花咲く長篠から、
  早川孝太郎さんの生涯を尋ねて

                            
hayakawa-koutarou.html
2020・8・10 はじめ ドルメン・郷土研究雑誌は未調査
20202/8/13 鹿児島県十島村黒島採訪調査を追加
2020/8/13 「尊き足跡 −故宮本勢助氏のことども−」の記述を追加 
はしがき
 私は長篠に未だ行ったことがない。限りある人生の中で私は、長篠に行かなければならないと思う気持ちでいる。だが未だ実現していない。多分、花咲く里であろうと、だが、現実は、直ぐ脇を第二東名が走り、どうもサービスエリアもあるらしい。
 私の知りたいのは、静かな長篠で、そこから聴こえてくる長篠の風景である。早川孝太郎さんはこの世に、素晴らしい実績を残しました。私が特に驚いたのは、『花祭』であるかも知れませんが、それよりも、そこに記録されていた頑丈なまでの資料群でした。特に祭文の二百九十八番もあった「牛頭天王島祭り」は特にです。どんなお気持ちをお持ちになりながら寫し終えたのか。私はそう云うところを知りたいと考えていますが、多分、このままでは、わからないと思っています。早川孝太郎さんの「私」を少しでも知りたいと年譜にし、思考の変化を、また、その生涯を尋ねて見たいと思っています。・・・・・・、中々に難しいです。

西暦 和年号 年齢 出来事
1888 明治21年
1889 22 12月20日、愛知県南設楽郡長篠村(現新城町)横山に生れる。
1890 23 1
1891 24 2
1892 25 3
1893 26 4
1894 27 5
1895 28 6
1896 29 7
1897 30 8
1898 31 9
1899 32 10
1900 33 11
1901 34 12
1902 35 13 〇この年、豊橋市の銀行勤めをする傍ら私立素習学校に入学する。
1903 36 14
1904 37 15
1905 38 16
1906 39 17 〇この年、私立素習学校を卒業、画家を志し、東京赤坂の葵橋洋画研究所に入所する。
1907 40 18
1908 41 19
1909 42 20
1910 43 21 4 月、葵橋洋画研究所を退き、『白馬会(黒田清輝主宰)』に属する。併せて後日本画に転じ松岡映丘に師事する。 (松岡映丘を通じて柳田国男氏の主宰する雑誌郷土研究を始める。)
1911 44 22
1912 大正元年 23
1913 2 24 3月、柳田國男が「郷土研究」を創刊する。
1914 3 25
1915 4 26 4月、「郷土研究3巻2号 p53〜p55 郷土研究社」に「色々の蛇」を発表する。
  (郷里に於ける蛇に関する伝承話)
1916 5 27
1917 6 28 3月、雑誌「郷土研究」が四巻十二號で休刊となる。
〇この年からT13年まで、東京下谷区池之端七軒村に住み、近所付き合いから、民具の収集していた宮本勢助と知り合う。
1918 7 29
1919 8 30
1920 9 31 〇この年、柳田国男,早川孝太郎,佐々木喜善共著「炉辺叢書 第一編 」を「玄文社」から刊行する。pid/1909318
一 日向の頭K / 二 頭白上人 /三 土中出誕の僧たち /四 桑原の欣淨寺 / 五 通幻禪師の故ク /六 佐夜の中山 /七 夜啼の願掛 / 八 赤子の聲と石 / 九 神に祀つた赤子 / 一〇 啼地藏、啼藥師 /一一 赤子の足跡 / 一二 塞の河原 / 一三 石を積む風習 / 一四 道祖と地藏 /一五 子捨川 /一六 子敦盛と下り松 /一七 棄兒の儀式 /一八 子賣地藏 /一九 子安神の變遷 / 二〇 境の神に子を祷る風習
〇この年、柳田国男,早川孝太郎,佐々木喜善共著「炉辺叢書 第二編 」を「玄文社」から刊行する。 pid/1909324
おとら狐の話…早川孝太カ / 誑す狐と憑く狐…柳田國男 / 狐を使ふ人 / 人に憑く物何々 / 人の名を附く狐 / おとらと云ふ狐の名 / 目一つ足一つ
〇この年、柳田国男,早川孝太郎,佐々木喜善共著「炉辺叢書 第三編 」を「玄文社」から刊行する。 pid/1909327
一 子供の時の記憶
二 近頃耳で聞いた話 / 實話として傅ふるもの / 物語化したるもの
三 手紙で答へられたもの / 有ると云ふ地方の分 /無いと云ふ地方の分
四 關係あるかと思はれる事項
  (イ)オクナイサマ / (ロ)オシラサマ / (ハ)惡い疊、疊ころがし / (ニ)幼兒の靈魂 /(ホ)念佛童子
  (ヘ)類似の名稱 /(ト)近隣民族の類似信仰 /
ザシキワラシの種類及別名表 / ザシキワラシ出現の塲所及家名表 /  此序に言つて置きたい事(柳田國男)
〇この年、柳田国男,早川孝太郎,佐々木喜善共著「炉辺叢書 第四編 」を「玄文社」から刊行する。pid/1909331
一 猿丸大夫 /二 會津の猿丸大夫 /三 日光の猿丸 / 四 宇都宮の小野氏 / 五 阿津賀志山 / 六 山立由來記 /七 磐次磐三カ /八 卍字と錫杖 /九 蛇と蜈蚣 / 十 田原藤太 /十一 龍太と龍次 /十二 三井寺の釣鐘 /十三 蒲生氏の盛衰 /十四 猿丸と小野氏 / 十五 朝日長者
1921 10 32 12月、「三州横山話」を「郷土研究社・玄文社」から刊行する。
1922 11 33 2月、松本信廣が三田史学会編「史学 1(2) p.347-348」に「早川孝太郎著『三州横山話』」を紹介する。
3月、「少女画報 11(3) 新泉社」に「春宵雜話」を発表する。 pid/1799184
1923 12 34 12月22日、柳田國男の自宅に於いて民俗学に関する第1回談話会が開かれ出席する。
 参会者:早川孝太郎・金田一京助・三上永人・今泉忠義・松本信廣・松本芳夫・中山太郎・西村眞次・岡正雄・岡村千秋・宮本勢助
1924 13 35
1925 14 36 5月、松本芳夫が三田史学会編「史学 4(2) p.305-306」に「能美郡民謠集(早川孝太郎編, 郷土研究社發行)」を紹介する。
6月、宮本勢助と酒田より象潟を廻り、本荘矢島までの旅を行う。
 大正十四年の初夏、私が飛島からの還りに坂田の町で落合って、あれから福浦、小砂川と、羽越街道を下って、その日は象潟廻り、翌日は金浦から東に山を越して矢島の町へ向かった。象潟の宿で雇った梅さんといふ案内者と三人で、茫漠とした冬師の原を横ぎったものであったが、僅々二十年足らず前であるが、あの時の二人の服装は、今憶ふと一つの風俗資料である。寒からうと言ふので私は借物の厚い冬の洋服、宮本さんは紺サージの詰襟服にカン帽、紺の脚絆甲掛、たしか地下足袋を履いて居られた。私は田舎育ちのことで山路にはさして困難を感じなかったが、宮本さんはこの無茶な旅程に可成り迷惑せられたやうであった。今でもはっきり目に残って居るが、三人の歩き方が変わって居た。同じ道づれでありながら散り散りに歩いてゐる。案内者は日没を案じて先へ先へと急ぐ。一方宮本さんの脚は兎角後れ勝で、案内者との間隔がいつも三四丁はある。私は両者の連絡なやうな立場で其中間を歩いて居た。さうして後から來る宮本さんを振返ると、洋傘を杖にして、時折立留っては空を仰いで居られた。矢島の町に辿りついたのは長い六月の陽もくれてあたりはもう暗くなって居た。しかし無事辿りついた事を悦び合って祝盃だと言ってビールを注文したものである。翌朝宮本さんは秋田から山形のモンペを見たいからと言はれて、いろとお薦めしたが結局お別れすることになった。(略)/宮本さんのお供をして旅をしたのは、それから後、三河の花祭りに御案内した時と、私が福岡に居る時、九州旅行の途次お尋ね下すって、大宰府へお供したときの、前後三回しかないが、勿論この矢島でお別れした時ほど印象深いものはない。((昭和17年)八月七日東京にて) 
             1943・5 旅人伝説 早川孝太郎著「尊き足跡 −故宮本勢助氏のことども−」より
8月、京橋富士見軒永楽クラブでの北方文明研究會創立會に出席する。
  参会者:柳田國男・早川孝太郎・金田一京助・折口信夫・中山太郎・内藤吉之助・岡村千秋・伊波普猷
11月4日、柳田國男が『民族』を創刊する。
〇この年、東京青山に「日本青年館」完成、全国各地の舞踊や民謡を集めて公開する「郷土舞踊と民謡の会」が活動を開始する。
1926 昭和元年 37 1月、折口信夫が正月に早川孝太郎と愛知県豊根村三沢山内の花祭りと長野県旦開村新野の雪祭を見学する。
1月15日、「郷土研究社第2叢書猪・鹿・狸」を「郷土研究社」から刊行する。 pid/1020557 閲覧可能
猪 /狩人を尋ねて /子猪を負んだ狩人 /猪の禍ひ /猪垣の事 /猪の案山子 /村の變遷と猪 /猪除けのお守 /空想の猪 /猪の跡 /猪に遇つた話 /猪狩の笑話 /昔の狩人 /山の神と狩人 /猪買と狩人 /猪の膽 /手負猪に追はれて /代々の猪撃 /不思議な狩人 /巨猪の話 /
鹿 /淵に逃げこんだ鹿 / 鹿の跡を尋ねて /引鹿の群 / 鹿の角の話 /鹿皮のタツツケ /鹿の毛祀り /山の不思議 /鹿に見えた砥石 /鹿撃つ狩人 /十二歳の初狩 /一ッ家の末路 /鹿の玉 /淨瑠璃御前と鹿 /親鹿の瞳 /鹿の胎兒 /鹿捕る罠 /大蛇と鹿 /木地屋と鹿の頭 /鹿の大群 /
狸 /狸
の怪 /狸の死眞似 /狸の穴 /虎挾みと狸 /狸を拾つた話 /砂を振りかける /狸と物識り /狸の火 /呼ばる狸 /眞黒い提灯 /鍬に化けた狸 /狸か川獺か /娘に化けた狸 /狸の怪と若者 /塔婆に生首 /緋の衣を纒つた狸 /狸寄せの話 /狸と印籠 /古茶釜の話 /古い家と昔話 /狸の最後 /跋/
3月、松本 芳夫が三田史学会編「史学 5(1) p.149-150 」に「羽後飛鳥圖誌(早川孝太郎著, 郷土研究社發行)/與那國島圖誌(本山桂川著, 郷土研究社發行)」について紹介する。
 
  炉辺叢書No1〜38の内容一覧表   注 炉辺叢書Noと著書との照合は未確認 2020・8・1 保坂
No 著書 著者 発行年 No 著書 著者 発行年
1 山原の土俗 島袋源七 1929.2 21 津輕舊事談   中道等   1925.12
2 富山市近在方言集 田村榮太郎 1929.2 22 琉球人名考   東恩納寛惇 1925.4
3 信達民譚集 近藤喜一 1928,9 23 シマの話  佐喜真興英 1925.5
4 方言採集手帖 東条操 1928 24 吉備郡民謠集  槇本楠郎  1925.3
5 紀州有田民俗誌 笠松彬雄   1927.10 25 相州内郷村話  鈴木重光 1924.9
6 牟婁口碑集  雜賀貞次郎 1927.8 26 筑紫野民譚集  及川儀右衛門 1924.6
7 小縣郡民謠集 小山眞夫編 1927.3 27 八重山島民謠誌 喜舎場永c編 1924.4
8 古琉球の政治    伊波普猷 1927.2再版 28 能美郡民謠集   早川孝太郎  1924.11
9 甲斐の落葉 山中共古 1926.11 29 アイヌ神謠集 知里幸惠編 1923.8
10 東石見田唄集 三上永人編 1926.8 30 江刺郡昔話   佐々木喜善 1922.8
11 チャモロ語の研究 松岡靜雄 1926.10 31 小谷口碑集 小池直太郎編 1922.6
12 遠野方言誌  伊能嘉矩著 1926.6 32 熊野民謡集 松本芳夫編 1922.12
13 越後三條南郷談  外山暦郎 1926.4 33 郷土誌論  柳田国男編 1922.3
14 紫波郡昔話  佐佐木喜善 1926.1 34 祭禮と世間  柳田國男  1922.8
15 續飛騨の鳥   川口孫治郎 1926.7 35 古琉球の政治  伊波普猷  1922.3
16 口丹波口碑集  垣田五百次
坪井忠彦
1925.8 36 南島説話 佐喜眞興英  1922.5
17 土佐風俗と傳説 寺石正路編  1925.4 37 三州横山話  早川孝太郎著 1921.12
18 與那國島圖誌 本山桂川 1925.10 38 騨の鳥 [正] , 続 川口孫治郎編 1921-
19 沖縄の人形芝居 宮良當壯編 1925.1 39
20 羽後飛島圖誌 早川孝太郎 1925.10 40
〇この年、たまたま渋沢敬三氏にあい、設樂地方に伝わる神楽の話を行う。渋沢氏はこれを徹底的に調査することをすすめ、その経費を負担することを約束した。そこで本腰をすえて調査に乗り出した。
          宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
1927 2 38 7月、「民俗芸術の會」が結成される。  出展:柳田國男年譜
8月、安政三年を最後に行なわれなくなった大神楽の実見者を探すために、夏目一平(愛知県下津具村村長)を訪問する。民具収集のことを知り、以後民具収集に協力する。
8月25日、柳田國男が北多摩郡砧村に書斎が完成、9月10日転居する。

9月11日、早川孝太郎・金田一京助・折口信夫・中山太郎・宮本勢助・岡村千秋・伊波普猷・岡正雄・今泉忠義・中道等と『老媼夜譚』を中心に雑話會が開かれる。
                                       開催場所調査要 2020・8・9 保坂

11月13日、柳田邸に、新村出・宇野圓空・井上芳郎・松本芳夫・早川孝太郎・金田一京助・牧口常三郎・有賀喜左衛門・折口信夫等集まる。
〇この年、アチックミューゼァム(日本常民文化研究所)の同人となって山中の芸能をつぶさに調査する。
          宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より 
1928 3 39 1月、奥三河の「花祭」を見学する。
 日程  出来事 
1月4日
5日 今泉忠義・西角井正慶と共に津具村の夏目一平宅を訪ね、窪田五郎(本郷小学校校長)と会う。
6日 豊根村上黒田で、一緒に「花祭」を見学する。
7日
8日 滞在していた下黒川の森屋旅館で、窪田五郎の紹介で原田清(本郷町長)と出会い、以後親交を深める。夏目一平は窪田五郎と共に民具収集をしていた。
9日 折口信夫が来村、一行と合流、豊根村金越と上黒川の花祭・水窪町西浦の田楽を再度見学する。
10日 折口信夫が講話を行う。
10月21日 國學院大学に於いて郷土研究会主催、「三沢山内の花祭」が実演される。
         鈴木正祟著「「澁澤民間学」の生成」より1928年の項を参照しました。 保坂
1月、「民俗芸術 1(1) 民俗芸術の会」に「地狂言雜記」を発表する。 pid/1524768
翁の發生 / 折口信夫 人形舞はし雜考 / 柳田國男
秩父郡の獅子舞 / 花掛り生
  節句の歌(廣島縣)湯もみ唄(草津温泉)木やり唄(鹿兒島)の樂譜 / 藤井C水
2月、「民俗芸術 1(2) 民俗芸術の会」に「三河北設樂郡の人形芝居」を発表する。 pid/1524769
奧淨瑠璃の現状について /中道等
古藝術の保存とその映畫化
私の撮影した踊のフイルムに就て /町田嘉章
撮影機の利用について / 仲木貞一
十二座神樂の源流に就て(承前)
*
中尊寺摩多羅神祭 / 菅江眞澄
鳳來寺田樂雜想 /溝口貞治
三州田峯田樂祭 /竹下角次カ
第一回 寫眞展覽會目録
                  *「中尊寺摩多羅神祭」『民俗芸術』第一巻二号、中尊寺は毛越寺の誤記
3月、「民俗芸術 1(3) 民俗芸術の会」に「狂言村と狂言筋 」を発表する。pid/1524770
翁の發生(承前) / 折口信夫
伊豆山神社秘事 / 北山和麿
三州田峯觀音田樂祭(承前) / 竹下角次カ
八王子車人形式三番叟 / 小川内通久
中尊寺摩多羅神祭追加 / 出口米吉
5月、「民俗芸術 1(5) 民俗芸術の会」に「奉納三番叟」を発表する。 pid/1524771
壬生寺の大念佛(狂言)の權輿 /北川智海
壬生狂言の起源 / 竹内勝太カ
舞踊に於ける戀愛魔術的一面/ 北野博美
八王子車人形の話 / 小田内通久
大垣の人形山車 / 川村義太カ
秩父人形の舞臺 / 藏田周忠
民謠採譜に就いて / 藤井C水
佐渡と越後の民謠 / 中川杏果
大阪大念佛寺の來迎會 / 永田衡吉
7月、「民俗芸術 1(7) 民俗芸術の会」に「御假屋と狂言舞臺 」を発表する。 pid/1524773
申樂の翁(承前) / 山崎樂堂
儀式・舞踊に觀る民謠(承前)/藤澤衞彦
諸國盆踊號に就て
舞踊としての盆踊の解剖/小寺融吉
外人の見た盆踊 / 光吉夏彌
伊豫氣多郡の歌舞 / 田傳松
8月、「民俗芸術 1(8) 民俗芸術の会」に「盆踊と盆狂言」を発表する。  pid/1524774
無ョの徒の藝術 / 折口信夫
盆踊と左義長 / 北野博美
外人の見た盆踊(承前) / 光吉夏彌
續諸國盆踊記事
各地の雨乞踊
諸國祭祀暦
9月、「旅と伝説 第1年(9) 三元社」に「石佛を繞つて」を発表する。  pid/1483476
   猿投山の傳説 / 加藤東海   傳説と陰陽石 / 山路閑古   
10月、「民俗芸術 1(10) 民俗芸術の会」に「神樂組から田樂花祭へ」を発表する。 pid/1524776
村々の祭り / 折口信夫
南津輕のオシラ神 / 中道等
惡口祭 / 中山太カ
現存せる諸方の田樂に就いて / 岩橋小彌太
王子神社の祭禮と田樂 / 九重左近)
秋祭と獅子
四谷の祭り / 山中共古
K平三番叟 / 中川公
諸國祭祀暦
  民謠樂譜――(宮崎神宮神輿渡御行列の唄・廣島祭囃子) / 藤井C水
10月、「旅と伝説 第1年(10) 三元社」に「月の大欅」を発表する。  pid/1483477
   切支丹風の傳説 / 大庭耀   外房州に現れたる九頭龍權現 / 田中鯉二
11月、が「旅と伝説 第1年(11) 三元社」に「湖底の金」を発表する。  pid/1483478
   また、同号に井伏鱒二が「落合の河童」を発表する。 石上神宮 / 口繪  
12月、「民俗芸術 1(12) 民俗芸術の会」に「古戸田樂 」を発表する。 pid/1524778
淡路及び西宮の人形 / 吉井太カ
申樂の翁 / 山崎樂堂
現存せる諸方の田樂について /岩橋小彌太
田樂とは何か / 小寺融吉
王子神社の祭禮と田樂 /九重左近
紀州有田の田樂 / 田中敬忠
12月、「旅と伝説 第1年(12) 三元社」に「七人狩人の塚」を発表する。 pid/1483479
   また、同号に井伏鱒二が「隱岐の島」を発表する。
1929 4 40 1月、澁澤敬三が初めて奥三河を訪問する。
 澁澤敬三は正月に初めて奥三河を訪問し、原田清と窪田五郎の案内で豊根村上黒川の花祭を見学する。同行者は高橋文太郎と藤木喜久磨で、早川孝太郎や夏目一平も加わった。これ以後、澁澤は「花狂い」となり、1935年(昭和10)まで7年間、正月を奥三河で過ごすことになった。(ただし、病気療養のために伊豆内浦に滞在していた1932年は除く)。この頃から、研究の焦点を玩具から民具に移した。
          鈴木正祟著「「澁澤民間学」の生成」より1929年の項を参照しました。 保坂
1月、「旅と伝説 第2年(1) 三元社 」に「西浦田樂に於ける翁詞章 」を発表する。pid/1483480
正月の行事と北方民族系の土俗 / 中山太カ
日本武尊東征のコース / 松川二カ
表紙 / 早川皆太カ / 表紙

1月、「民俗芸術 2(1) 民俗芸術の会 」に「(萬歳)――表紙繪 / 早川孝太カ:画」を画く。pid/1524779
巫女の神語から敍事文學の誕生へ / 金田一京助
現存せる諸方の田樂について / 岩橋小彌太
(萬歳)――表紙繪 / 早川孝太カ / 表紙
7月、「民俗学 1(1) 民俗学会」に「七夕の笹と盆棚」を発表する。 pid/1583595
たなばた及び盆祭り / 折口信夫
祝詞考 / 折口信夫
臺灣卑南社の祭の記録 / 小泉鐵
諸國七夕・盆の行事
お盆のかま飯 / 小林謹一
六地藏の縁結び / 高橋文太カ
蝦夷とシラ神 / 金田一京助

