正法眼蔵写本々の整理をなしとげた、
   龍宝寺住職、團野弘之の生涯と
先人たち
  
ーそして、永久岳水(俊雄)と岸澤惟安を中心とした研究者たちの系譜ー

         團野弘之先生による「正法眼蔵諸写本」、5750本のネガフィルム
2020・2・20 作成 danno-nenpu
2021・10・18 永久岳水(俊雄)・岸澤惟安の業績を追加する。
2021・11・3 永久岳水(俊雄)の蔵書が保管されている駒沢大学図書館内の「永久文庫」を追加する。
2022・4・16 永久岳水が住まわれた横浜泉谷山龍珠寺の開基を北条綱成と知る。
はじめに
 この項で、「團野弘之翁」迄に辿りついたことは、少し説明をしておかなければなりません。私が小学生の頃、校長の禰津先生が中心となり、ガリ版印刷による「池田地誌」が刊行されました。未だ小学二年生の頃だったので、漢字が多くて読めませんでしたが、父や姉たちが読んでいたのをうろ覚えに覚えています。その話の中に永正17年の「飯田ヶ原の合戦」のことがありました。中学生になった頃、その合戦のことを、みんなに知ってもらおうと、家の前の通りに看板を立てました。看板にする板がなかったので、配合飼料の入った袋紙を広げて、マジックで書きました。リヤカーを引いて家に帰る大人たちが珍しそうに読んでくれました。父の話によれば、信虎と戦った福島兵庫正成は戦いに敗れ死んだと教えてくれました。その場所の塚には正成のお墓があると云うことも聞かされました。
 それから、月日が経ち、町田市に住むようになりました。その後、正成には子供がいたことが分かり、その子供の墓と云う鎌倉の龍宝寺に行って、玉縄城主となった北条綱成の墓に詣でました。
 町田に住んでいたことから、八木重吉、その妻登美子さん、そして吉野秀雄さんを辿り、はつ子さんが手書きにされたと云う「傘松道詠(さんしょうどうえい)」歌。それから、道元さんへと進み、更に、「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」へと進んで、やっとその研究者であった「龍宝寺の御住職団野弘之翁」に辿りつきました。
 頭の中での、長い長い旅路の出会いでした。とても懐かしく思えています。

西暦 和年号 . 事柄
1878 11 . .
1879 12 . 5月、滝谷琢宗著述兼出版人が「總持開山太祖略伝 完」を「曹洞宗務局/明教社」から刊行する。 pid/823275 閲覧可能

      (能登)總持寺全図(焼失前・口絵)
11月22日、明治天皇より「承陽大師」の大師号を宣下される。
1880 13 . .
1881 14 . .
1882 明治15 . .
1883 16 . .
1884 17 . .
1885 18 . .
1886 19 . .
1887 20 . .
1888 21 . .
1889 22 . .
1890 23 . .
1891 24 . .
1892 明治25 . 2月、鳥尾得庵が「正法眼蔵」を「日本国教大道社」から刊行する。
pid/823076  和装本 閲覧可能
1893 26 . 11月、滝谷琢宗述「曹洞教会修証義筌蹄」が「明教社」から刊行される。
pid/823055
 閲覧可能
1894 27 . .
1895 28 . 10月、瀧谷琢宗が「永平正法眼蔵顕開事考」を「児島碩鳳(発行者)」が刊行する。
pid/823077 
 閲覧可能(重要)
開権顕実( かいごん−けんじつ)の略
仏教で悟りにいたる三つの方法の三乗は仮の姿であり、仏の統一された教えの一乗こそが真実の教えであるとうち明けること。
「開」は本当のことを話す、「権」は仮、「顕実」は真実の姿をはっきりさせること。
1896 29 . 1月、乙堂喚丑 著,西有穆山(にしあり ぼくざん), 権田雷斧校訂「正法眼蔵続絃講義 巻1」が「貝葉書院」が刊行される。 pid/823088  閲覧可能
1月、乙堂喚丑 著,西有穆山(にしあり ぼくざん), 権田雷斧校訂「正法眼蔵続絃講義 巻2」が「貝葉書院」が刊行される。 pid/823089  閲覧可能
1月、乙堂喚丑 著,西有穆山(にしあり ぼくざん), 権田雷斧校訂「正法眼蔵続絃講義 巻3」が「貝葉書院」が刊行される。 pid/823090  閲覧可能
1月、乙堂喚丑 著,西有穆山(にしあり ぼくざん), 権田雷斧校訂「正法眼蔵続絃講義 巻4」が「貝葉書院」が刊行される。 pid/823091  閲覧可能
1月、乙堂喚丑 著,西有穆山(にしあり ぼくざん), 権田雷斧校訂「正法眼蔵続絃講義 巻5」が「貝葉書院」が刊行される。 pid/823092  閲覧可能
4月、道元著・故蔵海和尚著・西有穆山老師校閲「正法眼蔵 私記」が「国母社」から刊行される。/pid/pid/823078  閲覧可能
標題紙 /
開之冊
弁道話 /
摩訶般若波羅蜜 /
現成公案 /
一顆明珠 /
重雲堂式 /
即心是仏 /
洗浄 /
礼拝得髄 /
谿声山色
諸悪莫作
有時
袈裟功徳
伝衣
山水経
仏祖
嗣書
法華転法華
心不可得
後心不可得

古鏡 )
示之冊
看経
仏性
行仏威儀
仏教
神通
大悟
坐禅箴
仏向上事
恁麼
行持
海印三昧
授記
観音
阿羅漢
柏樹枝
光明
身心学道
悟之冊
夢中説夢
道得
画餅
全機
都機
空華
古仏心
菩提薩〔タ〕四摂法
葛藤
三界唯心
説心説性
仏道
諸法実相
密語

仏経
無情説法
法性
陀羅尼
洗面

面授
坐禅儀
梅華
十方
見仏
〔ヘン〕参
眼睛
家常
竜吟
春秋
祖師西来意
入之冊
優曇華
発無上心
発菩提心
如来全身
三昧王三昧
三十七品菩提分法
転法輪
自証三昧
大修行
虚空
□盂〔ホウ〕 
安居
他心通
王索仙陀婆
示庫院文
出家
三時業
四馬
出家功徳
供養諸仏
帰依三〔ホウ〕
深信因果
四禅比丘
唯仏与仏
生死
道心
受戒
八大人覚
    ※ 各項目の配列については検討要 2021.10・22 保坂
12月、道元著・児島碩鳳翻刻「正法眼蔵」が「国母社」から刊行される。 
pid/823074  閲覧可能

 (せつりのばいかただいっし)」

一枝の梅花 棟方志功 挿画 昭和47年 正法眼蔵全講 第五巻 p535より
弁道話 / 1p
摩訶般若波羅蜜 / 19p
現成公案 / 23p
一顆明珠 / 27p
重雲堂式 / 31p
即心是仏 / 35p
洗浄 / 40p
礼拝得髄 / 49p
谿声山色 / 61p
諸悪莫作 / 71p
有時 / 79p
袈裟功徳 / 85p
伝衣 / 107p
山水経 / 123p
仏祖 / 133p
嗣書 / 137p
法華転法華 / 147p
心不可得 / 157p
心不可得 / 161p
古鏡 / 173p
看経 / 189p
仏性 / 199p
行仏威儀 / 223p
仏教 / 237p
神通 / 247p
大悟 / 255p
坐禅箴 / 261p
仏向上事 / 273p
恁麼 / 281p
行持 / 289p
海印三昧 / 333p
授記 / 339p
観音 / 349p
阿羅漢 / 355p
栢樹子 / 359p
光明 / 365p
身心学道 / 371p
夢中説夢 / 379p
道得 / 385p
画餅 / 391p
全機 / 397p
都機 / 401p (
空華 / 405p
古仏心 / 413p
菩提薩〔タ〕四摂法 / 417p
葛藤 / 423p
三界唯心 / 427p
説心説性 / 435p
仏道 / 441p
法実相 / 455p
密語 / 467
p仏経 / 473p
無情説法 / 483p
法性 / 493p
陀羅尼 / 497p
洗面 / 503p
面授 / 517p
坐禅儀 / 525p
梅華 / 527p
十方 / 535p
見仏 / 539p
〔ヘン〕参 / 549p
眼睛 / 555p
家常 / 559p
竜吟 / 563p
春秋 / 565p
祖師西来意 / 569p
優曇華 / 573p
発無上心 / 577p
如来全身 / 585p
三昧王三昧 / 589p
三十七品菩提分法 / 593p
転法輪 / 609p
自証三昧 / 611p
大修行 / 621p
鉢盂 / 629p
虚空 / 633p
安居 / 637p
他心通 / 652p
王索仙陀婆 / 663p
示庫院文 / 667p
出家 / 671p
三時業 / 675p
四馬 / 683p
発菩提心 / 687p
出家功徳 / 695p
供養諸仏 / 711p
帰依三宝 / 725p
生死 / 735p
深信因果 / 737p
道心 / 743p
受戒 / 747p
四禅比丘 / 751p
唯仏与仏 / 765p
八大人覚 / 773p

1897 明治30 〇この年、雑華蔵海著・西有穆山校訂「正法眼蔵私記会本 上 p1〜 980」が「鴻盟社」から刊行される。 所蔵:東京都立多摩図書館  
〇この年、雑華蔵海著・西有穆山校訂「正法眼蔵私記会本 下 p981〜1912」が「鴻盟社」から刊行される。  所蔵:東京都立多摩図書館  
〇この年、萬瑞著西有穆山校訂「正法眼藏和語梯 p1〜 110」が「鴻盟社」から刊行される。    合綴:正法眼蔵關邪訣(瑞方) 所蔵:山形県立図書館
1898 31 4月13日夜、總持寺(石川県輪島市/住職(畔上楳仙貫首)、監院(石川素童師)の本堂から出火、慈雲閣・伝燈院を残し全山を焼失する。
1899 32
1900 33
1901 34 3月、能登總持寺の貫主が畔上楳仙禅師から西有穆山禅師となる。
6月、弘津説三編「承陽大師御傳記 : 附・天童如浄禅師行録」が「鴻盟社」から刊行される。pid/823134 閲覧可能
緒言 / 1p
第一章 托胎及び降誕 / 14p
第二章 俗系。法系 / 16p
第三章 生育並びに発心 / 21p
第四章 出家得度 / 27p
第五章 更衣及び修学 / 33p
第六章 伝道弘教の起原 / 41p
第七章 入宋発程 / 46p
第八章 天童の掛錫及び僧臘の釐正 / 50p
第九章 秘宝の拝覧及び霊夢の感得 / 56p
第十章 袈裟及び鉢盂に就きての感慨 / 69p
第十一章 叢林の遍歴及び異僧の邂逅 / 74p
第十二章 浄祖に相見 / 78p
第十三章 明全和尚遷化及び舎利の相伝 / 82p
第十四章 大師の請問浄祖の垂訓 / 89p
第十五章 正覚の成就及び大戒の禀承 / 94p
第十六章 正覚成就後の坐禅弁道 / 103p
第十七章 正覚成就後の消息 / 107p
第十八章 帰朝及び其の前後の消息 / 113p
第十九章 唱道の宗旨 / 123p
第二十章 弘教伝道の起点。坐禅儀の撰述 / 131p
第二十一章 深草の閑居 / 136p
第二十二章 二祖孤雲禅師の帰投及其小伝 / 139p
第二十三章 観音導利院諸堂の建立 / 147p
第二十四章 祝国開堂及び伝道儀則の大成 / 151p
第二十五章 教化の方針 / 159p
第二十六章 興聖寺の在住及び其の化儀 / 173p
第二十七章 越前に応化永平寺の建立 / 183p
第二十八章 永平寺に於ける化儀 / 194p
第二十九章 鎌倉の教化及名藍豊禄の拒絶 / 209p
第三十章 永平寺に於ける祥瑞及霊験 / 218p
第三十一章 紫衣及び禅師号の勅賜 / 233p
第三十二章 暖皮肉。活骨髄 / 236p
第三十三章 入滅及び其前後の消息 / 240p
考証 / 271p
附録 /
天童如浄禅師行録 / 279p

1902 35
1903 36 6月、浄国著,岩上覚成記祖正伝禅戒鈔講話:直心浄国禅師御講述」が「鴻盟社」から刊行される。  pid/823469 閲覧可能 所蔵:長崎県立長崎図書館
 
  浄国禅師/西有穆山(にしあり ぼくざん) (1821年〜1910・12・4)
11月、永興経豪禅師著「正法眼蔵抄 上巻 豊後國永福寺蔵版」が「鴻盟社」から刊行される。pid/823083
 上巻
現成公按
摩訶般若
仏性
身心学道
即心是仏
行仏威儀
一顆明珠
心不可得
古仏心
大悟
坐禅儀
坐禅箴
海印三昧
空花
光明
行持
恁麼
観音
古鏡
有時
授記
全機
都機
画餅
渓声山色
仏向上
夢中説夢
礼拝得髄
山水経
看経
諸悪莫作
伝衣
道得

11月、永興経豪禅師著「正法眼蔵抄 下巻 豊後國永福寺蔵版」が「鴻盟社」から刊行される。 pid/823084  継承者 田原普界 泉福寺(東国東郡豊崎村) 
下巻
仏教
神通
阿羅漢
春秋
葛藤
嗣書
栢樹子
三界唯心
説心説性
諸法実相
仏道
密語
無情説法
仏経
法性
陀羅尼
洗面
面授

仏祖
梅花
洗浄
十方
見仏
遍参
眼睛
家常
菩提分法
竜吟
西来意
発菩提心
優曇華
如来全身
三昧王三昧
転法輪
大修行
自証三昧
虚空
鉢盂
九夏安居
心通
王索仙陀婆
出家
梵網経略抄
釈迦讃嘆詞
碓米事
開山法語
附録


1904 37 10月、若生国栄が「禅学正門単刀直入」を「光融館」から刊行する。 (禅学叢書 ; 5編) pid/823361
(一) 自序
(二) 禅宗の要領 / 1
(三) 附法相承の系統略 / 3
(四) 支那相承 / 5
(五) 日本相伝(北宗禅と
  →南宗禅との区別) / 7
(六) 南北二宗の由来 / 9
(七) 如来禅と祖師禅の名称 / 10
(八) すとろんぐ / 17
(九) 怨親平等 / 31
(十) 諸の施為する所。仏事に
  →あらざる無し / 40
(十一) 参禅以後に於ける韓退之/48
(十二) 禅と阿弥陀仏 / 61
(十三) 紙鳶主義を要す / 90
(十四) 真心護国堂清談会 / 113
(十五) 春宵一刻値千金
  →r(同第弐回)/134
(十六) 安心立命。宗教心
  →(同第参回)/152
(十七) 大象王の気性を
  →養ふべし(同第四回)/175
(十八) 精神的衛生(同第五回)/196
(十九) 稲村ゲ崎 / 202
(二十) 阿〔ウン〕鉢羅婆 / 203
(廿一) 星亨の幼時 / 205
(廿二) 三千年以来の蓄音器/208
(廿三) 邪業を誡む / 213
(廿四) 根心を誡む / 218
(廿五) 多求を誡む / 220
(廿六) 睡眠を誡む / 221
(廿七) 瞋恚を誡む / 221
(廿八) 〔ウン〕慢(オゴリ)を誡む/225
(廿九) 諂曲を誡む / 226

(三十) 少慾の功徳 / 227
(卅一) 知足の功徳 / 228

(卅二) 遠離の功徳 / 229
(卅三) 精進の功徳 / 230
(卅四) 不忘念の功徳 / 231
(卅五) 禅定の功徳 / 232
(卅六) 智慧の功徳 / 233
(卅七) 究竟功徳 / 235
(卅八) 顕示畢竟甚深
  →功徳分 / 236
(卅九) 顕示入証決定分 / 237
(四十) 分別未入上上証為
  →断疑分 / 238
(四十一) 離種々自性清浄
  →無我分 / 242
(四十二) 虚空有声録 / 244
(四十三) 吾れに正法眼蔵と
   →云ふ蔵あり / 244
(四十四) 因果応報の例 / 258
(四十五) とらの歳 / 272
(四十六) 静坐の功徳 / 283
(四十七) 人間第一の至宝 / 290

1905 38 〇この年、能登總持寺の貫主が西有穆山から石川素童となる。
1906 明治39 禅宗 13(4)(133) p103〜103 禅定窟 [禅定窟] 1906-04-15 pid/11006121
口繪 黄檗宗管長鷲峯紫石老師
禪宗/ / 1〜9
室町時代五山禪僧の外交/村觀光/1〜9
論説/ / 10〜45
禪宗發達小史/蘆津實全 / 10〜18
安世高の禪/孤峯烏石 /18〜25
ニーチエの超人論と
  →禪の超人論/片山幽吉/25〜36
禪林の文學/龍峰居士 / 36〜45
普説/ / 46〜54
鎖口訣/佛光國師 / 46〜54
講話/ / 55〜61
碧巖集/大森智言 / 55〜61
史傳/ / 62〜70
禪僧と繪畫/上村閑堂 / 62〜70
纂録/ / 71〜90

獨逸だより/近重眞澄 / 71〜74
故斗室老大師事歴/織田惠秀/74〜83
故九條大勳位の逸事/織田惠秀/83〜88
小夜中山靈鐘和讃/松尾正眼/88〜90
詞苑/ / 90〜95

蘆津實全・菅原壽仙・國山樵隱・南方惠繁・棲梧寳嶽・田中白應・高須閑翁・若林芝玉等外數人/ / 90〜95
彙報/ / 96〜103
宗ヘ的藝術/ / 96〜98
建仁寺の追悼大法會/ / 98〜98
大本山相國寺の追弔會/ / 98〜99
大鑑禪師五百五十年遠忌/ / 99〜99

東海老師の提唱/ / 99〜99
大コ寺の什寳展覽會/ / 99〜99
別派獨立披露式/ / 99〜100
黄檗宗管長の下阪/ / 100〜100

北條時宗公の祭典/ / 100〜100
釋宗演師の世界漫游/ / 100〜100
東海寺の圖書縱覽/ / 100〜100
金閣寺の修繕/ / 100〜100
防長孤兒院/ / 100〜101
妙心寺の恒例授戒會/ / 101〜101
京都博物舘の特別陳列//101〜101
佛ヘの大會堂建設/ /101〜101
全國社寺の状况//101〜102
基督ヘ各派の合同//102〜102
凶作地兒童救濟//102〜103
外國よりの義捐金總額//103〜103
承陽大師遺跡建營地鎭祭//103〜103
ヘ界の時事 十一件//103〜104
附録/ / 1〜9
聯合本山録事 四件//1〜7
地方ヘ信 五件/ / 7〜9

7月26日、東京市芝青松寺において總持寺移転についての諮詢会が開かれ移転が決定する。 永平寺森田悟由貫首・總持寺石川素童貫首をはじめ、両本山の正副監院・宗議会議員などが集合した。
1907 40
1908 41 〇この年、曹洞宗青年会編「佛教講演集分本」が「鴻盟社」から刊行される。
正法眼蔵辨道話講義(浄国禅師/西有穆山(にしあり ぼくざん)
碧巌録(北野元峯)
大乗止観頌講義(大内青密)
            所蔵:山形県立図書館
4月、本田無外編著「道元禅師言行録」が「内外出版協会」から刊行される。
(偉人研究 ; 第27編)
 pid/823393  閲覧可能
第一章 発端 / 1p
大智の偈頌
八地の菩薩
英雄は動物
偉人は理性
道元の人と為り
第二章 生家 / 6p
代々華胄の家柄
文雅は遺伝
父は豪邁
父母の系譜
第三章 少時 / 15p
容貌は麗し
神童の称
養子となる
道元は俗名
第四章 出塵 / 20p
厭世観を起す
家を出づる煩悶
良観を尋ねて遁走
第五章 修学 / 27p
疑団を起す
禅は活きた教
承久の乱の関係
第六章 入宋 / 33p

加藤景正木下道正の随行
舶中育王山の典座に会ふ
当時の航海
第七章 師を尋ねて
  →行脚 / 42p
無際了派に見ゆ
寧宗皇帝に上奏
諸方を遍歴す /
当時の支那仏教
禅宗の源流
第八章 如争に相見/54p
老〔シン〕の勧めにて
  →天童に登る
如浄略伝
明全の示寂道元と明全
第九章 身心脱落/61p
如浄の埀示
当時天童山の内状
道元印可証明せらる
道元祖師の系統を受く
第十章 帰朝 / 68p
支那の高官縉紳と交る
如浄に訣別
建仁寺に寓居
坐禅儀を著す
第十一章 深草の閑居/80p
公卿等の参叩
弁道話を著す
宇宙を坐禅と見る
第十二章 興聖寺を開く/92p
来詣者溢る
増築を計る
道元の勧進帳
破天荒の上堂の語
始めて純粋の禅あり
日蓮、法灯、良忠等来る
第十三章 越前に入る/131p
義重の請
大法を山に蔵す
井原西鶴の語
道元と山

第十四章 鎌倉に遊ぶ/163p
鎌倉の宗教政略
時頼の請に赴く
時頼入道して道元の
  →一字を得
道元大政奉還を勧む
絶唱を咏ず
寄付状を斥く
山の霊気
第十五章 勅賜号を
  →辞す/177p
清廉無比
三度目に己むなく受く
一生黒衣を着す
第十六章 入寂/185p
宿痾瘉えず
請に依りて京に静養す
端坐して涅槃に入る
滅後の謚号
第十七章 道元の著書
  →附道元伝の参考/192p
正法眼蔵の註釈
第十八章 
道元禅師
  →年譜
/202p
余論

1909 42 4月、道元著,弘津説三編「承陽大師聖教全集 第1巻」が「永平寺出張所」から刊行される。pid/823139  閲覧可能
普勧坐禅儀 / 1
正法眼蔵弁道話 / 5
正法眼蔵摩訶般若波羅蜜 / 34
正法眼蔵現成公案 / 38
正法眼蔵一顆明珠 / 44
正法眼蔵重雲堂式 / 51
正法眼蔵即心是仏 / 57
正法眼蔵洗浄 / 63
正法眼蔵礼拝得髄 / 77
正法眼蔵谿声山色 / 95
正法眼蔵諸悪莫作 / 109
正法眼蔵有時 / 121
正法眼蔵袈裟功徳 / 130
正法眼蔵伝衣 / 161
正法眼蔵山水経 / 186
正法眼蔵仏祖 / 202
正法眼蔵嗣書 / 206
正法眼蔵法華転法華 / 222
正法眼蔵心不可得 / 236
正法眼蔵心不可得 / 242

正法眼蔵古鏡 / 258
正法眼蔵看経 / 281
正法眼蔵仏性 / 295
正法眼蔵行仏威儀 / 330

正法眼蔵仏教 / 351
正法眼蔵神通 / 365
正法眼蔵大悟 / 377

正法眼蔵坐禅箴 / 386
正法眼蔵仏向上事 / 403
正法眼蔵恁麼 / 414
正法眼蔵行持 / 426
正法眼蔵海印三味 / 491
正法眼蔵授記 / 500
正法眼蔵観音 / 513
正法眼蔵阿羅漢 / 522
正法眼蔵栢樹子 / 527
正法眼蔵光明 / 534
正法眼蔵身心学道 / 542
正法眼蔵夢中説夢 / 552
正法眼蔵道得 / 560
正法眼蔵画餅 / 567

4月、道元著,弘津説三編「承陽大師聖教全集 第2巻」が「永平寺出張所」から刊行される。pid/823140  閲覧可能
正法眼蔵全機 / 1
正法眼蔵都機 / 5
正法眼蔵空華 / 11
正法眼蔵古仏心 / 23
正法眼蔵菩提薩?四摂法 / 29
正法眼蔵葛藤 / 36
正法眼蔵三界唯心 / 44
正法眼蔵説心説性 / 51
正法眼蔵仏道 / 61
正法眼蔵諸法実相 / 82
正法眼蔵密語 / 98
正法眼蔵仏経 / 105
正法眼蔵無情説法 / 120
正法眼蔵法性 / 133
正法眼蔵陀羅尼 / 139
正法眼蔵洗面 / 147
正法眼蔵面授 / 168
正法眼蔵坐禅儀 / 180
正法眼蔵梅華 / 183
正法眼蔵十方 / 195
正法眼蔵見仏 / 201
正法眼蔵偏参 / 215
正法眼蔵眼晴 / 223
正法眼蔵家常 / 229
正法眼蔵竜吟 / 234
正法眼蔵春秋 / 237
正法眼蔵祖師西来意 / 243
正法眼蔵優曇華 / 248
正法眼蔵発無上心 / 253
正法眼蔵如来全身 / 263
正法眼蔵三昧王三昧 / 267
正法眼蔵三十七品菩提分法 / 271
正法眼蔵転法輪 / 295
正法眼蔵自証三昧 / 298
正法眼蔵大修行 / 311
正法眼蔵虚空 / 323

正法眼蔵鉢盂 / 327
正法眼蔵安居 / 331
正法眼蔵他心通 / 356
正法眼蔵王索仙陀婆 / 369
正法眼蔵示庫院文 / 374
正法眼蔵出家 / 378
正法眼蔵三時業 / 383
正法眼蔵四馬 / 394
正法眼蔵発菩提心 / 400
正法眼蔵出家功徳 / 411
正法眼蔵供養諸仏 / 435
正法眼蔵帰依三宝 / 455
正法眼蔵生死 / 467
正法眼蔵深信因果 / 470
正法眼蔵道心 / 478
正法眼蔵受戒 / 482
正法眼蔵四禅比丘 / 487
正法眼蔵唯仏与仏 / 507
正法眼蔵八大人覚 / 520


4月、道元著,弘津説三編「承陽大師聖教全集 第3巻」が「永平寺出張所」から刊行される。pid/823141  閲覧可能
学道用心集 / 1
永平清規 / 13
永平広録巻一 / 103
永平広録巻二 / 136
永平広録巻三 / 163
永平広録巻四 / 186
永平広録巻五 / 212
永平広録巻六 / 240
永平広録巻七 / 266
永平広録巻八 / 292
永平広録巻九 / 324
永平広録巻十 / 350
附録 /
宝慶記 / 1
傘松道詠 / 25
正法眼蔵随聞記 / 33
光明蔵三昧 / 175
曹洞教会修証義 / 201
11月、陰山文竜・弘津説三・田孝道・若生國榮共纂「黙応和尚遺稿」が刊行される。 pid/823525  閲覧可能
1910 43 11月、市川禅海が「残花一輪 : 発心録」を「啓成社」から刊行する。
pid/774167 閲覧可能
一 三人兄弟 / 1
二 出征 / 3
三 初瀬艦上三士の死誓(其一)/8
四 初瀬艦上三士の死誓(其二)/15
五 旅順港外初度の海戦 / 20
六 梶村候補生の悲壮なる
   →最後(其一) / 25
七 梶村候補生の悲壮なる
  →最後(其二) / 29
八 信仰の英傑 / 34
九 檣頭参禅 / 38
一〇 梶村候補生の家庭 / 43
一一 更に二士の死誓 / 48
一二 一場の酸鼻光景 / 54
一三 第二次第三次旅順攻撃
  →附 第一回港口閉塞 / 59
一四 第四次旅順攻撃 / 65
一五 乗艦初瀬と永久の別れ / 71
一六 彼は十六此は十八 / 76
一七 朝鮮海峡の警備 / 83
一八 北征艦隊に従ふ / 90
一九 霧中航行 / 94
二〇 千秋の恨事 / 97

二一 何処にぞ金州丸 / 99
二二 思はざりき白衣の
  →人たらんとは / 104
二三 懐かしや「重より」と / 108
二四 霹靂一声 / 112
二五 噫!鈴木候補生(其一)/119
二六 噫!鈴木候補生(其二)/122
二七 噫初瀬(其一) / 132
二八 噫初瀬(其二) / 135
二九 噫初瀬(其三) / 140
三〇 危い哉血気の燥急男 / 143
三一 女神の救 / 146
三二 煙峰曲水 / 151
三三 再び床上の人となる / 155
三四 暗夜の一閃光 / 159
三五 病躯を抱いて故山の月に泣く/164
三六 日進艦上再征の途に上る / 166
三七 日本海大海戦(其一) / 169
三八 日本海大海戦(其二) / 175
三九 日本海大海戦(其三) / 179
四〇 日本海大海戦(其四) / 185
四一 日本海大海戦(其五) / 192
四二 魚雷襲撃の一夜(其一) / 200
四三 魚雷襲撃の一夜(其二) / 203

四四 戦後の霊夢(其一) / 209
四五 戦後の霊夢(其二) / 215
四六 敵艦降伏の始末 / 222
四七 日本海頭の凱歌 / 226
四八 我帝国の使命と海上権 / 23
四九 樺太島攻略 / 237
五〇 炭坑内の奇瑞(其一) / 241
五一 炭坑内の奇瑞(其二) / 244
五二 炭坑内の奇瑞(其三) / 248
五三 聯合艦隊の解散 / 254
五四 戦後のデツキメート(其一) 259
五五 戦後のデツキメート(其二)/262
五六 戦後のデツキメート(其三)/266
五七 遂に仆る / 270
五八 三たび入院 / 272
五九 大手術(其一) / 275
六〇 大手術(其二) / 278
六一 卿亦何をかいふ / 281
六二 狂憤死を決す(其一) / 283
六三 狂憤死を決す(其二) / 288
六四 乱れ緒(其一) / 292
六五 乱れ緒(其二) / 294
六六 乱れ緒(其三) / 298

六七 乱れ緒(其四) / 301 (
六八 紀念の指輪 / 305
六九 来世か現世か死か生か/308
七〇 大慈大悲 / 312
七一 我観人世 / 317
七二 退院 / 321
七三 懴悔 / 326
七四 焼野の雉子 / 329
七五 
寒梅一枝 / 333
七六 故郷の空 / 337
七七 丈夫亦涙なきに非ず / 342
七八 心のなやみ / 348
七九 仏陀の教訓 / 355
八〇 松葉杖(其一) / 358
八一 松葉杖(其二) / 363
八二 松葉杖(其三) / 365
八三 籠の鳥 / 371
八四 祖父の冥助 / 376
八五 いざさらば / 380
八六 一喝雷の如し / 382
八七 雲弁の雛鶴 / 385
八八 お宿下り / 389
八九 正法眼蔵涅槃妙心/392
九〇 東奔西走 / 396
九一 某老将軍との会見 /399
九二 唯皇天后土の知るあり /404
九三 不思議の縁 / 408
九四 本書起稿の動機 / 415
九五 墨染衣 / 419
 
