軍國の母」を連載する。
石黒泰治:画 pid/1759832

1月、「婦人倶楽部20(1) 講談社」に「悲劇小説 春雷
/ 田代光:画」を発表する。pid/3562119
1月、「幼年倶樂部 14(1) 大日本雄弁会講談社」に「母をたづねて」を発表する。河目悌二:画  pid/1789144
  また、同号に西條八十が「日の丸の旗」を発表する。 
梁川剛一:画 
1月、「冨士 12(1) 
大日本雄弁会講談社」に「この子の父―現代小説・曠野の火―現代小説」を発表する。 pid/1898581
仕事のロマンス―お馴染の作家畫家――(グラビヤ刷口繪)
 愛國年賀郵便―(詩) / 佐藤惣之助
書き初め―(家庭詩) / サトウ・ハチロー
新版天下茶屋――時代小説 / 吉川英治 / p28〜46
甲斐路の雁――股旅小説 / 野澤純 / p500〜515

1月、「雄弁 30(1);新年特大號 大日本雄弁会講談社」に「おもかげびと」を発表する。 pid/11006922
ヒットラー總統を語る/中野正剛  新東亞建設の歌(詩)/佐藤惣之助
1月、「旅. 16(1)」に「新春隨想 風土と英雄」を寄稿する。 pid/7887430
1月〜15年12月 「国難」を「キング」に連載する。 連載は11月からか検討要 2014・3・7
月、「拓け満蒙 3巻2号 (財)満州移住協会」に「長篇小説:新しき牧歌(第2回)」を発表する。
                同誌復刻版〔998年〕より確認済 2020・10・15 蔭木
2月、「婦人倶楽部20(2) 講談社」に「悲劇小説 春雷 / 田代光:画」を発表する。/pid/3562120
二代社長逝去に就て謹しみて愛讀者各位に申上げます / 大日本雄辯會講談社 /
二代社長追悼の言葉 / 奈良武次 ; 菊池ェ ; コ富猪一カ ; 加藤武雄 ; 木得三 ; 中村孝也 ; 園部ひでを
2月、「冨士 12(2月號) 大日本雄弁会講談社」に「曠野の火―現代小説」を連載する。 pid/1898494
2月、「少女倶楽部 17(2) 大日本雄弁会講談社」に「文武両全」を発表する。  pid/1780093
ピーちゃんと榮養料理・ トンチのお使/ 長谷川町子
おぢいさんの工夫 / 矢崎茂四
上野動物園に古賀園長をお訪ねして / サトウ・ハチロー
私の村の銃後美談 / 西内淑江 ; 安井スミ子 ; 門脇卓一
漢口陷落を祝ふ文 / 高田千惠子 ; 渡邊郁子
二代社長の逝去について謹んで申し上げます / 大日本雄辯會講談社
野間恒樣を悼む / 西川文子
兒童劇『支那の兎』 / K崎義介 ; 久米元一
月、「拓け満蒙 3巻3号 (財)満州移住協会」に「長篇小説:新しき牧歌(第3回)」を発表する。
                 
同誌復刻版〔998年〕より確認済 2020・10・15 蔭木
3月、「婦人倶楽部20(3) 講談社」に「悲劇小説 春雷 /
田代光:画」を連載する。pid/3562121
3月、「婦人倶楽部20(4) 講談社」に「火華
嶺田弘:画」を発表する。pid/3562122
軍國歌謠繪巻 / 吉邨二郎
愛馬行 / 陸軍省
愛馬進軍歌 / 陸軍省 ; 文部省
大陸行進曲 / 鳥越
音信はないか / 野村俊夫
父よあなたは強かつた――皇軍將士に感謝の歌 / 福田節
麥と兵隊 / 藤田まさと
地久節 / 佐藤惣之助
野菊の兵士 / 菊池寛 ; 嶺田弘

3月、「冨士 12(4) 大日本雄弁会講談社」に「曠野の火―現代小説」を連載する。須藤重:画 pid/1898582
生命ある河―長篇小説/ 片岡鐵兵 ; 志村立美 胡蝶陣行進曲―倭寇綺譚 / 長田秀雄 ; 山口將吉カ / p376〜393
3月 新興東京作品「きらめく星座」封切。
4月、「拓け満蒙」を「新満洲」と改題した「新満州第3巻4号」が「(財)満州移住協会」から刊行され、「長篇小説:新しき牧歌(第4回)」を発表する。   同誌復刻版〔998年〕より確認済 2020・10・15 蔭木
4月、「幼年倶樂部 14(4) 大日本雄弁会講談社」に「小鳥の歌」を連載する。
加藤まさを:画 pid/1789145
4月、「冨士 12(5) 大日本雄弁会講談社」に「曠野の火―現代小説」を連載する。 pid/1898583
4月13日 松竹大船メロドラマ作品「春雷」封切。
  脚本 柳井隆雄、監督 佐々木啓祐、撮影 渡辺健次、音楽 早乙女光
  出演 夏川大二郎、川崎弘子、小暮実千代、三井弘次、特別出演 田中絹代
  主題歌「春雷」は初代ミス・コロンビア、挿入歌。
  「雨のブルース」、「古き花園」を淡谷のり子が歌い大ヒットする。
5月、「新満洲 3巻5号(財)満州移住協会」に「長篇小説:新しき牧歌(第5回)」を発表する。
                  同誌復刻版〔998年〕より確認済 2020・10・15 蔭木
5月「幼年倶樂部 14(5)l日本雄弁会講談社」に「小鳥の歌」を連載する。 加藤まさを:画 pid/1789146
5月、「少女倶楽部 17(7) 大日本雄弁会講談社」に「幸福の日」を発表する。 
蕗谷虹兒:画 pid/1780097
兵隊さんの食物(陸軍糧秣廠訪問記) / 一記者 金貨 / 金子光晴 ; 加藤まさを
6月、「新満洲 3巻6号(財)満州移住協会」に「長篇小説:新しき牧歌(第6回)」を発表する。
                  同誌復刻版〔998年〕より確認済 2020・10・15 蔭木
6月、「婦人倶楽部 20(7) 講談社」に「白衣の勇士の歌へる(二色オフセツト)」を発表する。pid/3562125
6月、「幼年倶樂部 14(6) 大日本雄弁会講談社」に「小鳥の歌」を連載する。加藤まさを:画 pid/1789154
   
また、同号に佐藤保太カが「臺灣けんぶつ」を発表する。 伊藤幾久造:画
6月 田山花袋「新潮文庫 妻(解説 加藤武雄)」を「新潮社」から刊行。 
7月、「幼年倶樂部 14(7);七月號 大日本雄弁会講談社」に「小鳥の歌」を連載する。 pid/10340111
   また、同号にサトウ・ハチローが「きこえた 軍歌」を発表する
7月、「婦人倶楽部20(8) 講談社」に「讀切小説 廢園の歌
須藤重:画陣中のわが子に寄する書」を発表する。pid/3562126
7月、「婦人倶楽部 20(9)講談社」に「夢みる力 銀の筥 / 富永謙太カ:画」を発表する。 pid/3562127
8月、「雄弁 30(8);8月號 大日本雄弁会講談社」に「月下氷人」を発表する。 pid/11006929
新文化の方向/谷川徹三
戰に勝つ道/C水盛明 /
漢水を渡りて(和歌)/齋藤茂吉 選
事變俳句五章/富安風生 選奬
重慶大空襲を見るの記/ロバートソン
ル大統領も又獨裁者である/ムツソリーニ
水泳日本の新星群/東坊利重
出征兵士を送る歌』大懸賞募集(社告)
長篇大戯曲 朝陽門外(嶺田弘畫)/C水安三 ; 鈴木五カ
町の牧歌(寺内萬治カ畫)/大佛次カ
9月、「婦人倶楽部20(11) 講談社」に「人違をして困った話・人違いをされて困った話 間違へられた話」を発表する。pid/3562129
10月、「幼年倶樂部 14(11);十月號 大日本雄弁会講談社」に「小鳥の歌」を連載する。  pid/10340112
     出征兵士を送る歌』歌詞當選者發表竝曲譜大募集/生田太三カ
10月、「少女倶楽部 17(13) 大日本雄弁会講談社」に「
寫眞小説 出征の歌」を発表する。 pid/1780103
愛馬をいたはる / 加藤まさを
樂しい書飯 / 飯塚羚兒
傷兵さんのお帽子 / 吉本三平
人形と兵隊 / 井元水明
慰問袋 / 山川哲
はらつゞみ合戰 / 長谷川町子
10月、「冨士 12(秋の増刊 傑作ぞろい面白號)(13) 大日本雄弁会講談社」に「夏草―現代小説」を発表する。1898589 
11月、「幼年倶樂部 14(12);十一月號 大日本雄弁会講談社」に「小鳥の歌」を連載する。pid/10340113
12月、「幼年倶樂部 14(13) 大日本雄弁会講談社」に「小鳥の歌」を連載する。加藤まさを:画  pid/1789156
     また、同号にサトウ・ハチローが「ぼくのうさぎ」を発表する。
河目悌二:画 
12月、「婦人倶楽部20(14) 講談社」に「靖國神社招魂の式に參列の感激記」を発表する。pid/3562132
絢爛たる口絵画報 僕が寫した家族 / 菊池ェ ; 加藤武雄 ; 竹田敏彦 ; 片岡鐵兵 /
『出征兵士を送る歌』曲譜當選者發表 / 山田耕筰 ; 堀内敬三 ; 信時潔 ; 大沼哲 ; 内藤C五 ; 京極鋭五
〇この年、「新作大衆小説全集 ; 第17巻合歓の並木・愛の山河 非凡閣 」が刊行される。 pid/1037218
〇この年、六人集と毒の園 : 附・文壇諸家感想録 昇曙夢 正教時報社」が刊行される。 pid/1686858
前半部分を略す)附・文壇諸家感想緑(順不同) / 俳句 小杉天外 / 和歌 内山英保 /昇曙夢氏の飜譯文學禮讃 吉江喬松 / 最初の感激と興奮 中村武羅夫 / 昇先生への感謝 加藤武雄 / 年期の憧憬の的 廣津和カ /永遠に新しい六人集と毒の園 宇野浩二 / 僕達を文學者にした二つの集 三上於莵吉 / 文學のヘ科書 谷崎精二 /思ひ出深い愛讀書 豐島與志雄 / 昇さんの仕事(曙夢時代の好記念) 武者小路實篤 / 懷しき作家群 里見ク / 新時代への贈物 米川正夫 /永久に殘る香り高い名譯 原久一カ /意味深いお企て 相馬御風 / 懷しい早稻田時代の思ひ出 吉田絃二カ / 芳烈なる新鮮味 山崎斌 / 二葉亭を嗣ぐもの 中村星湖 /昇曙夢と上田敏 楠山正雄 / 懷しい思ひ出の標識 前田晁 / 古典を新に翫賞する氣持 正宗白鳥 / 舊知にめぐり合ふ懷しさ 中村吉藏 / 傑れた歴史的存在 土岐善麿 / 唯一無類の業績 本間久雄 / 露文學を邦人の常食にした恩人 木村毅 /兩飜譯集の古典的意義 中村白葉 / ロシヤ近代古典の再吟味 秋田雨雀 / 再刊「六人集」の魅力 川路柳虹 / 胸の血の熱するを覺ゆ 小川未明 / ロシヤ文化紹介の恩人 八杉貞利 / わが新興文學への貢獻 長谷川誠也 / 多大なる功勞の再認識 馬場孤蝶 / ロシヤ文學の大元老 相馬K光 / 先生に蒙つた恩 湯淺芳子 / あの頃の面影 嵯峨の家老翁 / 學生時代の昇君を語る 木精一 / 假病の天才 佐藤萍亭 / 餘香(人として、先生として) 高野孤龍 /昇先生の逸話と秘藝 山?封介 / 昇先生とロシヤ 中山貞雄 / 初對面の思ひ出 K田乙吉 / 若い還歴(印象と追懷) 袋一平 /ク土?究家としての一面 上村C延 / 「新潮」座談會記事 諸家 / あとがき 昇曙夢 /
4月(参考)、「拓け満蒙」改題「新満州第3巻4号」が「(財)満州移住協会」から刊行される。
     〔検討要〕 加藤武雄作品が所収されているようだが内容未確認、また「拓け満州」名についても同じ 2020・7・3 保坂
     両誌とも1998年に復刻、慶應義塾大学図書館に於いて確認済 2020・10・15 蔭木達也/保坂
長篇小説:新しき牧歌(第1回)」(『拓け満蒙』3巻1号、1939.1.1)
「長篇小説:新しき牧歌(第2回)」(『拓け満蒙』3巻2号、1939.2.1)
「長篇小説:新しき牧歌(第3回)」(『拓け満蒙』3巻3号、1939.3.1)
「長篇小説:新しき牧歌(第4回)」(『新満洲』3巻4号、1939.4.1)
「長篇小説:新しき牧歌(第5回)」(『新満洲』3巻5号、1939.5.1)
「長篇小説:新しき牧歌(第6回)」(『新満洲』3巻6号、1939.6.1)
1940 15 53 1月、「新満洲. 4(1) 満洲移住協会」が刊行される。参考 pid/3544600  
〔参考〕皇紀二千六百年と滿洲開拓民 / 金光庸夫
肇國の理想と大和民族の使命 / 大藏公望
紀元二千六百年奉祝の意義と記念事業に就いて / 内藤正明
興亞の據點滿洲國の顏 / 原邦道
少年義勇軍 小隊編成運動に就いて / 本城ェ

1月〜16年3月 「新生の歌」を「講談倶楽部」から連載する。
2月、「小学二年生 15(11) 小学館」に「ひばりの歌 ; K崎義介:画」を連載する。 pid/1751735
   
建國祭にあたって(巻頭) / 永田秀次カ   紀元節 / 小野忠孝 ; 細谷一カ
3月、「小学二年生 15(12) 小学館」に「ひばりの歌(八) ;
K崎義介:画」を連載する。 pid/1751736
  
國民精神總動員の話 おしふ字 / 野P寛顯 ; 井上たけし
3月 中国旅行、応召中の長男恒雄と陣中で対面する。 対面は6月説もあり検討要 2014・3・7
4月、「小学三年生 17(1) 小学館」に「ひばりの歌 つゞき童話」を連載する。 pid/1743614
5月、「小学三年生 17(2) 小学館」に「ひばりの歌 つゞき童話 ;
K崎義介:画」を連載する。  pid/1743615
5月、「新満洲 4(5) 満州移住協会」が刊行される。 pid/3544604
〔参考〕大陸の家庭建設打明け話 開拓女性に訊く 座談會 / 本多正子 ; 阿部花枝 ; 戸島君枝 ; 猪岡菊子 ; 八鍬純子
詩と曲 開墾花稼の歌 / 佐藤惣之助 ; 島田逸平   義勇軍の手記 滿人部落を行く / 酒井定男
7月、「愛国婦人 (112) 愛国婦人会」に「短篇小説 理想の人」を連載する。pid/1759842
 漫畫 紙上演藝慰問隊 / 新漫畫派集團   時局漫才 愛豚行進譜 / 玉松一カ ; 玉松ワカナ
7月、「東京堂月報 27(7);7月號 東京堂」に「大衆雜誌と大衆文藝」を発表する。pid/11208811
8月〜16年12月 「母よ歎く勿れ」を「婦人倶楽部」が連載する。

8月、「婦人倶楽部21(8) 講談社」に「母性愛感激小説 母よ歎く勿れ /志村立美:画」を連載する。pid/3562140
8月 「加藤武雄短編傑作集(全五巻)」が「大都書房」から刊行される。
巻No 刊行年 所収作品名 pid
第1巻
(銃後篇)
S15・4・20 銃後の愛:父 / 母 /魂まつり /愛の緋文字 / 勇士の母 / 忠魂碑 / 大君の醜の御楯 / 大いなる母 /兄 / /精忠二代 pid/1031512
閲覧可能
第2巻
(母性篇)
(既刊)
 (未確認調査要)
白衣夫人子守唄 /女人哀唱 /みやま石楠/火華 /眼の無い人形/この子の父/山鳩の歌/希望 /二人の孝女 /わが父の記 /子守唄白衣夫人 /誕生
第3巻
(田園篇)
奥付なかったので不明
 (未確認調査要)
落花の如く:落花の如く /故園哀唱 / 天竺牡丹 / 夏草 /ふるさとびと / 鄙歌 / 嵐の中の春 /おもかげ草紙 / 小鳥の巣 / 敵手 pid/1107864
閲覧可能
第4巻
(恋愛篇)
S15・8・15 野の灯・街の灯:野の灯・街の灯 /小犬と結婚指輪 / 最後の火華 / 二つの愛 / 明眸 /愛人 / おもかげびと /紅いダリア / 青春 /海の歌 /幻の愛人 pid/1034557
閲覧可能
第5巻
(運命篇)
來九月刊行の餘定(近刊)
 (未確認調査要)
新月の歌
8月、「冨士 13(9) 大日本雄弁会講談社」に「駒鳥物語―傳奇小説」を発表する。 pid/1898594
五十鈴川―彼は何に感じ、如何にして更生したか。萬人感動の名篇 / 山岡莊八
お巡査さんと讃美歌―飜譯小説 / オー・ヘンリー原作 ; 川口繁(譯)
食糧報國運動節米しませう / /
財産――農村小説 / 和田傳
9月、「婦人倶楽部21(9) 」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ / 志村立美:画・月に因む名句繪卷 ; 岩田正己:画」を発表する。pid/3562141
同姓同名が生んだ喜劇 / 佐々木秀一 ; 山下太カ ; 田中武雄 ; 加藤武雄 ; 池田宣政 ; 小池四カ ; 鈴木三カ ; 諏訪三カ
9月、「幼年倶樂部 15(9) 大日本雄弁会講談社」に「あたらしくはじまったおはなし 國をまもる子ども」を発表する。  寺内萬治カ:画 pid/1789159
9月 文芸家協会主催・文芸銃後運動の巡回講演に参加。
(久米正雄、島木健作、片岡鉄兵らと山陽・山陰の各都市へ)
10月、「婦人倶楽部 21(10) 講談社」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ
/志村立美:画」を連載する。/pid/3562142
   美麗口繪畫報 加藤武雄先生の一日畫報
10月、「新満洲 4(10) 満州移住協会」に「「土と戰ふ」を推す」を寄稿する。 pid/3544609
分村計畫と母村の再建 / 早川孝太カ
義勇軍に贈る眞綿チヨツキ / 川口秀史
開拓團に獨立近い先驅義勇軍 / 南原伸正
義勇隊ヘ學奉仕隊歸る
奉仕隊を迎へて / 平川公三
義勇軍の手記 豆腐作り / 植竹時司
漫畫 義勇軍の義坊 / 田河水泡
開拓祭見物 / 坂本牙城/

わしか村大陸建設分村分郷めぐり――(その二)長野縣K姫ク / 後藤嘉一
滿洲の動き 興亞國民全國大會 / 滿洲の動き 開拓挺身隊案成る
「土と戰ふ」有馬賞を受く
「土と戰ふ」を推す / 加藤武雄 ; 菅野正男 ; 木々高太カ ; 眞壁仁
連載小説 新十津川ク / 吉田貫三カ ; 平野直
詩と曲 渡滿義勇隊を送る歌 / 白鳥省吾 ; 溝江偉成

詩 大陸年の歌 / 佐藤惣之助

土に鍛ゑる帝都の興亞少女隊座談會――開拓精神を磨く日進高等小學校生徒は語る / 山下和子 ; 横川福子 ; 宮田てる ; 小山フミ ; 熊谷靜子 ; 飯塚八代子 ; 阿部澄子 ; 松澤春江 ; 渡邊美代子 ; 島崎吉枝 ; 小川八重子 ; 高山靜枝 ; 金子てる ; 落合國 ; 水野喜美子 ; 竹之内美津子
10月、「幼年倶樂部 15(10);十月號 大日本雄弁会講談社」に「國をまもる子ども」を連載する。 pid/10340114
11月、「婦人倶楽部21(11) 講談社」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ / 志村立美:画」を連載する。pid/3562143
日獨伊同盟とその後に來るもの / 岡村二一
國策に協力致しませう――社告 / 婦人倶楽部編輯局
11月、「幼年倶樂部 15(11) 大日本雄弁会講談社」に「國をまもる子ども 」を連載する。 寺内萬治カ:画 pid/1789160
11月、「少女倶楽部 18(11) 大日本雄弁会講談社」に「母に捧げる花束」発表する。 都竹伸一:画 pid/1780117
ヘ育勅語御下賜五十周年にあたつて / 川村理助 をぢさんの理科『温泉とバクテリヤ』 / 澁澤花
12月 増産報国推進隊の集会に臨む。(丸山義二らと茨城県内原・満蒙開拓青少年義勇軍訓練所)
12月、「晴れ行く山々」を「童話春秋社」から刊行する。pid/1874131 閲覧可能

目次 /山の少年 /犬獅子 /ところ / お禮に來た人 / この歡び /山上の誓 / 田舍のたより / 希望の影 /八百屋のをぢさん / ク里の人 / 轉がる石 / 俊作いづこ / 幸不幸 / 又會ふ日まで /お秀の手紙 /父 / 小さい神樣たち / 角兵衞獅子 / さすらひの旅 / 兄戀し / 子供三人犬一匹 /夜半の合唱 /トラック / 不思議な紳士と謙太カ /故クの村 / みんな揃つた! /あとの話 /
         忘備録 後日、少年倶楽部との関連を掲載予定 2017・10・29 保坂

12月、「幼年倶樂部 15(12) 大日本雄弁会講談社」に「國をまもる子ども」を連載する。 寺内萬治郎:画 pid/1789161
12月、「冨士 13(13) 大日本雄弁会講談社」に「苅穗の庵―戰地で無二の親友、今は亡き戰友の遺族援護の物語 」を発表する。  pid/1898598
三國同盟は何うして出來たか / 米田實
全半島人のヘ化目差す野村弘遠氏 / 大宅義一
時局早わかり問答――世界新秩序の發足・三國同盟と世界の動き / 丸山幹治
12月、「婦人倶楽部21(12) 講談社」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ / 志村立美:画」を連載する。pid/3562144
    
國土計畫の話――時事講座 / 星野直樹
〇この年、農民文学懇話会(会長有馬頼寧)の相談役、国防文芸聯盟の常任委員、文芸協会の名誉会員。
〇この年、「加藤武雄短篇選集 第1巻(銃後篇) (銃後の愛)  大都書房 」が刊行される。 pid/1031512 閲覧可能
父 / 母 /魂まつり /愛の緋文字 / 勇士の母 / 忠魂碑 / 大君の醜の御楯 / 大いなる母 /兄 / 銃後の愛 /精忠二代
〇この年、「加藤武雄短篇選集 第3巻(田園篇) (落花の如く)   大都書房」が刊行される。 pid/1107864  閲覧可能
落花の如く /故園哀唱 / 天竺牡丹 / 夏草 /ふるさとびと / 鄙歌 / 嵐の中の春 /おもかげ草紙 / 小鳥の巣 / 敵手
〇この年、「加藤武雄短篇選集 第4巻(恋愛篇) (野の灯・街の灯) 大都書房」が刊行される。pid/1034557  閲覧可能
野の灯・街の灯 /小犬と結婚指輪 / 最後の火華 / 二つの愛 / 明眸 /愛人 / おもかげびと /紅いダリア / 青春 /海の歌 /幻の愛人
〇この年、「家庭小説名作集  博文館」に「大君の醜の御楯」を発表する。pid/1106542
〇この年、三木至編 「名作武士道小説集 教材社」に「鳥居父子」を発表する。 pid/1120649
〇この年、少年文学作家画家協会編「日本少年文学名作選 昭和16年版 金の星社」に「早Pの筏」を発表する。 pid/1717200
   
