津久井四町、合併から政令指定都市へ
                                  2016・2・15 相模原市公共施設白書の内容を追加
                                                           
             〜旧津久井郡城山町・小倉地区を中心に〜
 膨大な資料のため、本項をまとめるには相当な時間かかかります。タイトルは「津久井四町、合併から政令指定都市へ」となっていますが、この事にとらわれずに自由な立場で何故、合併なのか、何処に問題点があるのかを探って見たいと思います。記憶は既に薄れ風化されそうになりそうな雰囲気の中にありますが様々に起こった出来事を思い起こしながら綴っておきたいと思います。
 寛政3年(1791)、「乍恐以書付御訴申上候」と云う標題の付いた書状が代官所に出されました。これは、相模野台地を開拓してそこに相模川からの用水を引くと云う計画で、それに対し地元住民が生活者の立場から意見をまとめた書状になっています。
 用水を引くことによって相模川の流量が減り筏や荷物船による炭・板・小割・材木等の運搬が困難になることを述べています。用水の取水口は荒川番所より上流の吉野村小猿橋を計画していました。用水路は相模川の左岸を計画、設計図こそありませんが遠大な計画がありました。
 この用水がもし完成していれば合併前の旧津久井郡と旧相模原市を結ぶ大動脈になったことは確かであり合併の象徴的存在になったことでしょう。
合併によって行政の範囲が広がることは、問題を解決する道筋が一つになることを意味し、近年、行政区域の範囲を「川の流域全体で考えよう」と云う思想もひとつの方法かと思います。
 人々が生きて行くためにはどうしても水が必要となります。人々が、生きて行く上で、安定的に何よりも必要なのは水です。広大な相模台地に人々が住み始めたのは江戸後期以降のことで、それまでは清兵新田の場合井戸を33メートル(110尺)以上も掘らなければ水は湧いてきませんでした。そうした井戸を何本も掘ることは難しく人々は下段の境川、道保川、姥川、鳩川沿いに住んでいました。広大な相模野台地は人々が共有する秣場だったのです。秣場には凡その集落単位でグループをつくり「野」をつけ呼んでいました。例えば「溝野」、「九沢野」、「矢部野」、「木曽野」、「鵜野森野」、「矢口野」、「中和田野」、「鶴間野」、「柏谷野」、「座間野」と云った名称です。そして秣場は厳しい掟によって守られ存続してきました。
 人々が上段の相模野台地に本格的に人々が住み始めたのは工場誘致の始まった昭和30年代のことです。相模野台地には、用水路こそ出来ませんでしたが、相模川の水は沼本ダムを水源に自然流下法によって旧城山町の谷ヶ原浄水場で濾過され相模原市の全域に飲料水や工業用水として利用されています。つまり、水道管が用水として名を変え人々の命を潤しているわけです。「潤水都市さがみはら」の意味をそんな風に考えながら、広域的に物事を考えて見ることも決して無駄なことではないと思います。
 平成元年11月、当時の北島町長が碑に刻んだ「公共下水道開始にあたって」と云う、考え方も同じです。その一方、電気や水道水を安定的に確保するために小倉地区で見られたような犠牲もあったことを後世に伝えられるよう、小倉地区の歴史も少し書き添えました。


旧津久井郡城山町山野地区 通水記念碑
(現在 相模原市緑区山野地区)


城山町公共下水道の供用開始にあたって
 近年の急速な都市化によって母たる川 相模川も
水質の汚濁が日増しに進んでいます。この相模川の
水質を保全するには下水道の整備が必要で
また下水道は文化のバアロメータといわれて
いますように私たちが快適な文化生活を送る
には必要不可欠な施設です。この整備をはかる
ために昭和四十四年に神奈川県と相模川流域
十一市町によって下水道事業がスタートしました。
当城山町はこの事業に昭和四十六年三月に加入して
以来積極的に公共下水道の整備を進めてきまして
本日流域下水道の到達と同時にその供用が
開始されました。
 ここに通水を記念し本事業を永く後世に
伝えるべく記念碑を建立したものです。
     平成元年十一月十八日
城山町長 北島厚
     
通水記念碑から見える小倉の歴史

旧城山町小倉地区 通水記念碑
  完成した小倉養魚場 昭和33年当時
  
      ↓撮影2011・5・31
  
  後方は建設中の圏央道の橋脚と水田跡
  小倉区はかねてから県営上水道の誘致を切望していたはからずも神奈川県が串川を堰とめ津久井湖に注								
水する計画をもち小倉区に交渉があった。串川は古くから小倉地区の飲料水灌漑用水は勿論漁業や防火								
用水等日常生活に極めて密接な関係があるとともにふる里の川として永く住民に親しまれていたそのた								
め区は県に対して公共補償を要望し幾多折衝の結果補償金の交付を受けこれを基金として県営上水道の								
誘致を決め誘致促進委員会を設け県営上水道条例の改正を煩わし昭和四十三年九月組合員百三十四名に								
より小倉上水道組合を結成總工費弐千百万円をもって組合員の負担なく同十月工事に着手翌四十四年								
五月竣工同月二十九日湘南寺において通水式を挙行小倉区発展の基盤をつくったこのため記念としてこ								
の碑を建てる なお本事業達成に関し関係当局のご協力の多かったことを付記する
 裏面の碑文




西暦 和年号 主な出来事
1954 昭和29
1955 昭和30 4月 川尻村、湘南村と三沢村の中沢地区が合併し城山町が誕生する。
1956 昭和31
1957 昭和32
1958 昭和33 2月、「相模川第2次統制事業」の名称で県議会に提案され、事業計画が公表される。
3月、小倉養魚場が完成する
1959 昭和34 4月 葉山島〜橋本間バス路線開通
1960 昭和35
1961 昭和36 城山発電所着工
1962 昭和37
1963 昭和38
1964 昭和39
1965 昭和40 10月、城山発電所運転を開始する
1966 昭和41
1967 昭和42
1968 昭和43 12月、串川取水路、3工区に分けて着工する。
    1工区:日本機械土木(現奈良建設)
    2工区:鹿島建設 
    3工区:熊谷組 水門扉関係:日本鋼管 総事業費5億7000万円

9月、小倉上水組合を結成する.(組合員134名)
10月、上水工事に着手.
1969 昭和44 5月、上水工事が竣工、湘南寺において通水式..
10月、城山発電所運転を開始する.
10月、井戸水の枯渇問題が発生する。
(1工区:毎分1500g、2工区:毎分4000gの排水量)
1970 昭和45 3月31日、串川取水路が完成する。
1971 昭和46
1972 昭和47
1973 昭和48
 昭和30年、湘南村が合併し城山町が誕生しました。旧小倉発電所の水路を活用、和田地区で養魚場や農業用コンクリートの水路が完成しました。その後、「相模川第2次統制事業」計画が公表され、城山発電所がつくられることになりました。安定的な水資源確保のために小倉の上流に串川取水口が建設されました。そのことで水道は完成されましたが、水田や養魚場が出来なくなり井戸水の枯渇問題問題が発生しました。

全体と旧相模原市関連 旧津久井四町関連 津久井町関連 相模湖町関連 藤野町関連 城山町関連
2000 平成12年
通勤通学の動向

「国勢調査 (平成12年)総務省統計局」より引用
「相模原市・津久井郡4町等広域行政連絡会議
    
市町村合併に関する調査研究部会中間報告
通勤通学の動向

「国勢調査 (平成12年)総務省統計局より




通勤通学の動向
「国勢調査 (平成12年)総務省統計局より



通勤通学の動向
「国勢調査 (平成12年)総務省統計局より



通勤通学の動向
「国勢調査 (平成12年)総務省統計局より



2001 平成13年

9月8日/神奈川県が「市町村合併を考えるフォーラム津久井地区」を開催。(津久井地区行政センター)
10月27日/津久井青年会議所が「津久井四町まちづくりフォーラム」を開催。(県立相模湖交流センター)
2002 平成14年
















11月23日/「市町村合併をともに考える全国リレーシンポジウム2002in 神奈川」が杜のホールはしもとで開催 (参加人数約320人)