※巌谷小波の写真・俳句の掲載あり
九六 余が宗教観 / 424
九七 後の涙(其一) / 427
九八 後の涙(其二) / 433
九九 後の涙(其三) / 437
一〇〇 帰省(其一) / 441
一〇一 帰省(其二) / 448
一〇二 稿を懐いて亡霊に訴ふ/450
一〇三 発菩提心 / 454
12月4日、〔西有穆山(にしあり ぼくざん)/直心浄国禅師〕がなくなる。
〇この年、禅学大系編纂局編纂「禅学大系 祖録部 第3巻」が「一喝社」から刊行される。
普勧坐禅儀聞解
正法眼蔵
学道用心集聞解
伝光録
坐禅用心記落草談
1911 44 2月、弘津説三編輯「承陽大師御伝記 全」が「鴻盟社」から刊行される。 縮刷三版
4月、故鳥尾得庵(小弥太)著「得庵全書」が「鳥尾光(発行)」から刊行される。  pid/992046
文体
知徳発達論 / 1p
老婆心説
護国叢談 / 98p
仏道本論
広長舌
忠魂義魄
時事談
玉椿 / 625p
児恋草 / 666p
以心伝 / 715p
神武太平策 / 783p
続太平策 / 801p
茶道条規 / 816p
尺牘
序跋
言文体
真正哲学 無神論
東洋哲学意見 / 974p
地価修正法案 反対演説/986p
禅林消息 / 1015p
人道要論 / 1038p
得庵一夕話/1087p
恵の露 / 1100p
道徳弁 / 1122p
漢文体
王法論 / 1145p

正法眼蔵 / 1175p
統一学 / 1193p
教学指帰 / 1206p
韻文体
洋行日記 / 1229p
得庵詩文 / 1266p
雄山集 / 1311p
連歌 / 1318p
花園日誌 / 1324p
遺芳 / 1350p



5月9日、団野弘之が生まれる。
〇この年、大本山總持寺が横浜市鶴見二丁目に移転、旧地の寺院を「總持寺祖院」とお呼びするようになる。
1912 大正元年 1 11月、滝谷琢宗, 畔上楳仙編「曹洞教会修証義」が「川端清五郎(発行)」から刊行される。 pid/921024  閲覧可能
1913 2 2 7月、神保如天, 安藤文英編「正法眼蔵註解全書 第3巻」が「無我山房」から刊行される。pid/980671 閲覧可能
 
 正法眼蔵註解全書 第3巻(扉) 
 永平寺貫首 森田悟由禅師辭   曹洞宗大學長 秋野孝道老師序  神保如天師共編
  総持寺貫首 石川素童禅師辭   曹洞宗大學教頭 山田孝道老師序 安藤文英師

看經 / 1
題釋 / 1
文釋 / 1
卷末 / 50
佛性 / 71
題釋 / 71
文釋 / 72
卷末 / 293
行佛威儀 / 361
題釋 / 361
文釋 / 362
卷末 / 493
佛ヘ / 539
題釋 / 539
文釋 / 539
卷末 / 588
神通 / 607
題釋 / 607
文釋 / 607
卷末 / 653
1914 3 3 〇この年、神保如天, 安藤文英編「正法眼蔵註解全書 第1巻」が「無我山房」から刊行される。pid/950339
正法眼藏 / 1
辨道話 / 5
題釋 / 5
文釋 / 6
巻末 / 62
摩訶般若波羅蜜 / 157
題釋 / 157
文釋 / 157
巻末 / 169
現成公案 / 183
題釋 / 183
文釋 / 187
巻末 / 235
一顆明珠 / 255
題釋 / 255
文釋 / 255
巻末 / 290
重雲堂式 / 311
題釋 / 311
文釋 / 311
巻末 / 319

即心是佛 / 331
題釋 / 331
文釋 / 331
巻末 / 355
洗淨 / 371
題釋 / 371
文釋 / 371
巻末 / 390
禮拜得髓 / 427
題釋 / 427
文釋 / 427

巻末 / 455
溪聲山色 / 479
題釋 / 479
文釋 / 479
巻末 / 523
諸惡莫作
題釋 / 549
文釋 / 553
巻末 / 637


〇この年、神保如天, 安藤文英編「正法眼蔵註解全書 第2巻」が「無我山房」から刊行される。pid/950340
有時 / 1
題釋 / 1
文釋 / 1
巻末 / 56
袈裟功コ / 67
題釋 / 67
文釋 / 67
巻末 / 99

傳衣 / 167
題釋 / 167
文釋 / 167
巻末 / 195
山水經 / 217
題釋 / 217
文釋 / 218
巻末 / 287

佛祖 / 311
題釋 / 311
文釋 / 311
巻末 / 318
嗣書 / 327
題釋 / 327
文釋 / 327
巻末 / 378
法華轉法華 / 391
題釋 / 391
文釋 / 392
巻末 / 460
心不可得 / 483
題釋 / 483
文釋 / 483
巻末 / 494
後心不可得 / 503
題釋 / 503
文釋 / 503
巻末 / 525
古鏡 / 537
題釋 / 537
文釋 / 537
巻末 / 633








〇この年、神保如天, 安藤文英編「正法眼蔵註解全書 第4巻」が「無我山房」から刊行される。pid/950341
大悟 / 1
題釋 / 1
文釋 / 2
巻末 / 49
坐禪箴 / 65
題釋 / 65
文釋 / 66
巻末 / 185
佛向上事 / 217
題釋 / 217
文釋 / 217
巻末 / 273
恁麼 / 285
題釋 / 285
文釋 / 285
巻末 / 331
行持(上) / 351
題釋 / 351
文釋 / 352
行持(下) / 403
文釋 / 403
巻末 / 461


海印三昧 / 543
題釋 / 543
文釋 / 544
巻末 / 615




〇この年、神保如天, 安藤文英編「正法眼蔵註解全書 第5巻」が「無我山房」から刊行される。pid/950342
授記 / 1
題釋 / 1
文釋 / 3
巻末 / 108
觀音 / 125
題釋 / 125
文釋 / 126
巻末 / 167
阿羅漢 / 177
題釋 / 177
文釋 / 178
巻末 / 208
柏樹子 / 217
題釋 / 217
文釋 / 218
巻末 / 261
光明 / 273
題釋 / 273
文釋 / 273
巻末 / 302
身心學道 / 319
題釋 / 319
文釋 / 320
巻末 / 382
夢中説夢 / 409
題釋 / 409
文釋 / 410
巻末 / 451
道得 / 461
題釋 / 461
文釋 / 461
巻末 / 489
畫餠 / 497
題釋 / 497
文釋 / 497
巻末 / 539
全機 / 549
題釋 / 549
文釋 / 549
巻末 / 563
都機 / 569
題釋 / 569
文釋 / 569
巻末 / 604




〇この年、神保如天, 安藤文英編,正法眼蔵註解全書刊行会編「正法眼蔵註解全書 第6巻」が「正法眼蔵註解全書刊行会 (大正2年刊の複刊 1957年版」から刊行される。 pid/2972514
空華 / p1
題釋 / p1
文釋 / p2
卷末 / p59
古佛心 / p79
題釋 / p79
文釋 / p79
卷末 / p107
菩提薩〔タ〕四攝法 / p117
題釋 / p117
文釋 / p117
卷末 / p136
葛藤 / p149
題釋 / p149
文釋 / p149
卷末 / p178
三界唯心 / p189
題釋 / p189
文釋 / p189
卷末 / p232
説心説性 / p247
題釋 / p247
文釋 / p247
卷末 / p287
佛道 / p297
題釋 / p297
文釋 / p297
卷末 / p326
諸法實相 / p347
題釋 / p347
文釋 / p348
卷末 / p411
密語 / p431
題釋 / p431
文釋 / p432
卷末 / p462
佛經 / p475
題釋 / p475
文釋 / p475
卷末 / p513
無情説法 / p531
題釋 / p531
文釋 / p531
卷末 / p585
法性 / p603
題釋 / p603
文釋 / p603
卷末 / p633
〇この年、神保如天, 安藤文英編「正法眼蔵註解全書 第7巻」が「無我山房」から刊行される。pid/950343
陀羅尼 / 1
題釋 / 1
文釋 / 2
巻末 / 20
洗面 / 35
題釋 / 35
文釋 / 35
巻末 / 60
面授 / 107
題釋 / 107
文釋 / 108
巻末 / 201
坐禪儀 / 219
題釋 / 219
文釋 / 219
巻末 / 224
梅華 / 233
題釋 / 233
文釋 / 233
巻末 / 277
十方 / 295
題釋 / 295
文釋 / 295
巻末 / 328
見佛 / 341
題釋 / 341
文釋 / 341
巻末 / 413
〔ヘン〕參 / 431

題釋 / 431
文釋 / 431
巻末 / 466
眼睛 / 477
題釋 / 477
文釋 / 477
巻末 / 509
家常 / 519
題釋 / 519
文釋 / 519
巻末 / 548
龍吟 / 557
題釋 / 557
文釋 / 557
巻末 / 578
春秋 / 585
題釋 / 585
文釋 / 585
巻末 / 620
祖師西來意 / 629
題釋 / 629
文釋 / 629
巻末 / 653
〇この年、神保如天, 安藤文英編「正法眼蔵註解全書 第8巻」が「無我山房」から刊行される。pid/950344
優曇華 / 1
題釋 / 1
文釋 / 2
巻末 / 31
發無上心 / 41
題釋 / 41
文釋 / 42
巻末 / 91
發菩提心 / 107
題釋 / 107
文釋 / 108
巻末 / 126
如來全身 / 143
題釋 / 143
文釋 / 143
巻末 / 154
三昧王三昧 / 161
題釋 / 161
文釋 / 162
巻末 / 178
三十七品菩提分法 / 189
題釋 / 189
文釋 / 191
巻末 / 323
轉法輪 / 379
題釋 / 379
文釋 / 379
巻末 / 394
自證三昧 / 405
題釋 / 405
文釋 / 405
巻末 / 444
大修行 / 459
題釋 / 459
文釋 / 459
巻末 / 508
虚空 / 533
題釋 / 533
文釋 / 533
巻末 / 559
鉢盂 / 569
題釋 / 569
文釋 / 569
巻末 / 583
安居 / 593
題釋 / 593
文釋 / 593
巻末 / 635
〇この年、神保如天, 安藤文英編「正法眼蔵註解全書 第9巻」が「無我山房」から刊行される。pid/950345
他心通 / 1
題釋 / 1
文釋 / 2
巻末 / 34
王索仙陀婆 / 47
題釋 / 47
文釋 / 47
巻末 / 69
示庫院文 / 77
題釋 / 77
文釋 / 77
巻末 / 81
出家 / 89
題釋 / 89
文釋 / 89
巻末 / 102
三時業 / 113
題釋 / 113
文釋 / 113
巻末 / 131
四馬 / 159
題釋 / 159
文釋 / 160
巻末 / 167
出家功コ / 177
題釋 / 177
文釋 / 177
巻末 / 201
供養諸佛 / 249
題釋 / 249
文釋 / 249
巻末 / 270
歸依三寶 / 295
題釋 / 295
文釋 / 296
巻末 / 308
深信因果 / 325
題釋 / 325
文釋 / 325
巻末 / 335
四禪比丘 / 347
題釋 / 347
文釋 / 347
巻末 / 368
唯佛與佛 / 403
題釋 / 403
文釋 / 403
巻末 / 436
生死 / 451
題釋 / 451
文釋 / 451
巻末 / 456
道心 / 461
題釋 / 461
文釋 / 461
巻末 / 465
受戒 / 47
題釋 / 471
文釋 / 471
巻末 / 475
八大人覺 / 483
題釋 / 483
文釋 / 483
巻末 / 488
正法眼藏渉典補闕録 / 501
正法眼藏補闕録 / 527
正法眼藏和語抄 / 569
正法眼藏和語梯 / 595

〇この年、神保如天, 安藤文英編「正法眼蔵註解全書 第10巻」が「無我山房」から刊行される。 pid/950346
正法眼藏序跋題類 / 1
正法眼藏序・義雲 / 1
賀永平正法眼藏到來・大智 / 1
永平正法眼藏序(一、二、三、四)・
  →卍山 / 2
跋永平正法眼藏(一、二)・卍山/3
永平正法眼藏贊竝引(一、二、三)・
  →面山 / 4
繕寫永平正法眼藏序
  →(一、二、三、四)・面山 /6
永平正法眼藏跋・面山 / 9
和寄血書永平正法眼藏
  →僧偈序・面山 / 10
校閲正法眼藏序・良〔サン〕 /10
書寫正法眼藏
  →序竝口號三首・法忍 / 16
覽永平和尚之坐禪箴・大智 / 23
題永平坐禪箴・卍山 / 23
題正法眼藏面授卷後・卍山/23
跋正法眼藏安居卷・卍山/24
題三昧王三昧卷・面山/ 25
永平辨道話跋・面山 / 25
答客議・卍山 / 27
正法嫡傳獅子一吼集・定山/33
卷上 / 34
卷下 / 67
正法眼藏辨註調絃・天桂/105
正法眼藏續絃講議・乙堂/113
卷一 / 115
卷二 / 132
卷三 / 179
卷四 / 253
卷五 / 295
正法眼藏闢邪訣・面山 / 357
雪夜爐談・面山 / 369
正法眼藏諫蠧録・萬仞 / 379
卷上 / 380
卷下 / 423
正法眼藏迸驢乳・空印 / 469
卷上 / 469
卷下 / 487
議永平排遣楞嚴圓覺辯・面山/ 507
高祖破斥臨濟コ山大〔イ〕
  →雲門等辯・萬仞 / 509
天桂不知正法眼藏之由來事・道/513
嘉祿考・面山 / 519
正法眼藏品目頌金剛〔テツ〕草
  →參・本光 / 521
彫刻永平正法眼藏〔ジ〕例
  →竝卷目・隱達 / 553
正法眼藏玄談科釋・慧亮 / 577
正法眼藏那一寶凡説竝末記・老卵/581
正法眼藏開講備忘・穆山 / 587
承陽大師聖ヘ全集解題・説三 /597
正法眼藏註解書序跋凡例目録類 /621
永平正法眼藏豪註序(一、二)・面山/621
正法眼藏秘抄序・萬仞 / 622
正法眼藏經豪抄拜寫序・萬仞/624
本抄ヲ刊行スル録由、凡例・普界/626
正法眼藏抄目次 / 629
正法眼藏辨註序文類・龍水等/631
正法眼藏辨註目録 / 636
天桂碑文竝辨註跋文類・大潮等/638
正法眼藏那一寶序・老卵/643
正法眼藏那一寶總目 /644
正法眼藏述贊序・面山 /646
正法眼藏述贊目次 / 647
正法眼藏渉典〔サン〕序・面山/650
正法眼藏渉典〔サン〕卷目/651
正法眼藏渉典續貂序例言・
  →禹隣黄泉等 / 655
正法眼藏渉典續貂卷目 / 659
〇この年、神保如天, 安藤文英編「正法眼蔵註解全書  別巻」が「無我山房」から刊行される。pid/950347
正法眼藏註解全書内容書目解題 / 7
正法眼藏 / 7
正法眼藏抄 / 32
永平正法眼藏品目頌竝序 / 35
正法眼藏辨註竝調絃 / 37
正法眼藏渉典録 / 40
永祖正法眼藏品目述贊 / 43
正法眼藏聞解 / 44
正法眼藏渉典和語鈔 / 45
正法眼藏却退一字參 / 46
正法眼藏渉典補闕録 / 48
正法眼藏補闕録 / 50
正法眼藏私記 / 51
正法眼藏那一寶 / 52
正法眼藏和語梯 / 55
正法眼藏渉典續貂 / 56
大智和尚偈頌二首 / 58
答客議竝序跋類 / 59
正法嫡傳獅子一吼集 / 63
正法眼藏續絃講議 / 64
正法眼藏闢邪訣 / 65
雪夜爐談竝序跋辯 / 66
校閲正法眼藏序 / 67
書寫正法眼藏序竝口號三首 /68
正法眼藏諫蠧録 / 69
高祖破斥臨濟コ山大〔イ〕雲門等辯/70
正法眼藏品目頌金剛〔テツ〕草參/71
天桂不知正法眼藏之由來事 / 71
正法眼藏迸驢乳 / 72
彫刻正法眼藏凡例竝卷目 / 73
正法眼藏玄談科釋 / 74
正法眼藏開講備忘 / 74
承陽大師聖ヘ全集解題 / 77
正法眼藏索引 / 81
正法眼藏註解書故事成語索引 / 105
〇この年、神保如天, 安藤文英,正法眼蔵註解全書刊行会編「正法眼蔵註解全書 第11巻」が「正法眼蔵註解全書刊行会(大正2年刊の複刊1957版)」から刊行される。  pid/2967458
正法眼藏註解全書總目次 / p1
正法眼藏註解全書内容書目解題 / p7
正法眼藏 / p7
正法眼藏抄 / p32
永平正法眼蔵品目頌竝序 / p35
正法眼藏辨註竝調絃 / p37
正法眼藏渉典渉 / p40
永祖正法眼藏品目述贊 / p43
正法眼藏聞解 / p44
正法眼藏渉典和語鈔 / p45
正法眼藏却退一字參 / p46
正法眼藏渉典補闕録 / p48
正法眼藏補闕録 / p50
正法眼藏私記 / p51
正法眼藏那一寶 / p52
正法眼藏和語梯 / p55
正法眼藏渉典續貂 / p56
大智和尚偈頌二首 / p58
答客議竝序跋類 / p59
正法嫡傳獅子一吼集 / p63
正法眼藏續絃講議 / p64
正法眼藏闢邪訣 / p65
雪夜爐談竝序跋辯 / p66
校閲正法眼藏序 / p67
書寫正法眼藏序竝口號三首 / p68
正法眼藏諫蠧録 / p69
高祖波斥臨濟コ山大〔イ〕雲門等辯 / p70
正法眼藏品目頌金剛〔テツ〕草參 / p71
天桂不知正法眼藏之由來事 / p71
正法眼藏迸驢乳 / p72
彫刻正法眼藏凡例竝卷期目 / p73
正法眼藏玄談科釋 / p74
正法眼藏開講備忘 / p74
承陽大師聖ヘ全集解題 / p77
正法眼藏索引 / p81
正法眼藏註解書故事成語索引 / p105
注 発行年月についての詳細は再確認が必要 2021・10・24 保坂
3巻1193年版
1,2,4,5,6,7,8,9,10巻1194年版
6巻 1957版(大正2年刊の複刊)
11 1957版(大正2年刊の複刊)  参照:「図書館デジタルコレクション」
〇この年、秋野孝道が「曹洞宗意講話」を「一喝社」から刊行する。  
pid/943518 閲覧可能
第一 序講 / 1
一 宗教の特色 / 1
二 佛教の根本義 / 4
三 佛教の目的 / 5
四 入道の要義 / 7
五 宗意大綱説述に就て / 9
六 歴史の必要 / 11
第二 曹洞宗史 / 13
一 禪の起原 / 13
二 印度に於ける禪 / 14
三 支那に於ける禪 / 19
四 支那に於ける曹洞宗 / 31
五 日本に於ける曹洞宗 / 36
六 現今の曹洞宗 / 46
七 曹溪大師の略傳 / 48
八 洞山大師の略傳 / 55
九 承陽大師の略傳 / 62
一〇 常濟大師の略傳 / 70
第三 曹洞宗大意 / 77
一 禪の本領 / 77
二 曹洞宗宗意の根本 / 98
三 正法眼藏涅槃妙心の源由/102
四 宗名について / 106
五 曹洞宗所依の經典 / 113
六 曹洞宗信仰の對象 / 117
七 禪の意義 / 121
八 戒の意義 / 125
九 戒源 / 127
一〇 十六條戒の説明 / 128
一一 修とは何か / 177
一二 證とは何か / 180
一三 修證不二 / 184
一四 禪戒一致 / 191
一五 曹洞臨濟宗風の關係 /195
一六 曹洞禪の特色 / 203

第四 曹洞宗の實踐 / 211
一 坐禪の必要 / 211
二 坐禪の儀則 / 215
三 坐禪の目的 / 222
四 受戒の方法 / 224
五 受戒の功徳 / 228
六 坐禪の弊風 / 231
第五 禪の功用 / 235
一 世法と佛法 / 239
二 動靜の二相 / 239
三 禪と國民道徳 / 242
第六 結構 / 250
一 自力他力の別 / 250
二 禪は佛法の總府 / 252
三 南無歸依佛の一途 / 254
四 終り / 257
附録/


1915 4 4 〇この年、秋野孝道が「禅の骨髄」を「丙午出版社」から刊行する。
(禅学文庫 ; 第8編)  pid/943883  閲覧可能
前篇 枯木龍吟
第一則 禪學の用心 / 1
第二則 參禪の覺悟 / 9
第三則 曹洞宗の安心 / 18
第四則 禪の修養 / 39
第五則 修養の心得 / 47
第六則 禪の功用 / 57
第七則 何をか生死と云ふ / 66
第八則 安心の根源 / 70
第九則 品性の修養 / 76
第十則 洞門の禪戒 / 81
中篇 體露金風
第一則 驀直に努力せよ / 101
第二則 動靜一如の禪 / 107
第三則 釋尊正傳の禪 / 114
第四則 正傳の禪と神通 / 121
第五則 佛誕生に就て / 127
第六則 修養實驗談 / 133
第七則 西有禪師の徳化 / 140
第八則 脚跟下冷風生ず / 150
第九則 佛教の根本義 / 158
第十則 萬法禪に歸す / 161
後篇 全提不起
第一則 一字不説の端的 / 173
第二則 臺山婆子の一著 / 185
第三則 趙州大死底の消息 / 200
第四則 正法眼藏涅槃妙心 / 211
第五則 佛と衆生と同か別か / 218
第六則 佛法は近きにあり / 229
第七則 佛理に順ずる心 / 238
第八則 我相を離るるの道 / 248
第九則 佛道は信を以て能入す / 254
第十則 禪と國民道徳 / 262
〇この年、荒井涙光が「道元禅師」を「丙午出版社」から刊行する。
(禅学文庫 ; 第10編)  pid/1920937
第一 出家の卷
一 おぼろ月夜 / 1
二 五百年來の大聖 / 3
三 果敢なき香の煙 / 6
四 發心出家の原因 / 9
五 心は遊ぶ出塵の境 / 11
六 恨めしき心づくし / 13
七 亡き母上の誡め / 16
八 千々のもの思ひ / 18
九 惜しき別れ / 21
十 思は探し月よ花よ / 24
十一 比叡山の禪室 / 27
十二 初めて述ぶ出家の志 / 29
十三 熱烈なる求法の聲 / 32
十四 まゝならぬ浮世の義理 / 36
十五 不退轉の决定心 / 38
第二 學道の卷
一 分けのぼる法のみ山 / 41
二 端なく逢著す大疑團 / 43
三 公胤僧正に參問す / 45
四 榮西禪師に參す / 46
五 破天荒の事實 / 49
六 入宋求法の大誓願 / 52
七 世間の情と出世間の報恩 / 56
八 船中不慮の病苦 / 61
九 從者のことゞも / 64
十 阿育王山の典座 / 66
十一 非法に隨はず / 71
十二 入宋最初の大業 / 75
十三 文字辨道の參究 / 77
十四 嗣書を拜覽す / 81
十五 靈夢の感應 / 84
十六 道元禪師と梅花との因? / 88
十七 大梅法常禪師 / 90
十八 袈裟鉢盂に就て / 94
十九 叢林遍歴 / 99
二十 羅漢堂の異僧 / 102
廿一 如淨禪師の相見 / 104
廿二 明全和尚の遷化 / 106
廿三 如淨禪師の垂誡 / 112
廿四 眞實佛祖の兒孫 / 117
廿五 悟後の妙修と要識固辭 / 121
廿六 遊歴中の奇異 / 123
廿七 師資別離の情 / 128
廿八 碧巖録書寫 / 131
廿九 荒き波風 / 135
第三 ヘ化の卷
一 歸朝第一のつとめ / 141
二 法門開示 / 143
三 深草の閑居 / 147
四 懷弉禪師の歸投 / 150
五 佛制と人情 / 153
六 僧堂建立と勸化 / 157
七 弘ヘ傳道の本旨 / 160
八 諸宗高僧の參問 / 164
九 大法相續を思ふのみ / 169
十 波多野義重の懇請 / 171
十一 コ風北國に遍し / 173
十二 鎌倉のヘ化 / 176
十三 偉大なる感化 / 179
十四 豐祿を峻拒す / 184
十五 羅漢尊者瑞現 / 187
十六 紫衣及び賜號を固辭す / 190
十七 最後の遺ヘ / 195
十八 大法嗣承と傳衣 / 200
十九 山を下り京師に入る / 202
二十 夜半の悲しみ / 205
廿一 滅後のコ風 / 210
附録 /
第一 道元禪師の俗系 / 215
第二 道元禪師の法系 / 218
第三 道元禪師の示衆垂誡一覽 / 220
第四 道元禪師の暖皮肉活骨髓 / 235
□普勸坐禪儀 / 236
□曹洞ヘ會修證儀 / 240
□正法眼藏坐禪儀 / 252
第五 道元禪師の道業餘韻 / 254
〇この年、禅学大系編纂局編「禅学大系 批判部 全1巻」が「一喝社」から刊行される。  pid/823207
人天眼目 六巻 /(晦巌昭)
五家正宗賛 四巻 /(紹曇)
宗門十勝論 一巻 /(師錬)
弁弁惑指南 二巻 /(玄光)
五家参詳要路門 一巻 /(円慈)
禅家亀鑑 一巻 /(退隠)
附録
浄慈要語 四巻 / (元賢) 
輔教編 十巻 /(明教)
禅源諸詮集都序 四巻
/(圭峰)

〇この年、禅学大系編纂局編「禅学大系 経論部 第1巻」が「一喝社」から刊行される。pid/823204
四十二章経 一巻 /(仏陀多羅訳)
勝鬘経 一巻 /(求那跋陀羅訳)
金剛経 一巻 /(鳩摩羅什訳)
楞伽経 四巻 / (求那跋陀羅訳)
法華経 八巻 /(鳩摩羅什訳)
涅槃経 卅六巻 /(曇無讖訳)
佛遺教経 一巻 /(鳩摩羅什訳)
般若心経 一巻 /(玄奘訳)
維摩経 三巻 /(鳩摩羅什訳)
円覚経 一巻 / (仏陀多羅訳)
梵網経 一巻 /(鳩摩羅什訳)
首楞厳経 十巻 / (般刺密帝訳)
〇この年、禅学大系編纂局編「禅学大系 祖録部 第1巻」が「一喝社」から刊行される。pid/823205
信心銘拈提 一巻 /(紹瑾)
曹山録 一巻 / (本寂)
壇経海水一滴 五巻 /(伝尊)
洞山録 一巻 /(良价)
証道歌直截 二巻 / (一線)
雲門広録 三巻 /(文偃)
参同契不能語 一巻 / (慧印)
〔イ〕山語録 一巻 /(霊祐)
宝鏡三味不能語 一巻 /(慧印)
十規論 一巻 /(文益)
清涼文益禅師語録(文益)
伝心法要 一巻 /(希運)
楊岐語録 一巻 /(方会)
臨済録 二巻 /(義玄)
黄竜書尺集 一巻 / (慧南)
〇この年、禅学大系編纂局編「禅学大系 祖録部 第2巻」が「一喝社」から刊行される。pid/823206
碧巌録 十巻 /(重顕,克勤)
宏智録 二巻 /(正覚)
大慧書 五巻 / (宗杲)
従容録 六巻 /(正覚,行秀)
無門関 一巻 /(慧開)
如浄語録 二巻 /(如浄)
東語西話 四巻 /(明本)
鼓山晩録 二巻 / (元賢)