少年リンカーン(學校劇)/久米元一   日の丸塔/村岡花子
〇この年、近藤一郎編「現代文章講座 第1巻 三笠書房」に「大衆小説の研究」を発表する。 pid/1685102
現代文章論(一)・小林秀雄 / 文章について(一)・谷崎潤一カ / 小説の構成(一)・川端康成 / 散文の精神・光利一 /描寫論(一)・コ田秋聲 /短篇小説の構成・石川淳 / 農民文學の構成・和田傳 /大衆小説の研究・加藤武雄 / 戰爭と文章・中村武羅夫 / 映畫と文章・飯島正 / 文章私感・石坂洋次カ / 現代ドイツ文學の動向・高橋健二 /現代名文鑑賞(一)・編輯部
〇この年、近藤一郎編「現代文章講座 第2巻 三笠書房」に「大衆小説の研究(二)」を発表する。 pid/1685098
現代文章論(二)・小林秀雄 / 文章論・正宗白鳥 / 文章について(二)・谷崎潤一カ / 小説の構成(二)・川端康成 /戲曲研究(一)・岸田國士 /描寫論(二)・コ田秋聲 /大衆小説の研究(二)・加藤武雄 /ユーモア文學管見・獅子文六 / 科學的文體と綴方・石原純 / 生産文學について・コ永直 / 俳句と文章・水原秋櫻子 /探偵小説について・木々高太カ /現代露西亞文學の動向・米川正夫 / 現代作家論(一)・窪川鶴次カ /現代名文鑑賞(二)・編輯部
〇この年、近藤一郎編「現代文章講座 第3巻 三笠書房」が刊行する。参考pid/1685101
文學一般論(一)・野季吉 / 文章について(三)・谷崎潤一カ / 小説の構成(三)・川端康成 / 描寫論(完)・コ田秋聲 / 文章の形式と内容・石川淳 /戲曲研究(二)・岸田國士 /小説の文章・石川達三 / 時代小説の構成・海音寺潮五カ / 詩の一般的特質・萩原朔太カ /綴方について・丸山林平 /ユーモア文學の再出發・宇井無愁 / 現代支那文學の動向・小田嶽夫 /現代名文鑑賞(三)・編輯部
〇この年、近藤一郎編「現代文章講座 第4巻 三笠書房」が刊行する。参考 /pid/1685103  s15
文學一般論(完)・野季吉 /小説の構成(四)・川端康成 / 文章と民族・中島健藏 / 戲曲研究(完)・岸田國士 / 思想と文章・谷川徹三 /文藝と人生・武者小路實篤 / 童話と文章・大木雄二 / 短歌と文章・土屋文明 / 日本文章史・遠藤元男 /都會文學論・楢崎勤 / 現代北歐文學の動向・宮原晃一カ /現代作家論(二)・窪川鶴次カ / 現代名文鑑賞(四)・編輯部
〇この年、近藤一郎編「現代文章講座 第5巻 三笠書房」が刊行する。参考 pid/1685100
文章一般論・久米正雄 /小説の構成(五)・川端康成 /私小説論(一)・小林秀雄 / 長篇小説の構成・芹澤光治良 / 人物論について・大宅壯一 / 新喜劇の構成・菊岡久利 / ラヂオ文藝の研究・JOAK文藝部 /創作で立たうとする人に・武田麟太カ / 藝術的文章の精神・伊藤整 / 現代文章雜感・深田久彌 / 創作の思ひ出・林芙美子 /現代フランス文學の動向・新庄嘉章 / 現代作家論(三)・窪川鶴次カ / 現代名文鑑賞(五)・編輯部  
〇この年、近藤一郎編「現代文章講座 第6巻 三笠書房」が刊行する。参考 pid/1685099
私小説論(完)・小林秀雄 / 小説の構成(完)・川端康成 /わが隨筆觀・室生犀星 / 私小説の形式・尾崎士カ / 創作の思ひ出・島木健作 / 歴史小説について・高木卓 /新聞と文章・小汀利得 /現代イタリヤ文學の動向・三浦逸雄 / 現代英米文學の動向・大久保康雄 / シナリオ作法・北村小松 / 文法と表記法・丸山林平 /書翰文作法・久米正雄 /明治小説史・福田C人 / 浪曼主義と自然主義・保田與重カ / 古典と現代文章・矢崎彈 / 飜譯文學の觀照・宇野浩二 / 現代作家論(完)・窪川鶴次カ / 現代名文鑑賞(完)・編輯部
〇この年、小原国芳編「国民学校研究叢書 第3巻 (大国民論・全人教育論) 玉川学園出版部」に「全人教育と現代文化」を発表する。 pid/1118931
興亞の大業と大國民・文學博士前京大總長 小西重直 / 青年を語る・公爵 近衞文麿 /日本民族の理想と教育・廣島文理大教授文學博士 長田新 / 國際關係から教へられる「大國民の資格」 法學博士 米田實 / 大國民論・慶大教授文學博士 小林澄兄 / 日本に於ける大國民的自信の傳統・早大教授 原田實 / 大國民と全人教育・前帝大司書官 小野源藏 / 全體的教養・廣島文理大教授文學博士 長田新 / 宗教とは何ぞや・早大教授 中桐確太郎 / 全人教育と現代文化・文藝家 加藤武雄 / 大思想家の全人的教育觀・玉川學園教授 富野敬照 / プラトンと全人思想・玉川學園教授 日下部喜代治 / パスカルの全人思想・玉川學園教授 田中末廣 /國民學校研究座談會 「大國民論・全人教育論」について 長谷川如是閑・杉森孝次郎 小野源藏・玉川學園同人 /日本教育思想小史・玉川學園教授 富野敬照
1941 16 54 1月、「婦人倶楽部22(1) 講談社」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ / 志村立美:画」を連載する。pid/3562145
口繪畫報 支那民衆を慰める移動劇團 / 陸軍報道部 / p14〜15
國民學校と母親心得――愛兒の家庭ヘ室 / 赤井米吉
床の間と活花の心得 / 勅使河原蒼風
茶殼で石鹸の代用 / 佐伯ひさ子
1月、「幼年倶樂部 16(1) 大日本雄弁会講談社」に「國をまもる子ども 」を連載する。 寺内萬治カ:画 pid/1789162
1月、「愛国いろはかるた」が発表され、その制定に柳田国男、加藤武雄らが参画。18年8月に決定される。   「は 「ハイ」ではじまる御奉公」、「ぬ ぬぐふ汗水勤労奉仕」など。(発表、決定の時期再調査要 2005/6/4)
1月、「少女倶楽部 19(1) 大日本雄弁会講談社」に「あらしの曙 」を連載する。 林唯一:画 pid/1780119
2月、「婦人倶楽部22(2) 講談社」に「
母性愛小説 母よ歎く勿れ / 志村立美:画」を連載する。pid/3562146
2月、「幼年倶樂部 16(2) 大日本雄弁会講談社」に「國をまもる子ども」を連載する。寺内萬治カ:画 pid/1789163
子どもは風の子 / サトウ・ハチロー ; 河目悌二 支那の子ども / 下村湖人 ; K崎義介
2月、「冨士 14(2) 大日本雄弁会講談社」に「遺族秘話 新しき家族(三芳悌吉畫)」を発表する。  pid/1898600
2月、「雄弁 32(2);2月號 大日本雄弁会講談社」に「新しき祖先(松野一夫畫)」を発表する。 pid/11006947
楠公の官位/堀内敬三 荒野の父加藤完治(嶺田弘畫)/小山ェ二
2月、「逓信協会雑誌 2月(390) 逓信協会」に「早春」を発表する。1941-02/pid/2776688
   
積雪期の日本アルプス / 冠松次カ
2月、「少女倶楽部 19(2) 大日本雄弁会講談社」に「あらしの曙」を連載する。 林唯一:画 pid/1780120
子供と大政翼賛お話會 / 加藤武雄 ; 佐々木鶴一 ; 入澤文明 ; 野津謙 ; 江藤俊明 ; 香川綾子
2月 新興東京作品「新生の歌」封切。
3月、「婦人倶楽部22(3) 講談社」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ / 志村立美:画」を連載する。pid/3562147
3月、「幼年倶樂部 16(3) 
大日本雄弁会講談社」に「國をまもる子ども」を連載する。寺内萬冶カ:画  pid/1789164
3月、「少女倶楽部 19(3) 
大日本雄弁会講談社」に「あらしの曙 」を連載する。 林唯一:画 pid/1780121
4月、「婦人倶楽部22(4) 講談社」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ
/ 志村立美:画」を連載する。pid/3562148
4月、「冨士 14(4) 大日本雄弁会講談社」に「ある母と娘の話―コント―(高木C畫) 」を発表する。pid/1898602
北太平洋鳥瞰時局繪圖――附 武裝化されつゝあるアラスカ 特別口繪
空襲!どうしたかどうすればよいか座談會 
國民政府主席汪精衞自叙傳 / 安藤コ器 
南洋進出 民族凱旋曲(松野一夫畫) / 海野十三
4月、「少女倶楽部 19(4) 大日本雄弁会講談社」に「あらしの曙」を連載する。 林唯一:画 pid/1780122
5月、「婦人倶楽部22(5) 講談社」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ / 志村立美:画」を連載する。pid/3562149
5月、「少女倶楽部 19(5) 大日本雄弁会講談社」に「あらしの曙」を連載する。 
林唯一:画 pid/1780123
國民學校と私たちの新しい覺悟 / 大日本雄辯會講談社少女倶楽部編輯部
大政翼賛の歌 /
埴生の宿 / K崎義介 ; 武田雪夫

6月、「婦人倶楽部 22(6) 講談社」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ」を連載する。pid/3562150
6月、「冨士 14(6) 
大日本雄弁会講談社」に「威激の涙 島の親子(齋藤五百枝畫) 」を発表する。 pid/1898604
歐洲戰局一覽繪圖―附―近づく英本土上陸 特別口繪 / /
大海軍を讃へて――(詩) / 佐藤惣之助
百三十五億貯蓄目ざして / 社説
日ソ新條約の意義――(時局早わかり問答) / 丸山幹治
笑顏の隣組――(詩) / サトウ・ハチロー
南洋進出 民族凱旋曲(松野一夫畫) / 海野十三
幕末尊王 日本の黎明(木下大雍畫) / 海音寺潮五カ
重慶爆撃 / 能勢龜太カ
増産と貯蓄=隱岐の浦ク村訪問記 / 吉田龍男
報告讀物 天地返しの鍬(八ヶ岳修練農場) / 丸山義二 / p138〜145
國民政府主席 汪精衞自叙傳 / 安藤コ器
威激の涙 島の親子(齋藤五百枝畫) / 加藤武雄
6月、「少女倶楽部 19(6) 大日本雄弁会講談社」に「あらしの曙」を連載する。林唯一:画 pid/1780124
   
理科繪とき『鳥の巣と卵と雛』 / 中西悟堂
7月、「婦人倶楽部22(7) 講談社」に「
母性愛小説 母よ歎く勿れ / 志村立美:画」を連載する。pid/3562151
7月 「
土の偉人叢書 二宮尊徳」を「新潮社」から刊行。pid/1039603 閲覧可能
   二宮尊徳 /松木莊左衞門 / 百姓作兵衞
  
  二宮尊徳 S16・7
巻末に記す私の郷里は相模である。尊徳二宮金次郎は、私の郷里の偉人である。父は、報徳宗の信者であった。「報徳記」「二宮翁夜話」は、父の爐邊の伴侶であった。やゝ長ずるに及んで、私もそれ等の書に親しんだ。二宮金次郎といへば、薪を背負って本を讀んでゐる少年の姿が直ぐに眼に浮んで來る。夜延仕事の草鞋を配って、一人前には出來ぬ仕事をおぎなった少年の姿が浮かんで來る。金次郎が、唯さうした勤勉さと律儀さとのみをたゝへて止む可き人で無いことは云ふまでもない。井上哲次郎博士は、尊徳を以て孔子に擬し、曠世の偉人なりとしてゐるが、決して溢美ではないと思ふ。尊徳の思想は浅いやうで實に深く、狭いやうで實に深い。そ説くところ卑近に似て、しかも、しかもそこに高遠の哲理を含んでゐる。神儒佛、更に道教をまでとり入れて、渾然たる一系の哲學を打成し、それを實践の中に生かして、そこに農民道を樹立した二宮尊徳は稀に見るの大思想家であり、大教師であった。私は重農主義者であり農本主義者である。それを私にはっきりと意識させて呉れたのは
レオ・トルストイであるが、これは農民の子なる私の生來の傾向で、そして、私の思想の胎動期に於て、胎教的な影響によってこの傾向を推しすゝめて呉れたものは、少年時代に讀んだ「報徳記」であり、「二宮翁夜話」であったと思ふ。明治以降、いたづらに商工國として発展し來つた我が邦に置ては、農業乃至農民はとかく、正當の認識を得られなかったかの感があるが、今や、農業の重大性は十二分に顧慮せられ、農民精神はすなはち時代の指導精神となりつゝある。食糧問題の解決とか、米麥の増産とか、それは、時代の情勢が、その眼前の必要に於てとりあげた題目であるが、さういふ一時的な要求をのりこえて、農民精神のうちに、新しい文化理論、新しい世界観を摘みとらねばならぬ時が來ているのではないか。尊徳の教へた農民道にこそ、唯一無二なる人間道があり、この人間道によってこそ、當來の世記は踏み開かれて行く可きである。私はかういふ考へで、この小傳をつくった。尊徳の傳記の既に出でたものは、無数にあるのに、屋上屋を架するの譏(そし)りをまぬかれぬであらうが、しかし、尊徳の人と思想と實践と業績とを出來るだけ平易に説いた手頃の書物を編んで、出來るだけ多くの人達に讀んで貰ひ度いといふ熱望が私にこの本を書かせたのである、傳記としては不備であるし、思想解脱としては足らぬ點もあらうが、それ等の一切をあはせて、人間尊徳を浮彫にしたいといふのが私の願ひであった。(二行・略) 昭和十六年四月十四日 加 藤 武 雄
7月 第2回文芸家協会主催・文芸銃後運動の巡回講演に参加。
       (小島政二郎、舟橋聖一、小母沢寛、高見順らと東北地方)
7月 「
新日本少年少女文庫 第3篇 愛国物語」を「新潮社」から刊行する。 pid/1262979 閲覧可能
神國日本 /吉田松陰と松下村塾 /音羽中尉(佐藤春夫) / 西住戰車長 / 愛國の歌 /上等兵アドルフ / 饒河の少年突撃隊 /支那事變出征將士の歌 / ノモンハンの大血戰 / 乃木將軍・・・(森鴎外) /日の丸の旗の下で / 正行の母 / 南郷茂章少佐 /ワアテルロオの勇士 /薩英戰爭 /ガリバルヂイの進軍   裝幀 恩地孝四カ
7月、「少女倶楽部 19(7) 大日本雄弁会講談社」に「あらしの曙」を発表する。 林唯一:画 pid/1780125
   
支那事變四周年を迎へて / 大日本雄辯會講談社 ; 少女倶楽部編集部   
8月、「少女画報 30(8) 新泉社」に「廿五年前のフランス 思ひ出の國ポオランド」を発表する。pid/1799201
鳥の思ひ出 / 窪川鶴次郎
式根島(ある夏の思ひ出) / 江間章子
立石寺(旅の印象) / 高橋新吉
上海と南京(大陸だより) / 大日方傳
8月、「婦人倶楽部22(8) 講談社」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ」を連載する。pid/3562152
8月 「石原文雄 太陽樹」を「文昭社」が刊行、「序」を寄せる。
9月、「少女画報 30(9) 新泉社」に「和顏愛語」を発表する。 pid/1799202
   
 顔 少女のための人生論 / 古谷綱武
9月、「婦人倶楽部22(9) 講談社」に「
母性愛小説 母よ歎く勿れ」を連載する。pid/3562153
9月、「少女倶楽部 19(9) 
大日本雄弁会講談社」に「あらしの曙」を連載する。 林唯一:画 pid/1780127
    理科繪とき『鳴く蟲の觀察』 / 石井悌   私たちの理科實驗『月見草とねむり草の觀察』 / 栗山重
10月、「婦人倶楽部22(10)」に「
母性愛小説 母よ歎く勿れ」を発表する。pid/3562154
10月、「冨士 14(10) 大日本雄弁会講談社」に「
日輪兵舍―大陸問題」を発表する。 pid/1898608
日本は斷じて物資不足で困らぬ / 小島精一
 世界新秩序の曉鐘――(滿洲事變の意義) 
高フ十字路――心の故ク / 今井達夫
日本の黎明――幕末尊王 / 海音寺潮五カ 
10月、「雄弁 32(10);10月號 大日本雄弁会講談社」に「秋風北の庄(鴨下晁湖畫)」を発表する。 pid/11006955
難局突破と我が國内整備/船田中 花發く盆地(松野一夫畫)/和田傳
10月 「国難」を「大日本雄弁会講談社」から刊行するpid/1024735
第一章 序の章 /黄の蝶 / 辻説法 / 非人小屋 / 二人の孤兒 /業火 /母 / 太刀 /歌はぬ子
第二章 二つの魂 / 御法の門 /幼などち / 渚 / 遠雷 / 追はるる者 / 危機 / 勝敗 / さらし首 / 舞姫 /哀唱 /火蛾 /首陀羅の娘
第三章 海豪 /帆柱の下 /老雄 / 彩羽の鳥 / 美しき國 / さすらひ /新月
第四章 人間の愛 /提婆品 / 三歳駒 /おぼろ夜 / 御佛の子 /淋しき影 / 母戀し / 喪の日 / 行衞 / おとづれ / 武士の戀
第五章 群盜 /闇 / 窟の中 /密謀 / 野心兒 / 第二の犧牲 /彗星 /受難 /春の夜風 / 囚禁 / 非常手段 /兒獅子 /火中の女 / 幻影の男 / 燃える氷
第六章 蒙古牒状/法莚 /歸途 /あの道この道 / 朝 /慈悲心鳥 / 者勇者 / 佛者の劍 / 海の聲 / 荒磯 / 遺託 / 忽必烈の書
第七章 亂雲 / 工房 / 北條時宗状 / 若き佛師 / 藝の不思議 /野分 /法鼓 /六波羅の主 / 白玉碎く / 虎口 / 回心 / 再度の使者
第八章 敵國降伏 /旱天 / 訟庭 / 首の座 / 月明 / 跫音 / 運命の綾 /天華 /土の牢 / 二つの戰ひ / 玄海灘 / 相見 /神國日本
10月 「新作大衆小説全集第二十巻(非凡閣版)」に「祖国」が収録される。 再調査要 2020・7・19 保坂
10月、「新作大衆小説全集 ; 第27巻 祖国・春の跫音」が「非凡閣」から刊行される。
pid/1036225
 閲覧可能
10月、「少女倶楽部 19(10) 
大日本雄弁会講談社」に「あらしの曙」を連載する。林唯一:画 pid/1780128
11月、「婦人倶楽部22(11) 講談社」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ」を連載する。pid/3562155
    皇后宮御歌にこたへ奉る歌 / 津留濱 ; 加藤武雄 ; 志村立美
11月 随筆集「青草」を「道統社」から刊行する。  所蔵 国会図書館 pid/1133917
標題 ・目次 ・卷首に
重農主義者の言葉 全國農民大集會を觀る記 /O君への手紙 /農民文學小論 /民謠 /或日の日記 /ある老人の話 /日本農民の總司令官 /西郷と二宮と
身邊雜記 靖國神社招魂祭に參列の記 /陣中の子に寄する書 /陣中の子へ(再び) /陣に寄する父の歌(詩)・愚かなる母 /少年に與ふる言葉 /日本的な美しさ /結婚せる娘に與ふる書
春夏秋冬 早春 /日本の花雪 /凉味 /晩秋 /裸 /わが林泉記 /灯 /雜四題女二題
旅の日記など 滿鮮日録 /朝鮮をおもふ /平壤にて /本栖湖の記
卓上小閑 自叙傳第一頁 /小犬の記 /今昔 /風土と英雄 /わが愛讀の書 /花見の卷 /好日
11月、「講談社の繪本ー192徳川光圀」を「日本雄辯會講談社」から刊行する。 pid/1871308
11月、「少女倶楽部 19(11) 大日本雄弁会講談社」に「あらしの曙」を連載する。 林唯一:画 pid/1780129
12月、「婦人倶楽部22(12)」に「母性愛小説 母よ歎く勿れ」を連載する。pid/3562156
12月8日 真珠湾攻撃、太平洋戦争始まる。
12月24日 文学者愛国大会。
12月、「少女倶楽部 19(12) 大日本雄弁会講談社」に「あらしの曙」を連載する。 林唯一:画 pid/1780130
理科繪とき『冬眠する動物』 / 大槻さだを ; 福田三カ
お話會 兵隊さんと慰問袋 / 柴田賢次カ ; 兒玉茂 ; 英美子 ; 山本和夫 ; 川崎貞弍
愛馬物語『少女と千代號』 / 中島耕一

〇この年、宮島新三郎[ほか]編「現代日本文学鑑賞読本 春 帝国書籍協会」に「辨當・(短篇小説)」が所収される。 pid/1150247
辨當・(短篇小説)・加藤武雄 / 二 出發・(短篇小説)・加藤武雄   /八 法隆寺の宿屋・(小品文)・高濱虚子 /  一六 ポチ・(平凡の一節)・長谷川二葉亭
〇この年、「楠本寛遺稿追悼集 楠本 寛 楠本寛遺稿追悼集刊行委員会」に「平安なれ」を寄せる。  pid/1123560
標題 / 目次 / 題簽並に題字 伯爵 有馬頼寧 /口繪 /故人小照 / 故人の幼年時代 /故人の青年時代 /政友會時代 / 農民文學懇話會創立當時 / 故人筆蹟 / 遺稿集 / 短歌 / 旅を思ふ /狹霧 / 氷雨 /奈良その他 / 故郷の海 /日本海 / 孤獨 / 暮るる雪路 /山の祈り / 犬の仔 /石狩河畔 / 思ひ出 / 詩 /蟻に /靴を洗ふ / 汽笛 / 夜の煙 /青き夜の野を行く汽車 / 冬の薔薇 /淺草にて /戯曲 / 最後の晩餐 / 隨想 / 差別問題を考へる / 部落問題に於ける融和問題の立場と使命 / 部落問題文藝の提唱 / 追憶 / 初冬小品 / 強盜した志士 /旅の思ひ出 / 追悼集 / 楠本寛を偲ぶ・星島二郎 /平安なれ・加藤武雄 / 君よ安らかなれ・柳田毅三 / 追慕・赤堀松畔 / 楠本君の追憶・新居格 /追憶一つ二つ・水守龜之助 / 最後にかけた言葉・和田傅 /楠さんを憶ふ・山本正男 /三つの印象・中西郷市 / 舊友はいいねえ・橋本喜代太 / 寄せ書・十七日會同人 / おもひでの歌・玉井南軒 / 苦勞に濁らなかつた君・橋浦泰雄 / 楠本寛君の思ひ出・丸山義二 / 彼に代つて・間宮茂輔 /忘れられぬ『シッケイ』・打木村治 / 追想・鍵山博史 / 追悼集によせて・橋本英吉 / 思ひ出・佐藤民寶 / 彼の書き得なかつた小説・島影盟 / 思ひ出の楠さんへ・篠崎彦郎 / 一周忌に寄せて・有馬頼義 / 御靈に・下川康 /想不盡・森下才一郎 / 寛君を憶ふ・平原光親 /楠本さんと私・山本久一 /若き日の手紙から・大久保鐵太郎 / 楠本さんの思ひ出・丸山武雄 /あの頃・若松みち江 / 2寛さんと私・三田村彌孝 / 兄を憶ふ・鳥集正教 / 一年祭を迎へて・楠本幸子 / あとがき・刊行委員會/
〇この年、「學校林 帝國治山治水協會」に「「小説」學校林」を発表する。pid/1900867
詞セ /第一、學校林のヘ育的效果 / 第二、學校林の經濟的竝に國防的效果 / 第三、我が國學校林の由來 /第四、我が國學校林の現在状況 /第五、學校林の實例二、三 / 第六、學校林規程の二、三 / 第七、學校林の手引 / 杉一町歩の收支計算
附 / ((一)「小説」學校林…加藤武雄 / (二)本會の使命と事業 / (三)社團法人帝國治山治水協會定款
〇この年、「慰問之栞 陸軍省 陸軍恤兵部」に「C正公」を発表する。 pid/pid/1906754
皇軍堂々南京入城の圖…鹿子孟カ 
中支那派遣軍慰問團々長として…衆議院議員 田中萬逸

バイカル湖畔(成吉思汗とスターリン)…山本實彦
戰友と棉の木…山本和夫
私の日記から…三浦環 
中支皇軍慰問から歸りて…湊しず子
〇この年、芳賀矢一編,橋本進吉訂補「女子新国文提要 巻2 富山房 」に「麥笛」を発表する。pid/1053309 閲覧可能
一、二 御修學時代の皇后陛下・大島義脩 /三 月雪花 / 四 農家の春秋 /五 星と花(詩)・土井晩翠 /六 天龍川下り・和辻哲郎 /七 手紙二信 (一 火事の見舞 /  二 寫眞を贈る)
手紙の話(自修文) /八、九 爽かな心・河野省三 / 一〇 南京の壺・柴田鳩翁 / 一一 小さい旅人・薄田泣菫 / 一二 諏訪湖畔の冬・島木赤彦 / 一三 埠頭・長田幹彦 / 一四 久能山東照宮 / 一五 たき火(童謠) /(一 たき火・葛原幽 / 二 寒雀・川路柳虹)  一六 師走日記・服部躬治 / 一七 新年
縁起の話(自修文)・關根正直 / 一八 多年一日の修養・村上専精 / 一九 教化の力・橘南谿 /二〇 近江聖人の母・村井弦齋 / 二一 麥笛・加藤武雄 /二二 新柳(詩)・與謝野晶子 / 二三 三都氣質・鶴見祐輔 /
英國の強み(自修文)・穗積重遠 /   二四 禮儀作法 /二五 家庭に於ける禮讓・鳩山春子