6月26日/相模原市長が市議会にて、津久井郡との合併について発言「申し入れがなされた場合には、前向きに検討してまいりたい。」
8月26日/1市4町首長懇談会にて、市町村合併に関する情報交換を行う。
10月中/津久井郡4町が「市町村合併に関する住民意向調査」を実施。
町 名 合併が必要 合併が必要でない 回収率
城山町 50.5% 20.2% 45.4%
津久井町 70.9% 9.4% 60.7%
相模湖町 74.7% 13.0% 49.1%
藤野町 65.7% 22.1% 52.5%
町民が望んだアンケートによる合併の組み合わせ
城山町   相模原市+城山町
津久井町  相模原市+城山町+津久井町

相模湖町  八王子市+相模湖町
藤野町   八王子市+相模湖町+藤野町

11月16日/津久井青年会議所のメンバーが中心になって、住民発議による「津久井郡四町の法定合併協議会」の設置請求の署名活動を開始(期間:11月16日〜12月15日)
12月19日/津久井青年会議所のメンバーが中心になって津久井郡4町へ住民発議による「津久井郡4町の法定合併協議会」設置請求を仮請求





5月14日/神奈川県及びしろやまの市町村合併を考える会が市町村合併を考えるフォーラム「みんなで考えよう町の将来」を開催。(城山町公民館、参加者数約80人)


7月18日〜8月9日/城山町が市町村合併町民懇談会を開催。(町内11会場、延参加人数203人)
9月4日/城山議会が合併問題調査特別委員会を設置。

8月31日〜10月26日/城山町が「今後のまちづくり、市町村合併などについて」をテーマに出前役場を開催(町内12会場、延参加人数224人)



2003 平成15年


3月22日/相模原青年会議所主催の広域まちづくりフォーラム「挑め地方の時代」に相模原市長、町田市長、津久井町長が参加(相模原市民会館)







11月18日/1市4町首長懇談会で平成16年2月を目途に任意の合併協議会を設立することで合意

1月15日/久井青年会議所のメンバーが中心になって津久井郡4町へ住民発議による「津久井郡4町の法定合併協議会」設置請求を本請求

5月27日/津久井郡町村会の新旧会長(旧会長:津久井町長、新会長:相模湖町長)が相模原市長と面会し「合併特例法の期限である平成17年3月を目指して、津久井郡各町とも相模原市と合併を検討したい。と意向を伝える。
7月8日/相模原市・津久井郡4町等広域行政連絡会議に「市町村合併に関する調査研究部会」を設置、合併について調査研究を開始
7月22日/津久井郡4町が相模原市長へ合併協議の申し入れ
12月9日/津久井郡4町による合併協議による申し入れ(7/22)を撤回、城山町、津久井町及び相模湖町は、引き続き協議を要望
1月28日/津久井町長が「合併特例法の期限である平成17年3月を目標に、相模原市と津久井郡4町の合併を目指すべき」との考えを表明


3月18日/津久井町議会で「津久井郡4町の法定合併協議会」の設置議案を否決








2月5日/相模湖町が八王子市へ合併協議の申し入れ
○八王子市は合併特例法期限内の合併は困難と回答


3月10日/相模湖町議会で「津久井郡4町の法定合併協議会」の設置議案を可決


6月4日/相模湖町議会が藤野町との2町合併の陳情書を否決



2月5日/藤野町が八王子市へ合併協議の申し入れ
○八王子市は合併特例法期限内の合併は困難と回答

2月8日/藤野町長が周辺自治体との合併を目指す意向を表明
2月8日〜11日/藤野町が市町村合併に関する町民懇談会を開催(町内6会場、延参加人数224人)
3月13日/藤野町議会で「津久井郡4町の法定合併協議会」の設置議案を可決




12月9日/藤野町議会で一般会計補正予算案に対する修正案の議決により、1市4町任意の合併協議への不参加が決定
藤野町長が任意合併協議会への参加見送りを表明
1月27日/城山町長が「合併特例法の期限である平成17年3月を目標に、相模原市と合併を目指すべき」との考えを表明


3月18日/城山町議会で「津久井郡4町の法定合併協議会」の設置議案を否決



6月18日/城山町議会で「市町村合併の推進に関する決議」を可決

9月26日〜11月8日/城山町で「まちづくり、市町村合併について」をテーマに出前役場を開催 (町内12会場、延参加人数184人)

2004 平成16年
2月10日/
「(仮称)相模原・津久井地域合併協議会設立準備会議」を設置
3月23日/相模原市議会が合併問題特別委員会を設置
3月30日/「相模原市、城山町、津久井町、相模湖町による合併協議に係わる合意書」締結
4月1日/「相模原・津久井地区合併協議会(任意合併協議会)」設立
4月30日/第1回相模原・津久井地域合併協議会(任意合併協議会)
4月30日/
第1回まちづくりの将来ビジョン検討委員会(任意合併協議会)
5月21日/第2回まちづくりの将来ビジョン検討委員会(任意合併協議会)
5月30日/
第2回相模原・津久井地域合併協議会(任意合併協議会)
6月4日/第1回議員の定数等に関する検討委員会(任意合併協議会)
6月11日/合併重点支援地域に指定
6月12日/第3回まちづくりの将来ビジョン検討委員会(任意合併協議会)
6月23日/第4回まちづくりの将来ビジョン検討委員会(任意合併協議会)
7月5日/第2回議員の定数等に関する検討委員会(任意合併協議会)
7月8日/第3回相模原・津久井地域合併協議会(任意合併協議会)
7月12日/第5回まちづくりの将来ビジョン検討委員会(任意合併協議会)
7月28日第3回議員の定数等に関する検討委員会(任意合併協議会)
7月31日/第6回まちづくりの将来ビジョン検討委員会(任意合併協議会)
8月4日/第4回相模原・津久井地域合併協議会(任意合併協議会)
8月10日第4回議員の定数等に関する検討委員会(任意合併協議会)
8月12日/藤野町長が相模原市長に1市4町合併に向けて協議の申し入れ・藤野町正副議長が相模原市議会正副議長に合併協議への理解を求める
8月21日/第7回まちづくりの将来ビジョン検討委員会(任意合併協議会)
8月24日/第5回議員の定数等に関する検討委員会(任意合併協議会)
8月25日/第5回相模原・津久井地域合併協議会(任意合併協議会)
9月5日/第8回まちづくりの将来ビジョン検討委員会(任意合併協議会)
9月7日/第6回議員の定数等に関する検討委員会(任意合併協議会)
9月13日/第9回まちづくりの将来ビジョン検討委員会(任意合併協議会)
9月19日/第7回議員の定数等に関する検討委員会(任意合併協議会)
9月21日/第6回相模原・津久井地域合併協議会(任意合併協議会)
10月4日/第10回まちづくりの将来ビジョン検討委員会(任意合併協議会)
10月16日〜23日/市町村合併シンポジウム
   
場所 相模原市南市民ホール・杜のホールはしもと
        県立相模湖交流センター
 延544人参加
10月28日〜11月6日/相模原市がタウンミーテングを開催
(市内6会場 延476人参加)
11月1日/第1回相模原市及び津久井郡合併連絡協議会
11月7日/第11回まちづくりの将来ビジョン検討委員会(任意合併協議会)
11月8日〜12月1日/相模原市が相模原・津久井地域の合併に関する市民アンケート調査を実施
     
合併を容認  45.8%
      合併に否定的 31.1%

11月18日/
第7回相模原・津久井地域合併協議会(任意合併協議会)
11月22日/「相模原市と藤野町による合併協議に係わる合意書」に調印
11月26日/城山町長が、相模原市長、津久井町長、相模湖町長に合併特例法第4条第2項に基づく議会へ付議するか否かの照会
1月9日/相模原市の合併について、城山町長、津久井町長及び相模湖町長による協議
1月14日/津久井郡4町で組織する一部事務組合の解散に向けた合意事項確認書に調印
@城山町、津久井町、相模湖町は、合併特例法の適用も考慮した中で、相模原市との合併を目指し協議を進める。
A藤野町は1市3町合併協議が円滑に進むよう全面的に協力する。
B解散協議を行うための組織を平成16年2月に設立することとし、合併する時期までに円滑に解決を図る。
C解散後の行政運営について、各町の責任において真摯に取り組むとともに、相互に協力を図って問題の解決にあたるよう努める。

1月20日/津久井郡4町長が神奈川県を訪問し、一部事務組合の解散協議への支援を要請
1月23日/城山町長、津久井町長及び相模湖町長が相模原市長へ1市3町による合併協議の申し入れ
2月10日/相模原市長、城山町長、津久井町長及び相模湖町長が神奈川県知事へ合併協議に係わる支援を要請