〇この年、禅学大系編纂局編「禅学大系 祖録部 第3巻」が「一喝社」から刊行される。pid/823208
普勧坐禅儀聞解 一巻 /(瑞方)
正法眼蔵 九十五巻 /(道元)
学道用心集聞解 二巻 /(瑞方)
伝光録 一巻 /(紹瑾)
坐禅用心記落草談 一巻 /(梅仙)
〇この年、禅学大系編纂局編「禅学大系 祖録部 第4巻」が「一喝社」から刊行される。pid/823209
興禅護国論 三巻 /(栄西)
寂室録 二巻 / (元光)
聖一語録 一巻 / (弁円)
清泉妙意行録 一巻 / (妙意)
蘭渓語録 三巻 /(道隆)
禀明抄 一巻 / (周及)
仏光録 二巻 /(祖元)
無文録 一巻 /(元選)
夢中問答 三巻 / (疎石)
塩山和泥合水集 三巻 /(得勝)
大灯法語 一巻 /(妙超)
普照語録 二巻 /(隠元隆g
〇この年、禅学大系編纂局編「禅学大系 祖録部 第5巻」が「一喝社」から刊行される。pid/823210
大応録 三巻 /(紹明)
鉄眼法語 一巻 /(道光)
仏国録 二巻 /(顕日)
卍山録 四巻 /(道白)
義雲録 二巻 /(義雲)
開筵普説 一巻 /(慧鶴)
峨山法語 一巻 /(紹碩)
岸江小語 一巻 / (慧印)
通幻録 二巻 / (寂霊)
供養参 一巻 / (伝尊)
一休法語 一巻 /(宗純)
五分録 一巻 /(奥竜)
沢庵法語 一巻 /(宗彰)
道樹録 一巻 / (道樹)
月舟遺録 二巻 /(宗胡)
1916 5 5 〇この年、滝谷琢宗, 畔上楳仙編,陸鉞巌訳「漢訳曹洞教会修証義」が「円通寺認可僧堂」から刊行される。和装本 pid/1182588
1917 6 6
1918 7 7 6月、 岡田宜法(おかだぎほう)が「承陽大師御伝記講話」を「一喝社」から刊行される。    pid/943956  閲覧可能
序講 主題 大聖の出現と興國の基礎 
  →傳記 承陽大師降誕以前の國状/1
第一講 主題 無常觀の大活用 傳記 大師出家の動機 / 18
第二講 主題 決心確立の急務 傳記 出家遁世の大師 / 37
第三講 主題 本來の自己とは何ぞ 傳記 大疑團に遭遇し給ふ/52
第四講 主題 發奮向上の大氣力 傳記 明全和尚に參投す / 75
第五講 主題 人間と規矩禮讓 傳記 天童山上の大師 / 93
第六講 主題 徹底せる大修養 傳記 名刹歴參の大師 / 114
第七講 主題 模範とすべき慈愛 傳記 如淨禪師下の大師 / 133
第八講 主題 人格尊重主義のヘ育 
  →傳記 如淨禪師獨特の提撕/148
第九講 主題 身心脱落の工夫 傳記 豁然大悟し給ふ/163
第十講 主題 生命の純道コ化 傳記 歸朝前後の消息/184
第十一講 主題 活動主義の眞價 傳記 立ヘ宣言の大師/206
第十二講 主題 喜老大三心の修養 
  →傳記 興聖寺時代の大師/227
第十三講 主題 知足安分の工夫 傳記 永平移錫の大師/255
第十四講 主題 大節操を體せよ 傳記 時ョヘ化の大師/281
第十五講 主題 和合和睦の精神 傳記 永平歸錫の大師/308
第十六講 主題 大見識の修養 傳記 紫衣拜辭の大師/ 332
第十七講 主題 八大人覺と禪機 傳記 入滅前後の大師 / 353
〇この年、「仏教大系 第4(正法眼蔵第10)」が「仏教大系刊行会」から刊行される。  pid/926499
正法眼蔵序跋題類 / 1
正法眼蔵序 義雲 / 1
賀永平正法眼蔵到来 大智 / 1
永平正法眼蔵序(一、二、三、四) 卍山/2
跋永平正法眼蔵(一、二) 同 / 3
永平正法眼蔵賛並引(一、二、三) 面山/4
繕写永平正法眼蔵序(一、二、三、四) 同/6
永平正法眼蔵跋 同 / 9
和寄血書永平正法眼蔵僧偈序 同 /10
校閲正法眼蔵序 良□ / 10
書写正法眼蔵序並口号三首 法忍 /16
覧永平和尚之坐禅箴 大智 / 23
題永平坐禅箴 卍山 / 23
題正法眼蔵面授巻後 同 / 23
跋正法眼蔵安居巻 同 / 24
題三味王三味巻 面山 / 25
永平弁道話跋 同 / 25
答客議 卍山 / 27
正法嫡伝獅子一吼集 定山 / 33
巻上 / 33
巻下 / 67
正法眼蔵弁註調絃 天桂 / 105
正法眼蔵続絃講港 乙堂 / 113
巻一 / 113
巻二 / 132
巻三 / 179
巻四 / 253
巻五 / 295
正法眼蔵闢邪訣 面山 / 357
雪夜炉談 同 / 369

正法眼蔵諫蠧録 万仞 / 379
巻上 / 379
巻下 / 423
正法眼蔵迸驢乳 空印 / 469
巻上 / 469
巻下 / 487
議永平排遣楞厳円覚弁 面山 / 507
高祖破斥臨済徳山
  →大〔イ〕雲門等弁 万仞 /509
天桂不知正法眼蔵之由来事 道□ /513
嘉禄考 面山 / 519
正法眼蔵品目頌金剛□草参 本光 /521
彫刻永平正法眼蔵凡例並巻目 □□ /553
正法眼蔵玄談科釈 慧亮 / 577
正法眼蔵那一宝並末記 老卵 /581
正法眼蔵開講備忘 穆山 / 587
承陽大師茂教全集解題 (弘津)説三/597

1919 8 8
1920 9 9 〇この年、承陽大師著,陸鉞巌著「正法眼蔵布皷 首巻」が「円通寺認可僧堂」から刊行される。  pid/1939536 閲覧可能
眞像

縁由
凡例
布皷例言
兩譯對照
卷目列次

〇この年、承陽大師著,陸鉞巌著「正法眼蔵布皷 巻1」が「円通寺認可僧堂」から刊行される。pid/1939550
辨道話
摩訶般若波羅蜜
現成公案
一顆明珠
重雲堂式
即心是佛
洗淨
禮拜得髓
谿聲山色
諸惡莫作
有時
袈裟功コ
傅衣
山水經

〇この年、承陽大師著,陸鉞巌著「正法眼蔵布皷 巻2」が「円通寺認可僧堂」から刊行される。  pid/1939574
佛祖嗣書
法華轉法華心不可得
心不可得古鏡
看經佛性
行佛威儀佛ヘ
神通大悟
〇この年、承陽大師原著,陸鉞巌著「正法眼蔵布皷 巻3」が「円通寺認可僧堂」から刊行される。  pid/1939624  閲覧可能
坐禪箴佛向上事
恁麼行持
海印三味授記
觀音阿羅漢
栢樹子光明
身心學道夢中説夢
道得畫餅

〇この年、承陽大師原著,陸鉞巌著「正法眼蔵布皷 巻4」が「円通寺認可僧堂」から刊行される。  pid/1939648
全機都機
空華古佛心
菩提薩〔タ〕四攝法葛藤
三界唯心説心説性
佛道諸法實相
密語佛經
無情説法法性
陀羅尼洗面
面授坐禪儀
梅華


〇この年、承陽大師原著,陸鉞巌著「正法眼蔵布皷 巻5」が「円通寺認可僧堂」から刊行される。  pid/1939651

見佛
〔ヘン〕參
眼晴
家常
龍吟
春秋
祖師西來意
優曇華
發無上心
發菩提心
如來全身
三昧王三昧
三十七品菩提分法
轉法輪
自證三昧
大修行
虚空
鉢盂
安居

〇この年、承陽大師原著,陸鉞巌著「正法眼蔵布皷 巻3」が「円通寺認可僧堂」から刊行される。  pid/1939653
陀心通
王索仙陀婆
示庫院文
出家
三時業
四馬
出家功コ
供養諸佛
歸依三寳
深信因果
四禪比丘
唯佛與佛
生死
道心
受戒
八大人覺
(及)後語

1921 10 10
1922 11 11
1923 12 12
1924 13 13
1925 14 14 7月、 龍宝寺の境内にあった玉縄小学校が門前に移設される。 再確認要 2020・2・20
1926 昭和元年 15 5月、西有穆山著・岸沢惟安編纂「直心浄国禅師穆山瑾英和尚語録 乾 上下 ,坤上下」の4冊が「鴻盟社」が刊行される。
10月、永久岳水が「洞上公論(22)」に「面山和尚と正法眼蔵(1)」を発表する。
11月、永久岳水が「洞上公論(23)」に「面山和尚と正法眼蔵(2)」を発表する。
11月、秋野孝道が「正法眼蔵講話」を「鴻盟社」から刊行する。 
pid/1020646 閲覧可能
序説 / 1
一 信と證 / 1
二 正法眼藏の典據 / 3
三 標題の由來 / 6
四 標題の意義 / 7
五 文章の搆成 / 9
六 卷目の多寡 / 9
七 眼藏の參考書 / 12
辨道話 / 13〜123
摩訶般若波羅蜜 / 1〜18
現成公案 / 1〜30
〇この年、仏教大系完成会編纂仏教大系 [63]」が「仏教大系完成会」から刊行される。
正法眼蔵序 / 義雲
賀永平正法眼蔵到来 / 大智
永平正法眼蔵序 / 卍山
跋永平正法眼蔵 / 面山
永平正法眼蔵賛並引 / 面山
繕写永平正法眼蔵序 / 面山
永平正法眼蔵跋 / 面山
和寄血書永平正法眼蔵僧偈序/面山
校閲正法眼蔵序 / 良〔サン〕
書写正法眼蔵序並口号三首 /法忍
覧永平和尚之坐禅箴 / 大智
題永平坐禅箴 / 卍山
題正法眼蔵面授巻後 / 卍山
跋正法眼蔵安居巻 / 卍山
題三昧王三昧巻 / 面山
永平弁道話跋 / 面山
答客議 / 卍山
正法嫡伝獅子一吼集 / 定山
正法眠蔵弁註調絃 / 天桂
正法眼蔵続絃講議 / 乙堂
正法眼蔵闢邪訣 / 面山
雪夜炉談 / 面山
正法眼蔵諫蠧録 / 万仞
正法眼蔵迸驢乳 / 空印
議永平排遺楞厳円覚弁 / 面山
高祖破斥臨済徳山大【イ】雲門等弁/万仞
天桂不知正法眼蔵之由来事 / 道
嘉禄考 / 面山
正法眼蔵品目頌金剛【シ】草参 / 本光
彫刻永平正法眼蔵凡例並巻目 / 穏達
正法眼蔵玄談科釈 / 慧亮
正法眼蔵那一宝凡説並末記 / 老卵
正法眼蔵開講備忘 / 穆山
承陽大師聖教全集解題 / 説三
永平正法眼蔵豪註序 / 面山
正法眼蔵秘抄序 / 万仞
正法眼蔵経豪抄拝写序 / 万仞
本抄ヲ刊行スル縁由、凡例 / 普界
正法眼蔵抄目次
正法眼蔵弁註序文類 / 竜水
正法眼蔵弁註目録
天桂碑文並弁註跋文類 / 大潮
正法眼蔵那一宝序 / 老卵
正法南蔵那一宝総目
正法眼蔵述賛序 / 面山
正法眼蔵述賛目次
正法眼蔵渉典録序 / 面山
正法眼蔵渉典録巻目
正法眼蔵渉典続貂序例言 / 禹隣黄泉
正法眼蔵渉典続貂巻目
正法眼蔵 ; 第10 / [道元
1927 2 16 1月、永久岳水が「洞上公論(25)」に「面山和尚と正法眼蔵(3)」を発表する。
3月、永久岳水が「洞上公論(27)」に「面山和尚と正法眼蔵(完)」を発表する。
〇この年、道元/著,永久俊雄編 「永平元禅師清規」が「代々木書院」から刊行される。 
所蔵:福島県立図書館
1928 3 17
1929 4 18 8月、永久俊雄譯註「碧巖集 : 和譯冠註」が「鴻盟社 」から刊行される。
    
所蔵:山梨県立図書館 別タイトル 和譯冠註圜悟禅師碧巖集
〇この年、曹洞宗務院編曹洞宗布教講習録」が「甲子社書房」から刊行される。 pid/1120532
宗意安心・岸澤惟安 / 1〜216
現代の布教方法・松浦百英 / 1〜132
宗教教育・東洋大學講師 關寛之 / 1〜58
成人教育に就て・明星中學校長 兒玉九十 / 1〜56
社會事業一班・文學博士 矢吹慶輝 / 1〜64
宗教と政治の要諦・衆議院議員 鶴見祐輔 / 1〜52
新興思想の種々相・文部事務官 小笠原豊光 / 1〜48
支那時局に就て・支那時報社社長 水野梅曉 / 1〜50
團體指導法・日本青年館理事 熊谷辰四郎 / 1〜54
話術の秘訣・童話家 天野雉彦 / 1〜62
〇この年、奥村洞麟が「宗門秘史曹洞宗政末派運動史」を「公正社」から刊行する。pid/1189146
はしがき / 1
扶宗會とは何? / 3
有志會の終始と其功罪 / 13
一 起發の原因 / 13
二 有志會の目的 / 22
三 有志會の運動と當路の對戰 / 24
四 第二次の有志會 / 27
五 有志會の最後 / 38
〔附記〕一 昭和案の始終と有志團の
  →報告書 / 62
〔附記〕二 有志會より久我侯への
  →懇願書 / 83
〔附記〕三 護法會訴訟次未書類 / 85
〔附記〕四 宗粹社改正擴張決議 / 102
兼中會の起滅 / 109
一 其の本體 / 109
二 一管長説とは何? / 112
一 一管長設置とは何ぞ / 112
二 所謂退休問題 / 113
三 兼中會の活躍 / 121
四 能山側暗中飛躍 / 126
三 臨時諮問會 / 130
〔附記〕、諮問會を流會
  →せしめた檄文 / 149
兩山分離運動の懷古並批評 / 170
詞セ / 170
一 能山分離主張の理由 / 172
〔イ〕 分離勃發の時代 / 172
〔ロ〕 所謂革新同盟會 / 174
〔ハ〕 獨立建議書の
  →内容と其の批判 / 175
二 越能既往の關係 / 178
〔い〕 天文八年の謀訴一件 / 178
〔ろ〕 天正第二次戰 / 181
〔は〕 萬治年間の第三次戰 / 184
〔に〕 獨立總本山の陰謀 / 187
〔ほ〕 三衣事件の紛爭 / 189
〔へ〕 所謂總本寺沙汰問題 / 194
〔と〕 其後の起伏 / 217
〔ち〕 革新同盟會の結黨 / 223

〔り〕 宗門經綸の宣言書大要/228
三 其の運動方法 / 233
〔一〕 曹洞宗同盟會の内容 / 234
〔二〕 録所制の復活と
  →會員の優遇法 / 236
四 永平寺側の對策 / 239
〔イ〕 非分離同志會 / 239
〔ロ〕 非分離の主張 / 239
五 越能の正面戰 / 246
〔イ〕 越山の第一矢 / 246
〔ロ〕 甲第七號普達と越山の
  →報告書 / 253
〔ハ〕 申告書の次末と世論 / 262
六 各種の仲介説 / 268
〔イ〕 臨濟七派の仲介次未 / 268
〔ロ〕 七派第二次の仲介 / 272
〔ハ〕 革新同盟會大會 / 275
〔ニ〕 一派の講和建言 / 280
七 明治二十六年の始終 / 284
〔イ〕 兩山協議會 / 284
〔ロ〕 永平寺案と北野案 / 289
〔ハ〕 能山の協議案 / 295
〔ニ〕 能山會議 / 299
〔ホ〕 能山會議の内容 / 307
八 九天直下 / 317
〔い〕 非常法規と兩禪師 / 317
(ろ) 餘言 / 322
〔附記〕一 非分離同志會結合の
  →趣意書 / 325
〔附記〕二 元和度の法度 / 333
〔附記〕三 録所と一宗宗制のこと / 335

〔附記〕四 本山獨立して經綸
  →せられむことを要するの建言/341
〔附記〕五 能山獨立革新同盟の
  →宣言と要求書 / 355
〔附認〕六 能山議會開場諭示/359
故瀧谷琢宗禪師遺稿 /
曹洞宗革命策 / 1
第一 兩山の廢合 / 5
第二 宗制的本山
  →〔新本山設立の理由〕 / 13
第三 基本財産〔三十萬圓を
  →消費すべき理由〕 / 19
第四 新本山の建築及位置 / 23
第五 兩山の舊跡保存
  →〔兩山舊跡を僧堂となす理由〕/24
第六 新本山の制度及永續 / 25
第七 三法幢會地及未派本未
  →〔格地本未を全廢するの理由〕/27
第八 代議宗制及未派 / 29
第九 管長の選擧及責任 / 32

1930 5 19 4月、岸沢惟安が「正法眼蔵生死巻葛藤集」を「代々木書院」から刊行する。
    
所蔵:静岡市立中央図書館
1931 6 20 3月、団野弘之、文部省図書館職員養成所を終了する。
3月、永久岳水が「正法眼蔵註解新集」を「
中山書房」から刊行する。 
       
 「代々木書院」からも刊行されているが同本か確認が必要 2021・10.19 保坂
1932 7 21
1933 8 22 〇この年、岸沢惟安が「正法眼蔵菩提薩〔タ〕四摂法巻葛藤集」を「鴻盟社」から刊行する。pid/1211373
大意 / 1
一者布施 / 7
その布施といふは不貪なり / 7
たとひ四洲を統領すれども / 16
たとへばすつるたからをしらぬ人に / 17
遠山のはなを如來に供し / 18
法におきても物におきても / 19
我物にあらざれども布施をさへざる道理 / 20
そのもののかろきをきらはず / 24
道を道にまかするとき得道す / 26
得道のときは道かならず道にまかせられゆくなり / 29
財のたからにまかせらるるとき / 30
自を自にほどこし / 30
この布施の因縁力とほく天上人間までも / 32
そのゆゑは布施の能受となりて / 33
ほとけののたまはく布施する人 / 35
しかあればすなはち一句一偈の法をも / 36
此生佗生の善種となる / 38
一錢一草の財をも布施すべし / 40
此世他世の善根をきざす / 41
法もたからなるべし / 41
財も法なるべし / 45
願樂によるべきなり / 47
まことにすなはちひげをほどこし / 48
いさごを供じては / 49
ただかれが報謝をむさぼらす / 50
みづからがちからをわかつなり / 53
舟をおき橋をわたすも布施の檀度なり / 57
もしよく布施を學するときは / 59
治生?業もとより布施にあらざることなし / 62
はなを風にまかせ / 64
阿育大王の半菴羅果 / 65
身力をはげますのみにあらず / 66
まことにみづからに布施の功コの本具なるゆゑに / 68
ほとけののたまはく於其自身 / 69
もしよく布施に一塵を捨せん / 69

諸佛のひとつの功コをすでに正傳し / 70
轉じがたきは衆生のこころなり / 72
心の大小ははかるべからず / 74
愛語といふは / 76
おほよそ暴惡の言語なきなり / 84
世俗には安否をとふ禮儀あり / 85
慈念衆生猶如赤子のおもひをたくはへて言語するは / 88
コあるは讃むべし / 90
愛語をこのむよりはやうやく愛語を搨キするなり / 92
現在の身命の存せらんあひだ / 93
怨敵を降伏し君子を和睦ならしむること / 94
むかひて愛語をきくはをもてをよろこばしめ / 96
しるべし愛語は愛心よりおこる / 97
愛語よく囘天のちからあることを / 99
ただ能を賞するのみにあらず / 99
利行といふは / 101
たとへば遠近の前途をまもり / 106
窮龜をあはれみ病雀をやしなふし / 107
窮龜をみ病雀をみしとき / 108
愚人おもはくは利佗をさきとせば / 111
利行は一法なり / 113
むかしの人ひとたび沐浴するに / 114
ひとのくにの民なればをしへざらんとてはあらざりき / 115
しかあれば怨親ひとしく利すべし / 117
もしこのこころをうれば艸木風水にも / 118
ひとへに愚をすくはんといとなむべし / 119
同事といふは / 121
たとへば人間の如來は / 130
人界に同ずるをもてしりぬ / 133
同事をしるとき自他一如なり / 137
かの琴詩酒は人をともとし天をともとし神をともとす / 139
たとへば事といふは儀なり / 143
佗をして自に同ぜしめてのちに / 144
自他はときにしたがふて無窮なり / 148
管子云、海不辭水故能成其大 / 151
しるべし海の水を辭せざるは / 154
さらに知るべし水の海を辭せざるコも具足せるなり / 155
このゆゑによく水あつまりて / 156
ひそかにしりぬ海は海を辭せざるゆゑに / 156
山は山を辭せざるゆゑに / 157
明主は人をいとはざるがゆゑに / 171
人をいとはずといへども賞罰なきにあらず / 172
むかしすなほなりしときは / 173
いまも賞をまたずして道をもとむる人もあるべきなり / 174
明主はあきらかなるがゆゑに / 177
このゆゑに明主にも暗人にも / 179
ただまさにやはらかなる容顏をもて / 182
この四攝おのおの四攝を / 183
1934 9 23 6月、永久俊雄/編纂「禅門曹洞法語全集 乾」が「中央仏教社」から刊行される。
正法眼蔵仏向上事 / 永平道元禅師/著
正法眼蔵仏向上事
碓米事
開山御詞法語
道元和尚伊呂波歌抄
光明蔵三昧
明峰和尚仮字法語
明峰仮名法語
覚阿上人に与ふる法語
十二時法語

発願文 / 永平道元禅師/著

11月16日、石川素童(いしかわ そどう)がなくなる。
〇この年、岸沢惟安が「興正寺第十三世安心院蔵海和尚志料」を「鴻盟社」から刊行する。pid/1210309

郷貫 / 1
本師 / 1
修行 / 2
住山 / 2
退隱 示寂 世壽 / 3
著書 弟子 / 4 (
唖漢 / 4
五人の藏海和尚 / 5
雜華藏海和尚と東光寺 / 7
東光寺に照會状 / 8
東光寺よりの返書 / 10
東光寺訪問 / 11
東光寺歴住 / 11
東光寺藥師如來縁起 / 15
藏海和尚に關する挿話 / 17
興正寺に照會状第一 / 17
興正寺よりの進簡 / 18
興正寺過去帳のうつし / 19
知和尚の偈 / 19
興正寺に照會状第二 / 20
興正寺よりの返簡 / 21
興正寺に照會状第三 / 22
興正寺訪問 / 24
藏海和尚に關する挿話 / 26
興正寺歴住 / 27
月村山長田寺訪問 / 38
藏海和尚と安心院 / 40
金龍寺に照會状 / 41
金龍寺よりの返簡 / 43
安心院村起源 / 43
永照寺に照會状第一 / 47
永照寺より返簡 / 48
永照寺略状起 / 48
永照寺歴住 / 49
安心院氏 / 51
安心院村略圖 / 52
永照寺より第二信 / 53
永照寺より第三信 / 53
興正寺祠堂覺 / 55
藏海和尚助録 / 57
藏海和尚と指月慧印禪師 / 58
藏海和尚と瞎道本光和尚 / 59
正法眼藏傍註 / 63
正法眼藏傍註に散佚あり / 63
正法眼藏傍註と正法眼藏通本との
  →本文對照 / 64
正法眼藏傍註圈點の有無 / 67
正法眼藏傍註圈點の種類 / 69
正法眼藏傍註圈點の
  →うちかたに種種あり / 70
正法眼藏傍註にあつて長見寺本
  →になき箇處 / 74
長見寺本にあつて正法眼藏
  →傍註になき箇處 / 74
題目に圈點ある卷 / 75
傍註に鑛密あり / 75
傍註の密なる卷 / 75
傍註の密なる例 / 75
傍註の〔ソ〕密中間の卷 / 76
傍註の〔ソ〕密中間の例 / 77
傍註の〔ソ〕なる卷 / 78

傍註の〔ソ〕なる例 / 78
傍註なき卷 / 79
傍註に引用せる末書 / 79
正法眼藏傍註により祖山板を
  →訂正すべき一二 / 80
正法眼藏傍註にあつて
  →祖山板になき奧書 / 81
祖山板にあつて
  →正法眼藏傍註になき奧書 / 83
正法眼藏傍註の體裁 / 84
正法眼藏傍註拜寫日誌 / 85
正法眼藏私記の卷數 / 90
法華經不能語と正法眼藏却退一字參と
  →正法眼藏私記 / 91
正法眼藏私記の本文 / 94
正法眼藏私記の會本 / 95
正法眼藏私記に引用せし末書 / 97
私記と名づけしわけ / 97
正法眼藏私記の奇特 / 98
正法眼藏私記撰述の年月およぴ署名 / 99
正法眼藏私記に大愚俊量和尚の
  →謄寫をしるせるもの三卷 / 102
佛果碧ー録私記 / 103
野狐變と錯不錯の拜寫ならびに囘向 / 104
願生淨土要義 / 106
東昌寺の古文覺拜寫 / 107
東昌寺の吉文書の一 / 108
藏海和尚自叙略傳 / 113
東昌寺古文書の二 / 113
龍山和尚の謝偈 / 116


1935 10 24 1月、東洋生命保険株式会社奉公部編「普勧坐禅儀・正法眼蔵弁道話」が「東洋生命保険」から刊行される。 (修養叢書 ; 第4篇) 16版/初版:昭和8年5月
pid/1109940 閲覧可能
6月、神保如天が「正法眼藏講義」を「佛教聖典講義刊行會(東方書院内)」から刊行する。 (佛教聖典講義大系)
10月、和田喜八郎編「正法眼蔵礼拝得髄」が刊行される。 所蔵:秋田県立図書館
〇この年、 橋田邦彦が「駒沢大学仏教学会年報 6(2) p.169-200」に「正法眼藏の側面觀」を発表する。
〇この年、中村吉蔵が「正法眼蔵 : 道元禅師の人格と宗教」を「大東出版社」から刊行する。  (仏教聖典を語る叢書 : 第14巻)
〇この年、西有穆山禅師提唱 ; 富山祖英和尚聴書 ; 榑林皓堂編「正法眼藏啓迪 上巻,下巻」が「代々木書院」から刊行される。
〇この年、井上耕哉が「正法眼蔵弁道話」を「川流堂」から刊行する。 pid/1233856
〇この年、忽滑谷快天が「仏教の精随を把握したる道元禅師の教義」を「光融館書店」から刊行する。  pid/1236013
第壹講 (一)宗祖入宋當時の禪風…(二)如淨禪師の復古主義…(三)南陽の慧忠國師…(四)宏智禪師の默照禪 /1
第貳講 (一)芙蓉道楷禪師…(二)釋尊の本懷純一の佛法…(三)『正法眼藏涅槃妙心』…(四)佛ヘに説かれた心識論 /16
第參講 (一)佛ヘに説かれた宇宙觀…(二)縁起論から觀た佛ヘ / 32
第四講 (一)佛身觀の種々相…(二)成佛説の發達變遷…(三)所謂三法印と一佛心印 / 47
第五講 (一)諸經典に見えたる「ほとけ」の解説……(二)佛の眞實心〔眞〕…(三)佛のC淨心〔美〕 / 65
第六講 (一)佛の慈悲心〔善〕…(二)眞善美の調和統一…(三)佛ヘの精髓・信仰の確立 / 79
第七講 (一)支那の曹洞宗と日本の曹洞宗…(二)『辨道話』一節の解説 / 90
第八講 『佛の行は盡大地と同じく行ひ、盡衆生とともに行ふ、若し盡一切にあらぬは、未だ佛の行にてはなし』 /106
第九講 (一)佛法の全道…(二)正行の坐禪…(三)結論 / 115
〇この年、永久岳水編「禅門曹洞法語全集 坤」が「中央仏教社」から刊行される。  pid/1212200
永平開山假名法語 永平道元禪師 / 1
正法眼藏陞座 永平道元禪師 / 33
洞谷開山法語 瑩山紹瑾禪師 / 47
峨山和尚法語 峨山韻碩禪師 / 51
僧生和尚法語 館開僧生禪師 / 57
西來法語 コ翁良高禪師 / 59
天桂老人辨道法語 天桂傳尊禪師 / 63
供養參 天桂傳尊禪師 / 70
禪門同行訓 一丈玄長禪師 / 79
損翁老人見聞寳永記 面山瑞方禪師 / 99
桃水和尚傳賛 面山瑞方禪師 / 167
行乞篇 指月慧印禪師 / 215
三歸依搆 指月慧印禪師 / 227
岸江小語 指月慧印禪師 / 231
身知夢 指月慧印禪師 / 245
誡殺生法語 指月慧印禪師 / 248
橋場夢談 指月慧印禪師 / 251
念佛章 指月慧印禪師 / 254
盲引盲篇 瞎道本光禪師 / 259
坐禪撰 萬仭道坦禪師 / 276
常コ開山明菴和尚埀誡 明菴哲了禪師 / 283
良ェ禪師一口戒語 大愚良ェ禪師 / 309
卍菴假名法語 卍菴老人 / 317
丹丘菴蚌蛤禪 枯木龍水禪師 / 335
當午和尚法語 長慶當午禪師 / 373
禪門小僧訓 無住道人 / 383
開戒會燒香侍者指南 指月慧印禪師 / 431

1936 11 25 12月、岸澤惟安が「駒沢大学仏教学会年報 7(1)   p.A16-A26」に「正法眼藏那一寶および稿本につきて」を発表する。
〇この年、岸沢惟安が「正法眼蔵行持巻上葛藤集」を「鴻盟社」から刊行する。    pid/1229324
玄提 / 1
佛祖の大道かならず無上の行持あり / 7
諸佛諸祖の行持によりてわれらが行持現成しわれらが
  →大道通達するなり / 20
行持これ世人の愛處にあらざれども諸人の實歸なるべし/25
縁起は行持なり / 50
しかあればすなはち一日の行持これ諸佛の種子なり / 66
このゆゑに行持をさしおかんと擬するは / 76
慈父大師釋迦牟尼佛 / 94
第八祖摩訶迦葉尊者 / 108
十二頭陀 / 111
あるとき佛言すらくなんぢすでに年老なり / 124
あるひは迦葉頭陀行持のゆゑに形體憔悴せり / 126
第十祖波栗濕縛尊者 / 128
脇尊者生八十垂 / 133
辨道に生死をみるに相似せりと參學すべし / 149
六祖は新州の樵夫なり / 158
斷臂たとひ容易なりともこの割愛は大難なるべし / 161
江西馬祖の坐禪することは二十年なり / 176
普請作務のところにかならず先赴す / 179
雲巖和尚は道吾とおなじく藥山に參じて / 180
われ欲打成一片坐禪辨道巳二十年なり / 187
雲居山弘覺大師そのかみ三峰に住菴せしとき / 190
百丈山大智禪師そのかみ馬祖の侍者とありしより / 199
かたじけなく一日不作一日不食 / 202
鏡C和尚住院のとき土地神かつて師顏をみることをえず/206
三平山義忠禪師そのかみ天厨送食す / 207
後大〔イ〕和尚いはく我二十年在〔イ〕山 / 209
趙州觀音院眞際大師從〔シン〕和尚 / 220
つねにみづからいはく七歳童兒 / 221
あるとき牀脚をれき / 232
あるとき衆にしめしていはく□若一生不離叢林 / 243
しかあれば行持の至妙は不離叢林なり
  →不離叢林は脱落なる全語なり / 253
大梅山は慶元府にあり / 272
鹽官の會より一僧きたりて / 281