7月、「旅と伝説 第2年(7)(19) 三元社」に「表紙 / 早川孝太カ:画」を画く。 pid/1483486
順慶天皇御腰掛の松 / 口繪 
土佐柴折藥師祭禮 / 寺石正路
富士祭と麥藁の蛇 / 本山桂川
血盆經由來 / 中里龍雄
樹木と天狗の話 / 高橋文太カ
源義家奧州征途の一考察 / 高橋勝利
栃木縣芳賀郡の夜番小屋とワーホイ小屋
醒井の夜泣石 / 森まし生
日本傳説集――(柳田國男先生著)
月明の甲板にて / 白鳥省吾
8月、「旅と伝説 第2年(8)(20) 三元社」に「傳承者を訪ねて」を発表する。 pid/1483487
隅田川木母寺 / 扉
錢瓶塚由來記 / 中山太カ
富士山と八ッケ嶽との脊丈くらべ / 相馬泰三
民謠の今と昔(柳田國男先生著)
9月、「民俗芸術 2(9) 民俗芸術の会」に「羽後飛島にて―(草刈娘) / 早川孝太カ:画」を画く。pid/1524787
武藏赤塚村諏訪神社田遊び祭りの記録
挿畫 /圖師嘉彦 ; 竹内芳太カ ; 藏田周忠 ; 小田内通久
田遊び祭りの概念 / 折口信夫
演劇史から見た田遊び神事 / 小寺融吉
赤塚田遊び祭り雜感 / 津野洸
御來光を拜む風習 / 後藤圭司
9月、「民俗学 1(3) 民俗学会」に「諸國河童談」を発表する。 pid/1583597
靈魂の話 / 折口信夫
ゴツサン / 南方熊楠
かはうそに聽いた藥の話 / 天野義カ
壹岐民間傳承採訪記 / 折口信夫
10月、「民俗芸術 2(10) 民俗芸術の会」に「三河花祭の歌謠」を発表する。pid/1524788
    假面に關する一二の所見 / 柳田國男    丹波一ノ宮の風流・花踊考 / 南江二カ
11月、「旅と伝説 第2年(11)(23) 三元社」に「手作り面」を発表する。 pid/1483490
  また、同号に折口信夫が「餅搗かぬ家」を発表する。
1930 5 41 1月、折口信夫が「民俗学 2(1) 民俗学会」に「早川さんの「花祭り」の本」を発表する。pid/1583601
子の日の遊び考(一) / 南方熊楠
外者〔カン〕待と民譚 / 松村武雄
古代に於ける言語傳承の推移 / 折口信夫
七種の菜粥 / 南方熊楠
越後傳吉の種本 / 宮本勢助
舊年中の民俗學徒の爲事 / 折口
民族的舞踊の性質について / 宇野
北魏の力士舞 / 宮本
1月、澁澤敬三が奥三河の中在家と足込で花祭を見学する。
同行者/折口信夫、今和次郎、早川孝太郎、宮本勢助、高橋文太郎等。
          鈴木正祟著「「澁澤民間学」の生成」より1930年の項を参照しました。 保坂
1月、「旅と伝説 第3年(1)(25) 三元社」に「神樂村の傳説」を発表する。 pid/1483492
水の木火の木 / 折口信夫
高國義經神社の由來 / 金田一京助
鳥蟲木石傳 / 佐々木喜善
周防の大島 / 宮本常一
民間の氣象觀測法 / 田村榮太カ
菴の春秋發見記―眞澄遊覽記 / 胡桃澤勘内
滿洲と朝鮮 / 小寺融吉
(山村の春) / 早川孝太カ / 表紙
1月、「民俗芸術 3(1) 民俗芸術の会」に「武藏血洗島諏訪神社の獅子舞」を発表する。 pid/1524791
    東三河の獅子舞 / 白井一二    相模高座郡大島の獅子舞 / 地竹次   獅子舞考 / 柳田國男
2月、「民俗芸術 3(2) 民俗芸術の会」に「役の行者―表紙繪 」を画く。 pid/1524792
乾瓢で作つた假面 / 九重左近
樺太オロッコの財布 / 鈴木太良
信濃木曾山中の腰皮 / 内堀生
金太カ誕生縁起 / 高崎正秀
羽後仙北郡沖ノクの梵天祭 / 鈴木竹之助
播磨書寫山の追儺 / 太田陸カ
三河修正會の鬼祭 / ケイ・ウイ生
宇都宮二荒社のおたりや祭り / 社務所報
熊野那智神社の牛王神璽祭り / 社務所報
役の行者――表紙繪 / 早川孝太カ / 表紙
3月、「民俗芸術 3(3) 花祭り特集 民俗芸術の会 」に「歌舞を基調とする祭り」を発表する。 pid/1524793
山の霜月舞 / 折口信夫
花祭りの輪廓 / 北野博美
花の行事二三 / 西角井正慶
三河河内の花祭り / 山本隆
花祭り一覽表
花祭り分布地圖
ざぜち――(口繪解説) / 早川孝太カ
榊鬼の反閇――表紙繪 / 早川孝太カ / 表紙
編輯後記(北野博美)には、國學院大學郷土研究会では、同大で4 月14・15日には足込の花祭り実演、4 月22日には西浦の田楽、4月月末か五月上旬には信州新野の雪祭りの実演がある筈と報じられている。  小川直之著「花祭りの研究と上演」より
3月、「旅と伝説 第3年(2)(26) 三元社」に「表紙 / 早川孝太カ:画」を画く。 pid/1483493
傳説と習俗 / 柳田國男
那覇の讀み方 / 伊波普猷
平家の落人の村々 / 中山太カ
鳥蟲木石傳 / 佐々木喜善
奈良の陰陽石 / 新藤正雄
雷電神社と鵠の關係 / 和田干藏
雨乞の傳説 / 中里龍雄
三河南設樂の石産神社の神馬 / 白井梅里
周防の大島 / 宮本常一
表紙 / 早川孝太カ / 表紙
4月15日、「花祭 前編」を「岡書院」から刊行する。 pid/1448873 閲覧可能
4月15日、「花祭 後編」を「岡書院」から刊行する。 pid/1448858 閲覧可能
内容 Pid
前編 標題 目次 /柳田國男序 /
一 概説 / 問題の地域 /各種の祭り /總て二十三ケ所 / 二ツの系統 / 行事の概觀 /冬の夜の祭り / 祭りの場所 / 祭りの形式 /祭祀説明上の區分
二 祭祀の構成
三 祭場と祭具 / 祭場 / 祭場に要する祭具 /衣裳 /舞道具
四 儀式的行事 / 記述の順序 / 第一日の祭祀 / かたなだてと高嶺祭り / 第二日の祭祀 / 儀式開始より舞ひに入る迄 /舞ひと之に伴ふ儀式 / 舞ひ了つて後の儀式
五 舞踊 /舞ひの種目 / 舞戸に據る區分 /市の舞 / 少年の舞 / 面形に據る舞 / 魚釣りと「なかとばらひ」 /舞踊の記述の後に
六 音樂と歌謠 / 樂と拍子 / 歌謠
七 祭りに與る者 /主體となるもの /禰宜 / みやうど /一般參與の者 / 祭りに添へて
八 面形雜記 /
九 祭文詞章と口傳 /口傳採録のはじめに /おきな詞章(その一) /おきな詞章(その二) /おきな詞章(その三) /おきな詞章(その四) /「さかき」問答 / 神下し祭文及び神名帳 /釜の神祭文(その一) /釜の神祭文(その二) /熊野祭文 / 申付花の次第祭文(その一) /申付花の次第祭文(その二) / 花のほんげん祭文 / 花そだて祭文(その一) /花そだて祭文(その二) /花そだての歌詞 / 大土公寶祭文 / 寶ぞろひ / とうごばやしの歌詞 /打はやし(歌詞) さんごばやし(歌詞) / 湯立て口傳(その一) / 湯立て口傳(その二) /「しづめ」祭り反閇口傳(その一) /「しづめ」祭り反閇口傳(その二) /舞ひの口傳 /花祭一切の傳法(拔萃) /祭禮花神樂傳記 /
pid/1448873
後編 一 神樂 / 神樂の存在 / 次第の解説 / 次第?明の後に /祭文歌謠
二 御神樂 / 各種の形式 /大谷御神樂 /的張り
三 田樂 /田樂の分布 / 西浦田樂 / 歌謠 /K倉田樂 / 田峰田樂一部の次第 / 歌謠 /K澤田樂を中心として / さんぞろ祭り /ひよどり /古戸田樂 / 歌謠と詞章
四 地狂言雜記 / 地狂言全盛地 /狂言村と狂言系 /奉納一番叟 /狂言舞臺と御假屋の位置 /盆踊りと盆狂言 /塚處と氏神と /神樂組
五 山村手記
六 各種の記録 /各種の記録 /後記 / 折口信夫跋 /問題索引 /圖版目次 /挿圖目次
pid/1448858
4月13日、『花祭』の出版と澁澤家自宅の新築落成を記念して、愛知県本郷町(現:東栄町)中在家の人々を三田綱町の自宅に招き、「一力花」の演目が行なわれる。
       (『民俗学2(5)』昭和5 年5 月号に当日の状況が掲載される。  未確認 2020・8・17 保坂
  
参考資料/三田綱町邸花祭 来会者芳名録」/(目録番号:河岡1-29-26 神奈川大学日本常民文化研究所所蔵)
青木芳、青木寛、明石照男、赤堀英三、朝比奈正美、有賀喜左衛門、飯塚友一郎、石井健吾、池上隆祐、池上謙三、池上広正、石坂泰三、石田幹之助、石本己四雄、石本みさほ、石黒忠篤、石黒孝次郎、石黒重子、石黒元子、石黒光子、泉鏡太郎、泉二郎、井田善之助、市河三喜、伊藤禄之助、伊藤嘉章、伊藤良、井上徳二郎、井上薫、伊波普猷、上原専禄、宇野圓空、大久保泰、岡茂雄、岡田純夫、岡村千秋、岡村綱一郎、岡村肇、岡村千馬太、岡本信三、荻野正孝、岡村布作子、尾上登太郎、小倉俊、小畑久五郎、大沢佳郎、大田代仁子、小野武夫、尾高豊作、尾高鮮之助、大藤時彦、桂泰三、片岡龍夫、加藤泰邦、金城朝永、川口寛三、木内信胤、菊地健三、菊地武、姜沢、姜今福、木舟庄七、木村修三、木村  、金田一京助、熊谷辰次郎、窪田栄、小畔震三、小池厚之助、小泉鉄、幸田成友、小寺融吉、小寺敬孝、小手川重次郎、小林古径、駒形栄助、齊藤為五郎、酒井仁、坂井千代?、佐々木修二郎、佐藤富治、佐治祐志、三瓶寛、志立鉄次郎、柴三九男、澁澤篤二、澁澤元治、澁澤亨三、白鳥庫吉、清水一雄、守随一、白石喜太郎、新村出、鈴木重治、鈴木八郎、杉田きみ、杉田富、杉本行雄、関真三郎、曽志崎誠二、高田正、高橋文太郎、武井武雄、竹友常雄、田中市郎衛門、田村剛、千葉明、図師義彦、土田勝弥、土田喬雄、鶴田眞次郎、戸塚保志、東畑精一、富永薫、那須皓、中島外吉、中野時之、中村為治、中山正則、中山太郎、中道等、長尾太郎、野上豊一郎、野口謙次郎、野村茂、橋浦泰雄、橋本倚左衛門、橋本丈夫、林正道、林弥一郎、萩原正徳、平形知一、一柳喜一郎、広川弥五郎、樋畑雪湖、深見志之助、藤田義雄、船山智、洞富雄、星野辰雄、穂積重遠、穂積仲子、松井透、松崎善二、松平齊光、松本信廣、前田青邨、水野泰介、水野定子、南敏、三村清之介、宮尾しげを、宮本勢助、宮本m、村上清丈、森本六爾、安成四郎、安成三郎、矢田部動吉、吉岡義二、矢田部順子、柳田国男、山崎みつ子、山科岑夫、山内豊中、山内直子、山内春子、山内美艸子、山田穂随、山本靖民、吉岡清子、横山重、渡辺庸一郎、渡辺得男、渡部尚一、李周泳
         鈴木正祟著「「澁澤民間学」の生成」より1930年の項を参照しました。 保坂
      ※上記「芳名録」に本田安次・早川孝太郎・折口信夫の名前が記されていないので検討要 2020・8・17 保坂
4月14日、16ミリフイルム撮影のため「花祭」を再演する。
4月、「民俗芸術. 3(4) 」が刊行される。 (参考) pid/1524794
琉球の舞踊 / 小寺融吉
琉球舞踊を見る / 中野桃男
仙臺のさんさ時雨 / 湯朝竹山人
奧淨瑠璃と琵琶 / 佐藤敏
陸前鹽竈神社の帆手祭 / 北上石城
岩代安逹の里に傳はる太々神樂 / 本田安次
下野間々田町の「蛇がまいた」 / P沼ェ二
伊豆大Pの馬鹿踊 / 春照夫
新刊紹介 / p84〜84
編輯後記 / p85〜85
参考/『民俗藝術』第3 巻第4 号には、早川孝太郎の著作『花祭』が柳田國男序、折口信夫跋として、300部限定版で特価予約募集が岡書院によってなされている。定価25円、特価20円で、4 月10日より申込順によって配本をするとある。そして「編輯後記」には「四月は東京にゐる人に取つては仕合せな月で、十四五日に國學院大學郷土研究会主催で、同大学の講堂で三河の花祭がある。足込の人々が来てやる。十八日から三日間日本青年館で第五回郷土舞踊と民謡の会がある。十九日二十日は昼夜で、入場料は参拾銭。二十二日は民俗藝術の会主催で、國學院の講堂で西浦所能の田楽がある」と予告している。前号で報じた西浦田楽の実演は主催者が変更になっているが、花祭りの実演ともども日程が確定したのである  小川直之著「花祭りの研究と上演」より
5月、小泉が「民俗学 2(5) 民俗学会」に「早川君の花祭」を発表する。  pid/1583605
   千疋狼 / 南方熊楠   霜及霜月 / 折口信夫
6月、「旅と伝説 第3年(6) 三元社」が刊行される。 (参考) pid/1483497
信州洗馬長興寺に於ける柳田先生の講演記念撮影 / 口繪
大和アルプス大臺原頂上の絶景 / 口繪
當初の帶留と帶揚 / 宮本勢助
周防の大島 / 宮本常一
眞澄翁の跡を訪ねて / 胡桃澤勘内

7月、「旅と伝説 第3年(7)(31) 三元社」に「盆の踊り場」を発表する。pid/1483498
南國の旅 / 鳥居幸子
周防の大島 / 宮本常一
北海道に於ける善光寺傳説 / 深P春一
岩手の安達ヶ原 / 田中喜多美
七夕祭りの話 / 折口信夫
信州洗馬の釡井庵―(寫眞)
表紙 / 早川孝太カ / 表紙

7月、肥後が「史林 15巻3号p454〜455史學研究會 (京都帝國大學文學部内)」に「<紹介>早川孝太カ著 花祭」が紹介される。
7月、「民俗学 2(7) 民俗学会」に「祭の神人としての「みやうど」 」を発表する。pid/1583607
紀伊の國の端唄 / 南方熊楠
紫波の管狐その他 / 金田一
法被と側次 / 宮本
「紀伊の國の端唄」追記 / 南方
8月、愛知県豊根村の辻紋平が、「民俗芸術. 3(8)」に「三河北設樂の村々で行はれた神樂に就いて」を発表する。  pid/1524798
8月、「旅と伝説 第3年(8)(32) 三元社」に「還らぬ人―(菅江眞澄の故ク)」を発表する。 pid/1483499
  また、同号に北澤怡佐雄 が「八百比丘尼の話」を発表する。
8月、「民俗学 2(8) 民俗学会」に「傳承保有者の一面 ・採集手帳より 」を発表する。 pid/1583608
9月、有賀喜左衞門が「旅と伝説 第3年(9)(33) 三元社」に「早川君の花祭りを讀むで」を発表する。pid/1483500
   武藏野小祠小社記 / 高橋文太カ   訂正 / 早川孝太カ  表紙 / 早川孝太カ / 表紙
11月、有賀喜左衞門が「旅と伝説 第3年(11)(35) 三元社」に「早川君の花祭りを讀んで」を発表する。 pid/1483502
イチハツを屋根に栽る事 / 南方熊楠
甲州奈良田の人々 / 茂木愼雄
鄙の一曲の覆刻 / 胡桃澤勘内
表紙 / 早川孝太カ / 表紙
12月、有賀喜左衞門 が「旅と伝説 第3年(12)(36) 三元社」に「早川君の花祭りを讀んで」を発表する。 pid/1483503
八丈島の高倉と三根海岸 / 口繪
三河奧設樂方言 / 佐々木弘之
甲州奈良田の人々(續) / 菊池由哉
能登舳倉島見聞記 / 小堀喜三カ
夜衾のこと / 早川孝太カ
表紙 / 早川孝太カ
〇この年、折口信夫, 高浜虚子, 柳田国男著「日本児童文庫 ; 64 歌・俳句・諺 早川孝太郎 絵」が「アルス」から刊行される。
〇この年、斎藤金七著「時の人問題の人」が「明立印刷」から刊行され「一八 早川孝太郎君」が記載される。 pid/1031249
〇この年、釈迢空 著「春のことぶれ 梓書房」が刊行され「表紙假面圖」を画く。
  また、同本に「洗馬長興寺(三首) 」も所収する。
1931 6 42 1月、「旅と伝説 第4年(1)(35) 三元社」に「傳説採集」を発表する。 pid/1483504
   春來る鬼 / 折口信夫   歌名所のうそ / 喜田貞吉   獅子舞 / 早川孝太カ / 表紙
4月、「旅と伝説 第4年(4)(40) 三元社」に「南設樂郡昔話四篇」を発表する。 pid/1483507
   昔話採集者の爲に / 柳田國男    津久井郡昔話三篇 / 鈴木重光    櫻を神木とする事 / 南方熊楠
4月、「民俗学 3(4) 民俗学会」に「山神祭文詞章」を記録する。 pid/1583616
   支那古暦の特色 / 飯島忠夫    鞍馬の竹切について(二) / 肥後和男    鰹魚―燕の繼母 / 南方熊楠
6月、「旅と伝説 第4年(6)(42) 三元社」に「表紙 / 早川孝太カ:画 」を画く。pid/1483509
   端午の節句と農民 / 田中喜多美   紀州妹背山の唄 / 塚本篤夫
7月、「旅と伝説 第4年(8)(44) 三元社 」に「北津輕の民俗」を発表する。pid/1483511
   武藏野と水 / 柳田國男    佛法僧のこと / 雜賀貞次カ    石槌祭と朝鮮の盆 / 光成信男
7月、「社會經濟史學 1(2) p.404-417」に「ヒヨウの生活を圍つて」を発表する。  J-STAGE 閲覧可能
7月、「民俗芸術. 4(4) 民俗芸術の会」が刊行される。(参考) pid/1524806
鉤占から兒童遊戯へ / 柳田國男
童戯・童謠・童詞
第六回ク土舞踊と民謠の會合評記
ク土舞踊見たまゝの記 / 中野桃男
牛方唄・山唄の會
地獄變と盆燈籠 / 西村紫明
「ク土科學講座」の發行に就いて
「日本民俗藝術大觀」の刊行
新刊紹介その他
8月10日、三河の原田清・夏目一平と共に、松本を訪れる。
  胡桃沢勘内は一行を出迎え、筑摩神社の宵祭に案内する。
8月11日、勘内は再度、筑摩神社を案内、祭りの最後を飾った御船祭りの案内をする。この時、早川孝太郎は柴船に飾ってあった古面を写生、後全集第三巻に「信濃松本平でみた古面」と題され所収された。
 同夜、あらためて「話をきく会」が開かれる。
 三州御油の駅頭で柳田先生と別れた早川氏は、八月十日筑摩の宵祭見物の間に会ふやうに松本に着いた。北設樂本郷町の原田清、下津具村の夏目一平の両君の同伴されたのは、昨夜の「話をきく会」の待ちぼうけを埋め会わせて余りあるものであったので、十一日の朝は帰るといふこの珍客を引留めて筑摩の船祭を見物し、その一行はそのまゝ辰巳町鯛萬で「話を聞く会」の延長会を開き、手近の会員の来会を待った。集まったものは主客十九人、此夜の会だけは絃歌の声も交へたのは異例であった。話は設樂の山村にある嘘ちき話から始まり、東筑摩の同じ類の話も比較の爲に誰彼から話された。他郷からはひって来る狩人に、あらぬ方を指して鳥獣の栖所を教へる嘘は、まだ嘘つきを必要とした昔の村の生活を多分に伝へて居るものであるが、女房にまでも欺瞞を敢てして、愛相を尽かされた嘘に到っては、もう村の生活でもよく嘘〔く〕をつく必要が無くなったことを思はせる擂鉢の中へ山の薯を作ってとぐろを巻いた薯を収穫した嘘は、もう立派な話になって居る。松本地方の新古の盆踊唄をうたふ者に誘惑されて、原田氏が本郷町に伝はる伊那節を実演されたのは、松本でも今から四十年も前にあった型で、未だ花柳の巷に入って変形されぬ以前のなつかしいものであった。終に早川、原田両氏によって、花祭りの歌と舞の一端が実演解説されたのは、夜も十二時を過ぎた頃であった。
            