 
8月6日〜9日/藤野町町長が津久井郡3町に1市4町合併に向けての支援を依頼
8月9日/藤野町正副議長が津久井郡3町議長に合併協議への理解を求める


























































11月28日/津久井町長選挙 投票率67.09%
    
 ◎天野望 7449票
        栗原大 5914票


































10月3日/相模湖町長選挙 投票率74.35%
   ◎溝口正夫 2970票
     岡本征夫 2781票



11月28日/「相模湖町の合併についての意思を問う住民投票」執行  投票率64.25%
      
◎単独町政の継続に賛成 2508票
        1市4町の合併に賛成  2455票
 

12月9日/相模湖町長が相模湖町議会市町村合併調査特別委員会で引き続き合併協議を進めて行く旨を表明(町内各戸を訪問開始)
12月22日/相模湖町議会本会議で町長の不信任案が提出され、賛成少数で否決 (賛成5:反対6)

 


2月13日/藤野町の「ふじの行政を考える会」が「藤野町の合併について意志を問う住民投票条例」制定を求める直接請求の署名を開始(期間:2月13日〜3月13日)
2月21日〜22日/藤野町が合併協議参加見送りの経緯について町民説明会を開催(町内4会場 延760人参加)
3月9日/藤野町の「ふじの行政を考える会」が「藤野町の合併について意志を問う住民投票条例」制定を求める直接請求に3777人分の署名を添えて仮請求

4月7日/藤野町の「ふじの行政を考える会」が「藤野町の合併について意志を問う住民投票条例」制定を求める直接請求に3471分の署名を添えて本請求
4月23日/藤野町議会臨時会で「藤野町の合併について意志を問う住民投票条例案」が全会一致で可決




6月13日/藤野町が合併について意見を問う住民投票実施に向けての町民学習会を開催(約280人参加)
6月15日/藤野町が合併について意見を問う住民投票実施に向けて基礎資料を配布
6月27日/
「藤野町の合併について意見を問う住民投票」執行
 投票率65・23%
  ◎相模原市及び津久井郡4町での合併に賛成する 3398票
   単独町政を継続することに賛成 2045票



8月2日/藤野町町議会
@
市町村合併協議会負担金の一般会計補正予算案を賛成多数で可決
A
議会市町村合併研究調査特別委員会を全会一致で廃止
B
「相模原市、城山町、津久井町、相模湖町による合併協議に関する決議」を賛成多数で可決




11月15日/藤野町市町村合併推進協議会を設置
11月20日〜27日/藤野町が市町村合併に関する町民説明会を開催(藤野町の目標と今後の取り組みについて)
 (町内4会場 延147人参加)
12月2日/藤野町が第1回藤野町市町村合併推進協議会を開催
12月3日/藤野町が第1回藤野町合併まちづくり検討委員会を開催
12月6日/藤野町が第2回藤野町合併まちづくり検討委員会を開催
12月8日/藤野町が第3回藤野町市町村合併推進協議会を開催
12月10日/藤野町が第3回藤野町合併まちづくり検討委員会を開催
12月16日/藤野町が第4回藤野町合併まちづくり検討委員会を開催
12月21日藤野町が第4回藤野町市町村合併推進協議会を開催
12月23日/藤野町が第5回藤野町合併まちづくり検討委員会を開催
12月26日/藤野町が市町村合併に関する町民説明会を開催(協議会の検討結果の中間報告について) (町内3会場 延63人が参加)















6月20日/城山町長選挙 投票率54.92%
       ◎小林正明 5662票
         加藤正彦 4394票










8月7日〜8日/城山町が相模原・津久井地域合併協議会に関する説明会を開催(町内4会場 延211人参加)


8月26日/城山町の住民組織が城山町議会に「合併に関する住民投票条例の早期制定を求める陳情書」に2478人分の名簿を添えて提出
9月17日/城山町議会で8月26日付けの陳情書に賛同する議員発議による「城山町の合併について町民の意思を問う住民投票条例案」を上程し、可決(賛成9名・反対6名)
9月27日/城山町長が「城山町の合併について町民の意思を問う住民投票条例」を再議とし、廃案となる(賛成10名・反対6名)



11月15日/城山町の住民組織が住民発議による法定合併協議会設置請求に3456人分の署名を添えて仮請求
11月26日/城山町の住民組織が住民発議による法定合併協議会設置請求に4182人分の署名を添えて本請求

12月19日/城山町が市町村合併と自立のシンポジウムを開催
12月24日/城山町議会
@「城山町の合併について町民の意思を問う住民投票条例案」が可決
A議員発議による「城山町の合併について町民の意思を問う住民投票条例に対する付帯決議」が可決
2005 平成17年 1月23日/相模原市市長選挙 投票率33.2%
    
◎小川勇夫 79933票
       大谷直敏 57488票
       長崎克央 21912票

1月26日/1市3町首長会議を開催
早期に法定合併協議会を設置し、合併特例法期限内の合併を目指すことについて、意見が一致しないため、引き続き協議することになる

1月27日/第2回相模原市及び津久井郡合併連絡協議会
1月31日/藤野町長が相模原市長に、藤野町市町村合併協議会の協議結果を報告及び合併協議会の設置について要請
1月31日/津久井町長相模湖町長が相模原市長へ合併特例法期限内の合併を目指すため1市2町による法定協の早期設置を申し入れ
2月1日・相模原市長が平成16年11月26日付けの住民発議に係わる城山町長からの照会に対し、「議会に付議する」旨を回答
2月1日/1市3町首長会議を開催
@1市3町(相模原市、城山町、津久井町、相模湖町)は、特例期限内にこだわることなく協議を進めることとし、住民発議を受け、法定協を設置する。
A1市3町(相模原市、城山町、津久井町、相模湖町)、1市2町(相模原市、津久井町、相模湖町)、1市1町(相模原市、藤野町)の3つの法定合併協議会の設置に向けて調整する。
2月2日/「相模原市、津久井町及び相模湖町による法定合併協議会の設立及び合併協議会に係わる合意書」締結
2月2日/城山町から相模原市、津久井町及び相模湖町へ合併特例法による法定合併協議会の設置請求については、「1市2町がすべて議会に付議する」であった旨の通知を送付
2月4日/藤野町長が相模原市長へ1市1町による法定協の設置申し入れ
2月14日/相模原市、津久井町及び相模湖町のそれぞれの議会で、相模原市・津久井町・相模湖町合併協議会設置議案が可決
2月15日/模原市長、津久井町長及び相模湖町長が「相模原市、津久井町、相模湖町合併協議会規約に基ずく協議書」に調印
2月15日/
相模原市、津久井町、相模湖町合併協議会の設置
2月17日/第1回相模原市、津久井町、相模湖町合併協議会
2月18日/「相模原市・城山町・津久井町及び相模湖町による法定合併協議会の設立及び合併協議に係わる合意書」締結
「相模原市及び藤野町による法定合併協議会の設置及び合併協議に係わる合意書」締結
※4月1日付けで法定合併協議会を設置することで合意
2月18日〜3月9日/相模原市が津久井町、相模湖町との合併案についてパビリック・コメントを実施
 
