舘脇操著「となかひ(全詩集)」と
           
北樺太の植物調査旅行
  舘脇操年譜 
2019・4・18 年譜に、国会図書館デジタルコレクション175件分を登録する。
 
 「となかひ」(表紙)    縦15p×横12p
はじめに
 武田久吉博士の資料整理の中で、舘脇博士が著された「となかひ」と云う、小さな詩集が出てまいりました。舘脇博士は昭和4年にも東京詩学協会から歌集「丘」も刊行されています。
 詩集から読み取れる地名などの配列から、大正11年に行われた「北樺太植物調査」の折に生まれたものと推定されます。奥付に残念ながら発行年等がないので、日時までの正確なことは分かりませんが、詩集はその時に生まれたと思われます。
 詩文には、作者による訂正箇所がありましたので本項では赤字で表示をして
おきました。詩の始めの部分にサガレンと云う地名が出てまいりましたが、それはサハリンの古名だと云うことです。そうした呼び名も時間とともに分からなくなりつつあるような、そんな気がしています。
 ロマン溢れる「となかひ」を、お読み戴きながら植物学者、舘脇博士の青春時代に思い馳せて見ては如何でしょう。
 また、奥付に「遠友夜學校 生徒」とあるのは、新渡戸稲造が、旧札幌農学校の教授時代に設立した夜学生のために開いた学校でした。詩集「となかひ」は、そうした夜学生たちの手によって作られました。
 舘脇博士と宮部金吾博士また武田久吉博士のことなども後日掲載しながら、「北方植物の研究」に勤しんだ博士の業績を辿って見ようと考えております。
 再び亞港へ
 ゆるやかに高原走り海の上の亞港に光る秋の陽を見る山と空秋の光のはなやかさ高原行きつ心をどるも
 大正11年、8月27日、調査を終え亜港に戻った港の景色は、もう秋、つかの間の夏が終わったのである。40日間に及んだ調査の中で、博士の見た様々なことなど、詩は、しばしたたずんだローソクの明かりのようでもあった。