早川孝太郎全集7巻月報4 胡桃沢友男著「早川孝太郎さんのこと・胡桃沢勘内の記録」より
10月、「旅と伝説 第4年(10)(46) 三元社」に「島の生活」を発表する。 pid/1483513   
長野縣下伊那郡根羽村八柱神社の狛犬 / 口繪
日蓮の柳曼荼羅 / 中里龍雄
石の傳説 / 梅林新市
塞神社と折掛猿 / 鹽谷昌雄
播州のお亥巳籠り / 玉岡松一カ
かんから石 / 大坊柳骨
岩手の旅 / 本田安次
隱岐の船引運河 / 表紙
12月、「旅と伝説 第4年(12)(48) 三元社」に「山村語彙」を発表する。pid/1483515
  また、同号に南方熊楠が「馬角さん」を発表する。
12月、「民俗学 3(12) 民俗学会」に「家名のこと」を発表する。 pid/1583624
     七夕祭の起源的諸相と展開のあと(三) / 栗田峻    來宮神社のこがし祭り / 齋藤要八
〇この年、 郷土科学研究会編「郷土科学講座 第1冊 四海書房」が刊行、「民間傳承の採集」を発表する。pid/1209223
ク土科學に就いて 柳田國男  ク土研究の將來 柳田國男   原始信仰 折口信夫
ク土を理念とせる修身科の學習指導
  兵庫縣姫路師範學校附屬小學校 兵庫縣姫路師範學校代用附屬城北小學校
ク土室の施設と經營 鳥取縣東伯郡倉吉町上灌小學校
1932 7 43 2月、「民俗学 4(2) 民俗学会」に「信州坂部の祭」を発表する。pid/1583626
   また、同号に肥後和男が「茨木神社の輪くゞりの神事」を発表する。
   茨木神社の輪くゞリの神事挿圖 / /
2月、「旅と伝説 第5年(2)(50) 三元社」が刊行される。(参考)pid/1483517
疱瘡婆さん / 口繪
史的三名湯 / 喜田貞吉
胴あげに就いて / 南方熊楠
疱瘡婆さんとタウンセンド・ハリス / 村松春水
C麿の鷹と海へ沈めた鐘 / 雜賀貞次カ
岩手の旅 / 本田安次
信州寳ケ池の傳説と蠶に關する俗信 / 梶原末雄

3月、「旅と伝説 第5年(3)(51)  三元社」に「村の祭―傳統」を発表する。 pid/1483518
   湯の峰温泉と小栗判官 / 雜賀貞次カ   周防の大島 / 宮本常一
5月、「會經濟史學 2(2) p.181-192」に「所謂オヂボーのこと」を発表する。 J-STAGE
6月、「民俗芸術 5(3)(45) 民俗芸術の会」が刊行される。(参考) pid/1524811
日本祭禮圖譜――(祇園山鉾集)
陸中平泉毛越寺の延年舞記録 / 北野博美 ; 本田安次 ; 西角井正慶 / p9〜47
或る觀方 / 西角井正慶   粧坂・亂聲・造華など / 北野博美
切拔帳から/囃詞の研究 / 中山太カ  信州下伊那川路村の祇園囃子 / 中島繁男
消息・新刊紹介・例會記事  資料文獻「多聞院日記抄」 / 森末義彰   祇園祭りの山―表紙繪 / 表紙


(参考) 確認要/補遺 「小考―延年舞の場と朝鮮の仮面戯の場」1932年24日(旧暦1月20日)、北野博美、西角井正慶、本田安次の三人は毛越寺の「摩多羅神祭り」にいき、延年舞を見学した。そして、その報告を北野博美、本田安次、西角井正慶「陸中平泉 毛越寺の延年舞記録」『民俗芸術』第五巻三号、民俗芸術の会、1932年として発表した。
 その報告には、今日、すでにみられなくなった状況がみられる。さらにこの延年舞は、1786年に菅江真澄により記録されていた*。これらを比較すると、興味深いことがわかってくる。
 *「中尊寺摩多羅神祭/菅江眞澄」『民俗芸術』第一巻二号、地平社書房、1928年。中尊寺は毛越寺の誤記。
 旅と伝説. 第5年(2)(50)/ 岩手の旅 / 本田安次 / 1932-02 pid/1483517
 旅と伝説 第4年(10)(46) 岩手の旅 / 本田安次 / 1931-10  pid/1483513 
6月、「旅と伝説第5年(6)(54)三元社」が刊行される。(参考) pid/1483521
   遠野紀行 / 本田安次    周防の大島 / 宮本常一
7月、「民俗学 4(7) 民俗学会」に「精靈と道」を発表する。 pid/1583631
年中行事 / 折口信夫
「紀伊の國」の根本唄 / 南方熊楠
鹿島だち / 金田一京助
伊豆諸島に於ける祭石の事例 / 本山桂川
飛彈國益田郡下呂ノ七夕 / 材魁一
7月、「旅と伝説 第5年(7)(55) 三元社」に「伊豆内浦の若者制度」を発表する。pid/1483522
  また、同号に南方熊楠が「釣り狐の狂言」を発表する。
8月、「旅と伝説第5年(8)(56) 三元社」が刊行される。(参考)pid/1483523
人に化て人と交つた古柳の精 / 南方熊楠
周防の大島 / 宮本常一
雨乞に就いて / 栗山一夫
吾が村の雨乞行事 / ハクシウタナカ
狐に化かされたといふ話 / 齋藤源三カ

月、「旅と伝説第5年(9)(57)三元社」が刊行される。(参考)pid/1483524
陸中の隱念佛 / 北野壽門
二上山附近の民間信仰調査報告 / 栗山一夫
周防の大島(四) / 宮本常一
諏訪の御柱祭り / 大亦詮一カ
東京附近の石神信仰を訪ねて / 齊藤房太カ
兵庫縣下性崇拜資料 / 河本正義
11月、鹿児島鶴嶺女學校の応接室で硫黄島熊野神社神主長濱權十郎氏と面会する。
1933 8 44 1月、「旅と伝説 第6年(新年號)(61) 三元社」に「鹿兒島縣坊の津附近」を発表する。 pid/1483528
神代史の構成と婚姻相 / 中山太カ
古風の婚禮 / 折口信夫
各地の婚姻習俗/神奈川縣津久井郡地方 / 鈴木重光
伊勢大神宮參拜記 / 村上辰午カ
2月、「社会経済史学 2(11) p.1207-1211」に「れんじゃく其他 : 農村生活器具圖誌」を発表する。J-STAGE
        
 青森県西津軽郡十三村          信濃下伊那郡神原村山中
                     カツギナア

  
 大和吉野郡十津川村     鹿児島県肝屬郡内之浦  カイナア
   オヒソ        カイナアを負った後姿
2月、「旅と伝説 第6年(2月號)(62) 三元社 」に「南薩摩の旅」を発表する。pid/1483529
大和國の「ツナカケ」祭り / 中村C二
瞽女根元記 / 中山太カ
酢と醤油と酒が湧出る三つの壷 / 南方熊楠
八重山の綱引き / K生 /
蛇喰らひ明神 / 鹽谷昌雄
デンマークの人形 / 早川孝太カ / 表紙
3月、「旅と伝説 第6年(3月號)(63) 三元社」に「表紙 / 早川孝太カ:画」を画く。 pid/1483530
年中行事調査標目 / 柳田國男
住吉踊考――(附願人坊主考) / 中山太カ
ロシヤの東侵と我が北國警備の頃 / 田中喜多美
周防の大島 / 宮本常一
房總地方の動物に關する俗信 / 齋藤源三カ

3月、「民俗学 5(3) 民俗学会」に「こづみつむことから」を発表する。 pid/1583639
苗族の春の祭と柱 / 松本信廣 紀州田邊の巫女の話 / 雜賀貞次カ
4月、「ドルメン 4月号(満鮮特輯號)」に「鳥追ひ行事の有つ特異性(民俗採集誌)」を発表する。
  また、同号に胡桃沢勘内が「三九郎の家を訪ねて」を発表する。
6月、「旅と伝説 第6年(6月號)(66) 三元社」に「農家と生活に」を発表する。pid/1483533
東上した阿波の人形芝居 / 小田内通久 相模大島の手毬唄 / 中里雅堂
6月、「民俗学 5(6) 民俗学会」に「資料採集の潮時」を発表する。pid/1583642
  また、同号に松本信廣が「チャムの椰子族と「椰子の實」説話」を発表する。
7月、「旅と伝説 第6年(7月號)(67) 三元社」に「表紙:画」を画く。pid/1483534
  生と死と食物 / 柳田國男   本邦古代墳墓の沿革 / 喜田貞吉
  また同号には「各地の葬禮・各地の誕生習俗」の事例が特集され各地の習俗を報告される。
例/神奈川縣津久井郡 / 鈴木重光一
   東京府伊豆諸島の墓 / 本山桂川
山口縣大島 / 宮本常一
朝鮮 / 宋錫夏
7月、柳田国男著「退読書歴 書物展望社」に「早川孝太カ編『能美郡民謠集』・『花祭』」が掲載される。     pid/1861857 閲覧可能 題箋:松岡静雄 見返:松岡映丘 
批評集
アイヌ研究―金田一京助著
和尚と小僧―中田千畝著
加無波良夜譚―文野白駒著
動物界靈異誌―岡田蒼溟著
日本巫女史―中山太カ著
山窩の生活―鷹野彌三カ著
東側の窓―ミスEキース著
千葉縣ク土誌―矢部鴨北著
達麿と其諸相―木戸忠太カ著
註箋 倭名類聚抄―野口恒重複刻


序跋集
佐喜眞興英著『女人政治考』
高木敏雄著『日本神話傳説の研究』
土橋里木著『甲斐昔話集』
佐々木喜善著『聽耳草紙』
高田十カ編『大和の傳説』
木純二著『山と傳説』
佐々木喜善著『奧州の座敷ワラシ』
早川孝太カ編『能美郡民謠集』
三上永人編『東石見田唄集』
澤田四カ作編『ふるさと』
伊能嘉矩著『遠野方言誌』
荒垣秀雄著『北飛騨の方言』
大田榮太カ編『滋賀縣方言集』
桂又三カ著『岡山動植物方言圖譜』
早川孝太カ著『花祭』
宮良當壯編『沖繩の人形芝居』
白野夏雲作『十島圖譜』
伊能嘉矩著『臺灣文化志』
江川俊治著『ハルマヘイラ島生活』
鈴木覺馬編『嶽南史』
鈴木皷村著『耳の趣味』

自編『ク土會記録』

讀書雜記
偶讀書抄
『耳袋』とその著者
百年前の散歩紀行
一年の旅行記
霜夜談
我が燈火
菅江眞澄
鶴啼く秋
雪の野のまぼろし
讀書懺悔
讀書術雜談
新傾向
讀物の地方色
愛書家の立場から
半暴露文學
婦人雜誌のこと
煕譚書屋陂b
雜記
『日本志篇』に題す
古書保存とク土
ク土叢書の話

著書目録
8月、「旅と伝説 第6年(8月號)(68) 三元社」の「表紙 / 早川孝太カ絵:」を画く。 pid/1483535
鎗ケ岳の開山播隆上人 / 武田久吉
壬生狂言記 / 中村C二
椎葉紀行 / 楢木範行
遷宮の御踊と宮古大杉神社の祭禮 / 本田安次
江差の旅 / 深P春一
蛇の話――(栃木縣) / 新里寶三
年中行事調査標目 / 柳田國男
表紙 / 早川孝太カ
9月、「旅と伝説 第6年(9月號)(69) 三元社」に「開聞嶽 / 表紙:画」を画く。 pid/1483536
再びアイヌを訪ねて / 田村浩
大和三輪附近の俗信 / 前野孝治
周防の大島 / 宮本常一
年中行事調査標目(六) / 柳田國男
参考:宮本常一著「周防の大島」記述の一覧表
刊行年 刊行月 旅と伝説巻号通 内容 pid
1930 1月
3月
6月
7月
3(1)(25)
3(2)(26)
3(6)
3(7)(31)
-
-
-
-
pid/1483492
pid/1483493
pid/1483497
pid/1483498
1931 - - - -
1932 3月
6月
8月
9月
5(3)(51)
5(6)(54)
5(8)(56)
5(9)(57)
-
-
-
周防の大島(四)
pid/1483518
pid/1483521
pid/1483523
pid/1483524
1933 3月
9月
6(3)(63)
6(9)(69)
-
-
pid/1483530
pid/1483535
10月、「旅 10(10)(115) 日本旅行倶楽部」に「古今旅行家列傳(十三)菅江眞澄」を発表する。  pid/7887368
   通り抜け奥の細道(宮尾しげを挿畫)/北澤博三    日光をめぐる傳説/矢島市郎
10月、「旅と伝説 第6年(10月號)(70) 三元社」に「豐後路にて―(由布から湯の原へ)」を発表する。 pid/1483537
奈良縣高市郡高市村稻淵の綱掛の實況 / 口繪
瞽女の袋 / 櫻田勝コ
雷除け雜考 / 角田序生
年中行事調査標目 / 柳田國男
11月、「民俗学 5(10) 民俗学会」に「岩手縣和賀郡澤内村にて」を発表する。1pid/1583646
田下駄のてこと / 村上C文
豐前今井祗園祭の八撥 / 宮武省三
相州津久井郡を中心とせる武・相・甲地方の養蠶に關する土俗 /鈴木重光
書評・村山智順氏の朝鮮民間信仰四部作を讀みて / 孫晉泰
11月、九州大学農学部農業経済研究室助手となり、小山満二教授の指導をうける。
              宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
1934 9 45 1月、澁澤敬三が奥三河中在家で花祭を見学する。
 当日は、16ミリフィルムで湯囃子を撮影することを目的としていた。前回の撮影では取り残していたからである。同行者は早川孝太郎、高橋文太郎、宮本馨太郎であった(『本山雑記』:194-197)
    鈴木正祟著「「澁澤民間学」の生成」より1929年の項を参照しました。 保坂
   参考:『本山雑記』 発行年2007・3 原田清(略年譜所収) 神奈川大学日本常民文化研究所編 日本評論社
2月、「旅と伝説 第7年(2)(74) 三元社」に「嫁子鰤の地位」を発表する。 pid/1483540
島のビロウ林 / 竹越與三カ
南洋パラオ島母系社會の呪言 / 草野忠孝
年中行事調査標目/ 柳田國男
「文化から取殘された湖上の島」琵琶湖沖ノ島 / 田中阿歌麿
五十年前の旅費 / 胡桃澤勘内
國文學研究の二學派 / 尾崎久彌
5月、渋沢敬三を団長とする鹿児島県十島村の共同調査に参加する。
             宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
5月28日(福岡発)、6月1日〜9日迄、惡石島見聞調査を行なう。(鹿児島より九州帝大生篠原忠志が同行)
昭和十年五月二十八日福岡を出發、 同三十一日鹿兒島出帆の十島丸に乘組み、六月一日午後二時牛惡石に上陸、區長有川貞雄氏の紹介を得て有川林之助方に滯在、六月九日午前二時同島出發、 寶島に向ふ間の調査見聞で、九州帝國大學農學部農業經濟學教室の篠原忠志君とは鹿兒島から行を共にした。  『惡石島見聞記』の冒頭部分
5月、「旅と伝説 第7年(5)(77) 三元社」に「峠の茶屋 」を発表する。pid/1483543
   また、同号に武田久吉が「利根の藤原」を発表する。  
6月、「山 1(6) 梓書房」に「湯山峠にて」を発表する。pid/1495572
   加賀の白山 / 深田久彌    山の木と草(六) / 武田久吉
8月、「旅と伝説 第7年(8月號)(80) 三元社」に「踊りの着物―(薩南十島にて)」を発表する。pid/1483546
   奧利根の龍宮の御椀 / 金子安平
9月、「土佐史談 (48) 土佐史談会」に「本川村視察談」を発表する。 pid/7913024
10月20日〜11月5日迄、鹿児島県黒島等の採集調査を行なう。
日時 行程
10/20 福岡より→(列車・泊)
10/21 7時鹿児島(着)→(天候不良のため10月23日まで出航延期)→鹿児島(泊)
10/24 鹿児島、10時30分十島丸にて出航(発)永井龍一氏見送り、区長栗原氏については島での再会を約し出発。→→硫黄島海中噴火による軽石の漂流を見る。船室には鹿児島県恩賜財団の診療員二人と、この春(5月)の訪問時迄村長であった、現中ノ島小学校の文彰氏、その他にもう一人居(た。)→18時硫黄島の長浜に入る。→(浜は)一見土手のやうに見えるのは漂着した軽石の堆積なのださうである。→(硫黄島長浜。稲村岳前の湾内に船中(泊)
10/24
硫黄島
(強風)9時、船中で朝食→海上波高く、ここで嵐の凪ぐのを待つより他ない破目なった。(停泊することになったので)、結局診療班の人々をはじめ、前夜新たに乗り込んだ連中迄が、悉く上陸する事になった。島内を一巡することゝして學校の先生に案内を乞ひ、五月以来のなつかしい記憶を辿りつゝ村を廻った。其夜おそく迄村會議員日高仁吉氏を訪ひ話を聞く。→稲江小学校長の官宅(泊)
10/26
硫黄島
依然として風は静まらない。熊野神社の長濱權十郎さん訪ねられる。(略)シダミに入れた唐芋の蒸したのを手土産にとして下さる。長濱さんは、熊野神社の代々の神主で、島としての名家である。氏に最初に遇ったのは、昭和七年の十一月、鹿児島鶴嶺女學校の応接室で、永井龍一さんの紹介であった。何でも熊野神社と安徳天皇の御由緒に就いて、縣廳に陳情に來られた際であった。その折種々の事情を聞いて優雅な繪巻物にでも出て來さうな翁の顔が、忘れ難いものとなって居たのである。斯の五月の採訪團に加った時には、烏帽子狩衣で、厳めしい姿であったが、今日は、唯の島人に還られた觀がある。祈神社(俊寛を祀る)にゆき、帰途には例の平家の一門の墓と畑を廻って見る夕方、校庭の一隅にある□□囲いの風呂に入る。稲江小学校長の官宅(泊)
10/27 →十島丸からの出航会圖の汽笛が鳴る、7時出航(発)→(山の如き巨涛が次々に迫って來る。一上一下、船は文字道り木葉の如く翻弄されるが、今日は船酔もさ程でない。)→14時、口ノ島に着く→15時、同島出航→16時やっと中ノ島に着く→永田岩彦方(泊)
10/28
中ノ島
快晴、起床4時半→温泉は笹葺の屋根で湯から帰って朝食→小学校と役場を訪ねる→宿の永田氏、村長の田中上安氏等と大池の見物を兼ね、途中の焼畑を見學すべく出發。山中は案外に平坦地が多く、林間に、里芋、甘藷等が仕附けられてある。大池からの帰途、大島紬の染料であるシャリンバイのエキス工場の跡に立寄り、奄美大島からの移住部落を見学、茶の接待を受け昼食の辯當を開いた。帰りの途中で小學校生徒の椎拾ひに遇う。今日は日曜で、硫黄島の罹災児童見舞ひとして、椎實を拾って贈るのださうである。山から帰って墓地、農家等を一巡。夜は小學校で、青年會處女會の人々に話をする。宿に還って後、老人を對手に昨夜から引つゞいて島の話を聞く。十二時半就寝。(永田岩彦方・泊)
10/29 晴。5時起床。今日は里部落から、島の北端に在る楠木(クスキ)部落見學。楠木は里と共に、昔からの部落と謂はれ、入口に石佛などもある。(略)どの家も豚を飼育して(いる)→15時。そろ十島丸が入港する時刻なので、帰路につく。15時半、南方海上に、十島丸を見る。→19時、出航(船中泊)
10/30
黒島
曇少雨、2時、餘定より二時間早く大里部落に着く→(大里部落の)さゝやかな、さうして軒の低い、何かしら陰惨な感じのする家である。戸を明放して、六十恰好の男と、若い女が今しも蚊帳を外して居る。島では旅の者に對して、交代で宿をする習ひであったが、それでは双方が不便とあって、今年から豫め家を決める事になったのださうである。(略)四邊が明るくなるのを待って、落内を一巡して見る大里部落で歓迎の宴を開いて下さる。(略)娘さん達の舞ひで次で男達の藝が初まる。所謂順の舞ひで、之は思ひ思ひに、中には即興の歌なども出た。十時頃、舞ひはまだ盡きぬが、辭して歸る。宿に帰って見ると、今日は舊歴九月二十三日の月待ちで、しかも隣家がその宿であるとかで三味線や歌聲が騒々しい。今年は部落で兵隊に出た者があるとかで、殊に賑やかであるとの事。今朝以来の疲労もあるが、眠られぬので暫く話をきく。そこへ月待の小麦團子が出た。(大里・泊)
10/31
黒島
曇。小雨→部落を廻り、午後から小學校で一時間程話を爲た後、舊庄屋の日高福一さんの家の古文書を見せて貰ふ。同時に太夫さん(神主)の家の傳法書にも目を通し神舞次第帳その他を寫す。之には修験道のものが多い。夕方、墓地、寺の跡、水田など廻る。夜は区長さんと、日高福一氏、村會議員の中村氏などを交へて、おそく迄話を聴く。→(大里・泊)
11/1
黒島
(大里発→片泊へ)9時半出発、雨が降ったり止んだりする。焼き畑の寫眞を撮り、途中中郷(ナカサト)に寄り休憩。更に平家の城(ジョウ)近くの道に立って、枕埼方面を望む。途中血水川を過ぎてナゴの坂にかゝる。片泊近く、山にゆく女の一行に遇ふ。その應對ぶりなど全く野人の感が深い。13時半片伯に着く。→宿の交渉をして、村會議員川野氏方に決定する。そこで晝食の振る舞いを受けたが・・・→小学校分教場→夜、豪雨の中を分教場の唯一の先生である稲田キク女史の訪問を受けた。→(村會議員川野氏方・泊)
11/2
黒島
曇。川野氏その他故老の人々二三に就き話を聞く。午後、舊横目役日高太夫方を訪ひ、同家に祭るモロコシ神の由来をきゝ、祭具その他の器物など見せて貰ふ。その後で、前日の残りの家を廻り見學。→夜は字濱(ハマ)といふ新開の部落で大里と同様宴會に招かれる。(略)娘さんの舞ひがはじまる。此處では、はじめがションガイ節、次が相生節、それからハイヤである。(略)舞ひは處女會の會員から始って、全部に及ぶ。ハイヤ節になってからは、次々に名ざしをする。宴が終り宿の帰って、舊當番役の文書を寫し、午前1時就寝。こゝでもランプが暗いので筆寫しは相當困難である。→(村會議員川野氏方・泊)
11/3
黒島
晴。今日は大里に歸る日である。大里では此日、明治節の祝典と新校舎の落成式と秋季運動會がおこなわれた。朝から文書を寫し13時出發、→15時大里部落に入る。→校庭で児童達の競技を見物、来賓として赤飯の折詰を渡され、夕方まで見物する。其夜であった。學校に所用があって、訪ねると、未だ教場内は太鼓三味線で大陽氣である。之は落成式と運動會の無事終了に對する成就祝ひで、夜明け迄は續くとのことに聊(いささ)か呆れで引返した。→(大里・泊)
11/4 晴。前々からの便乗をしてあった炭船(徳榮丸二十五頓)が鹿児島に歸るといふので出發の準備をする。→9時、出船祝ひ→13時、乗船→(船中・泊)
11/5 晴。3時、鹿児島波止場着、夜明けを待ち5時半下船→6時永井龍一方に落つき、朝食の振る舞ひを受けた。其日は鹿児島市の各所を廻り挨拶。23時の列車にて出發、6日午前福岡着二週間の旅程を茲に了る。
12月、農村更生協会(石黒忠篤会長)が発足する。
1935 10 46 1月、澁澤敬三が、奥三河の御園と中在家で花祭を見学する。
 同行者はドイツの人類学者シュミット、早川孝太郎、宇野圓空、柴田實、新たにアチックにはいった五十澤二郎、市川信次、小川徹であった。中在家訪問時の「寄せ書き」が掛軸に表装され「遊於花」として原田畊作氏宅に残っている。署名はシュミット、澁澤敬三、窪田五郎、市川信次、原正雄、宇野圓空、原三郎、五十澤二郎、夏目一平、柴田實、竹下角資、小川徹、夏目義昌、榎本文治、早川孝太郎である。訪問者は民俗学者だけでなかった。
            鈴木正祟著「「澁澤民間学」の生成」より1929年の項を参照しました。 保坂
1月、「旅と伝説 第8年(1月號)(85) 三元社」に「薩南のK島にて」を発表する。 pid/1483551
   神楽研究資料 / 小宮豐隆    相州江ノ島の正月 / C野久雄   壹岐島年中行事 / 山口麻太カ
3月、「旅と伝説 第8年(3月號)(87) 三元社 」に「山の彼方 」を発表する。 pid/1483553
   神楽研究資料 / 小宮豐隆
4月、小宮豐隆が「旅と伝説 第8年(4月號)(88) 三元社」に「神楽研究資料」を発表する。pid/1483554
遠州地頭方村新庄の神送り / 永井C市
相州江の島雜蒐 / C野久雄
雨乞にK馬、晴乞に白馬 / 納富重雄
甲州奈良田の民具 / 小野幸
潔の納屋 / 坂井政次カ / 口繪