(意見募集結果 165人、402件 )
相模原市・津久井町・相模湖町合併協議会が新市まちづくり計画案についてパブリック・コメントを実施
 (意見募集結果:34人、77件)
2月19日/相模原市が津久井地域との合併協議に関する住民説明会を開催 (市内23会場 延622人参加)
2月21日/第2回相模原市、津久井町、相模湖町合併協議会     
3月13日/第3回相模原市、津久井町、相模湖町合併協議会
     ※全協議事項について、協議が調う。
3月15日/相模原市・津久井町・相模湖町合併協定調印式
※市町村建設計画について、神奈川県知事より「異議ない」旨の回答を受ける
3月25日/相模原市議会で「相模原・津久井地域合併協議会」および「相模原市・藤野町合併協議会」設置議案が可決
3月28日相模原市議会で1市2町の廃置分合議案等(合併関連議案)が可決 (記名投票 賛成30 反対14)
3月30日/相模原市、津久井町及び相模湖町の廃置分合に伴う「財産処分に関する協議について」、「地域自治区の設置に関する協議について」、「議会の議員の定数に関する協議について」、「農業委員会の委員の任期等に関する協議について」の協議書に調印
3月31日/神奈川県知事に相模原市・津久井町及び相模湖町の廃置分合を申請
4月1日/関係市町の首長が「相模原・津久井地域合併協議会規約に基づく協議書」及び「相模原市・藤野町合併協議会規約に基づく協議書」に調印
★相模原・津久井地域合併協議会及び相模原市・藤野町合併協議会設置
4月25日/第1回相模原市・藤野町合併協議会
5月16日
第1回相模原市・津久井地域合併協議会
5月26日/第2回相模原市・藤野町合併協議会
7月6日/神奈川県議会総務企画常任委員会で相模原市、津久井町及び相模湖町の廃置分合議案が全会一致で可決
7月10日/第2回相模原市・津久井地域合併協議会
 ※副会長(城山町長)が副会長職の辞任届を提出
7月11日/神奈川県議会で相模原市、津久井町及び相模湖町の廃置分合議案が賛成多数(自民・民主・県政・公明・社会・百合の6会派の賛成)て可決
7月14日/神奈川県知事が、相模原市、津久井町及び相模湖町の合併を決定(1市2町に合併決定書を交付)
8月8日/第3回相模原市・藤野町合併協議会
8月12日/総務大臣が相模原市、津久井町及び相模湖町の合併を告示
10月17日/第4回相模原市・藤野町合併協議会
11月1日〜11月30日/相模原市・藤野町合併協議会が合併市町村基本計画案についてパブリック・コメントを実施
  
(意見募集結果  23人、68件)
11月7日/第5回相模原市・藤野町合併協議会
  第3回相模原・津久井地域合併協議会 
    ※「相模原市・津久井地域合併協議会」の休止を報告し、承認
  「相模原市・津久井地域合併協議会の休止に関する覚書」締結
12月4日第6回相模原市・藤野町合併協議会
12月6日〜23日/相模原市が藤野町ちの合併協議に関する説明会を開催  (市内23会場、 延217人参加)
12月12日/相模原市が藤野町との合併案についてパブリック・コメントを実施  (意見募集結果 12人 23件)
1月31日/津久井郡4町臨時町村会を開催
津久井町長、相模湖町長が合併特例法期限内に合併を目指すための1市2町(相模原市、津久井町、相模湖町)の法定協設置を相模原市に申し入れることを表明
































































8月18日/「津久井郡広域行政組合の取り扱いに関する協定書」締結











1月28日/津久井町町議会市町村合併問題特別委員会が開催され、合併特例法期限内に合併を目指すための法定協設置を相模原市に申し入れることを決定 (賛成12・反対4)



2月21日〜3月1日/津久井町が市町村合併に係わる地区別説明会を開催 (町内7会場、延230人参加)
3月1日・津久井町議会で「相模原・津久井地域合併協議会」設置議案が可決










































































1月14日/相模湖町の「一市四町の合併を推進する会」が「相模原市、城山町、津久井町及び藤野町との合併の実現を求める請願書」に4088人分の名簿を添えて提出
1月24日/相模湖町議会臨時会で1月14日付けの請願を市町村合併調査特別委員会へ付託同日、同委員会が開催され、請願に6人が賛成し採択される。
1月28日/相模湖町議会臨時会で1月14日付け請願の委員会審議結果について委員長報告があり、本会議で採決が行われ6人が賛成して採択と決定
1月31日/相模湖町町議会市町村合併問題特別委員会が開催され、合併特例法期限内に合併を目指すための法定協設置を相模原市に申し入れることを町長から説明













2月23日〜2月26日/相模湖町が合併協議に関する説明会を開催 (町内4会場、延142人参加)






3月11日/相模湖町議会で「相模原・津久井地域合併協議会」設置議案が可決

3月14日/相模湖町の住民グループが相模湖町町議会の解散を求める直接請求に2990人の署名を添えて仮請求
3月29日/相模湖町議会で1市2町の廃置分合議案等(合併関連議案)が可決 (起立採決 賛成6 反対5)
4月15日/相模湖町の住民グループが相模湖町議会の解散を求める直接請求に2875人分の署名を添えて本請求























6月12日/相模湖町議会の解散を投票 投票率69.34%
    議会の解散に賛成 2391票
       議会の解散に反対 2896票

















1月6日/藤野町が第6回藤野町合併まちづくり検討委員会を開催
1月11日/藤野町が第5回藤野町市町村合併推進協議会を開催











2月6日/藤野町が市町村合併に関する町民説明会を開催(藤野町市町村合併推進協議会の検討結果の最終報告について)
   
 (町内3会場、延216人参加 )









3月23日/藤野町議会で相模原市・藤野町合併協議会設置議案が可決
3月23日/藤野町議会で議員発議の「相模原市・藤野町合併協議会の設置に関し慎重審議を求める決議」が可決





















6月5日/藤野町」が市町村合併に関する町民説明会を開催(第1・2回相模原市・藤野町合併協議会の協議結果について)
 
(町内3会場 延76人参加)
6月7日/藤野町議会で町長が今期限りでの引退を表明




7月10日/藤野町長選挙 投票率78.48%
   ◎鈴木謙仁 3441票
     中村賢一 3091票






9月29日〜10月6日/藤野町が市町村合併に関する町民会議を開催(藤野町を取り巻く現状と合併協議について)
    (町内48会場  延611人参加)







11月22日〜26日/藤野町が市町村合併に関する町民説明会を開催 (合併市町村基本計画案について)
    (町内7会場、延70人参加)






12月22日/藤野町が市町村合併に関する町民説明会を開催(合併協議会第4〜6回の決定事項など)
  
(町内7会場 延55人参加)
1月15日〜30日/城山町が市町村合併に関する住民説明会を開催
(町内12会場、延258人が参加)

1月31日/津久井町長、相模湖町長は平成16年11月26日付けの住民発議に係わる城山町長からの照会に対し、「議会に付議する」旨を回答(城山町長へ回答分を手渡し)


2月5日/城山町が第2回市町村合併と自立のシンポジウム

     (町民公民館、 364人参加)



3月23日/城山町議会で1市2町の廃置分合議案等(合併合意議案)が可決

4月10日/城山町が市町村合併と自立の懇談会を開催 (町民公民館、延80人参加)











6月23日/城山町議会で議員発議による「城山町の合併について町民の意思を問う住民投票条例」の一部改正案を可決
※投票日について「町長が定める日」とした期日を「平成18年3月31日までの間で町長が定める日」に改正



















9月22日/城山町議会で議員発議による「城山町の合併について町民の意思を問う住民投票条例」の一部改正案を可決
@投票日について「平成18年3月31日まで」とした期日を「平成17年11月30日まで」に改正
A新市との合併期日を平成19年3月31日までとする
B住民投票の成立要件の投票率50%を削除

9月28日/城山町長が「城山町の合併について町民の意思を問う住民投票条例」の一部改正を再議とし、廃案となる 
     (賛成9名   反対7名)



















12月19日/城山町の住民グループ「みんなで合併を実現する会」が城山町長の解職を求める直接請求に9708人分の署名を添えて仮請求
2006 平成18年 1月10日/相模原市・津久井地域合併協議会の関係首長会議を開催し、合併協議会を廃止することで合意
1月17日/★第4回相模原市、津久井町、相模湖町合併協議会
 ※平成18年3月19日(合併の前日)をもって、協議会の廃止を承認
1月17日/第7回相模原市・藤野町合併協議会
   
※総ての協議が終了
1月24日/相模原市・藤野町合併市町村基本計画について、神奈川県知事より「異議ない」旨の回答
1月26日/第4回相模原市、津久井町地域合併協議会
※平成18年3月19日をもって、協議会の廃止を承認
1月26日/「相模原市・津久井地域合併協議会の廃止等に関する合意書」締結
1月26日/相模原市・藤野町合併協定調印式
3月8日/相模原市議会
@相模原市及び藤野町の廃置分合議案等(合併関連議案)が可決 (記名投票 賛成36 反対6)
A「相模原市・津久井町・相模湖町(1市2町)合併協議会の廃止について」が可決

3月10日/相模原・津久井地域合併協議会の廃止に関する協議書の締結及び協議会廃止の告示
3月10日/相模原市、藤野町の廃置分合に伴う「財産処分に関する協議」、「地域自治区の設置に関する協議」、「農業委員会の委員の任期に関する協議」の協議書の締結