  となかひ  


              たてわきみさを








夢の中に瞳をひらき
幻の管弦に生きる旅の私
大空の中に一人なげられたものを
ひそかひとりでたづねてゆく

    親しい人たちにわたつ
        となかいのはじめに








   亡き妹に捧ぐ







  たびへ

鉛色
紅ととけたるその色に
似しサガレンに船は出で行く

ひたすらに
旅の心と死の心
星の光に北の海ゆく


      サガレン(薩哈嗹):サハリン(樺太)の古い呼び名



  よる 亞港

夜となれば
女は戀ひし灯は戀ひし
踊子闇をまちに急げり

唇を待つかや心
夏の夜をかろやげにゆく
踊子ら追う

紫の色はなつかし
踊子と
くらき灯かげに行き行く夜はも

狂といふ
言うれしげに生くるあり
ロシアは闇に行きゆく國か

一生を燃さんとして
若き娘(コ)
青磁の爐にてその命焼く

ロシアには
戀は死せりや眼れりや
踊子今宵も舞ひて狂へり



  カフエー

若き子は
いづちもなやみもつものよ
ウオツカに酔ひひとりねぬれり

なやみもつ子はつつぷしぬ
〔ローソク〕が
ウオツカのみをほのかうかせり

つとよりて
ロシア娘がキッスせり
されど男は眠りつづけり

小母さんと言ひて
紅茶と香の高き
レモンと笑をもらふ夜あり



  高いやまこえて  オノール

麥を刈る女の笑に
午後の陽が
ゆるやかに流れ村里近し

すき〔く〕と
枯木まつすぐたちそろふ
やまびのあとの山はくもれり



  高原  ルモコフ

かろやげに草笛すさみ
鈴蘭の赤き實みのる
高原をゆく

愛らしきロシア娘が
手籠もち
鈴蘭つみの春の日思ふ



  ツエモフ

白樺の若木の林
陽を浴(あび)
街道筋に明くたてり

娘あり
つと家に入り戸を閉めつ
戸の隙間より我等眺めり

はろばろの旅路と思ふ
高原のエルムのかげに
夕雲を見る

よくみれば
昨日の我の馬車追の子なりし
彼は笑ひむちあぐ

このままに馬車にうちのり
シベリアのたびつづけたしと
いへる友あり



  ルヰコフ

ウオツカに
心酔はしてただらして
君をいだきて泣かまほしけれ

愛すべきか
ロシア娘は美しも
あまりに早く老ゆるが悲し

ぼつねんと
夕闇に浮く風車
まはらざるまま眠りに入れり

教会の前に眠れり
あるものは
ウオツカならべ怒り笑へり

ウオツカは
くらきロシアの命なれ
この酒胸に燃して生くる



  アダツイムヘ

デルビンの娘はかざり
日曜日
オデッサの庭に明くも笑む

カチューシャを
若きロシアの馬追が
歌ひゆく日よ高原くもる

瞳追へば娘はにげぬ
されどまた
心みるごとわれをみつめり

かはゆさに
つとより首輪さはるごと
夢のばら咲く子のはだにふる

子羊が子供とねむる
高原に
夏のまひるの光あかるし



  ツイミ川下り 其の一 アープニへ

丘のぼり
ツイミの川ゆオコツクに
流れ旅すと心が言へり

降りしきる雨の河原
つとさをに
カヌーは出ぬ瀬に流れたり

ギリヤ住む丸木の小屋は
あざらしのあぶらくさきと
いへる村あり

雨けむる
プープニのやまはろばろに
カヌーながれり今日と流れり

夕霧ゆ
ふかむ森路重き荷を
になへる友の姿も消えり



  ツイミ川下り 其の二 プープニ パルカタ

放浪の夢さめ得ずや
今日もまた
ギリヤのカヌーに眠り旅ゆく

ほそ〔ぐ〕と
雨降りそめば前を行く
ギリヤにわけるなつかしみかも

太陽の
光のもとに生くるもの
ツングスひとり河原にたてり

岩燕
群れて飛び交ふツイミ川
ひはうすらぎて霧降りきたる

ヨポの歌
わがゆめさませどさめ得ざる
心はなほも眠りつづけり



  樹林月明 パルカタ

からまつの林は
蒼ふすみわたり
ギリヤひとりが歌をうたへり

月明り
ヒトリと人のかぎりなき悲しき運命サダメ
地に流し行く

           
 (ヒトリ) (サダメは手書き

森ねむる
あをきとぼそよ月明り
ギリヤのテントほの〔ぐ〕に浮く

ものいへず
ただわがほほに涙あり
原始の樹林月に夢ゆく

ものなべて
うなじうなだれ月明り
いのりの湖の底流れ行く



  ツイミ川下り 其の三 バルカタ ヌイオ

ホー〔く〕と
カヌーやりつつギリヤーク
川のくもり日あざらしをよぶ

あざらしは
もくもくと頭あげ
ギリヤークみて川にしづめり

鷹一羽大きくとべり
そのもとに
ツンドラ重くもだしいたりき

雲ひくく
あれしツンドラくらき森
ツイミの川の川旅もはつ

丘にたちツンドラ見れば
うすぐもり
川黙黙とオコックにゆく



  ヌイオ  この旅のはて

ツイミ川
遊民のうたわきくるを
今宵も酔ひて旅愁(ウレヒ)忘れん

酔ふも憂し
酔はざるも憂しこのままに
眠らんとすも眠りも得ざる

歌すさみ
菜の花一里古里に
君と歩みし頃を思ふも

なべて人
ひとり生くるはかなしきも
かなしきまこといつか知りゆく

友しらぬ
心抱きてただひとり
ひとりいだきてツイミ下れり



  砂丘とギリヤの部落  ヌイウオ

フレップの花しげみ咲く
夏まひる
砂丘のかげに湖は光れり

フレップを砂丘に食みつ
オコックの
水底のうた聞かんと思ふ

はまなすの
夢の如にも咲き出でり
帆船一つオコックに浮く

犬あまたつながれいたり
そのくさり
夕闇に黒く太く光りき

オコックの海はけむれり
夕霧ゆ
ギリヤの小屋むり(に誘ふ
          ギリヤの小屋をねむりに誘ふ  手書き


  遊民  ヌイオ

遊民の群れに会ひにし
ツンドラは
重き陽影にまどろみいたり
(馴)鹿よ
このツンドラよ遊民よ
が流浪サスラヒを眞理マコトといふや

トナカヒの瞳みつめて
わがたびと
旅の心を

赤き陽は
終かしらじ遊民は
トナカヒ追ひて天幕に入るい手

死を希ふ心もうせて
遊牧は
死そのものの姿にあれば



  旅も終れリ  ヌイオにて

旅のはて
最後の太陽仰がんと
川ぞひの丘ひとりのぼれり

死はいづち生はいづちよ
わがたびも
はてなんとす今夕陽を仰ぐ

赤き陽に
ギリヤのカヌーくつがへり
ギリヤの死聞きヌイオに別る

荷物などまとめ終りて
友はみな
だまってしばし荷物眺めり

浮島にトナカ遊ぶ
ツンドラゆ
わかれつげんか星光りそむ



  ツイミ川のぼり その一

しらかんば
ツイミの川のくもり日に
めつむりつつも銀の笛吹く

ギリヤーク
丸木にのりてひとりゆく
プープこの山霧ふりしきる

熊追ひの鈴うちふりつ
トナカヒは
オロッコのせて森の旅する

キヌヤナギ
白銀ふるふその葉陰
トナカヒ群れて眠りいたりき

トナカヒの角にふるれは
ぬくみあり
けものと夏のまひる話せり



     その二

ギリヤーク
残飯もらひ圓く座し
興じ笑ひて食ふはかなしも

ギリヤーク
かなしきことの悲しさは
この世に知らで今日も笑へり

翅を切り
アブをながしてその行衛
みつむ川旅秋も近かり

心また
晴れすむ空に躍らんと
白樺の森まづわたりゆく

無をしたひ
初秋の空共なかに
水晶色の眠りに入らん



     その三

よはき陽に
ギリヤとわれとこのカヌー
灰色の華夢の霧降る

やまならし
荒野はくれて雨ぐもり
今一しきり風なりさはぐ

川の面の自らのかげ
なつかしみ
秋の陽ゆるきツイミをのぼる

何事か知らずも
ヨボと眠を合はせ
互に笑める秋の旅はも

たからかに
闇に歌へるロシアの子
赤き火あがり横顔が照る



     その四

しらかんば
なまあたらしき流木が
夕陽あみつつ秋の旅行く

紫の粉は降りきたり降りしきる
針葉ジュリン樹林深くも
夕陽光れり
            針葉ジュリン 手書き

疲れせるヨボ等いさかひ
とやかくに
ツイミの夕陽川旅もはつ

面白きロシア爺の道伴は
別れなりとて
船にてをどる

舟つけば
ギリヤの丸木荷をあげて
ギヤリリヤは既に夕陽にいたり
          ヤリリヤ  ヤリは誤記 手書き


   アダツイム

娘等よ
薄衣一重のそのはだへ
獣飼ふや心狂ふは

薄絹をひきさきちぎり
そのままの
ロシア女の肉かみしめん



  ロシア馬車 デルビンスコエへ

ポミュライと
墓をゆびさし言へる語が
などかくまでに我にのこるや

ロシア馬車
音たか〔ぐ〕と村に入る
陽は華かに麥はみのれり



  上アルムダン

娘なり
眼をふせて牧柵みいたり
夕霧山に村に降りくる

首つりし老母の家で
〔ローソク〕が
闇の中からだまって光る



   再び亞港へ

ゆるやかに高原走り
海の上の亞港に光る
秋の陽を見る

山と空
秋の光のはなやかさ
高原行きつ心をどるも



  かへる

帰りきて
力強くも土ふめば
九月の港あかるくも笑む

夜の灯アカシアの街
札幌の
驛前にしばしはただずみみたり



参考資料 「となかひ」誕生の背景となった「北樺太植物調査報告書」 第二章 調査旅行(全文)
 余等ハ大正十一年七月十九日北海道小樽市ヲ出帆シ七月二十一日 北樺太亜港ニ上陸セリ。七月二十二日ヨリ七月二十七日ニ至ル六日ハ亜港附近ノ植物調査ニ従事シ兼ねて調査旅行ニ関スル準備ヲナセリ。ジョンキール岬ぐいまつ林及「ツンドラ」等ハ余等ノ最モ□□□感ジタル所ナリトス。
 七月二十七日亜港発小蒸気船ニ乗ジ翌朝ピレオニ上陸セリ。同月ピレオヨリ国境ニ至ル間及 ピレオ附近ノ植物調査ニ従事セリ。七月二十九日ヨリ八月一日ニ至ル四日間ハピレオヨリオノールニ至ル山道ノ通過ニ費シ去レリ。避難驛舎、青葉驛、上オノール驛ハ余等ノ宿泊セル地点ナリトス。此山道ハえぞ林ヲ研究スルニ最モ良キ適所ナリキ。又河岸植物ニモ二三面白キ種ヲ発見セリ。八月二日オノールルヰコフニ到ル。八月三日以後同地ニ三日間滞在シ其附近ノ植物調査ニ従事シ特ニ河岸植物并ニ草原植物ニ特別ナル注意ヲ拂
(はら)ヒタリ。
 八月六日ルヰコフヲ出発シ同日アダツイムニ到着ス。
翌日ギリヤークノ小舟ニ乗ジツイミ河ヲ下り十一日ヌイウナ守備隊ニ到着ス。其間プープニパルカタ両驛舎二泊シ其一日
□□ヲ「ツンドラ」及ぐいます林ノ研究ニ費シ満足ナル結果ヲ得タリ。
 八月十二日ヌイウオ守備隊発石油發動機船ニテヌイウオ海岸ニ到リテ一泊シ始メテオホツク海岸地方ノ植物ニ接シタリ。翌日海岸ヲ辿リ陸行シテ守備隊ニ帰ル。其間海岸植物ノ研究「ツンドラ」植物ノ採集等接スルニ暇ナカリキ。又同月十五日及十六日ハカタングリニ最終旅行ヲ試ム。カタングリハ石油露頭アル所ニシテ其附近一帯ハ美觀ナルぐいまつ林アリ。又一湖アリテカタングリト呼ブ。其辺ニ生育スルニ種ノ水草ヲ採集セリ。又石油露頭附近ニ於ケル植物分布ノ状態モ亦趣深キ個所ナリトス。
 八月十七日ヌイウオ守備隊發ツイミ河ヲノボリ二十日プープニ驛ニ到着ス。其間河岸植物ノ調査ニ従事シ時ニ河岸ノ濶葉樹林ニ注意ヲ拂ヒタリ。翌日プープニ發陸行シテアダツイムニ至ル。其間サラパール山麓隊下ニ最モ美ナルえそ林ヲ見タリ。
 八月二十二日アダツイム發デイールビンスコエ カミアルムダン及第二アルコナヲ経テ八月二十七日亜港ニ到着ス。此旅行ニ費シタル日数ハ三十一日ナリトス。

舘脇操博士の主な関連年譜 
西暦 和年号 舘脇操 武田久吉 事項
1890 明治23年 7
1891 24 8
1892 25 9
1893 26 10
1894 27 11
1895 28 12
1896 29 13
1897 30 14
1898 31 15
1899 32 16 舘脇操、9月8日横浜に生まれる
1900 33 1 17 発行年不明再調査要
日本森林植生図譜 1-7 館脇操, 辻井達一, 三角享, 梅沢彰, 遠山三樹夫 [著] [館脇操] 1900  pid/1909578
日本森林植生図譜(I)P内海より中国山脈への一断面 舘脇操 辻井達一
1901 34 2 18
1902 35 3 19
1903 36 4 20 7月、鳥居竜蔵著「千島アイヌ」が「吉川弘文館」から刊行される。 pid/992519
   参考:扉に「國の爲め北海の孤島に苦心経営なし給へる/郡司成忠君同令夫人 に謹で本書を捧呈す/著書」
1904 37 5 21
1905 38 6 22
1906 39 7 23
1907 40 8 24 3月、樺太庁が「樺太植物調査概報」を発表する。〔大正14年3版〕
1908 41 9 25
1909 42 10 26
1910 43 11 27
1911 44 12 28
1912 45 13 29
1913 大正2年 14 30
1914 3 15 31
1915 4 16 32
1916 5 17 33
1917 6 18 34
1918 7 19 35 〇この年、神奈川県立横浜第一中学校を卒業する。
〇この年、永山在兼が釧路土木派出所長に就任する。
(略)鹿児島出身である永山在兼氏は、1918年(大正7年)に釧路土木派出所長に就任。「阿寒、摩周、屈斜路を観光産業の地とする」という大志を掲げ、阿寒横断道路建設に尽力する。12年もの難工事を乗り越え、1930年(昭和5年)に横断道路は完成、1934年(昭和9年)に日本で第一号の国立公園として「阿寒国立公園」が誕生する。(略)
         