摧殘枯木倚寒林 / 290
一池荷葉衣無盡 / 296
あるとき馬祖ことさら僧をつかはしてとはしむ / 300

天龍は師の神足なり / 310
五祖の法演禪師いはく師翕はじめて楊岐に住せしとき/315
師翁却之いはく我佛有言 / 319
楊岐乍住屋壁疎 / 324
演和尚あるときしめしていはく行無越思 / 328
尸子曰欲觀黄帝之行 / 335
向來の佛祖のなかに天の供養うくるおほし / 341
大白山宏智禪師正覺和尚 / 350
師遷化の後左朝奉大夫侍御史王伯庠 / 354
おほよそ佛道に登入する最初よりはるかに
  →三界の人天をこゆるなり / 357
大悟をまつことなかれ大悟は家常の茶飯なり / 367
ただまさに家郷あらんは家郷をはなれ / 377
この行持あらん身心みづからも愛すべし / 382
大慈寰中禪師いはく説得一丈不如行取一尺 / 383
須彌に全量あり芥子に全量あり / 394
洞山悟本大師道説取行不得底 / 403
雲居山弘覺大師この道を七通八達
  →するにいはく説時無行路 / 410
いはゆる若人生百歳不會諸佛機 / 421
たとひ百歳の日月は聲色の奴碑と馳走すとも / 457
いづれの善巧方便ありてかすぎにし一日を
  →ふたたびかへしえたる / 468
遲遲華日も明窟に坐しておもふべし / 480
佛祖も恩愛なきにあらず / 486
南嶽大慧禪師懷讓和尚 / 494
寒櫨に炭なくひとり虚堂にふせり / 507
香嚴の智閑禪師 / 512
臨濟院慧照大師 / 527
祖席の英雄は臨濟コ山といふ / 531
師在黄檗與黄檗栽杉松次 / 539
黄檗のむかしは捨衆して大安精舍の勞侶に混迹して/551
斐相國と相見せしこの時節なり / 556
唐宣宗皇帝は憲宗皇帝第二子なり / 557
武宗は會昌の天子なり / 562
志閑禪師をともとして遊方するに / 566
不著佛求不著法求不著僧求常禮如是事 / 571
雪峰山眞覺大師義存和尚 / 582
九上洞上三到投子 / 585
授手の日くれなんとす / 598
師はあれどもわれ參不得なるうらみあり / 613
1937 12 26 8月、玉縄小学校が現在地に移転される。
1938 13 27 3月、駒沢大学仏教学部仏教学科を卒業する。
4月、永久岳水が「駒沢大学仏教学会学報 8 p.73-91」に「天桂禪師の正法眼藏眞僞觀 」を発表する。
〇この年、岸沢惟安が「正法眼蔵現成公案巻葛藤集」を「鴻盟社」から刊行する。  pid/1255637
大綱 / 1
諸法の佛法なる時節 / 14
萬法ともにわれにあらざる時節 / 21
佛道もとより豊儉より跳出せるゆゑに / 34
自己をはこびて萬法を修證するを迷とす / 46
迷を大悟するは諸佛なり / 61
諸佛のまさしく諸佛なるときは / 78
身心を擧して色を見取し / 92
佛道をならふといふは、自己をならふなり / 115
自己をわするるといふは / 140
萬法に證せらるるといふは / 141
悟迹の休歇なるあり / 145
人はじめて法をもとむるとき / 156
法すでにおのれに正傳するとき / 176
人、舟にのりてゆくに目をめぐらしてきしをみれば / 188
身心を亂想して、萬法を辨肯するには / 192
もし行李をしたしくして箇裏に歸すれば / 198
たたぎははいとなる / 207
しかあるを灰はのち、薪はさき / 221
しるべし、薪は薪の法位に住してさきありのちあり / 226
灰は灰の法位にありて後あり先あり / 229
かの薪はいとなりぬるのち / 231
しかあるを、生の、死になるといはざる / 233
死の生にならざる、法輪のさだまれる佛轉なり / 240
生も一時のくらゐなり / 248
たとへば冬と春とのごとし / 250
春の夏となるといはぬなり / 250
人の悟をうる、水に月のやどるがごとし / 251
ひろくおほきなる光にてあれど / 262
全月も彌天もくさの露にもやどり / 268
悟の、人をやぶらざること / 277
人の、悟を礙せざること、滴露の天月を / 284
ふかきことはたかき分量なるべし / 287
身心に法いまだ參飽せざるには / 295
法もし身心に充足すれば / 306
たとへば、船にのりて山なき海中にいでて / 311
しかあれども、この大海まろなるにあらず / 314
宮殿のごとし、瓔珞のごとし / 315
ただわがまなこのおよぶところ / 316
かれがごとく萬法もまたしかあり / 318
塵中格外おほく樣子を帶せり / 322
萬法の家風をきかんには / 332
かたはらのみかくのごとくあるにあらず / 334
魚の水を行に、ゆけども水のきはなく / 335
しかあれども魚鳥いまだむかしよりみづそらをはなれず / 347
ただ用大のときは使大なり / 351
頭頭に邊際をつくさずといふことなく / 352
以水爲命しりぬべし、以空爲命しりぬべし / 359
このほかさらに進?あるべし / 360
しかあるを水をきはめ、そらをきはめ / 364
このところをうればこの行李 / 368
このみち、このところ、大にあらず小にあらず / 370
しかあるがごとく、人もし佛道を修證するに / 371
これにところありみち通達せるによりて / 374
しらるるきはのしるからざるは / 377
得處かならず自己の知見となりて / 380
證究すみやかに現成すといへども / 385
麻谷山寳徹禪師あふぎをつかふ / 389
僧きたりとふ、風性常住無處不周なり / 389
師いはく、なんぢただ風性常住をしれりといへども / 393
僧いはく、いかにあらんかこれ無處不周底の道理 / 394
ときに師あふぎをつかふのみなり / 394
僧禮拜す / 394
佛法の證驗、正傳の活路、それかくのごとし / 395
常住なればあふぎをつかふべからず / 396
佛家の風は大地の黄金を現成せしめ /397
〇この年、岸沢惟安が「先師西有穆山(にしありぼくざん)和尚」を「道元禅師讃仰会刊行部」から刊行する。pid/1245890
口繪 /
はしがき / 1-2

明治三十二年五月正法眼藏佛向上事卷を開講するに
  →當りて所思を記して二三子に示す 有安老人 / 1-4
先師西有穆山和尚 小師 岸澤惟安述 / 1-114

〇この年、福山黙童著,福山白麟編「永平黙童禅師語録 乾」が「妙厳寺(愛知県豊川町)」から刊行される。 pid/1143889
1939 14 28 5月、田辺元が「正法眼蔵の哲学私観」を「岩波書店」から刊行する。
pid/1220615  閲覧可能
一 日本思想の傳統と使命 / 1
二 日本哲學の先蹤道元の正法眼藏 / 10
三 道得の絶對媒介性 / 25
四 絶對の歴史性 / 46
五 時の經歴 / 61
六 絶對現實の立場 / 74
〇この年、永久岳水が「駒沢大学仏教学会学報 10 p.86-122」に「正法眼藏著述史の研究」を発表する。
〇この年、道元 著,衛藤即応校註「正法眼蔵 上巻」が「岩波書店 」から刊行される。   (岩波文庫 )  pid/1684168
凡例 / 3
序 / 19
彫刻永平正法眼藏辯由 / 20
彫刻永平正法眼藏凡例 / 22
永平正法眼藏卷目列次 / 33
(一) 正法眼藏辨道話 / 49
(二) 正法眼藏摩訶般若波羅蜜/73
(三) 正法眼藏現成公案 / 77
(四) 正法眼藏一顆明珠 / 83
(五) 正法眼藏重雲堂式 / 89
(六) 正法眼藏則心是佛 / 95
(七) 正法眼藏洗淨 / 101
(八) 正法眼藏禮拜得髓 / 113
(九) 正法眼藏谿聲山色 / 129
(一〇) 正法眼藏諸惡莫作 / 141
(一一) 正法眼藏有時 / 151

(一二) 正法眼藏袈裟功コ / 159
(一三) 正法眼藏傳衣 / 187
(一四) 正法眼藏山水經 / 209
(一五) 正法眼藏佛祖 / 223
(一六) 正法眼藏嗣書 / 229
(一七) 正法眼藏法華轉法華 / 243

(一八) 正法眼藏心不可得 / 255
(一九) 正法眼藏心不可得 / 261
(二〇) 正法眼藏古鏡 / 275
(二一) 正法眼藏看經 / 295
(二二) 正法眼藏佛性 / 307
(二三) 正法眼藏行佛威儀 / 337
(二四) 正法眼藏佛ヘ / 355
(二五) 正法眼藏神通 / 367
(二六) 正法眼藏大悟 / 377
(二七) 正法眼藏坐禪箴 / 385
(二八) 正法眼藏佛向上事 / 399
(二九) 正法眼藏恁麼 / 409
出典 / 419

       底本: 本山版95巻木版本 
1940 15 29 〇この年、岸澤惟安が「正法眼蔵 : 生死巻葛藤集」を「代々木書院」から刊行する。
〇この年、永久岳水が「道元禅師研究の手引」を「山喜房仏書林」から刊行する。 pid/1256670
序説 / 1
正法眼藏の解説 / 14
正法眼藏註解書解説 / 121
學道用心集 / 170
永平廣録 / 174
永平元禪師C規 / 183
永平傘松道詠集 / 188
寶慶記 / 190
永平ヘ授戒文 / 191
祖正傅菩薩戒作法 / 192
永平祖師得度略作法 / 192
正法眼藏隨聞記 / 192
永平御遺言記録 / 195
正法眼藏三百則 / 195
嗣書 / 196
現觀にけら授れたる戒脈 / 196
覺心に授けられたる戒脈 / 196
羅漢現瑞紀 / 196
明全和尚戒牒奧書 / 197
普勸坐禪儀撰述山來 / 197
庫院に示されたる制規條々 / 197
佛前齋粥供養侍僧事 / 197
其他の撰述 / 198
道元禪師の御傳記書類 / 199

正法眼藏其他の解説書の解説 / 205
道元禪師研究書の解説 / 211
正法眼藏研究書目録 / 217
〇この年、実践宗乗研究会編「駒沢大学実践宗乗研究会年報 第8輯(昭和14年度) 」 が刊行される。pid/1126241
正法眼藏の研究態度及び方法・神保如天 /1
高祖大師の戒學に就て・立花俊道 / 12
道元禪師の教學と入衆日用清規・榑林皓堂/17
參同契寳鏡三昧組織・保坂玉泉 / 28
清代の念佛禪に就て・岡田宜法 / 40
釋尊に於ける教化の問題・増永靈鳳 / 62
行道・岡本素光 / 74
宗乘實踐の諸問題・山田靈林 / 84
新宗教法制に就て・伊藤道學 / 95
宗教團體法 / 108
宗團法施行令 / 115

興亞青年勤勞報國隊に參加して・
  →天野賢定/121
歴史哲學の私見・石崎文宗 / 132
學解の態度・關弘明 / 139
會報 /
實踐宗乘研究會會則 / 150
會長及顧問住所氏名 / 151
本年度會員名簿 / 152
同窓會員名簿 / 157
事業彙報 / 165
編輯後記 / 178

1941 16 30 〇この年、永久俊雄(岳水)が「道元禅師の宗教」を「山喜房佛書林」から刊行する。 pid/1040760
一 參學眼と道元の宗教 / 7
二 生命欲と道元の宗教 / 27
三 無常觀と道元の宗教 / 59
四 本來成佛の疑團と道元の宗教 / 81
五 狸奴白□
(りぬびゃっこ)
  →公案と道元の宗教 / 96
六 建仁明全の禪風と道元の宗教 / 118
七 臨濟禪の修學と道元の宗教 / 133
八 天童如淨禪師の宗風と道元の宗教 / 164
九 正法禪の修學と道元の宗教 / 182
一〇 一個半個の垂誡と道元の宗教 / 205
十一 身心脱落の體驗と道元の宗教 / 219
十二 永遠の生命と道元の宗教 / 248
附録 /
道元禪師正傳建撕記 /

〇この年、「道元禅師研究」が「道元禅師鑽仰会」から刊行される。 pid/1040749
高祖大師御遺言記について・岸澤惟安 / 1
百丈清規の歴史的意義・宇井伯壽 / 35
佛教史上に於ける道元禪師・衛藤即應 / 51
道元禪師の原始僧團と日本達摩宗との關係・大久保道舟 / 77
正法眼藏の國語學的考察・岡田希雄 / 129
道元禪師に於ける機・法の問題・鏡島元隆 / 221
室町時代に於ける洞門の宗風と高祖道・鈴木泰山 / 239
道元禪師の宗教に於ける本質の樣相・青龍虎法 / 263
道元禪師に於ける佛性の問題・増永靈鳳 / 285
道元の我觀・秋山範二 / 315
道元禪師の研究動向・囘顧・鏡島寛之 / 341
特別資料 /
金澤文庫藏「正法眼藏」を紹介す・圭室諦成 / 1
金澤文庫本「正法眼藏」原文
/
附録 道元禪師傳譜表覽・編輯部 /
編輯後記 / 422
1942 17 31 〇この年、道元著・衛藤即応校註「正法眼蔵. 中巻」が「岩波書店」から刊行される。 pid/1683196
例言 / 3
(三〇) 正法眼藏行持 / 15
(三一) 正法眼藏海印三昧 / 71
(三二) 正法眼藏授記 / 79
(三三) 正法眼藏觀音 / 91
(三四) 正法眼藏阿羅漢 / 99
(三五) 正法眼藏栢樹子 / 105
(三六) 正法眼藏光明 / 113
(三七) 正法眼藏身心學道 / 121
(三八) 正法眼藏夢中説夢 / 131
(三九) 正法眼藏道得 / 139
(四〇) 正法眼藏畫餅 / 147
(四一) 正法眼藏全機 / 155
(四二) 正法眼藏都機 / 159
(四三) 正法眼藏空華 / 165
(四四) 正法眼藏古佛心 / 177
(四五) 正法眼藏菩提薩〔タ〕四攝法/183
(四六) 正法眼藏葛藤 / 189
(四七) 正法眼藏三界唯心 / 197
(四八) 正法眼藏説心説性 / 205
(四九) 正法眼藏佛道 / 215
(五〇) 正法眼藏諸法實相 / 233
(五一) 正法眼藏密語 / 247
(五二) 正法眼藏佛經 / 255
(五三) 正法眼藏無情説法 / 269
(五四) 正法眼藏法性 / 281
(五五) 正法眼藏陀羅尼 / 287
(五六) 正法眼藏洗面 / 295
(五七) 正法眼藏面授 / 311
(五八) 正法眼藏坐禪儀 / 323
(五九) 正法眼藏梅華 / 327
(六〇) 正法眼藏十方 / 337
(六一) 正法眼藏見佛 / 343
(六二) 正法眼藏偏參 / 357

(六三) 正法眼藏眼睛 / 365
(六四) 正法眼藏家常 / 371
(六五) 正法眼藏龍吟 / 377 (
(六六) 正法眼藏春秋 / 381
(六七) 正法眼藏祖師西來意/387
(六八) 正法眼藏優曇華/393
(六九) 正法眼藏發無上心 /397
(七〇) 正法眼藏發菩提心 /407
典 / 417
正法眼藏上卷校異書名表並正誤/439

   底本: 本山版95巻木版本
1943 18 32 9月、道元禅師著,衛藤即応校註「正法眼蔵 下巻」が「岩波書店」から刊行される。
(岩波文庫) pid/1683195
(七一) 正法眼藏如來全身 / 9
(七二) 正法眼藏三昧王三昧 / 13
(七三) 正法眼藏三十七品菩提分法/17
(七四) 正法眼藏轉法輪 / 39
(七五) 正法眼藏自證三昧 / 43
(七六) 正法眼藏大修行 / 55
(七七) 正法眼藏虚空 / 67
(七八) 正法眼藏鉢盂 / 73
(七九) 正法眼藏安居 / 77
(八〇) 正法眼藏佗心通 / 101
(八一) 正法眼藏王索仙陀婆 / 113
(八二) 正法眼藏示庫院文 / 119
(八三) 正法眼藏出家 / 123
(八四) 正法眼藏三時業 / 129
(八五) 正法眼藏四馬 / 141
(八六) 正法眼藏出家功コ / 147
(八七) 正法眼藏供養諸佛 / 169
(八八) 正法眼藏歸依三寶 / 189
(八九) 正法眼藏深信因果 / 201
(九〇) 正法眼藏四禪比丘 / 209
(九一) 正法眼藏唯佛與佛 / 227
(九二) 正法眼藏生死 / 239
(九三) 正法眼藏道心 / 243
(九四) 正法眼藏受戒 / 247
(九五) 正法眼藏八大人覺 / 253
渉典 / 259
正法眼藏別輯 /
一、 佛向上事 / 273
二、 一百八法明門 / 285
三、 三時業 / 291
四、 〔ヘン〕參 / 305
五、 洗面 / 310
校註正法眼藏ののちに書す(
岸澤惟安)/323
正法眼藏字彙 / 331
索引 / 455

    底本: 本山版95巻木版本
1944 19 33 2月、臨牀歯科社編「臨牀歯科 16(2)」が刊行される。  pid/1780655
口齒をC淨にすることの日本的意義について――遺元禪師の
  →「正法眼藏」洗面の卷をめぐつて / 下田亮 / 1
口唇粘液腺〔ノウ〕に就て / 三好敏平 / 8
滿系學童の口角糜爛に關する調査成績 / 周宗岐 / 18

病竈感染に就て / 鈴木懷 / 30
齒牙と榮養 / 北村一カ / 33
戰力?に / 三好泰 / 37
通信文「それから」 / / 39
雜報 / / 42

4月、岡田宜法が「道元禅師の思想」を「井田書店」から刊行する。
pid/1040763  閲覧可能
一 倶舍論・唯識論の心識思想 / 3
二 八識思想の大乘心識思想に
  →及ぼしたる功績 / 6
三 正法眼藏の心識思想
  →直屬の卷目/7
四 心識に關する名稱の分類批判/9
五 禪學上の抽象的心識思想 /11
六 相對心と各種典籍の心識分類/13
七 肉團心 / 15
八 精神物理學の存在價値 / 17
九 身心即佛思想と精神物理學 /18
一〇 縁虚心 / 19
一一 低次的解釋と高次的解釋 /20
一二 慮知心の世界的轉換 / 22
一三 思量心と第六識との別 / 23
一四 第七識と第八識 / 24
一五 集起心の主觀的・
  →客觀的妥當性/25
一六 意識一元論と道元禪師 / 26
一七 堅實心の主・客遍在性 / 27
一八 起信論又は華嚴の
  →眞如と佛性又は法性 / 29
一九 積聚精要心の疑議 / 30 (
二〇 道元禪師の三心説と
  →摩訶止觀及び金光明經疏/31
二一 身心一如・性相不二の立場/32
二二 大慧宗杲の心性思想 / 34
二三 宋學と大慧宗杲 / 35
二四 周濂溪・張横渠・程明道の
  →主張/37
二五 程伊川以後の心・性論 /39
二六 謝上蔡の性靜心動説 /40
二七 南宋哲學初頭の朱子の
  →心・性論/41
二八 大慧の心性思想は
  →個人的獨斷/42
二九 大乘禪學と程伊川 / 44
三〇 支那に於ける佛教
  →心性論と宋杲/45
三一 道元禪師の宋杲否定の態度/46
三二 慮知心の全内容を認容せず/49
三三 慮知作用と佛性 / 51
三四 説心説性の眞意義 / 53
三五 現實の意義 / 55
三六 慮知心と菩提心 / 56
三七 菩提心の意義―道心 / 57
三八 觀無常心と無常性の佛性 /58
三九 度衆生心 / 60
四〇 菩提は道か智か / 61

四一 度衆生心の兩面と
  →禪師の獨創/65
四二 囘向思想を統攝したる
  →菩提心/67
四三 菩提心を人類に
  →要請する提唱 /68
四四 菩提心の宇宙的發展/70
四五 宇宙的菩提心と哲學的・
  →宗教的・倫理的達觀 / 71
四六 菩提心と慮知心―慮知心は
  →意識内容を盡さず / 74
四七 心識論述の順序 / 76
四八 心性の二大分類 / 77
四九 法性の主觀性 / 79
五〇 如來藏の名稱と衆生心 /81
五一 如來藏の形而上性 / 83
五二 如來藏と阿頼耶と阿梨耶 /84
五三 如來藏は超目的性の意志 /85
五四 法性の自覺剔發展 / 86
五五 法性の客觀性と道元禪師 /88
五六 道元禪師の獨創的主張と
  →禪學上の法性 / 91
五七 法性成佛説 / 93
五八 脱出法性の實踐的法性 /95
五九 三界唯心思想 / 97
六〇 華嚴經の三界唯心思想と
  →唯心論 / 98
六一 華嚴と道元禅師 / 100
六二 法華經の如來と人との
  →關係 /102
六三 仁王經の應身と三界 / 104
六四 唯心の客觀的發展 / 107
六五 玄沙の三界唯心 / 108
六六 主觀的唯心論と
  →客観的唯心論の缺點 / 110
六七 論理的唯心論 / 111
六八 三界唯心論の強み / 112
六九 正法眼藏の諸卷に
  →現はれたる心識思想 / 114
七〇 華嚴教學の法界縁起思想 /116
七一 眞言・天台の教學と
  →法性・三界唯心思想 /118
七二 佛性卷より見たる心識思想 /120
七三 小乘佛教上の佛性觀 / 121
七四 有部の人性三分法 / 122
七五 諸經論の五性思想 / 124
七六 五性各別説 / 125
七七 如來藏經と涅槃經の
  →悉有思想/126
七八 勝鬘經の皆成佛説 / 128
七九 佛性論の佛性思想と
  →大涅槃經/129
八〇 三乘家と一乘家―理佛性と
  →行佛性 / 130
八一 佛性の分類 / 131
八二 馬鳴の佛性思想 / 134
八三 馬鳴の佛性思想の檢討/136
八四 如來藏縁起 / 138
八五 外道の有我論と道元禪師/139
八六 佛性と覺知問題 / 143
八七 種子論の思想的起因と
  →道元禪師/145
八八 佛性の普遍性 / 150
八九 衆生と云ふ意味 / 151
九〇 生の意義 / 152
九一 衆生の語義と佛性の擴充 /154
九二 佛性の無常思想と無性論 /155
九三 佛性無常の眞理性 / 159
九四 涅槃經の佛性常住思想と
  →佛性無常思想 / 160
九五 無常は創造發展である / 161
九六 生死即佛性論 / 164
九七 無佛性論の眞義と
  →哲學者の歪曲/167
九八 道元禪師の佛性論の
  →根本立場/171
九九 佛性の時節因縁觀 / 174
一〇〇 涅槃經の將來性と
  →道元禪師の時間問題 / 176
一〇一 建立と發現の意味 / 182
一〇二 佛性の有觀と無觀 / 184
一〇三 佛性と成佛思想 / 187
一〇四 佛性の自覺的超自覺 / 191
一〇五 無佛性の起源 / 193
一〇六 無佛性語に對する反省/195
一〇七 南頓禪は慧學的でない/197
一〇八 無佛性思想と闡提思想/200
一〇九 龍樹の佛性體現と
  →道元禪師/203
一一〇 體檢と體得の相違 / 206
一一一 黄檗の見佛性 / 209
一一二 眞の自覺は忘却である /211
一一三 理・行統一の佛性觀 / 213
一一四 小宇宙的存在 / 215
一一五 生命と道と覺 / 216
一一六 世尊の垂範的佛性 / 217
一一七 人格的寫象の附帶 / 218
一一八 即心是佛の意味 / 219
一一九 古佛心と即心是佛 / 222
一二〇 心性論の結論としての
  →佛陀思想 / 226



〇この年、大久保道舟編「定本道元禅師全集 上」が「春秋社松柏館」から刊行される。 pid/1175640
第一輯 宗意
普勸坐禪儀 一卷 / 3
正法眼藏 九十五卷 / 5
序 / 5
彫刻永平正法眼藏縁由 / 5
彫刻永平正法眼藏凡例 / 6
永平正法眼藏卷目列次 / 12
正法眼藏(三百則) 三卷 / 571
正法眼藏序 / 571
正法眼藏卷上 / 571
正法眼藏卷中 / 586
正法眼藏卷下 / 600
金澤文庫本正法眼藏
  →(三百則) 一卷(中卷) / 615

〇この年、山口経済専門学校編「読書之栞 第九輯」が刊行される。 pid/1683533
第九輯執筆ヘ官(五十音順)及推薦書名
岡本校長 / 1
「歎異鈔講話」 金子大榮著
正法眼藏釋意」 橋田邦彦述
相澤ヘ授 / 3
「夏目漱石」 瀧澤克己著
「日本彫刻の美」 野間C六著
上村ヘ授 / 5
「南山蹈雲録」 保田與重カ著
「陸象山、王陽明」 山田準著
「陽明學精義」 山田準著
「新亞細亞叢書」滿鐵東亞經濟調査局
  →新亞細亞編輯部監輯
大本ヘ授 / 7
「何を讀むべきか」 加田哲二編
越智ヘ授 / 8
「五雄藩皇國精神講義」 船本恒一編
河野教授 / 8
「封建社會」 中村吉治著
〔イギリス帝國主義史論」 
  →矢口孝次カ著

「ラツフルズ」 信夫C三カ著
「世界觀と國家觀」 西谷啓治著
「經濟學と歴史意識」出口勇藏著
「カンテイヨン商業論」戸田正雄譯
「芭蕉講座」 三省堂刊
河村ヘ授 / 10
「大自然の力と私の反省」 
  →永海佐一カ著
「戰ふ國の生活」 石井良一著
吉川ヘ授 / 11
「天平の文化」 朝日新聞社編
「文五カ藝談」 中山泰雄編
「渾齋隨筆」 會津八一著
「懷奮録」 井上哲次カ著
久保田ヘ授 / 13
「雨夜夢話」 荒木俊馬著
「衣女人」 飯島幡司著
「評價と會計組織」原口亮平著
「帳簿組織と計算」原口亮平著
「會計學研究」 太田哲三著
「會計制度論」 太田哲三著
上妻助ヘ授 / 18
「支那人の精神」 辜鴻銘著 
  →魚返善雄譯
坂田教授 / 19
「中小工業經濟論」 山田文雄著 /
「企業の生産量に關する研究」大塚朗一著
「フェーヴル、大地と人類の
  →進化」飯塚浩二譯
佐藤ヘ授 / 23
「數と計算」 小野勝次著
「家計の數學」 小倉金之助著
「軍事數學」 野原博著
瀧澤ヘ授 / 24
「パスカル冥想録」 由木康譯
「聖アウグスチヌス告白」服部英太カ譯
「傳説」 柳田國男著
「日本のまつり」 同
「神道と民俗學」 同
乘田ヘ授 / 28
「英字新聞」 / (0018.jp2)
「般若心經講義」 高神覺昇著
「Zen in English
 →literature and oriental
 →classics.by R.H.Blyth

「夏目漱石」 瀧澤克己著
平岡講師 / 23
「日本の大學」 大久保利謙著
〇この年、城州重忠が「死の哲理 : 我等の死生観」を「城州重忠」から刊行する。  pid/1038216
緒言 / 3
一、 死の科學的考察 / 12
死とは何ぞや / 12
生命の起源 / 13
宇宙の構成 / 16
死を免れ得ざる理由 / 19
科學と神(宗教) / 22
死の諦觀 / 27
二、 死に方の種々相 / 32
其一 死の認識に暗き者 / 32
其二 死を斷念的にあきらめた者 / 39
其三 死を諦觀した者 / 40
三、 この世型の死生觀
  →(死生觀其一) / 44
はしがき / 44
個人主義と死生觀 / 47
不滅の理想 / 56
未完成こそ文化の推進力 / 60
人生の目的 / 69
死の損得 / 75
人間に死がなかつたら / 82
四、 あの世型の死生觀
  →(死生觀其二) / 91
はしがき / 91
靈魂觀念の發達 / 93
キリスト教に於ける靈魂不滅説 / 95
靈魂不滅に關する各種の證明 / 97
生物學的證明 / 97
道徳的證明 / 98
價値論的證明 / 99
其他の證明 / 100
日本人の靈魂觀念 / 102
五、 身代り不滅の死生觀
  →(死生觀其三) / 109
はしがき / 109
身代りの對象 / 110
祖國は淨土 / 113
皇國不滅の信念 / 116
和氣清麻呂の信念 / 117
北畠親房の信念 / 119
吉田松陰の信念 / 122
必勝の信念 / 125
日本の神國たる所以 / 135

神の存在に關する
  →各種の證明 / 141
宇宙學的證明 / 141
本體論的證明 / 142
目的論的證明 / 143
道徳的證明 / 144
神の宗教的分類 / 145
西洋の神觀と日本の神觀 / 147
日本の神實在の科學的證明 / 155
神が國土を産んだとは / 167
六、 生死超脱の死生觀
  →(死生觀其四) / 175
はしがき / 175
正法眼藏生死 / 176
佛とは何ぞや / 182
因縁論 / 183
般若の佛 / 191

法身佛・報身佛・應身佛 / 194
智慧と慈悲 / 199
「我」の有無 / 213
皇道生活 / 222
死に直面の境地 / 232
七、 理想還生の死生觀
  →(死生觀其五) / 241
はしがき / 241
人間の人間たる所以 / 243
人間の動物的死 / 247
生物的死と自覺的死 / 252
人間と動物との違ひ / 256
人類命則 / 258
形而下的命則 / 259
形而上的命則 / 265
形而上的命則の方向 / 269
八、 如何に死すべきか / 280
志一歩の違ひは最後の
  →生に萬歩の差 / 281
御國に盡すことの本義 / 283
死の持つ力 / 290
乃木將軍の死 / 290
吉田松陰の死 / 291
楠木正成の死 / 298
九、 むすび / 312
跋文 / 317

〇この年、杉靖三郎が「科学と学道」を「目黒書店」から刊行する。 pid/1063144
序 / 1
道としての科學 / 3
科學教育の根柢 / 42
科學と歴史 / 78
科學技術と藝能 / 94
日本科學の源流 / 109
醫學の日本的展開 / 127
江戸時代の科學者 / 140
大槻玄澤の行學 / 155
生命の學としての生理學 / 173
健康教育の指標 / 194