1942 17 55 1月、「幼年倶樂部 17(1) 大日本雄弁会講談社」に「わが日本 米英とたたかふ」を発表する。pid/1789174
おかあさんの目 / 水上不二 ; 川島はるよ
軍用犬 / 滑川道夫
はしらの前で / 荒居稔
強い日本海軍 / /
かがやく日の丸 / 佐藤惣之助
陸軍少年戰車兵學校けんがく / /
紀元二千六百二年 / 松永健哉
わんわん日記 / サトウ・ハチロー ; 芳賀まさを
氷の國の子ども / 千葉省三 ; 河目悌二
じどうげき しやせい / 伊達豐 ; K崎義介
わが日本 米英とたたかふ / 加藤武雄
富士山にゐた石つころ / 水谷まさる ; 野口義惠
あぶない岩 / 太田K克彦 ; 熊谷元一
五カさんもえらい / 後藤楢根 ; 安泰
やねの雪おろし / 水島あやめ ; 野水昌子
ヒノキマル / 濱田廣介 ; 川上四カ
じばくしたふう船玉 / 澤渡吉彦 ; 澤井一三カ
スンガリーの朝 / 石森延男 ; 河目悌二

雪の話 / 吉田弘
山おくのばんざい
私たちのけんきう
『靖國神社の英靈にささげる文』大募集 / /
渡邊登 / 大木雄二 ; 齋藤五百枝
おほかみのおかあさん / コ永壽美子 ; 安泰
新吉の喜び / 宮脇紀雄 ; 井口文秀
まゆ玉 / 小野忠孝 ; 蕗谷虹兒
みんなの車 / 上澤謙二 ; 井上たけし
たのしいこうさく / 山下俊三
私は何でせう / 柚木卯馬
たのしいかずのゆめ / 藤原安治カ
1月、「農村文化 21(1) 農山漁村文化協会」に「有馬ョ寧について」を発表する。 pid/2332871
今年の農家七訓 / 加藤完治
大東亞戰爭と農村文化 / 古P傳藏 
船津傳次平 / 伊藤永之介
地方民謠の紹介と解説 / 町田嘉章
新民謠發表・躍進愛知 / 日本國民詩協會

1月、「少女倶楽部 20(1) 大日本雄弁会講談社」に「愛國の歌」を発表する。 望月春江:画  pid/1780131
進め一億火の玉だ / 大政翼賛會 ; 篠原正雄 ; 松野一夫
日本の鏡 / 米内穗豊 ; 後藤守一
蘇民將來の話 / 熊谷元一 ; 早川孝大カ
大詔を拜し奉りて / 東條英機
峠の記念祭 / 吉田貫三カ (画); 日吉早苗
美しき若蜂隊 / 村上松次カ(画) ; 海野十三
2月 小国民文化協会発会式。
2月、「幼年倶楽部 17巻2号」に「はつうま」を寄稿する。藤澤龍雄:画  pid/1789175
2月、「少年倶楽部 29巻2号」に「大伴部博麻」を寄稿する。
 山口將吉カ:画  pid/1758736

特別折込 あゝ十二月八日のハワイ眞珠灣軍港 大東亞戰爭地圖    聯合艦隊司令長官 山本五十六大將 / C閑寺健 ; 嶺田弘
戰時下の少年少女諸君へ / 東條英機 
  ハワイ襲撃の荒鷲を思ふ / 西村皎三   少國民詩 / 滑川道夫
2月 「新生」を「大阪錦城出版社」から刊行。pid/1133930 閲覧可能
   内容(新生、甘藷縁起、島の親子、伊豆の頼朝、北ノ庄落城、石田三成、罪人、滝川左近将監、精忠二代、
    切腹物語、白鳥の行方、禁裏修築記、日本海々戦、恋の天狗)

2月、「良い子の友 17(11) 小学館」に「菅原道眞 ; 米内穗豐:画 」を発表する。 pid/1815719
スキーをはいた兵隊さん / 小島六カ ; 小川眞吉
かさ地藏さま / 關敬吾 ; 鈴木壽雄
ひとりで割れたびん / 新樹たかし ; 川島はるよ
三カの自轉車 / 田川英子 ; 齋藤長三
滿洲のお友達 / 木善助 ; 二反長半 ; 市川赳士
りっぱな心 / 小川未明 ; 山下大五カ
からすといたちのおまつり / 室生犀星 ; 立野道正
お父さんの金鵄勳章 / 武田雪夫 ; C原ひとし
菅原道眞 / 加藤武雄 ; 米内穗豐:画
春のひつこし / 塚原健次カ ; 吉田貫三郎
繪卷 兄さんの乘つた飛行機 / 伊藤章三 ; 田代光
スキー / 林鶴雄 /
切干し大根 / 田中冬二 ; 安泰
碎氷艦 / 林藤四カ ; 椛島勝一
海南島の子供 / K崎義介
かけあし / 眞田龜久代 ; 氏原忠夫
苔のお手まり / 三松貫大
建國祭 / 與田準一 ; 林鶴雄
爆彈三勇士 / 中村新太郎 ; 梁川剛一
海のまもり / 甲斐榮一カ
屠れ米英我等の敵だ / 植松尊敬 ; 加藤タカシ
強い海軍 / 堀C一
3月、「博文館文庫96 ; 第2部合歓の並木」を「博文館」から刊行する。  pid/1110078 閲覧可能
お波 / みやげ / 桑摘み / 乳房 /母と母 /呼び聲 /門の前 /(アスカヘル) /私の子 / 歸らぬお波 /餘りに愚かが餘りに尊い /占ひ / 末の子 /正義感 /姉を尋ねて /奇蹟 / 祝宴 / お霜の幻覺 /手紙 / うそつき娘 / オアシス / 愛兒の寓 /「お粗末な阿母 /ひるがほの花 /母の歌 /生くるいのち /轉生 / 覺醒 /連絡船 /女の嘆き /大阪まで /故郷の空 / 寢覺 /家の無い子 /泥濘 /合掌 /實の煩悶 / 「燕」 /ああ東京 /めぐり合ひ / 迎へる便者 / 千羽鶴 /死の床 / 暗い夜に /茅蜩
3月、「良い子の友 17(12) 小学館」に「あき地 ; 井口文秀:画」を発表する。pid/1815720
   
ゴム毬 / 住井スヱ子 ; 齋藤長三   あき地 / 加藤武雄 ; 井口文秀:画    滿洲建國祭 / 市川赳士 ; K木鈴子
3月、「女も戦ふ」を「淡海堂出版部」から刊行する。 pid/1107021 
 閲覧可能
4月、「博文館文庫92 喘ぐ白鳥 前篇」を「博文館」から刊行する。
 pid/111518閲覧可能
4月、「博文館文庫93 喘ぐ白鳥 後篇」を「博文館」から刊行する。 pid/1111224 閲覧可能
         注 第1部の有無については未調査 2020・7・20 (2部表示省略)保坂
4月 新興東京作品「母よ歎く勿れ」封切。 主演 浦辺粂子、若原雅夫、姫美谷接子。
5月、「コドモヱバナシ 5(9) 大日本雄弁会講談社」に「三キチノヒノマル ; K崎義介:画」を発表する。pid/1759376
5月、 「學校林 
農林省撰定 加藤武雄 原作,平野直 脚色,芝義雄 作畫 農山漁村文化協會」による紙芝居(20枚)を刊行する。 pid/1735022

5月、「理想日本 1(5月號) 日本文化宣揚会」に「農民の世紀」を発表する。 pid/1556403

5月、「家の光 五月号」に「連載小説 わが血わが土 第五章 日本の神」を発表する。
                             連載の終始時期調査中 2014・5・6 保坂
 
 「家の光」5月号の表紙
「わが血わが土 第五章 日本の神」より (P42 原文のまま)
 (略)(東京帝大・竹内)博士は、ここで、農事を学びつつある若き聴衆に向かって強調した。「元来農作物は、ただ、科学的の分析によって知る事のできる物質として存在するものでなく、それ自身いのちを持ってゐるものであります。それを食べるのは、いのちを頂くのであります。しかして、それ等農作物は農夫の眞ごころによってできるものでありますが、農夫一個の眞心でできるものでなく、実にこの村を負ひ、國を負うた眞ごころによって、できるものであります。」
 ここに農業といふものの精神があり、神聖な意義がある。農は神の直参といふが、その神こそは、宇宙の大生命にして、萬人萬物のいのちの本源なる日本の神である。さうだ、さうだ! 三次は心の中に馨をあげてうなづいた。
(略
6月18日 日比谷公会堂で日本文学報国会発会式。 
6月、「豊臣秀吉 上巻 土村正寿 絵」を「大日本雄弁会講談社」から刊行する。pid/1719778 閲覧可能
6月、「母なる大地」を「文林堂双魚房」から刊行する。 pid/1105985 閲覧可能
池の端の彌右衛門爺 / 舊い家 /みなしご / 最後の者 /女王 / おとずれ / 明眸 /大震災 / 運命 / 憂愁の人 /愛難者 / 母 / 山姥 /祖靈 / 不死なるもの /母の日 / 魂まつり / 女性の道 /慈悲心鳥
月、「少年倶楽部 29巻7号」に「蒲生君平の歌」を寄稿する。 pid/1758741
入選 少國民詩 / 滑川道夫   外務大臣東郷茂徳閣下出題全日本少國民綴方大募集『大東亞共榮圈のお友だちへ』 / /
愛馬 良榮號物語 / 小津茂カ ; 安泰    滿洲建國十周年慶祝 日滿少國民習字圖畫入選發表
7月20日、「八木重吉詩集」を、加藤武雄、草野心平、佐藤惣之助、三ッ村繁蔵、山本和夫、八木とみ子が編纂(代表 八木とみ子)、「山雅房」から刊行される。 
7月、「神の娘」を「河北書房」から刊行する。  pid/1133925 閲覧可能
神の娘 / 薄月 / その前夜 / 人間の海 /一夜の宿 /闖入者 /自問自答 / 淋しければ / 未だ見ぬ母 / 運命の子 / 良心 / 怖い人 / 『首實檢』 / やさしき夫人 / 謎 / 晴着 / 邂逅 / 愛と愛 / 花園の蛇 /脱出 /いざ!ふるさと / かへりゆかむ / 街の英雄 /一、 愛と運命 / 舊戀 /人妻 / 男 / 二、 新しき夢 /都會の獸 / 女の魂 /新しき夢 / 三、 神の計畫 / めぐりあひ / 告白 / ボン・ボヤアジユ /山の彼方 / 一 /二 /三 / 四 / 菖蒲太刀 / その一 /その二
8月、「刑政 55(9) 矯正協会」に「人物とその風手」を発表する。 pid/2671336
8月、「少年倶楽部 29巻8号」に「吉田松陰の歌」を寄稿する。 pid/1758742

入選 少國民詩 / 滑川道夫  滿洲國見學記 / 丸尾文六  發明工夫の標語 / /   馬の一生 良榮號物語 / 小津茂カ ; 安泰
一太カ物語 幼虫の曲藝 / 小松龍之介 ; 嶺田弘(挿絵画家)
9月、「読切講談社」から「緑の城」が刊行される。pid/1036508 閲覧可能
   「緑の城ー小公子物語ー・闇うつつ・父母の國・ 天上の聖火・ みやま鶯」を所収する。
   注 所収されている「天上の聖火」は、他に「キング7(8)昭和6年8月号」にも「殉教物語「天上の聖火」」としてあり、確認要 2019.7.7 保坂
9月、「博文館文庫 ; 128愛の山河 後篇」が「博文館」から刊行される。 pid/1108191 閲覧可能
9月、「コドモヱバナシ 5(13)日本雄弁会講談社」に「ヱバナシ シマノコウマ; 須藤しげる:画」を発表する。pid/1759354
11月、「幼年倶樂部 17(11) 
大日本雄弁会講談社」に「明治天皇さま」を発表する。  pid/1789183
すすめ少國民 / 日本放送協會 ; 大槻さだを 少國民の詩 / 滑川道夫
11月 第1回、大東亜文学者大会が東京で開かれる。
1日目 第1議題 「大東亜精神の樹立」
    第2議題 「大東亜精神の強化普及」
2日目 第1議題 「文学を通じての思想文化の融合方法」
          加藤武雄が、「大東亜における小国民教化の方策」を提案する。
    第2議題 「文学を通じての大東亜戦争完遂についての方法」

※研究資料
大会の運営をめぐりこんな意見がでた。日本語に通訳をつけないという無理な会の運営方法に対して一部の人々の間から批判の声が出た(らしい)。それは加藤武雄の「
出来るなら日本代表にも支那語の通訳をつけて、こっちの言う事を即座にむこうにわからせるようにしたかった。」という言葉からも推測がつく。「大陸文化人の不平」もそこから生まれた。 
       
「近代文学の傷痕 旧植民地文学論 尾崎秀樹著」  1991.6 岩波書店  P17から引用
11月 文芸報国運動第七班に加わり、川路柳虹、円地文子らと南九州を巡回講演する。
12月 「国民文学の構想(他の五氏と共著) 聖紀書房」に「國民文學小論」を発表する。pid/1069502
國民文化論・船山信一
農民文學と國民文學・岩倉政治
國民文學としての大陸開拓文學・福田清人
戰爭と日本文學・日比野士朗
日本小説文學の原理・村雨退二郎
國民文學小論・加藤武雄 /後記
12月、「少女倶楽部 20(12) 大日本雄弁会講談社」に「銃後もまた戰場」を発表する。 pid/1780142
少國民ノ方夕チ二 / 東條英機  古代文化 古墳の話 / 土村正壽 ; 後藤守一
〇この年、「日本の母」を「新正堂」から刊行する。 pid/1133926
大いなる父 /日本の母 / 跫音 /從妹 / 結婚の曲 / 花咲く曠野 /ジヤスミン /理想の人 /熊 / 駒鳥物語 / クロの話 /花嫁
〇この年、「愛の灯」を「蒼生社」から刊行する。  pid/1035271
父 /祝盃 /裏街の父 /子守唄 / 無頼漢 / 曼珠沙華 / 男のいのち /舊山河 / 弔問 / 生田川 / 私の息子嫁
〇この年、加藤武雄編「海の英雄」が「博文館」から刊行される。 pid/1717116
序文 情報局第二部第二課長 古橋海軍中佐
海と歴史
 1 海の曙 (K崎義介)有本芳水
 2 海の神話と傳説 (山本舜山)北川千代
 3 海外雄飛の足迹 (關友彦)金谷完治
海の英雄
 4 東ク元帥 (吉澤廉三郎)加藤武雄
 5 海軍を築いた人々 (玉井コ太カ)宮下正美
 6 郡司大尉と白P中尉 (樺島勝一)山中峯太カ
 7 北方開拓の先驅者たち (柿原輝行)田ク虎雄
 8 南方開拓の先驅者たち (松本盛昌)小山勝C
 9 海の女性 (蕗谷虹兒)水島あやめ
海の生活
 10 燈臺を守る人たち (松本勝治)岡村俊一カ
 11 われは海の子 (高畠華宵)蘆谷光久
 12 船の種類 (長谷川露二)藤浦洸
跋 加藤武雄

〇この年、加藤武雄編「輝く海軍」が「博文館」から刊行される。 pid/1720551
  序 大本營海軍報道部課長 平出海軍大佐
われらの海軍
 1 海の護り 竹田靖治作(梁川剛一畫)
 2 咸臨丸の一生 神崎C作(井元水明畫)
 3 日C・日露の海戰 冨田常雄作(富田千秋畫)
 4 聯合艦隊 梶野千萬騎作(新關健之介畫)
 5 歌はう古鷹の山 C閑寺健作(林唯一畫)
 6 [荒]鷲は羽ばたく 筒井敏雄作(鈴木御水畫)
 7 陽吉と上海陸戰隊 朝日壯吉作(新井五カ畫)
海と科學
 8 K潮物語 久米元一作(北宏二畫)
 9 ある日の海底 宮脇紀雄作(明石精一畫)
 10 海の寶庫を探る 由利聖子作(三[好]悌吉畫)
 11 海の子等 山美智子作(井上たけし畫)
 12 船と日本 上澤謙二作(羽石弘志畫)
跋 加藤武雄
1943 18 56 1月、「少年倶楽部 30巻1号」に「饒河の少年隊」を寄稿する。田代光:画 pid/1758747
   日本の科學につくした人々 二宮忠八と模型機 / 關猛  南太平洋海戰從軍記 たゝへよ海の若鷲! / 牧島貞一
2月 ボルネオ方面から長男恒雄帰還、除隊する。
2月、「理想日本 2(2) 日本文化宣揚会」に「新C正記―(連載)」を連載する。pid/1556412
2月、「刑政 56(2) 矯正協会」に「行刑の日本的性格」を発表する。 pid/2671341

2月、「少年倶楽部 30巻2号」に「饒河の少年隊」を寄稿する。田代光:画 
pid/1758748
3月20日 書生をしていた李無影が「青瓦の家」で「第4回・朝鮮芸術賞」を受賞する。

3月、「少年倶楽部 30巻3号」に「饒河の少年隊」を寄稿する。田代光:画 pid/1758749
    水牛にのつた ビルマの少年 / 山本和夫 ; 松野一夫   愛國百人一首   ひろめよ此の正道を / 窪田空穗 ; 羽石弘志
4月、「理想日本 2(4)日本文化宣揚会」に「新C正記―連載小説」を連載する。pid/1556414
    
緬甸戰線の支那兵 / 山本和夫
4月、「少年倶楽部 30巻4号」に「饒河の少年隊」を寄稿する。田代光:画 
pid/1758750
   
入選少國民詩 / 滑川道夫
4月、「少女と教養」を「淡海堂出版」から刊行する。pid/1057550
早春 善行
和顏愛語 百日紅
春の花 海外の友への手紙
自然を愛する心 新年
心の美しさ 二十五年前のフランス思ひ出の國ポーランド
美と贅澤 天皇陛下萬歳
さくら
支那の娘さんたち 叱らない母
木の花草の花 大陸の子たち
水原にて 日本の女性
そこばくの言葉 初夏の感想
一本の鉛筆 松蝉
神皇正統記の言葉 結婚について
旅先から       
    収録内容未確認のため再調査要 2015・10・6→確認済2015・10・22  保坂記
  「日本の女性」から、末尾の部分 八木とみ子についての記述
(参考:略)
彼女(とみ)はとうとう病気になった。そして、今は湘南のある病院に、療養かたがた女事務員のやうなものになって働いてゐるが、愛する者すべてを失ひつくした彼女の、夜明のねざめに、いかにさびしい濤(なみ)の音であるかと思ふと、さう思ふさへ私は胸が痛んでならなかった。/が、彼女は、まだ一つの望みがあった。それは、亡夫の詩集を出す事であった。八木重吉にはこれまで二冊の集があったが、いづれも不完全なものである。是非、定本をつくりたいといふ此の願ひは、幸ひ、重吉の詩を愛する一群の人々によって、つい此間の事だがやうやく達せられた。今私の机の上にある「八木重吉詩集」がこれである。/この詩にどれほどの価値があるか、正直のところ私にはわからない。しかし、とみ子さんの今までの事を思ふと、これこそ、文字に書いた詩以上の詩だといふ気がする。私は、これほどの純粋な愛を見た事がない。このとみ子さんの純情の中に、私は、静かな、そして、調べの高い一篇の詩を読む事が出来る。「よかったですね。しかし、これでいゝと思って安心して、そのためにがっかりして弱り込んぢゃいけませんよ。」/よろこびに顔を輝かして新刊の詩集をもって来た彼女に向って、私の妻は斯う云ってゐた。戦争であなたのやうな人も沢山出来てゐるのだからとも云ってゐた。彼女は深くうなづいてゐた。
4月、「婦人倶楽部24(4) 講談社」に「重要記事と感激讀物 東宮大佐の夫婦愛日記」を発表する。pid/3562172
5月、「婦人倶楽部24(5) 講談社」に「記事 東宮大佐の夫婦愛日記」を発表する。pid/3562173
5月、「少女倶楽部 21(5) 大日本雄弁会講談社」に「朗讀文「義經四國に渡る」」を発表する。 pid/1780147
月、「少年倶楽部 30巻5号」に「饒河の少年隊」を寄稿する。 田代光:画 pid/1758751
    
土浦海軍航空隊に 海の少年飛行兵をたづねて / C閑寺健
5月、登呂遺跡発見。

6月、「多磨 16(6);創刊8周年記念特輯 多磨短歌会,アルス」に「「水の構圖」をいたゞいて」を発表する。 pid/11208024
6月、「新作大衆小説全集 ; 第39巻 緑の樹蔭」を「非凡閣」から刊行する。閲覧可能 pid/1030742
緑の樹蔭 / 老勇士 /浴衣 / 圓光 / 衣笠城
6月、「少年倶楽部 30巻6号」に「饒河の少年隊」を寄稿する。田代光:画 pid/1758752
月、「少年倶楽部 30巻7号」に「饒河の少年隊」を寄稿する。田代光:画 pid/1758753
    これぞ 日本魂の華 ああアッツ島の守備隊 / 阿部仁三
7月15日、猪岡菊子が「 大陸建設の礎 満洲開拓叢書 ; 13 」を「満洲移住協会」から刊行する。閲覧可能 pid/1276811
〔参考〕 標題 / 目次 /まへがき 螢火 /
建設篇 /北滿の四季 / 開拓村の建設過程 /入植 /共同生活 / 新しき農民 / 麥死なず / 匪襲 /北方の稻 / 開拓花嫁 /馬 /嵐 / 營農 /土の香 / 物言はぬ家族 / 高フ創造 / ヘ育 / 寄宿舍 / 開校から四年間 /春の子供達 / 農繁期 /收納の秋 /寄宿舍の一週間 /夢 /
生活篇 /開拓民の衣食住 /衣服 / 股引 / ズボン下 / 運動服 /負半纒 / 抱着 / 嬰兒掛蒲團 / 割烹前掛 / 涎掛と子供前掛 / 足袋 / 婦人シヤツ /ブルマース /モンペイ / 食物 /榮養素 /割烹の心得 / 材料の計量法 / 煮出汁の取り方 / その他の基本調査 /開拓地で得られる材料の調理法種々 / 住居 /保健衞生 / 氣候と疾病 / 健康な家 / 衣服の衞生 / 身體のC潔 / 食物 / 病人の看護 /應急手當 / 育兒 /出産 /疾病 /躾方 /大自然 /
8月、「理想日本 2(8) 日本文化宣揚会」に「朝鮮の歴史」を発表するpid/1556418
  
中満の豪農 / 和田傳 百性の倫理 / 石原文雄  神道の村 / 筒井敏雄
8月、「農村文化 22(8) 農山漁村文化協会」に「新連載小説 」を連載する。 pid/2332890
8月、「少年倶楽部 30巻8号」に「饒河の少年隊」を寄稿する。田代光:画  pid/1758754
   入選 少國民詩 / 滑川道夫
9月、 「農村文化 22(9) 農山漁村文化協会」に「
長篇小説 復活 」を連載する。松野一夫:画 pid/2332891
9月、「少年倶楽部 30巻9号」に「饒河の少年隊」を寄稿する。田代光:画 pid/1758755
10月、農村文化 22(10) 農山漁村文化協会」に「連載小説 復活」を連載する。 松野一夫:画 pid/2332892
神嘗祭を仰ぐ / 河野省三
神恩皇恩と神嘗祭 / 植木直一カ
暗渠排水の村 / 調査部
農業報國推進隊歌發表「土の戰士」と「里のをみな」
10月、「少年倶楽部 30巻10号」に「饒河の饒少年隊」を寄稿する。田代光:画  pid/1758756
   
全日本少國民發明工夫製作品 たのもしい工夫の力
11月、「 農村文化 22(11) 農山漁村文化協会」に「
連載小説 復活 」を連載する。 pid/2332893
新嘗祭に就いて / 祝宮靜
帝都のよい子の新穀感謝文
年義勇隊開拓團の文化 / 福田C人
晩秋から初冬の山 / K田米子 / 34〜35
甘藷の收穫と貯藏法 / 安藤安孝
南船北馬・旅行漫録 / 山崎延吉
12月、「農村文化 22(12) 農山漁村文化協会」に「連載小説 復活」を連載する。松野一夫:画 pid/2332894
見聞讀 / 有馬ョ寧
必勝への道―航空決戰と食糧搦Y / 橋本選次カ
地方生活と藝能文化 / 中村星湖
増産の敵 / 鑓田研一
○この年、加藤武雄が「新潮社」を退社する。
〇この年、「ふるさと人」を「昭和出版社」から刊行する。 pid/1035358
ふるさと人 / 鎭守祭 / 家 /親 / 鴎 /馬 / 夢 /戰ひの日 / 遠い人 / 土の匂ひ /燕の來る家 / マリア觀音 /煙草 /二人の母
〇この年、月明会編 「日本の四季 月明会出版部」に「野分」が所収される  pid/1035814
  