3月15日/神奈川県知事へ「相模原・津久井地域合併協議会」の廃止の届出
3月17日/神奈川県知事へ相模原市、藤野町の廃置分合を申請
3月20日/相模原市、津久井町及び相模湖町が合併
※合併記念式典開催
4月11日/相模原市議会で「相模原市・城山町合併協議会」設置議案が可決
4月12日/★相模原市・城山町合併協議会設置
@相模原市・城山町合併協議会規約に基づく協議書に調印
A「相模原市、城山町及び藤野町による法定合併協議会の運営に係わる経費負担について」締結

4月23日/相模原市議員増員選挙
 @津久井町選挙区 投票率 53.01%
   当選 小野沢耕一、宮下奉機 2人
 A相模湖町選挙区 投票率 55・84%

  
当選 大神田日本 1人
4月24日/第1回相模原市・城山町合併協議会
5月1日〜22日/相模原市が城山町との合併案についてパブリック・コメントを実施 (意見募集結果  4人、8件)
5月1日〜22日/相模原市・城山町合併協議会が合併市町村基本計画案についてパブリック・コメントを実施 
(意見募集結果  4人、7件)
5月9日/第2回相模原市・城山町合併協議会
5月11日〜21日/相模原市が城山町との合併協議に関する説明会を開催 (市内20会場 延172人参加)
5月31日/第3回相模原市・城山町合併協議会
6月5日/相模原市・城山町合併市町村基本計画について、神奈川県知事より「異議ない」旨の回答

6月7日/相模原市・城山町合併協定調印式
6月30日/相模原市議会で相模原市、城山町の廃置分合等の議案が可決 
(賛成37 反対6)
7月4日/相模原市、城山町の廃置分合に伴う「財産処分に関する協議」、「地域自治区の設置に関する協議」、「農業委員会の委員の任期に関する協議」の協議書の締結
月6日/神奈川県議会総務企画常任委員会で相模原市、藤野町の廃置分合議案が可決
7月10日/神奈川県知事に相模原市、城山町の廃置分合を申請
7月11日/神奈川県議会で相模原市、藤野町の廃置分合議案が可決
7月13日/神奈川県知事が相模原市、藤野町の合併を決定(合併の決議書を交付)
7月27日/相模原市、藤野町及び城山町の合併に係わる県への要望を神奈川県知事へ提出

8月7日/総務大臣が相模原市、藤野町の合併を告知
10月3日/神奈川県議会総務企画常任委員会で相模原市、城山町の廃置分合議案が可決
10月6日/神奈川県議会で相模原市、城山町の廃置分合議案が可決
10月11日/神奈川県知事が相模原市、城山町の合併を決定(合併の決議書を交付)
11月2日/総務大臣が相模原市、城山町の合併を告知
11月30日/神奈川県が「神奈川県における自主的な市町村合併の推進に関する構想」(相模原市・津久井郡城山町・津久井郡藤野町に限る)を策定
12月22日/相模原市自治会連合会からの「政令指定都市への移行実現」についての陳情を受理

2月22日/津久井町議会で「相模原市・津久井町・相模湖町合併協議会の廃止について」及び「相模原・津久井地域合併協議会の廃止について」が可決





3月19日/津久井町閉庁式

























































2月22日/相模湖町議会で「相模原市・津久井町・相模湖町合併協議会の廃止について」及び「相模原・津久井地域合併協議会の廃止について」が可決





3月17日/相模湖町閉庁式












































2月7日〜11日/藤野町が市町村合併に関する町民説明会を開催(合併協議会第6〜7回の決定事項など)
   (町内47会場 延419人参加














3月2日/藤野町議会で相模原市、藤野町の廃置分合議案等(合併関連議案)が可決  (挙手による採決 賛成8  反対5)






















































1月5日/城山町の住民グループ「みんなで合併を実現する会」が城山町長の解職を求める直接請求に9080人分の署名を添えて本請求
1月15日〜2月4日/城山町がまちづくりビジョンに関する住民説明会を開催  (町内12会場  延202人参加)


2月19日/城山町長の解職(リコール)投票
                      
投票率62.81%
      ◎解職に賛成 6760票
         解職に反対 4893票

2月26日/城山町の合併について町民の意思を問う住民投票執行            投票率51.65%
      ◎合併に賛成 7115票
         合併に反対 2642票

3月9日/城山町議会で「相模原市・津久井地域合併協議会の廃止について」が可決
3月19日/城山町長選挙      投票率50.41%
      ◎八木大二郎  5513票
         小議 晃    3863票

3月30日/城山町長が相模原市長へ相模原市、城山町による法定合併協議会の設置を申し入れ
※「相模原市及び城山町による法定合併協議会の設置及び合併協議に係わる合意書」締結





4月7日/城山町議会で「相模原市・城山町合併協議会」設置議案が可決








5月9日〜19日/城山町が相模原市・城山町合併協議会に関する町民説明会を開催 (町内12会場  延192人参加)











6月23日/城山町議会で相模原市及び城山町の廃置分合等の議案が可決  (起立採決  賛成10  反対2)

















12月6日/除幕式・未来創造メッセージプレート



2007 平成19年 1月17日/★第4回相模原市・城山町合併協議会
    
第8回相模原市・藤野町合併協議会
1月24日/相模原商工会議所からの「政令指定都市」についての陳情を受理
1月30日/相模原市農業協同組合からの「政令指定都市」についての陳情を受理
1月31日/故小川市長が政令指定都市実現に向けて取り組むことを表明(市議会3月定例会における施政方針演説)

   撮影2011・6・5

故小川市長像緑区二本松交差点

平成19年度市長方針(抜粋)
 本日ここに、平成19年度の予算案並びに諸議案を提出するにあたり、市政運営につきまして所信を申し述べる機会を得ましたことは、私の最も光栄とするところであります。
 今日、少子・高齢化社会の到来や地方分権の進展など、社会情勢が大きく変化する中で、地方自治体には、多様化・高度化する住民ニーズに的確に対応するため、自らの責任と判断による、これまで以上の自

主的・自立的な行財政運営が求められております。
 また、首都圏南西部における唯一の中核市である本市は、周辺自治体との広域連携を推進し、この地域の発展と住民福祉の向上に、重要な役割と責任を担うことが必要であります。
 3月11日には、相模原市、城山町、藤野町が合併し、新しい相模原市が誕生いたします。県北地域が一体となり、新たなまちづくりがスタートできることは、この上ない喜びであり、これまで、多くの皆なまにご理解、ご協力を賜りましたことに改めて感謝申し上げます。

 
私は、市民の皆さまとの揺るぎないパートナーシップのもと、英知と可能性を結集し、新市の特色である都市機能と豊かな自然が調和した魅力ある広域交流拠点都市をめざして、まちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。
 本市は、津久井地域との合併により、人口70万を超える大きな都市となり、政令指定都市実現の可能性が高まりました。
 政令指定都市への移行は、都市のイメージの向上や、産業の集積、人、もの、情報の交流な一層進むなど、風格と魅力を兼ね備えた都市へのステップアップとなるものであります。
 新しい相模原市には、都市施設や生活文化施設に加え、森や森林などの自然資源が豊富に存在いたします。こうした機能を最大限生かし、活力と魅力あふれる都市づくりを着実に進めることが、70万市民の願いであり、私に課せられた使命であると認識しております。
 私は、この地域の輝かしい50年、100年先の姿を見据え、いわゆる合併新法の期限である平成22年3月末をめざして、市民の皆さま、議員の皆さまとともに、政令指定都市の実現に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。
3月8日/相模原市議会で「相模原市・城山町合併協議会の廃止について」及び
             「相模原市・藤野町合併協議会の廃止について」が可決

3月8日/政令指定都市の実現に関する陳情3件(市自治会連合会、相模原商工会議所、相模原市農協)を採択(市議会3月定例会)
3月11日/相模原市、城山町及び藤野町が合併 ※合併記念式典等開催
4月1日/市役所組織に政令指定都市推進課を設置
5月17日/第1回市議会政令指定都市に関する特別委員会
(山岸一雄委員長・小林一郎副委員長)が初開催
5月22日/加山市長が松沢県知事に、政令指定都市への移行の支援と協議の場の設置を文書で要望
5月23日/市役所内に政令指定都市推進本部会議を設置
7月9日/第2回市議会政令指定都市に関する特別委員会
      (政令指定都市の概要)
7月26日/第1回神奈川県・相模原市政令指定都市移行連絡会議
       