5月、「山 2(5) 梓書房」に「小鳥と熊の話 」を発表する。 pid/1495583
   ずみの木 / 武田久吉
5月、「旅と伝説 第8年(5月號)(89) 三元社」に「感想二三―(第九囘ク土舞踊大會にて) 」を発表する。 pid/1483555
    南千島の驛遞・鮭鱒漁場番屋 / 田中阿歌麿    隻脚の旅 / 田村剛
1936 11 47 1月、「民族學研究 2(1) p.70-81」に「惡石島(あくせきじま)正月行事聞書 : 鹿兒島縣大島郡十島村」を発表する。  J-STAGE
2月、「旅と伝説 第9年(2)(98) 三元社」に「薪のことなど」を発表する。 pid/1483564
  農民祭石を通じて石器時代信仰を覗ふ / 武藤鐡城   九州人吉に遺るウンスン歌留多 / 太田陸カ
2月、九州大学を退く。   宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
4月、「旅と伝説 第9年(4)(100) 三元社」に「竈屋のことなど」を発表する。 pid/1483566
幻覺の實驗 / 柳田國男
姥の話 / 折口信夫
原始山民とその分裂 / 藤原相之助
飛騨の頬かむり小屋について / 江馬修
南島に傳はる生殖器崇拜の跡 / 昇曙夢
山での事を忘れたか / 澤田四カ
大磯の虎御石 / 武田久吉
我が上代に於ける母系相續の痕跡 / 喜田貞吉
舟祭神事の瞥見 / 本山桂川

4月25日(印刷)、早川孝太郎校註「アチックミユーゼアム彙報 第1」に「愛知県北設楽郡下津具村村松家作物覚帳」を発表する。pid/1461525 閲覧可能
       口絵写真 村松家 昭和6年1月 早川孝太郎 撮影
       口絵写真 村松ぜん女 同家庭前にて (撮影日記載なし )高橋文太郎 撮影

標題/目次/前記 /まへがき
土地と交通
萬作物覺帳
附録 /恐入心用可致事 ・ 農民常心衞置事
後記/一 覺帳と記事擔當者 二 畑に就いて  三 作物に就いて 四 柿ノ澤宇連の開發
     五 村松家を中心に

資料/恐乍以書付奉願候御事・仕申證文之事 ・相讓り渡分地證文之事
    村方御神事神人一札之事 ・相讓渡田地之事
5月、財団法人農村更生協会嘱託となる。  宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
家簿記記録運動や満洲分村移民送出のための基礎調査の活動に従事する。
                  
平賀明彦著「戦時と農本ーある農本主義者の軌跡を辿ってー」より
6月、「旅と伝説 第9年(6)(102) 三元社」に「女性生活の一部面」を発表する。pid/1483568
  若者仲間の制度慣例―(長野縣) / 有賀恭一
7月、「民族學研究 2(3) p.675-726」に「惡石島(あくせきじま)見聞記」を発表する。 J-STAGE
項 目  少項目  ー鹿児島県大島郡十島村ー
  (題なし) 〔概況〕
二 島名に就いて ミナミタカシマ/アコシキ
三 地理 ハマ・サト〔里〕/ヒガシ〔東〕/ユドマリ〔湯泊り〕/アッヤレーハア/ミタケ〔御嶽〕/オオミネ〔大峰〕/オツポンタア/オキンヤマ/カアビラ/ビンザコ/京三郎泊り
四 農業 畑/アラヂオコシ/ヤシミヂ/マメガラ〔大豆稈〕/區劃/作物/農具/焼畑/シアケヂ/タカベキリ/※1収穫/オチボ〔落穂〕/一年作/大峯/オドシ〔案山子〕/ヤマキリ
五 漁業 漁法その他/以前の漁業/漁具/分配/加工/ヱフリ(綱を引くこと)/オヅキトリ/フナズ
六 牧畜
七 寄物
八 人生 一つ家/ナキコブの話/トンヂ
九 各島間の交際 狼火/ヤド


十 信仰



十 文化關係その他
八幡社/カリビキ/ツカミテグラ/オイグシ/オキノージン/サカモリガミ/琴平社/乙姫樣/シホイドン/寺院/島立世立(シマタテヨタテ)の御大将(オンタイショウ)/カミキンジョヨウ〔神勧請〕/神社の祭/甘酒/大宮司〔デクジ〕/サジ/セークジ〔末宮司〕/ネイシ〔ナイシ・巫女〕/タナ〔棚〕/シャクトリガメ/ツツマツリ/※2初穂祭/トーヤ/オイセ/オコウ〔御講〕/※3ウチガミ〔家の神〕/※4カグラ〔神楽〕/※5センゾ(先祖)/※6盆行事/※7ホカドンの道

築山/貯水タンク/昔話/観音像/方言矯正/朝鮮人漂着/外國船/赤痢流行
十一 居常 オウヱ/カマイヱ/カマゴヤ/センチ/ウチノマ/ツギノマ/オモテ/ヱン/ヂロ/ヘイオサヘ/ヨコザ/タイスバシラ/トギ/アシナカ/ヰジヨーリ〔藺草履〕/サシダケ/ヒッゲタ/ボツクリ下駄/ハマ〔帯〕/タメ〔貯水池〕/ツボ/イ丶カケ/ハンゾ/フロ/カア/ヘグロ/ヰゴモリ
十二 婚姻關係その他
十三 謎と言慣はし 謎/言慣はし
十四 各種語彙
十五 文書
※1收穫 六月廿日前後から收穫に着手する。その方法は成熟した穗を漸次摘取るので、三回に行ふを普通として居る。之慣習は颱風の影響に依る事尠くなく、成熟期に及んで一度颱風の襲來があれば收穫は皆無に歸するのである。從って天候變調の徴があれば、慌たしく收穫を行ふ場合もある。
※2
初穗祭  四、八、十一月の三回に行はれる祭は最も重要として居て、之は八幡とか乙姫社等の祭祀とは全く別に行ふので、四月を麥、六月を粟・十一月を唐芋の祭りとしてそれ〔ぐ〕初穗を神に具へ、ネイシは家々を廻つて祭りをする。
  
注 粟の初穂祭の八月は誤記か、6月と思う  確認要 2020・8・18 保坂
※3:ウチガミ 家の神を謂ひ、多くは佛壇と並んでウチノマと稱称する間に祀られてある。五月と十一月に特に祭りをするが、それ等はすべて、ネイシ(巫女)に依って行はれる。尚その折は神楽がある。
※4カグラ(坤樂) ネイシ(巫女)に依つて行はれるのであるが、 最も重大なのは、五月五日で、之は前に謂ふウチガミの祭りである。 斯口は部落中の全部の家を廻つて行ふので、其順序は最初にトンヂと稱する家、 次がシモノトンヂで、 以下家格に依りそれ〔ぐ〕順序が定つて居る。神樂を行ふのは全部女性で、 即當役のネイシを中心に、平素ネイシと同じ樣な生活をする女性が全部と、それに太鼓役を加へたもので、私の實見した時は總勢八入であつた。 其他に部落總代と有力者が袴を着けて後に從ふ。樂器は太鼓二つ、 それにネイシは銅拍子一入、他は鈴を持ち、何れも數珠を用意して居る。服裝は晴衣程度のものに卷帶で、特殊の裝ひはない。一行が訪れると、 家族が揃つて迎へ入れ、 お茶を出し、 直にウチノマに通る。一方總代その他部落の役人逹は、下手に控へて居る。斯の時一方の神棚の前には豫め供物が膳に盛つてある。 膳はすべて三つで、第一は小麥團子に、麥粒、 米粒を置き片隅に土器(カハラケ)を置いて燒酎が注いである。 第二の膳は麥粒を高盛りにしたもの、 第三の膳には御幤が載せてある。紳樂は太鼓の拍子に始まり、 トントコ〔くく〕の調子につれ、最初に神寄せの唱へ言があり、巫女達の振る鈴と銅拍子、數珠の音と共に、段々動作がはげしくなり、時々座つたまゝ跳躍したりして、漸く神がゝりの状態になり、最初榊棚に向つて居た者も、くるりと後向きになり、供物を播きちらしたりする。 斯の間家族の者は、其後方に眤と頭を垂れて座つて居る。 約三十分程して、巫女の動作は段々鎭まつて行事が終ると、其處へ燒酎・團子・山歸來の葉で合んだ柏餅などが出て、一同直會になつて終るのである。因に私が實見した處では、 同じ十島中でも寶島等とは大分樣式が異つて居て、一時は實に騒々しい限りであつた。尚私の實見した家の嫁は妊娠中であつた爲か、爐の傍に火箸を握つて、眤と座つて居たが、巫女達の動作が荒々しくなる頃から、各自が爐の傍に跳躍して來て、其處をかこみ、妊婦を取卷いて、頭といはず胸と言はず幤吊を以て打たゝきながら、何事か頻りに唱へる樣は、嚴肅といふよりも異樣な感じであつた。最後には嫁をはなれて、老主人を取巻き同じやうな動作をして居たが、後に聞く處では、その家の最も重要な地位にある者に、自づから神の意志が通ずるのだと語つて居た。
※5センゾ(先祀) 佛壇に祀つてある先租は、 事實上何程あつても、 之に一定の數が定まつて居る。たとへば家に依り甲の家は二十人とするに對して、 乙の家は十五人とする類である。斯くして其數に準ずるだけの供物を調へる。 從つて家々の佛壇の茶湯の茶碗を數へれば、その家の先祀の數が判るのである。しかし新佛
(シンボトケ)の出來た場合は別で、 之は別の取扱ひになるのである。仍つてたとへば、先祖の數を二十とする家に新佛が加はると二十一となるが、之は三年を經過すると、奮の二十に還すのである。 而して現在では先祖を二十とする家が最も多い。
※6盆行事 盆の行事は七月七日から始まるといふ。 斯の日の朝女性は思ひ々々の山に入り七夕の竹を伐つて來るが、 それと同時に、物干竿又は衣紋竹等を切つて來る。 この日切つた物干竿衣紋竹は魔障を拂ふと傳へて、たとへば、 唯の日に伐つた竿は、 衣類を掛ける時、左から右へ通すと、 其持主が病氣になつたりするが、七夕の日のものは、 さういふ不祥がない。 尚女性は七月に入ると、 山から藺を苅つて來て努めて草履をつくる。 之を盆草履といひ、男に贈るもある。 之は男逹が正月前に下駄を造るのとよい對象を爲して居る。十一、 二日頃迄に、男達は墓地の花立を作る。 之には錐を以て松竹梅や唐草の細かい模樣を彫刻し、併せて家のハン(家印)を刻み出す。十三日の夕には精靈迎をするが、之は墓地に行く。 先づ墓地に花立を新に挿し飾り、 歸つて來て、 佛壇の位牌を取出し座敷の中央に棚を設け、 其上に祀り供物を飾る。盆踊りは青年だけで女性は参加せぬ。 之は七夕の夜からはじめて十三日晩迄七日聞スバタケで踊り、 十四日は各所を廻つて終夜踊る。 之にはいろ〔く〕の曲があつて、ヨサカタンバ、 八兵衞など、 それに裸體踊りもあつたが、 今は殆ど絶えた。 斯くして十五日夜にはいよ〔く〕精靈送りであるが、之は他地方のやうに供物を調へて、海又
は墓地等に往くことは一切なく、青年(ニセ)が家を訪れて、踊ることが即送りである。従って位牌に供へた供物等も、そのまま取納めて、後に家人が食べるのである。 尚位牌に供物をする際、餓鬼叉はお伴など言つて、 別に供へる風もあつて、必ず二三人分を別の位置に供へるのである。 十五夜に各戸を廻って踊りを済ますと、青年はその後でお寺(今は無いので其跡地)にゆき踊る。お寺での踊は十六夜もつゞいて行ひ、その日を以て終るのである。
※7
ホカドンの道 精霊を別にホカドンといふかどうか判然せぬが、七夕の晩からスバタケで踊りがあるが、この時そこより一段上にある墓地から精霊が出て見物するとて、そこへ通ずる道をホカドンの道といふ。因にこの道は墓地から言ふと裏口を爲して居る。
9月、「旅と伝説 第9年(9)(105) 三元社」に「ク土生活雜感」を発表する。pid/1483571
   肥後國陣蘇郡「なんしよ」集 / 八木三二   若物仲間の神事奉仕 / 有賀恭一
10月、村上清文が「民族學研究 2(4) p.948-950」に「早川孝太郎校註, 愛知縣北設樂郡下津具村, 村松家作物覺帳 : アチックミューゼアム彙報第一,」のことを報告する。
10月、「社会経済史学 6(7) p.829-847」に「大藏永常と製糖技術」を発表する。 J-STAGE
1937 12 48 4月、「民族學研究 3(2) p.235-294」に「農事慣習に於ける個人勞力の社會性 : ユヒの問題に關聯して」を発表する。 J-STAGE
6月、「旅と伝説 第10年(6)(114) 三元社に「アイ・ユイ・シメ」を発表する。 pid/1483580
  日光綺談 / 藤井萬喜太   滿洲の葬禮習俗 / 桑江常夫
8月、「財政 2(9) 大蔵財務協会」に「山莊閑話 山村發達夜話」を発表する。 pid/3550527
山村漁村經濟行脚 漁村と漁村問題 / 蜷川虎三
山村漁村經濟行脚 山村生活と部落 / 最上孝敬
山村漁村經濟行脚 山村の財政經濟事情 / 田杉競
北支事變の意義 / 尾崎秀實
9月、「旅と伝説 第10年(9)(117) 三元社」に「鳥を追ふ詞のことなど」を発表する。 pid/1483583
馬櫪神から宗善樣へ / 饗庭斜丘   庚申塔の種々相 / 竹内文成   日光綺談 / 藤井萬喜太
参考:「鳥を追ふ詞のことなど」の採集地が「名取郡玉浦村附近」のことかは不明 内容未確認 2020・8・4 保坂
10月、「旅と伝説 第10年(10)(118) 三元社」に「猫を繞る問題一二 」を発表する。 pid/1483584
  また、同号に淺田茂が「柏原の民謠」を発表する。
〇この年、「鳥を追う詞のことなど」を「岩崎美術社」から刊行する。  
1938 13 49 4月、農村更生協会の主事となる。
6月、「旅と伝説 第11年(6)(126)  三元社」に「鰻と水の神」を発表する。pid/1483592
   また、同号に宮本勢助 が「上州の七夕と迎盆」を発表する。
7月28日、「大蔵永常」を刊行する。(非売品) pid/1261448 
   
 大蔵永常全集刊行會石黒忠篤から日本國民高等學校(校長:加藤完治)に贈呈された実本 所蔵:屋根のない博物館

 農學篇
 一 吾國の農學と大藏永常
 二 農學の思想と特質/一 作物と農學 二 著作の全貌  三 農業經濟の分解  四 凶作と農家の窮乏
  五 凶作の示唆 六 櫨と永常   七 除蝗録と鯨油  八 製糖技術  九 農業全書の影響  
  一〇 農業技術誌
 三 業績の將來性
 生活篇
 一 九州時代(自明和五年至ェ政八年) / 一 出クの動機  二 その家庭  三 製糖技術へ
 二 大阪時代(自ェ政八年至文政八年) / 一 大阪と永常   二 一商賈として    三 各地に旅行
 三 江戸の生活と駿河/ 一 油の制度改革に    二 駿河田中へ
 四 田原に於ける永常/ 一 日田喜太夫として赴任   二 日常生活   三 門田之榮出板
   四 櫨の植栽その他  五 土燒人形の製作  六 砂糖の製造  七 報民倉  八 報民倉と凶作 
   九 事業の成果  一〇 渡邊華山の奇禍
 五 岡崎と永常 /   一 妻女の病氣   二 窮乏と戰ふ 
 六 濱松時代(自天保十三年至弘化三年)/ 一 水野忠邦との諒解   二 濱松到着   三 運命の急轉
 七 晩年/ 一 江戸を目ざして  二 生涯を顧みて
 八 性行・逸事・交友・その他
 附録 /著作及び解題 / あとがき