  野分 加藤武雄    除夜釜 井口海仙    一月の月光 北原白秋
〇この年、教材社編輯部編「趣味の思索」に「鑑賞といふことに就て」を発表する。 pid/1130105
〇この年、日本文学報国会編「日本の母  春陽堂書店 」に「三代續く譽れの寡婦(福島縣・室井キヤさん) 」を発表する。 pid/1704597
題簽 軍人援護會會長 陸軍大將 男爵 奈良武次
序 日本文學報國會 會長 コ富猪一カ
日本の母を頌ふ 作詞 佐藤春夫
信仰で乘切る荒波(樺太・水本ハマコさん) 甲賀三カ
北海道の原野を開墾(北海道・淺井リヘさん) 丸山義二
巨きな母の手(森縣・豐川やささん) 土師C二
嬰兒・姙婦の温き母(岩手縣・伊藤尚子刀自) 土屋文明
默々と二十年(秋田縣・佐々木スエさん) 和田傳
日本一子寶部隊長(宮城縣・白戸キミさん) 辰野九紫
雄々しや女集配手(山形縣・土井於末さん) 結城哀草果
三代續く譽れの寡婦(福島縣・室井キヤさん) 加藤武雄
忠臣の裔(東京府・篠尾はる子さん) 菊池ェ
淺草の「日本の母」(東京府・平間りつさん) 久保田万太カ
明朗に豐かに生きてゐる人(茨城縣・八代まつさん) 佐藥春夫
出征兵を叱る慈愛(栃木縣・新井種子刀自) 長谷川伸
家の爲に子の爲にお國の爲に(群馬縣・小板橋はるさん) 佐佐木信綱
母性愛像ををろがむ(千葉縣・富田てるさん) 吉植庄亮
遺愛の柿の木紅し(埼玉縣・金子淳美さん) 大佛次カ
女手一つに護る田畑(神奈川・村野かめよさん) 岩田豐雄
卷頭の妻の心(新潟縣・星野とよさん) 貴司山治
女手で通した牛飼(富山縣・三村ちよさん) 尾崎一雄
白衣の夫と卅七年(石川縣・遠藤常盤さん) 深田久彌
良き母は良き妻(福井縣・高島フジヲさん) 中野實
遺骨を抱きしめて(岐阜縣・沼田ミワさん) 日比野士朗
眞實こもる農作物(長野縣・井上ツタヱさん) 川端康成
山道の小母さん(山梨縣・井上くまさん) 高村光太カ
萩咲く日(靜岡縣・鈴木せいさん) 水原秋櫻子
男勝りの鎌・腰に(愛知縣・橋本すずさん) 富安風生
母ひとり子ひとり(滋賀縣・高橋政榮さん) 野澤富美子
花賣り・日雇ひ二十年(京都府・谷本こ乃さん) 川田順
右眼犠牲の機織り(大阪府・西田フジさん) 藤澤桓夫
老いてなほ搦Y報國(奈良縣・松邊キクさん) 西條八十
扶助も斷り物行商(三重縣・橘山ちうさん) 古谷綱武
尊し・音なき愛の鞭(和歌山・久保まつゑさん) 大庭さち子
心に責む子の戰病死(兵庫縣・前川きみさん) 豐田正子
故山に獨り墓守り(鳥取縣・山谷よしさん) 舟橋聖一
石見の國に我見たり(島根縣・岡村トキさん) 尾崎喜八
戰死した子に濟まぬ(岡山縣・武田春さん) 棟田博
港の誇る「母の水船」(廣島縣・中村セキノさん) 竹田敏彦
空の子へ愛の座蒲團(山口縣・氏木アキさん) 中山義秀
平凡の美コ(香川縣・棚田キノさん) 壺井榮
鹽田に働く健女(コ島縣・西トクエさん) 海野十三
戰盲の夫へ戰況地圖(高知縣・入間喜久衞さん) 濱本浩
五兒に通ふ鍬の心(愛媛縣・高井キクヨさん) 岡田禎子
譽の家守る苦鬪三年(福岡縣・三原乙女さん) 白井喬二
切々の書に戰友泣く(佐賀縣・桃井フデさん) 小島政二カ
陶土にまみれ廿年(長崎縣・太田フキさん) 福田人C
男も唸る材木擔ぎ(大分縣・森島マサキさん) 眞杉靜枝
親の心知る子供達(熊本縣・野口ハルさん) 坪田讓治
兄は陸軍弟は海軍(宮崎縣・高山ハツヲさん) 中村武羅夫
兵隊さん故伜さん(麑島縣・小村セイさん) 戸川貞雄
南風の章(沖繩縣・比嘉カナさん) 劉寒吉
跋 讀賣新聞社 編輯局長 中滿義親

〇この年、「我が血我が土」を「海南書房」から刊行する。 pid/1133931
第一章 愛人 / 第二章 山 / 第三章 谺 /第四章 新生 /第五章 日本の神 / 第六章 劍 / 第七章 高原 / 第八章 土地 / 第九章 種子 /第十章 民族 /第十一章 春 / 第十二章 會見 /第十三章 新しき土 / 第十四章 一粒の麥 /第十五章 進軍
1944 19 57 1月、「日本人間美」を「白林書房」から刊行する。 pid/1737953 閲覧可能
頑固おやぢ―本多重次 /送り狼―本多忠勝 / 伏見籠城―鳥居父子 /松の風―蘆庵・君平・馬琴 / 西山公―コ川花圀 / 一代の高人―加藤C正 /壯烈回天丸―甲賀源吾 /臣道―番大膳 / 櫻町陣屋―二宮尊コ / 湖畔の朗誦―山田悌一 / 月齡二十一―山口・加來両提督 / 鴛鴦帖―東宮大佐夫妻
1月、「農村文化 23(1) 農山漁村文化協会」に「連載小説 復活」を連載する。 pid/2332895
郷土食について / 橋浦泰雄 農村の魚食 / P川C子
2月、「農村文化 23(2) 農山漁村文化協会」に「農工調整の問題 ・連載小説 復活 松野一夫:画」を発表する。pid/2332896
隨筆 「草」「籠」 / 有馬ョ寧
農村の文化について / 岸田國士
年中行事 二月 / 有馬敏四カ
農村演劇の自覺 / 山本茂實
2月、「饒河の少年隊」が「偕成社」から刊行される。
目次 /赤城のふもと / をぢさんの話 /先發隊 /通信 / 仙太の手紙 /祖母の夢 /戰ひのあと /銃 / 朝の合唱 / 到着 / 河をへだてて /日本男子 / 伐採 / からだの中の火 /鷲男の死 / 匪賊退治 / 死なない命 /春 /父の日母の日 /日輪兵舍 /
 発行年  少年倶楽部号数  忘備録 後日、少年倶楽部との関連を掲載予定
      2017・10・29 保坂
Pid番号
昭和18年1月 少年倶楽部30巻1号 Pid/1758747
2月 2号 Pid/1758748
3月 3号 Pid/1758749
4月 4号 Pid/1758750
5月 5号 Pid/1758751
6月 6号 Pid/1758752
7月 7号 Pid/1758753
8月 8号 Pid/1758754
9月 9号 Pid/1758755
10月 10号号 Pid/1758755
3月、「農村文化 23(3) 農山漁村文化協会」に「小説 復活 」を連載する。  pid/2332897
隨筆 「草」「籠」 / 有馬ョ寧
農村雜記 / 加藤武雄 /
印象二、三 / 和田傳 /
工場のある村 / 丸山義二
3月、「少女倶楽部 22(3) 大日本雄弁会講談社」に「大東亞戰爭軍歌繪卷」を発表する。 pid/1780157
朗讀詩・神の軍隊 / 山本和夫
その夜の合唱 / 日吉早苗 ; 長谷川町子
祖國の花 / C閑寺健 ; 御正伸 
慰問用決戰雛の作り方 / 松本晴子 ; 岩松マス
5月、「豊臣秀吉 下巻 土村正寿 絵」を「大日本雄弁会講談社」から刊行する。 pid/1719787 閲覧可能
5月、石原文雄著「東宮大佐と加藤完治 : 滿蒙開拓の父」が「潮文閣」から刊行、序文を寄せる。pid/3462340
序文 加藤武雄
第一部 東宮大佐
 誠實
 劍と指輪
 大陸に立つ
 奉天
 風雲
 待望の日
 依蘭
第二部 加藤完治
 赤城山
 土
 出發
 鴨麹]突破
 炬火



第三部 世紀の奔流
 佳木斯
 苦鬪
 重なる苦鬪
 北進寮
 東宮戰死
 春の奔流



6月、大都市からの学童疎開が決定される。
7月、「春陽堂文庫, 85 . 大衆小説篇祖国」を「春陽堂」から刊行する。
8月、風土研究會編「満州の印象」が「吐風書房」から刊行され「松花江下り」を発表する。 pid/1899512
標題 /目次 / はしがき / 張作霖爆死直後…新居格 /娘娘廟の寫眞屋…コ川夢聲 /新しき土…阿部知二 /熱河離宮…葛原しげる
滿洲の構想…中河與一 / 滿人と科學ヘ育…石原純 /平沙茫々…鈴木文治 /車・水・[ハタハタ]…笠置山勝一 /松花江…花柳章太カ
北滿の都市印象…福田C人 /影繪芝居…窪川稻子 /黄甍・碧甍…荒木巍 / 赤煉瓦…春山行夫 / 象徴の嫩葉…今日出海
佳木斯行…矢田津世子 / 滿洲農村風景…大瀧重直 / 白系露人を描く…鑓田研一 /滿洲風物抄…淺見淵 / 野に咲く花…和氣律次カ
通北の一夜…湯淺克衞 /ハルピンの宿…コ永直 / 愛好の地を索めて…近藤春雄 /
松花江下り…加藤武雄 /滿洲の印象斷片…吉屋信子
豐穰な印象…岸田日出刀 /生きてゐる滿洲…北林透馬 / 興安鎭の一夜…島木健作 /開拓村にて…大谷藤子 / 印象斷片…今村豐
[旅情散在]…打木村治 /滿洲の俳句…山口邨 /四温の日…富田碎花 /滿洲は滿洲…兼常C佐 /オボと落日…水島爾保布
北滿旅帖の内より…前川千帆 / 奉天の郊外…宮尾しげを /北陵見物…池部鈞/夜の長春驛頭…細木原起
往時奉天驛の姿…服部亮英 /齊齊哈爾の夜市…水島爾保布 /漫々的買物…C水崑 /
9月 長男恒雄が再び応召される。
9月 「篇歴史小説清水冠者義高」を「紀元社」から刊行する。pid/1133927
囚はれ人 / 若鷹 /  運命 / 虎口 / 父 / 輪鼓 / 愁人 / 小夜の中山 / 石の牢 / 幾山河 /  笛の音 / 積亂雲
發心 / 高山寺 / 宇治川 /卷末に

巻末に (作成中)
〇この年、岩田九郎編「戦ふ文章 : 解釈と作法  研究社」に「土の偉人」を発表する。 pid/1126519
   
三、十二月八日・高村光太郎    三七、土の偉人・加藤武雄    四二、讀書と思考・天野貞祐
1945 20 58 2月 恒雄ふたたび応召。
2月、「農村文化. 24(2)農山漁村文化協会」が刊行される。  pid/233290619
[参考]農村保健指導の構想 / 中村康
T 乳幼兒問題について / 齋藤文雄
U 農村婦人の勤勞と保健 / 森山豊
V 戰時農村の法權對策 / 芦田定藏
W 食生活と榮養改善 / 原實
1 綜合運營の保健施設 / 鈴木正一
2 點火された健民運動 / 左部賢
醫學徒無醫村診療記(東大・慶大・日醫大) / /
隨筆 草籠(其十) / 有馬ョ寧

2月、「少女倶楽部 23(2) 大日本雄弁会講談社」に「後につづくもの」を発表する。 pid/1780167
祈年祭のお話 / 野々村運市
4月、「少女倶楽部 23(3) 大日本雄弁会講談社」に「なでしこなれど皇軍に」を発表する。 pid/1780168
5月に妻を相模川の塩民橋のほとりに疎開させ、7月三沢村中沢の普門寺に移し、自身もしばしば帰省する。
7月 「少年倶楽部 32巻7号に「太平記のお話・青葉かをる桜井の宿」を発表する。

少年倶楽部7月号
参考 「青葉かをる桜井の宿」
(前略)「獅子は子を生んで三日たつと、数千丈の崖から下に投げおとす。その子にまこと獅子の気性があれば、はねかへって死なぬといふ。ましておまへはもう十一歳にもなったのだから、父のいふことをよく聞きわけて、必ず守りぬいてくれよ。こんどの合戦は、天下分けめの戦である。この世でおまへを見ることも、これが最後であらう。父が討死したならば、天下はかならず将軍(尊氏)の代とならうが、わづかの命をしのんで、多年の忠義を忘れ、夢にもこれに降参するやうなことがあってはならない。手の者一人でも残ってゐるかぎりは、命をかけて忠義をつくし、朝敵をほろぼしたてまつれ、父の志をつらぬくことが、おまへの第一の孝行である。おまへを故郷へかへすのも、そのためなのだ。」
 正行はこの訓を守って、父正成公なきあと、りっぱに忠孝を全うしたのです。
「太平記」は、この時代のことをくはしく書きつづった軍記物語で、天子様をお守りして働いた人々の忠誠をたたへ、勤皇の道を明らかにして、今なほ私どもの血汐をわきたたせますが、中でも楠公父子(なんこうふし)のたふとい精神はくりかへし読めば読むほど、強く、深く胸にせまってまゐります
[参考]表紙「一億總鉢卷」 / 松野一夫
朗讀名文「櫻井の訓」――太平記より
天子樣の御馬前 / 記者 ; 高橋C次
感動物語 日新館の少年 / 大林C ; 山口將吉郎
考へくらべ / /
詩「起てよ少年」 / 小野忠孝 ; 河目悌二
少年小説 太陽の家 / 棟田博 ; 松野一夫
歴史小説 楠木正成 / 大佛次カ ; 齋藤五百枝
ダンちやんの荒鷲 / 島田啓三
太平記のお話 / 加藤武雄
軍事科學「手榴彈」 / 山川惣治
編輯局だより / 記者
8月 広島・長崎に原子爆弾投下される。15日天皇「終戦」の詔勅放送。
9月、「少年倶樂部. 32(6) 大日本雄辯會講談社」が刊行される。 pid/1758776
[参考]表紙「仰げ日の丸」 / 松野一夫
詔書 / 各国務大臣副署
玉砂利にそそぐ熱涙 / /
あるお父さんの手紙 / /
日本の朝明けを前に / 佐藤一英
朝顏の句 / 氏原大作
工夫手帖をつくらう / 鈴木コ二
歴史小説 楠木正成 / 大佛次カ ; 齋藤五百枝
第五回少國民發明展について / 帝國發明協會大日本雄辯會講談社
はてな / /
笑話 / 山田信治 ; 林正一
編輯局だより / 高橋
10月、「少年倶樂部. 32(7)  大日本雄辯會講談社」が刊行される。 pid/1758777
[参考]表紙「天高し」 / 松野一夫
朗讀名文 十三四歳トモナレバ / 橋本左内
耳を澄ませば / 高橋C次
感動物語 心の空は日本晴 / 笹本寅 ; 松野一夫
少年小説 兄さんかへる / 後藤楢根 ; K崎義介
昔話 鬼の面 / 豐島與志雄 ; 河目悌二
物語詩 近江聖人 / 西條八十
みのりの秋を迎へるまで / 稻田國民學校兒童
少年諸君ョむぞ / 千石興太郎
日本少年の心がまへ / 齊藤惣一
月光 / 二反長半 ; K崎義介
甘え心をふりすてて / 山田一カ
歴史小説 楠木正成 / 大佛次カ ; 齋藤五百枝
はてな / /
漫畫「なるほど」 / 澤井一三カ
笑話 / /
消化道探檢 / 竹内桾コ ; 山川惣治
手の働きをする道具 / 槇戸浩
11月 妻、成城の自宅に帰る。
1946 21 59 1月、「農村文化 25(1) 農山漁村文化協会」に「新農村文化建設の中心課題」を発表する。 pid/2332907
[参考] 田園都市と農工一如の構想 / 船田中
文化國家の指標 / 新居格
新農村文化建設の中心課題 / 加藤武雄
農村の傳統と新文化建設 / 高橋健二
年中行事の合理化 / 飯塚友一カ
科學農村の建設 / 中村康
近頃の農村におもふ / 下村千秋
農村の指導者 / 上泉秀信
藷[イモ]/ 伊藤永之介
詩一篇 / 宮澤賢治
北海道の集團歸農 / 吉田十四雄
農村文化運動の本質 / 古P傳藏
隨筆 草籠 / 有馬ョ寧

1月、「少年倶楽部 33巻1号」に「少年諸君へ」を寄稿する。所蔵 国会図書館Pid/1758779 
[参考] 表紙「富士を背負ふ」 / 松野一夫
口繪「雪の朝」 / 椛島勝一
詩畫集 雨ニモマケズ / 宮澤賢治
新しい道を堂々と / 中野五カ
お山の聲 / 泉光一
科學物語 太陽の子どもたち / 服部靜夫
兒童劇 とんちん時計 / 久米元一 ; Kア義介
連載漫畫 日出ちやん / 帷子すすむ
さあ、わかりますか / 小寺恭
長篇少年冐險小説 虹の小函 / 土家由岐雄 ; 椛島勝一
昔話 大挽善六 / 小出正吾 ; 田中良
詩 夜汽車の中で逢つた少年 / 百田宗治
少年諸君へ / 佐藤保太カ
少年諸君へ / 加藤武雄
仲よし新聞 / /
社告 / 大日本雄辯會講談社
歴史小説 楠木正成 / 大佛次カ ; 齋藤五百枝
略畫の手本「犬」 / 河目悌二)
お父さん、聞えるでせう / 槇戸浩

2月 新潮社佐藤義亮社長が引退 
3月、「
小説と讀物  第一巻第一号」に「炭焼の歌」を寄稿する。 出典;「人文社会科学研究 第26号」より
4月 「コント倶楽部」第二十四号に「酸漿」を寄稿する。
5月、「農村文化. 25(2)」が刊行される。  pid/2332908
[参考]農村文化の使命 / 窪川鶴次郎
「人間の確認」 / 新居格
個人の完成 / 野季吉
専業自作農化 / 我妻東策
村ヘ育の出發 / 西村伊作
農業とインフレーション / 平岡敏男
百姓感想 / 淺原六朗
文化運動と讀書會 / 福田C人
石炭へ祈る(詩) / 藏原伸二郎
短歌 / 鹿兒島壽藏 /
一農業會長の獨白 / 飯島春生
村民の公僕 / 堀木祐三
配給私案 / 鈴木義隆
塔(讀者の頁) / /
地方文化通信 / /
地方演劇隨想三題 / /
村芝居復活 / 氏原大作
ク土演劇 / 荒木武行
大衆娯樂 / 岩下俊作
隨筆農村史 / 朝永郁夫
5月 新潮社創立五十周年
6月、「農山漁村文化協会農村文化. 25(3)」が刊行される。pid/2332909 
[参考]農村人と科學的精神 / 土屋喬雄
新しさ農村の構想 / 信夫C三カ
農村文化の將來 / 服部一馬
民主主義とヘ育 / 平野義太カ
額に汗して食ふこと / 本多顯彰
素朴な百姓の行方 / 江馬三枝子
何も作らぬ文化會 / 江口渙
觸角 / /
逆轉する農業經濟 / 遠藤與惣次
農業勞働の改善 / 澁川利雄
耕地の合理的活用 / 山本包慶
詩 一番鷄 / 壺井繁治
詩 水を飮んでも / 高橋新吉
句 初夏 / 安齋櫻〔イ・石+鬼〕子
地方文化通信 / /
塔 讀者の頁 / /
農文協だより/ /
隨筆農村史(2) / 朝永郁夫
6月 中村武羅夫が新潮社を退社。
7月 コント集「襖の文字」を「文学社」から刊行、「銀貨」等を所収する。pid/1133920
 
 襖の文字の表紙  



饗應

東華堂の死
鳥の歌
銀貨
偶像
手紙
馬車の上
牧歌
夢の話
怪談
親切
青春
襖の文字



二つの世界
接吻
童謡
ジャスミン
人形
卓上
子守唄



8月、「小説と讀物 第一巻第五号」に「ふるさとの記」を寄稿する。 出典;「人文社会科学研究 第26号」より
8月、「少女クラブ 24(8) 講談社」に「二色刷 王女の幸福 ギリシャ神話」を発表する。 伊原宇三郎:画 pid/1745390
 
 相模原市相原 当麻田開田記念碑
 
 題字元農林大臣有馬頼寧
「開田記念」の碑文
 
           開田記念     
 太平ヲ萬世ニ開キ世界ノ平和ニ先駆スルトイフ我ガ民族ノ大使命ヲ前ニシテ我等
 農ハ国本ナリトノ古ノ帝ノ詔ヲ想起シ平和ヲ以テ貴シト為ストノ我ガ国最初ノ憲法
 第一條ヲ想起スル蓋シ人間ノ尤モ重ンズ可キハ食デアリ産業ノ中尤モ和ノ心ニカナフモノハ
 農デアラフ我ガ相原ノ地往昔水利ヲ隣保原宿ノ開発ニユズリテ以来郷域絶エテ
 水田ヲ見ズ村民コレヲ憾ミソノ再拓ヲ企ツルコト年アリ昭和七年十月計熟シテ着手シ
 翌八年五月力を盡シテ成就シ口碑ニ残ル當麻田の名茲に漸クソノ實ヲ得ルニ至ッタ
 コレハ必ズシモ大事業トハ云エナイガ寒熱ニ忍ビ障碍ヲ凌ギ千辛挫ケズ萬苦屈セズ
 同志三十有三名終始一和協力克クソノ功ヲ成セルハ偏ニコレ烈々タル農民魂ノ発揮ト
 イフ可キデハ無イカ今ココニコレヲ録スルハ以テ後生ヲ勤メ励マスト共ニ兼ネテ又農業
 日本平和日本新生日本ノ首途ニ記念センガ為デアル
           昭和二十一年十一月之ヲ建ツ
                         加藤武雄誌


9月、「少女クラブ 24(9) 講談社」に「王女の幸福―ギリシャ神話」を発表する。 伊原宇三郎:画 pid/1745391
秋の星座物語 / 野尻抱影 ; 中島龜三カ
11月、「苦楽 1(1) 苦楽社」に「小説 著作堂晩年p124〜141」を発表する。 江崎孝坪:画
   また、同号に藤田嗣治も「哀愁美(繪と文)p8〜9」を発表する。pid/3546604