女子と科學教育 / 206
正法眼藏について / 225
正法眼藏と科學精神 / 239
正法眼藏の現代的意義 / 260
道元禪師の學道 / 292


〇この年、松崎覚本が「修養第一道元禅師詳伝」を「日比谷出版社 」から刊行する。 pid/1040758
聖道元父方の略家系 / 1
聖道元母方の略家系 / 2
父源通親公の略傳 / 3
附 承明門院在子の方について / 6
上編 大師入宋前
承陽大師聖道元禪師の御出生 / 1
大師三歳父通親公薨去す / 8
四歳にして李?が漢詩百詠を讀み給ふ / 9
七歳にして毛詩及び左氏傳を讀み給ふ / 10
八歳にして御母公卒去す / 12
九歳にして倶舍論を讀み給ふ / 14
十三歳の春忍び出で、叔父良觀法眼を訪ふ / 16
比叡山横川の首楞嚴院へ登らせらる / 18
十五歳にして佛法の大疑問を發し給ふ / 20
建仁寺にて榮西禪師に謁し給ふ / 23
附 佛樹和尚忌辰上堂法語
  →(育父源亞相忌辰上堂法語) / 32
承久の役 / 35
建仁寺明全和尚と入宋を企て給ふ / 37
附 正法眼藏隨聞記一章 / 38
中編 大師入宋後
素志を遂げて宋土明州に著せらる / 43
附 正法眼藏洗面の卷・並に育王山典座と問答 / 44
始めて天童山に登り給ふ / 48
附 京都五山・鎌倉五山・天竺五山 / 50
南宋皇帝に上表して僧臘の階差を格正し給ふ / 52
附 上奏文二篇 / 53
育王山の典座と再度相見して問答す / 55
御嗣書拜見の事 / 57
附 御嗣書の見本 / 58
御袈裟を拜戴して掛くるを見て感泣し給ふ / 64
附 正法眼藏袈裟功徳の卷・並に
  →袈裟被著偈二・禮拜偈一 / 66
徑山に登り浙翁如〔エン〕禪師に參見す / 70
台州にて盤山思卓禪師に參見す / 72
再び育王山に遊び壁間の圓相を見給ふ / 73
附 眼藏佛性の卷

平田の萬年寺に到り給ふ / 75
附 眼藏嗣法の卷・同行持の卷 / 77
諸方を歴遊して知識に參見し給ふ / 80
天童山にて始めて如淨禪師に謁し給ふ / 81
附 眼藏面授の卷
天童にて明全和尚の遷化に逢ふ / 82
附 寳慶記 / 84
大師身心脱落の事 / 88
附 眼藏面授の卷 / 89
如淨禪師より佛祖正傳の大戒を稟受し給ふ / 91
天童山より下山の歸途猛虎に遇ふ / 92
日本稻荷神より醫藥を授けらる / 93
附 解毒丸・並に洞山大師五位・及び二十四流の禪 / 94
天童を辭去するに際し、白山權現の助筆を蒙る / 99
附 一夜碧巖
御歸航中觀音大士に難船を救はれ給ふ / 101
附 大權修理菩薩
天童山留錫中偈頌作成について / 106
下編 大師歸朝後
歸朝後再び建仁寺に寓居し給ふ / 110
附 普勸坐禪儀・辨道話の十八問答・
  →眼藏典座教訓・並に隨聞記 / 119
宇治深草の里に間居し給ふ / 135
附 間居偶作・外數首
六波羅評定衆出雲守義重大師に歸投す / 143
大師血脈を授けて亡靈を救ひ給ふ / 145
興聖寺建立の事 / 150
附 懷弉和尚改宗入門
始めて興聖寺にて開堂あり / 155
附 開堂法語
懷弉和尚を以て首座に充つ / 160
附 隨聞記
孤雲懷弉禪師の略傳 / 168
首座及び分座について / 169
結制 / 170
附 結夏上堂、及解夏上堂法語各一、
  →出家授戒作法を撰述せらる / 176
正法眼藏を次第に撰述せらる / 180
附 眼藏現成公案・同重雲堂式・正法眼藏著述合四十六卷
行持の卷について / 189
學道用心集撰述 / 195
近衞殿にて法談の事 / 202
紀州由良開山法燈國師曾て深草に掛錫あり / 204
附 法燈國師略傳
宇治より越前へ移らせらる / 206
附 吉峰にて眼藏著述三十卷 / 207
吉峰精舍にて示衆中の眼藏洗面と・
  →同坐禪儀との兩卷について / 211
大佛寺建立・此間示衆正法眼藏六卷 / 217
大佛寺を改めて永平寺と稱す / 223
附 改稱上堂法語・並永平清規
種種瑞相出現 / 230
立春大吉を書せらる / 232
鎌倉への御下向 / 234
附 御詠草・及び北條時頼詠草
大師と道隆蘭溪禪師との往復書翰 / 242
鎌倉にて感懷の詩偈一首を賦せらる / 248
鎌倉より御歸山直後の上堂法語 / 253
時頼執權よりの寄附を謝絶せらる / 258
當時庫院に示されたる五箇條の法文 / 261
羅漢供養に諸聖相より放光あり / 263
始めて衆寮箴規を讀ませらる / 265
附 衆寮箴規・及び對大已法の一斑 /
大師終生吉祥山を離れずとの御誓言 / 273
附 虎溪の三笑
御肖像に自賛の偈文 / 276
雲州太守一切經を書寫して献納せらる / 277
附 上堂法語二
山居の偈頌・及び其の他十數首 / 280
御嵯峨院より紫衣を賜はる(偈頌一首) / 285
傘松道詠若干首 / 287
永平寺にて著述の正法眼藏十三卷 / 292
附 眼藏生死の卷・同三時業の卷・同深信因果の卷・
  →同歸依三寳の卷
微恙を催ふさせ給ふ
附 眼藏八大人覺
鐘聲自ら奧山より響き渡る / 310
大師御病氣の爲に懷弉禪師永平寺に入らせらる / 312
附 御袈裟傳授・並に道元禪師以下法系略
大師 御病氣療養の爲御上洛 / 318
附 和歌二首・漢詩一首
御上洛後覺念房が邸に御留宿 / 322
遂に御遷化 / 325
附 遺偈・並に著述目録・及び面山和尚の詩偈二首
永平年譜偈 / 333
〔追記〕 大師自賛の偈一首 / 337
自跋 / 343
1945 20 34
1946 21 35 〇この年、原田芳起編「類纂国文学要抄」が「文化書店」から刊行される。 pid/1126509
第一 上代篇
一、 現實の發見
(1) かぐや姫昇天(竹取物語) / 1
(2) かげろふの日記 / 3
(3) おなじく(蜻蛉日記) / 4
(4) おなじく(仝) / 5
(5) おなじく(仝) / 7
(6) おなじく(仝) / 8
(7) おなじく(仝) / 8
二、 文學の自照
(1) うたのさま(古今和歌集序)/11
(2) 物語のまこと(源氏物語)/16
(3) 枕のさうし(枕草子) / 19
第二 中世篇
一、 生の諦觀
(1) 
證佛(正法眼藏) / 20
(2) 道心(仝)(徒然草) / 23
(3) 筆をとれば(徒然草) / 25
(4) 生を愛すべし(仝) / 25
二、 文學の回歸
(1) 歌の中道(定家 毎月抄) / 28
(2) 歌の個性(爲兼郷和歌抄) / 31
第三 近世篇
一、 象徴の世界
(1) いかなるか是汝が俳眼
  →(鬼貫句選)/31
(2) にほひ(芭蕉 一葉集) / 32
(3) わび(芭蕉 冬の日)/32
(4) 枯尾花(芭蕉 一葉集)/32
(5) 所思(芭蕉) / 32
(6) 旅中吟(仝) / 33
(7) 野ざらし紀行(仝) / 33
(8) 幻住庵記(仝) / 42
二、 學問の本意
おのが物まなびのありしやう
  →(玉かつま) / 46
第四 現代篇
藝術と人生
草枕(漱石) / 49
1947 22 36 3月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 24(4)(257)」が「中央仏教社」から刊行される。pid/7885154
巻頭題詩 / 高橋竹迷 / p1〜1
安住不動の新生活 巻頭言 / p1〜1
梅花禪 / 熊澤泰禪 / p2〜3

大森禪戒禪師最後の親簡 / p3〜3
再建日本と宗ヘ(續) / 角張月峰 / p4〜8
ヘ化面に進出せよ / 永久岳水 / p9〜12
南無阿彌陀佛 / 高島宇朗 / p13〜13
大乘禪の實行と民主々義 / 安谷白雲 / p14〜17

臘八接心の思い出 / 青木心定 / p18〜18
般若心經の註釋 / 芳川祖眼 / p19〜19
俳禪茶話 / 八木泰洲 / p20〜23
無門關卅一則趙州勘婆 / 原田祖岳 / p24〜27
三十棒 禪僧の無學 / 伊藤康安 / p28〜28
三十棒 街頭進出禪 / 島田春浦 / p28〜29
婆子燒庵 (遺稿) / 飯田儻隱 / p30〜31
禪界ニユース / p32〜33
編集後記 / p34〜34

4月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 24(5)(258)」が「中央仏教社」から刊行される。pid/7885155
卷頭題詩 / 高橋竹迷 / p1〜1
卷頭言 平和日本の建設 / p1〜1
世渡りの秘訣 (遺稿) / 飯田□隱 / p2〜3
宗ヘとは何か / 伊藤康安 / p4〜7
無門關第三二則外道問佛 / 原田祖岳 / p8〜12
徹底せる無常觀 / 小川煙村 / p18〜15
盤珪と臨濟(上) / 市川白弦 / p16〜19
禪と科學など / 安田白牛 / p20〜21
晩翠軒俳句抄 / 八木泰洲 / p21〜21
ヘ化板設置の提唱 / 永久岳水 / p22〜25
作麼生か曹洞宗 / 照井文亮 / p26〜27
處世禪話 / 岡田宜法 / p28〜29
編輯後[記] / 飯塚夢袋 / p32〜32

1948 23 37 1月、団野弘之、神奈川県師範学校男子部図書室に勤務する。
4月8日、宗教法人龍寳寺玉縄幼稚園が創立する。 
5月、団野弘之、文部事務官となる。

〇この年、道元禅師著,衛藤即応校註「正法眼蔵 上巻」が「岩波書店」から刊行される。 (岩波文庫) /pid/1161502
凡例 / 3
序 / 25 (0018.jp2)
彫刻永平正法眼藏縁由 / 26
彫刻永平正法眼藏凡例 / 28
永平正法眼藏卷目列次 / 39
(一) 正法眼藏辨道話 / 55
(二) 正法眼藏摩訶般若波羅蜜 / 79
(三) 正法眼藏現成公案 / 83
(四) 正法眼藏一顆明珠 / 89
(五) 正法眼藏重雲堂式 / 95
(六) 正法眼藏即心是佛 / 101
(七) 正法眼藏洗淨 / 107
(八) 正法眼藏禮拜得體 / 119
(九) 正法眼藏谿聲山色 / 135
(一〇) 正法眼藏諸惡莫作 / 147
(一一) 正法眼藏有時 / 159
(一二) 正法眼藏袈裟功徳 / 167
(一三) 正法眼藏傳衣 / 195
(一四) 正法眼藏山水經 / 217
(一五) 正法眼藏佛祖 / 231
(一六) 正法眼藏嗣書 / 237
(一七) 正法眼藏法華轉法華 / 251

(一八) 正法眼藏心不可得 / 263
(一九) 正法眼藏心不可得 / 269
(二〇) 正法眼藏古鏡 / 283
(二一) 正法眼藏看經 / 303
(二二) 正法眼藏佛性 / 315
(二三) 正法眼藏行佛威儀/345
(二四) 正法眼藏佛教/363
(二五) 正法眼藏神通 / 377
(二六) 正法眼藏大悟 / 389
(二七) 正法眼藏坐禪箴 / 397
(二八) 正法眼藏佛向上事 / 413
(二九) 正法眼藏恁麼 / 423
渉典 / 433

1949 24 38 10月、団野弘之、横浜国立大学附属図書館事務長に任ぜられる。
〇この年、道元禅師著 ; 衛藤即応校註「正法眼蔵 中巻」が「岩波書店」から刊行される。 (岩波文庫 青 141)    参照:1942年刊行 初版 pid/1683196
〇この年、道元禅師著 ; 衛藤即応校註「正法眼蔵 下巻」が「岩波書店」から刊行される。 (岩波文庫) pid/1158387
(七一) 正法眼藏如來全身 / 9
(七二) 正法眼藏三昧王三昧 / 13
(七三) 正法眼藏三十七品菩提分法/17
(七四) 正法眼藏轉法輪 / 39
(七五) 正法眼藏自證三昧 / 43
(七六) 正法眼藏大修行 / 55
(七七) 正法眼藏虚空 / 67
(七八) 正法眼藏鉢盂 / 73
(七九) 正法眼藏安居 / 77
(八〇) 正法眼藏佗心通 / 101
(八一) 正法眼藏王索仙陀婆 / 113
(八二) 正法眼藏示庫院文 / 119
(八三) 正法眼藏出家 / 123
(八四) 正法眼藏三時業 / 129
(八五) 正法眼藏四馬 / 141
(八六) 正法眼藏出家功徳 / 147
(八七) 正法眼藏供養諸佛 / 169
(八八) 正法眼藏歸依三寶 / 189
(八九) 正法眼藏深信因果 / 201
(九〇) 正法眼藏四禪比丘 / 209
(九一) 正法眼藏唯佛與佛 / 227
(九二) 正法眼藏生死 / 239
(九三) 正法眼藏道心 / 243
(九四) 正法眼藏受戒 / 247
(九五) 正法眼藏八大人覺 / 253
渉典 / 259
正法眼藏別輯
一、 佛向上事 / 273
二、 一百八法明門 / 285
三、 三時業 / 291
四、 〔ヘン〕參 / 305
五、 洗面 / 310
校註正法眼藏ののちに
  →書す(岸澤惟安)
/ 323
正法眼藏字彙 / 331
索引 / 455
1950 25 39 8月、永久俊雄が「道元 12(8) p.12〜15」に「天下太平万姓安楽」を発表する。
1951 26 40 2月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 28(2)(305)」が「中央仏教社」から刊行される。pid/7885198
禪林詩評 / 高橋竹迷 / p3〜3
一機を呈露せよ / 卷頭言 / p3〜3
小欲知足論 / 伊藤康安 / p4〜5
当世雲衲氣質(4) / 須井宗謙 / p6〜9
柿と稻 (詩) / 安井白牛 / p9〜9
永平家訓提唱(3) / 井上義光 / p10〜13
正法寺開山誕生記(4) / 海嶽翠巖 / p14〜16
霊魂は滅か不滅か / 未至磨大洲 / p17〜17
異本傘松詠道 / 永久岳水 / p18〜22
知る人ぞ知る / 山田もと / p24〜25
新刋紹介 / / p25〜25
賀?より / / p23〜23
無字を?んで / 坂本昇 / p26〜29
禪界時報 / / p30〜31
編集後記 / 飯塚夢袋 / p32〜32
雪舟達磨 (表紙画) / 結城素明 /
6月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 28(6)(309)」が「中央仏教社」から刊行される。pid/7885202
道心ある所衣食あり / 卷頭言 / p3〜3
それが果して見性か / 原田祖岳 / p4〜7
第四佛ヘ要望論 / 伊藤康安 / p8〜11
一頁社会学 / / p11〜11
当世雲衲氣質(8) / 須井宗謙 / p12〜14
現在の心境 / 浜地八カ / p14〜14

室内切紙と正法眼藏 / 永久岳水 / p15〜19
永平家訓提唱(7) / 井上義光 / p20〜24
暮春余情 (短歌) / 杉本ェ一 / p24〜24
庭山のつゞじ (短歌) / 飯塚夢袋 / p24〜24
吾が道(4) / 喜多島保 / p25〜27
法の花咲く里 (女人禪) / 斎藤祖玄 / p28〜29
禪界時報 / / p30〜31
編集後記 / 飯塚夢袋 / p32〜32
特別社告 / / p2〜2
因陀羅の達磨 (表紙画) / 結城素明
8月、 団野弘之が「図書館雑誌 = The Library journal 45(8)(329)」に「新制大学附属図書館の運営」を発表する。
〇この年、龍宝寺が火災により山門と鐘楼以外を全焼する。
1952 27 41 1月、永久岳水が「道元 14(1) p.14〜18」に「永平寺物語-1-」を発表する。
2月、永久岳水が「道元 14(2) p.16〜18」に「永平寺物語-2-」を発表する。
3月、永久岳水が「道元 14(3) p.16〜20」に「永平寺物語-3-」を発表する。
3月、山田 霊林が「仏教思潮 5(3) p.4〜8」に「正法眼蔵物語-上」を発表する。
4月、山田 霊林が「仏教思潮 5(3) p.6〜11に「正法眼蔵物語-中」を発表する。
5月、山田 霊林が「仏教思潮 5(3) p94〜11」に「正法眼蔵物語-下」を発表する。
5月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 29(5)(322)」が「中央仏教社」から刊行される。 pid/7885215
道元禅師を讃仰す / 巻頭言
破家散宅底作麼生 / 島田春浦 / p4〜7
残雪を思ふ(短歌) / 杉本寛一 / p7〜7
南天老漢の思ひ出〔中原〔トウ〕州〕/安田白牛/p8〜10
雨の音 / 山田 / p10〜10
晩翠軒俳句抄(漢詩) / 八木泰洲 / p11〜11
詩禅一味 / 峰尾大休 / p11〜11

室内切紙の話 / 永久岳水 / p12〜15
花咲 / 夢袋生 / p15〜15
随感随想 / 藤井知仙 / p16〜17
永平家訓提唱--七百回忌を記念して / 井上義光 / p18〜21
日本仏教徒に寄す / ウ ・ ポ ・ カ ; 小牧実秀 / p22〜23
法-6- / 釈菱灰 / p23〜25
父母未生以前の面目--〔ワイ〕芋閑話 / 柳沢翠巌 / p26〜27
森田語由禅師の逸話--外部の栄養食より内部の滋養/山県長州/p28〜29
祖禅先生の真心に接して / すがた子 / p29〜29
禅界時報 / / p30〜31
編集後記 / 飯塚夢袋 / p32〜32
表紙画(寒山拾得) / 結城素明筆 /
6月、永久岳水が「道元 14(6) p.16〜19」に「永平寺物語-4-」を発表する。
6月、「世界仏教 7(7)(222) 」が「世界仏教協会」から刊行される。pid/3556943
仏心鬼語 / 野依秀市 / p9〜13
盂蘭盆と祖先崇拜 / 野依秀市 / p9〜10
ラスク特使よりの返事とセイロン放送局への
   →メッセージ / 長井//真琴 / 14〜16
二宮尊徳のこと / 武者小路//実篤 / 30〜34
正法眼蔵物語 / 山田//霊林 / 18〜21
特集・わが恩師を語る 忽滑谷快天先生を語る / 岡田宜法 / p78〜80
仙崖和尚の長口舌 / 砂沢行礼 / p17〜17
簡易仏教概論-31-華厳宗の起源 / 不屈 信仰 居士 / 106〜109
〈抜粋〉
7月、永久岳水が「道元 14(7) p.16〜19」に「永平寺物語-5-」を発表する。
8月、 団野弘之が「図書館雑誌 = The Library journal 46(8)(341)」に「横浜国大辞書体目録カード排列規定について」を発表する。pid/11230372
1953 28 42 2月、佐々木一雄, 飯田利行共著「正法眼蔵の研究」が「広文館」から刊行される。
pid/2971071
 
  「正法眼蔵の研究」扉
一つの端作(序文)  折口信夫
(略)
これを芸術の上に移してみれば、偉大な直観と言ふことにもなるのだろう。道元さんの正法眼藏は、師の魂や、命の如く愛した、山水を凝視し、それのうつろひに随順し、思惟しながら、開けて来た胸中を抒べたものであらう。私などは其点において、此書物が比類なく、芸術の種子を包むと共に、我々芸術迷妄の徒にも触れてくるものが、いとも遙かな昔において用意せられてゐたことを知る。最早い時期において、僧侶でありながら国語を愛し、出来るだけ国語表現によって、宗教観を発露することを努めた道元さんは、さう言ふ最 卑近な点において、はじめて我々に親しみを交してくれるのである。これ
亦、佐々木・飯田両君の本に、端作(ハシヅクリ)を加へる縁になったのだと言へば、道元小佛大いに哄って、この幼い私の語を心から受入れてくれさうな気がする。
眉間(マナカヒ)に 一樹かがやく春の枝。
目ひらきて 四方の花におどろく
  卑近(ひきん): 手近でたやすいこと。身近でありふれていること。高遠ではなくわかりやすいこと。また、そのさま。
序 折口信夫
はしがき / p1
山水經解説 / p1
山水經〔コウ〕勘資料 / p37
定本山水經本文 / p45
山水經譯註 / p58
第一段 全卷の骨髓 / p58
第二段 山の參究 / p72
第一章 山の功徳 高廣なり / p72
第二章 大陽山楷和尚の示衆 / p72
第三章 大陽山楷和尚の示衆拈提 / p76
第一節 青山常運歩 / p76
第二節 石女夜生兒 / p111
第四章 雲門大師の公案及びその拈提 / p115
第一節 諸山の現成修證を東山水上行と學す / p116
第二節 大宋國の杜撰のやからをあわれむ / p122
第三節 諸山と諸水と一物一如なるが故に運歩・
  →修證も縦横自在なり / p128
第三段 水の參究 / p142
第一章 水の功徳は深廣なるが故に、これが現成せる
  →功徳を十方に參学し、跳出すべし / p142
第二章 一水四見の例を擧げ十方に參究せしむ / p146
第一節 一水四見の例 / p146
第二節 修證千種なれば究竟も萬般なり / p151
第三節 随類の諸水、本水なきがごとし / p153
第四節 而今の國土宮殿は無有所住なれども
  →畢竟解脱なり / p157
第五節 水の流注に対する人見は多般なり / p161
第六節 水の流注に対する佛見の參究 / p167
第三章 水の參究の総括 / p189
第一節 水の參學人への老婆心 / p185
第二節 學佛道者は佛道の水を參学すべし / p195
第四段 山の功徳と山の山經たる所以 / p198
第一章 大聖は山に住し山と一枚なり / p198
第二章 山の功徳は佛祖に學すべし / p202
第三章 山は山を愛する人に属し、
  →人慮の測度もて知見すべからず / p210
第五段 水の功徳と水の水經たる所以 / p221
第一章 賢聖水中の風流 / p221
第二章 自然界と有情世界と佛祖世界と相即せる
  →道理よくよく參學すべし / p228
第三章 水は水の如是實相のみなり / p230
第六段 結びの文 / p234
索引(語彙、人名、書名) / p245
5月、山田霊林が「大法輪 20(5) p.34〜39」に「正法眼蔵の手引」を発表する。
8月、奥野秦雄が「新文明 3(8) p.115」に「正法眼蔵の研究をよみて」を発表する。 pid/1791137
スターリンを悩ました人々 / 高木寿一 / 28
杜甫の浣花草堂と桃青の芭蕉庵 / 吉田貞一 / 34
ことばの問題 / 保田与重郎 / 44
おみやげ / 西岡秀雄 / 50
時代小説の意義 / 柴田錬三カ / 54
島の行事 / 椋鳩十 / 56
旅信二つ / 小泉信三 / 60
美術がわかるといふこと / 富永惣一 / 64
ガラスの城 / 二宮孝顕 / 66
牧野〔富太郎〕博士の年表 / 山本和夫 / 68
山宿(俳句) / 星野麦人 / 98〜
故ク(詩) / 谷川俊太カ / 42
マルケその他(短歌) / 堀尾貫文 / 110
名月八幡祭を観て / 大江良太郎 / 72
幽霊の話 / 今泉孝太郎 / 76
月おくれ映画月評 / 古川緑波 / 80
十符の菅 / 大金酉蔵 / 82
朝鮮休戦の日本経済に及ぼす影響(座談会) / 阿部康二 / 86
継子いぢめ譚とその周囲-8- / 池田弥三郎 / 98
書物捜索-7- / 横山重 / 102
競輪 / 和木清三郎 / 106
夏芝居牡丹灯篭 / 竹下竹翁 / 112
風桙骭フ山の一日 / 柳生六カ / 116〜
モンテンルパの丘 / 大槻守治 / 58
正法眼蔵の研究をよみて / 奥野秦雄 / 115
長篇小説 火の鳥(第四囘) / 庄野誠一 / 2
玄海(小説) / 日野嵒夫 / 12

〇この年岡田宜法が「正法眼蔵思想大系 第1巻」を「法政大学出版局」から刊行する。 pid/2972467
凡例 / p1
序講
第一部 道元禪師御垂ヘ史 / p3
第二部 「正法眼藏」の編纂並に註疏史/p12
第三部 「正法眼藏」思想大觀 / p44
第四部 「正法眼藏思想大系」の結構 / p78
佛ヘ觀
第一部 正法眼藏の字釋に就て / p107
第二部 佛ヘ觀としての「正法眼藏」 / p113
第三部 仏ヘ觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋/p118
一 諸惡莫作卷の分類及び註釋 / p118
第一章 七佛通戒の本義 / p118
第二章 佛ヘの修證 / p127
第三章 諸惡莫作の再提唱 / p152
第四章 衆善の意義 / p161
第五章 奉行の意義 / p167
第六章 自淨其意の意義 / p172
第七章 是諸佛ヘの再提唱 / p173
第八章 道林禪師と白居易 / p176
第九章 佛法の宗取 / p189
二 佛ヘ卷の分類及び註釋 / p191
第一章 佛ヘ觀 / p191
第二章 巴陵の禪、ヘ同別思想 / p216
第三章 玄沙の西來意觀 / p220
第四章 三乗ヘ釋 / p227
第五章 十二分ヘ釋 / p248
第六章 九部ヘ釋 / p263
三 夢中説夢卷の分類及び註釋 /p269
第一章 佛祖の出興 / p269
第二章 佛の轉法輪 / p271
第三章 〔ヘン〕界大夢 / p273
第四章 通霄の參學 / p275
第五章 古佛の道場 / p276
第六章 見成の夢中説夢 / p278
第七章 無上菩提の説夢 / p281
第八章 法身向上の説夢 / p283
第九章 値佛の慶快 / p285
第十章 百艸頭の夢 / p286
第十一章 經典の説夢 / p287
第十二章 古佛祖の説夢 / p289
第十三章 解脱の説夢 / p290
第十四章 諸佛の佛會 / p292
第十五章 夢、覺倶に實相也/p293
第十六章 佛祖現成の作夢 / p296
四 空華卷の分類及び註釋 / p29
第一章 高祖道の提唱 / p299
第二章 如來道への誤解 / p313
第三章 空華の種熟脱 / p316
第四章 空華への誤謬 / p318
第五章 空華學の衆品 / p330
第六章 空無華論 / p336
第七章 空華の不生滅 / p339
第八章 張拙悟道偈の吟味 / p341
第九章 歸宗至眞の
  →空華亂墜と其批判 / p352
第十章 瑯椰廣照の眼中華 / p354
第十一章 空華地華の宗旨 / p359
第十二章 石門慧徹の
  →空華地發/p360
五 佛道卷の分類及び註釋 / p363
第一章 正傳論 / p363
第二章 禪那論 / p366
第三章 世尊の付屬 / p369
第四章 達磨大師の付屬 / p374
第五章 宗稱の否定と?史的立證 / p375
第六章 石頭希遷の
  →佛知見と高祖の批判/p376
第七章 淨翁が五宗禪風の
  →否定と高曽の批判 / p378
第八章 〔イ〕仰宗稱の否定 / p387
第九章 臨濟宗稱の否定 / p389
第十章 雲門宗稱の否定 / p391
第十一章 法眼宗稱の否定 / p392
第十二章 曹洞宗稱の否定 / p393
第十三章 黄龍宗稱の否定 / p395
第十四章 佛心宗稱の否定 / p396
第十五章 人天眼目の愚蒙 / p396
第十六章 宗稱否定の結論 / p397
六 梅華卷の分類及び註釋 / p399
第一章 老梅樹 / p399
第二章 雪裡梅華 / p403
第三章 淨祖の歳旦上堂と高祖の評釋 /p419
第四章 淨祖の梅華滿枝の
  →上堂と高祖の評釋 / p421
第五章 淨祖の梅華絡臂〔コウ〕の
  →上堂と高祖の評釋 / p424
第六章 淨祖の策起眉毛偈と高祖の評釋/p425
第七章 淨祖畫春の頌と高祖の評釋 / p428
第八章 梅華眼晴の提唱 / p431
第九章 淨祖雲雨の提唱と高祖の評釋/p432
第十章 法演嶺梅の頌と高祖の評釋 / p433
第十一章 大原の悟道頌と高祖の評釋 / p434
〇この年、岡田宜法が「正法眼蔵思想大系 第2巻」を「法政大学出版局」から刊行する。pid/2972483
心性顴
第一部 心性觀としての「正法眼藏」 / p19
第二部 心性觀所屬諸卷の分類及び註釋/p26
一 即心是佛卷の分類及び註釋 / p26
二 心不可得卷の分類及び註釋 / p42
三 後心不可得卷の分類及び註釋/p49
四 古鏡卷の分類及び註釋 / p73
五 佛性卷の分類及び註釋 / p142
六 都機卷の分類及び註釋 / p333
七 古佛心卷の分類及び註釋 / p355
八 三界唯心卷の分類及び註釋 / p375
九 説心説性卷の分類及び註釋 / p401
十 法性卷の分類及び註釋 / p438

〇この年、岡田宜法が「正法眼蔵思想大系 第3巻」を「法政大学出版局」から刊行する。 pid/2972484
行持觀
第一部 行持觀としての「正法眼藏」 / p19
第二部 行持觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋/p28
一 行佛威儀卷の分類及び註釋 / p28
二 神通卷の分類及び註釋 / p119
三 行持卷(上)の分類及び註釋 / p159
四 行持卷(下)の分類及び註釋 / p214
五 身心學道卷の分類及び註釋 / p265
六 菩提薩〔タ〕四攝法卷の
   →分類及び註釋 / p314
七 家常卷の分類及び註釋 / p332
八 三十七品菩提分法卷の
  →分類及び註釋 / p359
九 四禪比丘卷の分類及び註釋 / p465
十 八大人覺卷の分類及び註釋 / p497