会議の設置要綱について
       政令指定都市移行に向けたスケジュールについて
       県市間で協議する移譲事務について

8月8日/相模原市政令指定都市推進市民協議会が設立(けやき会館)
8月9日/相模原市政令指定都市推進市民協議会の設立を菅総務大臣に報告

9月25日/第3回市議会政令指定都市に関する特別委員会
      (移行に関する取組概要・区割りの検討状況)
9月25日/区割り試案(4案)を公表
検討要 年表ではH19年9月25日となっているが????
10月15日/広報さがみはらにおいて、
区割り試案(4案)を公表
試案@(3区制) 試案A(3区制) 試案B(4区制) 試案(C4区制)





1月14日/第4回市議会政令指定都市に関する特別委員会
  
(政令指定都市ビジョン(案)の骨子区制の検討状況について(中間報告)・県からの移譲事務)
12月18日/第5回市議会政令指定都市に関する特別委員会
  
(事務事業基礎調査の結果・主な移譲事務)
2008 平成20年 1月16日/第6回市議会政令指定都市に関する特別委員会
   (政令指定都市ビジョン
(案)・区制の検討状況・県からの移譲事務・市民説明(説明会・パブコメ等))
1月28日〜2月9日/政令指定都市に関する市民説明会を26会場で開催
   政令指定都市ビジョン(案)及び区制に関する市民意見を募集

      /73人から109件の意見が提出される
2月4日/第2回神奈川県・相模原市政令指定都市移行連絡会議
番号 開催日時 開催場所 参加者数 記  事
・・
10
11
12
13
14
15
16
17
18 ・・ ・・
19
20 ・・
21
22 ・・
23 ・・
24
25 ・・ ・・ ・・・
26
26会場 参加者総数 1,624人
3月18日/第7回市議会政令指定都市に関する特別委員会
     (陳情審査(政令指定都市移行にかかわる審議について))
3月25日/第3回神奈川県・相模原市政令指定都市移行連絡会議
3月28日/第8回市議会政令指定都市に関する特別委員会
     (政令指定都市ビジョン(案)のパブコメ結果と修正案・区制素案に対する意見募集の結果・
     移譲事務に係わる県市ワーキング結果・移譲事務の経費内訳)
3月31日/相模原市政令指定都市ビジョンを策定
月29日/第4回神奈川県・相模原市政令指定都市移行連絡会議
5月30日/第9回市議会政令指定都市に関する特別委員会
    (第4回県市連絡会議結果(移譲事務)・第1回行政区画等審議会の開催について)
5月31日/第1回相模原市行政区画等審議会を設置
(行政区画の編成及び区名について諮問)
     会長(牛山久仁彦・明治大学政治経済学部教授)
     副会長(武田真一郎・成蹊大学法科大学院教授)
     (委嘱状交付・・・・・行政区画の編成について)
6月17日/第2回相模原市行政区画等審議会
    (○行政区画の編成について(4つの検討試案を2つの案に絞り込み))
6月24日/第10回市議会政令指定都市に関する特別委員会
    (陳情審査(政令指定都市移行に関する財政面での得失の開示について))
7月1日/第3回相模原市行政区画等審議会
    (○行政区画の編成について(1つの案へ絞り込み)
     ○答申に附帯する意見の検討)
7月15日/第4回相模原市行政区画等審議会

   
(○答申書(区割り)について)
7月18日/行政区画等審議会が行政区画の編成について答申(3区制)
8月15日〜9月3日/区割り案についてパブリックコメントを実施/
22人から47件の意見が出される
9月4日/第11回市議会政令指定都市に関する特別委員会
   (・県協議の状況及び財政収支の見通し)
9月10日/第5回神奈川県・相模原市政令指定都市移行連絡会議
    
神奈川県と事務移譲等に関する基本的な合意がなされる
9月16日/行政区画の編成(区割り)について市の方針を決定
  
<区画編成案(抜粋)>      (平成20年4月1日現在)
区域 人口(人) 面積(Ku)
A区 橋本、大沢、城山町
津久井町、相模湖町、藤野町
174,263 253.81
B区 大野北、田名、上溝、本庁 262,185 36.84
C区 大野中、大野南、麻溝、新磯
相模台、相武台、東林
269,847 38.19
9月17日/第12回市議会政令指定都市に関する特別委員会
      (・事務移譲等に関する基本的な合意
       ・中・長期的な財政収支の見通し
       ・区割り案のパブコメ結果と案の決定
       ・区域施行に伴う行政サービス提供体制)
9月27日/第5回相模原市行政区画等審議会
      (○行政区の名称(区名)について
        ・区名選定の方法とスケジュールについて
        ・区名の基本的な考え方について
        ・区名案募集の方法と区名意向調査のじっしについて)
10月2日〜5日
 政令指定都市に関する市長タウンミーティングを4会場で開催
番号 開催日時 開催場所 参加人数 記事
あじさい会館
杜のホールはしもと
津久井中央公民館
南市民ホール
参加者総数:803人
10月14日/第13回市議会政令指定都市に関する特別委員会
      (市長のタウンミーティングの結果概要)
10月15日〜11月14日/行政区の名称(区名)を募集(応募数5,894件)
 
応募の順位 緑 区 中央区 南 区
名  称 応募数 名  称 応募数 名  称 応募数
北  区 9,247 中央区 10,268 南  区 12,465
けやき区 7,464 さくら区 8,894 あじさい区 7,173
緑  区 5,890 中  区 8,108 東  区 5,170
みどり区 5,734 桜  区 4,082 ひばり区 4,656
西  区 5,327 ひばり区 2,322 光  区 4,400
11月11日/相模原市政令指定都市推進市民会議から市長・議長に「政令指定都市・相模原の実現に向けた要望書」が提出され、取り組の積極的かつ着実な推進を要望
11月18日/第6回神奈川県・相模原市政令指定都市移行連絡会議
     神
奈川県(松沢知事)と「相模原市(加山市長)の政令指定都市移行に係わる事務移譲等に
     ー関する基本協定」を締結

11月25日/第6回相模原市行政区画等審議会
     (○行政区の名称(区名)について
       ・区名案の応募結果について
       ・区名候補の選定について(各区5つの候補に絞り込み)
       ・意向調査の方法について)
12月8日/第14回市議会政令指定都市に関する特別委員会
     
 (陳情審査(政令指定都市移行に関する県市基本協定から県債償還金負担を削除することについて))
12月15日〜1月14日/行政区の名称(区名)の意向調査を実施(応募数 36646件)
12月20日/市議会で「政令指定都市の実現に関する意見書」を議決
12月24日/政令指定都市の移行実現を求める市議会意見書及び市要望書を、神奈川県知事、総務大臣等へ提出
2009 平成21年 1月8日/移行することについて市民の意思を問う住民投票条例制定の請求
1月26日/第7回相模原市行政区画等審議会  
これで最終か検討要す
      (○行政区の名称(区名)について

    
    ・区名意向調査の結果について
        ・答申書(区名)について)
2月4日/行政区画等審議会が行政区の名称(区名)について答申(緑区・中央区・南区)
2月6日/市議会で、移行することについて市民の意思を問う住民投票条例を否決
3月13日/第15回市議会政令指定都市に関する特別委員会
      (陳情審査(区名に関することについて))
3月24日/神奈川県議会で「相模原市の政令指定都市の指定に関する意見書」を議決
6月13日〜24日/政令指定都市移行に向けての市民説明会を4会場で開催

番号 開催日時 開催場所 参加人数 記事
あじさい会館
津久井中央公民館
南市民ホール
杜のホールはしもと
参加者総数:766人
6月17日/第16回市議会政令指定都市に関する特別委員会
      (・陳情審査(区名に関することについて、ほか3件)・
       ・陳情審査(相模原市の政令指定都市の実現に関する意見書の撤回について))

6月30日/区名に関する陳情4件が市議会で不採択に
7月3日/神奈川県知事・神奈川県議会議長・同副議長・相模原市長・相模原市議会議長が総務事務次官を訪問し、県知事から総務大臣あての「相模原市の政令指定都市への移行実現に関する要望書」を提出
7月14日/行政区の名称を決定(緑区・中央区・南区)
区域 区名案
A区 橋本、大沢、城山町
津久井町、相模湖町、藤野町
緑区(みどりく)
B区 大野北、田名、上溝、本庁 中央区(ちゅうおうく)
C区 大野中、大野南、麻溝、新磯
相模台、相武台、東林
南区(みなみく)