〇この年、風流堂編「風流 : 随筆 第1輯」が「風流堂」から刊行される。 pid/1129934 発行年は9月か検討要 保坂
[参考]扉 題字寫眞・吉田絃二郎筆岡寺如意輪觀音像 /序文
春定まらず・相馬御風
猫じゃらし・加藤武雄
櫻川のほとり(水墨畫)・津田青楓
たけのこ・懶青楓
花鳥風月・岡麓
和歌二首(寫眞版)・岡麓
左千夫の歌・鹿兒島壽藏
鸚哥歎・竹村八哥
老賊譚・森銑三
武藏野にをりて・吉田絃二郎
錦繪の大磯(挿畫刷込一枚)・高橋誠一郎
山水(水墨畫)・石濤
雪村行・脇本樂之軒 )
半農生活(挿畫刷込一枚)・石井鶴三
風流新論―西行法師に就て語る・佐藤春夫
不落不昧(誠―芭蕉其他に及ぶ)・細田源吉
〇この年、「加藤武雄傑作選集 B(春の小鳥)」を北日本社」から刊行する。
1947 22 60 1月、「中国文化 2(1) 中国文化発行所」に「小さい町」を発表する。 pid/1764441
廣島の事など / 木村毅      幼年 / 細田民樹
1月、「苦楽 2(1) 苦楽社」 に「小説 敗將p96〜113」を発表する。 江崎孝坪:画 pid/3546606
4月、「苦楽 2(4) 苦楽社」に「
小説 愛宕の坊 p72〜84」を発表する。江崎孝坪:画 pid/3546609
5月、「農村文化 26(3) 農山漁村文化協会」に「文藝の面白さと人生の味わい」を発表する。 pid/2332795
農業報國推進隊歌發表 / K田良作 ; 高橋掬太カ 農村の人形 / 山田コ兵衞
6月、「母の顔」を 「艸文社」から刊行する。  pid/1133914 閲覧可能
母戀し /記憶以前 /或る訪問 / 戀の日 /追放 / 鏡 /變相 /お母さん
6月、「出版情報 (5) 日本情報社 」の問いに寄せる。   pid/3554894
私の出して欲しい本 / 越村信三カ ; 上村曉 ; 富安風生 ; 山岡莊八 ; 板垣直子 ; 下村湖人 ; 石塚友二 ; 宮本顯治 ; 濱田廣介 ; 本間唯一 ; 森田優三 ; 上野陽一 ; 澤潟久孝 ; 高坂正顯 ; 菊田一夫 ; 駒井卓 ; 中野五カ ; 水野亮 ; 松本烝治 ; 北川冬彦 ; 大槻憲二 ; 伊福部隆彦 ; 森本治吉 ; 久松潜一 ; 式場隆三カ ; 加藤武雄 ; 小田切秀雄 ; 福本和夫
私が最近讀んだ感銘深かつた書 / 松村英一 ; 細川嘉六 ; 八木秀次 ; 濱本浩 ; 宮本百合子 ; 山岸外史 ; 北川桃雄 ; 山?義雄 ; 十返肇 ; 佐々木信綱 ; 米川正夫 ; 西條八十 ; 小田嶽夫 ; 壽岳文章 ; 百田宗冶 ; 堀?敬三 ; 海野十三 ; 加藤武雄 ; 奧野信太カ ; 友松圓諦 ; 矢野健太カ ; 小川未明 ; 三宅周太カ ; 千田九一 ; 小田切秀雄 ; 松本潤一カ ; 昇曙夢 ; 相良守峰 ; 村上菊一カ ; 中村白葉 ; 荒正人 ; 古谷綱武 /
7月、「出版情報 (6) 日本情報社」の問いに寄せる。 pid/3554895
私の出版豫定―(二) / 百田宗治 ; 上林曉 ; 水野亮 ; 加藤武雄 ; 伊福部隆彦 ; 大槻憲二 ; 山岡莊八 ; 富安風生 ; 北川桃雄 ; 山?義雄 ; 十返肇 ; 友松圓諦 ; 堀?敬三 ; 宮本顯治 ; 壽岳文章 ; 濱田廣介 ; 三宅周太カ ; 下村湖人 ; 千田九一 ; 宮本百合子 ; 佐々木信綱 ; 矢野健太カ ; 松本烝治 ; 西條八十 ; 中村孝也 ; 越村信三カ
7月 「合歓の並木」を「鎌倉文庫」から刊行。
7月20日、「月夜の笛」を「偕成社」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No458−30 pid/8346274
8月 書下ろし歴史小説「叛逆」を吐風書房から刊行。夏期大学講師の一人として秋田県下を巡回する。
8月、「労力新聞 (736) 用力社」に「小説「五兵衞」―(世界のニユース) 」を発表する。 pid/1526750
8月24日、(相模原市)大沢小学校講堂に於いて、大沢青年団主催による講演を行う。
当日、加藤武雄の送迎にあたった笹野尚代志の印象。
 
八月二四日午前一〇時、歌田先生と橋本駅へ文豪加藤武雄先生をお迎えに行った。先生は軽い服装で、駅に降り立った。<リヤカーでもよかったのに、こんな大きな自動車を用意していただいて>と冗談を云われた。トラックで、お迎えに行ったわけである。/加藤先生は、豊かな顔、ゆとりある体格、文豪らしい大きな態度であった。吾々も感動してご案内し、トラックは一路郷土相模原々頭を大沢へ向かった。講演は延々とつづき、満席の聴衆の熱の高まる中の終了した。講演が終わり、しばらくの後、再び先生をトラックにお乗せして、津久井の御里に向かった。文豪の老父母は、相好をくずして、如何にも嬉しそうに門に迎えた。あたたかな家庭の雰囲気が流れていた。文豪を生んだ家庭の風格があった。夕闇せまる中を辞去したが、先生も門まで出て、手をふられた。
  昭和63年3月発行 相模原市立図書館 古文書室紀要 第11号 金井利平著 戦後混乱期における相模原農村青年の文学・芸能活動より
8月30日、「少女小説 悲しき別れ」を「偕成社」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No482−6 pid/8346503
9月、「大沢青年団文化部」が「相風 第一二号」を発行、冒頭に前月に行われた講演記録を掲載する。
10月25日、「海に立つ虹」を「ポプラ社」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No483−23
11月20日、「慰めの曲」を「偕成社」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No482−11
1月、「苦楽 2(11) 苦楽社」に「小説 凱歌p46〜55」を発表する。 吉村忠夫:画  pid/3546616
12月15日、「君よ知るや南の国」「妙義出版社」から刊行する。所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No484−45
12月、「小説と讀物 第二巻第十一号」に「一夜」を寄稿する。 出典;「人文社会科学研究 第26号」より
○ このころ成城連句会の世話役となり、柳田国男らとしばしば句会を設ける。
○この年、 「小説の作り方」を「大泉書店」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 請求揮毫 PN−0450pid/1129532 閲覧可能
〇この年、「加藤武雄傑作選集 A(野の灯街の灯)」を「北日本社」から刊行する。  
〇この年、「母よ歎く勿れ」を「松竹出版部」から刊行表する。 pid/1359876
〇この年、「笛 」を「日本畫劇」から刊行表する。河目悌二 画   pid/1653542
〇この年、「叛逆 : 長篇歴史小説」を「吐風書房」から刊行する。 pid/1133918
 閲覧可能
〇この年、「小鳥の歌」を「大日本雄辯會講談社」から刊行表する。   pid/1681646
ほろ馬車 /賣られたろぱ /一人ぼっち / おわかれ / ふるパンひとかけ / めぐりあい /しんせつなおばさん / 道づれ / おじいさまのおうち /おとうさんの生まれた村 /おじいさま /川べりのこや / お友だち / ウォルフランのだんな /大きな手 / ペリイヌのよろこび / ペリイヌのかなしみ / やさしいおじいさま / 手紙 /でんぽう / かわいそうなおじいさま / しらべてきた人 / パリカレもげんき / 春がきた / たんじょう日
                      参考/同本に「プランゲ文庫整理番号:535-14 :メリーランド大学」も有る  pid/8373131
1948 23 61  
2月、「呼子鳥」を「青踏社」から刊行。
3月、「小説と讀物 第三巻第三号」に「火中の幻」を寄稿する。 出典;「人文社会科学研究 第26号」より
5月、「婦人倶楽部29(5) 講談社」に「ある結婚式」を発表する。pid/3562211
6月、「苦楽 3(6) 苦楽社」に「小説 父馬琴 p12〜22」を発表する。 江崎孝坪:画  pid/3546623
6月15日、「小鳥は空へ」を「ロッテ出版社」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No488−21 pid/8346834)
6月30日、「小鳥の歌」を「講談社」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No453−67
6月25日、 「君よ知るや南の国」を「妙義出版社」から刊行 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No535−17
     (参考:8月30日、「君よ知るや南の国 蕗谷虹児 絵」を「 妙義出版社」から刊行する。pid/1169828 閲覧可能)
7月 母ヌイが85歳で逝く。
7月、「文章倶楽部 1(1);夏季號 牧野書店」に「 「文章倶樂部」回顧」を発表する。pid/11209524
参考/ 文章倶樂部 夏季號/ / 發足の言葉/ /表紙・マーテルリンクのい鳥/ / 「文章倶樂部」回顧/加藤武雄 /「サンデイ毎日」の出身作家/原彰 / 小説/ /最後の授業―あるアルサス少年の思い出/ドオデ ; 大崎正二 譯 / スペイン語の課業/エンリコ・パディン / 百萬人のための小説作法/木村毅 / 小品作法/和田傳 /土曜日詩話/神保光太郎 /初めて短歌をつくる人に/鈴木實 / 俳句に志す人の爲に/宇田零雨 / 投書家時代のおもいで ハガキ回答/諸家 / 小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 田舍道/井美樹 / 春の島/倉橋善太カ / 論文/木村毅 選 / 矛盾/柳俊三 /國會圖書館/山本勝明 / 共産主義への覺書/宮崎C風 / 小品/和田傳 選 /柿/原佐一 / 山の秋/大谷廣志 / ちぢれ髮/原高義 /詩/神保光太カ 選 /鳥/倉橋善太カ /跳躍/萩岡映二 /ランプ/正木宏 / さだめのうた/鈴木召平 / 短歌/鈴木實 選 / 鰊群/千葉喜佐久 /臥床/湯浦經太カ /俳句/宇田零雨 選 / 梅雨晴/笹山登月子 /春の水/武下葉子 /雁/川下照海 / 寫眞版/ / 投稿者の原稿/ / 選者の近影と署名/ / 誌友のおもかげ/ / 文藝名所めぐり(ドージの塔)/ / 文壇ゴシップ/ / 讀者通信/ / 編集後記/ / カット/丸茂文雄 ; 三井永一 ; 葛原輝
  小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 田舍道/井美樹 / 春の島/倉橋善太カ
7月25日、「あらしの曙」を「偕成社」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No535−13
        (参考:「あらしの曙 蕗谷虹児 絵」を「偕成社」から刊行する。pid/1169826 閲覧可能 
きのうのこと / 姉さん / 日本のこども / 秀之助の家 /のぞみ / 桑摘 /家なき子 / 盲目の引揚者 / おくりもの / 一羽のカナリヤ / 案内者 /めぐりあい /ふるさと / 田舍のお土産 /小さなお母さん / 兄の消息 /幸福の使者 / 僕は働く / 見舞 / 秋晴 / 歸つた人 / 春近し
7月25日、「矢車草」を「まひる書房」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No485−12
     (参考:「 矢車草,大槻さだを 絵」を「まひる書房」から刊行する。 pid/1169833 閲覧可能
矢車草 /納屋の中 / 二人の孤兒 / 幸福 /一人と二人 /友だち /知らぬ世界 / 畜生 /目覺 / 犬の行衞 /無調の曲 /銀の筥 / 約婚 / 千代子の思出
8月、「小説と讀物 第三巻第八号」に「青蜜柑」を寄稿する。出典;「人文社会科学研究 第26号」より
8月20日、「吹けよ春風」を「ポプラ社」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No482−26 (pid/8346524)
9月、が「俳句研究 5[(9)] p.36〜48 角川マガジンズ」に「成城連句座談会」のことを発表する。pid/7963215
  
成城連句座談會 / 柳田國男 ; 小宮豐隆 ; 加藤武雄 ; 菊地雨々 ; 松井驥
10月、「小説と讀物 別冊・小説と読物 第一集」に「落花の記」を寄稿する。出典;「人文社会科学研究 第26号」より
10月30日、「長編少女小説 神のむすめ」「東光出版社」から刊行する。所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No483−44
10月、「歴史小説 1(1) p.26〜34竹内書房」に座談会のことが掲載される。pid/1799795
ヨーロッパ的性格ニツポン的性格 / 坂口安吾
歴史文学の本態を探る--世界的視野に於て(座談会) / 加藤武雄 ; 中村白葉 ; 木村毅
11月、「少女世界 1(1) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。大槻さだを:画 pid/1774843
   マンガ サザエさん / 長谷川町子
1月、「苦楽 3(10)  苦楽社」に「小説 おもがげびと p60〜67」を発表する。  吉村忠夫:画  pid/3546628
11月、「少女世界. 1(1)」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。 大槻さだを画  pid/1774843
                49年12月号まで確認 2018・4・30 保坂
12月、「文章倶楽部 1(2);秋冬號 牧野書店」に「問はず語り・ほととぎす」を発表する。 pid/11209525
   問はず語り/加藤武雄  草堂片楮(隨筆)/和田傳  抒情文・ほととぎす/加藤武雄
   
小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 男の世界/中川正和 /雜草の道/家田濱男
12月、「平凡 4(12) マガジンハウス」に「卷頭讀切 最後の晩餐 / 嶺田弘:画 」を発表する。pid/1727586
12月、「小学二年生 15(11) 小学館」に「投書家時代」を発表する。
 pid/1845909
12月、「少女世界1(2) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。
大槻さだを:画 pid/1774844
    
四色物語 キリスト物語 / 林要人 ; 蕗谷虹兒(児) 
12月 「悩ましき春」を改版(末尾七章を削除)して「共立書房」から再刊する。
12月20日、「山路越えて」を「川崎出版社」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No535−18pid/1338971
山路越えて /空想の會話 /思出の小徑 / わかれ / 慰めの曲 /或る老紳士 /父 / 鸚鵡 /病床の日課 /願ひの言葉 /かたみ /會ふ日まで /險しい路 /導くもの / よろこびの日 / やさしき姉 / 春の風 /二つの時計 / 新しい生活 / 春
12月25日、「名曲ひばりの歌」を「梧桐書院」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No484−6 (pid/1169831
かもめの夢 / 約束 /乘合を待つ間 / 幸福の日 /島の少女 /春のたより / 波子の祖父 /名曲ひばりの歌
〇この年、「加藤武雄傑作選集 D (緑の城)」を「北日本社」から刊行する。 pid/1707723
    
 高フ城 / 紅いダリヤ /平凡非凡 / 終列車 / 母
〇この年、「加藤武雄傑作選集 E (美紗子とその妹) 」を「北方書院」から刊行する。 pid/1707725

    
 美紗子とその妹 /海の歌 / わが父の記 /死者の甦る時
    ※ 「加藤武雄傑作選集 C 」シリーズの有無について 未確認 再検討要 2020・7・13 保坂
〇この年、「黄昏の都会」を「鷺ノ宮書房」から刊行する pid/1703452
古風な贈り物 /凝視 /改札口 /或る求婚者 /兄の夢妹の夢 /痴狂 /闇の中 /ありふれた話 /屈辱 / 轉向 / 妻と夫 / 默鬪 / 黄昏の都會 /裏切 / 影 / 見舞 /新しい世界へ /翼 /死床 /會見 / 訪問 /悲しき醉どれ /跫音 / 二つの死
〇この年、「女は哀し : 現代小説」を「大和書房」から刊行する。 pid/1704667
愛と結婚 /歸國 / 型通りに / 讀み了えぬ物語 / 人妻 / 二匹の犬 / 運命の前に /愛着 / 兄の戀人 / 再び會う日 /消えぬ過去 / 道理と道コ /山の温泉場で / 繪すがた / 雪の宵 / 自由を求めて / 影の如く / あまりに弱き /夜行列車 / 突發事 /職業婦人 / 心の破産者 /かくれ家 / 闖入者 / タンホイゼル / 小惡魔 / 母となる日 / 燃ゆる命 / 愛と死 / 生ける屍 / 廢園の花
〇この年、「野の恋 : 天狗になった小作人の話」を「享栄出版社」から刊行する。 pid/1359728
二人の孤兒 / たけくらべ /犬 / 牛 /めぐりあひ /ちやら平 / たたり / 天狗の笑ひ / 終の章
〇この年、「女のいのち : 長篇」を「梧桐書院」から刊行する。   pid/1703025
別れの晩餐 /荒鷲の翼 /早稻田の家 /一つの出來事 / 見舞 / 父と娘 /敵手 / 二つの心 / 暗い瞳 /風雨 / 不幸なる會合 / 對陣 / 窓の灯 / 悲しき勝利 / 憂愁夫人 / 針のむしろ / 脱出 / 新生活 / 慟哭 /憎惡の火 / 慘禍 / 返らぬもの / 暴露 /破滅の日 / 死の床 / 罪囚 / 消えぬ過去 / 女の秤 / 早春
〇この年、「失はれざる真実」を「梧桐書院」から刊行する。 pid/1703026
〇この年、久米正雄 著「学生時代」が「新潮社」から刊行され解説文を記す。 pid/1703346
〇この年、「饗宴」を「都書院」から刊行する。 pid/1703548
〇この年、「春のまぼろし 令女長篇小説」を「湊書房」から刊行する。
〇この年、「愛は星の如く : 長篇」を「梧桐書院」から刊行する。 pid/1703549
〇この年、「愛の山河」を「東方社」から刊行する。
 pid/1708233
1949 24 62 1月、「人形の家 臨時増刊号」に「 一つの思ひ出 ; 田章二郎:画」を発表する。 pid/1763199
  また、同号に吉田絃二カが「比叡山の燭 ; 石田一良:画」を発表する。
1月、「少女世界 2(1) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。
大槻さだを:画 pid/1774845
1月、「富士 2(1) 世界社」に「
特別大長篇読切小説・傑作読物ぞろい 烈々正義の士 役人の肚」を発表する。 pid/3561663
  また、同号に金森コ次カが「食物に謝す」を発表する。

1月25日、「南総里見八犬伝 伊藤幾久造:絵」を「偕成社」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No537−30 pid/8383297
落城前後 /豪犬八房 /伏姫の死 /宝刀村雨丸 / 孝子犬塚信乃 / 犬川莊助の追立 / 惡党蟇六 /すりかえた村雨丸 / 浜路の死 /決戰芳流閣 / 犬田小文吾 / 房八の義侠 /犬江親兵衞仁 /額藏あやうし /戸田川の義人 / 道節謀られる /荒芽山の決鬪 / 惡婦船虫 /女田樂旦開野 /庚申山の怪猫 /怪猫たおれる / 木工作の娘 / 僞代官の奇智 / 小文吾猛牛とたゝかう / 小文吾、莊助の危難 / 囚われの二犬士 / 伏姫の加護か /卜師物四カ / 毛野免太夫をうつ /暴逆蟇田素藤 / 八犬士そろう / あとがき
1月25日、長編少女小説 愛のともしび」「東光出版社」から刊行する。所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No483−38
2月、「少女 1(1) 光文社」に「短篇小説 永遠の友情; 渡辺郁子:画」を連載する。pid/1819456
   
連載マンガ「仲よし手帖」 / 長谷川町子 
2月、「刑政 60(3) 矯正協会」に「卓上小閑・ 炭燒の歌」を発表する。pid/2671356
  
善の芽・惡の芽 / 水守龜之助
2月、「刑政 60(2) 矯正協会」に「雪」を発表する。pid/2671355
   
善の芽・悪の芽(連載小説) / 水守龜之助
2月、「少女世界 2(2) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。
大槻さだを:画 pid/1774846
2月、「月刊読売 = The gekkan-yomiuri 7(3) 読売新聞社」に「純情小説 花に埋もれて / 伊原宇三郎 :画 」を発表する。 pid/3547789
3月、「農民クラブ 3(3) 
日本基督教団,社會思潮社」に「連載小説 狂人の國(前編)」を連載する。岡崎武彦:画 pid/1724670
   
 繪物語 雨のオランダ坂 / 菊田一夫 ; 豊田耕三
3月、「少女世界 2(3) 富国出版社」に「
連載純情小説 鳩のゆくえ大槻さだを:画」を連載する。 pid/1774847
3月 第二次「文章倶楽部」3号から10号まで8回にわたり「横顔 −我が文壇生活回顧ー」を連載。
3月、「文章倶楽部 1(3);盛春號 牧野書店」に「連載 顏=わが文壇生活回顧」を発表する。 pid/11209526
  また、同号に和田傳が「ロダンの寫實精神」を発表する。
  小説:加藤武雄 ; 木村毅 選 / 漂泊の一節/小川鉄示 / こまねずみ/菱川篤
4月、「刑政 刑政特別 矯正協会」に「y氏の盜み」発表する。 pid/2671357
死刑囚を語る座談会 / 花山信勝 ; 中川玄昭 ; 伊江朝睦 ; 川上悍 ; 宇野海 ; 加藤武雄 ; 長部謹吾 ; 小川太カ ; 瀧澤勝司 ; 野村正男
復活と死の家の記録 / 中村白葉  
4月、「少女世界2(4) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。大槻さだを:画 pid/1774848
   
四色物語 若き日の佛陀 / 諏訪三カ ; 蕗谷虹兒   
4月、 「小説界 増刊小説界第一号 大衆小説春季特集号に「(純愛小説)物云わぬ唇」を寄稿する。
                   
出典;「人文社会科学研究 第26号」より
5月、「少女世界2(5 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。大槻さだを:画 pid/1774824
   
 君よ知るや南の國 / 斎田喬
5月5日、「晴れ行く山々」を「ポプラ」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No535−15
5月13日、田山花袋歌碑除幕式が行なわれ出席する。

   田とすかれ
   畑と打れてよしきりの
   すますなりたる
   沼そかなしき

 
 群馬県館林市 尾曳稲荷神社境内
田山花袋について、こう語られた。
千葉亀雄 田山さんのあの時分は、中村さんや加藤さんは投書家ですか。
加藤武雄 僕は、田山さんに会ったことはあまりないですね。二三度しか。臨終の時に行き合わせただけで、平常はあまり出入りしなかったです。
千葉亀雄 中村さんはちょいちょい会ったんですか。
   晩年の花袋
加藤武雄 僕は投書家時代には全然知らない。一回も会ったことがない。ずっと後に新潮社の用で会ったことがあるけれども、とっつきにくい人だなと思った。何か叱られているような気がして・・・・・晩年には柳田国男さんの所で一遍会いました。その時には非常にいいお爺さんになっていました。
徳田 好々爺。
加藤武雄 好々爺だった。僕は、若い時代のことは知らない。
中村星湖 それは人によりましょうけれども、僕らからいうと、中年からしか知らないけれども、付き合いいい、親しみ易い人だった。率直な。
    
資料 「明治大正文豪研究」から「田山花袋研究」
      「新潮社」  昭和11年9月発行 より抜粋
 
   前列右より津田昭一(花袋の孫)、田山瑞穂(花袋の次男)、田山りさ(花袋の妻)、津田礼子(花袋の長女)
    田山整子(花袋の三女)、後列右より加藤武雄、中村白葉、前田晃

5月13日 中村武羅夫(享年62才)逝く。24日告別式、友人代表として弔辞を読む。
5月 随筆集「我が日我が夢」を「大衆文芸社」より刊行。pid/1706776
桑 / 百合 / 猫柳 /谷の宿屋 /茅蜩 / 祭 / 小さい町 /山の開墾地 /さびしき道 / 筏 / 福音 / 野の烏 /武藏野・相模野 / 内海の小島 / 無花果 / 小犬の記 /馬上の友 /ク愁 / 一つの死 / 靴墨の匂ひ / 夢 / 木食上人 / 酸漿 / 自然生の歌 / 春晝 /多摩の山 /ゴルフの記 / 一人の友 / 好日 /灯
5月、「小学四年生 28(2) 小学館」に「星は愛にかがやく ; 松田文雄:画」を連載する。pid/1761731
5月、「刑政 60(5) 矯正協会」に「炭燒の歌」を発表する。pid/2671358
キリストヘについて / 細田源吉
西洋人の仕事 / 堀内敬三
善の芽惡の芽 / 水守龜之助
燒けた少年觀護所 / 福田C人
5月、「農民クラブ 3(4) 日本基督教団,社會思潮社」に「狂人の國(第二回)」を連載する。 岡崎猛彦:画 pid/1724671
    きりしたん大名(新連載) / 村上元三 / 靜かなる決鬪(繪物語) / 菊田一夫 ; 幡崎英朋
6月、「少女世界 2(6) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。
大槻さだを:画 pid/1774825
6月、「苦楽 4(6)  苦楽社」を「小説 狸おやぢ
p86〜99」を発表する。 江崎孝坪:画  /pid/3546635
6月、「農民クラブ 3(6) 日本基督教団,社會思潮社」に「狂人の國(完結篇)」を連載する。
岡崎猛彦:画 pid/1724672
  
 一粒の麥(繪物語) / 賀川豐彦 ; 鑓田研一 ; 陣野重晴   きりしたん大名(第二囘) / 村上元三
6月、「大富士 19(6);6月號 大富士書房」に「大富士雜詠/加藤武雄 選」を発表する。pid/11004362
6月、「少年 4(6) 光文社」に「少年小説 月下の笛; 林唯一:画」を発表する。pid/1845524
6月、弘和書房編「青春タイムス 2(5)」に「現代小説 妖精の女王
/ 藤形一夫:画 」を発表する。 pid/1723238
6月、「文章倶楽部 1(4);初夏號 牧野書店」に「連載 顏=わが文壇生活回顧」を発表する。  pid/11209527
   谷崎潤一カを語る/辰野隆 /  近代日本 短歌の方向/釋迢空   