11月、「旅と伝説 第11年(11)(131) 三元社」に「わたくし雨・わたくし風 」を発表する。 pid/1483597  また、同号にP川C子が「相島日記(二)」を発表する。
11月22日、柳田國男が、石黒忠篤主催の稗試食会に出席、稗の未来についての話される。
  ※ この時、早川孝太郎が出席したかは不明。調査要 20202・8・9 保坂
12月、「民間伝承 4(3) 秋田書店」に「事實の普遍性」を発表する。pid/2264273
   また、同号に大藤時彦が「オシラ神研究資料」を発表する。
〇この年、村落社会学会編「村落社会の研究法 刀江書院」」に「農村社會に於ける部落と家」を発表する。 pid/1716441
〇この年、大分県日田出身の農学者大蔵永常事績調査のため学術振興会より補助金1000円をうけ、この農学者の生涯とその業績を明かにする。
     宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
1939 14 50 4月、農村更生協会編「部落と簿記指導」が刊行され、第四部を執筆する。
選定された部落は、当初十三府縣十九部落で、昭和十一年度から記帳を開始してゐる。
青森縣三戸郡島守村十文字、 岩手縣稗貫郡太田村中央、 宮城縣本吉郡御岳村表山田.同縣桃生郡大谷地村五十五人宮城縣刈田郡齋川村下鹿子.山形縣最上郡古ロ村古口、 新潟縣中頸城郡津有村荒屋, 富山縣射水郡下村第十六區、 長野縣北佐久郡志賀村海老在家愛知縣幡豆郡三和村高落和歌山縣西牟婁郡長野村馬我野.同縣伊都郡九度山町入郷東岡山縣赤磐郡高月村穗崎廣島縣比婆郡敷信村一ツ木、同縣賀茂郡志和堀村原,香川縣木田郡川島町山西、同縣綾歌郡栗態村西行末、大分縣大分郡植田村小野鶴、 同縣南海部郡上野村山田内がそれである。 そしてその後次の三村が加つた。 即ち熊本縣玉名郡緑村坂本、宿、熊本縣益城郡海東村筒田.大野、靜岡縣小笠郡新野村有ケ谷、の以上二十二部落
※宮本常一著「早川孝太郎氏を悼む」の資料では他に「栃木篠井・熊本絲」の部落名があったが出典が不明なため検討要 2020・8・15 保坂
 第四部は記帳二十二部落の概況と生活誌とを内容とする。民族學同攻者にはむしろこの部分の方が興味多いであらう。主要なトピツクは、 (一)部落有財産の有無と.その利用(二)生活慣行に於ける衣食住とその浩革(三)年聞行事及び信仰行事(四)生産諸相〔主として農業事情の変遷)及び(五)祉會態としての各種の慣習等である。   喜多野清一著「民族學研究 5(5-6)」の本の紹介より
5月、「旅と伝説 第12年(5)(137) 三元社」に「田植のことなど」を発表する。pid/1483603
  木地屋の生活 / 橘文策   中支奧地の鵜飼 / 太田陸カ
7月、「村 6(4) 農村更生協会」に「稗と民俗」を発表する。 pid/1524897
北支農村建設の現地報告 / 土屋大助
東北農業に於ける稗の重要性 / 古宇田C平
飛騨と稗飯 / 江馬三枝子
岩手縣の稗食 / 鈴木脩一
7月25日〜31日、福島県南會津郡桧枝岐村へ向け、民俗採訪調査を行なう。
日程 行動
7月25日 (行程不明)( ・泊)
26日 (行程不明)( ・泊)
27日 (行程不明)( ・泊)
28日 →南会津郡荒海(アラカイ)村会津山村道場に於いて青森営林局主催、山村経済更生講習会で講義→11時、荒海村發の乗合自動車にて田島町→13時、同地發大宮村山口行乗合自動車に乗る→駒止峠にで会津駒ヶ岳を見る→15時30分山口着→山口営林署を訪問→同暑今井氏及び桧枝岐村擔當區員徳原氏を通じ村の概況を聞く→18時30分、徳原氏と同乗桧枝岐に向かう→20時15分桧枝岐着宿舎に入る→山口営林署長岩下氏、鑛山関係・繭商人が滞在していた。→夕食→21時30分に至り、村の実行組合長星數三郎氏擔當區の平野氏が来訪、経済更生の実状や生活状態等を聴く→(12時過に聞書を中止して休息・泊)
29日 岩下氏の御配慮で尾瀬沼見学豫定であったが、自分としては豫定の滞在期間が短いので、むしろ村に在って見聞を重ねる事を窃かに希望したのであうが、幸ひ實行組合長の星氏が御同行下さる事となったので、尾瀬沼往きを決意したのである。→4時30分起床、村内を見学→7時30分星氏と共に途中キリンデまで宿の自転車で行く→山川耕地の状況を観察→七入(ナナイリ)・赤法華部落では家の形式、作物の状況、其處に働く人々と懇話→11時半沼山峠頂上→12時半長蔵小屋(昼食)→湖面を一巡して14時尾瀬沼を後に帰途→16時30分、七入り着、畑作を行う寅蔵氏宅にて休憩→18時15分、宿舎着→同夜、星氏と会食、更に昼間に引き続いて話を聴く。23時半に及ぶ(宿舎・泊)
30日 →4時半起床、農家の写生を爲→朝食→川東部落である上の段へ徳原氏の案内で共同作業場・墓地・各家の倉庫(板倉)・石畑(イシバタ)等を見学、併せて附近の人々の説明を聴く。→舊の道を引返し、鎮守神社・寺院・舊家の建築を見る→役場、村長星美雄氏に面接、吏員諸氏を交え村の状況や発掘遺物等について知る→11時、自動車にて、再び徳原氏と同乗、高屋敷・嫁の郷・葭ヶ平等の部落に注意しながら→大川村大桃→12時過ぎ、山口着、営林署に一端休憩、岩下署長その他の方々と決別→田島町着→16時半荒海村山村道場に帰る→(不明 ・泊)
31日 →(行程不明)

   

   



   

  
主な家屋の呼名
シタエン 下縁で、座敷に對する土間の部分を謂ふが、若夫婦は其處に座敷を設けて住む慣ひで、此處にも別にゐろりがある。
ヘヤ 寝所
オセエマラ 家の棟木に左右向ひ合わせて飾る陽物を象どった物で、別に火伏せともいひ、家造りの際に飾る。之は各戸にあるが、何れも煤で眞黒に煤けて居て豫程注意せぬと判らない。第八圖の如く、桶胴に入れて縄で吊り下げてある。
ヨコザ 爐の座席の正面を謂ひ、一般に家長の席と考へられて居るが、來客に依っては其處に請じる。
オマエ 家の間取りの中の正座を謂ひ、其處に神棚佛壇を祀る。
8月、「村 6(5) 農村更生協会」に「農家と自給經濟」を発表する。 pid/1524898
農村計畫樹立の必要 / 久保山千里
學生義勇軍衞生隊に加はりて / 杉野忠夫
八ケ岳農場入場式に當りて / 石K忠篤
群馬縣相馬村の分村運動 / 飯塚藤平
9月、「村 6(6)  農村更生協会」に「豆粒か粟粒か」を発表する。 pid/1524899
分村計畫の即時全國化を提唱する
農村更生運動の新展望
分村運動の新方式 / 杉野忠夫
農村再編成の問題 / 三宅鹿之助
稗麹と稗味噌の造り方 / 小原哲二カ
日滿支農業の調整 / 水野武夫
C明村開拓團の現況 / 杉野忠夫
アワラ田のこと / 鈴木脩一
〇この年、「稗叢書 第1-15輯  農村更生協会」が刊行され、第五・六輯に「農と稗・稗と民俗」を載せる。pid/1158489 注 第五・六輯に「農と稗・稗と民俗」は昭和14年6月刊行 閲覧可能
一 稗栽培運動の提唱 石黒忠篤
二 稗の未來 柳田國男
三 稗の利用價値 小原哲二郎
四 稗の栽培 松田延一
五 農と稗 早川孝太郎
六 稗と民俗 早川孝太郎

七 稗の處理 松田延一
八 稗と稻 藤原相之助




pid/1080544
pid/1455443


九 稗の重要性 古宇田清平
一〇 稗と國策 杉野忠夫
一一 稗の精白 小原哲二郎
一二 飛騨と稗飯 江馬三枝子
一三 稗食の榮養に就いて 小泉親彦
一四 稗の加工(上)稗麹と稗味噌の造り方 小原哲二郎
一五 稗の加工(下)稗醤油の造り方 小原哲二郎
12月、「稗叢書 第16輯 朝鮮及び満蒙の稗」を「農村更生協會」から刊行する。
〇この年、深田久弥 編「 峠 青木書店」に「湯山峠にて」が所収される。pid/1256685
   小佛峠/ 武田久吉   I和田峠の合戰/ 島崎藤村
〇この11年から14年にかけて農村の簿記指導にしたがい、その村々の調査を試みる。
調査した全国22町村名/青森島写・岩手稗貰・宮城御岳・宮城大谷地・宮城斎川・栃木篠井・長野志賀・新潟津有・富山下村・静岡新野・愛知三和・和歌山九度山・和歌山長野・香川川島・香川栗熊・岡山高月・広島敷信・広島志和掘・大分上田・大分上野・熊本絲・熊本海東
        宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
1940 15 51 1月、「村 6(10) 農村更生協会」に「農と民族性」を発表する。  pid/1524903
   道場ヘ育と其の信念 / 加藤完治   那須山麓の稗作地帶へ / 渡部小勝
2月、「肥料 (2月號) 肥料協会」に「稗と民俗」を発表する。 pid/1553117
3月15日、「民族學研究 5(5-6) p.550-597」に「福島縣南會津郡檜枝岐村採訪記」を発表する。
  また、同号に喜多野清一が「農村更生協會, 部落と簿記指導, 昭和十四年四月」を紹介する。 J-STAGE    ※ 檜枝岐村訪問の時期再検討要 2020・8・2 保坂 
   J-STAGEの発行年と「民族學研究 5(5-6)」の発行が大幅に遅れたこと、また表紙と奥付の発行年が違っていたこと 2020・8・16 保坂
3月、「肥料 (3月號) 肥料協会」に「農と稗」を発表する。 pid/1553118
  また、同号に河野一カが「新たなる使命・肥料研究所設置の提唱」を発表する。
  化成肥料を繞る肥料政策の矛盾 / 高橋鏡太カ   解散の岐路に立つ滿洲硫安工業 / 長谷川浩正
5月、「村 7(2) 農村更生協会」に「土への愛着」を発表する。 pid/1524907
  また、同号に宮本常一が「大和十津川の稗作」を発表する。
8月、「村 7(5) 農村更生協会」に「部落社會と集團性」を発表する。 pid/1524910
部落生活に於ける家の盛衰 / 松田延一
鳥取縣の逞しき部落 / 橋詰英雄
別所農家組合と部落 / 丹羽四カ
山田部落と石川翁 / 鈴木脩一
負債整理に甦つた馬場部落 / 貞光俊夫
部落團體統制の諸問題 / 石K忠篤
10月、「新満洲 4(10) 満州移住協会」に「分村計畫と母村の再建」を発表する。 pid/3544609
わしか村大陸建設分村分郷めぐり――(その二)長野縣K姫ク / 後藤嘉一
會談座 制服をモンペに代へて 女學生の開拓勤勞奉仕長野縣屋代高等女學校
  栗本正信 ; 久保知榮 ; 瀧澤けさ子 ; 村山斐子 ; 柿崎美鶴 ; 宮坂具子 ; 西澤れい子 ; 渡邊龜雄 ; 後藤嘉一
「土と戰ふ」有馬賞を受く /  「土と戰ふ」を推す /
加藤武雄 ; 菅野正男 ; 木々高太カ ; 眞壁仁
漫畫 義勇軍の義坊 / 田河水泡 / 詩と曲 渡滿義勇隊を送る歌 / 白鳥省吾 ; 溝江偉成
詩 大陸年の歌 / 佐藤惣之助
11月、「農政 第2年(11) 農業報国聯盟」に「「百姓傳記」の著者」を発表する。pid/1520874
  また、同号に犬田卯が「石川理紀之助―傳記」を発表する。
〇この年、東亜研究所の委嘱をうけ、石黒忠駕氏にしたがって朝鮮・満洲・蒙古・華北の食習慣を主に農村調査を行なう。宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
1941 16 52 2月、「村 7(11) 農村更生協会」に「新しき祭典」を発表する。pid/1524916
表紙 解説/早川孝太カ:画
先づ心中の賊を討て / 杉野忠夫
皇國農民精神(二) / 加藤完治
八ケ岳農場錬究生修錬生募集
2月、「旅と伝説 14(2)(158) 三元社」に「朝鮮の穀神」を発表する。pid/1483624
山王海及山王海人 / 藤原勉
イタダキの村(二) / P川C子
畦に關する慣習―(福島縣) / 庄司吉之助
タタラと木地屋(一) / 山田隆夫
3月、「山と渓谷 (66) 山と渓谷社」に「雪具考」を発表する。pid/7933777
   雪の北信濃の行事 / 宮澤憲衞    雪國の旅 / 宇野浩二   雪國の民俗 / 山口貞夫
3月、「村 7(12) 農村更生協会」に「美濃の農家―(表紙解説)」を画く。pid/1524917
何糞精神を忘れるな / 杉野忠夫
農民の使命と我が農民道 / 石K忠篤
搦Yと分村 / 杉野忠夫
二龍山に於ける山菜利用 / 二龍山特設 ; 修錬農場
二龍山新春便り
北支派遣軍の稗栽培
八ケ岳中央修錬農場修錬生募集要項
第二次集合開拓農民の募集
6月25日、「古代村落の研究(黒嶋)」を「文一路社」から刊行する。 pid/1460086 閲覧可能
はじめに
概説
土地關係
農業
漁業
社會・民俗
人生
行程
(調査記録p177 〜p199)
文書
語彙人名書名索引


7月、「旅と伝説 14(7)(163) 三元社」に「表紙 / 早川孝太カ:画」を画く。 pid/1483629
七夕の眞菰馬 / 押尾孝 揚子江と倭寇 / 太田陸カ
7月、「ぐろりあ文庫 ; 2 農と農村文化」が「 ぐろりあ・そさえて」から刊行される。 pid/1066388

一 農と農村文化
二 部落社會と集團
三 モンペと農村女性の服制
四 田植えのことなど
五 農村生活と農家建築
六 唄と農事勞働
七 村の生活改善
八 農村の慰安娯樂問題
九 農業勞力の變遷
十 分村運動と弱小農家
装幀:棟方志功
7月、「農業の満洲. 13(7) 農業の満洲社」が刊行される。(参考) pid/1520324 
   滿洲國の植物分布と農林業(一) / 館脇操 / p36〜44
8月、「農業の満洲 13(8) 農業の満洲社」に「お盆の行事と收穫祭―(趣味叢話)」を発表する。pid/1520325
   滿洲國の植物分布と農林業(下) / 館脇操/ p50〜56
8月、「旅と伝説 14(8)(164) 三元社」に「表紙 / 早川孝太カ:画」を画く。 pid/1483630
隼人舞に就いて / 宮武省三
平壤附近の傳説 / 佐々木五カ
暦、稻荷、燒米 / 佐久間薊芽
オシラサマ其他 / 中市謙三
奧羽の歌謠 / 本田安次
くろしま / 鈴木棠三
9月、「食糧經濟 7(9) 大日本米穀協會」に「朝鮮に於ける食糧生活の性格」を発表する。 pid/1589416
   イナゴ食の話 / 山本滋夫
9月、「旅と伝説 14(9)(165) 三元社」に「表紙 / 早川孝太カ:画 」を発表する。pid/1483631
   東北地方に於ける巫女の稱呼 / 藤原勉
9月、「旅と伝説 14(10)(166) 三元社」に「表紙 / 早川孝太カ:画」を画く。 pid/1483632
三河大谷の霜月神樂(一) / 本田安次
成田不動尊の出開帳とその道中行列 /小野幸
伊勢踊と藝者 / 田村榮太カ
金谷上人の大峯熊野供奉(一) / 鈴木棠三
10月、「國學院雜誌 = The Journal of Kokugakuin University 47(10)(566)  國學院大學」に「田の神・山の神 」を発表する。  pid/3365209
民間信仰研究の意義 / 宮地直一
龍王と水の神 / 柳田國男
二十三夜様 / 箱山貴太カ
雷電信仰に就て / 角田序生
漁村に於けるエビス神の神體 / 櫻田勝コ
道祖神の本質と形態 / 武田久吉
10月、「文化日本 5(10) 日本文化中央聯盟」に「所謂ク土舞踊について」を発表する。 pid/1553953
   「銃後の日本」――報知新聞社募集應募寫眞 / 表紙   文化政策といふこと / 柳田國男
10月、「開拓 : 東亞一般誌 5(10) 満州移住協会」が刊行される。 pid/3544621
表紙 / 杉岡雲外/ 扉題字 / 加藤完治//
目次カツト 玉蜀黍 /平川東府/扉繪 馬と少女/笹川藍田
卷頭言 開拓文化建設の爲に /
大原幽學――その現代的意義 / 高倉テル
少年興亞訓練の基調 / 小野正太カ
農村文化の方向に就いて / 眞壁仁
座談會 開拓地の文化性―村つくりの理念を語る
    小田内通敏 ; 櫻澤如一 ; 暉峻義等 ; 早川孝太カ ; 丸山義二 ; 山名義鶴

大原幽學翁の遺業を尋ねて / 後藤嘉一
上越國境の村 / 佐倉浩二
「彌榮會」誕生す / 本間 //開拓分會を作りませう
滿洲の氣候 / 長谷川謙
開拓地民藝としての工藝美術 / 杉岡雲外

開拓地の落穂 / 戸谷生 //義勇軍の母 / Y・F
ク土繪だより――山形縣の卷 / 相澤一男
訓練生手記 開拓一年の記 / 上野正喜

屯田兵の記録 相内屯田と日露戰爭 / 吉田十四雄
眞摯敢鬪する義勇軍 / 本誌記者
1 庄内へ田植奉仕 / 本誌記者
2 意氣で美田を救ふ / 本誌記者
3 浮がび上ろ六百石 / 本誌記者
4 義勇軍の敢鬪譜 / 本誌記者
書評 大瀧君の劉家の人々≠ノ就いて / 福田C人
書評 大陸の村つくり / 丸山義二 ; 佐倉浩二
國民歌曲「春」作曲募集
國民總意の歌「そうだその意氣」 /西條八十 ; 古賀政男
連載漫畫 先遣隊の義坊「先遣隊」 / 田河水泡
現地報告 / 野々田豐 ; 大石頭訓練生
開拓文苑 / 丹塚もりえ ; C水大蘭
滿洲開拓相談//開拓情報 //内原だより
指導員募集要綱 //義勇軍になるには
原稿募集 //編輯後記
入選小説 或る拓士の手紙 / 上野奎三
傳記小説 東宮大佐――(3) / 福田C人 ; 倉垣辰夫
11月、「旅と伝説 14(11)(167) 三元社」に「表紙 / 早川孝太カ:画」を画く。 pid/1483633
   巨岩と積み石に就いて / 辻村太カ   金谷上人の大峯熊野供奉 / 鈴木棠三
11月、「山と渓谷 (70) 山と渓谷社」に「邊陬に古俗を拾ふ」を発表する。 pid/7933780
   富士山と日本精神 / 逗子八カ    南會津沼田街道の慘状 / 川崎隆章
11月、「開拓 : 東亞一般誌 5(11) 満州移住協会」が刊行される。  pid/3544622
表紙 / 杉岡雲外//扉題字 / 加藤完治
目次カツト 凩 / 笹川藍田 //扉繪 薪運び / 平川東府
巻頭言 雄渾なる綜合國策を實踐せよ / 山名
東亞民族の世界使命と 滿洲建國 / 永井柳太郎
士の偉人 農聖石川理紀之助翁 / 後藤嘉一
石川翁の精神に就て / 兒玉庄太郎
歸農士族の安積開拓 / 佐倉浩二
興亞の學生運動を語る 學生義勇軍に訊く座談會/
  