 資料/「Yorimichi AIRDO」からの転写
1919 8 20 36
1920 9 21 37
1921 10 22 38 11月、館脇操が「山とスキー (9)山とスキーの会 」に「阿寒のことども」を発表する。また、同号に栃内吉彦が「雌阿寒岳八合目附近」を寄せる。 pid/1525274
全文掲載予定
1922 11 23 39 7月19日〜8月27日、工藤祐舜・館脇操によって「北樺太植物調査」が行われる。
日時 事 項
7月19日 大正十一年七月十九日北海道小樽市ヲ出帆シ
20
21 七月二十一日 北樺太亜港ニ上陸セリ。
22 七月二十二日ヨリ七月二十七日ニ至ル六日ハ亜港附近ノ植物調査ニ従事シ兼ねて調査旅行ニ関スル準備ヲナセリ。ジョンキール岬ぐいまつ林及「ツンドラ」等ハ余等ノ最モ□□□感ジタル所ナリトス。
23
24
25
26
27 七月二十七日亜港発小蒸気船ニ乗ジ翌朝ピレオニ上陸セリ。同月ピレオヨリ国境ニ至ル間及 ピレオ附近ノ植物調査ニ従事セリ。
28
29 七月二十九日ヨリ八月一日ニ至ル四日間ハピレオヨリオノールニ至ル山道ノ通過ニ費シ去レリ。避難驛舎、青葉驛、上オノール驛ハ余等ノ宿泊セル地点ナリトス。此山道ハえぞ林ヲ研究スルニ最モ良キ適所ナリキ。又河岸植物ニモ二三面白キ種ヲ発見セリ。
30
31
8月1日
2 八月二日オノールルヰコフニ到ル。
3 八月三日以後同地ニ三日間滞在シ其附近ノ植物調査ニ従事シ特ニ河岸植物并ニ草原植物ニ特別ナル注意ヲ拂(はら)ヒタリ。
4
5
6 八月六日ルヰコフヲ出発シ同日アダツイムニ到着ス。
7 七日、 ギリヤークノ小舟ニ乗ジツイミ河ヲ下ル。
8
9
10
11 十一日ヌイウナ守備隊ニ到着ス。其間プープニパルカタ両驛舎二泊シ其一日□□ヲ「ツンドラ」及ぐいます林ノ研究ニ費シ満足ナル結果ヲ得タリ。
12 八月十二日ヌイウ守備隊発石油發動機船ニテヌイウ海岸ニ到リテ一泊シ始メテオホツク海岸地方ノ植物ニ接シタリ。
13 十三日、海岸ヲ辿リ陸行シテ守備隊ニ帰ル。其間海岸植物ノ研究「ツンドラ」植物ノ採集等接スルニ暇ナカリキ。
14
15 同月十五日及十六日ハカタングリニ最終旅行ヲ試ム。カタングリハ石油露頭アル所ニシテ其附近一帯ハ美觀ナルぐいまつ林アリ。又一湖アリテカタングリト呼ブ。其辺ニ生育スルニ種ノ水草ヲ採集セリ。又石油露頭附近ニ於ケル植物分布ノ状態モ亦趣深キ個所ナリトス。
16
17 八月十七日ヌイウオ守備隊發ツイ河ヲノボリ
18
19
20 二十日プープニ驛ニ到着ス。其間河岸植物ノ調査ニ従事シ時ニ河岸ノ濶葉樹林ニ注意ヲ拂ヒタリ。
21 二十一日、プープニ發陸行シテアダツイムニ至ル。其間サラパール山麓隊下ニ最モ美ナルえぞ林ヲ見タリ。
22 八月二十二日アダツイム發デイールビンスコエ カミアルムダン及第二アルコナヲ経テ
23
24
25
26
27 八月二十七日亜港ニ到着ス。
28
        注 上図の日程表は「北樺太植物調査報告書」より作成しました。 2019・4・11 保坂記
10月、工藤祐舜・舘脇操著「北樺太植物調査報告書」が「薩哈嗹軍政部」から刊行される。      参考

北樺太植物調査報告書
 薩哈嗹軍政部
復命/(内容・略)
   大正十一年十月三十日
   薩哈嗹派遣軍軍政部嘱託/北海道帝国大學助教授 工藤祐舜
   薩哈嗹派遣軍軍政部嘱託/北海道帝国大學學生   舘脇 操
   薩哈嗹派遣軍軍政部長陸軍少将松井兵三郎閣下

第一章 緒言/第二章 調査旅行
第三章 植物生態學的調査
   えぞ林・濶葉樹林・ぐいまつ林・ツンドラ・水生植物・河岸植物・泥地植物
   海岸植物・草原地植物・輸入植物
第四章 大正十一年度採集植物目録

           pid/1246263  武田家所蔵本(現栃木県立博物館収蔵)
〇この年、工藤祐舜が『北干島幌筵島植物誌』を発表、東京帝大より理学博士の学位を得る。
1923 12 24 40 10月、工藤祐舜著「シュミト半島植物調査報告書」が「薩哈嗹軍政部」から刊行される。           参考

シュミト半島植物調査報告書
 薩哈嗹軍政部
復命/(内容・略)
   大正十二年十月三十日
   薩哈嗹軍政部嘱託/北海道帝国大學助教授理学博士/工藤祐舜
   薩哈嗹軍政部長陸軍少将/高須俊次閣下

1 緒言/2 シュミト半島植物調査旅程
3 シュミト半島植物分布ノ状況/4 シュミト半島野生植物目録
5 シュミト半島ノ植物調査ニヨリ大正十一年度調査目録ニ加タル北樺太植物

6シュミト半島於イテ新発見ノ樺太植物
シュミト半島ノ有用植物/8シュミト半島ノ有毒植物
9シュミト半島植物利用策
   武田家所蔵本(現栃木県立博物館収蔵)
1924 13 25 41 〇この年、北海道帝国大学農科大学農学部農業生物学科を卒業、直ちに農学実科講師となる。
1925 14 26 42 5月、舘脇操が「山岳. 19(1)」に「尾Pをめぐりて」を寄稿する。 
  また同号に武田久吉が「尾P再探記」を寄稿する。 pid/6064930
10月、館脇操が「山とスキー (53)山とスキーの会」に「りしりしのぶ」を発表する。
  また、同号に岡田喜一が「レブンソウ」を発表する。  pid/1525318
11月、館脇操が「山とスキー (54)山とスキーの会 」に「湖の旅」を発表する。
      pid/1525319
12月、館脇操が「山とスキー (55) 山とスキーの会」に「湖の旅」を発表する。
      pid/1525320    注 11・12月号に通番あるか確認要 2019・4・17 保坂
1926 15 27 43 11月、館脇操が「山とスキー (66)山とスキーの会」に「霧降る湖に」を発表する。 pid/1525331
〇この年、農学部講師となる。
1927 昭和2年 28 44 6月、舘脇操が「山とスキー (72)山とスキーの会」に「丘」を発表する。pid/1525337
10月、舘脇操 が「山岳. 22(1)」に「八甲田山の思ひ出 ・八甲田山植物瞥見・岩手山」を寄稿する。また同号に武田久吉が「御苗代附近の地形について」 、岡田喜一が「早池峯山紀行」を寄稿する。 pid/6064939
1928 3 29 45 7月16日〜8月4日、京都大學が樺太植物探検を行う。 
   指導:武田久吉 植物調査班:幸島春雄・大島卓司・小林義秀・丁野次男
7月、樺太庁農林部林務課が「樺太の森林」を刊行する。 武田家所蔵本
参考資料:第九節 大學演習林(部分)
大正三年六月相川、小田寒川流域二万町歩を割て東京大學演習林設置せられ之と相前後して北海道、九州、京都各大學の演習林設置せらるるに至れり今其面積蓄積を表記すれば如次
演習林名     所在地 面積 材積
東京大學演習林 榮濱郡榮濱村相川流域小田寒川流域の一部 21、751町 (略)
京都大學演習林 敷香郡泊岸村古丹岸川流域 11、715町 (略)
同 亜屯演習林 敷香郡敷香村幌内川支流亞屯川流域の一部 7、719町 (略)
北海道大學演習林 久春内郡三濱村珍内川流域 19、900町 (略)
九州大學演習林 敷香郡敷香村幌内川支流保惠川流域の一部 20、505町 (略)
81、590
8月、舘脇操が「山とスキー (84)山とスキーの会」に「丘への生活 」を発表する。
                       pid/1525349
9月、舘脇操が「植物学雑誌 42(501) 日本植物学会編」に「千島得撫島中部ニ於ケル植物群落ニ就テ」を発表する。  pid/2360768
11月、館脇操が「植物研究雑誌 5(8)(44) 植物研究雑誌編集委員会 編 ツムラ 」に「北海道産さくらさうノ一新種てしほこざくら(圖入)」を発表する。 /pid/3347683
1929 4 30 46 3月、館脇操が「植物研究雑誌 5(10)(46) 植物研究雑誌編集委員会 編 ツムラ」に「南樺太ノ高山植物」を発表する。また、同号に牧野富太郎が「日本植物新研究ノ發表(承前)」を発表する。pid/3347685
〇この年、館脇操著「丘 : 歌集 東京詩学協会」が刊行される。 pid/1023134
目次 /銀杏の葉蔭 / 陽炎 /丘 /馴鹿 / 島 /
1930 5 31 47 6月20日、「京都帝国大学 演習林報告第二号 樺太演習林植物調査報告」が「昭和三年度学生植物調査班(指導:武田博士)」から刊行される。
1931 6 32 48 3月、館脇操「植物研究雑誌 7(4)(64) 植物研究雑誌編集委員会 編 ツムラ」に「北海道産ゆり科ノ一新種」を発表する。pid/3347704
  また、同号に牧野富太カが「日本植物新研究ノ發表(承前)」を発表する。
4月、館脇操が「科学画報 16(4);4月特大號 誠文堂新光社」に「原始の俤を殘した植物群」を発表する。また、同号に本田正次が「植物標本の作り方」を発表する。 pid/10984552
6月、館脇操「科学画報 16(6);6月號 誠文堂新光社 」に「アリューシャン列島の初夏」を発表する。pid/10984554
7月、館脇操が「植物研究雑誌 7(7)(67) 植物研究雑誌編集委員会編 ツムラ」に「北海ノ珍艸いしのなづな(圖入) 」を発表する。pid/3347707
  また、同号に牧野富太郎が「日本植物新研究ノ發表(承前)」を発表する。
7月、「国立公園候補地阿寒 阿寒国立公園期成会編 (菅野力蔵(手書き)」が刊行される。           pid/1175054 閲覧可能
阿寒の植物(北大演習林研究報告阿寒の植物景観より抄録)・・・北大講師 舘脇操氏
阿寒の歌 (歌集「丘」より)・・・・・・・・・・・・・・・・北大講師 舘脇操氏
 十首
驛逓の牧柵に咲く鬼百合よ人かげもなき小春日和よ
雨けむる開墾小屋に入もなしこの山畑のそばの花はも
くまげらが蝦夷松の枯木に物思ふ峠に湖の秋は澄みたり
アイヌの子仔熊と戯るゝこの
汀山霧いとゞ深み降りくる
                 汀(なぎさ):海・湖などの、波が打ち寄せる所。波うちぎわ。みぎわ。
森深み霧揺りかげりわが瞳ひとつのかげをみつめうごかす
山の湖ひねもすけむり物言はずわれとわが胸また物言はず
夕近み馬鈴薯畑の花盛りメイコひとりが
うづみ居たりき
          