1954 29 43 5月、「乗禅 = The mahayana zen buddhism 31(5)(350) 」が「中央仏教社」から刊行される。pid/7885243
洞火劫然の消息 / 巻頭言 / p3〜3
仏教の理論と歴史 / 伊藤康安 / p4〜6
護命心と犠牲胎児供養 / 永久岳水 / p7〜9
私の長寿法 / 浜地天松 / p9〜9
晩翠軒俳句抄 / 八木泰洲 / p10〜11
映画『四人の母』を観る / 大学道人 / p10〜11
道歌評釈(三) / 島田春浦 / p12〜14

未到悟入録(三) / 竹楓荘逸人 / p15〜17
夢人夢話(遺稿) / 小松法貫 / p18〜19
猥芋閑話 (柳沢吉保公修禅) / 柳沢翠巌 / p20〜22
附刻霊験金剛般若経 / 藤本隣道伝写 / p23〜27
鮎幟りの由来 / 村上福恵 / p27〜27
信仰の萃 / 内山節定 / p28〜29
禅林漫談白隠禅師と柏餅 / 長尾大学 / p30〜33
禅界時報 / p34〜34
6月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 31(6)(351)」が「中央仏教社」から刊行される。pid/7885244
卷頭言 芭蕉庵雨中の商量 / p3〜3
仏教の理論と歴史 / 伊藤康安 / p4〜7
大智禅師偈頌を口語でうたう(十) / 木田仁学 / p8〜10
附刻霊験金剛般若経 / 藤本隣道伝写 / p11〜1
おろがむ後姿 / 村上福恵 / p15〜15
道歌評訳(四) / 島田春浦 / p16〜18
感想録(前篇) / 山本寿光 / p19〜24
水月録 / 土屋寛丈 / p24〜25
[即]非庵短歌抄 / 秋月龍a / p25〜25

護命心と犠牲胎児供養 / 永久岳水 / p26〜27
春期接心会の思い出 / 雲山居士 / p28〜29
禅林漫談(二) 木堂和[尚]の登楼 / 長尾大学 / p30〜33
禅界時報 / p34〜34

11月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 31(11)(356)」が「中央仏教社」から刊行される。pid/7885249
巻頭言 思想と生活と指標 / p3〜3
槐安国語提唱 ([遺]稿) / 飯田□隠 / p4〜6
最上上 / 竹内栄順 / p6〜7

教材禅話峨山和尚物語 / 永久岳水 / p8〜11
大智禅師偈頌を国語でうたう(十二)/木田仁学/p12〜13
宝鏡三味歌提唱 / 井上義光 / p14〜17
秋風帳 (短歌) / 杉本寛一 / p17〜17
水月録 / 土屋寛丈 / p18〜19
俚人俚歌 / 小松法貫 / p19〜19
煩悩離脱 (短歌) / 村上福恵 ; 杉浦いつ子 / p19〜19
道元と原水爆問題 / 今成覚禅 / p20〜25
感想録 / 山本寿光 / p26〜28
今の大乗教の現実肯定 / 小松法貫 / p28〜29
禅林漫談愚堂国師と酒徳利 / 長尾大学 ; 大塚洞外画 / p30〜33
禅界時報 / p34〜35
仏光閣だより / p35〜35

〇この年、乾坤院(けんこんいん:愛知県知多郡東浦町緒川)「紙本墨書正法眼蔵写本」が県指定(書跡)文化財に指定される。
当院所蔵の『正法眼蔵』は、75巻本で、それが15冊に分冊されている。書写年代は、15冊の中第一冊と第二冊とは永亨2年(1430)の奥書があり、他の11冊はその筆跡その他から同年の書写と推定される。第六冊には明応4年(1495)に書写された奥書があるが、第四冊も同年の書写とみられる。永亨2年の書写本に欠けているもの2冊を明応4年に書写して、75巻全部を整えたもので、当院第3代の芝崗宗田和尚の業績である。なお慶長11年(1606)と延宝4年(1676)に表紙をかえ改装している。
『正法眼蔵』75巻本は、道元禅師の在世中に編集したもので、乾坤院所蔵の写本は、その文を首尾一貫して全部具えており、今日までに知られている写本の中で最古のものである。
 文化財ナビ愛知HPより
〇この年、岡田宜法が「正法眼蔵思想大系 第4巻 (坐禅観,禅戒観) 」を「法政大学出版局」から刊行する。  pid/2972468
坐禪觀
第一部 坐禪觀としての「正法眼藏」/p13
第二部 坐禪觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋/p19
一 辨道話卷の分類及び註釋 / p19
二 重雲堂式卷の分類及び註釋 / p150
三 海印三昧卷の分類及び註釋 / p173
四 坐禪箴卷の分類及び註釋 / p237

五 坐禪儀卷の分類及び註釋 / p316
六 三昧王三昧卷の分類及び註釋/p327
禪戒觀
第一部 禪戒觀としての「正法眼藏」/p355
第二部 禪戒觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋 / p362

一 出家卷の分類及び註釋 / p362
二 出家功コ卷の分類及び註釋 / p375
三 受戒卷の分類及び註釋 / p406

〇この年、岡田宜法が「正法眼蔵思想大系 第5巻」を「法政大学出版局」から刊行する。 pid/2972485
大悟觀
第一部 大悟觀としての「正法眼藏」/p17
第二部 大悟觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋 / p22
一 現成公案卷の分類及び註釋 / p22
二 谿聲山色卷の分類及び註釋 / p54
三 大悟卷の分類及び註釋 / p99
四 佛向上事卷の分類及び註釋 / p128
五 道得卷の分類及び註釋 / p170
六 書餅卷の分類及び註釋 / p192
七 密語卷の分類及び註釋 / p219
八 〔ヘン〕參卷の分類及び註釋/p242
九 眼晴卷の分類及び註釋 / p273
十 龍吟卷の分類及び註釋 / p293
十一 春秋卷の分類及び註釋 / p308
十二 自證三昧卷の分類及び註釋/p334
十三 佗心通卷の分類及び註釋/p370

佛祖觀
第一部 佛祖觀としての「正法眼藏」/p395
第二部 佛祖觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋/p398
一 佛祖卷の分類及び註釋 / p398
二 觀音卷の分類及び註釋 / p411
三 阿羅漢卷の分類及び註釋 / p438
四 栢樹子卷の分類及び註釋 / p459
五 祖師西來意卷の分類及び註釋 / p480
〇この年、岡田宜法が「正法眼蔵思想大系 第6巻」を「法政大学出版局」から刊行する。
pid/2972486
信仰觀
第一部 信仰觀としての「正法眼臟」/p13
第二部 信仰觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋/p26
一 禮拜徳髓卷の分類及び註釋 / p26
二 發無上心卷の分類及び註釋 / p58
三 示庫院文卷の分類及び註釋 / p102
四 發菩提心卷の分類及び註釋 / p110
五 供養諸佛卷の分類及び註釋 / p142
六 歸依三寳卷の分類及び註釋 / p168
七 道心卷の分類及び註釋 / p205
C規觀
第一部 C規觀としての「正法眼蓁藏」/p221
第二部 C規觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋 / p230
一 洗淨卷の分類及び註釋 / p230
二 看經卷の分類及び註釋 / p262
三 陀羅尼卷の分類及び註釋 / p318
四 洗面卷の分類及び註釋 / p340
五 安居卷の分類及び註釋 / p376

1955 30 44 3月26日、岸沢惟安(きしざわ いあん)がなくなる。
3月、永久岳水が「駒沢大学研究紀要 (通号 13) p.76-92」に「建撕記の新発見と正法眼蔵」を発表する。
4月、「大乗禅
= The mahayana zen buddhism 32(4)(364)」が「中央仏教社」から刊行される。pid/7885257
「見」の一字 巻頭言 / p3〜3
槐安国語提唱 / 飯田□隠 / p4〜5
花にあけくれ / 村上福悪 / p5〜5
自行化他 / 島田春浦 / p6〜8
道元と原水爆問題 / 今成覚禅 / p9〜12
水月録 / 土屋寛丈 / p12〜13
此経より見たる碧岩録 / 花本貫瑞 / p14〜16
「コツン」の有難さ / 小松法貫 / p16〜17
宝鏡三昧歌提唱 / 井上義光 / p18〜20
随感随想 / 藤井智仙 / p21〜21
源氏物語と仏教 / 関みさを / p22〜23

正法眼蔵物語 / 永久岳水 / p24〜28
花まつり / 大友一限 / p28〜28
禅語を読むための漢文典(一) / 松本如石 / p29〜30
【禅林漫談】洪川禅師の糞桶修行 / 長尾大学 / p31〜34
禅界時報 / p35〜35
題字 / 道元禅師 / p1〜1
表紙画 / 菅原時保 / p1〜1

9月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 32(10)(370)」が「中央仏教社」から刊行される。  pid/7885262
人を殺さば須く血を見るべし 巻頭言 / p3〜3
定光老師の真面目(三) / 苧坂光龍 / p4〜7
無門の関 / 魚返善雄 / p8〜13
ぜんまいの歌 / 杉本寛一 / p13〜13

正法眼蔵物語(二) / 永久岳水 / p14〜18
此経より観たる碧巖録 / 花本貫瑞 / p19〜21
禅語を読む為の漢文典(四) / 松本如石 / p22〜23
滴水下と禾山下の法脈の比較(三) / 釈大道 / p24〜26
法衣のつゞり / 長沢洗月 / p26〜26
禅の特長点 / 小松法貫 / p27〜27
不壊の手綱 / 青木悦定 / p28〜30
今古の禅者の墨跡 / 横山雪堂 / p31〜33
禅界時報 / p34〜35
編集後記 / p36〜36
題字 / 道元禅師 / p1〜1
表紙画 / 管原時保 / p1〜1
〇この年、 岡田宜法が「正法眼蔵思想大系 第7巻」を「法政大学出版局」から刊行する。 pid/2972487
經典觀
第一部 經典觀としての「正法眼藏」/p15
第二部 經典觀所屬諸卷の分類及び註釋/p30
一 摩訶般若波羅蜜卷の分類及び註釋/p30
二 山水經卷の分類及び註釋 / p63
三 法華轉法華卷の分類及び註釋/p120
四 諸法實相卷の分類及び註釋/p167
五 佛經卷の分類及び註釋 / p209
六 轉法輪卷の分類及び注註釋 /p246
佛陀觀
第一部 佛陀觀としての「正法眼藏」/p269
第二部 佛陀觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋 / p274
一 一顆明珠卷の分類及び注釋 / p274(
二 光明卷の分類及び註釋 / p297
三 無情説法卷の分類及び註釋 / p324
四 十方卷の分類及び註釋 / p362
五 見佛卷の分類及び註釋 / p386
六 如來全身卷の分類及び註釋 / p434
七 四馬卷の分類及び註釋 / p441
因果觀
第一部 因果觀としての
  →「正法眼藏」 / p455
第二部 因果觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋 / p462
一 大修行卷の分類及び註釋/p462
二 三時業卷の分類及び註釋/p498
三 深信因果卷の分類及び註釋/p519


〇この年、岡田宜法が「正法眼蔵思想大系 第8巻」を「法政大学出版局」から刊行する。  pid/2972496
生死觀
第一部 生死觀としての「正法眼藏」 / p5
第二部 生死觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋/p18
一 全機卷の分類及び註釋 / p18
二 生死卷の分類及び註釋 / p28
嗣法觀
第一部 嗣法觀としての「正法眼藏」/p53
第二部 嗣法觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋/p62
一 袈裟功コ卷の分類及び註釋 / p62
二 傳衣卷の分類及び註釋 / p93
三 嗣書卷の分類及び註釋 / p118
四 授記卷の分類及び註釋 / p147
五 葛藤卷の分類及び註釋 / p197
六 面授卷の分類及び註釋 / p216
七 優曇華卷の分類及び註釋 / p258
八 鉢盂卷の分類及び註釋 / p277
九 唯佛與佛卷の分類及び註釋/p291
時空觀
第一部 時空觀としての「正法眼藏」/p315
第二部 時空觀所屬諸卷の
  →分類及び註釋 / p319
一 有時卷の分類及び註釋 / p319

二 虚空卷の分類及び註釋 / p354
雜部
第一部 雜部としての「正法眼藏」/p383
第二部 雜部所屬諸卷の
  →分類及び註釋/p384
一 恁麼卷の分類及び註釋 / p384
二 王索仙陀婆卷の分類及び註釋/p414
「正法眼藏」の研究文献に就て / p431
「正法眼藏思想大系」擱筆の辭 / p441
附録
九十五巻本正法眼藏卷目列次表
正法眼藏思想大系眼藏配卷表

五十音別正法眼藏卷名表
正法眼藏思相大系總目次
1956 31 45 3月、団野弘之 が「神奈川県図書館学会誌 (1) p32〜42 」に「特殊研究 図書館維持費算定の研究」を発表する。pid/3431993
  また、同号に関靖が「特殊研究 称名寺金沢学校と金沢文庫」を発表する。
3月、曹洞宗宗学研究所編「宗学研究1(1) 創刊号」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。  pid/4414060
創刊の辭 / 衞藤即應 / p1〜5
永平広録の一研究 / 中西萬松 / p1〜29
興聖寺の寺名および開創の意義について / 小林準道 / p30〜69
受戒と坐禅との関係に就いて / 渡部賢宗 / p70〜81
正偏五位説の研究 / 佐橋法龍 / p82〜109
永平道元と碧巌録 / 竹内道雄 / p110〜131
伝統的達磨伝の成立過程について / 松田文雄 / p132〜144
道元禅師の宗教に於ける主体性に就いて / 青龍宗二 / p145〜148
解脱上人の革新的気風について / 五十嵐卓三 / p149〜151
「方便」の「波羅蜜」加上に関する一考察 / 大西泰信 / p152〜154
拜究旅行記 / p155〜166
序 / 佐橋法龍 / p155〜155
能登別院に詣でて / 渡部賢宗 / p155〜157
永光寺組廟に拜登して / 小林準道 / p157〜163
大乘寺と松山寺 / 佐橋法龍 / p163〜165
祖山拜登 / 中西萬松 / p165〜166
京都の日誌 / 佐橋法龍 / p166〜166
宗學研究所現況 / p167〜167
編集後記にかへて / 佐橋法龍 / p168〜169

〇この年、久松真一等編「現代禅講座 第3巻 (禅の文化)」が「角川書店」から刊行される。 pid/2969739
無の藝術 山口諭助 / p7
禪林文學の一性格 玉村竹二/p27
禪と近代日本文學 高橋新吉/p53
能と禪 小宮豊隆 / p93
俳句と禪 荻原井泉水 / p111
禪者の筆蹟 古田紹欽 / p131
茶の精神と禪 伊豆山善太カ / p151
獻身の道コと禪 古川哲史 / p179
繪畫と禪 須田剋太 / p197
東洋の近代藝術に及ぼしたる
  →禪の影響 小林太市カ / p217
禪と西洋文學 堀正人 / p257
何を讀むべきか(補遺) /
正法眼藏隨聞記 杉靖三カ / p274
驢鞍橋 山田靈林 / p282



〇この年、久松真一 等編 「現代禅講座 第5巻 (何を読むべきか)」が「角川書店」から刊行される。 pid/2969741
禪宗經典 水野弘元 / p7
信心銘 岡田宜法 / p30
證道歌 佐藤泰舜 / p49
寒山詩 高橋新吉 / p65
六祖壇經 榑林皓堂 / p74
傳心法要 柴山全慶 / p82
臨濟録 井上禪定 / p93
頓悟要門 佐久間鼎 / p102
参同契 大洞良雲 / p110
寶鏡三昧 揄i靈鳳 / p120
禪源諸詮集都序 高峯了州 / p128
禪關策進 揄i靈鳳 / p137
碧巖録 芳賀洞然 / p145
從容録 高橋直承 / p153
無門關 古田紹欽 / p164
百丈C規 揄i靈鳳 / p172
正法眼藏 衞藤即應 / p180
傳光録 永久岳水
/ p190
東海夜話 伊藤康安 / p200
不動智神妙録 宮田菱道 / p211
禪海一瀾 太田悌藏 / p219
禪宗假名法語 林岱雲 / p228
禪に生きる(二) 野口明 / p257
禪に生きる(二) 細川護立 / p263
禪に生きる(二) 田中正之輔 / p267
禪に生きる(二) 田中外次 / p272

〇この年、宮本正尊編「仏教の根本真理 : 仏教における根本真理の歴史的諸形態 」が「三省堂」から刊行される。 pid/2976958
總説 / p1
第一篇 佛ヘにおける根本眞理
第一章 佛ヘの眞實、中道と涅槃 宮本正尊 / p17
第二章 槃若と佛ヘの根本眞理 川田熊太カ / p133
第三章 出家道と在家道とにおける
  →眞理觀の相異 舟橋一哉 / p175
第四章 眞俗二諦説の構造 西義雄 / p197

第五章 菩薩思想の起源と展開 干潟龍祥 / p219
第六章 波羅蜜思想と他力觀 梶芳光運 / p241
第七章 戒律より見たる佛ヘ眞理觀 平川彰 / p259
第八章 阿昆達磨における眞理性 渡邊楳雄 / p285
第九章 因明に及ぼした空觀の影響 中村元 / p299
第十章 佛ヘにおける數理觀 末綱恕一 / p367
第十一章 印度諸學派の眞理觀と佛ヘ 金倉圓照 / p387
第二篇 大乘佛ヘ諸派の眞理觀
第一章 心識論と唯識説の發達 水野弘元 / p415
第二章 中觀兩學派の對立とその眞理觀 野澤靜證 / p455
第三章 瑜伽行派における根本眞理 上田義文 / p487
第四章 淨土經典の形成 春日井眞也 藤堂恭俊 / p513
第五章 淨土ヘの眞理性 結城令聞 / p539
第六章 本願と淨土 曾我量深 / p573
第七章 龍樹・世親における淨土思想 山口益 / p593

第八章 密ヘにおける眞理觀の諸形態 那須政隆 / p631
第九章 チベット佛ヘにおける眞理觀 長尾雅人 / p651
第三篇 中國佛ヘの形成と眞理觀
第一章 シナにおける佛法と王法 塚本善隆 / p683
第二章 中國社會に於ける佛ヘ倫理の形態 道端良秀 / p707
第三章 中國庶民生活と佛ヘ倫理 小笠原宣秀 / p729
第四章 初期中國佛ヘ者の禪觀の實態 横超慧日 / p753
第五章 禪思想の中國的形態 揄i靈鳳 / p775
第六章 公案の歴史的發展型態における
  →眞理性の問題 古田紹欽 / p807
第七章 天台止觀の成立とその展開 關口眞大 / p841
第八章 法華圓ヘヘ理論 故福田尭頴 / p871
第九章 法界縁起の歴史的形成 坂本幸男 / p891
第四篇 日本佛ヘの至境及び眞理觀
第一章 日本佛ヘの倫理性 遊龜ヘ授 / p933
第二章 日本佛ヘにおける戒律觀 西本龍山 / p951
第三章 一乗思想の日本的展開 花山信勝 / p98
第四章 密ヘの日本的形態 金山穆韶 / p1009
第五章 台密思想史上の慈覺大師 C水谷恭順 / p1033
第六章 叡山における淨土ヘの形態 佐藤哲英 / p1051
第七章 法然の淨土ヘと佛ヘ眞理 椎尾辨匡 / p1077
第八章 親鸞の他方信心 金子大榮 / p1093
第九章 自然法爾の開顯 梅原眞隆 / p1113
第十章 日蓮聖人の宗ヘに於ける
  →「事」の本質的構造 望月歡厚 / p1129

第十一章 正法眼藏の眞理觀 岡田宜法 / p1149
第十二章 道元禪師の佛面相承觀 山田靈林 / p1169
第十三章 道元の佛法 衞藤即應 / p1191
あとがき / p1213
執筆者紹介 / p1219
索引 / p1
〇この年、神保如天, 安藤文英 [原]編,正法眼蔵註解全書刊行会編正法眼蔵註解全書 第10巻」が「正法眼蔵註解全書刊行会」から刊行される。 (大正2年刊の複刊)  pid/2967340
正法眼藏註解全書第十卷目次
正法眼藏序跋題類 / p1
正法眼藏序 義雲 / p1
賀永平正法眼藏到來 大智 / p1
永平正法眼藏序(一、二、三、四) 卍山/p2
跋永平正法眼藏(一、二) 卍山 / p3
永平正法眼藏贊竝引(一、二、三) 面山/p4
繕寫永平正法眼藏序
  →(一、二、三、四)面山/p6
永平正法眼藏跋 面山 / p9
和寄血書永平正法眼藏□偈序 面山 /p10
閲正法眼藏序 良〔サン〕 / p10
書寫正法眼藏序竝口號三首 法忍 /p16
覽永平和尚之坐禪箴 大智 / p23
題永平坐禪箴 卍山 / p23
題正法眼藏面授卷後 卍山 / p23
跋正法眼藏安居卷 卍山 / p24
題三味王三味卷 面山 / p25
永平辨道話跋 面山 / p25

答客議 卍山 / p27
正法嫡傳獅子一吼集 定山 / p33
卷上 / p33
卷下 / p67
正法眼藏辨註調絃 天桂 /p105
正法眼藏續絃講議 乙堂 /p113
卷一 / p113
卷二 / p132
卷三 / p179
卷四 / p253
卷五 / p295
正法眼藏闢邪訣 面山 / p357
雪夜爐談 面山 / p36
正法眼藏諌蠧録 萬仞 / p379
卷上 / p379
卷下 / p423
正法眼藏迸驢乳 空印 / p469
卷上 / p469
卷下 / p487
議永平排遣楞嚴圓覺辯 面山/p507
高祖破斥臨濟コ山大〔イ〕
  →雲門等辯 萬仞 / p509
天桂不知正法眼藏之
  →由來事 道/p513
嘉祿考 面山 / p519
正法眼藏品目頌金剛〔テツ〕草參 本光/p521
彫刻永平正法眼藏□例竝卷目 穩達 / p553
正法眼藏玄談科釋 慧亮 / p577
正法眼藏那一寶凡説竝末記 老卵/p581
正法眼藏開講備忘 穆山 / p587
承陽大師聖ヘ全集解題説三 / p597
正法眼藏註解書序跋凡例目録類 / p621
永平正法眼藏豪註序(一、二) 面山/p621
正法眼藏秘抄序 萬仞 / p622
正法眼藏經豪抄拜寫序 萬仞 / p624
本抄ヲ刊行スル録由、凡例 普界 / p626
正法眼藏抄目次 / p629
正法眼藏辨註序文類 龍水等 / p631
正法眼藏辨註目録 / p636
天桂碑文竝辨註跋文類 大潮等 / p638
正法眼藏那一寶序 老卯 / p643
正法眼藏那一寶總目 / p644
正法眼藏述贊序 面山 / p646
正法眼藏述贊目次 / p647
正法眼藏渉典序 面山 / p650
正法眼藏渉典録卷目 / p651
正法眼藏渉典續貂序例言 禹隣黄泉等/p655
正法眼藏渉典續貂卷目 / p659
1957 32 46 3月、永久岳水が「駒澤大学研究紀要15 p95〜111」に「正法眼蔵六十巻本の研究 」を発表する。(IRDB)
12月、 団野弘之が「図書館雑誌 = The Library journal 51(12)(406)」に「(1957年の図書館界)「国立大学」」を発表する。pid/11230439
〇この年、神保如天, 安藤文英 [原]編,正法眼蔵註解全書刊行会編正法眼蔵註解全書 第11巻 」が「正法眼蔵註解全書刊行会」から刊行される。(大正2年刊の複刊) pid/2967458
正法眼藏註解全書總目次 / p1
正法眼藏註解全書内容書目解題 / p7
正法眼藏 / p7
正法眼藏抄 / p32
永平正法眼蔵品目頌竝序 / p35
正法眼藏辨註竝調絃 / p37
正法眼藏渉典録 / p40
永祖正法眼藏品目述贊 / p43
正法眼藏聞解 / p44
正法眼藏渉典和語鈔 / p45
正法眼藏却退一字參 / p46
正法眼藏渉典補闕録 / p48
正法眼藏補闕録 / p50
正法眼藏私記 / p51
正法眼藏那一寶 / p52

正法眼藏和語梯 / p55
正法眼藏渉典續貂 / p56
大智和尚偈頌二首 / p58
答客議竝序跋類 / p59
正法嫡傳獅子一吼集 / p63
正法眼藏續絃講議 / p64
正法眼藏闢邪訣 / p65
雪夜爐談竝序跋辯 / p66
校閲正法眼藏序 / p67
書寫正法眼藏序竝口號三首 / p68
正法眼藏諫蠧録 / p69
高祖波斥臨濟コ山大〔イ〕雲門等辯 / p70
正法眼藏品目頌金剛〔テツ〕草參 / p71
天桂不知正法眼藏之由來事 / p71
正法眼藏迸驢乳 / p72
彫刻正法眼藏凡例竝卷期目 / p73
正法眼藏玄談科釋 / p74
正法眼藏開講備忘 / p74
承陽大師聖ヘ全集解題 / p77
正法眼藏索引 / p81
正法眼藏註解書故事成語索引 / p105
1958 33 47 3月、 団野弘之が「神奈川県図書館学会誌 (5)」に「原子力関係資料の分類について」を発表する。pid/3431996
1959 34 48 3月、永久岳水が「駒沢大学研究紀要 (通号 17) 1959-03 p.111-131」に「晃全和尚と九十六巻正法眼蔵」を発表する。 学術機関リポジトリデータベース(IRDB) (重要) 
6月、岸沢惟安著「正法眼蔵行持巻下葛藤集」が「古径荘」から刊行される。  
所蔵:石川県立図書館

8月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 36(8)(429)」が「中中央仏教社」から刊行される。 pid/7885312
正法眼蔵雑談(一) / 永久岳水 / p4〜7
体験の世界(一) / 中野駿太郎 / p8〜11
現代宗門新葛藤集(五) / 島田春浦 / p12〜14
一言(公案解答集) / 上田通夫 / p15〜15
痴頑の風光(一) / 明壺山人 / p16〜18
碁における調和 / 橋間他家男 / p19〜21
碧厳集の釈と画(卅九) / 大塚洞外 / p22〜23
智恵の泉・碧巖物語(卅八) / 花本貫瑞 / p24〜25
続漢文典(二) / 松本如石 / p26〜28
仙涯の禅機 / 南明雪 / p29〜29
鳥居強右衛門と市太郎の母 / 釈大道 / p30〜33
表紙画 / 白隠禅師
9月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 28(9)(312)」が「中央仏教社」から刊行される。  pid/7885205
應無所住而生其心 (金剛経) / 卷頭言 / p3〜3
宗ヘ十喩論 / 伊藤康安 / p4〜7
当世雲衲氣質(10) / 須井宗謙 / p8〜10
無我相翁に道を聽く / 天心居士 / p10〜10
僧堂ヘ育の改造案 / 原田祖岳 / p11〜13

時は流るる / 永久岳水 / p14〜17
不二般若道場接心会 / 苧坂光龍 / p18〜20
荒れ行く佛閣 (短歌) / 杉本寛一 / p20〜20
一路の面目 (女人禪) / 豊島大光 / p21〜23
山C水 (俳句) / 佛子露影 / p23〜23
永平家訓提唱(10) / 井上義光 / p24〜27
吾が道(7) / 喜多島保 / p28〜29
禪界時報 / / p30〜31
編集後記 / 飯塚夢袋 / p32〜32
表紙画 「相阿彌の達磨」 / 結城素明 /
10月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 36(10)(431)」が「中央仏教社」から刊行される。   pid/7885314
只管打坐 / 飯田□隠 / p3〜3
正法眼蔵雑談(二) / 永久岳水 / p4〜7
参禅入門(三) / 大森曹玄 / p8〜10
禅と念仏(二) / 中野駿太郎 / p11〜13
昭和の聖徳太子像 / 望月一憲 / p14〜15
現代宗門新葛藤集(七) / 島田春浦 / p16〜18
晩翠軒一滴(一一) / 八木泰洲 / p19〜19
智恵の泉碧岩物語(四〇) / 花本貫瑞 / p20〜21
碧岩集の釈と画(四一) / 大塚洞外 / p22〜23
臨済録提唱(三三) / 釈大道 / p24〜27
時のはたらき / 梶原単堂 / p27〜27
続・漢文典(四) / 松本如石 / p28〜30
痴頑の風光(二) / 明壷山人 / p31〜33
禅界時報 / p34〜34
11月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 36(12)(433)」が「中央仏教社」から刊行される。 pid/7885316
それが果して見性か 巻頭言 / p3〜3
禅と合気道(一) / 藤平光一 / p4〜6
合気道讃仰 / 秋月竜a / p6〜6
参禅入門(四) / 大森曹玄 / p7〜9