大島友治 ; 登坂行雄 ; 森廉 ; 鶴園熊吉 ; 前田竹虎 ; 川井武彦
    秋田勇太カ ; 井上勝英 ; 本誌記者

開拓地民藝としての工藝美術 / 杉岡雲外
滿洲の冬季河川漁業 / 木三雄
國展に現はれた開拓美術 / 寄木司麟
滿人部落をゆく / 大瀧重直//祝・義勇隊開拓團
東滿義勇隊開拓團めぐり 若い拓士逹 / 藤生好夫
第九次七星の建設を見る / 丸ノ内久
美談 義勇軍をばさん / 本誌記者
開拓分會を作りませう
書評 「農と農村文化」 / 早川孝太カ ; 藤井米三
連載漫畫 先遣隊の義坊「日滿親善」 / 田河水泡
現地便り / 堀尾貫文
開拓文苑 / C水大蘭 ; 丹塚もりえ
滿洲開拓相談//開拓情報
内原だより / 田河水泡
指導員募集要綱 //義勇軍になるには
原稿募集//編輯後記
當選小説 鬪ふ人々 / 巽三平
傳記小説 東宮大佐――(5) / 福田C人 ; 倉垣辰夫
12月、「旅と伝説 14(12)(168) 三元社」に「表紙 / 早川孝太カ:画」を画く。 pid/1483634
  津島町興禪寺藏の牛頭天王像 /口繪  津島祭と蘇民將來 /加藤康司   金谷上人の大峯熊野供奉 /鈴木棠三
12月、「読書人 1(1);12月號 東京堂」に「農村年と讀書」を発表する。pid/11208890
   學生と讀書/海後宗臣   失樂園から/村岡花子 /
12月、喜多野清一が「民族學研究 7(3) p.417-419」に「早川孝太郎著, 古代村落の研究,黒島, 昭和一六年六月 発行」が紹介される。.J-STAGE
鹿兒半島の南方から奄美大島の間にかけて約百五十海里の海上に散布してゐる十島村の一島、 黒島の村落生活調査である。 黒島は十島村中最も西にあり、 おそらく我國舊領土中最も僻□の孤島である。現在大里片泊の二部落があり、大里は戸數三〇、人口二〇〇、片泊は戸數五〇、人口三六〇であるが、いつれも農業及び漁業を業としながら民度の甚だ低い生活を迭つてをり、 また殆ど外部との交邇の隔絶された所謂孤立共同體をなしてゐる。 早川氏の調査は昭和九年十月卅日から十一月四日にかけて兩部落について行はれたものであつて、 短期日にこれだけの探索を果すことは矢張り氏の練逹に待たなければならない(略)
〇この年、農村更生協会編「稗食の研究」が「農村更生協会」から刊行される。 pid/1066877
第一篇
一、 稗栽培運動の提唱・石黒忠篤
二、 稗と國策・杉野忠夫
三、 稗の重要性・古宇田清平
四、 稗食の榮養に就いて・小泉親彦
五、 食糧としての稗・小原哲二郎
第二篇
六、 稗の栽培法と其の用途・小原哲二郎
七、 稗の栽培・松田延一
八、 稗の精白・小原哲二郎
九、 稗の加工(上)・小原哲二郎
一〇、 稗の加工下)・小原哲二郎
第三篇
一一、 稗の未來・柳田國男
一二、 稗と稻・藤原相之助
一三、 農と稗・早川孝太郎
一四、 稗と民俗・早川孝太郎

一五、 飛騨と稗飯・江馬三枝子
一六、 岩手縣の稗食・鈴木脩一
一七、 佐渡外海府の稗・稻葉美佐久
一八、 那須山麓の稗作地帶・渡部小勝
一九、 大和十津川の稗・宮本常一
二〇、 朝鮮及び滿蒙の稗・早川孝太郎
〇この年、加藤三吾著,早川孝太郎校訂「琉球の研究」が「文一路社」から刊行される。pid/1043841
同書が、17年7月発禁本となる。
2016-03-25 発禁図書本 /pid/10205753  大塚奈奈絵 国立国会図書館著「国立国会図書館所蔵『発禁図書函号目録』(安寧ノ部・風俗ノ部)」 
〇この年、興亜院の委嘱により華北の食糧事情調査団に参加、調査を行なう。
〇この年、長野県下伊那地方の人々が満洲開拓のために移住を希望する者多く、その送り出し準備のために、伊那地方に出張する。 宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より

注 早川孝太郎著「農と農村文化 p149」に「長野県下伊那郡の分村に當面して」と副題のある中では、「昭和13年7月に第1次先遣隊を送って以来略は1年10ヶ月になる。その間あの山村から老幼男女合わせて千餘名に及ぶ人々が新たに北満の野に移住する譯である。」とあり移住の時期の再検討が必要か? 2020・8・14 保坂
1942 17 53 1月、「村 (正月号) 農村更生協会」に「北鮮火田地帶に於ける凍寒馬鈴薯澱粉について」を発表する。 pid/1524918
下野の農家――(表紙解説)
大東亞の黎明――(卷頭言)
(國)本の農道(一) / 石K忠篤  脱字か?
東亞の農産(完)米・麥・大豆 / 間部彰
嚮導隊移動日程(後期)
八ケ岳中央修錬農場生募集要項
二龍山特設修錬農場生募集要項

1月、「旅と伝説 15(1)(169) 三元社」に「表紙:画」を画く。  pid/1483635
   車神社のうつろ舟 / 口繪    晴着考 / P川C子   うつろ舟とおしひばち―(豐橋市車神社) / 倉光設人
2月、「旅と伝説 15(2)(170) 三元社」に「表紙:画」を画く。 pid/1483636
  釜神樣 / 口繪   釜神樣 / 武田久吉   揚子江流域の魚と漁法 / 太田陸カ
2月、「少女倶楽部 20(2) 大日本雄弁会講談社」に「石が成長する話 / 大石哲路:画」を発表する。pid/1780132
   日本の着物 / 後藤守一    詩『ラツダル鳴らして』 / 鈴木御水 ; 西村皎三
石が成長する話/(一)
薩摩半島
(さつまはんとう)(鹿児島縣(かごしまけん))といふと九州の南の端(はし)になります。そこの山川(やまかは)といふ町は、地図(ちづ)を開けばすぐわかりますか。その半島の端にある古い港です。昔琉球(りうきう)(沖縄縣(おきなはけん))と貿易(ぼうえき)した頃には、たいそう繁昌(はんじやう)したところで、たゞ今もその頃の遺跡(ゐせき)があります。私も二度ほど行きましたが、南國の氣分が豊(ゆた)かで、榕樹(ようじゅ)といふ亜熱帯植物(あねったいしょくぶつ)の大木なども繁(しげ)ってゐて。ことに夜の星空は澄(す)んできれいでした。港の東に開聞岳(かいもんだけ)といふ美しい高い山が聳(そび)えてをります。さらに南の方を望みますと、そこは七島灘(しちたうなだ)といふ海で、はるかに幾つかの島が浮かんでゐるのが見えますが、その中で一ばん近くにあるのは歴史(れきし)に名高い硫黄(いわう)島で、昔高倉天皇(たかくらてんのう)の御代(みよ)に俊寛(しゅんかん)といふ坊(ばう)さんが(今から七六五年前)平清盛(たいらのきよもり)のために島流しにされたところです。この景色(けしき)のよい山川の町つづきの成川(なるかは)といふところがあって、そこの松林の中に一つのお宮があります。それは若宮八幡(わかみやはちまん)といふ神社で、応神天皇(おうじんてんのう)をお祀りしてありますが、このお宮がはじめてできたこと

  大石哲路:画
について、面白(おもしろ)い傳説(でんせつ)があります。大昔のことですからしはしくはわかりませんが、傳説(でんせつ)といふのはかうなのです。昔その村の農民が、神様にさし上げる潮水(しほみづ)を汲(く)まうとして、近くの川尻(かはしり)の濱(はま)へ行きました。あの地方には今でもありますが、お潮井(しおゐ)といって、神様にさし上げる水を小さな桶を持って海へ汲みに行くのです。その時はどうしたことか水を汲むと、桶の中へ小さな石が入ってきました。これはをかしいと思って三度までも汲みなほしましたが、なん
度やっても同じやうに石が入ってきます。農民はふしぎなことに思って、こんなになん度も汲みなほすのになん度でも入ってくるところをみると、これはたゞの小石ではないかもしれない。もしそれなら粗忽(そこつ)があってはならぬと氣づきましたので、そのまゝ持ってきて家におきました。ところがその小石が日がたつにしたがってすこしづつ成長(せいちょう)して大きくなるのです。それで農民はいよいよふじぎに思ふと同時に、これはたゞの石ではなかったのだと氣づきましたので、急いでお宮をつくってお祀りしました。このお宮を若宮八幡といひます。(若宮八幡といふのは、新しい八幡様といふことです)
(二)
(略)
3月、「少女倶楽部 20(3) 大日本雄弁会講談社」に「佐渡島の白椿 / 大石哲路:画」を発表する。pid/1780133
古代の家の話 / 伊勢良夫 ; 後藤守一
大東亞戰爭詩繪卷 / 佐藤惣之助
大詔奉戴日の歌 / 高橋民次カ ; 河村光陽
十億の進軍 / /
3月5日、「猪鹿狸」を「文一路社」から刊行する。  閲覧可能 pid/1460080
序に代へて/猪
一 狩人を尋ねて
二 子猪を負うた狩人
三 猪の禍ひ
四 猪垣の事
五 猪の案山子
六 猪と文化
七 猪除けのお守
八 空想の猪
九 猪の跡
一〇 猪に遇つた話
一一 猪狩りの笑話
一二 昔の狩人
一三 山の神と狩人
一四 猪買と狩人
一五 猪の膽
一六 手負ひ猪に追はれて
一七 代々の猪撃ち
一八 不思議な狩人
一九 巨猪の話


鹿
一 淵に逃げこんだ鹿
二 鹿の跡を尋ねて
三 引鹿の群
四 鹿の角の話
五 鹿皮の裁付
六 鹿の毛祀り
七 山の不思議
八 鹿に見えた砥石
九 鹿撃つ狩人 /
一〇 十二歳の初狩
一一 一つ家の末路
一二 鹿の玉
一三 淨瑠璃御前と鹿
一四 親鹿の瞳
一五 鹿の胎兒
一六 鹿捕る罠
一七 大蛇と鹿
一八 木地屋と鹿の頭
一九 鹿の大群



一 狸の怪
二 狸の死眞似
三 狸の穴
四 虎挾みと狸
五 狸を拾つた話
六 砂を振りかける
七 狸と物識り
八 狸の火
九 呼ばる狸
一〇 眞Kい提灯
一一 鍬に化けた狸
一二 狸か川獺か
一三 娘に化けた狸
一四 狸の怪と若者
一五 塔婆に生首
一六 緋の衣を纒つた狸
一七 狸依せの話
一八 狸の印籠
一九 古茶釜の話
二〇 古い家と昔話
一 狸の最後 / 終りに
3月、「村 (3月号) 農村更生協会」に「北支の農家 」を発表する。pid/1524919
大東亞戰爭と農村 / 杉野忠夫
農業搦Y方法論 / 久保佐土美
嚮導隊と推進隊 / 西垣喜代次
嚮導隊移動訓練の一週間 / 尾上一二
農村の食生活と共同炊事 / 齋藤博
北滿の水田農業――搦Y隊水田班のために / 山崎芳雄
3月末、北支の旅から還って、宮本勢助の病床を見舞う。
4月、「村 9(1) 農村更生協会」に「國本農家の性格」を発表する。 pid/1524920
   臺岐の農家――(表紙解説) / 早川孝太カ    國本農家の基礎 / 石K忠篤
4月、「少女倶楽部 20(4) 大日本雄弁会講談社」に「柳C水 / 大石哲路:画;」を発表する。pid/1780134
日滿少國民書方圖畫大募集 /
シンガポール陷落について / 中島チ三
わが落下傘部隊が降りた メナドの町 / 大友恒子
北洋を守る少女 / C閑寺健 ; 相川壽子
マニラ水道に輝く日本人の力 / 渡邊薫
『靖國神社の英靈に捧げる文』發表 / /
時局問答『護國の神 特別攻撃隊の勳』 / 千葉愛雄
新連載『祖國の歌』 / 三芳悌吉 ; 松永健哉
5月14日、宮本勢助が亡くなる。(享年59歳)
5月、「少女倶楽部 20(5) 大日本雄弁会講談社」に「山を降る神樣 / 大石哲路:画」を発表する。 pid/1780135
   刀と薙刀 / 山口將吉カ ; 後藤守一
   お話會 大東亞戰爭に活躍する我が海軍艦艇の役目 / 唐木和也 ; 濱田昇一 ; 高木
5月、「村 9(2) 農村更生協会」に「相模の農家――(表紙解説)」を画く。 pid/1524921
   食糧搦Y報國の途 / 石K忠篤  佛立開拓團視察記 / 佐藤潔   第一囘嚮導隊に參加して / 鈴木源義
6月、「村 9(3) 農村更生協会」に「日本の鍬」を発表する。 pid/1524922
   滿洲の農家―(表紙解説 / 早川孝太カ   八ツ岳の一年 /
6月、「少女倶楽部 20(6) 大日本雄弁会講談社」に「田植の話 ;大石哲路:画」を発表する。pid/1780136
   土器の話 / 後藤守一    國境の村 / 嶺田弘 ; 安藝三カ
6月、角川源義が「國學院雜誌 = The Journal of Kokugakuin University 48(6)(574) 国学院大学 」に「猪・鹿・狸」を紹介発表する。pid/3365217
6月20日、「農と祭」を「ぐろりあ」から刊行する。閲覧可能 pid/1460096
はしがき
一 農と祭り
二 田の神・山の神
三 團結と祭典
四 あい・ゆひ・しめ
五 正月習俗と農業
六 盆と收穫祭
 七 さんばいと「さ」の神
 八 鰻と水の神
 九 道祖神のこと
一〇 わたくし雨・わたくし風
一一 農の山岳性
一二 朝鮮の穀神

7月30日受領、松岡静雄・初子著「日本固有民族信仰」と加藤三吾著,早川孝太郎校訂「琉球の研究」が発禁本となる。 後世のために、発禁になった理由が必要 2020・8・17 保坂
日本固有民族信仰 松岡静雄・初子著 昭和16年9月5日 後記/磯部雪子〔長女〕  (受領年月日:昭和17.7.30)
琉球の研究 加藤三吾著,早川孝太郎校訂 昭和16年刊行(受領年月日:昭和17.7.30)

大塚奈奈絵著「国立国会図書館所蔵『発禁図書函号目録』(安寧ノ部・風俗ノ部)」よりpid/10205753
7月、「文化映画 2(7) 映画日本社」に「地方文化と文化映画 農村生活を對象に」を発表する。 pid/7950048
7月、「少女倶楽部 20(7) 大日本雄弁会講談社」に「河童の話 / 大石哲路:画」を発表する。pid/1780137
  樺太の人々 / 伊勢良夫 ; 山川朱實 /  日滿少國民習字圖畫入選發表
7月、「村 9(4) 農村更生協会」に「飛騨の農家―(表紙解説) 」を画く。 pid/1524923
稗の新しき利用と其普及 / 石K忠篤
稗加工研究の概要 / 小原哲二カ
水田畜力經營の村筑波村 / 小森健治
滿洲開拓民地進展策と糧食諸問題 / 中村誠
ブラジル移民を指導して / 中村誠
八ケ岳中央修錬農場々生募集要綱
山特設修錬農場々生募集要綱
参考:満洲八ヶ岳農場関係資料 - 三書樓書舗
8月、「少女倶楽部 20(8) 大日本雄弁会講談社」に「鳥の傳説 大石哲路:画;」を発表する。pid/1780138
  滿蒙毛織株式會社訪問 / 網野菊   滿洲を旅して / 市川孝  魔の北海アリユーシャン列島 / 木村春彦
   時局問答『力強い共榮圈の歩み』 / 千葉愛雄   團扇と扇 / 後藤守一

8月、「文芸春秋 20(8) 文芸春秋」に「農村の傳統」を発表する。 pid/3197779
8月、「村 9(5) 農村更生協会」に「村の食糧生活」を発表する。 pid/1524924
遠江の農家――(表紙解説) / 早川孝太カ
農繁期と都市婦人の協力 / 大槻正男
報國農場の使命と概况 / 寺島宣之
大東亞戰と地主 / 杉野忠夫
東寧特設農場を訪ねて / 丸山義二
八ケ岳中央修錬農場概要
8月、故宮本勢助が「旅と伝説 15(9)(176) 三元社」に「カルサン考」を発表する。 pid/1483642
表紙 / 松浦泰雄 / 表紙
甲斐の天津司 / 口繪
カルサン考 / 宮本勢助
土佐國田ノ口村の昔話 / 桂井和雄
越後、赤谷年中行事記 / 金子總平
しようきさま / 森谷周野
陸奧國信夫郡伊逹郡風俗記 / 石金音主 ; 内池永年
水への信仰(完) / 山田義雄
日本問屋業發逹史(二) / 田村榮太カ
大入の花祭(二) / 本田安次
人形の神々遊ぶ / 小寺融吉

9月、「村 9(6) 農村更生協会」に「村と道――村の通信 二 」を発表する。 pid/1524925
伊勢の農家――(表紙解説) / 早川孝太カ
農業報國と吾が信念 / 石K忠篤  
母村より分村への勤勞奉仕隊員として / /
9月、「少女倶楽部 20(9) 大日本雄弁会講談社」に「かゝしの話 / 大石哲路:画」を発表する。 pid/1780139
空の軍神加藤建夫少將の御生家をたづねて / 礒江仁三カ
南國の月物語 / 廣野純二 ; 茂田井武
寫眞特輯 北京の行事と子供 / 木村靖
滿洲の傳説 ふしぎな木の實 / 野水昌子 ; 久米元一
10月、「少女倶楽部 20(10) 大日本雄弁会講談社」に「猪の話 / 大石哲路:画」を発表する。pid/1780140
    
滿洲國國歌    埴輪の話 / 後藤守一  
10月、「村 9(7) 農村更生協会」に「薩摩の農家―(表紙解説) 」を画く。 pid/1524926
拓北と拓南 / 石K忠篤
二龍山農場建築記 / 澤野儀作
奧會津の高原農業 / 六本木昇
朝鮮の一優良託兒所 / 平澤英次
二龍山農場現地訓練の生活 / 鍾未文