   
小説:加藤武雄 ; 木村毅 選 / 腕のない人形/井上久 / 雨/田島美代子 /或る家/大津山國夫
7月、「小学四年生 28(4) 小学館」に「星は愛にかがやく ;
松田文雄:画」を連載する。pid/1761732
7月、「少女世界2(7) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。
大槻さだを:画 pid/1774826
7月 「中村武羅夫君を悼む」を「新潮 新潮 46(7);七月號」に発表。
pid/10231610
中村武羅夫を憶ふ/佐藤春夫 /  中村武羅夫君を悼む/加藤武雄 /  編輯者としての中村武羅夫/楢崎勤
7月10日、「深山の乙女」を「大泉書店」から刊行する。 所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No486−35
深山の乙女 /文字のない手紙 / 石楠花 / 遺言 / 春の風 / 二つの時計 /新しい生活 / 春 /手を取りあうまで /ぜいたくぎらい /古本屋の少女 /美代子の父 / 光子の父 /新しい生活 /友だち / 君よ知るや南の國 / お伽噺 /ねがい / 紹介状 / 不思議な返事 / 謎 /奇遇 / 救い / 母の面影 / 雲雀の歌 / 知られざる運命 / 雪の夜 / 幻影 / 受難の時 / 見残した夢 / 二つの心 / エピローグ
8月、「小学四年生 28(5) 小学館」に「星は愛にかがやく ; 松田文雄:画」を連載する。pid/1761733
8月、「少女世界2(8) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。
大槻さだを:画 pid/1774827
  
情熱の詩人 啄木物語 / 伊藤佐喜雄 ; 小野澤進    グノーのアヴェマリア / Bach-Gounod ; 堀内敬三  
8月、「富士 2(8) 世界社」に「
大讀切特選傑作情話集 戀、死なず」を発表する。  pid/3561670
8月12日 新宿中村屋で、「石川三四郎著 増補改訂 西洋社会運動史」の再版記念会が行われる。
   
参集者 河合仁、荒畑寒村、新居格、加藤武雄、田中惣五郎、大宅壮一、草野心平、山崎今朝野、村松正俊等
8月20日、「春帰る日」を「東方社」から刊行する。 
所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No486−55 (pid/1652837
春歸る日 / 消息 / 母の家 / 栗の實 / 死者よみがえる時 /美しい瞳 / 都會の一隅 /第一の開眼 / 戀びと / 第二の開眼 /K髮 / 新たけくらべ / 放火犯の子 / 藝者の子 /春未だ / 紅雀 / 敵 / 惡因念 / 此の心十五年 /破戒 / 火 / 二つの自白 / 花もの云わず
9月、「小学四年生 28(6) 小学館」に「星は愛にかがやく ; 松田文雄:画」を連載する。pid/1761734
9月、「面白倶楽部 2(9) 光文社」に「現代小説 來ぬ人を;
田代光:画」を発表する。pid/1833991
9月、「少女世界 2(9) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。
大槻さだを:画 pid/1774828
9月 相田隆太郎と「手紙の書き方」を「大泉書店」から刊行する。
10月、「小学四年生 28(7) 小学館」に「星は愛にかがやく
; 松田文雄:画」を連載する。 pid/1761735
10月、「少女世界 2(10) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。
大槻さだを:画 pid/1774829
  
愛と自由の詩人 ハイネ / 藏原伸二郎 ; 畠華宵  / テキサス高原――お人形ユージンの思い出 / 小西茂木 ; 小野沢進 
   水の王者 古橋選手物語 / C閑寺健

10月20日、「夕星の祈り」を「湘南書房」から刊行する。 
所蔵メリーランド大学 ブランゲ文庫 整理No486−43
11月、「小学四年生 28(8) 小学館」に「星は愛にかがやく ;
松田文雄:画」を連載する。 pid/1761736
11月、「少女世界2(11) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。
大槻さだを:画 pid/1774830
11月 中村白葉・木村毅と共に津久井郡根小屋小学校で講演。 
11月、「風花 (14) p4〜7 風花書房」に「芭蕉、俳諧、小説」を発表する。 pid/7970132
12月、「少女世界2(12) 富国出版社」に「連載純情小説 鳩のゆくえ」を連載する。
大槻さだを:画 pid/1774824
12月、「小学四年生 28(9) 小学館」に「星は愛にかがやく ; 松田文雄:画」を連載する。pid/1761737

〇この年、(参考)昇曙夢が「トルストイ研究 壮文社
再版」に「トルストイ誕生百年祭に列して」が掲載され る。pid/170527
〇この年、「加藤武雄長篇選集 [1] (珠を抛つ) 東方社」が刊行される。  pid/1705531
〇この年、「木枯吹けど : 鳩のゆくえ ,渡辺郁子 絵 」を「偕成社」から刊行する。  pid/1338969
山の小舍 /その前夜 / 梨の実 /母の家 /不思議な家 /一つの出來事 / 野沢先生 / 美しい人 /訪問 /あらそい / 救いの手 / 幸福 / 姉妹のように /母と子 / ふるさとへ / こわれたヘ会 / 勇敢な少年 / ふたたび会う日 / 山の生活 /こころざす方に /絵をかく家 /終戰の日 /めずらしい人 / おとずれ / すべて、よし
〇この年、「愛の海峡 :長篇小説」を「湊書房」から刊行する。 pid/1706194
〇この年、「加藤武雄長篇選集 [2] (合歓の並木)」を「東方社」から刊行する。pid/1706321
〇この年、佐野紗智緒編「特選小説 : 一流作家オール読切 大和書房」に「戀愛小説 紅蜀葵 」を発表する。pid/1703975

戀愛小説 紅蜀葵 加藤武雄 / 明朗小説 「壁の花」の伯父さん 鹿島孝二 / 女性哀話 女人堂 長田幹彦 / 時代小説 最後の繪筆 佐野紗智 /純情戀愛 遠い灯 大林C / 明朗戀愛 生活の衣裳 古川眞治 / 時代小説 野武士の紙 土師C二
1950 25 63 月、「文章倶楽部 2(1);1周年記念號 牧野書店」に「連載第三回 顏=わが文壇生活囘顧・中村武羅夫君をおもふ」を発表する。pid/11209528
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 共選 / 何日君再來/丘百夜 / 日やとい/岡山茂末 / 風と少女/井美樹
1月、「小学四年生 28(10) 小学館」に「星は愛にかがやく ; 松田文雄:画」を連載する。 pid/1761738
1月、「少女 1(1) 光文社」に「さいごの一葉 / 宮野美晴:画」を連載する。 pid/1819467
   仲よし手帖 / 長谷川町子
2月、「小学四年生 28(11) 小学館」に「星は愛にかがやく ; 松田文雄:画」を連載する。 pid/1761739
2月、「月刊読売 = The gekkan-yomiuri 8(3) 読売新聞社 」に「
愛慾小説 愛慾生涯   富永謙太郎;絵」を発表する。
3月、「婦人倶楽部31(3) 講談社」に「
大家花形執筆人気わき返る 評判傑作読物陣 読切小説 勝敗 高木C:画」を発表する。pid/3562232
3月、「小学四年生 28(12) 小学館」に「星は愛にかがやく ; 松田文雄:画」を連載する 。pid/1761740
4月、「小学五年生 3(1) 小学館」に「星は愛に輝く; 松田文雄:画」を連載する。 pid/1741340
     明朗小説 うさぎの卵 / 住井すえ子 ; 澤井一三カ 
4月、「文章倶楽部 2(2);4月號 牧野書店」に「連載第四回 顏=我が文壇生活回顧」を発表する。pid/11209529
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 共選 / 早春の園/中川正和 / 思い出/藤浪眞琴 / 土/井上保壽
5月、「小学五年生 3(2) 小学館」に「友情小説 星は愛に輝く 」を連載する。
松田文雄 画/ pid/1741341
月、「文章倶楽部 2(3);5月號 牧野書店」に「顏(連載)我が文壇生活回顧」を発表する。pid/11209530
   臺灣旅情/近藤武雄   注 加藤武雄のことか 確認要 2020・7・19 保坂
   
小説/加藤武雄 ; 木村毅 共選 /拾つた寶くじ/井上久
6月、「文章倶楽部 2(4);6月號 牧野書店」に「顏(連載)我が文壇生活回顧」を発表する。 pid/11209531
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 暗い影/山口泰次カ
6月、古賀残星が「婦人倶楽部31(6) 講談社」に「限りなき愛情刻む四十年(作家加藤武雄氏夫妻物語)」を発表する。pid/3562235
6月、「小学五年生 3(3) 小学館」に「純情小説 星は愛に輝く; 松田文雄:画」を連載する。pid/1741342
6月、「面白倶楽部 3(6) 光文社」に「現代小説 夢の使者―幻を追う男の眼前に意外な椿事。数奇流転の運命に弄される男の命 
土端一美 :画」を発表する。pid/1833998
 
評判読物 十分間会見記 / 金森コ次カ ; 木暮実千代 ; 近藤日出造
7月、「文章倶楽部 2(5);7月號 牧野書店」に「顏 我が文壇生活回顧」を発表する。 pid/11209532
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 共選 / 太鼓/時田剛吉 /殺生/芦川旅子
8月、「文章倶楽部 2(6);8月號 牧野書店」に「顏 我が文壇生活回顧」を発表する。pid/11209533
   故木村莊太氏追悼『魔の宴』出版、祝賀會の記
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 共選 /家庭ヘ師/平木國夫 / 生活の軌道を求めて/山本C治 / 秀吉空想繪圖/蛯原茂 /
9月、「文章倶楽部 2(7);9月號 牧野書店」に「自畫像」を発表する。 pid/11209534
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 共選 / 父の死/朽木寒三 / 喝采/野間節三 / 傳染病患者の脱院/佐藤浩
10月、「文章倶楽部. 2(8);10月號」が刊行される。 pid/11209535
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 /鰤/野間節三 /右腕/井美樹 / 村田銃私見/蛯原茂
10月、「大富士 20(10);10月號 大富士書房」に「金剛杖/加藤武雄 選」を連載する。pid/1100437
11月、「文章倶楽部. 2(9);11月號」に木村毅と小説の撰を行う。  pid/11209536
   説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 不安の日/南童太七 / 告白/内山茂子 /開拓道路/小田敏雄
11月 「長篇小説名作全集 21」を「講談社」が刊行。「呼子鳥」、「嘆く白鳥」が所収される。pid/1363380
11月、「刑政 (11) 矯正協会」に「思い出すこと」を発表する。 pid/2671367
   
橋の歌 / 吉野秀雄
12月、「文章倶楽部. 2(10);12月號」に木村毅と小説の撰を行う。  pid/11209537 
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 秋の日/井美樹 / 讀まぬ日記/井上保壽 / 或る事件/丘百夜
〇昭和26年から27年?の間、教科書「新国語 総合中学1年上 発行 二葉」に二宮尊徳の伝記を記した「母をいたわる」が掲載される。   
※原本未確認のため検討要  国会図書館は未収蔵(確認済) 2014・4・28 保坂
○この年、川尻小学校の校歌を作詞する。
〇この年、「加藤武雄長篇選集 [3] (愛染草)」を「東方社」から刊行する。 pid/1706935
〇この年、「加藤武雄長篇選集 [4] (喘ぐ白鳥)」を「東方社」から刊行する。 pid/1706934〇この年、「
少女小説名作選 君よ知るや南の国 糸井俊二 絵」が「ポプラ社」から刊行される
7月、「丸 3(7) 潮書房光人新社」に「MEMO―白石己之次・K田初子・加藤武雄 / 野季吉 ; 石K修 ; 白石己之次 ; K田初子 ; 加藤武雄 」が発表される。 1950-07 pid/2807882 ※ 内容不明のため再調査要 2020・7・19
1951 26 64 1月、「少女クラブ 29(1) 講談社」に「色刷物語 雪の王さま」を発表する。倉金章介:画 pid/1745449
2月、山本草介が「文章倶楽部 3(1/2);新春號 牧野書店」に「作家訪問記 加藤武雄氏・處女作をかくまで」を発表する。pid/11209538
  小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 僕の厭世主義/志摩一夫
3月、「文章倶楽部. 3(3);3月號 牧野書店」に木村毅と小説選を行う。 pid/11209539
  小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 /或る夜の訪問者/平木國夫 / み・ぜ・ら・ぶ・る/上山惠美子 / 海鳥/安藤節雄
4月、「大富士 21(4);4月號 大富士書房」に「金剛杖/加藤武雄」を連載する。pid/11004383

5月、「文章倶楽部 3(4/5);陽春號 牧野書店」に「冒さず冒されず」を発表する。,pid/11209540
  また、同号に生田花世 が「詩人・生田春月について」を発表する。
  小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 轉機/諸石晋作
6月、「文芸新風 1(3) 文芸新風社」に「明治の女流作家」を発表する。pid/1747744
   また、同号に小栗美作が 「谷崎潤一郎の生活」を発表する。

7月、「文章倶楽部 3(6/7);緑春號 牧野書店」に「名稱論」を発表する。 ,pid/11209541
  
小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 /「ノーハツト由來」/小田敏雄 /想い出を作る日/佐藤浩
7月、「少女クラブ 29(8) 講談社」に「新連載写真物語 成城学園演劇部出演 母のよぶ声 を発表する。 pid/1745455
   
加藤武雄 ; 藤原芳春(画) ; 牛木嘉一(撮影)
8月、「少女クラブ 29(9) 講談社」に「新しくはじまる純情感激物語 ジョンのゆくえ」の連載はじまる。伊勢田邦彦:画 pid/1745456
8月、「第2回家の光文化賞に輝く 秋田県由利郡西目村訪問記 全村教育で立ちあがる村」を「家の光」の本誌特派員として取材報告を行う。
  
 家の光8月号 向かって左より前村長佐々木一郎
        中央/加藤武雄・組合長斎藤弥兵衛平

全村教育で立ちあがる村から二宮イズムより (原文のまま)
(略)鳥海山麓の水を引いて、全村の灌漑にあてるというのも、可能を疑われた大工事にちがいないが、これも見事に成就した。山麓の水源に大きな貯溜池が二十、村に各部落の第貯溜池できて、その間を通ずる水路縦横に、水利の便も完成しているという。この事についても、私はあまりくわしくきかなかったが、ふと湧(も)らされた佐々木氏の一語が、私の胸に残っている。
 「水というものは、高いところから低いところへ流れるものとばかり思っていましたが、やりようによっては、低い所から高いところへのぼって行くものですね。」

 桧のことは桧にきき、水の事は水にきいたので。書物からのみ学んだのではない。実際にぶっつかって知ったのだ。直接に天地自然から学ぶというこのゆき方は、農聖
方二宮尊徳のゆきだ。私は佐々木氏のうちに二宮尊徳を感じた。
 そういえば、西目村の村是
(そんぜ)とでも言うべきものは、教育と産業との併信、道徳と経済との調和というにあるが、これは二宮尊徳の声を大にして説いたところである。
 
道徳と経済とは二にして一、一にして二――両者の調和というよりむしろ両者の融合をはかったところに、尊徳の思想の根底があった。西目村立村(りっそん)の基盤はすなわち、二宮イズムであったと言ってもいゝ。
8月18日 佐藤義亮(享年73才)逝く。
  
11月21日 相模丘中学校の校歌を作詞する。


   早朝の春林     撮影2005.1
            撮影者 下山昭二さん
9月、「文章倶楽部 3(8/9);立秋號 牧野書店」に「「名」と「實」」を発表する。pid/11209542
  また、同号に生田花世が「生き拔いた女流作家」を発表する。

  
小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 流星/小池智惠子 / たい子/弓積葉子 / 花輪/吉武昭男
9月、「少女クラブ 29(10) 講談社」に「ジョンのゆくえ」を連載する。伊勢田邦彦:画  pid/1745457
写真物語 母のよぶ声 成城学園演劇部出演 / 加藤武雄 ; 藤原芳晴 ; 牛木嘉一
10月、「大富士 21(10);10月號 大富士書房」に「金剛杖/加藤武雄 選」を連載する。pid/11004389
11月、「少女クラブ 29(12) 講談社」に「ジョンのゆくえ」を連載する。伊勢田邦彦:画  pid/1745458
11月、「文章倶楽部. 3(10/11);爽涼號 牧野書店」に木村毅と小説選を行う。 pid/11209543
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / あけぼの/田邊登史夫 / 人像/植原康 / 三老人/加藤稠男
12月、「少女クラブ 29(13) 講談社」に「ジョンのゆくえ」を連載する。
伊勢田邦彦:画  pid/1745459
12月、「講談社の絵本 ; 56日蓮上人 
,磯田長秋 絵」が「講談社 初版」から刊行される。 pid/1169148 閲覧可能
12月、寺神戸誠一が「農民文学 4号」に「農村と産児制限」を寄稿する。 Pid/1854427
〇この年、「偉人物語文庫 ; 12 二宮金次郎 : 野の偉人 伊藤幾久造 絵」を「偕成社」から刊行する。 pid/1628001
少年金次カ /捨てわらじ / 夜なべ仕事 /父の死 / 学問のよろこび / 薪とり / 貧乏 /一人ぼっち / 一俵の米 /野の英雄 / 万兵衞と金次カ / 兄弟 / 独立 / 二宮家再興 /小を積んで大となす / 入るをはかって出ずるを制す / 服部家の仕法 / 尊コ先生 / 名君大久保忠真 / 町陣屋 / 鳩ガ谷の三志 / 断食 / まごころ勝つ / 岸右衞門と円蔵 / 天保の大饑饉 /小田原城の倉をひらく /人間愛の巨人 /忠真の遺言 / 川崎屋孫右衞門 / 積惡の家 / 愛のめざめ /相馬藩の復興 /最後のご奉公 /日光の神領 / 先生死す / 二宮金次カ年表
〇この年、「世界名作文庫 ; 47 里見八犬伝 滝沢馬琴(原作) 伊藤幾久造 絵」を「偕成社」から刊行する。pid/1632390
龍と鯉 / 14
金碗八カと毒婦玉梓 / 19
豪犬八房 / 29
伏姫の死 / 37
宝刀村雨丸 / 45
孝子犬塚信乃 / 51
犬川荘助の生立 / 61
悪党蟇六 / 66
すりかえた村雨丸 / 73
浜路の死 / 79
決戦芳流閣 / 91
犬田小文吾 / 98
房八の義侠 / 111
神かくし / 119
額蔵危うし / 126
?田川の義人 / 133
道節謀らる / 141
荒芽山の決闘 / 149
悪婦船虫 / 155
女田楽且開野 / 164
庚申山の怪猫 / 174
怪猫たおれる / 181
木工作の娘 / 188
僞代官の奇智 / 195
小文吾猛牛と戦う / 207
小文吾、荘助の危難 / 214

囚われの二犬士 / 222
伏姫の加護か / 228
卜師物四カ / 232
毒婦船虫の最後 / 239
鈴ガ森の合戦 / 240
忠臣河鯉守如 / 245
怪傑蟇田素藤 / 251
八百比丘尼妙椿 / 256
犬江親兵衞仁の出現 / 259
少年將軍 / 263
化け狸 / 270 (
不思議なできごと / 274
政木狐 / 279
八犬傳について / 294


1952 27 65 1月、「富士 5(1) 世界社」に「二大長篇読切小説 信玄のむすめ」を発表する。佐多芳郎:画  pid/3561703
1月、「文章倶楽部 4(1/2);新年號 牧野書店」に「小説/加藤武雄 ; 木村毅 選」を発表する。pid/11209544
   
生き拔いた女流作家野上彌生子/生田花世
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 /診察室にて/相馬八カ / 由美子の嘆き/淺間勝衞
2月 父泰次郎が87歳で亡くなる。
2月、
石原文雄が「農民文学 6号」に「農民画家ゴッホ」を寄稿する。  Pid/1854434
3月、「富士 5(3) 世界社」に座談会のことが掲載される。 pid/3561706
座談会 時代小説三十年 / 加藤武雄 ; 土師清二 ; 海音寺潮五カ ; 片岡貢 ; 萱原宏一
3月、文章倶楽部. 4(3/4);陽春號 牧野書店」に木村毅と「小説選」を行う。pid/11209545
  
生き拔いた女流作家吉屋信子/生田花世 「おらが春」と一茶について/津和波志伸  星祭り/三木C伍  夜光虫/細田玉泉
  小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 女人行路/赤木優美 / 女/井美樹 / 閑古鳥/荒井修
4月、「大富士 22(4);4月號 大富士書房」に「金剛杖/加藤武雄 選」を連載する。 pid/11004395
4月、
「農民文学 7号」に「田中正造とトルストイ」を寄稿する。  Pid/1854435
田中正造とトルストイ / 加藤武雄
小嶋の夢 / 中村星湖 /
亞細亞への道 / 風見章 /
お相伴さん / 相田隆太カ /
農村再建と農民文学 / 三村宗弘

進歩 / 和田傳 /
代々木雑記-4-農民文学とは特殊な文学であるか / 伊藤永之介
文学における農民の立場と農民性--伊藤永之介氏の所論 / 鍵山博史
世界の史乗に拾う農民文学思想(東洋篇)-6- / 犬田卯 /
ゾラ『大地』 / 男澤淳 /
埋火 / 石原文雄 /
警察日記(長篇第一回) / 伊藤永之介
5月、「文章倶楽部 4(5/6);嵐號 牧野書店」に木村毅と小説選を行う。pid/11209546
   
生き拔いた女流作家 宮本百合子/生田花世
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / やぶじらみ/上山惠美子 / 月/弓積葉子 / 秋の少女/田中愛子
7月、警視庁警務部教養課編「自警 34(7)  自警会」に「天野三カ兵衞」を発表する。pid/2706575
    
鰻を燒く串の數 / 金森徳次郎
7月、「文章倶楽部 4(7/8);コ田秋聲研究號 牧野書店,」に木村毅と「小説選」を行う。 pid/11209547
   
生き拔いた女流作家 岡本かの子/生田花世  考古学の使命/小長谷眞人 / 現代国語の矛盾と盲点/三益武司
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 /峠のはなし/加藤稠男
8月、「少女クラブ 30(9) 講談社」に「現代小説 松山かがみ」を発表する。 高畠華宵:画 pid/1745468
9月、「文章倶楽部 4(9/10);新秋號 牧野書店」に木村毅と「小説選」を行う。,pid/11209548
   
生き拔いた女流作家 宇野千代/生田花世
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 龜裂/小畑迪雄 /誕生の頃/小林まさ子 / 柚木完三の生活と意見/朽木寒三
9月、日本温泉協会編 「温泉 20(9)」に「秋の温泉」を発表する。 1952-09 pid/4412244
参考:座談會 富士の見える温泉郷 / 井伏鱒二 ; 中野好夫 ; 三好達治 ; 耕治人 ; 笹本吾郎 / p36〜40
10月、「大富士 22(10);10月號 大富士書房」に「金剛杖/加藤武雄 選 ・近信」を発表する。 pid/11004401
10月、「高志人 17(10) 高志人社」に「此のごろのこと」を発表する。 pid/1755500
  また、同号に太稚居士が「碧巖録の説話」を発表する。
11月18日、幼な友だち(八木訴平、八木儀助、金子茂一、弟の哲雄)と連立って故郷の山に遊ぶ。

    本沢の見晴らし台に  幼などち いむれてあれば 楽しくもあるか 武雄  
11月、「文章倶楽部 4(11/12);歳末号 牧野書店,」に木村毅と「小説選」を行う。  pid/11209549
   生き拔いた女流作家 眞杉靜枝/生田花世
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 /日記/小畑迪雄 /母への手紙/加藤稠雄 /眼鏡/望月清示
〇この年、日本近代文学研究所編「現代日本小説体系 第36巻 河出書房」に「闇入道・郷愁・鳴咽」を所収する。pid/1357062
〇この年、日本文芸家協会 編「現代小説代表選集 昭和27年度版 湊書房」に「廢道」を発表する。 pid/1353035



















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1月、「文章倶楽部. 5(1/2);新春號 牧野書店」に木村毅と「小説選」を行う。 pid/11209550
   
雰圍氣/和田傳   秋声先生と私/吉屋信子  佐多稻子/生田花世
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 /花火/弓積葉子 / 彼岸櫻/松尾とし子 / 女心/赤木優美
1月、「少女クラブ 31(2) 講談社」に「家庭小説 シロとクロ」を発表する。林唯一:画 pid/1745474
1月、「面白倶楽部 6(1) 光文社」に「現代小説 花物云わず; 林唯一:画」を発表する。 pid/1834017
   
特別読物 唯ひとり生き残って ひめゆり部隊の最期を憶う―話題のひめゆり部隊≠フ真相決定版 / 金城浩子 ; 三芳悌吉
4月、「文章倶楽部 5(3/4);陽春號 牧野書店」に木村毅と「小説選」を行う。 pid/11209551
   
作家訪問 眞杉靜枝/本誌記者
    小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 / 生きる/柴田公夫 / 祭壇/小林まさ子 /素人下宿の秋/小池智惠子
4月、「少女サロン 4(4) 偕成社」に「長篇読切少女小説 悲しき別れ; 勝山ひろし:画」を発表する。 pid/10998147