 @ うずめる。うめる。/A 元気をなくさせる。物思いに沈ませる。めいらせる。
アイヌの子ザリガニ拾ひあつめ居るみぎはにこめて夕近むかも
明日の日の太陽待つと云へる子がこの山の邊にまひる
まどろむ
                 ※まどろむ:とろとろとねむる。軽くうとうととねむる。
澁茶汲む山の男のもだし勝寂に住み瞳よきかな
          
もだし(黙し):口をつぐむ。だまる。
1932 7 33 49 1月8日、工藤祐舜(ゆうしゅん)が心臓病のため台北市で亡くなる。(満44歳)
1933 8 34 50
1934 9 35 51 7月、館脇操が「ケルン (7月号)(14) ケルン編輯室 」に「ブツシユ」を発表する。pid/1475359
8月、館脇操が「科学画報 23(2);8月號 誠文堂新光社 」に「阿寒湖國立公園」を発表する。          pid/10984593
〇この年、館脇操著「阿寒国立公園地帯植物学的研究」が「北海道景勝地協会」から刊行される。 pid/1232217
〇この年、舘脇操が「千島概況 北海道庁編 北海道庁」に「千島列島の植物」を発表する。   北海道帝國大學農學部農學博士 舘脇操      pid/1259175
〇この年、館脇操 [著]「北見礼文島植物概説 北海道景勝地協会」を刊行する。  pid/1209376
〇この年、日本で第一号の国立公園として「阿寒国立公園」が誕生する。
1935 10 36 52 〇この年、農学部助教授となる。
1936 11 37 53 5月、舘脇操が「旅 13(5)日本旅行倶楽部,新潮社,ジェイティービー,日本交通公社 (1963年),日本交通公社,日本旅行協会」に「新高ニ山 春の利尻と禮文」を発表する。 /pid/7887398
10月、 舘脇操が「ケルン 7(10月號)(41) ケルン編輯室」に「北千島の生物相 」を発表する。 pid/1475386