11月、「文芸春秋 20(11) 文芸春秋」に座談會のことが掲載される。 pid/3197782
日本農業の本質--座談會 / 小野武夫 ; 大槻正男 ; 鈴木脩一 ; 橋浦泰雄 ; 早川孝太カ ; 吉植庄亮
十二月八日の反省 / 大串兎代夫   蘭印の博物學者 / 間宮茂輔
11月、「少女倶楽部 20(11) 大日本雄弁会講談社」に「スリコギ隱しの雪 / 大石哲路:画」を発表する。 pid/1780141
起ちあがる中國の少女――愛路婦女隊員のお話會 / 胡榮コ ; 賈淑珍 ; 周士英 ; 岳淑珍 ; 王學敏 ; ケ秀蘭 ; 劉以貞 ; 李桂貞 ; 高秀貞 ; 羅治英 ; 胡廷金 ; 黄 ; 買 ; 朱膳寺 ; 朱 ; 李
南方の旅・時局問答『米英撃滅の使命』 / 千葉愛雄    祖國の歌 / 三芳悌吉 ; 松永健哉
11月、「知性 5(11) 河出書房」に「土と農民道」を発表する。pid/1569624
   家郷の精神 / 肥後和男   神々の送迎 / 關敬吾
11月、「村 9(8) 農村更生協会」に「農家の力を懷ふ 」を発表する。pid/1524927
   東京近郊の農家――(表紙解説) / 早川孝太カ    製炭者諸君に愬ふ / 石K忠篤
12月、「少女倶楽部 20(12) 大日本雄弁会講談社」に「大晦日のお客樣 / 大石哲路:画」を発表する。 pid/1780142
少國民ノ方夕チ二 / 東條英機
平櫛少佐にお話を聞く / /
銃後もまた戰場 / 加藤武雄
古代文化 古墳の話 / 土村正壽 ; 後藤守一
銃後の話 / /
學校の炭を燒く(茨城縣佐竹國民學校訪問) / 山路武夫
12月、「村 9(9) 農村更生協会」に「ハケ岳山麓の家―(表紙解説) 」を発表する。 pid/1524928
農業訓練の意義 / 石K忠篤
内原の想出と搦Y / 前田義久
推進隊より拓植訓練所を造るまで / 村田孝太カ
二龍山便り / 藤井米三
〇この年、長野県伊那に移住して戦後に及ぶ。
               ※宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
1943 18 54 1月、「民族學研究 8(2) p.213-220 」に「尊き足跡 : 故宮本勢助氏のことども」を発表する。 J-STAGE
1月、「少女倶楽部 21(1) 大日本雄弁会講談社」に「道祖神祭の話 / 大石哲路:画」を発表する。pid/1780143
2月、「少女倶楽部 21(2) 大日本雄弁会講談社」に「鬼おどし / 大石哲路:画」を発表する。pid/1780144
   祈年祭の話 / 大塚兼紀   南方共榮圈のお友だち / 竹井十カ   神社の話 / 大槻さだ ; 後藤守一
2月、「村 9(11) 農村更生協会 」に「備後の農家―(表紙解説) / 早川孝太カ:画」を画く。pid/1524929
甘藷・馬玲薯搦Y特輯
甘藷の搦Y / 河井彌八
甘藷搦Yの體驗 / 丸山芳作
馬鈴薯の搦Y問題 / 久保佐土美
甘藷の身元 / 鈴木脩一
昭和十八年度の甘藷搦Y運動
3月、早川孝太郎が「民族學研究 1(2) p.225-231」に「森銑三著, 佐藤信淵, 昭和十五年十月, 今日の問題社發行」についての新刊報告を行う。J-STAGE
3月、「少女倶楽部 21(3) 大日本雄弁会講談社」に「山あそび / 大石哲路:画」を発表する。pid/1780145
   守れこの空この國土(愛知縣甚目寺國民學校寫眞訪問) / 中島善次カ    お寺の話 / 後藤守一
3月、「村 9(12) 農村更生協会」に「日向の農家―(表紙解説) / 早川孝太カ:画」を画く。  pid/1524930
短期食糧政策の問題 / 藤井米三
農村史話(完) / 小出滿二
二龍山農場の一年間 / 堀内宗一
滿洲都市の馬車と馬産 / 須崎進二
第八囘簿記研究會を開きて / 梅井C
八ケ岳修錬生入場式 /
5月、「農村文化 22(5) 農山漁村文化協会」に「端午の節句と農業」を発表する。 pid/2332887
甘藷今昔物語 / 石K忠篤
食糧戰と甘藷馬鈴薯 / 坂田英一
甘藷は兵器だ / 江川了
茨城地方の文化 / 犬田卯
5月、故宮本勢助が「旅と伝説. 16(5)(185) 」に「我國に於ける山袴の種類と其分布」を発表する。pid/1483650
大東亞民族と高天原文化(二) / 藤原相之助
土佐の國土佐山村の昔話 / 桂井和雄
加東郡中東條村のお頭 / 高谷重夫
河童考 / 角田直平
『修驗道史研究』に寄す / 戸川安章
東北の村々 / 岩崎敏夫
讃岐年中行事物考(一) / 三木春露
奈良二月堂の水取に就て / 宮武省三
6月、「少女倶楽部 21(6) 大日本雄弁会講談社」に「もんぺの話 」を発表する。 pid/1780148
   中華民國の友は語る 留學の思ひ出 / 旗劍司
8月、森銑三が「日本及日本人 (8月號)(423) 政教社」に「早川孝太カ氏の新著大藏永常」を紹介する。 pid/1597358
大東亞戰爭の性格 / 寺田稻次郎
現地邦人の指導力確保に就て / 南與之
わが指導權の道義性を論ず / 田中末廣
日本基督ヘ徒に勸告するの辭 / 齋藤東吉
9月、大西伍一が「民族學研究 New1(9) p.920-924」に「早川孝太郎著, 大藏永常」についての新刊報告を行う。J-STAGE
10月、「科学思潮 2(10) 科学思潮社」に「大藏永常とその食糧對策」を発表する。 pid/1535803
11月、「少女倶楽部 21(11) 大日本雄弁会講談社」に「刈りあげのお祝ひ / 伊藤文乙:画」を発表する。 pid/1780153
   富士山をたたへる歌 / 森本治吉 ; 玉村吉典
11月、遠山茂樹が歴史学研究会編「歴史学研究 = Journal of historical studies (115) 績文堂出版」に「早川孝太カ著「大藏永常」」を紹介する。 pid/3566045
〇この年、川崎隆章編「岳 山と渓谷社」に「小鳥と熊の話」を発表する。pid/1043654
序・柳田國男
御來迎・安齋徹
北見利尻禮文・館脇操
「岳」の俳句・富安風生
タケとダケ・中村星湖
早春の金剛山・渡邊萬次郎
長白山の高山植物・竹内亮
火田民の奇聞・橋本傳左衞門
〇この年、「大蔵永常」が「山岡書店」から刊行される。
1944 19 55 1月、「旅と伝説 17(1)(193) 三元社」に「鰻と蛇」を発表する。 pid/1483658
雙立の石像と道祖神 / 武田久吉
羽K山夜話(完) /戸川安章
三河財賀寺のお田植祭 / 倉光設人
岩手縣下に於ける歳事習俗と食習概要 / 本山桂川
4月、「少女倶楽部 22(4) 大日本雄弁会講談社」に「衣更へ ; 大石哲路:画」を発表する。pid/1780158
7月、「開拓 : 東亞一般誌 8(2) 満州移住協会」に「背戸の山―隨想」を発表する。 pid/3544648
卷頭言 分度論 / 出原
農は國の本なり / 出原忠夫
開拓地の農業經營に就て / 坂本四カ
大集團入植に關聯して / 平湯一仁
大陸開拓文學賞決定 / 大瀧重直
「滿洲開拓と女性」放送文藝入選作發表 / 田卿虎雄 ; 北條秀司
入選放送劇 雪晴れ / 藤晃
入選放送物語 義勇隊の花嫁
後記 / ま /
卷頭言題字 / 加藤完治 表紙目次カツト / 井上正春
8月、「村と農政 6(8) 農業報国会」に「村の使命とその達成」を発表する。 pid/1750068
(巻頭言)撃攘の途 / 田中長茂
農民の軍隊的編成と少年農兵隊 / 石K忠篤
重大戰局に直面して
五百五十萬の農家に望む / 小平權一
大和協力を徹底せよ / 橋本傳左衞門
皇國農民に訴ふ / 野村重臣
耐乏は鬪魂の温床 / 水川潔
一割搦Y供出の目標 / 平川守
底力の發揮 / 西垣喜代次
滿洲開拓雜感 / 川村和嘉治
標準農村の指定に就て / 齋藤誠
日日有事 / 眞壁仁
食糧搦Yに勵みつゝ / ス田喜和雄
戰局と農村婦人 / 住井すゑ子
録音放送・少年農兵隊
農報本部通信
9月、原徹一, 早川孝太郎共著「食糧増産と技術全書 ; 第5輯 戦時国民栄養問題」を「霞ケ関書房」から刊行、「國民食の問題」を分筆する。pid/1064575 閲覧可能 
12月、「農村文化 23(10) 農山漁村文化協会」に「村の現状と發展」を発表する。 pid/2332904
  郷土研究と日本民俗學 / 橋浦泰雄    郷土の研究と郷土の發展 / 小田内通敏
〇この年、川崎隆章編「山岳詩集 生活社」に「山と蒼空(散文)」を発表する。 pid/1128810
靈峰冨士 三木露風
八が嶽山麓より冨士を望みて歌へる詩 前田鐵之助
野麥街道 田中冬二
大門峠の見える村
大山津見神 河井醉茗
月山 高橋新吉
野呂川偏境 杉原邦太郎
山と蒼空(散文) 早川孝太郎
1945 20 56
1946 21 57 3月、農村更生協会を退く。宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
4月、全国農業会高等農事講習所(鯉淵学園の前身)専任講師となる。 宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
〇この年、小林郊人著「信濃農民史考 信濃毎日新聞社出版部」に序文を寄せる。 pid/3449773
1947 22 58
1948 23 59 4月、「農民 3(3) 農民社」に「家族主義農業への再檢討」を発表する。 pid/1720967
1949 24 60 8月、「茨城農村 1(3) 茨城農村刊行会」に「〔娯樂〕夏祭り」を発表する。pid/1795994
アンケート 農村の娯樂をどう見るか / 赤城ヒサ ; 山口一門 ; 寺神戸誠一 ; 飯野農夫也 ; 飯塚親 ; 木村安明 ; 宇津木きくい ; 杉本甲子 ; 酒井東吾
小説 女の風雨(三) / 住井すゑ子 ; 山口圭一
:画
〇この年、「柳田国男先生著作集 第8冊 (退読書歴)」が「実業之日本社」から再刊され、「早川孝太郎編 『能美郡民謠集』 ・早川孝太郎(著)『花祭』」が紹介される。 pid/1162915
1950 25 61 1月、「茨城農村 2(1)  茨城農村刊行会」に「茨城農村サークル 正月習俗と木・人口問題をどう見る」を発表する。pid/1795998
  また、同号に 住井すゑ子が「戀愛について(二)」を発表する。
3月、「国民経済」編集部編「国民経済 5(3) 国民経済研究協会」に「米は剰って来たか-家族主義農村と女性 」を発表する。 pid/2692740
〇この年、「佐賀県稲作坪刈の研究」を「農林省農業綜合研究所」から刊行する。 pid/2459509
序文 /凡例
一、 坪刈記録の發見について
二、 土地の概況
三、 坪刈り方法
四、 桝と坪の規格
五、 記載の形式について
六、 收量について
七、 品種のこと
八、 一坪の株數のこと

稻作坪刈帳
A 浪P村試伐籾高覺綴
B 町切村坪刈帳
C 横枕村稻作坪切帳
D 湯屋村年々桝切控帳
附録
一、 肥前國松浦郡波P村明細帳
二、 累年收量比較表
三、 累年品種表
四、 累年株数の比較表及び変動圖
「佐賀県稲作坪刈の研究」は盛永俊太郎博士の委嘱によって佐賀県の農村調査にしたがい同地方にのこる坪刈帳を4ヶ村(浪P村・町切村・横枕村・湯屋村)において見つけ、その分析を行った研究書
        宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
7月、「農業総合研究 4(3)   p.198〜222」に「佐々木家の「積歳簿」」を発表する。 
〇この年、雑穀奨励会編「大豆の研究 雑穀奨励会」に「大豆のある生活 大豆の民俗学的考察」を発表する。 pid/1162401
〇この年、全国農業会高等農事講習所が農民教育協会鯉淵学園に改組せられるや引きつずき講師となる。     宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
1951 26 62 7月、採集と飼育委員会編 「採集と飼育 = Collecting and breeding 13(7)」に「かはしこ-種の古品種としての-」を発表する。 pid/2294229
内田一家 / 内田清之助
宮部先生と藻類 / 山田幸男
種子の壽命-私の夢-悲願-千葉県検見川草炭地の古蓮実の発堀- / 大賀一郎
8月、「農林春秋 1(2);8月号 農林協会」に「女性と盆行事」を発表する。 pid/11209260
  また、同号に吉野秀雄が「誘蛾燈(短歌)」を発表する。
〇この年、石井泰吉・鞍田純・早川孝太郎・盛永俊太郎・酒井為太郎著「農業發達史調査會資料 第53號 農業発達史調査会」が刊行される。pid/2530613
(1) 県農会設立以前に於ける茨城県の農業改良に関する情况
(2) 農亊講習所の設置
(3) 茨城県中央農亊講習所
(4) 茨城県農会の設立と会誌の刊行
(5) 講習所設立より系統農会の活動に至る期間の改良亊業
(6) 茨城県農会の設立とその沿革
(7) 県農会の亊業及び活動
(8) 年次別(系統農会設立以后)改良亊業の概観
(9) 主な参考資料

        ※早川孝太郎がどの項を分筆したかは未確認 確認要 2020・8・5 保坂
1952 27 63 〇この年、食生活研究会の嘱託となり、山口嘉年・長崎平戸・宮城新田・栃木茂木・新潟津有・秋田東成瀬・山梨松里・京都綾部・香川久万宝・三重名張・愛知田口・広島庄原に於ける食料構造の調査を開始する。
この調査には、地元の大きな協力があったが、これらの町村は会って早川氏が調査した地であり、いづれも早川氏の熱情に動かされて困難な調査に協力したものであった。
   宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
1953 28 64 1月、「農林春秋 3(1);1月号 農林協会」に「山林は日本の力」を発表する。pid/11209277
5月、「民間伝承 17(5)(176) 秋田書店」に「民俗学と常民」を発表する。 pid/2264399
目的と方法 / 柳田国男
民俗学と考古学 / 駒井和愛
大雲取を越え行けば / 橋浦泰雄
對島の命婦さん(上) / P川清子
先祖をまつる森 / 最上孝敬
島と出稼 / 宮本常一
筑紫の粥占 / 下浦臻
民俗資料部会の新発足
〇この年、宮本馨太郎著「民族学博物館彙報 ; no.15 本邦在来鎌の調査研究 資料 第1 (鎌図集)  民族学博物館」が刊行され早川孝太郎所蔵の鎌が紹介される。pid/3450887
80  標3779 ナタネガマ 福岡県粕屋郡箱ア町   早川孝太郎
105 標10621 艾 中華民国江蘇省青浦県七宝鎭 早川孝太郎
1954 29 65 4月、「民間伝承 18(4)(186) 秋田書店」に「順調な刊行を」を寄せる。pid/2264403
かきない / 長岡博男
貧乏人を金持に / 野間吉夫
まどふた / 田中鏡一
堅田のハリコ / 高谷重夫
イクソッタ / 伊藤曙覧
村ずきあい / 蓮仏重寿
東北のアバたち / 藤田秀司
太地の裸祭 / 橋浦泰雄
民間染料 / 後藤捷一
斎米と戒名 / 竹田聽洲
きえもん爺さん / 曾我鍜
テンサラバサラ問答 / 宮武省三
テンサラバサラ問答 / 蒲生明
日高川のお滝さん / 野田三郎
嫁の里へ戻る日 / 細川敏太郎
頭白上人 / 渡辺徹
左義長と鴨追 / 宮木康政
姫路病院聞書 / 西谷勝也
三本辻 / 近藤義雄
甑島遊記-5- / 桜田勝徳
山村女性の働き(前承) / 土橋里木
明治初年の思い出 / 月島一郎
沖永良部島の子守唄 / 甲東哲
岩波写真文庫 / 宮本常一
雪祭と花祭 / 牧田茂

民俗学への期待 / 大森志郎
子規の手紙 / 浅野晃
梵天立て / 水野秀三
縫針を探すに / 関根政子
穴には竹 神社の土 / 森俊秀
ダボという語 / 佐伯安一
ロクブと五輪石 / 福原榮美
チョウジャウメ / 矢野茂
鬼の目にも見のがし / 金関丈夫
蒲燒の匂ひと南方翁 / 茂木徳郎
文化財保護委通信
民族博物館だより
姉妹学界だより
小生病中 / 會田共助
順調な刊行を / 早川孝太郎
ハガキ / 平山敏治郎
集菌ゼロ / 蓮仏重寿
伊豆七島 / 浅沼悦太郎
ウエインライト将軍 / 中島秀演

6月、「日本歌人 5(1)(124);6月號 日本歌人発行所」に「折口さんのこと」を寄せる。 pid/11209011  また、同号の表紙やカツを棟方志功が画く。
7月、「民間伝承 18(7)(189) 秋田書店」に「田の神祭りの時期」を発表する。pid/2264404
天地人 ふるさといづこ / 橋浦泰雄
八十八夜の藁傘 / 宮武省三
孕石信仰 / 若森英雄
茶のみ盆 / 伊藤曙覧
紀州の舟運習俗 / 桜井徳太郎
海上の移住 / 柳田國男
雨乞祈願 / 田中新次郎
若狭新庄の稲作儀礼 / 小林一男
米の民俗 / 新藤久人
対馬の田の神その他 / 牧田茂
花窟とは玉門か? / 宮武省三
マルキ舟とクリ舟の調査 / 文部省・民俗資料係
〇この年、伝統芸術の会編「伝統芸術講座 第4巻 河出書房」に「花まつり」を発表する。pid/2466808
第一章 総論 本田安次
第二章 民俗芸能の現状と課題 郡司正勝
第三章 生活と芸能 林屋辰三郎
第四章 日本民謡の国内分布に関する序論的考察 町田嘉章
第五章 民謡と生活 境野みち子
第六章 日本民謡における音楽的諸機能について 三木稔
第七章 民俗芸能の仮面 西田正秋
第八章 巷間芸能
  大道芸 郡司正勝
  寄席芸(一) 塚田圭一
  寄席芸(二) 松島栄一

第九章 民俗芸能の諸相
  春日若宮のおん祭 西角井正慶

  花まつり 早川孝太郎
  雪まつり 三隅治雄
  板橋・徳丸の田遊び 森山太郎
  西浦の田楽 新井恒易
  日光今市の獅子舞 池辺洋
  袱紗人形 宮尾しげを
  壬生狂言考 茂山千之丞
  三原田の歌舞伎舞台 戸部銀作
  琉球の舞踊 比嘉春潮
  ぼんおどり 猪熊兼繁
第十章 創作舞踊と民俗舞踊 花柳徳兵衛
第十一章 近代音楽と民謡 伊福部昭
  文献解題 池田弥三郎
  郷土芸能分布表 本田安次
  選定された無形文化財(芸能の部)一覧
1955 30 66 7月、「新論 1(1) 」に「日本の家」を発表する。
9月、「新論 1(3) 」に「女性と家 」を発表する。
11月、「新論 1(5)」に「収穫の祭り」を発表する。
12月、「日本文化財 (8) 奉仕会出版部」に座談会のことが掲載される。 pid/1745165
座談会「暮から正月への民俗行事」 / 早川孝太郎 ; 本田安次 ; 和歌森太郎 ; 岡正雄
-海外の文化財-洋風庭園 / 田村剛
〇この年、「猪・鹿・狸」を「角川書店」から刊行する  pid/9542633
目次 / 凡例、その他 /改訂版の序 /
猪 / 一 狩人を尋ねて /二 子猪を負うた狩人 / 三 猪の禍ひ /四 猪垣の事 /五 猪の案山子 /六 猪と文化 /七 猪除けのお守 / 八 空想の猪 /九 猪の跡 / 一〇 猪に遇つた話 / 一一 猪狩りの笑話 /一二 昔の狩人 / 一三 山の神と狩人 / 一四 猪買と狩人 / 一五 猪の瞻 /一六 手負ひ猪に追はれて / 一七 代々の猪撃ち /一八 不思議な狩人 / 一九 巨猪の話 /
鹿 /一 淵に逃げこんだ鹿 /二 鹿の跡を尋ねて /三 引鹿の群 /四 鹿の角の話 / 五 鹿皮の裁附 / 六 鹿の毛祀り /七 山の不思議 /八 鹿にみえた砥石 /九 鹿撃つ狩人 /一〇 十二?の初狩 /一一 一つの家の末路 /一二 鹿の玉 /一三 淨瑠璃姫と鹿 /一四 親鹿の瞳 /一五 鹿の胎兒 /一六 鹿捕る罠 /一七 大蛇と鹿 / 一八 木地屋と鹿の頭 /一九 鹿の大群 /
狸 / 一 狸の怪 / 二 狸の死眞似 / 三 狸の穴 / 四 虎挾みと狸 / 五 狸を拾つた話 / 六 砂を振りかける / 七 狸と物識り /八 狸の火 / 九 呼ばる狸 / 一〇 眞Kい提燈 /一一 鍬に化けた狸 / 一二 狸か川獺か / 一三 娘に化けた狸 / 一四 狸の怪と若者 / 一五 塔婆に生首 /一六 緋の衣を纏つた狸 / 一七 狸依せの話 / 一八 狸の印籠 / 一九 古茶釜の話 / 二〇 舊い家と昔話 / 二一 狸の最後 /
終りに /鳥の話 附録 /
猪・鹿・狸  芥川龍之介 /解説 鈴木棠三
〇この年、文部省文化財保護委員会の臨時専門委員となり、稲作行事調査の指導にあたる。
           宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
1956 31 67 2月、「民間伝承 20(2)(208) 秋田書店」に「刈上祭とかがし」を発表する。pid/2264408
十五夜考 / 小野重朗
文化財保護委通信
橋浦泰雄氏出版記念会
日本常民文化研究所たより
国学院郷土研究会
西郊民俗談話会たより
5月、「民間伝承 20(5)(211) 秋田書店」に「稲作をめぐつて(鼎談) 」を発表する。pid/2264411
   五月節句と田の神 / 小野重朗   水口祭 / 野呂善造
6月、「日本文化財 (14) 奉仕会出版部」に「六月の民俗行事」を発表する。pid/1745171
7月、「日本文化財 (15) 奉仕会出版部」に「七月の民俗行事」を発表する。pid/1745172
ユーカラの伝承 / 金田一京助
地名と伝説 / 更科源蔵
アイヌと自然 / 鶴田知也
アイヌ研究者について / 武田泰淳
《対談》アイヌ古老の話 / 二谷国松 ; 宮本馨太郎
アイヌの歴史 / 高倉新一郎
アイヌの体質 / 児玉作左衛門
アイヌのからだ / 須田昭義
アイヌの儀式,熊祭 / 久保寺逸彦
「金成マツ女史」訪問記 / 飯野一雄
アイヌの衣食住 / 名取武光
アイヌの工芸 / 河野広道
アイヌの漁猟 / 犬飼哲夫
アイヌの女性生活 / 瀬川清子
アイヌ語のおもしろさ / 知里真志保
アイヌの生活(座談会) / 高倉新一郎
7月、「民間伝承 20(7)([213]) 秋田書店」に「民俗学と石黒さん」を発表する。pid/2264413
夏・山・民俗(座談会) / 武田久吉
山の安人禁制 / 村井米子
尻まくり考 / 鈴木弘道
お尻まくりの起原 / 中正夫
キリヌキ帖   富士五湖の丸木舟もめる
瀬川清子著「食生活の歴史」 / 村井米子
8月、「日本文化財 (16) 奉仕会出版部」に「八月の民俗行事」を発表する。 pid/1745173
外人の見た日本建築-1- / 藤島亥治郎 /
マリモの価値とその保護 / 館脇操 /
マリモ保護の諸問題 / 佐野文一郎
8月、発病。警察病院に入院したが恢復することがなかた。
9月、「日本文化財 (17) 奉仕会出版部」に「九月の民俗行事」を発表する。 pid/1745174
  また、同号に藤島亥治郎が「外人の見た日本建築-2-」を発表する。
12月、「日本文化財 (20) 奉仕会出版部」に「十・十一・十二月の民俗行事 」を発表する。pid/1745177
  また、同号に 大森忠行が「表紙写真・埴輪(わりだけ風の楽器を持つ女)解説」を発表する。
12月23日亡くなる。
私(保坂)は、年譜づくりのなかで、見えてこなかった御家庭のことが、とても心配でした。、宮本常一もこの事を按じ更に悼みを続けました。御遺族(知恵未亡人)、特に二人の令息は未だ小さく、同氏が清貧に甘んじて今日にいたったため、未亡人の負担は大きい、そして教育費も多くを必要とするのでその資金をつのって故人の学恩にむくいたいと有志で計画中である。(略)
      
宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」より
1957 32 1月、「日本文化財 (21) 奉仕会出版部」に「一月の民俗行事」が掲載される。pid/1745178
  文化財消失に就て / 武者小路実篤   考古学より見た日本の文化 / 保坂三郎
8月、宮本常一が「民族學研究 21(3) p.213-214」に「早川孝太郎氏を悼む」を発表する。   J-STAGE
1958 33 〇この年、「現代紀行文学全集 第7巻 (山岳篇 下) 修道社 」が刊行され、「湯山峠にて」が所収される。pid/1667171
  また同本に柳田國男の「木曾より五箇山」も所収される。
〇この年、盛永俊太郎編「稲の日本史 第3  農業総合研究所刊行物 ; 第176号」が刊行され、「稲作の慣行」が所収される。pid/2470600
口絵写真 野生稲・浮稲
まえがき 石黒忠篤
日本稲作の起源と発達 安藤広太郎
日本につながるアジアの稲 盛永俊太郎
朝鮮の稲作 永井威三郎
口絵の解説 盛永俊太郎 / 口絵裏
あとがき 小泉幸一

〇この年、西岡虎之助等監修「郷土研究講座 第4巻 (生業) 角川書店」が刊行され「稻作りの習俗p74〜107」の項目を分筆する。 pid/9541520
稻作りの習俗 ―種選みから刈上まで―
種子
土地占有
播種の準備
苗代の整備
種まき
田植の準備
稻刈り・刈上祝い
〇この年、「民俗・民芸双書 ; 第12 花祭」が「岩崎書店」から刊行される。 pid/9543219
目次 まえがき
花祭概説
問題の地域
各種の祭り
すべて二十三カ所
二つの系統
行事の概観冬の夜の祭
祭りの場所
祭りの形式
祭祀の構成
祭場と祭具
祭場
祭場に要する祭具衣裳
舞道具
儀式的行事

記述の順序
第一日の祭祀
第二日の祭祀
儀式開始より舞いにはいるまで
舞いおわって後の儀式
舞踊
舞いの種目
市の舞
青少年の舞
面形による舞
音楽と歌謡
楽と拍子
歌謡
祭りにあずかる者
主体となるもの
禰宜
みようど
一般参与の者
祭りにそえて


〇この年、日本常民文化研究所編「日本の民具 角川書店」に「〔トカラ〕島の民具」が所収される。pid/9543206
〇この年、「日本民俗学大系 第2巻 (日本民俗学の歴史と課題)  平凡社」が刊行され、桜田勝徳が「早川孝太郎」を発表する。pid/9541558
日本文化成立の諸条件 岡正雄
日本民俗の歴史的性格
日本文化の基礎構造 岡正雄
日本文化の歴史的展開 柴田実
アイヌ文化の歴史的展開 金田一京助
日本民俗の社会的性格 関敬吾
日本民俗の地域的性格 桜田勝徳 宮本常一
日本民俗学の歴史 関敬吾
日本民俗学の課題と方法
まえがき 岡正雄
「伝承」について 平山敏治郎
歴史学との関係から 和歌森太郎
現代における民俗変貌への対処の立場から 桜田勝徳
歴史科学としての民俗学 関敬吾
日本民俗学の特質―課題と方法を中心として― 最上孝敬
日本民俗学への二、三の提案 岡正雄
物故者紹介
喜田貞吉 大森志郎
岡村千秋 岡正雄
折口信夫 中塩清臣

早川孝太郎 桜田勝徳


1959 34 〇この年、中村地平編「日本の風土記 南九州 宝文館」に「小鳥と態の話」が所収される。 pid/2980936
   山小屋の番人 井伏鱒二    高千穂に冬雨ふれり 坂口安吾
〇この年、今官一編「日本の風土記 みちのく 後編 宝文館」に「辺陬に古俗を拾ふ」が所収される。pid/2985489
海に沿ひて行く 柳田國男
ゐろりとくど 瀬川清子
秋田気質 伊藤永之介
菅江真澄の足跡 山口貞夫
1960 35 1月、仲井幸二郎が芸能学会編「4芸能 2(1) 芸能発行所」に「早川孝太郎著「猪鹿狸」」を紹介する。pid/2276556
〇この年、「現代紀行文学全集 [第7巻] (山岳篇 下) 修道社」に「湯山峠にて」を所収する。pid/1666785
〇この年、長尾宏也等編 「日本山岳風土記 第2 (中央・南アルプス) 宝文館」に「ヒヨウの生活を囲って」を所収する。pid/3009665
〇この年、長尾宏也等編「日本山岳風土記 第5 (東北・北越の山々) 宝文館」に「樹木と神と 早川孝太郎」を所収する。 pid/3009666
  また、同本に武田久吉が「勝道上人と日光の開山」も所収する。
1961 36 〇この年、「世界教養全集 第21平凡社」に「猪・鹿・狸 〔解説 鈴木棠三〕」が所収される。pid/2938849
1962 37
1963 38
1964 39 〇この年、「現代日本思想大系 第30 筑摩書房」に「花祭(概説)」が所収される。pid/2940723
解説 民俗の思想 益田勝実
I 民俗への開眼
 人柱の話 南方熊楠
 山神「オコゼ」魚を好むという事
 水の神としての田螺
 ダイダラホウシの足跡
 明治四十四年八月二十一日書簡
 琉球史の趨勢 伊波普猷
 オモロ七種
 をなり神

II 民俗の発掘
 死者の書 折口信夫
 雑器の美 柳宗悦
 民芸の意味
 手仕事の日本
 手仕事の国
 北陸
 沖繩語問題
 老媼夜譚 佐々木喜善
 花祭 早川孝太郎
 花祭概説
 舞踊
 祭にあずかる者

V 明日への民俗
 日本の憑きもの 石塚尊俊
 憑きもの筋の残留
憑きものによる社会的緊張
嫁の天国―国府の隠居農場制度― 我妻東策

民話について 木下順二
民話について(1)
民話について(2)
民話をつくるはなし
民話について(3)
忘れられた日本人 宮本常一
土佐源氏
梶田富五郎翁
あとがき―編集にあたって
著者略歴・著作・参考文献
民俗の思想 関係年譜
1965 40
1966 41 4月、「民俗民芸双書 ; 2 花祭」が「岩崎美術社」から再刊される。 pid/9545256
1967 42 12月、宮本常一が「武蔵野美術 (64)p48〜53 武蔵野美術大学」に「私の学んだ人(4)早川孝太郎」を発表する。 pid/7932736
1968 43 〇この年、臼井吉見, 河盛好蔵編「生活の本 第5 文芸春秋」に「猪・鹿・狸」が所収される。pid/2966216
自然との対話 目次
「自然との対話」について 串田孫一
日本人の自然観 寺田寅彦
竹を愛する心 薄田泣菫
暦 室生犀星
猪・鹿・狸 早川孝太郎
南の島の清水 柳田国男
井荻日記 尾崎喜八
蜻蛉取り 内田亨
雲 串田孫一
わたくし雨 新村出
コオロギをたずねて 大町文衛
探検十話 今西錦司
秋の彷徨 辻まこと
房総の絵 曾宮一念
雀食堂繁昌記 小熊捍
人はなぜ虫を蒐めるか 北杜夫
〇この年、日田市明治百年記念事業推進委員会編「大蔵永常 : 日本農業の大先達  日田市」に「早川孝太郎氏と永常伝記の編纂」が掲載される。pid/2974620
   大蔵永常著作目録   大蔵永常文献一覧表
1969 44
1970 45 〇この年、「尾三文化史談 上 愛知県郷土資料刊行会」に「次代のよき村人を目ざして」が掲載される。pid/9536002
〇この年、高田素次編著「水上村史 熊本県水上村教育委員会」に「早川孝太郎来る」が掲載される。pid/9769311
球磨の中世鰐口に就て
幸野溝の開鑿
庚申塔と猿田彦太神と道祖神
彫像僧大円
市房山の植物
早川孝太郎来る
1971 46 〇この年、宮本常一・宮田登編「早川孝太郎全集 第1巻 民俗芸能 1 解説;有賀喜左衛門 未来社」が刊行される。
1972 47 〇この年、宮本常一,宮田登編「早川孝太郎全集 第2巻 民俗芸能 2 解説;本田安次 未来社」が刊行される。
1973 48 〇この年、宮本常一,宮田登編「早川孝太郎全集 第3巻 芸能と口承文芸 解説;宮田登 未来社 」が刊行される。
〇この年、宮本常一,宮田登編「早川孝太郎全集 第7巻 農経営と技術 解説;宮本常一  未来社」が刊行される。
1974 49 〇この年、宮本常一,宮田登編「早川孝太郎全集 第4巻 山村の民俗と動物 解説;千葉徳爾  未来社」が刊行される。
1975 50
1976 51 5月4日、「花祭り」が国の重要無形文化財に指定される。
北設楽花祭保存会 、古戸花祭保存会、下粟代花祭保存会、小林花祭保存会、中設楽花祭保存会、月花祭保存会、布川花祭保存会、足込花祭保存会、御園花祭保存会、東薗目花祭保存会、河内花祭保存会、中在家花祭保存会、山内花祭保存会、間黒花祭保存会、坂宇場花祭保存会、上黒川花祭保存会、下黒川花祭保存会、津具花祭保存会
〇この年、宮本常一,宮田登編「早川孝太郎全集 第9巻 島の民俗 解説;宮本常一 未来社」が刊行される。
1977 52 〇この年、宮本常一,宮田登編「早川孝太郎全集 第5巻 農村問題と農村文化 解説;藤井隆至 未来社」が刊行される。
〇この年、宮本常一,宮田登編「早川孝太郎全集 第6巻 農村更生編 解説;喜多野清一 未来社」が刊行される。
   簿記記帳部落の性格 宮城県元吉郡御岳村大字山田字表山田
   簿記記帳部落の性格 宮城県桃生郡大谷地村字五十五人
   簿記記帳部落の性格 宮城県刈田郡斎川村大字鹿子字下鹿子 
 「叡智の杜Web(宮城県図書館)」より
1978 53 11月、小林勇が芸能学会編「芸能 20(11)(237)p46〜47 芸能発行所」に「三隅治雄・川添登著「早川孝太郎・今和次郎」(7)日本民俗大系」を紹介される。 pid/2276432
〇この年、川崎隆章編「尾瀬と桧枝岐 木耳社」に「福島縣南會津郡檜枝岐村探訪記」が所収される。pid/9641560
1979 54 8月、三隅 治雄が「日本民俗学(通号 123) p.p15〜21」に「折口信夫の芸能史研究の方法-早川孝太郎との対照 (折口信夫の民俗学<特集>)」を発表する。
1980 55
1981 56
1982 57 3月、伊藤廣之が「大阪市立博物館研究紀要 14」に「早川孝太郎における民俗学方法論の成立と展開-生活事象の相互関連分析を中心に-」を発表する。
10月、「未来 (193) 未来社 1」に「資料:鯉渕学園時代の早川孝太郎 」が掲載される。pid/3465184
11月、「未来 (194) 未来社」に「資料:鯉渕学園時代の早川孝太郎」が掲載される。pid/3465185
12月、「未来 (195) 未来社」に「資料:鯉渕学園時代の早川孝太郎」が掲載される。 pid/3465186
   猪・亥・イノシシ / 宇田博司    アイヌ文化の周辺 / 山川力
〇この年、宮本常一, 宮田登編集「早川孝太郎全集 第8巻 (案山子のことから) 未来社」が刊行される。
1983 58 1月、「未来 (196) 未来社」に「資料:鯉渕学園時代の早川孝太郎」が掲載される。 pid/3465187
2月、「未来 (197) 未来社 」に「資料:鯉渕学園時代の早川孝太郎」が掲載される。pid/3465188
3月、「未来 (198) 未来社 」に「資料:鯉渕学園時代の早川孝太郎 」が掲載される。pid/3465190
1984 59
1985 60 〇この年、荒川秀俊, 宇佐美竜夫著「日本史小百科 22 災害」が「近藤出版社」から刊行される。 この中の、67項「天保の飢饉 p191」に早川孝太郎のことが記載される。
       ※ 内容未確認のため調査要 2020・8・8 保坂 参考:57 筑後川・球磨川の洪水//162
〇この年、「民俗民芸双書 花祭」が「岩崎美術社」から刊行される。
1986 61 3月、伊藤広之が「日本民俗学  (通号 164) p.p25〜29 」に「早川孝太郎における民俗学の方法について (〔日本民俗学会〕千葉年会特集号 ; 日本民俗学の50年<シンポジウム>)」を発表する。
1987 62 3月、伊藤廣之が大阪市立博物館編「阪市立博物館研究紀要 19」に「アチックの民具研究と早川孝太郎 」を発表する。 pid/3431366
1988 63 〇この年、宮本常一, 宮田登編集「早川孝太郎全集 第10巻 (食と儀礼伝承)  未来社」が刊行される。
1989 64 10月、三隅治雄が芸能学会編「芸能 31(10)(368) 芸能発行所」に「早川孝太郎」を発表する。pid/2276657
  柳田国男と芸能 / 牧田茂  <書評>鈴木道子著『奥三河・花祭と神楽<神の詞・人の声>』 / 上野誠
1990 平成2年 3月、宮崎智恵が「未来 (282) 未来社」に「早川孝太郎生誕百年展で」を発表する。 pid/3465445
6月、佐藤安志が「未来 (285) 未来社」に「早川孝太郎の志業」を発表する。 pid/3465451
1991 3 3月、伊藤廣之が大阪市立博物館編「大阪市立博物館研究紀要 23」に「早川孝太郎の行事伝承論」を発表する。pid/3431370
1992 4 7月、須藤功が「未来 (310) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 (一) 友 折口信夫」を発表する。 pid/3465587
8月、須藤功が「未来 (311) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 (二) 山里にいて國を憂う 」を発表する。pid/3465588
11月、須藤功が「未来 (314) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 (四) 師、柳田國男」を発表する。pid/3465591
9月、須藤功が「未来 (312) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 (三) 陛下國民に遡へ給う」を発表する。pid/3465589
12月、須藤功が「未来 (315) 未来社 1992-12」に「日記手紙にみる早川孝太郎 (五) 郷里の人と家 」を発表する。pid/3465592
1993 5 1月、須藤功が「未来 (316) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 (六) 『花祭』と花祭」を発表する。pid/3465593
2月、須藤功が「未来 (317) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎」を発表する。 pid/3465594
3月、須藤功が「未来 (318) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎」を発表する。pid/3465595
3月、村井紀が「日本文学 42(3) p.23-31」に「「新国学」と植民地主義 : 「日本民俗学」の"現場"(シンポジウム,<特集>日本文学協会第47回大会報告 II)」を発表する。  J-STAGE
4月、須藤功が「未来 (319) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 (九) 旅日記」を発表する。 pid/3465596
7月、須藤功が「未来 (322) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 旅日記」を発表する。 pid/3465599
8月、須藤功が「未来 (323) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 あじさいの花」を発表する。 pid/3465600
10月、須藤功が「未来 (325) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 文化財審議委員」を発表する。 pid/3465602
12月、須藤功が「未来 (327) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 佐々木喜善」を発表する。 pid/3465604
1994 6 1月、須藤功が「未来 (328) 未来社」に「」を発表する。 pid/3465605
日記手紙にみる早川孝太郎 『花祭』以前 / 須藤功 / p28〜33
2月、須藤功が「未来 (329) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 民俗品蒐集」を発表する。pid/3465606
3月、須藤功が「未来 (330) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 三人の手紙」を発表する。pid/3465607
4月、 須藤功が「未来 (331) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 愛のノート」を発表する。 pid/3465608
5月、 須藤功が「未来 (332) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 「講習所」講師」を発表する。p/id/3465609
6月、 須藤功が「未来 (333) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 「講習所」講師」を発表する。pid/3465610
7月、 須藤功が「未来 (334) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 「講習所」講師」を発表する。 pid/3465611
8月、 須藤功が「未来 (335) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 鯉淵学園講師」を発表する。pid/3465612
9月、 須藤功が「未来 (336) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 生活の変容」を発表する。 pid/3465613
10月、須藤功が「未来 (337) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 画業 」を発表する。 pid/3465614
11月、 須藤功が「未来 (338) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 悲喜劇」を発表する。 pid/3465615
12月、 須藤功が「未来 (339) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 大蔵永常 」を発表する。 pid/3465616
1995 7 1月、須藤功が「未来 (340) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 問状」を発表する。 pid/3465617
2月、須藤功が「未来 (341) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 研究会」を発表する。 pid/3465618
3月、須藤功が「未来 (342) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 筺底の遺稿」を発表する。pid/3465619
4月、須藤功が「未来 (343) 未来社」に「日記手紙にみる早川孝太郎 一二月二三日」を発表する。pid/3465620
1996 8
1997 9 4月、須藤功 が相模民俗学会編「民俗学論叢 = Japanese folklore review (12) p1〜18」に「特別講演会 『花祭』以後の早川孝太郎」を発表する。pid/7952345
1998 10
1999 11
2000 12 12月、綱澤満昭が「近畿大学教養部紀要 32(1) p.65-76」に「早川孝太郎:反近代の背理(特集 「モダン/ポストモダン」を読む」を発表する。
〇この年、宮本常一, 宮田登, 須藤功編「早川孝太郎全集 第11巻 (民俗研究法・採訪録), 未來社」が刊行される。

2001 13
2002 14 6月、須藤功が「未来 (429) p.5〜9」に「歩く・描く・撮る・聞く--早川孝太郎全集第十二巻編集ノート(1)」を発表する。
7月、須藤功が「未来 (430) p.16〜21」に「歩く・描く・撮る・聞く--早川孝太郎全集第12巻編集ノート(2)」を発表する。
8月、須藤 功が「未来 (431) p.26〜32」に「歩く・描く・撮る・聞く--早川孝太郎全集第12巻『雑纂・絵と写真』編集ノート(3)」を発表する。
2003 15 3月、須藤功が神奈川大学日本常民文化研究所編「歴史と民俗 : 神奈川大学日本常民文化研究所論集 / (通号 19) p.25〜40」に「早川孝太郎のアチック時代 (アチックミューゼアムに集う人々 第六回常民文化研究講座)」を発表する。
〇この年、宮本常一, 宮田登, 須藤功編「早川孝太郎全集 第12巻 (雑纂・絵と写真)  未來社」が刊行される。
2004 16
2005 17 3月、土屋直美が「南山考人 / 南山考古文化人類学研究会 編 (33) p.117〜123」に「早川孝太郎著『花祭』と花祭の実践」を発表する。
2006 18
2007 19
2008 20 4月、黒柳晴夫が日本村落研究学会編「村落社会研究 / (通号 43) p.236〜248」に「地域シンポジウム 奥三河の花祭りと村落研究--早川孝太郎『花祭』上梓の頃」を発表する。
8月、池田 哲夫が「高志路 (368) p.49〜51」に「早川孝太郎の高燈籠スケッチ (盆行事特集)」を発表する。
2009 21
2010 22
2011 23 〇この年、伊藤敏女が「まつり (通号 73) p.15-25」に「『花祭』に至るまで : 早川孝太郎の歩んだ道 (まつり同好会50周年 本田安次賞特別賞受賞 記念号) 」を発表する。
2012 24 11月、M岸宏一が「熊野 (143) p.25-30」に「早川孝太郎と南方熊楠との出会い」を発表する。
2013 25
2014 26 10月、笹原亮二が「国際常民文化研究叢書7 −アジア祭祀芸能の比較研究− /神奈川大学 国際常民文化研究機構」に「民俗芸能と祭祀 −中在家の花祭の現場を巡って−」を発表する。
2015 27
2016 28 3月25日、大塚奈奈絵が「国立国会図書館所蔵『発禁図書函号目録』(安寧ノ部・風俗ノ部)」を発表する。pid/10205753
    日本固有民族信仰 松岡静雄著  (受領年月日:昭和17.7.30)
    琉球の研究 加藤三吾著,早川孝太郎校訂 昭和16年刊行(受領年月日:昭和17.7.30)
2017 29 3月、鷲野正昭が民俗芸能学会編集委員会編「民俗芸能研究 / (62) p.111-113」に「書籍紹介 山ア一司著『「花祭り」の意味するもの : 早川孝太郎「花祭」を超えて』」を紹介する。
2018 30
2019 令和元年
2020 2 3月、伊藤好英が藝能学会編集委員会編「藝能 (26) p.120-154」に「早川孝太郎著『花祭』跋/折口信夫: 一つの解説 : 昭和五年四月、早川孝太郎著『花祭』後編、岡書院」を紹介する。
2021 3
2022 4
2023 5
2024 6
2025 7


五十五年後の「長篠之戦五百年祭」に nagasino.html
武田久吉博士(年譜)からの写真
加藤武雄の年譜

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