6月、「文章倶楽部. 5(5/6);同人雜誌特集号」に木村毅と「小説選」を行う。 1953-06pid/11209552
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 /女体/泉順子 / 夫婦/藤井文一 /ネズミの物語/小山正一
9月、「文章倶楽部 5(9/10);9月号 牧野書店」に木村毅と「小説選」を行う。 1953-09pid/11209553
アンケート 近況・期待する新人/村野四カ ; 岩佐東一カ ; 安藤一カ ; 近藤東 ; 佐川英三 ; 北園克衞 ; 野上彰 ; 竹内てるよ ; 山本和夫 ; 清水房之亟 ; 野長瀬正夫 ; 菊岡久利 ; 丸山 ; 長田恒雄 ; 江間章子 ; 遠地輝武 ; 神保光太カ ; 高橋新吉 ; 笹沢美明 ; 小林善雄 ; 壺井繁治 ; 臼井喜之介 ; 和田徹三 ; 永瀬清子 ; 門田穰 ; 植村諦 ; 大滝清雄 ; 上林猷夫 ; 大木実 ; 北川冬彦 ; 小野十三カ ; 大島博光 ; 浅井十三カ ; 大江満雄 ; 野田宇太カ ; 滝口武士
   小説/加藤武雄 ; 木村毅 選 /豆飯/藤木輝雄 / 海辺小劇/弓積葉子 / 詐欺の話/赤木優美 /
〇この年、「佐藤義亮伝」が「新潮社」から刊行される。  pid/2983823
(参考)目次 / 追懷新潮社と佐藤氏 石川武美 /佐藤義亮氏の思い出 原久一郎 /私事を通して觀た義亮氏 豊島與志雄 /信義の人 土岐善麿 /意思の人 大野孫平 /新潮社と私 米川正夫 /佐藤義亮翁追憶 吉井勇 /佐藤義亮氏を偲ぶ 吉川英治 /佐藤義亮氏 吉屋信子 /佐藤社長を憶ふ 長田幹彦 /文學書籍出版の元祖 宇野浩二 /佐藤さん 久保田万太郎 /空前絶後の出版人 山内義雄 /日本文學大辭典と佐藤君 藤村作 /佐藤義亮氏のこと 藤森成吉 /創業當時の佐藤氏 小酒井五一郎 /胸像制作當時の囘顧 朝倉文夫 /知遇に感謝して 佐藤春夫 /思ひ出 佐佐木茂索 /隱れた政治趣味 木村穀 /佐藤氏と芝居 三宅周太郎 /橘香先生と酒 水守龜之助 /親切なホメ上手 三角寛 /佐藤義亮氏を偲ぶ 三輪田元道 /前社長の思ひ出 中根駒十郎 /弔佐藤義亮 中山義秀 /書物の鬼 大宅莊一 /佐藤義亮伝 村松梢風 /少年時代 /「新聲」創刊 /出版界へ乘り出す /新潮社創立 /「二十八人集」以後 /お朝事詣り /矢來に移る /王座を占む /大震災とその後 /圓本時代 /「日本文學大辭典」 /大衆雜誌「日の出」 /新潮社四十年 /昭和の嵐 /晩年と終焉 /弔詞 / 日本文藝家協會理事長 舟橋聖一 /日本ペン・クラブ會長 川端康成 /加藤武雄 /朝水會代表 多田羅勝男 /新潮社々員代表 齋藤十一 /角館佛ヘ會長・角館保育園長 村野考顯 /佐藤義亮年譜 /跋 佐藤義夫 /
〇この年、「あらしの曙 ,蕗谷虹児 絵」を「偕成社」から刊行する。
〇この年、「春の暴風」を「東方社」から刊行する。 pid/1353614
訪問 / 昔がたり /拳銃を弄ぶ男 / 晩餐 / 云ふな! /生きとし生けるもの / 車中 / 海峡の夜 /危急 / 追跡者 /潮鳴 / 一夜 /此のいのち /静代の話 / 春夜の星 / 若き妻 /倫敦霧 / 嘘の効果 / 幸福 /彼の生活彼女の生活 /警笛 / 小勇士 / 小鳥の巣 / 劇場 / オペラ・グラス / 愚かな母・愚かな娘 / 楽し!今宵 / ありし日のそれの如く / 粉雪 / 凍る涙 / 無憂樹の花散るところ / 執拗な追跡者 /泣き笑ひ /雨のふる宵 / レストラン小景 / 女の悲劇 / いさかひ / すべて空し /眠前の奇蹟 / 何の生き甲斐? / 誤解 / 生活の盃 / 最後の訪問者 /エピロオグ
〇この年、「南の恋風」を「東方社」から刊行する。 pid/1353570
從姉 /ク愁 /幼馴染 /同情者 /素朴な愛 /母と娘 /恐ろしき秘密 /母 /行方 / 既に遅し / 昔がたり /女囚の子 / 早春 / 花信 /露地裏 / 転がる石 / 遺託 / 小妖婦 /観世音 / 濤声 / いのち / 怒り猪 / 男性の涙 /弔問
    「文章倶楽部 小説/加藤武雄 ; 木村毅選」に見る作品の一覧表
雑誌名/文章倶楽部 発行年 作品名 Pid
1(1);夏季號 1948-07 田舍道/井美樹 / 春の島/倉橋善太カ pid/11209524
1(2);秋冬號 1948-12 男の世界/中川正和 /雜草の道/家田濱男 pid/11209525
1(3);盛春號 1949-03 漂泊の一節/小川鉄示 / こまねずみ/菱川篤 pid/11209526
1(4);初夏號 1949-06 腕のない人形/井上久 / 雨/田島美代子 /或る家/大津山國夫 pid/11209527
2(1);1周年記念號 1950-01 何日君再來/丘百夜 / 日やとい/岡山茂末 / 風と少女/井美樹 pid/11209528
2(2);4月號 1950-04 早春の園/中川正和 / 思い出/藤浪眞琴 / 土/井上保壽 pid/11209529
2(3);5月號  1950-05 拾つた寶くじ/井上久 pid/11209530
2(4);6月號 1950-06 暗い影/山口泰次カ pid/11209531
2(5);7月號 1950-07 太鼓/時田剛吉 /殺生/芦川旅子 pid/11209532
2(6);8月號 1950-08 家庭ヘ師/平木國夫 / 生活の軌道を求めて/山本C治
秀吉空想繪圖/蛯原茂
pid/11209533
2(7);9月號 1950-09 父の死/朽木寒三 / 喝采/野間節三 / 傳染病患者の脱院/佐藤浩
pid/11209534
2(8);10月號 1950-10 鰤/野間節三 /右腕/井美樹 / 村田銃私見/蛯原茂 pid/11209535
2(9);11月號 1950-11 不安の日/南童太七 / 告白/内山茂子 /開拓道路/小田敏雄 pid/11209536
2(10);12月號 1950-12 秋の日/井美樹 / 讀まぬ日記/井上保壽 / 或る事件/丘百夜 pid/11209537
3(1/2);新春號 1951-02 僕の厭世主義/志摩一夫 pid/11209538
3(3);3月號 1951-03 或る夜の訪問者/平木國夫 / み・ぜ・ら・ぶ・る/上山惠美子
海鳥/安藤節雄
pid/11209539
3(4/5);陽春號 1951-05 轉機/諸石晋作 pid/11209540
3(6/7);緑春號 1951-07 「ノーハツト由來」/小田敏雄 /想い出を作る日/佐藤浩 pid/11209541
3(8/9);立秋號 1951-09 流星/小池智惠子 / たい子/弓積葉子 / 花輪/吉武昭男 pid/11209542
3(10/11);爽涼號 1951-11 あけぼの/田邊登史夫 / 人像/植原康 / 三老人/加藤稠男 pid/11209543
4(1/2);新年號 1952-01 診察室にて/相馬八カ / 由美子の嘆き/淺間勝衞 pid/11209544
4(3/4);陽春號 1952-03 女人行路/赤木優美 / 女/井美樹 / 閑古鳥/荒井修 pid/11209545
4(5/6);嵐號 1952-05 やぶじらみ/上山惠美子 / 月/弓積葉子 / 秋の少女/田中愛子 pid/11209546
4(7/8);コ田秋聲研究號 1952-07 峠のはなし/加藤稠男 pid/11209547
4(9/10);新秋號 1952-09 龜裂/小畑迪雄 /誕生の頃/小林まさ子 / 柚木完三の生活と意見
朽木寒三
pid/11209548
4(11/12);歳末号 1952-11 日記/小畑迪雄 /母への手紙/加藤稠雄 /眼鏡/望月清示 pid/11209549
5(1/2);新春號 1953-01 花火/弓積葉子 / 彼岸櫻/松尾とし子 / 女心/赤木優美 pid/11209550
5(3/4);陽春號 1953-04 生きる/柴田公夫 / 祭壇/小林まさ子 /素人下宿の秋/小池智惠子 pid/11209551
5(5/6) 1953-06 女体/泉順子 / 夫婦/藤井文一 /ネズミの物語/小山正一 pid/11209552
5(9/10);9月号 1953-09 花火/弓積葉子 / 彼岸櫻/松尾とし子 / 女心/赤木優美 pid/11209553
6(1);1月号 1954-01 小説/田宮虎彦 選 野いちご/木村惠子 pid/11209554
6(2);2月号 1954-02 小説/田宮虎彦 選 その瞳/小池智惠子 / 一日仕事/石川千鶴子 pid/11209555

2月、島東吉が「俳句研究 11(2) 角川マガジンズ」に一文を寄せる pid/7963271
    
御無沙汰仕候 加藤武雄・長谷川伸 室積徂春・大野林火 安成二郎・高屋窓秋 / 島東吉 / p68〜71
4月 「叛逆」を「東方社」から刊行。pid/1353837
9月、川端康成が、「新文章読本 新潮社」の中で加藤武雄について記述する。
第十章(描写)
加藤武雄の自然描写は別に大した特色はないとしても、田園的或いは牧歌的な気持ちで自然を描こうとしている点が珍しい。
12月、「新たけくらべ」を「東方社」から刊行する。 pid/1354071
長篇小説 新たけくらべ / はじめに /焚火 /紅の花 /山寺 / 小蟹 /小悪魔 / 愛染明王 / 出発 / 美登利の家 / 艶容 /春の月 /橋のたもと /春あわただし /浅草の寺 / 帰省 / 黒髪 /梧桐の雨 / 卑怯者 / 時は過ぎる / 青年僧信如 /美しき犠牲 /行路病者 /悪因縁 / 母の墓 / 悪鬼 / 仮面 / 火事 /嫌疑 /釈放 /後のこころ / たけくらべ /母恋い船唄
〇この年、「銀の征矢」を「東方社」から刊行する。 pid/1354035
長篇小説 銀の征矢 / (出迎へ / 讖 / 東京の屋根の下 / 紹介状 / 良き師 /潜熱 / カアネエション / 良き友 / 午前の囁き / 春の心臟 /情炎 / 見送り / 都の空 / 恨綿々 / 戀妻 / 空虚 / 生活の盃 / 講演会 / 哀歡 / 四十の心 / 賠償 / 彷徨 /何処へ /美しき寡婦 /街の呼ぶ声 / 暴風雨の前に / 窓の灯 / 微笑 / 沈黙 / 遺稿 / エピロオグ
〇この年、「悲しき勝利」を「東方社」から刊行する。 pid/1353834
長篇小説 悲しき勝利 /顯現 /黙せる麗人 /告白 / 絶望 / 巷の秋 /怖しき事実 /月光の下に /憤怒 / 生活 /家出 /人去りて / 父 / 轉回 / 性格破産者 / 彷徨 / 愛する者の道 /覚醒 /結婚 / 崩壊 /朝 /人の死ぬる時 / おもかげ /新生活 /エピロオグ
〇この年、「星は乱れ飛ぶ」を「東方社」から刊行する。 pid/1353726
空しく待つ / 疑惑 / 失はれた手紙 / 中傷者? /梅雨の頃 /不思議な客 / 一つの難題 /窓の影 /恋と芸術と / 忘れられぬ人 / 薄命 / 山の湯の町 / 稲妻 / 怖ろしき父 / 不愉快な友 / 業苦 / 一つの事件 / 暗い夜に /炎の文字 /不思議な言葉 /何人? / 彼の語れるところ / あの父、この父 / 敵 /車上路上 / ワナ /祝盃 / 街の妖婦 /捕虜 / 筥 /カツフエ・バルセロナ / ? / 悔恨 / 二十年後 /女人哀史 / 帰れる凉子 /父 / 恩讐一如 / もう一人の父 /ある屋根裏で
〇この年、「地上の愛」を「東方社」から刊行する。 pid/1353816
長篇小説 地上の愛 / 出帆 /棄てられびと /診察 / 小マルキシスト / 約束 /誤解 /二つの情熱 / 喜びの朝 / 婚約指環 / 錯誤 /譫言 / 白い仮面 / 父ならぬ父 / 擬似夫婦 /裏切者 / 一つの家出 / もう一つの家出 / 兄の友人 /カッフヱ・リラ / 危急 /救助者 / 通り魔 / 美しき者 / 彼女の武器 / 妖しき花 / 異様な光景 / 姉の心弟の心 /恋と階級 / 奇蹟
1955 30 68 1月 「薔薇散りぬ」を「東方社」から刊行。 pid/1354382
薔薇散りぬ / 或る訪問 /一線 / 一つの死 / 囮 / 兄姉 /卑怯者 / 火華 / 祕密 / 怖れてゐたこと /雨の日 / 陰影 /扉 / 心の渦 /暗い夜に /底流 /不安 /わなゝき / 病床 /窄き門 /牡丹崩れたり /おもかげ草紙 / 山鳩の歌
2月 「火の翼」を「東方社」から刊行。 pid/1354478
処女篇 / 誕生日の客 /別の世界 /友の父 / 贈り物 /思ひ出 / ?白 / 燈火の下 /母 / 一つの事實 / 二つの愛 / 愛すればこそ /ク愁 /麗月 / 教へ子 /日蔭の町 /過ぎて行く /或る眼覚め / 妬心 / 父の言葉 /犧牲者 / 愛の価 /女の魂 /心のバランス、シイト /三つの夢 /人在らず /行方 / 不幸な一瞥 /手紙 / 別莊の夜 / 人違ひ / 待合室で / 過失? / 疼く心臟 /月光 / 母性篇 /隣室の男 / 死の際 / 二階の人 / 虎口を脱して / 一個の騎士 /安息の家 /異象 /受難の日 /溜息する人造人間 /もう一人の邦子 / 幼きもの / 乳房の痛み / こはれた玩具 /めぐりあひ /不幸な二人 / 友だち / 肉体の道 / 惡魔の使者 /病児 /姉? / 町の角で /特等室の三等室 / 死児を抱いて / 呪はれたる夫婦 / 暗い廊下 /誰の子? /言へないこと / 尋ねびと / 雨の中 / 不思議な訪問者 /運命の影 / 愛と責任と / 父 /エピロオグ
3月 「日本少年少女名作全集 18」を「河出書房」が刊行。「木枯らし吹けど」、「吹けよ春風」、「海に立つ虹」を掲載。pid/1638852
木枯吹けど / 山の小舎 /その前夜 /梨の実 / 母の家 /不思議な家 /一つの出来事 / 野沢先生 / 美しい人 /訪問 / あらそい /救いの手 / 幸福 / 姉妹のように / 母と子 /ふるさとへ /こわれた教会 / 勇敢な少年 / ふたたび会う日 /山の生活 / こころざす方に / 絵をかく家 / 終戦の日 / めずらしい人 / おとずれ /すべて、よし /
吹けよ春風 /水車小屋 /川辺の春 / 東京の伯父さん /昔がたり / わかれ / さびしい春 /父の家 / 冷たい手紙 / ひとりぼッち / 開戦 / ふるさとへ / 記念の文字 / 同情 /行方やいずこ / モデル / 第一歩 / 紅蜀葵 / 光明の世界へ / お新の神様 / 運命 / 腹黒い伯父 /ワナ / 神の手 /クララ様とお千代 / 瞼の母 / 奇遇 / 邦男とお新 / 鈴江の行方 / 良心 / 故郷の山 /冬来りなば / 吹けよ春風 /
4月 「愛染草」を「東方社」から刊行。
5月 「講談社の絵本56 日蓮上人」を「大日本雄弁会講談社」から刊行。
  
  「日蓮上人」の表紙
日蓮について 加藤武雄
 昔から日本に、名僧といわれ、高僧と呼ばれた人はたくさんあるが、それらの人は、たいてい身分の高い家に生まれた。そして、たいてい関西の人だった。「安房東条のせんだらが子」と、日蓮自らいっているように、日蓮は、関東安房の国に、せんだら、すなわち身分のひくい者の子として生まれた。そして、そこに日蓮の特色がある。気性のはげしい、そして、さっぱりとしたところ、日蓮はいかにも関東っ子だ。こころから民衆に親しみ、また、もっとも民衆に愛せられて日蓮には、どこか平民的な風格があるが、これは日蓮が、田舎の、身分の高くない家に生まれたことを思わせる。(略)
 しかもまた、実に無邪気な一面があり、老い至っても、子供のような純粋さを失わなかったことが、その書簡集を見ればわかる。私は、久しい前から、自分にとって、もっとも好ましい人物の一
人に、日蓮を数えていた。己の信ずるところにむかって、一歩もひかずにたたかった日蓮の精神日本の子供たちに、ぜひ、この精神を学ばせたいと思う。
     参考 講談社の絵本シリーズ 1〜135
童謡画集 35 さるかに合戦 69 くだもの画報 103 しあわせの王子
ガリバー旅行記 36 かちかち山 70 青い鳥 104 はなの小人
こども知識 37 イソップ絵話 71 オリンピック 105 養老の滝と姨捨山
浦島太郎 38 たのしい図画工作 72 大江山 106 なかよし絵話
リンカーン 39 きんのふね 73 福沢諭吉 107 ベートーベン
金太郎 40 ロビンソン漂流記 74 おかあさん 108 空とぶ木馬
動物画集 41 こがねまる 75 せむしの子馬 109 キューリー夫人
一寸法師 42 リギングストンアフリカ探検 76 フランクリン 110 ものぐさ太郎
魚ずくし 43 はちかつぎ姫 77 静御前 111 遊びの道具
10 孫悟空 44 エジソン 78 世界の動物 112 ニルスの冒険
11 おやゆび姫 45 どうぶつ絵話集 79 ゆりわか大臣 113 牛島謹爾
12 孫悟空と八戒 46 中江藤樹 80 ピノチオ 114 ガリバー旅行記(二)
13 虫のいろいろ 47 アメリカめぐり 81 白菊物語 115 山の画報
14 イソップ絵物語 48 ぶんぶく茶釜 82 小公子 116 イワンのばか
15 鳥ずくし 49 海の画報 83 源 為朝 117 海彦・山彦
16 野口英世 50 たのしいあそび 84 こじき王子 118 フランダースの犬
17 アリババ物語 51 どうぶつのくに 85 豊田佐吉 119 フォード
18 シンデレラ姫 52 牛若丸 86 白鳥の王子 120 万次郎漂流記
19 舌きりすずめ 53 おうちのどうぐ 87 コロンブス 121 アルプスの少女
20 孫悟空(火の山の巻) 54 イエスさま 88 よい子の一日 122 梵天国物語
21 かぐや姫 55 おむすびころりん 89 豊臣秀吉(上) 123 ふしぎなランプ
22 花ずくし 56 日蓮上人 90 ふしぎの国のアリス 124 源義経
23 安寿姫と逗子王丸 57 たからじま 91 豊臣秀吉(下) 125 雪の女王
24 自然界のいろいろ 58 電電為右衛門 92 紫式部 126 たのしい一年生(だい三がっき)
25 桃太郎 59 おおかみとこやぎ 93 電気のはたらき 127 きつねのさいばん
26 たのしい一年生(だい一がっき) 60 よいこの絵話 94 中将姫 128 ゲーテ
27 花さかじいさん 61 はまぐり姫 95 ジャングル・ブック 129 鶴になった王さま
28 乗物画集 62 聖徳太子 96 世界のふしぎ 130 北里柴三郎
29 一休さん 63 東京見物 97 弁慶 131 マッチ売りの少女
30 万寿姫 64 俵藤太 98 長靴をはいた猫 132 うりこ姫
31 うかれバイオリン 65 母をたずねて 99 高峰譲吉 133 トム・ソウヤーの冒険
32 二宮金次郎 66 たのしい動物園 100 いなばの白兎 134 かわいいどうぶつ
33 たのしい一年生(だい二がっき) 67 童謡画集(2) 101 世界の乗物 135 家なき娘
34 家なき子 68 シンドバット物語 102 イソップ絵童話
5月 「喘く白鳥」を「東方社」から刊行。
〇この年、「喘ぐ白鳥」を「東方社」から刊行する。 pid/1354541
11月 
「大衆文学代表作全集 23 加藤武雄集 木村毅集 河出書房」に「叛逆、清水冠者義高」が掲載される pid/1355913
    月報第23号に菅原宏一著「名作‘叛逆’と加藤先生」が掲載される。
12月、「母よ歎く勿れ」を「東方社」から刊行する。1955pid/1354933
幸福の歌 /田の家 /歓びの日 / 美しき客 / 晩鶯 /灯 / 土の子 / 母の部屋 / 車窓 /梔子の花 /兄と弟 /『二宮翁夜話』 / とつおいつ / 湯の宿 /夢 /お天道様 / 観世音菩薩 /鎮守祭 / 雨 / 草の中の花 / 行く汽車、帰る汽車 / 炉辺 /汗 / さまよひ /或る家庭 / 黄菊 /風の夜の客 / ルンペン / 人の音せぬ暁に /明暗 / 厨 / 廃園 /郷愁 /街頭 /産着 /報告 /収穫の後 /扉 / 妹 / 故郷の友 / 悪い仲間 /忠告 /帰来 /墓前 /新聞記事 / 見舞客 /喪心 / 勿告藻 / 母と子と /母よ歎く勿れ
〇この年、「珠を抛つ」を「東方社」から刊行する。 pid/1354584
珠を抛つ /東京へ /雪の夜汽車 / 不幸な偶然 /淋しい春 / 幻影 / 靄 /秋の一夜 / 街上 /岐路 / 渦 / 暗い夜に / 苦みの中より / 絵すがた /病院にて / 貴公子の良心 / 災の日 / 感激 / 灰燼の中 /奪はれたる者 /城壁の外 /〔ヒョウ:つむじかぜ〕風 / 闇の底 /祕密 / 二つの世界 / 試煉 / 運命の使 /再会 / 歸去來 / 握手
1956 31 69
7月、日本近代文学研究会 編 「現代日本小説大系 第三十八巻 河出書房」に「闖入道、郷愁、鳴咽」が所収される。pid/1646531
9月1日 逝去 戒名は浄智院久遠冬海居士、墓は多磨霊園。
   城山町の生家の墓地にも分骨し葬る
(墓石の文字は吉野秀雄筆)
資料 「加藤武雄氏(小説家)一日午後八時一分、東京都世田谷区成城七一六の自宅で脳出血のため死去。六十八歳。神奈川県出身、故中村武羅夫とともに新潮社をもりたてた。処女作「久遠の像」で売り出し大衆小説、農民小説の長編が五、六十編ある。五年前から病んで筆を絶っていたが、昭和廿三年の印税番付では第一席だった。告別式は未定」(朝日新聞)
9月 「黄昏の都合」が「東方社」から刊行される。
10月、伊藤葦天が「高志人 21(10) 高志人社」に「加藤武雄を悼む」を寄稿する。 pid/1755544
11月、大河内光明が「作家 (99) 作家社」に「加藤武雄さんのこと 」を寄稿する。 pid/2367223
 また、同号に熊王徳平が「山峡町議選誌」を発表する。
  
11月、「農民文学 (7) 日本農民文学会 p150〜157」に「加藤武雄を偲ぶ / 中村星湖 ; 和田伝 ; 相田隆太郎 ; 石原文雄 ; 須賀田正雄 ; 鑓田研一」が寄稿される。 pid/7919204
    