〇この年、「北海道帝国大学農学部演習林研究報告 第4巻 北海道帝国大学農学部演習林 編 北海道帝国大学農学部演習林」に「2. 阿寒植物景觀(第一報)・農學士 館脇操 」を発表する。  pid/1148659
〇この年、「北海道帝国大学農学部演習林研究報告 第5巻 北海道帝国大学農学部演習林 編 北海道帝国大学農学部演習林」に「1.天鹽演習林植物目録(第一報)・館脇操 /2.日高樣似アボイヌブリ植物・館脇操」を発表する。 pid/1148670
〇この年、「北海道帝国大学農学部演習林研究報告 第7巻 北海道帝国大学農学部演習林 編 北海道帝国大学農学部演習林に「3. 雨龍演習林植物調査(第一報)・館脇操 4.和歌山演習林植物目録(第一報)・館脇操 5.天鹽演習林植物目録(第二報)・館脇操 」を発表する。 pid/1148687
〇この年、「北海道帝国大学農学部演習林研究報告 第8巻 北海道帝国大学農学部演習林 編 北海道帝国大学農学部演習林」に「天塩演習林生態調査 第2報 アカエゾマツ林の群落生態的調査(館脇操,森本伝男)」を発表する。 pid/1148693
〇この年、「北海道帝国大学農学部演習林研究報告 第10巻 第1号 北海道帝国大学農学部演習林 編 北海道帝国大学農学部演習林 」に「第1号 天塩演習林生態調査 第3報 天塩演習林林型の群落生態学的調査(館脇操,内田映)」を発表する。 pid/1148702
1937 12 38 54 6月、舘脇操が「旅 14(6)日本旅行倶楽部,新潮社,ジェイティービー,日本交通公社 (1963年),日本交通公社,日本旅行協会」に「 初夏の色丹を探る」を発表する。 pid/7887561
1938 13 39 55 6月、館脇操が「旅 15(6)日本旅行倶楽部,新潮社,ジェイティービー,日本交通公社 (1963年),日本交通公社,日本旅行協会」に「特輯北海道 北海[道]の初夏」を発表する。
  また、同号に飯田蛇笏が「初夏随想 草童のゐる風景」を発表する。pid/7887423 
1939 14 40 56 1月、館脇操が「御料林 (1月)(128) 帝室林野局林野會」に「日高新冠の植物」を発表する。 pid/1540082
7月、館脇操が「アサヒカメラ 28(1) 朝日新聞出版,」に「利尻岳」を発表する。 pid/7969338
12月、 館脇操「御料林 (139) 帝室林野局林野會」に「新冠の森林植物(二)」を発表する。pid/1540092・
1940 15 41 57 3月、「北海道帝国大学農学部演習林研究報告 第10巻 第3号 北海道帝国大学農学部演習林 編 北海道帝国大学農学部演習林」に「和歌山演習林植物目録(第二報)・舘脇操 /4. 臺灣演習林植物概報・舘脇操」を発表する。   pid/1116977
7月、舘脇操が「アチックミユーゼアム彙報 第47 大野, 笑三編,アチックミューゼアム」に 「南千島色丹島誌」を発表する。 pid/1461528
目次 /序 宮部金吾 /色丹島概説 田中薫 大野笑三 /色丹島のアイヌ語地名 林欽吾 /色丹島の地質及び地形 佐々保雄 / 色丹島の湖沼 田中阿歌麿 / 色丹島の苔蘚類 堀川芳雄 /色丹島の海藻 永井政次 /色丹島のネブトモク 猪野俊平 / 色丹島の植物 館脇操 /色丹島の蝶類 内田登一 /色丹島の近海魚類 杉孝政 /色丹島の鳥類 小林桂助 / 色丹島のアイヌ族 林欽吾 / 千島アイヌ 兒玉作左衞門 /編者後記
9月、舘脇操が「山と渓谷. (63)」に「尾P地方の植物」を寄稿する。pid/7933774
   また同号に武田久吉が「日光・尾P・會津駒・鬼怒沼」を寄稿する。
1941 16 42 58 11月、館脇操が「旅 18(11)日本旅行倶楽部,新潮社,ジェイティービー,日本交通公社 (1963年),日本交通公社,日本旅行協会」に「北千島の風物」を発表する。  pid/7887464
   また、同号に大山柏が「隨筆旅の科學 貝塚の話」、服部C道が「徒歩旅行者の歴史學 板碑」、筑波稔が「徒歩旅行者の歴史學 庚申塔と庚申塚」を発表する。
7月、館脇操が「農業の満洲 13(7) 農業の満洲社」に「滿洲國の植物分布と農林業(一) 」を発表する。   pid/1520324
7月、栃内吉彦が「旅. 18(7)日本旅行倶楽部」に「植物園めぐり 札幌の植物園」を寄稿する。      pid/7887460
8月、館脇操が「農業の満洲 13(8) 農業の満洲社」に「滿洲國の植物分布と農林業(下) 」を発表する。  pid/1520325
〇この年、川崎隆章 「尾瀬と南会津の山 三省堂」に館脇操が「 序に代へて」を寄稿する。  沼田中學校の尾瀬室  (1) 組織 (2) 内容 / (3) 運用     pid/1043735
〇この年、武田久吉編「尾瀬と日光」が「山と渓谷社」から刊行される。  pid/1043741
目次 /序に代へて・武田久吉 / 奧日光概説・川崎隆章 /尾瀬・南會津・日光の山岳地形・安齋徹 /奧日光の地質・大塚昌彌 /日光山の瀑布・武田久吉 /尾瀬地方の植物・館脇操 / 尾瀬の科學・安達成之 / 南會津に於ける高倉宮御舊蹟・柳田國男 / 尾瀬の昔と今・木暮理太郎 /勝道上人と日光の開山・武田久吉 /尾瀬中心の山村民俗雜記・金子總平 / 尾瀬の四季(短歌)・平野長英 / 尾瀬・日光登山案内・矢島市郎 /日光・尾瀬雜筆・武田久吉 /尾瀬の發電計畫・安達成之 / 再燃の尾瀬ヶ原貯水池問題・武田久吉
1942 17 43 59 2月、館脇操が「御料林 (165) 帝室林野局林野會」に「樽前山の森林植物(I)」を発表する。           pid/1540118
9月、館脇操が「旅 19(9)日本旅行倶楽部,新潮社,ジェイティービー,日本交通公社 (1963年)」に「アツツ島の想ひ出」を発表する。 pid/7887474
 また、同号に宮本敏行が「山西學術調査團と共に旅し」、高畠逹四カが「北滿スケツチ」を発表する。
11月、館脇操が「科学朝日 2(11)(13) 朝日新聞社 [編] 」に「北方の森林」を発表する。 pid/2335669
〇この年、鈴木醇, 犬飼哲夫, 館脇操共著「自然科学上より見たる阿寒国立公園 北海道景勝地協会」が刊行される。  pid/1063078
〇この年、「東亜研究資料 第30号 北海道帝国大学東亜研究会 」に館脇操が「満洲松花江移民地採草期に於ける部落牧野の植物概報(館脇操)」を発表する。  pid/1141664
1943 18 44 60 1月、館脇操が「現地報告 11(1);新年號 文芸春秋社」に「亞寒帶」を発表する。 pid/11004656
〇この年、「北樺太の植物」を「東亜研究所」から刊行する。 pid/1024248
第一章 北樺太植物研究史
  I 北樺太植物探檢史 /II 北樺太植物文献
    A. 植物分類學的研究 /B.植物生態地理學的研究/
    C. 北樺太植物文献ノ解説
      1. Schmidt,Fr.:Flora Sachalinensis.
      2. 
工藤祐舜:北樺太植物調査書 /
      3. 特ニ植物地理學的考察ニ就テ
          a.Schmidtノ學説 /b.工藤博士ノ學説
    D. 北樺太植物文献集
第二章 北樺太植物群落
第三章 北樺太所生植物一覽表
〇この年、「山西学術探検記 山西学術調査研究団 編 朝日新聞社」が刊行される。
  山西の植物・館脇操 第一次山西學術調査研究團の編成及行程・宮本敏行 pid/1063076
〇この年、館脇操が「北海道帝国大学農学部演習林研究報告 第13巻 第2号 北海道帝国大学農学部演習林 編」に「アカエゾマツ林の群落的研究」を発表する。 pid/1142784
〇この年、 館脇操が山下秀之助編 「自然科学観察と研究叢書 北海道・樺太・千島列島 山雅房 」に「北日本の植物分布」を発表する。 pid/1063077
〇この年、川崎隆章編「岳 山と渓谷社」が刊行される。  pid/1043654
目次 /序・柳田國男 / 阿蘇山(油彩畫)・故 岡田三郎助 口繪 /ミチノクコザクラ(墨繪)・牧野富太郎 口繪 / 山神淨域(繪と文)・中村清太郎 / 御來迎・安齋徹 /山岳を讃へて(長詩)・千家元麿 / ふれふれ粉雪・新村出 / 積雪雜記・今西錦司 / 白夜幻術(詩)・藤木九三 / 馬鹿雪・田邊和雄 / ラッセル・佐藤昌彦 / 私と雪・木村幸一郎 / 平野人と山・小島三郎 / 樺太の山・岡田宜一 /北への憧憬(繪と文)・向井潤吉 /北海山名譚・金田一京助 / 北見利尻禮文・館脇操 /知床半島で拾つた話・柳壯一 /山とアイヌ・犬飼哲夫 /原始林の中の山小屋・嶺一三 / 大雪山の鳥・清棲幸保 /駒ヶ嶽と蝦夷富士・三木露風 / 山岳の氣象(長詩)・伊藤秀五郎 / 津輕の岩木山・小寺融吉 / 山と蟋蟀・大町文衞 / 八幡平と蒸湯・龍居松之助 / 山の獸たち・阿部庸三 / 山村雜記(繪と文)・藤島亥治郎 /逝く秋を惜む・結城哀草果 / 雪國(短歌)・相馬御風 /飯豐山麓の木地小屋・山口彌一郎 /出羽三山の重大使命・西川義方 /あの山この山・中川善之助 / 志賀高原(短歌)・藤澤古實 / 山中高歌(短歌)・會津八一 /越後赤湯(短歌)・土屋文明 / 浴泉歌(短歌)・高村光太郎 / 上越谷川岳(短歌)・半田良平 /尾瀬の昔・關口泰 / 山の斧入れ・依田秋圃 / 山の焚火・田中八百八 /山の骨組・今村學郎 / 積石(繪と文)・田中薫 /山の石と川の石・川崎隆章 / 「岳」に因む植物・本田正次 / 追想(俳句)・竹中要 / 山と空と(短歌)・前田夕暮 / 鹽原にて・直良直夫 / 淺間温泉冨貴之湯樓上(短歌)・香取秀眞 / 山莊日記(短歌)・齋藤茂吉 / 伊豆の春(短歌)・尾上柴舟 /富士の畫家三人・小島烏水 /富士山の雲(繪と文)・阿部正直 /山頂觀測所の夜・廣瀬潔 /信南踏雪(繪と詩)・小室翠雲 /霧ヶ峰風土記・藤原咲平 / 南信靈峰風越山・田邊泰 / 風越山(短歌)・日夏耿之介 / 南信濃(短歌)・太田水穗 / 山國晩春(詩)・田中冬二 /農鳥農牛の殘雪(繪と文)・野尻抱影 /釜無川(短歌)・高田浪吉 / 徳本峠(短歌)・釋迢空 /冬の上河内行(繪と文)・茨木猪之吉 /だけのゆみち・加納一郎 / 龍の嵐子・佐藤井岐雄 / 白馬吟行(俳句)・荻原井泉水 /地圖を作つた話・今村巳之助 / 植物のコロニー(繪と文)・吉澤庄作 / 立山鑚仰・田口龍雄 /立山行(短歌)・川田順 /後立山・中島正文 / 五龍から八ッ峯・中西悟堂 / 初雪の權兵衞峠越へ・八木貞助 /「岳」の俳句・富安風生 /タケとダケ・中村星湖 / 山頂の火口湖・吉村信吉 / 山に溪に(短歌)・岡麓 / 大和二上山を寫す・鳥山悌成 /白雲集(短歌)・佐々木信綱 / 阿蘇山・北田正三 / 小鳥と熊の話・早川孝太郎 /森林と風景・中村賢太郎 /「温泉が多い」・伊東祐一 / 早春の金剛山・渡邊萬次郎 / 長白山の高山植物・竹内亮 / 火田民の奇聞・橋本傳左衞門 / 裸の山々・朝倉文夫 /登山列車・大谷東平 / 臺灣?莱主山の溪谷(繪と文)・石川欽一郎 /日本氷河期の山と生物・徳田御稔 /五指山・逗子八郎 /南方の空の色・西澤勇志智 / 山水と「天然色」・下山重丸 / キァンチェンジュアンガを望む(繪と文)・南薫造 /ヒマラヤの翹望・淺井治平 / ヴィスプの溪谷・荒木俊馬 /編纂覺書・川崎隆章 / 執筆家索引 /
〇この年、「北方農業研究 伊藤誠哉 監修 西ケ原刊行会 」に「北方亞細亞に於ける植物分布(館脇操) pid/1066531
〇この年、舘脇操が「[帝国学士院]研究報告 昭和16年度 帝国学士院編」に「北日本牧野の植物學的研究」を発表する。  pid/1141455
〇この年、館脇操が「[帝国学士院]研究報告 昭和17年度 帝国学士院編 」に「北日本牧野の植物學的研究」を発表する。pid/1141462
           注 16・17年度分について通番あるか確認要 2019・4・7 保坂
〇この年、館脇操が「北樺太の植物 東亜研究所 」を刊行する。
〇この年、「山西省資源調査概報 日本大使館 (在北京) 在北京日本大使館」を刊行する。      (北大調査資料 ; 第293号(経済 第120号)) pid/1885854
目次 / 一 山西學術調査研究團調査概要…(土岐章) / 地質學班 / 二 含炭層調査報告…(松下進) / 三 山西省垣曲地方地質鑛床調査報告…(石川俊夫) /四 五臺地區の地質概報…(松田亀三) / 五 地質學班第一支隊調査概報…(岩生周一) / 地理學班 / 六 山西省の自然地理學的區分…(多田文男) / 七 山西省第一次學術調査研究報告…(花井重次) / 八 山西省の陸水…(吉村信吉) / 九 人文地理報告(運城地區及五臺周邊地區)…(木内信藏) /十 人文地理報告(晋南地區及五臺地區)…(新井浩) / 十一 地理學部氣象班…(淺井辰カ) /動物學班 / 十二 山西省鳥類調査假報告…(C棲幸保) / 十三 山西省□昆蟲調査假報告…(安松京三) /十四 山西省學術調査假報告…(山下博三) /十五 山西省學術調査團採集淡水魚類…(森爲三 岡田彌一カ 中村守純) / 植物學班 / 十六 山西省植物調査第一次報告…(館脇操 古澤潔夫) / 十七 下等隱花植物…(佐藤正巳) /人類學班 / 十八 北支山西南北同蒲沿線方言調査概報…(野村正良) / 十九 民具調査概要…(染木照) /二十 人類考古調査略報告…(小野勝年) / 二十一 山西省人に就ての人類學的調査?報…(江口爲藏) /
1944 19 45 61 3月、館脇操が「御料林 (2月/3月號)(188)帝室林野局林野會」に「滿蒙北支の植物大觀特に森林樹種の分布に就て」を発表する。  pid/1540146
11月、館脇操が「新天地 24(11) 新天地社」に「綜合知識講座 北方植物の特性」を発表する。  pid/3556248
〇この年、「植物分類・地理 : 小泉博士還暦記念 植物分類地理学会 編 星野書店 」に農學博士館脇操・農學士吉村文五郎共著「臺灣産ハヒノキ屬の一新種」を発表する。 pid/1064179
〇この年、「千島学術調査研究隊報告書 第1輯 綜合北方文化研究会編 綜合北方文化研究会」が刊行される。 pid/1877311
  序文 綜合北方文化?究會理事長 海軍中將 和田專三
  幌筵海峽地帶の植物 農學博士 館脇操 赤木馨 /第一章 植物調査區域と日程 / 第二章 植物群落調査日誌