正法眼蔵雑談(三) / 永久岳水 / p10〜13
禅と念仏(三) / 中野駿太郎 / p14〜16
晩翠軒一滴(一三) / 八木泰洲 / p17〜18
一修行者の立場から / 脇田勉 / p18〜19
現代新葛藤集(八) / 島田春浦 / p20〜21
臨済録提唱(三四) / 釈大道 / p22〜24
碧巖集の釈と画(四二) / 大塚洞外 / p25〜26
碧巖物語(四一) / 花本貫瑞 / p27〜29
寄贈書紹介 / p30〜31
続漢文典(五) / 松本如石 / p32〜34
禅界時報 / p35〜35
編集後記 / 秋月竜a / p36〜36
〇この年、龍宝寺が大岡実の設計で再建される。
1960 35 49 1月、「宗学研究 (通号 2)」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。 pid/4414061
本尊論の梗概 / 保坂玉泉 / p1〜4
拈華付法と瑩山伝光録--道元禅師のそれとの
  →対批において / 榑林皓堂 / p5〜13
本証妙修とその思想史的根拠-1-/増永霊鳳 /p14〜21
伝法偈の成立について / 水野弘元/ p22〜41
瑩山禅師の密教的配慮とその来由/光地英学/p42〜49
道元禅師と天台本覚法門--法華経引用に
  →関連して / 鏡島元隆 / p50〜57
禅における偏向 / 酒井得元 / p58〜71
祖山本正法眼蔵仏性の研究 / 永久俊雄 /p72〜79
碧厳集本文批評--一夜碧厳の長所 / 伊藤猷典/p80〜88
古規僧堂について / 横山秀哉 / p89〜99
坐堂における高祖と太祖 / 伊藤俊光 / p100〜107
新出資料・乾坤院本「伝光録」の
  →研究 / 田島柏堂
/ p108〜123
民俗学的立場からみた曹洞宗の
  →発展について / 和田謙寿 / p124〜131
道元禅師の父久我道親の性格 / 竹内道雄 / p132〜140
無著道忠の学問について--葛藤語箋の
  →解題を主として / 篠原寿雄 / p141〜152
新道教の形成に及ぼした禅の影響/鎌田茂雄/p153〜160
道元禅師の戒論について/横井覚道/p161〜170
道元禅に於ける仏性の論攷--悉有
  →仏性について / 河村孝道 /p171〜181
道元禅師に於ける出家在家の問題 /伊藤俊彦/p182〜186
徹通禅師に於ける宗義上の一問題--特に
  →「老婆心」とその解決について /黒丸寛之/p187〜194
宗學研究所現況 / p195〜198
Two Essays on Zen/Reiho
  → Masunaga / p1〜4
編集後記にかえて / 横井覺道 / p198〜199

1月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 37(1)(437)」が「中央仏教社」から刊行される。pid/7885320
巻頭言 空の詩 / 鈴木大拙 / p1〜1
釈定光老師の宗教改革思想 / 秋月竜a / p2〜6
妄人妄語 / 片野忍徳 / p7〜7
参禅入門(六) / 大森曹玄 / p8〜10
禅と合気道(三) / 藤平光一 / p11〜13

正法眼蔵雑談(四) / 永久岳水 / p14〜16
現代宗門新葛藤集(十) / 島田春浦 / p17〜19
出家以後の飯田老師 / 桂樹亮仙 / p20〜22
無題 / 脇田勉 / p23〜25
碧巌集の釈と画(四四) / 大塚洞外 / p26〜27
智恵の泉 碧巌物語(四三) / 花本貫瑞 / p28〜29
現代禅匠墨蹟展を観る(二) / 横山雪堂 / p30〜32
続漢文典(七) / 松本如石 / p33〜35
2月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 37(2)(438)」が「中央仏教社」から刊行される。pid/7885321
巻頭言 晩翠軒一滴 / 八木泰洲 / p1〜1
石黒師の早期体験法について / 佐藤幸治 / p2〜4
現代宗門新葛藤集(十一) / 島田春浦 / p5〜8

正法眼蔵雑談(五) / 永久岳水 / p9〜11
拙頌について / 中島鉄心 / p12〜14
呈横山雪堂老 / 関牧翁 / p15〜15
墨蹟展の批評について / 松尾太年 / p15〜16
禅門千一夜 / 南明雪 / p17〜17
続漢文典(八) / 松本如石 / p18〜20
飯田□隠老師の真価 / 桂樹亮仙 / p21〜24
碧岩集の釈と画(四五) / 大塚洞外 / p25〜26
智恵の泉碧岩物語(四四) / 花本貫瑞 / p27〜28
能登の総持寺 / 松原元一 / p29〜32

3月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 37(3)(439)」が「中央仏教社」から刊行される。pid/7885322
巻頭言 趙州禅の真髄 / 鈴木大拙 / p1〜1
参禅入門(七) / 大森曹玄 / p2〜4

正法眼蔵雑談(六) / 永久岳水 / p5〜7
仏典における否定辞について / 増田英男 / p8〜11
晩翠軒一滴(一三) / 八木泰洲 / p12〜13
喧嘩すぎての棒ちぎり / 阪本雅城 / p14〜16
私の希望 / 伊豆山善太郎 / p16〜17
早期体験禅について / 石黒法竜 / p18〜20
原田老師と石黒老師 / 藤森良高 / p21〜22
禅と仕事と俗事 / 山中健嗣 / p22〜23
碧巖集の釈と画(四六) / 大塚洞外 / p24〜25
智恵の泉碧岩物語(四五) / 花本貫瑞 / p26〜27
現代宗門新葛藤集(一二) / 島田春浦 / p28〜30
続漢文典(一〇) / 松本如石 / p31〜33
4月、山下栄と団野弘之が「図書館雑誌 = The Library journal 54(4)(435)」に「特集・図書館行政事務と能率化について」を発表する。 pid/11230468
7月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 37(7)(443)」が「中央仏教社」から刊行される。  pid/7885326
巻頭言 修行の道しるべ / 苧坂光龍 / p1〜1
完成と未完成 / 長井真琴 / p2〜3
石霜和尚七去(一) / 橋本恵光 / p4〜7

正法眼蔵雑談 / 永久岳水 / p8〜10
一言批判 / 上田通夫 / p11〜11
現代新葛藤集(後三) / 島田春浦 / p12〜14
参禅入門(一〇) / 大森曹玄 / p15〜17
松源録秘鈔(三) / 中島鉄心 / p18〜20
声明書 / F・A・S協会 / p20〜21
無門関即非鈔(二) / 秋月龍a / p22〜25
碧巖集の釈と画(四九) / 大塚洞外 / p26〜27
金剛経から見た碧巖録(四八) / 花本貫瑞 / p28〜29
在俗の僧から / 広高正道 / p30〜31
禅界時報 / p32〜33
10月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 37(10)(446)」が「中央仏教社」から刊行される。 pid/7885329
人間本来の自由と創造をのばそう / 鈴木大拙 / p1〜1
大真和上自伝 / 釈秀戒遺稿 / p2〜8
これをしも黙すべきか / 上田通夫 / p9〜9
参禅入門(13) / 大森曹玄 / p10〜12
現代宗門新葛藤集(6) / 島田春浦 / p13〜15

正法眼蔵雑談(7) / 永久岳水 / p16〜18
沖は明るい / 長尾大学 / p19〜20
金剛経から見た碧厳録(50) / 花本貫瑞 / p21〜22
碧巌集の釈と画(52) / 大塚洞外 / p23〜24
松源録秘鈔(6) / 中島鉄心 / p25〜27
続漢文典(13) / 松本如石 / p28〜30
ものの見方考え方 / 梶原単堂 / p31〜31
禅界時報 / p32〜33
編集後記 / p34〜34
12月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 37(15)(451)」が「中央仏教社」から刊行される。 pid/7885333
巻頭言 般若道場の記 / 秋月竜a / p1〜1
永平頌古提唱(2) / 橋本恵光 / p2〜5
松源録秘鈔(8) / 中島鉄心 / p6〜8
眼 / 上田通夫 / p9〜9

正法眼蔵雑談 / 永久岳水 / p10〜12
参禅入門(15) / 大森曹玄 / p13〜15
現代宗門新葛藤集(7) / 島田春浦 / p16〜18
維摩七則について / 増田英男 / p19〜21
碧巌集の釈と画(54) / 大塚洞外 / p22〜23
碧巌物語 / 花本貫瑞 / p24〜26
米国心理学者の石黒禅観 / 佐藤幸治 / p26〜27
禅に入るまで(1) / 南史一 / p28〜31
禅界時報 / p32〜32
編集後記 / 秋月竜a / p34〜34
1961 36 50 3月、曹洞宗宗学研究所編「宗学研究 (3)」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。pid/4414062
理仏性と行仏性と道元禅師の立場 / 保坂玉泉 / p1〜4
道元禅の基本的性格 / 榑林皓堂 / p5〜11
罪悪性の問題 / 光地英學 / p12〜19
授記の意義について--正法眼蔵授記を
  →中心として / 酒井得元 / p20〜26
室内伝法作法の研究 / 永久俊雄 / p27〜33
参同契宝鏡三昧薫蕕談と鼎三和尚 / 伊藤猷典 / p34〜39
曹洞宗塔頭の性格と建築 / 横山秀哉 / p40〜49
曇希禅師の研究 / 田島柏堂 / p50〜57
永平広録における三物上堂について / 伊藤俊光 / p58〜63
仏性思想より本来無一物への展開 / 後藤大用 / p64〜71
日本仏教習俗における環境支配論の研究/和田謙寿/p72〜77
正法眼蔵に現われた死生観 / 木下純一 / p78〜83
道元禅師と宋代の禅風--読正法
  →眼蔵札記 / 篠原寿雄 / p84〜91
薬山惟儼禅師の法系と思想について / 横井覚道 / p92〜99
禅法の交流について / 長谷部好一 / p100〜105
伝法偈に関する敦煌新出資料二種と
  →その関係 / 田中良昭 / p106〜111
先尼外道について--「道元禅師の先尼外道批判」の
  →一環として / 須田道輝 / p112〜116
正法眼蔵「有時」について--仏性の問題との
  →関連に於いて / 河村孝道 / p117〜125 (
道元禅師の発菩提心観 / 斎院達宗 / p126〜133
正法眼蔵「仏道」考 / 伊藤俊彦 / p134〜141
宗門の戒律--その性格と実践の
  →意義について / 黒丸寛之 / p142〜147
「正法眼蔵随聞記」について / 峯岸孝哉 / p148〜153
研究旅行記 / 伊藤俊彦 / p154〜162
宗學研究所現況 / 黒丸寛之 / p163〜165
(I)Add to 'Bendwa' (II)Zen and j?d / Reih Masunaga / p1〜7
編集後記 / 伊藤俊彦 / p165〜165
6月、水野弥穂子が「文学 29(6)  岩波書店」に「長円寺本正法眼蔵随聞記の本文について」を発表する。  複製資料: 文学 [マイクロ資料](YA1-1021)
12月29日、岡田宜法(おかだぎほう)がなくなる。
〇この年、永久俊雄が博士論文「正法眼蔵著述史の研究」を発表する。
1月、西有穆山著;大慈宗潭閲;岸澤惟安編纂「直心浄國禅師語録 : 全」が「鴻盟社」から刊行される。
〇この年(1961〜1963),故岸澤惟安著;岸澤知等が「旭傳開山眠芳惟安和尚語録 天巻上,天巻下 ,地巻上,地巻中,地巻下, 人巻」を「旭傳開山語録刊行所」から刊行する。
和装本 謄写版 (限定版)
1962 37 51 2月、 団野弘之が「神奈川県図書館学会誌 (12)」に「図書館における複写」を発表する。pid/3432003
3月、曹洞宗宗学研究所編宗学研究 (4)」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。  pid/4414063
眼藏研究法の一例としての有時巻の観方/保坂玉泉/p1〜2
道元禅の基本的性格 / 榑林皓堂 / p3〜12
古写本建撕記とその成立に就て / 小川霊道 / p13〜20
正法眼蔵と対偶法 / 永久俊雄 / p21〜27
碧巌集一夜本の長所-その3- / 伊藤猷典 / p28〜30
輪王寺天海蔵写本永平広録に
  →ついて/伊藤俊光
/p31〜36
地方に遺在する宗史資料の研究/有木環山/p37〜43
禅宗の近世的性格について / 山内舜雄 / p44〜50
中国禅思想史にあらわれた
  →無情仏性思想 / 鎌田茂雄 / p51〜57
雲巌曇晟禅師攷--「不薦」の解釈を
  →めぐって / 横井覚道 / p58〜63
正法眼蔵随聞記の版本について / 池辺実 / p64〜68
敦煌新出ペリオ本楞伽師資記二種
  →について / 田中良昭 / p69〜74
正法眼蔵「仏性」巻論攷--無仏性の
  →考察-1- / 河村孝道 / p75〜85
道元禅に於ける信の問題 / 伊藤俊彦 / p86〜96
禅戒と高祖の成仏論について--受戒と
  →成仏の一考察 / 黒丸寛之 / p97〜103
「正法眼蔵」に於ける心について / 峯岸孝哉 / p104〜109
清規実践の基礎的問題について / 小坂機融 / p110〜116
宗学の研究方法についての覚え書 / 丹内禅海 / p117〜122
宗学研究所現況 / p123〜124
編集後記にかえて / K丸 / p125〜126
Introduction to Sansuiky? and Translation
  → of Text / Reih Masunaga / p1〜11
10月、永久俊雄が「駒沢大学仏教学部研究紀要 (通号 21) p.150〜168」に「室内伝授法物の研究」を発表する。
1963 38 52 4月、 団野弘之が「図書館雑誌 = The Library journal 57(4)(471)」に「図書館員の教育の望む(座談会) = What We Expect in the Education for Librarianship.<Symposium>」を語る。pid/11230505
4月、曹洞宗宗学研究所編「宗学研究 (5) 」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。pid/4414064
続・正法眼蔵における語法 / 榑林皓堂 / p1〜8
普勧坐禅儀の研究 / 永久俊雄 / p9〜13
伝統解釈の連続性に関する一試論 / 山内舜雄 / p14〜18
碧巌集本文批評史上に於ける風外の功績/伊藤猷典 p19〜22
逆翁宗順の『点鉄集』について / 田島柏堂 / p23〜28
永平広録事考について / 伊藤俊光 / p29〜33
地方遺在資料と卍山広録内容との
  →相関-甲-/有木環山/p34〜39
純禅の「信」についての考証 / 後藤大用 / p40〜44
禅に於ける空思想 / 木下純一 /
道元禅師の在俗に対する関心について / 竹内道雄 /
日本近世禅研究資料としての碗雲霊雨について / 篠原寿雄
亡名息心銘考--中国における禅思想形成の
  →一側面 / 鎌田茂雄 / p60〜64
古刊本『学道用心集』覆刻開板の思想史的意義
  →について / 横井覚道 / p65〜69
唐末の伝灯資料に顕れた禅と密教との交渉/田中良昭/p70〜74
初期禅宗思想の形成と三論宗 / 平井俊栄 / p75〜79
正法眼蔵の文体について / 池辺実 / p80〜83
非思量の解釈について
  →--非思量考-1- / 伊藤俊彦 / p84〜91
正法眼蔵生死巻論考--真偽論を
  →契機として / 河村孝道 / p92〜99
伝戒と伝法についての一考察--『永平室中聞書』を
  →中心として / 黒丸寛之 / p100〜107
心解釈における二三の問題--特に「正法眼蔵」を
  →中心として / 峯岸孝哉 / p108〜115
宗学研究方法についての覚え書-2-/丹内禅海/p116〜122
清規変遷の底流-1- / 小坂機融 / p123〜130
道元禅師の初期参学における疑団の
  →真相について / 青龍宗二 / p131〜137 (
『坐禅用心記』の性格について / 清野宗元 / p138〜143
執筆者紹介 / p143〜143
宗学研究所現況 / p144〜146
Zen master Dgen on Zazen / Reih Masunaga / p1〜6
11月、 団野弘之が「神奈川県図書館学会誌 (16)」に「大学図書館における指定図書制度について」を発表する。pid/3432007 
〇この年、克勤著,永久俊雄訳註「和訳冠註碧巌集」が「鴻盟社」から再刊される。
所蔵:石川県立図書館 
初版 1929.8
1964 39 53 4月、曹洞宗宗学研究所編「宗学研究 (6)」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。pid/4414065
放送正法眼藏 / 保坂玉泉 / p1〜4
壇經の般若思想と道元禪師 / 榑林皓堂 / p5〜11
道元禪師と引用C規 / 鏡島元隆 / p12〜17
六祖壇經における見性の意義 / 酒井得元 / p18〜26
傳光録の諸問題管見 / 永久岳水 / p27〜32
碧巖集第四五則本則評唱の一句□在老僧
  →□跟底について / 伊藤猷典 / p33〜35 (
同事行について / 芦田玉仙 / p36〜38
永平廣録における上堂について / 伊藤俊光 / p39〜44
寺誌編輯上の諸問題について / 有木環山 / p45〜49
純禪の體質としての信證--禪道興隆の
  →基盤 / 後藤大用 / p50〜54
而今の宗學(一) / 葛原隆眞 / p55〜59
北周廢佛と禪 / 鎌田茂雄 / p60〜65
近世における宗學復古序説--特に承應の
  →公事に關連して / 横井覺道 / p66〜72
敦煌本『禪門祕要決』をめぐる諸問題/田中良昭/p73〜78

永平正法眼藏に於ける大慧の心性批判--無著道忠
  →『正法眼藏僣評』説心説性章との關連に於いて /
  → 伊藤俊彦 / p79〜85

道元禪に於ける行道の基本的性格--行持道環
   →について / 河村孝道 / p86〜93
宗學研究方法についての覺え書(三) / 丹内禪海 / p94〜100
「行業記」と「行状記」--「行状記」の
   →作者・成立年代の推定 / 東隆眞 / p101〜105
懴悔と戒行について--
   屋凝るし『梵網經略抄』研究序説 / 黒丸ェ之 / p106〜116
『正法眼藏抄』について--特にその成立に關する
   →問題點について / 峯岸孝哉 / p117〜126
清規變遷の底流(二) / 小坂機融 / p127〜135
道元禪師と公胤僧正との相見について--特に疑團の
   →問題に關連して / 龍宗二 / p136〜144
道元禪師の佛祖正傳觀の一考察--『普勸坐禪儀』成立の
   →問題に關連して / C野宗元 / p145〜152
椙樹林C規の性格と意義 / 山口晴通 / p153〜160
未悟嗣法の問題--萬仭和?の著作を
   →中心として / 石附勝龍 / p161〜168
宗學研究資料(一)附宗學資料解説 / 永久岳水 / p169〜175
執筆者紹介 / / p72〜72
宗學研究所現況 / / p176〜178
Introduction to Shinfukatoku and
   →Translation of Text / Reih Masunaga / p1〜5

11月、岸沢惟安著「坐禅の意義 [1]2,3坐禅の意義 : 正法眼蔵坐禅箴葛藤集p1〜 158」が「岸沢惟安遺稿刊行会」から刊行される。 
    1964.11-1965.8 
所蔵:石川県立図書館
   
※ 3・巻についは不明 検討が必要 2021・10・20 保坂
1965 40 54 2月、 団野弘之が日本学術振興会編「学術月報17(7)」に「逐次刊行物の整理と利用方法」を発表する。
3月、永久岳水が「駒澤大學佛教學部研究紀要 23 p.59-74に「正法眼蔵異本存在の原因 」を発表する。
4月、曹洞宗宗学研究所編「宗学研究 (7)」が「 曹洞宗総合研究センター」から刊行される。pid/4414066 
 (重要)
祈誓 / 山田霊林 / p1〜2
創立十周年を祝して / 宮崎文輝 / p3〜4
宗研十年の歩み / 榑林皓堂 / p5〜6
中世文化に及ぼせる禅の研究 / 西尾実 / p
宗学研究における方法論 / 水野弘元 / p
本証妙修の思想史的背景 / 鏡島元隆 / p24〜29
曹洞宗全書史上所載上州大泉山
  →補陀寺続伝記について / 光地英学 / p
六祖壇経における自性について / 酒井得元 / p
伝光録諸問題管見-承前- / 永久俊雄 / p
道取の語について--正法眼蔵と永平広録を
  →主として / 野村瑞峯 / p
峨山韶碩禅師の研究序説 / 田島柏堂 / p
曹洞宗における「信仏教」の展開について / 山内舜雄 / p
禅戒の歴史的起源 / 渡部賢宗 / p
純禅の特徴 / 後藤大用 / p
学人是法受持の奥書ある嗣書巻の研究--附御真筆の
  →伝承あるものの輯録について / 有木環山 / p
而今の宗学-2- / 葛原隆真 / p
三代相論の社会史的考察--その問題点 / 竹内道雄 / p

高校「倫理社会」に取り上げらたれた道元禅師の
  →思想--教科書の取り扱い方の問題点 / 松田文雄 / p
正法眼蔵の伝承とその異同(1)--異同一覧・岸沢文庫本を
  →中心にして / 横井覚道
/ p
達摩禅における信について / 田中良昭 / p
道元禅に於ける行道の基本的性格(承前)--"行持道環"
  →について / 河村孝道 / p
戒行と坐禅について(承前)--栄西禅師と
  →道元禅師 / 黒丸寛之 / p126〜131
普勧坐禅儀の研究 / 木下純一 / p132〜137
道元禅師直後に於ける宗学思想の展開--宗学思想史
  →研究序説-1- / 東隆真 / p
曹洞禅に於ける規範の構造--室町後半期の
  →変容について / 小坂機融 / p144〜154
道元禅師における付法相承の歴史的問題--特に
  →過去七仏について / 青竜宗二 / p
「坐禅用心記」の伝播上の一問題 / 清野宗元 / p
面山和尚の禅戒思想--台宗と済宗の戒との
  →比較において / 石附勝竜
/ p?
永平小清規成立の意義 / 山口晴通 / p
正法への問い-1- / 渡辺勝人 / p
宗学研究資料-2- / 永久俊雄 / p
執筆者紹介 / p100〜100,192〜192
宗学研究所現況 / p210〜212
編集後記 / p212〜213
6月、団野弘之が「図書館雑誌 = The Library journal 59(6)(498)」に「国立国会図書館のローマ字問題について再考を求める」を発表する。pid/11230533
7月、永久岳水が正法眼蔵物語 : 永久岳水集」を「教育新潮社」から刊行する。 (昭和仏教全集 ; 第2部 5)  pid/2969672 (重要)
はじめに /
一 永平正法眼蔵開板の顛末 / p13
二 正法眼蔵の総号について / p58
三 正法眼蔵別号について / p63
四 正法眼蔵嗣書について / p69
五 正法眼蔵標題の位置について / p82
六 正法眼蔵洗面・〔ヘン〕参多本説 / p89
七 正法眼蔵の字体管見 / p98
八 正法眼蔵の施点について / p106
九 永平正法眼蔵の底本について / p110
十 正法眼蔵親集について / p115
十一 永平正法眼蔵と異本眼蔵との対照管見 / p125
(一)永平正法眼蔵と正法眼蔵抄 / p126
(二)永平正法眼蔵と秘密正法眼蔵 / p130
(三)永平正法眼蔵と宋吾本正法眼蔵 / p135
(四)永平正法眼蔵と梵清本正法眼蔵 / p139
十二 正法眼蔵撰述史管見 / p145
十三 七十五巻正法眼蔵親集について / p176
十四 十二巻本正法眼蔵の編集について / p181
十五 六十巻本正法眼蔵の編集について / p186
十六 八十四巻正法眼蔵の結集について / p193
十七 卍山本正法眼蔵について / p199
十八 晃全本正法眼蔵について / p203
十九 天桂本正法眼蔵辨註について / p209
二十 面山本正法眼蔵について / p215
二十一 老卵本正法眼蔵那一宝について / p218
二十二 本光本正法眼蔵参註について / p223
二十三 永平正法眼蔵成立史管見 / p235
12月、 団野弘之らが「神奈川県図書館学会誌 (20)」に「日本目録規則1965年版パネル・ディスカッション / 関野貞吉 ; 石山洋 ; 安達将孝 ; 池田孝 ; 太田倹二郎 ; 団野弘之 ; 沓掛伊佐吉 ; 半沢正時」を語る。pid/3432011
〇この年、道元著「正法眼蔵嗣書 別冊附録」が「 影印本正法眼蔵頒布会」から刊行される。pid/2506675 (重要)
まえがき / p2
解題 / p5
異本対校 / p13
凡例 / p15
対校 / p21
一覧表(折込) / p81
解題 / p83
あとがき / p101
〇この年、道元著「正法眼蔵嗣書」が「影印本正法眼蔵頒布会」から刊行される。  pid/2506676 (重要)
書名は解題による 巻頭および題簽書名「嗣書」
本文折本 静岡県旭伝院岸沢文庫所蔵本のコロタイプ
影印 限定版 箱入
別冊付録: 影印本正法眼蔵嗣書解題並異本対校 (榑林皓堂, 横井覚道編著 10p 図版)
装丁 : 和装
〇この年、西有穆山 堤唱,富山祖英聴書,榑林皓堂編「正法眼蔵啓迪 上巻」が「大法輪閣」から刊行される。pid/2972526
正法眼蔵啓迪を推賞す 衛籐即応 / p1
凡例 / p5
正法眼蔵辨道話啓迪 / p11
正法眼蔵摩訶般若波羅蜜啓迪 / p213
正法眼蔵現成公案啓迪 / p277
正法眼蔵一顆明珠啓迪 / p349
正法眼蔵即心是仏啓迪 / p425
正法眼蔵有時啓迪 / p447
正法眼蔵山水經経啓迪 / p487
正法眼蔵心不可得啓迪 / p545
先師西有穆山和尚 岸沢惟安 / p567
《口絵》 /
西有穆山禅師頂相 並びに 自賛 /
永平開山深草閑居の図 並びに 賛 西有穆山禅師筆 /
〇この年、西有穆山 堤唱,富山祖英聴書,榑林皓堂編「正法眼蔵啓迪 中巻」が「大法輪閣」から刊行される。  pid/2972525
正法眼蔵古鏡啓迪 / p5
正法眼蔵看経啓迪 / p121
正法眼蔵仏性啓迪 / p175
正法眼蔵行仏威儀啓迪 / p325
正法眼蔵神通啓迪 / p461
正法眼蔵坐禅箴啓迪 / p505
正法眼蔵仏向上事啓迪 / p581
《口絵》

西有穆山禅師画像 安田靱彦筆
永平開山坐禅箴 西有穆山禅師筆
〇この年、西有穆山 堤唱,富山祖英聴書,榑林皓堂編「正法眼蔵啓迪 下巻」が「大法輪閣」から刊行される。 pid/2972540
正法眼蔵恁麼啓迪 / p5
正法眼蔵海印三昧啓迪 / p51
正法眼蔵授記啓迪 / p121
正法眼蔵観音啓迪 / p155
正法眼蔵阿羅漢啓迪 / p179
正法眼蔵栢樹子啓迪 / p215
正法眼蔵光明啓迪 / p247
正法眼蔵身心学道啓迪 / p269
正法眼蔵夢中説夢啓迪 / p347
正法眼蔵画餅啓迪 / p389
正法眼蔵説心説性啓迪 / p419
正法眼蔵諸法実相啓迪 / p453
正法眼蔵無情説法啓迪 / p507
正法眼蔵生死啓迪 / p541
義雲禅師頌偈 / p561
面山禅師述賛 / p571
『正法眼蔵』解題 榑林皓堂 / p603
あとがき 榑林皓堂 / p625
《口絵》
西有穆山禅師肖影
南無観世音菩薩 西有穆山禅師筆

〇この年、岸沢惟安著「坐禅の意義 2 坐禅の意義p1〜 172」が「岸沢惟安遺稿刊行会」から刊行される。  所蔵:石川県立図書館
〇この年、杉尾守が「山口大学教育学部研究論叢(第1部)(14)p55〜83」に「「正法眼蔵」註解書批判の試み : 「有時」の巻を例として」を発表する。
1966 41 55 3月、永久俊雄が「駒澤大學佛教學部研究紀要24 p1〜 23」に「正法眼蔵真偽論 (未完)」を発表する。(IRDB)   
4月、団野弘之が「宗学研究 (8) p63〜69」に「正法寺蔵正法眼蔵写本について」を発表する。pid/4414067 
本証妙修の教学とその源流--母胎を
  →どこに求める / 榑林皓堂 / p1〜7
宗学研究の方法について / 岡本素光 / p8〜16

永平傘松道詠の研究 / 永久岳水 / p17〜28
坐禅儀と天台小止観 / 山内舜雄 / p29〜50
禅戒実践の二重性 / 渡部賢宗 / p51〜56
年表の紀年と語録との相関 / 有木環山 / p57〜62

正法寺蔵正法眼蔵写本について/団野弘之/p63〜69
宗学研究の一課題 / 竹内道雄 / p70〜76
万仭道坦の正法眼蔵傍訓 / 嶺光雄 / p77〜82
洞谷記について(1)--瑩山禅師研究の
  →資料点検 / 松田文雄 / p83〜89
道元禅に於ける行道の基本的性格(3)--〃行持
   →道環〃について / 河村孝道 / p90〜97
「宝慶記」の一考察--道元禅師に於ける正法の
   →基底 / 黒丸寛之 / p98〜105
「正法眼蔵抄」の成立に関する一考察--宗学思想史
   →研究序説-3- / 東隆真
/ p106〜114
六祖壇経の自性の思想と
  →道元禅師の立場 / 原田弘道 / p115〜120
道元禅師に於ける正法と仏教との
  →関係について / 青竜宗二 / p121〜130
禅戒一致論考--万仭和尚の
  →著作を資縁として / 石附勝竜 / p131〜140
正法への問い-2- / 渡辺勝人 / p141〜149
道元禅師と瑩山禅師とに関する一考察--両祖一体なる
  →史的根拠序説 / 高橋全隆 / p150〜157
宗学研究資料-3- / 永久岳水 / p158〜167
共同研究「禅における心性観の
  →思想史的展開」経過報告 / / p168〜182
執筆者紹介 / / p149〜149,167〜167
宗学研究所現況 / / p183〜185
編集後記 / / p185〜185
7月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 43(4)(521)」が「中央仏教社」から刊行される。 pid/7885397
碧巌録提唱(3) / 山田無文 / p4〜13
正法眼蔵物語(1) / 永久岳水 / p14〜22
禅道小見(27) / 伊藤探玄 / p23〜31
受験生と禅 / 秋月竜a / p31〜33
松源録秘鈔(58) / 中島鉄心 / p34〜36
円覚の禅風 / 秋月竜a / p37〜42
インドを旅して(6) / 千地e也 / p43〜51
「六祖慧能大師」を読む / 伊藤探玄 / p51〜52
也風流庵随聞記(2) / 秋月竜a / p53〜58
接心会に参加して / 根本克子 / p58〜59
編集後記 / 飯塚定香 / p62〜62