10月2日/神奈川県知事・神奈川県議会議長・同副議長・相模原市長・相模原市議会議長・推進市民町議会会長・市自治会連合会会長が総務大臣を訪問し、「相模原市の政令指定都市への移行実現に関する要望書」の改正を提出

10月23日/本市を政令指定都市に指定する政令改正について閣議決定
10月28日/本市を政令指定都市に指定する政令改正令の公布
11月2日/第17回市議会政令指定都市に関する特別委員会
      (・主な事務事業の準備状況

       ・
区制施行の準備状況
11月18日/八都県市首脳会議において、22年4月からの本市の加入が承認される
12月21日/市議会で、区設置条例など政令指定都市関連議案を可決
        相模原市区の設置に関する条例
        第2条関連の別表 
区名 区域
緑区
相原、相原1丁目〜6丁目、青根、青野原、青山、太井、大島、大山町、小倉、小原、小渕、上九沢、川尻、久保沢1丁目〜3丁目、佐野川、澤井、下九沢(143番2〜173番12・244番2〜722番7・1171番〜1177番・1230番1〜3323番3に限る。)、城山1丁目〜4丁目、寸沢嵐、田名(2179番1〜2213番24・2215番1〜2217番10・2226番1・2226番5・2247番1〜2274番7・2327番8・2327番12・2329番・2331番〜2429番3・2430番3〜2457番2・2520番1〜2622番2・2630番1〜2637番5に限る。)、谷ヶ原1丁目、谷ヶ原2丁目、千木良、鳥屋、中沢、長竹、中野、名倉、西橋本1丁目〜5丁目、二本松1丁目〜4丁目、根小屋、橋本1丁目〜8丁目、橋本台1丁目〜4丁目、葉山島、原宿1丁目〜5丁目、原宿南1丁目〜3丁目、東橋本1丁目〜4丁目、日連、広田、牧野、又野、町屋1丁目〜4丁目、三井、三ケ木、向原1丁目〜3丁目、元橋本町、吉野、与瀬、与瀬本町、若葉台1丁目〜7丁目、若柳
中央区
相生1丁目〜4丁目、青葉1丁目〜3丁目、大野台3丁目(街区符号1番〜12番に限る。)、小山、小山1丁目〜4丁目、鹿沼台1丁目、鹿沼台2丁目、上溝、上溝1丁目〜7丁目、上矢部、上矢部1丁目〜5丁目、共和1丁目〜4丁目、向陽町、小町通1丁目、小町通2丁目、相模原1丁目〜8丁目、下九沢(緑区の区域を除く。)、水郷田名1丁目〜4丁目、すすきの町、清新1丁目〜8丁目、高根1丁目〜3丁目、田名(緑区の区域を除く。)、田名塩田1丁目〜4丁目、中央1丁目〜6丁目、千代田1丁目〜7丁目、並木1丁目〜4丁目、東淵野辺1丁目〜5丁目、光が丘1丁目〜3丁目、氷川町、富士見1丁目〜6丁目、淵野辺1丁目〜5丁目、淵野辺本町1丁目〜5丁目、星が丘1丁目〜4丁目、松が丘1丁目、松が丘2丁目、緑が丘1丁目、緑が丘2丁目、南橋本1丁目〜4丁目、宮下1丁目〜3丁目、宮下本町1丁目〜3丁目、弥栄1丁目〜3丁目、矢部1丁目〜4丁目、矢部新町、矢部新田、陽光台1丁目〜7丁目、横山1丁目〜6丁目、横山台1丁目、横山台2丁目、由野台1丁目〜3丁目
南区
旭町、麻溝台、麻溝台1丁目〜8丁目、新磯野、新磯野1丁目〜5丁目、磯部、鵜野森1丁目〜3丁目、大野台1丁目、大野台2丁目大野台3丁目(中央区の区域を除く。)、大野台4丁目〜8丁目、上鶴間、上鶴間1丁目〜8丁目、上鶴間本町1丁目〜9丁目、北里1丁目、北里2丁目、古淵1丁目〜6丁目、栄町、相模大野1丁目〜9丁目、相模台1丁目〜7丁目、相模台団地、桜台、下溝、新戸、相南1丁目〜4丁目、相武台1丁目〜3丁目、相武台団地1丁目、相武台団地2丁目、当麻、西大沼1丁目〜5丁目、東大沼1丁目〜4丁目、東林間1丁目〜8丁目、双葉1丁目、双葉2丁目、文京1丁目、文京2丁目、松が枝町、御園1丁目〜5丁目、南台1丁目〜6丁目、豊町、若松1丁目〜6丁目
備考 この表中の下九沢及び田名の地番は、平成21年7月31日現在のものである。
疑問点 田名・下九沢・大野台3丁目の3地区が分断されているが何時頃から住民に周知されていたか 検討要
12月22日/移行100日前イベントを開催(市役所、橋本駅前
2010 平成22年 1月26日/第7回神奈川県・相模原市政令指定都市移行連絡会議(移譲事務の最終確認等)
2月2日/政令指定都市移行記念シンポジウムを開催(大手町・日経ホール:○○○名参加
2月4日〜26日/市内22か所で市民説明会を開催
番号 開催日時 開催場所 参加者数 記  事
10
11
12
13
14
15
16
17
18 ・・
19
20 ・・
21
22
参加者総数:1,147人
2月5日/第18回市議会政令指定都市に関する特別委員会
      (・県からの移譲事務の件数及び引き継ぎに係わる確認事項)
2月9日/指定都市市長会運営会議で、22年4月からの本市の加入が承認される
2月10日/移行50日前イベントを開催(相模大野駅前)
3月20日/移行記念事業「見晴らしスペシャルデー」を開催(市内各所)
3月30日/県との間で事務引継書の調印式
4月1日/政令指定都市に移行。移行宣言式及び各区役所開所式を実施
4月14日/移行記念式典を開催(グリーンホール相模大野・大ホール)
5月11日/「指定都市市長会議 in 相模原」を開催(小田急ホテルセンチュリー相模大野・フェニックスTU)
5月13日/九都県市首脳会議に初参加(東京都庁)
7月5日/第19回市議会政令指定都市に関する特別委員会
      (・今後の運営方針)
2011 平成23年 5月、相模原市が、「相模原市公共施設マネジメント取組方針」を策定する。
2012 平成24年 3月、相模原市が、「相模原市公共施設白書」を発表する。
                           「相模原市公共施設白書」を以下「白書」として表現を省略します。 保坂
【概要版】 「相模原市公共施設白書」 表紙部分の全文
 
本市は、今まで時代のニーズに沿った活動の拠点となる多様な施設を整備してきました。また、平成18、19年の合併に伴い、4つの町のそれぞれ異なる歴史・政策のもとに建設された公共施設を引き継ぎました。これらは、やがて迎える更新の時期には相当な費用負担となるため、その財政負担を今から考えておく必要があります。
 少子・高齢社会の進行などの社会情勢や新たなニーズの変化に対応するため、今の施設が真にニーズを満たすものであるかどうか、民間との役割分担も含めながら、あり方を検討していくことが求められています。
 これからの状況を踏まえ、平成23年5月に「相模原市公共施設マネジメント取組方針」を策定し、持続可能な都市経営など3つの基本的な視点や推進方策、スケジュール等について定め、全庁的な取組を進めることとしました。
 この白書は、その第一歩として、市民の共有財産である公共施設の現状について、配置状況や利用状況、運営管理コストなど様々な視点から分析するとともに、更新・改修の将来コストなども行うことにより、今後の施設配置のあり方や維持改修コストの平準化、有効活用などを定める「(仮称)公共施設の保全・利活用基本方針」を策定するための基礎資料として作成しました。     平成24年 3月