  第三章 群落概相 / 第四章 イハノガリャス群叢
〇 この年、館脇操著「北方の植物 アルス (アルス文化叢書 ; 36)」が刊行される。 pid/1064222
1945 20 46 62
1946 21 47 63 12月、 館脇操が「大道 1(8) 青玄社」に「北方の花暦」を発表する。  pid/1827478
1947 22 48 64 11月、舘脇操が「寒地農学 1(4) 柏葉書院」に「宮部線に就て」を発表する。
  また、同号に伊藤誠哉が「宮部先生の略歴」を寄稿する。  pid/1736444

〇この年、館脇操著「北国の花 柏葉書院 」が刊行される。 pid/1064221
1948 23 49 65 7月、舘脇操が「山と渓谷. (113)」に「大雪山日記」を発表する。 pid/7933811
8月、舘脇操が「花 : 科学の泉 24」を「創元社」から刊行する。
          pid/8372672 プランゲ文庫整理番号:525-37
9月、舘脇操が「植物の学習 : 野外教室」を「玄文社」から刊行する。
          pid/8372189 プランゲ文庫整理番号:512-45
〇この年、館脇操著「植物の分布 河出書房 (生物学集書 ; 10)」が刊行される。pid/1064224
1949 24 50 66 1月、館脇操が「はまなす 4(1)(34) はまなす発行所」に「迎春」を寄稿する。
  また、同号に佐藤紅緑が「北海道の特徴を把持せよ」・富安風生が「雁來る(作品)」を寄稿する。pid/7963850
6月、館脇操が「旅 23(6)日本旅行倶楽部,新潮社,ジェイティービー,日本交通公社 (1963年),」に「森林交響樂」を発表する。
  また、同号に柳宗悦が「アイヌの民藝」・更科源藏「コタンの人々」を発表する。pid/7887513 
8月、舘脇操 が「北見営林局造林課報 1(4) 北見営林局 」に「知床半島沿岸地帶の植物(豫報)(T) 」を発表する。   pid/1796035
8月、館脇操が「山 (161) 朋文堂」に「北海道の屋根を行く」を発表する。 pid/3565205
12月、館脇操が「科学朝日 26(12)(307) 朝日新聞社 [編] 」に「北海道の草原と湿原」を発表する。 pid/2335377
12月、「植物研究雑誌 24() 植物研究雑誌編集委員会 編 ツムラ 」が刊行される。  pid/3347869
アイヌ植物名について / 宮部金吾  ホトトギス属の一新種 / 館脇操 日本植物区系の基礎としてのマキネシア / 前川文夫 /我國暖海フローラに加えらるべき紅藻の5属 / P川宗吉 /Ocystaceae の一新属新種 Makinoella tosaensis / 岡田喜一 / 美濃國養老村菊水泉の藻願について / 米田勇一 /
〇この年、舘脇操が「北方風物叢書 第2輯 北方書院」に「原始林」を発表する。 pid/1043703
〇この年、館脇操が「農学講座 第4巻 木原均 等編 柏葉書院」に「作物分類學汎論」を発表する。 /pid/1162866
〇この年、「北海道文化賞」を受賞する。
1950 25 51 67 3月、館脇操が「北見営林局造林課報 2(2) 北見営林局 」に「置戸目營林署管内植物」を発表する。 pid/1796038
6月、舘脇操が「山と渓谷. (133)」に「尾P花譜(濕原花譜・高山花譜)」を発表する。  /pid/7933831
7月、 館脇操が「農業北海道 2(8) 北海道新聞社」に「北海道の雜草(上)」を発表する。 /pid/2312367
8月、館脇操が「旅 24(8)日本旅行倶楽部,新潮社,ジェイティービー,日本交通公社 (1963年),日本交通公社」に「危機に立つ毬藻 」を発表する。
  また、同号に武田久吉が「海と山の特集 亡びゆく尾瀬沼」・伊達光太郎が「海と山の特集 釣とハイキング・相模川渓谷」を発表する。  ,pid/7887527 
8月、館脇操が「農業北海道 2(9) 北海道新聞社」に「北海道の雑草〔下〕」を発表する。 pid/2312368
9月、杉山吉良 ; 館脇操 が「アサヒカメラ 35(9)(205) 朝日新聞出版,朝日新聞社 」に「アッツの花」を発表する。  pid/7969387
〇この年、「植物学選集 : 宮部金吾博士九十賀記念 日本植物学会 編 養賢堂」が刊行される。
宮部先生の略歴  伊藤誠哉 / 植物方言の小解 牧野富太カ /植物の名義と方言 武田久吉/ ケシヤウヤナギに就て 木村有香 /日本植物地理學の寄與 舘脇操  pid/1369491
1951 26 52 68 〇この年、館脇操, 吹上芳雄執筆「北限地帯におけるヒバ林の植生 函館営林局編 函館営林局」が刊行される。  pid/2461044
ヒバ林の調査地/厚澤部川流域におけるヒバ林 / 安野呂川上流のヒバ林 /俄蟲のヒバ林 /目名川流域のヒバ林 /メノコシ澤上流のヒバ林 /矢櫃川のヒバ林 /豐部内川流域におけるヒバ林 /椴川流域におけるヒバ林 / 天ノ川流域におけるヒバ林 /流溪川におけるヒバ林 /
〇この年、「世界地理大系 第2巻 (日本) 石田竜次郎, 渡辺光 共編 河出書房」に「生物資源(館脇操) 」を発表する。  /pid/3004875
1952 27 53 69 3月、館脇操が「中央気象台研究時報 4(特別) 中央気象台編」に「落石附近の植生」を発表する。pid/2370556
6月、館脇操が「新都市 北海道特集6(6) 都市計画協会」に「都市の横顔」を発表する。   pid/2736778
〇この年、館脇操が「防霧林に関する研究 第2輯(昭和26年度) 北海道大学低温科学研究所編」に「落石附近の植生」を発表する。  pid/246
4635
〇この年、館脇操著「樹木学 第1編 (樹木の形態)  日本林業技術協会 (林業技術叢書 ; 第11輯)」を刊行する。   pid/2470325
〇この年、農学部教授となる。
1953 28 54 70 6月、舘脇操が「旅 27(6)日本旅行倶楽部,新潮社,ジェイティービー,日本交通公社 (1963年),日本交通公社」に「生きている自然 風土の科学とその生活 島 枯草を焚き草を食う(飛島) 」を発表する。
 また、同号に金森徳次郎が「
生きている自然 風土の科学とその生活 季節に香る 山上の隠者」、岡田喜一が「日向の山奥から」を発表する。  pid/7887561
8月、「山 (207) 朋文堂」が刊行される。    pid/3565251
高山植物寫眞解説 コマクサ(原色版) / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 ハクサンコザクラ(原色版) / 田邊和雄 / 高山植物寫眞解説 チングルマ(原色版) / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 チシマギキョウ(原色版) / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 キヌガサソウ(原色版) / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 クロユリ(原色版) / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説説 シラネアオイ(原色版) / 田邊和雄 / 高山植物寫眞解説 コバイケイソウ(原色版) / 田邊和雄 / 高山植物寫眞解説 ミヤマダイコンソウ・トウヤクリンドウ・ミヤマオダマキ・ウサギギク / 武田久吉 /高山植物寫眞解説 タカネコウゾリナ・ヨツバシオガマ・コバノツメクサ・クモマグサ・イワベンケイ / 武田久吉 / 高山植物寫眞解説 アオノツガザクラ・ミヤマリンドウ・ミヤマイ・タカネヨモギ・ミヤマキンポウゲ / 武田久吉 /高山植物寫眞解説 ハヤチネウスユキソウ・シロウマウスユキソウ・ミヤマアズマギク・イワギキョウ・タカネマツムシソウ・リンネソウ / 田邊和雄 / 高山植物寫眞解説 シロウマリンドウ・ヒメセンプリ・ミヤマシオガマ・ミヤマムラサキ・イワウメ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 タカネシダ・ミヤマメシダ・ヘビノシタ・ムシゴケ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 ウルップソウ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 ミソガワソウ / 田邊和雄 / 高山植物寫眞解説 ミヤマアケボノソウ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 キバナシャクナゲ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 ハクサンシヤクナゲ / 田邊和雄 / 高山植物寫眞解説 コケモモ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 ヂムカデ / 田邊和雄 / 高山植物寫眞解説 イワヒゲ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 シラタマノキ / 田邊和雄 / 高山植物寫眞解説 ウラシマツツジ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 ミネザクラ / 田邊和雄 / 高山植物寫眞解説 シロウマオウギ / 田邊和雄 / 高山植物寫眞解説 シコタンソウ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 フジハタザオ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 ハクセンナズナ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 ハクサンイチゲ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 タカネヒキノカサ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 タカネキンポウゲ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 チョウカイフスマ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 タカネマンテマ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 タカネイワヤナギ / 田邊和雄 /チドリ / 田邊和雄 /高山植物寫眞解説 ネバリノギラン / 田邊和雄 /アルプスの高山植物切手 / 小倉謙 /高山植物とお花畠 / 武田久吉 /高山と種の起源 / 竹中要 /私達は高山植物です / 田邊和雄 /ヒマラヤの高山植物 / 北村四カ / 北海道固有の高山植物 / 館脇操 /高山植物を語る――座談會 / 武田久吉 ; 田邊和雄 ; 荒川一カ ; 小澤元之助 ; 山下一夫 /高山植物の培養 / 鈴木吉五カ /植物採集と標本の作り方 / 平林てるを / 高山植物採集地案内 東北地方 / 伊藤敝 /高山植物採集地案内 尾Pと日光 / 田邊和雄 / 高山植物採集地案内 南北・中央アルプス / 山村大一カ /世界のエーデルワイス / 山下一夫 /高嶺の花に寄せて / 坂倉登喜子 /印象に殘つた高山植物 / 津端生子 /私は高きものを求む / 千葉正夫 / 高嶺の花十花撰 / 武州大五カ /ガイドのみた高山植物 / 星野貢 /山岳小説 K3の頂上 / ウルマン ; 妹尾アキ夫 / ある山案内人のこと / ギド・レイ ; 長越成雄 /山俳壇 / 河野南畦 /山歌壇 / 泉甲二 /山と高原の會會報 / 山彦 / 石井良三 ; 田昭二 ; 川上公子 ; 篠木登 ; 角田敦彦 ; 筈見英世 ; 矢久保コ司 ; 深田久彌 / 私は誰でしよう /書評「尾P」 / 深田久彌 /
10月、舘脇操が「林業試験場研究報告 (64) 森林総合研究所編」に「防霧林の植生」を発表する。     pid/1772113
1954 29 55 71 〇この年、館脇操著「植生スケッチ集 名古屋営林局 」を刊行する。 pid/1374773
目次 /緒論 /
1. 越中常願寺川と称名川 / 立山へ・立山の森林帯・立山森林概況・河岸林 /
2. 越中K部 /黒部より愛本・森林概観・ゴヨウマツ自生地の植生
       黒部ブナ林の植物目録・愛本のウラジロカシ林/
3. 乘鞍岳 /高山より乗鞍岳・安房峠の針葉樹林・乗鞍岳の針葉樹林・ 群落構成 /
4. 飛騨双六谷 /双六谷へ・森林概観 ・針葉樹林の下生植物・広葉樹林の下生植物・トウヒ林 /
5. 飛騨谷 /横谷へ・サワグルミ林 /
6. 飛騨森茂谷 /森茂谷から荻町・森茂山国有林・大谷の植物目録 / ブナ林 ・ トチノキーサワグルミ林
7. 飛騨甲の過放牧地 /甲の過放牧地 /過放牧地の標準地 /過放牧と植生 /
8. 飛騨側御岳山 /宮国有林より御岳山胡桃島国有林へ・ 御岳山の針葉樹林 ・胡桃島国有林 /
9. 日本中部森林帶植生の一断面概況 /
〇この年、館脇操著「阿寒国立公園足寄口の植生 帯広営林局」を刊行する。 pid/1374215
1955 30 56 72 4月、館脇操が「グリーン・エージ 5(4) 森林資源総合対策協議会」に「スエーデンの森林漫歩」を発表する。  pid/2383117
5月、館脇操が「國立公園 (66)自然公園財団,国立公園協会,國立公園研究会」に「スエーデン極地圏の国立公園」を発表する。    pid/6060871
8月、館脇操が「グリーン・エージ 5(8) 森林資源総合対策協議会」に「北海道の森林点描」を発表する。   pid/2383121
10月、館脇操が「自然科学と博物館 22(6/7/8/9) 国立科学博物館」に「リンネとスエーデン」を発表する。  pid/2376570
10月、館脇操が「アサヒカメラ 40(10)(266) 朝日新聞出版,朝日新聞社」主催の座談会に出席、「記事 北海道の新撮影地を語る (座談会) / 楡金幸三 ; 館脇操 ; 岡田正夫 ; 針生巖 」掲載される。     pid/7969454
12月、舘脇操が「山と渓谷. (198)」に「山村のクリスマス スイス日記の一節」を発表する。pid/7933895
〇この年、舘脇操・高橋啓二と「石狩川源流原生林総合調査報告 1952-54 石狩川源流原生林総合調査団 旭川営林局」に「植物群落」を発表する。 pid/2477879
〇この年、「日本文化風土記 第1巻 (北海道篇) 和歌森太郎, 吉田精一, 小川徹編 河出書房」が刊行される。 pid/2984912
北海道の植物誌 舘脇操 北辺の探検誌 加納一郎 アイヌの社会 泉靖一 アイヌ絵 越崎宗一 札幌農学校と炭礦汽船 榎本守恵 /札幌を中心に石狩の文学 風巻景次郎 /日本最大の国立公園 森寿美衛 /屯田兵の開いた上川盆地 榎本守恵 /
1956 31 57 73 3月、 館脇操が「科学 26(3) 岩波書店」に「H.KIHARA:Fauna and Flora of Nepal Himalaya」を発表する。  pid/3217901
8月、「日本文化財 (16) 奉仕会 奉仕会出版部」に館脇操が「マリモの価値とその保護」と佐野文一郎が「マリモ保護の諸問題」を発表する。   pid/1745173
1957 32 58 74 5月、館脇操が「國立公園 (90)自然公園財団,国立公園協会,國立公園研究会」に「ソグネフョールド探る(其の一)=Sogne Flord that I feeled」を発表する。   pid/6060891
7月、館脇操が「國立公園 = (92/93)自然公園財団,国立公園協会,國立公園研究会」に「ソグネフョールド探る((其の二)完) (No.2)」を発表する。  pid/6060893
8月、館脇操が「自然科学と博物館 24(5/6) 国立科学博物館,東京博物館」に「ノールウェーの植物園と博物館」を発表する。   pid/2376579
9月、舘脇操が「旅 31(9) 日本旅行倶楽部,新潮社,ジェイティービー,日本交通公社 (1963年),日本交通公社,日本旅行協会」に「オホーツクの四季の味覚」を発表する。   pid/7887612
1958 33 59 75 7月、館脇操が「婦人之友 52(7) 婦人之友社」に「私の散歩道 北大の原生林」を発表する pid/3562874
〇この年より定年まで、北海道大学植物園長を兼務される。園長の時期再確認要
1959 34 60 76 6月、館脇操が「國立公園 (115)自然公園財団,国立公園協会,國立公園研究会」に「網走国定公園の植生」を発表する。   pid/6060912
〇この年、館脇操著「北欧の森林 日本林業技術協会」が刊行される。 pid/2984434
目次 / 序文 /空の旅 / スウェーデン /スウェーデンの都市 /スウェーデンの横顔 / 極地圏 / スウェーデンの食卓 /スウェーデンの森林漫歩 / ラムリューサの林木採種園 /ドュリェー教授研究室 /リンネとスウェーデン / ノルウェー / オスロ日記 / ベルゲン線 /ベルゲン付近 /ソグネフィヨルドを探る /ノルウェーの植物園と博物館 /北欧の朝食 / デンマーク /コペンハーゲン周辺 /エックスカーション /ヘルスホルムの研究所 / デンマークの食卓 /スイス /山村のクリスマス /フランス /フランス素描 / フランス植物生態学のメッカ(モンペリエ) / 流離 /あとがき / 文献
1960 35 61 77 10月、池田弥三郎 ; 館脇操 ; 佐藤磐根 ; 柏倉俊之が「実験治療 (342) 武田薬品工業株式会社,実験治療社 武田薬品工業 」に「常識の盲点」を発表する。   pid/3429571
〇この年、「日本山岳風土記 第5 (東北・北越の山々) 長尾宏也等編 宝文館」が刊行される。 pid/2985552
    八甲田山の思い出 館脇操 /早池峰山紀行 岡田喜一 /出羽の名山鳥海 武田久吉
〇この年、「日本山岳風土記 第6 (北海道の山々) 長尾宏也等編 宝文館」が刊行される。 北海の奇勝を探る 武田久吉 /北海道の植物誌 館脇 操  pid/2980484
   