口絵グラフ(加藤武雄・作家の近影)
11月、古見豆人が「大富士 26(11);11月號 大富士書房」に「加藤武雄先生を悼む」を発表する。pid/11004449
11月、島東吉が「俳句研究 13(11) 角川マガジンズ」に「随筆 加藤武雄と俳句」を発表する。 pid/7963304
〇この年、「女の夢」を「東方社」から刊行する。 pid/1355118
長篇小説 女の夢 / 黒いショオル / 兄妹 /秘密 / 訪問 / 暗翳 / ある青年 / 予感 /運命の前に /死の際 /残されたもの / 勝者敗者 /一つの取引 / 詭計 /奪はれた母 /売り難きもの / 不死鳥 /第二の買ひ手 / 暗い道へ / うづまき / 悲しき記念 / 銀幕哀唱 / 転生 /銀座の柳 /路上 / 初夏 / 2人魚の唄 /女優の家 /冷涙 /火蛾 /哀しき愛 / 朝の散歩 / 薄月 / ラスト・シイン /ゼ・エンド
〇この年、「春雷」を「東方社」から刊行する。pid/1355380
つのプレゼント /誕生日 / 郭公鳴く町より /車上 /父 / 転変 / 二つのもの / 此のよろこび / 蛇 /その前夜 / 5一時間半 /相似形 /出迎へ /克ち難し / 手 /何が待つてゐたか / 夢 /とらはれ人 / つくりごと /復讐 /力車に七車 /幻の花園 / 母 / 粉雪 / 死恋 / 傷つける孔雀 / 砂丘の蔭 / 黒い影 /破滅の時 /人間の道 / 弟 /女は悲し / その朝 / 華やかな夢 /新聞記事 / 落葉 /雲井蘭子 /良心 / 泣血の書 / 復活 / 人は去れり /悔いと祈り /影 / 落潮 /発熱 /見給ふ、されど待ち給ふ / 許し得ず /同罪者 / 繋縛 / 隣の部屋 / 呪ひの影 /運命 / 化粧 / 病めるいんこ /白路
1957 32
1月、下山草鳥が「大富士 27(1);新年號 大富士書房」に「加藤武雄先生追悼聯合大会記」を発表する。 pid/11004451
2月 追悼文集「おもかげ」が故郷の「はぐさ会」から発刊される。
    吉野秀雄悼歌二首・和田伝「平家」のほか郷党十四氏の回想を収める。
3月 故郷の城山町公民館で「加藤武雄を偲ぶ会」が開催され、細田源吉・相田隆太郎・中村吉次郎・鑓田研一・長男恒雄らが回想を語る。
6月 「愛の山河」が「東方社」から刊行される。
12月、「現代日本文学全集 第85 (大正小説集) 筑摩書房」が刊行され「嗚咽」が所収される。pid/1668512
〇この年、福原麟太郎が「愚者の知恵 新潮社」を刊行、「加藤武雄氏の追憶」を発表する。pid/1666422
1958 33 3月、山本和夫が「農民文学 12号」に「随筆 加藤武雄の一周年祭」を寄稿する。 Pid/7919209
〇この年、和田芳恵編「 (少年少女名作ライブラリー ; 7)私たちの明治大正文学選 三十書房」に「銀貨」が所収される。 pid/1633430
わかれ道 樋口一葉 / 高瀬舟 森鴎外 / 春の鳥 国木田独歩 / 文鳥 夏目漱石 /真鶴 志賀直哉 / 母を恋うる記 谷崎潤一郎 / 小さき者へ 有島武郎 /芋がゆ 芥川竜之介 /盗み 菊池寛 / 虎 久米正雄 /オカアサン 佐藤春夫 /銀貨 加藤武雄 /正太樹をめぐる 坪田譲治 / 解説 和田芳恵 /明治大正文学年表
1959 34 〇この年、「現代長編小説全集 第52 講談社」に「国難」が所収される。 pid/1355823
〇この年、日下部桂が「松本平文学漫歩 続 信濃往来社」に「農民作家としての加藤武雄」発表する。pid/1336748
序 藤沢藤雄 / 田中千禾夫・澄江 / 柳原白蓮の半折 / 木曾路の女流作家 /島崎藤村愛人名簿 / 神坂行 / 徳田秋声と信濃 / 佐藤紅緑艶本譚 / 若き日の浜本浩 /島木赤彦と長男の眼疾 / 田山花袋愛欲歴 / 島清事件 /甲賀三郎と松本 / 農民作家としての加藤武雄 / 三宅雪嶺・花圃・一葉 /木下尚江を繞る女たち / 松井須磨子の一生 /宮武外骨の生涯 / 二葉亭と川島浪速 /豊科の「春浪会」 / 鈴木三重吉の娘 / 前田河広一郎の生活 /白骨の「大菩薩峠記念碑」 / 尾崎一雄の文学 / 中河与一と松本 / 片岡鉄兵の色眼 / 伊藤松雄・山崎公夫合戦 / 坂口安吾行状記 /武者小路実篤と信濃 / 運命の詩人竹内てるよ / 教科書と山窩 / サデイズムの作家岡田咲子 /ヌード作家中村八郎 / 鶴田知也氏に逢う /川崎長太郎ものがたり /信濃に於ける岸田国士 / 新居格大いに怒る /文学漫歩余話 / 画家・一条成美 / 中沢臨川の生涯 /文学少女ものがたり /清水澄子 /千野敏子 / 丸山杜美子 / 文学青年ものがたり / 丹の花 / 跋 中島白哉 / あとがき 日下部桂
〇この年、萱原宏一が荒正人, 武蔵野次郎編「大衆文学への招待  南北社」に「加藤武雄論」を発表する。 pid/1345372
1960 35 〇この年、加藤武雄著「 (世界偉人伝全集 ; 9)二宮金次郎 : 至誠と勤労の人 ,矢田貝寿広 絵 偕成社」 が刊行される。
1961 36 3月、「女の夢」が「東方社」から刊行される。
1962 37 11月、鳥越信が至文堂編「 国文学 : 解釈と鑑賞 27(13)(327)」に「加藤武雄」発表する。   pid/3550278
   
国語教科書にあらわれた児童文学作品について / 望月久貴   児童文学研究文献(単行本) / 滑川 道夫
1963 38
1964 39 〇この年、加藤武雄著「 (少年少女世界の名作 ; 28) 里見八犬伝 滝沢馬琴 原作 伊藤幾久造 絵 偕成社」が刊行される。pid/1657207
1965 40 4月、安西勝が「鉄筆雑志 第壹號」に「加藤武雄序説」を発表する。
11月、木村毅が「日本古書通信 30(11)(436) 日本古書通信社」に「加藤武雄文学碑」を発表する。 pid/3362749
〇この年、有島武郎・森鴎外 著「
(ジュニア版世界の名作 ; 7(明治・大正の文学)小さき者へ・高瀬舟 国土社」に「銀貨」が所収される。 pid/1656859
1966 41 4月9日 没後10年、故郷の山に「わが日は暗し わが夢は はるか也」と刻む文学碑が建つ。
 
 加藤武雄文学碑
加藤武雄文学碑建設委員会(五十音順)
発起人代表 木村毅・小磯武二・古賀残星・佐藤義夫・中村白葉
発起人(○印実行委員)有馬頼義・浅原六朗・安西勝・石川達三・伊福部降彦・石原文雄・岩田専太郎・今村源三郎・伊藤整・生田花世・五十公野清一・○打田村治・江戸川乱歩・○江成利有・大仏次郎・大木惇夫・大宅壮一・小原国芳・尾張真之介・木下宇陀児・川口松太郎・勝承夫・菅原宏一・城戸四郎・○木村毅・北町一郎・○小磯武二・○古賀残星・小暮実千代・○小室五平・○佐藤義夫・佐々木みね子・佐々木茂索・斉藤佐次郎・○斉藤篤太郎・佐多芳郎・白井喬二・白鳥省吾・須賀田正雄・住井すゑ・鈴木松雄・相賀徹夫・○相田隆太郎・添田知道・立野信之・○武野藤介・○田野倉盛介・丹下健三・角田喜久雄・坪田譲治・戸川貞雄・富永謙太郎・○中村白葉・中河与一・中河幹子・樽崎勤・中村星湖・中山義秀・丹羽文雄・野間省一・林唯一・原久一郎・橋本球・広津和郎・人見東明・○福原麟太郎・○舟橋聖一・藤森成吉
○福田清人・星野哲次・○細田民樹・細田源吉・○丸山義二・三上秀吉・森田たま・○杢代武・望月百合子・○鑓田研一・山崎斌・山本和夫・○八木伊佐雄・○八木安太郎・湯浅克衛・吉屋信子・横溝正史・米川正雄・○和田傳・和田芳恵・和田日出吉・渡辺光平    城山町広報 昭和41年5月号より
〇この年、新潮社から「新潮社七十年」が刊行される。 pid/2935762
目次 / 序 佐藤義夫 /新潮社七十年 河盛好蔵 /創業時代 /創業者の出京 /『新声』の創刊 /処女出版『嶺雲揺曳』 / 「文壇照魔鏡」事件 /新声社を譲渡 /新潮社の創立と『新潮』の創刊 / 『新潮』の創刊 /独歩と新潮社 /新潮社と翻訳文学 / 翻訳文学と嚆矢『父と子』 /『近代名著文庫』『新潮文庫』『ヱルテル叢書』 /『世界文芸全集』 /ポール・クローデルの仏文詩集 / 『新潮』と中村武羅夫 /『新潮』と訪問記事 /「不同調」欄 /『新潮』創作合評会 /新潮社と文豪たち / 夏目漱石 / 森鴎外 /永井荷風 / 徳田秋声と田山花袋 /島崎藤村 / 芥川竜之介 /島田清次郎と『地上』 / 円本時代 /大正十二年の大震災 /『社会問題講座』と『資本論』 / 『世界文学全集』の刊行 /『日本文学大辞典』 /『新興芸術派叢書』 / 藤村作と『日本文学大辞典』 /『日の出』の創刊と創立四十年 /『文章倶楽部』 / 『トルストイ研究』 /『日本詩人』 / 『演劇新潮』 /『婦人の国』 /『文学時代』 / 日の出』の創刊 /『日本少国民文庫』 /創立四十周年を迎う /新潮社文芸賞を設定 /戦時下の新潮社 /『生きる力』三部作 /『新書太閤記』 / 戦後の新潮社 /『新潮』の復刊 /『銀河』の創刊 /『小説新潮』の創刊 /『川端康成全集』『島崎藤村全集』の発表 /大泉書店創立 /『世界の絵本』 /『芸術新潮』の創刊 前社長佐藤義亮逝く /『現代世界文学全集』の刊行 / 出版界の熾烈な全集合戦 /四大文学賞の創設 / 新書合戦 /『週刊新潮』の誕生 /『太陽の季節』の反響 /『日本文学全集』の発表 /『宴のあと』とプライバシー問題 /『小説新潮』二百号記念号 /『新潮』七百号記念号 /中根駒十郎の死 /七十周年記念出版発表 /業務部の業績 / あとがき 河盛好蔵 /新潮社刊行図書年表 / 新潮社社員名簿 /口絵(その一) / 口絵(その二) /口絵(その三) /口絵(その四) /口絵(その五)
1967 42 9月、山田昭夫が「北海教育評論 20(10) 北海教育評論社」に「加藤武雄「筏の上」その他」を発表する。 pid/2283082
1968 43 〇この年、「芥川龍之介全集 第6巻 角川書店」の「同時代人の批評p372〜p377」欄に加藤武雄による五つの批評を所収する。
見出し 批評の見出し  芥川龍之介に対する加藤武雄の批評内容  新聞掲載日
「庭」評1 七月文壇の一聲(一) 『庭』は(中央公論)は、芥川龍之介の作としては、とり立てていうほどのものではない。一つの庭を中心として、信州辺の一豪家の没落のれきしを、かなり広い視野にとりいれつつ描いている。小幅の裏によく千山万水を描き尽したのは、さすがに芥川君の才筆とうなずかれるが、僕にいわせると、やはり、あの次男が庭いじりをやめるところだけを細写した方がいいと思う。あの悪疾に蝕(むしば)まれた身体を、長い間の流浪の旅から故郷に齎(もたら)した男が、ふと、思い立って廃園の手入れを初めるー_そして、そこに失われたる夢を築こうとする、これだけ書けばいいと思う。『上』『中』『下』の三部分に分かれているが、つまり、『中』だけでいい。『上』『下』とは額縁としては広過ぎるが、絵の中にははいりかねる。後年、甥の廉一が画架に向って、叔父の言葉を心に聞くという結末も、ピンときかないうらみがある。それからもう一つ、次男が、母の謡を聞きながら、ふと、庭つくりを思い立つあの重要な契点が、『次男は無精髭の伸びた顔に、いつか妙な眼を輝かせていた』と一語で道破されているのも、少し物足りない。こういうリアリスチックな作風であるだけに、実感の不充分が眼立つのである。 T11・7・7
「報知新聞」
「六の宮の姫君」評 八月文壇漫評(三) 芥川龍之介氏の『六の宮の姫君』(表現)。里見氏の『截紙刀』が、近くで見る活動写真ならば、これは新しく書かれた土佐絵というところ、御両人ともに、すぐれたる絵画的描写家であるが、彼は動を写して巧みに、これは静を描いて妙であるとでも申すべきかのもう一つの対句で申そうならば、彼は世話に砕けた人情話になり過ぎ、これは、概念が勝っていささか寓話めく。実際、この作には、すこしく、哲学が浮き過ぎた憾(うら)みがあるように思う。『あれは極楽も地獄も知らぬ、不甲斐ない女の魂でござる』という落ちが、理屈に落ちている憾みがあるように思う。 T11・8・5
「報知新聞」
「お富の貞操」評4 九月文壇の作品(一) 芥川龍之介氏の『お富の貞操』(改造)は、相変らず上手かかれているが、先月の『六の宮の姫君』よりも、もっと説明的で、抽象的である。この作者の、極めて正確な線と、鮮明の色彩とで描かれた絵画的描写――つまり、外面的な描写は、その人物の内面的心理によって十分に裏付けられていない。そのために、外面的描写が精巧であればあるほど、読む方の歯痒(はがゆ)さは一層である。これは、芥川氏の作として明かに失敗の作であろう。 T11・9・7
「報知新聞」
「おぎん」評1 九月文壇の作品(三) 芥川龍之介氏の『おぎん』(中央公論)は、きりしたん物である。短いものだが、これはいい作だ。わたし一人、はらいその門に這入ったのでは申訳がない。やはり地獄の底へご両親の跡を追って行こうというおぎんの心持、はらいそへ参りたいのではない、ただあなたのお供をするのだというおすみの心持――その心持と、一筋にはらいそを望む孫七の心持との対立において、作者は、かなり深いところに触れている。悪魔などを持ち出して、お伽話じみた気分を添えなかった方が、かえって効果的ではないかと思う。
  ※
はらいそキリシタン用語で、天国。楽園。パラダイス。ハライソ。(ポルトガル語)
T11・9・9
「報知新聞」
「百合」評2 十月の雑誌から(二) 同じく「新潮」、芥川龍之介氏の「百合」は未完物だが、少年の心持はよく書けている。ただし会話がなっていない。 T11・10・8
「報知新聞」
1969 44
1970 45
1971 46
1972 47 8月11日 妻花子が82歳で逝く。
8月 「大衆文学大系 17 佐藤紅緑 中村武羅夫 加藤武雄集 講談社」に「呼小鳥」が掲載される。
  月報16(第17巻)に「樽崎勤著 中村さんと加藤さんと −二人の横顔−」と「大平陽介著 加藤先生の文章」が掲載される。 
1973 48
1974 49 3月、「福田清人 句集 麦笛 柳田国男、福田清人、加藤武雄等(限定500部非売品)」が刊行される。
○この年、相模原市立田名小学校創立100周年記念誌「あゆみ」に「異色の教職員加藤武雄先生」と題して掲載される。
〇この年、大崎定一が「こと比ら (29) p137〜139 金刀比羅宮 (香川県)」に「吉川英治、村松梢風、加藤武雄、中村白葉たちと琴平」発表する。 pid/6062725
  また、同号に位野木寿一が「旧丸亀街道与北茶堂の金毘羅灯籠復元の記」を発表する。

1975 50
1976 51
1977 52 〇この年、「滅びゆく武蔵野 第2集 桜井正信 解説,岡田沢治 撮影 有峰書店」に「峰の薬師と加藤武雄・八木重吉文学碑(城山町/町田市)」が紹介される pid/9641360
高尾山薬王院飯繩権現堂(八王子市/都重宝) /    七国峠付近の段々畑(町田市) /
大山街道(厚木市) /  大樹の根方に祀られた石地蔵(町田市) /  峰の薬師と加藤武雄・八木重吉文学碑(城山町/町田市)
1978 53
1979 54 10月、安西愈(まさる)が「郷愁の人 評伝・加藤武雄」を「昭和書院」から刊行する。
1980 55
1981 56 11月、黒古一夫が芸術至上主義文芸学会 編「芸術至上主義文芸 (7)  p91〜98 芸術至上主義文芸学会事務局」に「作家論 加藤武雄--初期小説の問題・特に<故郷>離脱者の感傷」を発表する。 pid/4419960
1982 57 12月、安西愈(まさる)が和田傳監修「加藤武雄読本 −望郷と回顧−」を「加藤武雄読本刊行会」から刊行する。
1983 58
1984 59 7月、高橋春雄が昭和文学会編集委員会編「昭和文学研究 (9」に「資料紹介 打木村治宛書簡」を発表するpid/4421500
   
資料紹介 打木村治宛書簡--川端康成・島木健作・加藤武雄 / / p90〜94
1985 60
1986 61
1987 62
1988 63 8月4日〜7日、「加藤武雄生誕100年記念資料展」が城山町町民センタで開かれる
9月25日、安西勝が「(私家版)冬海探究 第七号」を刊行する。
1989 平成元年
1月20日改元
10月15日、安西勝が「(私家版)冬海拾遺 第壱号」を刊行する。
1990 3月22日、安西勝が「(私家版)冬海拾遺 第弐号」を刊行する。
4月、「オール讀物 = The all yomimono 45(4) ,文芸春秋新社」に「雪女」が所収される。pid/4437508
特集 遠藤周作と佐藤愛子 対談 人生の親友 / p96〜105
チンカラ峠のお馬はホイ / 佐藤愛子 / p106〜126
60周年記念 オール讃物創刊号復刻 大衆文學の流行について / 谷崎潤一郎 / p256〜257
60周年記念 オール讃物創刊号復刻 伊藤博文その他 / 菊池寛 / p258〜260
梅〔シ〕の杖 / 吉川英治 / p261〜275 (0144.jp2)
ヤツチヤカ巷談 / 佐々木味津三 / p276〜286
同じ光る眼 / 長谷川伸 / p287〜297
猿の方が貴い / 白井喬二 / p298〜304
齒痛武士 / 三上於莵吉 / p305〜313
雪女 / 加藤武雄 / p314〜318
近藤勇と科學 / 直木三十五 / p319〜334
花嫁 / 大佛次郎 / p335〜343
幸福な話 / 中河與一 / p344〜347
晩春 / 井伏鱒二 / p348〜350
市民のために / 小林多喜二 / p351〜354

8月27日、安西勝が「(私家版)冬海拾遺 第三号」を刊行する。
1991 2月26日、安西勝が「(私家版)冬海拾遺 第四号」を刊行する。
1992 11月、「愛の迷宮 アンソロジー人間の情景3 文芸春秋」に「祭の夜の出来事」が掲載される。
1993
1994
1995 4月、山本fが解釈学会編「解釈 41(4)(481) p36〜43」に「加藤武雄ノート」を発表する。 pid/6022763
1996 10月20日、保坂健次が「加藤武雄/日本近代文学館所蔵目録の一覧表 1版」を作成する。
1997    
6月1日 若き日の加藤武雄の足跡を訪ねて、「山梨県立文学館見学会」が開催される。
文学館では4月26日から6月29日まで「ー雑誌「文章世界」を軸にー 前田晃、田山花袋、窪田空穂、加藤武雄等」の企画展を開催中。当日はバスを貸し切り55名が参加した。企画から23年が過ぎ当時の記憶も薄れて来たので、当時の資料を元にしながら再現しておきたいと思っています。2020・7・24 保坂
6月21日、故小池松次さんが「ほたる観察会参加記念/広田小学校体育館」として解説の付いた「銀貨」を作成する。
7月16日、那須徹さんが「広田小PTA広報第50号 あしなみ」に「リレー随筆 加藤武雄生誕百十年に思う」を発表する。
8月1日、菊地原稔さんが「津久井町教育研究所 研究所報 第24号」に「ふるさと再発見 『悩ましき春』の舞台」を発表する。
11月1日、「加藤武雄文学愛好会」が「加藤武雄文庫 第1集」として「合掌・銀貨・郷愁」を作成する。
1998 10 1月、椋棒哲也が「立教大学日本文学 (通号 79) p.153〜164」に「加藤武雄『郷愁』について」を発表する。
1999 11
2000 12
2001 13
2002 14
2003 15 2月、佐藤宗子が「千葉大学教育学部研究紀要 51 p.431-438」に「再話読者としての「子ども」と「女性」 : 加藤武雄の『小公子』再話をめぐって(II.人文・社会科学系)」を発表する。
2004 16 「君よ知るや南の国」が「日本の子どもの本100選」戦前編に選ばれる。
2005 17
2006 18 7月 広島県安芸高田市にある細田民樹の生家から加藤武雄の書簡14通他が発見される。
9月 加藤武雄没後50年。
11月、保坂健次が 城山地域史研究会主催 第95回 地域の歴史こぼれ話を語る会で「もう一人の加藤武雄が見た島崎藤村
         
 〜編集主幹としての加藤武雄〜」を語る
2007 19
2008 20 3月、紅野 敏郎が「国文学 : 解釈と鑑賞 / 至文堂 編 73(3) p.208〜212」に「本・人・出版社(109)藤森成吉・加藤武雄・木村毅共編『農民小説集』」を発表する。
2009 21
2010 22
2011 23
2012 24
2013 25 ○この年、森島啓さんが、雑誌「農民」を中心に「松原一夫「氾濫する河」論」を発表する。
2014 26
2015 27 5月、山本歩さんが、「阪神近代文学研究 第16号p.32-46」に「加藤武雄『悩ましき春』考 : 加藤武雄の「文章世界」体験として」を発表する。
10月、関肇が「關西大學文學論集 / 關西大學文學會 編 = Essays and studies / Members of the Faculty of Letters 65(2) p.27-58」に「竹久夢二と新聞小説挿絵 : 加藤武雄「審判」を中心として」を発表する。
〇この年、木村 涼子が「大阪大学教育学年報 (20) p.127-138」に「大衆文学とジェンダー研究のために : 「通俗小説」作家・加藤武雄作品ビブリオグラフィー」を発表する。
2016 28
〇この年、木村 涼子が「大阪大学大学院人間科学研究科紀要 = Bulletin /大阪大学大学院人間科学研究科編 42 p.343-368」に「<女が読む小説>を書くということ : 文壇のジェンダー・ポリティクスと忘れられた「通俗小説」作家・加藤武雄」を発表する。
〇この年、木村 涼子が「大阪大学教育学年報 (21) p.67-88」に「農民文学と〈女が読む小説〉「通俗小説」のはざまで : 加藤武雄の文学論と「義民」小説」を発表する。
8月、広岡 守穂が「白門 68(8) (通号 809) p.17-22」に「1930年代の通俗小説(2)加藤武雄のヒューマニズム」を発表する。
2017 29
2018 30
2019 令和元年
2020 4月、蔭木達也さんが「村落社会研究ジャーナル26巻2号(通巻52号)」に「「農民自治」粗相の構想と展開 −昭和初期の雑誌『農民自治』『農民』を中心に−」を発表する。
2021
2022
2023
2024
2025
2026
2027
 
  参考  「加藤武雄読本」 監修 和田傳 安西勝編 昭和57年  
      「郷愁の人 評伝 加藤武雄」 安西勝著 昭和54年
      「新潮 総目次」 昭和52年10月 八木書店 小田切進
      「加藤武雄 日本近代文学館所蔵目録一覧表」 平成9年2月2版  保坂健次編
      「新潮社90年図書総目録」 昭和61年増補版  
      「現代文学論体系 巻8」   昭和30年 河出書房 吉田精一
      「大衆文学大系17 佐藤紅緑 中村武羅夫 加藤武雄集 加藤武雄年譜(安西勝・和田芳恵共編) 講談社 昭和47年8月
不明  5月、「朝日 (5月號) 博文館」に「義姉―現代小説―(富田千秋畫)」を連載する。0000-00 不明 pid/1532617
忘れ得ぬ快男兒山縣俊信 / 石K忠悳  春時代の高山樗牛 / 土井晩翠  

 年譜づくりをすすめるなかで、加藤武雄の書籍の多さに改めて驚きました。この年譜は全く完全なものではありません。雑誌の掲載年譜や加藤武雄に関する評論など細かな研究は、むしろこれからと云った方がよいのかも知れません。文学館の建設などの考え方もありますが、先ずは、目録づくり、聞き取り、著作や関連する資料の収集(買取含)などの必要があろうかと思います。
 作業は非常な困難を強いるかも知れませんが、みんなで力を合わせやって見ませんか。そして、ひとりでも多くのみなさんに郷土が生んだ小説家加藤武雄の心象を探って戴きたい。そして「加藤武雄を語り継ぐ人」になって戴きたい、そんなふうに思います。
 没後50年を過ぎ、「加藤武雄研究」が更に進むことを祈ります。
 尚、年譜づくりでは犬田卯、和田傳、安西勝、南雲道雄、上笙一郎先生らの書籍がとても参考になりました。あらためて感謝申し上げます。




               教科書に載った加藤武雄
               もう一人の加藤武雄・小林愛川
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