                              白書 P111より 「博物館等」のみの施設を掲載
施設名 指標 利用者数(3か年平均)
 博


 物


 館


 等


博物館 入館者(人) 149,001
相模川ふれあい科学館 利用者数(人) 111,317
史跡田名向原遺跡・旧石器時代学習館 入場者数(人) 53,664
相模原市民ギャラリー 入館者(人) 47,427
古民家園 入園者数(人) 33,755
相模湖記念館 利用者数(人) 16,584
小原の郷 利用者数(人) 11,210
小原宿本陣 来館者数(人) 9,590
旧中村家住宅 入場者数(人) 4,170
吉野宿ふじや 入場者数(人) 1,853
尾崎萼堂記念館 入場者数(人) 1,479
津久井郷土資料室 入場者数(人) 718
             ↑
相対的に見たとき、同分類の施設で年間10万人以上の利用者がいるのにもかかわらず、利用者が少ない施設となっています
  
 7 遊休資産の有効活用 白書 P203より 全文を掲載)
   
跡地に分類される施設について、建物及び用地の状況を整理します。
   ア 跡地に分類される施設

 今回の調査で「跡地」に分類された施設は、全部で16施設あります。主として廃校になった小学校や、宿泊施設等を跡地に分類しています。
 これらの施設のうち、現在利用のない施設は、青野原道志川の家、旧菅井小学校の2施設です。その他の施設については、学校法人に貸与したり、倉庫や地域の集会施設として利用するなどしています。
 また、旧小渕小学校、旧吉野小学校については、屋内運動場を一般に貸出しして利用料を徴収しているほか、旧名倉小学校については、学校法人により小・中学校として活用される中で、貸借料を得るなど、収入確保に関する取組みも行われています。
 なお、旧小渕小学校、旧吉野小学校について、平成23年度に利用者の公募を行い、旧吉野小学校については、新たに学校法人への貸与を始めたところです。

 
市における活用方策がないと判断される場合には、遊休資産として売却を視野に入れた検討を行う必要があります。
        表4−58 跡地に分類される施設一覧
No 施設名 地 区 建物
構成
建物
棟数
建設
年数
設備専有
延床面積
(m2)
主要
構造
形式
  備  考 
旧城山学校給食センター
(城山資料収蔵庫)
城山 単独 50 603 RC造 城山地域の文化財資料の保管。年数回の展示会開催
青野原道志川の家 津久井 単独 39 953 RC造 平成21年3月末廃止
旧津久井消防団第8分団第4部 津久井 単独 51 40 木造 自治会集会所と併設しており、旧詰所の取扱いを調整中
旧小渕小学校 藤野 単独 34〜H1 2662 木造 行政用倉庫(事務机・ロカーなど)廃校(跡地)利用対策施設屋内運動場
旧吉野小学校 藤野 単独 53〜H8 2720 RC造 学校跡地の活用(小中一貫校として学校法人に貸与)
旧菅井小学校 藤野 単独 59 460 鉄骨造 平成23年3月の地域再生計画終了に伴い、現在は利用されていない
旧篠原小学校
(篠原の里センター)
藤野 単独 53 760 RC造 ふれあいコミュニテイゾーン(調理室、保育室、事務室、会報室等)及び宿泊研修施設
旧名倉小学校 藤野 単独 51〜H4 3787 RC造 学校跡地の活用(小中一貫校として学校法人に貸与)
旧牧郷小学校
(牧郷ラポ)
藤野 単独 37〜H13 1151 木造 学校跡地をアトリエ、地域交流の場として貸付け
10 旧消防団佐野川分団第2部詰所 藤野 単独 H3 62 鉄骨造 自治会集会施設及び同倉庫として貸付け
11 旧藤野台消防待機宿舎 藤野 単独 60 44 鉄骨造 集会施設の倉庫として使用
12 旧佐野川町民センター 藤野 単独 S55 356 RC造 行政用倉庫として使用
13 旧小津久生活改善センター 藤野 単独 57 50 木造 自治会集会施設として貸付け
14 旧菅井生活改善センター 藤野 単独 57 59 木造 自治会集会施設として貸付け
15 旧長又生活改善センター 藤野 単独 57 35 木造 自治会集会施設として貸付け
16 旧相模原消防団第7分団第2部 東林 併設
(複合)
57 66 鉄骨造 自治会集会場と併設しており、旧詰所は自治会防災倉庫として使用
8月23日、第1回、相模原市公共施設マネジメント検討委員会が行われる。
   報告 公共施設の保全・利活用基本方針にの策定について
    事務局 企画財政局長、企画部長、財務部長、企画政策課長、公共建築課長 他6人 と公募委員を含めた6名の検討委員
11月21日、第2回、相模原市公共施設マネジメント検討委員会が行われる。
   報告 公共施設の保全・利活用基本方針の方向う性について
2013 平成25年 1月25日、第3回、相模原市公共施設マネジメント検討委員会が行われる。
   報告 公共施設の保全・利活用 基本方針(案)について
3月12日、第4回、相模原市公共施設マネジメント検討委員会が行われる。
   報告 公共施設の保全・利活用 基本方針(素案)について
    撮影2013・1・26

3月18日、緑区の新庁舎が完成。
3月26日、第5回、相模原市公共施設マネジメント検討委員会が行われる。
   報告 公共施設の保全・利活用 基本方針素案(答申案)について
4月9日、公共施設マネジメント検討委員会からの答申根本委員長から加山市長へ答申書の提出)
6月3日〜7月3日、パブリックコメントの実施  意見提出者:24人 意見件数:36件
2014 平成26年 2月5日、第6回、相模原市公共施設マネジメント検討委員会が行われる。
   報告 公共施設の保全・利活用 基本方針の策定について
会議録より
○(検討委員) 市民にはいつどのような方法で意見を聴くのか。
●(事務局) 地域毎の適正配置の検討にあたり、地域のみなさんと議論をさせていただく。また、施設分類別計画の策定にあたり、有識者と市民で構成する委員会組織を作る予定であり、計画策定過程においてパブリックコメントを実施する予定である。
   注意 25年6・7月に行われたパブリックコメントと「計画策定過程においてパブリックコメントを実施する予定」の
           パブリックコマントの違いが全く理解できない。
 2016・2・17 (保坂記)
2017 平成27年 3月31日、「津久井郷土資料室」が休館となる。
2016 平成28年 2月2日、竹腰文教委員長が「津久井郷土資料室」と「旧城山町民俗収蔵庫」の視察に訪れる。
2月10日、保坂が「津久井郷土資料室の早期再開を求める陳情書を相模原市議会議長に提出する。
      同日、相模原市立博物館にも陳情書を提出する。

2月23日、文化財保護審議会長・文化財保護課長宛てに「津久井郷土資料室の登録文化財指定に伴う、審議の依頼について(依頼)」の要望書を提出する。
3月8日、文化財保護審議会の其の他の項で津久井郷土資料館のことについて話し合われる。
3月9日、大沢相模原市議会副議長が「津久井郷土資料室」の視察に訪れる。
2007年(平成19年)


















2月5日/藤野町議会で「相模原市・藤野町合併協議会の廃止について」が可決。




3月9日/藤野町閉町式
3月10日/藤野町閉庁式










2月5日/城山町議会で「相模原市・城山町合併協議会の廃止について」が可決。



3月4日/城山町閉町式
3月9日/城山町長、「山林等の開発行為取扱基準の廃止について(伺い)」を決裁、同日に施行。
3月9日/城山町閉庁式






































































































































































































































































































































































































御林と小倉山
小倉山の自然環境
圏央道とつながる
お金のかかる県道の維持と管理  〜政令市と県との立場から〜
歴史の流れの中で 〜政令指定都市相模原市を支える人々〜
参考
「合併の記録〜相模原市・城山町・津久井町・相模湖町・藤野町〜」  編集・発行 相模原市企画部広域行政推進課 平成19年3月
「相模原市・津久井郡4町等広域行政連絡会議 市町村合併に関する調査研究部会中間報告」 相模原市・城山町・津久井町・相模湖町・藤野町 平成15年10月
「相模原市・城山町 合併基本計画 (合併市町村基本計画)」 相模原市・城山町合併協議会 平成18年6月
「政令指定都市へのあゆみ」  相模原市 平成23年2月
津久井町史 資料編 近世2 編集 津久井町史編集委員会  相模原市(博物館) 発行 平成23年3月 106 寛政三年五月 相模川より相模原開発用取水船運影響回答書
相模原市公共施設白書 平成24年3月 相模原市

                   安全な水を送り続けています
                   城山町「広報」で見る城山町誕生の頃
                   昭和58年当時の相模原事情(快適で住みよいまちづくり)
                   津久井郡が消えた 
                   http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p632071.html
                   武田久吉博士(年譜)からの写真 
 
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