1961 36 62 78
1962 37 63 79 7月、館脇操が「全人教育 36(7)(155) 玉川大学 玉川大学通信教育部」に「ハワイの旅 」を発表する。  pid/6081746
8月、館脇操が「全人教育 36(8)(156) 玉川大学 玉川大学通信教育部」に「ハワイの旅--連載第二回 」を発表する。  pid/6081747
9月、館脇操が「全人教育 36(9)(157) 玉川大学 玉川大学通信教育部」に「ハワイの旅--連載第三回 」を発表する  pid/6081748
12月、館脇操が「全人教育 36(12)(160) 玉川大学 玉川大学通信教育部」に「ハワイの旅―連載第四回」を発表する。  pid/6081751・
1963 38 64 80 3月、舘脇操が「北海道大学植物園研究報告 (1) 北海道大学農学部附属植物園 北海道大学農学部附属植物園」に「瀬戸内海より中国山脈への一断面-続-山陽東部(日本森林植生図譜-9-)」を発表する。  pid/1771084
5月、館脇操が「朝日ジャーナル 5(19)(218)朝日新聞社 [編]」に「旅情 西ドイツ」を発表する。 pid/1724757
7月、舘脇操が「グリーン・エージ 13(7) 森林資源総合対策協議会」に「ドロミーテンの晩秋」を発表する。  pid/2383254
〇この年、館脇操著「北海道 保育社 1963 (カラーブックス)」が刊行される。  pid/3013626

〇この年、定年により退職する。
1964 39 65 81 5月、舘脇操が「植物研究雑誌 39(5)(436) 植物研究雑誌編集委員会編 ツムラ」に「タイセツヒナオトギリ(新種)〔英文〕 」を発表する。  pid/3348044
1965 40 66 82 3月、館脇操が「自然科学と博物館 32(1/2) 国立科学博物館,」に「KewとEdinburgh植物園-1- 」を発表する。    pid/2376631
5月、館脇操が「植物研究雑誌 40(5)(448) 植物研究雑誌編集委員会編 ツムラ」に「コケヌマイヌノヒゲについて」を発表する。 pid/3348056
6月、館脇操が「自然科学と博物館 32(3/4) 国立科学博物館」に「KewとEdinburgh植物園-2-」を発表する。 pid/2376632
12月、館脇操が「自然科学と博物館 32(9/10) 国立科学博物館」に「KewとEdinburgh植物園-3-」を発表する。  pid/2376635・
〇この年、館脇操が「大雪山のあゆみ 層雲峡観光協会」に「大雪山の植物」を発表する。 pid/2997374
1966 41 67 83 2月、館脇操が「自然科学と博物館 33(1/2) 国立科学博物館」に「KewとEdinburgh植物園-4- 」を発表する。
  また、同号に鈴木重昭が「箱根用水(深良川)ノート」を発表する。  pid/2376637
9月、舘脇操が、「北海道大学農学部演習林研究報告24巻2号」に「日本森林植生図譜(X) 奥日光の森林植生」を発表する。
10月、舘脇操が「グリーン・エージ 16(10) 森林資源総合対策協議会」に「オレゴンパインの原始林――バンクーバー島紀行」を発表する。  pid/2383293
12月、館脇操が「科学朝日 26(12)(307) 朝日新聞社 [編] 」に「北海道の草原と湿原」を発表する
。  pid/2335377
1967 42 68 84
1968 43 69 85 〇この年、「東北・北越の山々 宝文館出版 (山の風土とその紀行)」が刊行される。 pid/2985552
巻桟山 深田久弥 / 八甲田山の思い出 館脇操 /早池峰山紀行 岡田喜一 /出羽の名山鳥海 武田久吉 /積雪期飯豊山大日岳牛首尾根 エーデルエワ゛イス山岳会 /南部恐山 伊藤 隼 /山のシーズン / 山の秋 高村光太郎 /吹雪の話 阿部次郎 /草木によせて / 尾瀬はどうして出来たか 田辺和雄 /神苑尾瀬 平野長英 / 鳥の声、けものの足跡 / 亜高山鳥の宝庫尾瀬 中西悟堂 /
〇この年、栗谷川健一編「カラー北海道 山と渓谷社 1968 (山渓カラーガイド)/ 監修者: 館脇操, 楡金幸三」が刊行される。  pid/3006490
〇この年、舘脇操が「カラー旅 第1 (北海道) 主婦と生活社 編 主婦と生活社」に「北海道の花と樹々」を発表する。又同号に更科源蔵が「アイヌの歴史と文化」を発表する。 pid/3006446
〇この年、「北海道の山々 宝文館出版 (山の風土とその紀行)」が刊行される。
   北海道の植物誌 館脇操 / 狼興亡史他 更科源蔵 pid/2975448
   
1969 44 70 86 1月、舘脇操が「北海道大学植物園研究報告 (2) 北海道大学農学部附属植物園 」に「日光戦場が原湿原の植生」と 「石狩川上流高原温泉の植生」を発表する。   pid/1771085
7月、舘脇操 砂川圭子が「ハイカー (165) 山と渓谷社」に「
花の楽園 利尻と礼文」を発表する。 pid/2295938
1970 45 71 87
1971 46 72 88 3月、「出版ニュース : 出版総合誌 (862) 出版ニュース社,日本出版配給株式会社」が刊行される  pid/3435191
 わが著書を語る / 西山松之助 ; 向坂逸郎 ; 梶木剛 ; 舘脇操 ; 中村昌生 ; 吉村貞司 ; 佐藤寒山 ; 柴崎達雄
  北方植物の旅 / 館脇操

5月、舘脇操が「農業北海道 23(5) 北海道新聞社」に「随想 北の早春譜」を寄稿する。 pid/2312523
1972 47 73 89 3月、舘脇操が「グリーン・エージ 22(3) 森林資源総合対策協議会」に「随想・欧州の森林と緑化 」を発表する。    pid/2383159
〇この年、「北海道新聞文化賞」を受賞する。
1973 48 74
1974 49 75 8月、舘脇操が「道路と自然 2(1)(5) 「道路と自然」編集委員会編 道路緑化保全協会」に「早春の箱根路と富士山麓」を寄稿する。   pid/3237018
11月、「道路と自然 2(2)(6) 「道路と自然」編集委員会編 道路緑化保全協会」主催の座談会に出席する。  
   座談会 海外の道路の環境と緑化 / 岡崎文彬 ; 舘脇操 ; 田中鉄也 ; 三橋一也
  梶原和敏 ; 坂本起志夫 ; 松崎喬 ; 山根孟 ; 平永博 ; 堀江興   pid/3237019
1975 50 76 1月、館脇操が「季刊北方圏 (10) 北海道国際交流協力総合センター,北方圏センター,北方圏調査会 北海道国際交流・協力総合センター」に「陸続きだったシベリアと北海道――樹木に見る関連性」を発表する。  pid/2832826
1976 51 77 7月18日、舘脇操が入院中の病院で心不全のため亡くなる。
11月、「道路と自然 4(2)(14) 「道路と自然」編集委員会 編 道路緑化保全協会」に追悼号が組まれ石神甲子郎が「館脇操君の想い出」を述べる。  pid/3237027
また、同号に 桜井滋也・伊吹浩が「大道路緑化紹介 日光宇都宮道路における緑化修景工事紹介」の記事を掲載する。
1977 52 〇この年、「千島概誌 北海道庁 編 国書刊行会」が刊行され「千島列島の植物 北海道帝國大學農學部農學博士 舘脇操」として掲載される。 pid/9490742
1978 53 〇この年、「尾瀬と桧枝岐 川崎隆章 編 木耳社」が刊行され「尾Pをめぐりて 館脇操」が掲載される。pid/9641560
1979 54
1980 55
1981 56
1982 57
1983 58
1984 59
1985 60
1986 61
1987 62
1988 63
1989 64
1990 平成2年
1991 3
1992 4
1993 5
1994 6
1995 7
1996 8
1997 9
1998 10
1999 11
2000 12
2001 13
2002 14
2003 15
2004 16
2005 17
2006 18
2007 19
2008 20
2009 21
2010 22
2011 23
2012 24
2013 25
2014 26
2015 27
2016 28
2017 29 8月8日、「阿寒国立公園」が「阿寒摩周国立公園」へ名称変更となる。
2018 30
2019 31
2020 令和2年
2021 3
                      博士の研究論文や書籍等につきましては工事中のため暫らくお待ち下さい。 2019・4・11 保坂
年譜の作成時に感じていること     2019・4・18
 導入部分では、「舘脇操」と「館脇操」が混在していることに、先ず驚きました。書物の一つ一つを確認していませんので、何とも云えませんが、国会図書館側のデータ入力時の間違いか、先ずその辺で驚いてしまいました。そこで、実際のことがまだ分かりませんので年譜には、そのままの名字を投入しました。
 辻井 達一さんが、生物学者小伝(17)の中で、舘脇先生のことを「型破りの研究人生で」と評したのは、先ずは名前からも云えるのではないかと、名字をこれほどに間違っても、大量の論文や書籍があるのも、また、また、くよくよしていないところ、あの「カラダツキ」からもなるほどと感じています。
 植物学では、武田久吉博士の年譜づくりにも時間がかかり、今も続いていますが、それと同じように、時間がかかりそうです。
 今のところ、ひとつの詩からここまで辿りつきました。
 今、私たちは、北方の植物と云うと北海道くらいまでを考えてしまいがちですが、宮部、武田、舘脇先生たちのご活躍のころは、アルーシャン列島や樺太全土までがご研究の対象となっていましたので、その領域は途轍もなく広く、「山西学術探検記」のことなどを含めますと大変な事態となります。
 そこを、ひとつひとつ、ひも解いて行けたらと思っていますが、どうなることやら、取りあえず、「宮部線」誕生までを辿りたいと思っています。

参考資料
舘脇操著「となかひ」 発行年 不明
工藤祐舜・舘脇操著「北樺太植物調査報告書」 発行 薩哈嗹軍政部 大正十一年十月
「樺太の森林」 発行 樺太庁農林部林務課 昭和3年7月
工藤祐舜著「シュミト半島植物調査報告書」 発行 薩哈嗹軍政部 大正十二年十月
山西學術探検記  発行 朝日新聞社 昭和18年4月10日
北海道大学総合博物館 ボタンテァ ニュース No42〜44号 舘脇操先生小伝 抜粋特別号 2016・9〜2017・3

武田久吉博士(年譜)からの写真
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