11月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 43(7)(524)」が「中央仏教社」から刊行される。  pid/7885400
国師林 / 中川宋渕 / p3〜3
久響竜潭 / 上野勇 / p4〜10
正法眼蔵物語(2) / 永久岳水 / p11〜17
インドを旅して(8) / 千地e也 / p18〜25
陸川堆雲先生と内閣文庫 / 中島富男 / p26〜27
山と私 / 伊藤探玄 / p28〜33
禅道小見(29) / 伊藤探玄 / p34〜38
松源録秘鈔(60) / 中島鉄心 / p39〜42
自己が自己であること--漱石と禅 / 秋月竜a / p43〜57
編集後記 / 飯塚定香 / p58〜58
〇この年、山田霊林が「正法眼蔵現成公案・坐禅の書・参禅体験記 : 山田霊林著作集」を「宝文館出版」から刊行する。 pid/2967514
正法眼蔵現成公案
原文にその「真」を見る / p3
一瞬の水滴に宿る永劫の光 / p16
自由な平和な社会の現成 / p18
至純熾烈な人類愛からの大修行 / p22
華は愛惜に散り草は棄嫌に生ず / p29
迷いと悟・人間と仏 / p32
さとりの生活とさとりの覚知 / p36
大管絃楽演奏のそれの如く / p41
乱心乱想は真実への前奏曲か / p46
瞬間瞬間 全生全滅 全生全滅 / p51
生の真実態・死の真実態 / p54
外的の圧力では潰滅しない / p60
謙虚な敬虔な気もちで最善を / p66
鳥が空を飛ぶ・魚が水を行く / p72
分別では純粋行は修せられない / p78
さとりの生活者のさとりの生活 / p83
坐禅の書
「坐」の見がまえ(その一)―結跏趺坐・
  →半跏趺坐・日本坐― / p89
「坐」の見がまえ(その二)―手の整え方と
  →その表徴的意義― / p91
「坐」の見がまえ(その三)―上体の調整方法と
  →気海丹田― / p92

「坐」の見がまえ(その四)―感覚器は
  →閉鎖しない― / p95
「坐」の気がまえ―下腹部の前方から
  →後方へ円を描く要領― / p96
「坐」の心がまえ―身構え、気構えを調え
  →眼をつむって唸る― / p98
「坐」によって体認する浄明楽土―「禅」は
  →「坐」によってのみ領得される― / p100
「坐禅」を修行する道場―適当に整備されている
  →ところがいい― / p101
「慮を静める」こころよさ ―一唸一唸が悩悶を
  →拭い去り慮を静める― / p102
「静かなる慮」を探る―涯しなく深い静かな
  →流れの力強さ― / p104
体認されるものの色どり―複雑にして
  →単純なるもの― / p106
「坐」の最も純砕な実態―坐より禅へ……
  →禅より三昧へ― / p108
三昧そのものの安らけさ(その一)―黒一色の
  →涯しない夜のそれ― / p110
三昧そのものの安らけさ(その二)―古人の
  →詩についてこれを尋ねる― / p111
三昧そのものの力強さ(その一)―ウームと
  →唸る唸りが深まって― / p114
三昧そのものの力強さ(その二)―千災を滅し
  →万徳を成ず― / p116
三昧はこれ臓腑のごとし―機能の十全を
  →期すべし― / p118
絶望なく懈怠なく放逸なし―精進以って
  →因縁の純熟を待つ― / p119
健実な人生はこの「坐」から―此の
  →関を透得すれば乾坤独歩― / p121
参禅体験記
坐禅体験記 / p127
ダイヤルを合わせる / p127
参禅法話の聴聞記
我見の角をへし折って
さとりの上の修行
清浄無垢の思いのままに
坐の収穫
求むるものを求め得て
健かに双脚を張る
微笑 /
保険長寿の最良薬
悪鬼より救われて
平常心これ道
愛児の信行の芽ばえ
雑念よ今日は
この一瞬の心
若い世代と修行
或る日の坐禅会のあとで
参禅会の記録 / p179
参禅会日記(その一)
参禅学道会記
午後一時間ずつの座談会
碧巌録の会
学道会感想
参禅会日記(その二)
あとがき

〇この年、「ふるさとの仏たち : 東三河 写真集」が「東三文化会(豊橋)」から刊行される。  pid/2509764
三明寺 宇賀神像 / p7
三明寺 毘沙門天像 / p9
三明寺 三重塔 / p11
財賀寺 千手観音像 / p13
財賀寺 観音像 / p15
八幡宮 本殿妻飾り / p17
三河国分寺趾 全景 / p19
三河国分尼寺趾 全景 / p21
松本寺 十一面観音像 / p23
松本寺 十一面観音脇侍仏/p25
長興寺 参道 / p27
長興寺 全景 / p29
長興寺 聖観音像 / p31
竜源寺 黒門 / p33
竜源寺 黒門蟇股 / p35
竜源寺 宗鼎仲易肖像 / p37
大恩寺 山門軒廻り / p39
大恩寺 念仏堂 / p41
大恩寺 厨子 / p43
長福寺 山門 / p45
長福寺 聖観音像 / p47
観音堂 参道と碑 / p49
観音堂 十一面観音像 / p51
観音堂 十一面観音像(部分)/p53
法住寺 前景 / p55
法住寺 千手観音像頭部 / p57
法住寺 千手観音像下肢部 / p59
永向寺 愛染明王像 / p61
十王堂 阿弥陀三尊像 / p63
補陀寺 薬師如来像 / p65
補陀寺 馬頭観音像頭部 / p67
補陀寺 懸仏 / p69
万福寺 阿弥陀如来像 / p71
冨賀寺 全景 / p73
冨賀寺 古仏像 / p75
林光寺 薬師如来像 / p77
林光寺 十二神将像 / p79
正養寺 十一面観音像頭部 / p81
長全寺 毘沙門天像 / p83
普門寺 客殿全景 / p85
普門寺 不動明王像 / p87
普門寺 増長天像 / p89
普門寺 邪鬼 / p91
東観音寺 阿弥陀如来像頭部/p93
東観音寺 多宝塔 /p95
東観音寺 阿弥陀如来脇侍二天像/p97
東観音寺 馬頭観音脇侍二天像 /p99
東観音寺 円空仏 / p101
東観音寺 芭蕉翁像 / p103
赤岩寺 愛染明王像 / p105
専称寺 阿弥陀如来像 / p107
真光寺 阿弥陀如来像 / p109
全久院 道元禅師筆
  →正法眼蔵山水経/p111
観音堂 庚申塚 / p113
熊野神社 四天王像 / p115
熊野神社 阿弥陀如来像 / p117
熊野神社 聖観音像 / p119
熊野神社 懸仏 / p121
東三河・古社寺案内図 / p3
寺社・所蔵文化財一覧 / p122
あとがき / p124
1967 42 56 1月17日、「瑠璃光寺正法眼蔵八十三巻」(山口市香山町:瑠璃光寺)が、山口県指定文化財(典籍)に指定される。
一般向け説明、正法眼蔵は曹洞宗の開祖道元禅師の説教の記録で、曹洞宗の一番大切な書物である。永平寺で木版本が江戸時代末に発刊されるまでは、写本により宗派内に伝えられてきた。本書は、山口瑠璃光寺本といわれるもので、最古の完備した写本として貴重である。各巻末に墨書の奥書があり、これにより室町時代末の1490〜91年(延徳2〜3)に書き写されたものであること、また、写本原拠が記されており伝写の系統がわかることが大きな特徴である。また、全巻にわたり朱筆でふりがな、句読点が付され、当時の発音や読みが知れる。 山口県教育庁社会教育・文化財課HPより
2月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 44(2)(529)」が「中央仏教社」から刊行される。 pid/7885405
書も文も人である / 秋月竜a / p3〜3
涅槃会に因みて / 鎌田禅商 / p4〜8
正法眼蔵物語(3)/永久岳水/p15〜18
私の歩いてきた道 / 釈大道 / p19〜30
禅道小見(31) /伊藤探玄/p31〜34
編集後記 /秋月竜a /p35〜35
3月、団野弘之が「宗学研究 (9)」に「正法眼蔵古写本の奥書に見える相互関係 」を発表する。pid/4414068 
(「伝光録」伽耶舎多章の風鈴考 / 光地英学 / p1〜3
七十五巻本正法眼蔵と六十巻正法眼蔵 / 永久岳水 / p4〜13
解明を期待する宗史の分野の数例 / 有木環山 / p14〜19
峨山韶碩禅師の「山雲海月」について / 田島柏堂 / p20〜29

正法眼蔵古写本の奥書に見える相互関係 /団野弘之/p30〜36
南英謙宗傳の研究--その「玉漱軒記」について/竹内道雄/p37〜44
道蔵本「無生訣経」にあらわれた禅宗資料 / 鎌田茂雄 / p45〜51
戒体論序説 / 本巣好隆 / p52〜57
日本曹洞宗伝承声明講式について / 横井覚道 / p58〜75
洞谷記について(2)瑩山禅師研究の資料点検/松田文雄 /p76〜88
身心脱落考(上) / 伊藤俊彦 / p89〜100
六祖壇経と三科法門 / 田中良昭 / p101〜106
長円寺本正法眼蔵の性格と梵清本の
  →復原について / 水野弥穂子
/ p107〜110
道元禅における倫理性について / 原田弘道 / p111〜117

如元格外集(永平五師文集)について--
  →宗学思想史研究序説(その6) / 東隆真 / p118〜124

正法眼蔵の語法の国語学的解明--トラのラの

  →語史と語性 / 田島毓堂 / p125〜130
初期江戸宗学の一考察--偏正五位よりみた
  →天桂和尚の地位 / 石附勝龍 / p131〜143
正法への問い(3) / 渡辺勝人 / p144〜153
道元禅師と瑩山禅師とに関する一考察--両祖一体なる
  →思想史的源流序説 / 高橋全隆 / p154〜162
正法眼蔵に於ける心の研究序説(3)/竹村仁秀/p163〜170
資料I / 菊地大仙 / p171〜180
洞流正伝修証法 / 菊池大仙 撰/171〜180
資料II /
永久俊雄 / p181〜190
仏祖正伝菩薩戒作法 /
永久 編 / 181〜190
共同研究「禅における心性観の
  →思想史的展開」経過報告(承前) / / p191〜204
北陸方面祖蹟巡拝ならびに資料拝覧について/p205〜206
執筆者紹介 / / p153〜153
宗学研究所現況 / / p207〜209
編集後記 / / p209〜209

3月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 44(3)(530)」が「中央仏教社」から刊行される。 pid/7885406
両忘禅協会立教主旨 / 輟翁宗活 / p3〜3
両忘老大師とその宗風 / 大木琢堂 / p4〜8
両忘老大師と蔭涼軒・一夢庵・芙蓉庵、三尊宿/中村唯岳/p9〜15
両忘禅協会の現況 / 中村唯岳 / p16〜17
両忘禅協会本部便り / 鈴木雄峰 / p18〜20
米沢における両忘禅の沿革 / 松田秀岩 / p20〜22
協会東京支部便り / 石渡藤吉 / p23〜24
不受禅荘便り / 宇津木大仙 / p24〜25
彼岸と経営戦略 / 鎌田禅商 / p26〜31
禅堂小見(32) / 伊藤探玄 / p31〜34
妙好人について(3) / 楠恭 / p35〜44

正法眼蔵物語(4) / 永久岳水 / p45〜49
回顧録(27) / 島田春浦 / p50〜53
松源録秘抄(62) / 中島鉄心 / p54〜
4月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 44(4)(531)」が「中央仏教社」から刊行される。   1967-04/pid/7885407
日本禅への疑問に答える 巻頭言/a / p3〜3
人間は二ど生れる/鎌田禅商 / p4〜8

正法眼蔵物語(4)/永久岳水 / p9〜13
禅のこころ(対談)/秋月竜a ; 柳瀬博心 / p14〜22
妙行人について(4)/楠恭 / p23〜32
般若空知の届かぬもの/上田通夫 / p33〜36
松源録秘鈔(63)/中島鉄心 / p37〜40
インドを旅して(11)/千地e也 / p41〜48
宗門無尽燈論/秋月竜a / p49〜55

5月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 44(5)(532)」が「中央仏教社」から刊行される。   pid/7885408
前号巻頭言について/秋月竜a/p3〜3
禅とは何か / 挾間義宗 / p4〜7
5月危機 / 鎌田禅商 / p8〜12
在家禅のあり方/広高正道/p13〜16
正法眼蔵物語(6) /永久岳水/p17〜21
妙好人について(5) / 楠恭 /p22〜28
回顧録(28) / 島田春浦 /p29〜31
禅道小見(32) / 伊藤探玄 /p32〜37
インドを旅して(12) /千地e也/p38〜47
編集後記 / 秋月竜a / p48〜48


6月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 44(6)(533)」が「中央仏教社」から刊行される。   pid/7885409
大事了畢は禅宗学の必要条件
  → 巻頭言 / 秋月竜a / p3〜3
禅友に与える書 /中島鉄心/p4〜14
時の記念日 / 鎌田禅商 / p15〜19
正法眼蔵物語(7 /永久岳水/p20〜25
妙好人について(6) / 楠恭 /p26〜37
禅道小見(33) / 伊藤探玄 /p38〜42
回顧録(29) / 島田春浦 / p43〜45
月桂道人禅話(1) /松尾太年/p46〜51
宗門無尽燈論(2) /東嶺禅師/p52〜56
編集後記 / 秋月竜a/p57〜57

7月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 44(7)(534)」が「中央仏教社」から刊行される。   pid/7885410
植木憲道老師の手紙 巻頭言にかえて / 秋月竜a / p3〜3
禅とは何か / 大森曹玄 / p4〜18

正法眼蔵物語(8) / 永久岳水 / p19〜23
精進の人鈴木大拙 / 秋月竜a ; 井上禅定 / p24〜30
ある宿徳僧の遺言 / 熊倉一男 / p31〜36
月桂寺禅話(2) / 松尾太年 / p37〜43
インドを旅して(13) / 千地e也 / p44〜52
回顧録(30) / 島田春浦 / p53〜55
禅道小見(34) / 伊藤探玄 / p56〜

9月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 44(8)(535)」が「中央仏教社」から刊行される。   pid/7885411
水間寺聖世音
  →現縁起図について/千地e也/p3〜3
沖繩に思う / 鎌田禅商 / p4〜8

正法眼蔵物語(9) / 永久岳水 / p9〜12
松源録秘鈔(64) / 中島鉄心 / p13〜16
禅道小見(35) / 伊藤探玄 /p17〜22
インドを旅して(14) / 千地e也/p23〜29
「禅」と鈴木大拙先生/西谷啓治/p30〜31
禅の歴史 / 土岐禾村/p32〜35
「無門関」講話抄/
  →秋月竜a/p36〜53
編集後記 / 飯塚定香 / p54〜54
10月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 44(9)(536)」が「中央仏教社」から刊行される。  pid/7885412
黄檗宗における白隠下の法燈 / 秋月竜a / p3〜3
わが半生の記 / 村瀬玄妙 / p4〜12
月桂寺禅話(3) / 松尾太年 / p13〜21
陽の当らぬ場所 / 鎌田禅商 / p22〜27

正法眼臓物語(10) / 永久岳水 / p28〜32,39〜39
続・妙好人について(1) / 楠恭 / p33〜39
インドを旅して(15) / 千地e也 / p40〜47
宗門無尽燈論(3) / 東嶺禅師 / p48〜52
編集後記 / 秋月竜a / p54〜54
12月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 44(12)(539)」が「中央仏教社」から刊行される。 pid/7885415
暖かさ / 秋月竜a / p3〜3
達摩大師は今も生きている / 鎌田禅商 / p4〜9
公案 / 秋月竜a / p10〜21
佐橋師の「禅入門」に寄せて / 小山止敬 / p22〜28

正法眼臓物語(11) / 永久岳水 / p29〜33
禅道小見追記 / 伊藤探玄 / p34〜35,21〜21
続妙好人(2) / 楠恭 / p36〜41
インドを旅して(16) / 千地e也 / p42〜47
後記 / 飯塚定香 / p48〜48
〇この年、道元著,岸沢惟安 老師校訳「永平道元禅師清規 : 大清規」が「宮養庵(静岡県島田市) から刊行される。 pid/3004670
序 /
凡例 / p5
永平道元禪師清規 / p1
乾之卷 / p1
序 /
校訂冠註永平C規凡例 /
典座ヘ訓 宇治縣興聖寺 / p1
辨道法 越州大拂寺 附僧堂四板被位圖並凡例 / p38
赴粥飯法 永平寺 附僧堂十二板首鉢位圖並凡例 / p68
坤之卷 / p109
衆寮C規 永平寺 附衆寮十二板圖並凡例 / p110
對大己法 永平寺 / p130
知事C規 永平寺 / p144
跋 / p251
註 ―訓點並字文訂正の典據― / p255

〇この年、 岸沢惟安 訓読「仏説延命地蔵菩薩経」が「永源寺(兵庫県八鹿町)」から刊行される。pid/2513054 和装本
〇この年、道元著「正法眼蔵山水経 : 道元禅師御真筆」が「影印本正法眼蔵頒布会」から刊行される。 
(重要)
書名は題簽による 巻頭の書名: 正法眼蔵第二十九山水経
愛知県豊橋市東田町仙寿山全久院法庫納蔵本の複製 本文は粘葉 限定版 箱入
別冊附録: 影印本正法眼蔵山水経解題並異本対校 (槫林皓堂, 横井覚道編 75p 図版)
装丁 : 和装
1968 43 57 1月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 45(1)(540)」が「中央仏教社」から刊行される。   pid/7885416
この人を見よ / 秋月竜a / p3〜3
西来意 / 土井道子 / p4〜7
宝嶽禅師述「参学の栞」 / 伊藤探玄 / p8〜12

正法眼蔵物語(12) / 永久岳水 / p13〜19
回顧録(31) / 島田春浦 / p20〜22
松源録秘鈔(65) / 中島鉄心 / p24〜30
インドを旅して(17) / 千地e也 / p31〜38
掌風会摂心記 禅への関心 / 樽本陽子 / p39〜41
掌風会摂心記 初めて参禅会に参加して / 内田優 / p41〜42
掌風会摂心記 禅とカウンセリングの体験から / 大久保福子 / p42〜44
編集後記 / 飯塚定香 / p45〜45

3月、団野弘之が「宗学研究 (10) p44〜51」に「妙昌寺蔵六十巻正法眼蔵写本について」を発表する。pid/4414069 
聞法の問題 / 山田霊林 / p1〜2
宗学研究所の性格について / 榑林皓堂 / p3〜4
面山禅師と高祖道 / 永久岳水 / p5〜15
『山雲海月』と世阿弥--峨山韶碩禅師の『山雲海月』について
  →(承前) / 田島柏堂 / p16〜23
禅門における遺教経の地位--遺教経論住法記の
  →考察 / 山内舜雄 / p24〜37
『諸回向清規』所収の得度儀規と『永平祖師得度
  →略作法』について / 渡部賢宗 / p38〜43

妙昌寺蔵六十巻正法眼蔵写本について/団野弘之/p44〜51
『正法眼蔵抄』「諸悪莫作」の帖について/菊地良一/p52〜57
初期禅宗の老荘批判 / 鎌田茂雄 /p58〜64
仙英和尚の開板本「伝光録」の底本について--宗学思想史
  →研究序説(その8) / 東隆真 / p65〜73
洞上古轍における復古とその影響--偏正五位の正中来説を
  →中心として / 石附勝龍 / p74〜79
道元禅における菩提心の実践的性格--非思量に
  →関連して / 原田弘道 / p80〜85
敦煌出土文献「大乗北宗論」及び
  →「観心論」について(1) / 中田萬善 / p86〜91
・  
正法眼蔵の語法--サ変動詞に
  →ついて・序説/田島毓堂/p92〜99
四祖道信の禅風 / 鈴木哲雄 / p100〜106
道元禅師会下における義介禅師の
  →地位について / 松田文雄 / p107〜119
二祖三仏忌考(上) / 伊藤俊彦 / p120〜131
曹洞禅における威儀の
  →伝統について / 渡辺勝人 / p132〜137
不染汚の修証について / 高橋全隆 / p138〜149
正法眼蔵に於ける心の研究--三界唯心の
  →巻について / 竹村仁秀 / p150〜161
正法眼蔵坐禅箴について / 木下純一 / p162〜172
嵩山における北宗禅の展開 / 椎名宏雄 / p173〜185
瑩山禅師の禅風について--特に密教的要素の
  →導入と檀越について / 山端昭道 / p186〜192
王子五位と石霜慶諸禅師について/横井覚道/p193〜204
宗学研究資料 / 永久岳水 / p205〜216
総目次(自第一号至第九号) / / p217〜223
執筆者紹介 / / p223〜223
宗学研究所現況 / / p224〜226
編集後記 / / p226〜227
3月、水野弥穂子が「駒澤大學文學部研究紀要 = Journal of the Faculty of Letters (通号 26) p.48〜72」に「梵清本正法眼蔵に見える唐音表記について」を発表する。
6月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 45(4)(543)」が「中央仏教社」から刊行される。   pid/7885419
またたき / 秋月竜a / p3〜3
禅の風光 / 大森曹玄 / p4〜17
宝嶽禅師参学の栞(2)/伊藤探玄/p18〜22
続・妙好人について(4) / 楠恭 / p23〜29
正法眼蔵物語(13) / 永久岳水 / p30〜35
松源録秘鈔(67) / 中島鉄心 / p36〜39
宗門無尽灯論(4)/東嶺禅師/p40〜49
『禅学ノート』書評/西村恵信/p50〜50

7月、「大乗禅 = The mahayana zen buddhism 45(5)(544)」が「中央仏教社」から刊行される。   pid/7885420
巻頭言 / 飯田□隠 / p3〜3
臨済と道元 / 増谷文雄 /p4〜17
臨済破夏の因縁 / 秋月龍a /p18〜23
正法眼蔵物語(14) / 永久岳水 / p24〜29
宝嶽禅師述参学の栞(3/伊藤探玄/p30〜37
松源録秘鈔(68) / 中島鉄心 / p38〜41
インドを旅して(19)/千地e也/p42〜47
編集後記 / 飯塚 / p55〜55

〇この年、菊地良一 が「中世の唱導文芸」を「塙書房」から刊行する。
(塙選書) pid/1335132
第一篇 中世唱導文芸の成立 / 7
第一章 中世唱導発生の素地 / 8
第二章 説経・説経師 / 16
第三章 顕密諸宗の唱導 / 32
第二篇 中世唱導の説話と教説 / 41
第一章 中世唱導の特質 / 42
第二章 中世唱導の説話 / 50
第三章 中世唱導の教説 / 71
第三篇 『神道集』について / 91
第一章 『神道集』の成立基盤 / 92
第二章 『神道集』の教理 / 107
第三章 『神道集』の説話 / 127
第四章 『神道集』説話の定着 / 143
第四篇 法語文芸について / 163
第一章 法語文芸の特質 / 164
第二章 初期の法語 / 176
第三章 聞書と問答体の法語 / 191
第四章 中世祖師の法語 / 209
第五篇 道元の法語 / 225
第一章 道元の言語表象 / 226
第二章 道元の論証表現―自然について
   →いかなる教説が可能か― / 243
第三章 『正法眼蔵随聞記』の文学的達成―
  →『徒然草』との関連において― / 260
あとがき / 302

1969 44 58 2月、酒井得元が博士論文「禅の実相」を発表する。 (IRDB)
3月、団野弘之が「宗学研究 (11) p23〜30」に「六十巻本正法眼蔵の諸写本について」を発表する。pid/4414070
正法眼蔵の都機とアポロの月 / 榑林皓堂 / p1〜2
宗学研究への要望 / 水野弘元 / p3〜8

正法眼蔵影室抄の研究 / 永久岳水 / p9〜16
初期曹洞教団における栄西禅師の位置/鏡島元隆/p17〜22
六十巻本正法眼蔵の諸写本について/団野弘之/p23〜30
初期禅宗と戒律--受菩薩戒儀を
  →中心として / 田中良昭 / p31〜36
教授戒文について / 青龍宗二 / p37〜42
江戸宗乗史における黙隠祖价禅師の位置--偏正、
  →功勲五位説を中心として / 石附勝龍 / p43〜48
禅宗における経典観について--道元禅を
  →中心として / 原田弘道 / p49〜54 (
「三代相論」考(1)宗学思想史研究
  →序説(その11) / 東隆真 / p55〜60
高祖伝における庶民芸能の影響--説経本「越前国永平寺
  →開山記」について / 中野東禅 / p61〜66
中国禅における調息法--道教の胎息法に
  →関連して / 大谷哲夫 / p67〜72
道元禅師と中国天台 / 池田魯参 / p73〜78
普勧坐禅儀御真筆本について / 横井覚道 / p79〜90
信心銘拈提の研究--泉流寺本・重刻本刊行の
  →経緯 / 松田文雄 / p91〜102
二祖三仏忌考(中) / 伊藤俊彦 / p103〜104
黙照禅より道元禅への転回に関する問題点--宏智、道元両禅師
  →の坐禅箴を中心として / 高橋全隆 / p105〜116
「仏性」巻の悉有仏性の研究--正法眼蔵における心の研究の
  →一環として / 竹村仁秀 / p117〜126
叢林生活の基本的性格 / 木下純一 / p127〜138
北宗禅における戒律の問題 / 椎名宏雄 / p139〜152
「伝光録」における経典観--教外別伝を
  →中心とした一考察 / 山端昭道 / p153〜160 >
宗学研究資料/模写正法眼蔵鈔来由 永久岳水 / p161〜169
執筆者紹介 / / p90〜90
宗学研究所現況 / / p170〜172
編集後記 / / p172〜173

4月、永久俊雄(岳水)が駒澤大学仏教経済研究所編「経済と禅」を「佛教経済研究3」に発表する。
6月20日、「旧石井家住宅」が国重要文化財に指定される。

元禄期に建てられた農家を移築したもので国の重要文化財に指定されている。石井家はもともと後北条氏に属した地侍で、後北条氏滅亡後帰農し、関谷村の名主を代々務めたと伝わる。/龍宝寺境内
〇この年、岸沢惟安著,岸沢知等編「旭伝開山眠芳惟安和尚語録 人巻 (巻11)」が「旭伝開山語録刊行所」から刊行される。 
   原本は(1961〜1963)に刊行された謄写版本(限定版) pid/2991534
旭傳開山眠芳惟安和尚語録の内訳一覧表 原書:1961〜1963に発刊された 謄写版/和装本
巻数 巻名 期間 刊行年 pid
1 天巻 上 記述なし 1961 pid/2991421
2
3 天卷下
自明治四拾弐年 1961 pid/2991422
4 自明治四拾四年
5 地巻 上
 
自大正四年 1967 pid/2991423
6 自大正六年
7 地巻 中 自大正八年 1968 pid/2991532
8 自大正十一年
9 其之内一 自大正十三年
地巻 下 其之内二 自大正十五年
其之内三 自昭和七年
1969 pid/2991533
10 自昭和十二年
11 人巻 自昭和二十一年/後序 1969 pid/2991534
 注 ※ 第9巻については再調査要 2021・10・27 保坂
1970 45 59 1月1日、旧石井家住宅修理開始、工期9ヶ月を以て解体移転修理が完成する。  
  注 解体移転修理の工期 再確認よう 2020・2・20 保坂
3月、 団野弘之が「神奈川県図書館学会誌 (28)」に「教官より要求された図書の発注より貸出までの所要日数調」を発表する。pid/3432019
3月、曹洞宗宗学研究所編「宗学研究 (12)」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。pid/4414071
冠頭言 眼を内にむける / 榑林皓堂 / p1〜2
禅における身体の意義について / 酒井得元 / p3〜12
大乗寺所蔵の得度軌範古写本について / 渡部賢宗 / p13〜18
普勧坐禅儀御真筆本について--前承 / 横井覚道 / p19〜30
日本民主主義の系譜 / 草場弘 / p31〜36
近世の茶会記に記された墨蹟について / 木下竜也 / p37〜42
中世的自覚について--道元禅師の
  →信にふれて/高瀬武三/p43〜48
洞雲寺本正法眼蔵について / 水野弥穂子/p49〜54
袈裟の研究 / 永久岳水 / p55〜62
大功円忠和尚語録附行実の
  →編者について / 橋本隆哉/p63〜66
曹洞宗寺院建築の近代化について / 横山秀哉 /p67〜72
万仭道坦の正法眼蔵秘抄 / 嶺光雄 / p73〜78
先徳修道の機縁について / 本巣好隆 / p79〜84
三代相論考(2) / 東隆真 / p85〜90
頓悟入道要門論にみられる荷沢神会の
  →影響/鈴木哲雄/p91〜96
禅とカウセリングの関係について / 篠原英寿 / p97〜102
禅戒と鎌倉仏教 / 池田魯参 / p103〜108
真字「正法眼蔵」の歴史的性格 / 石井修道 / p109〜114
三界唯心の一考察 / 新野光亮 / p115〜120
道元禅師の臨済義玄観 / 田中哲彦 / p125〜129
梁高僧伝の疑点 / 田中敬信 / p121〜124
瑩山禅師の尽未来置文について/松田文雄/p130〜142
偏正五位異説の源流 / 石附勝竜 / p143〜153
正法眼蔵即心是仏について--正法眼蔵における
  →心の研究の一環として / 竹村仁秀 / p154〜159
随聞記の思想とその内容 / 木下純一 / p160〜172
洞山法門形成の背景 / 椎名宏雄 / p173〜185
「伝光録」の本則の一典拠
  →について/山端昭道/p186〜197
中田初期禅観時代における「坐」の
  →形態/大谷哲夫/p198〜211

宗学研究資料(1) / 永久岳水 / p212〜219
  正法眼蔵著述及謄写年代表〔諸本奥書の集録〕
宗学研究資料(2) / 橋本隆哉 / p220〜223
講演筆録--道元と現代 / 玉城康四郎 / p224〜233
シンポジウム--宗学と現代 / / p234〜270
執筆者紹介 / / p62〜62
宗学研究所現況 / / p271〜274
編集後記 / / p275〜276
〇この年、団野弘之が「医学図書館 17(1-2) 1970 p.123-127」に「西独の大学図書館見学記」 を発表する。
1971 46 60 1月、 団野弘之が「神奈川県図書館学会誌 (29)」に「西独の大学図書館見学記」を発表する。pid/3432020
3月、曹洞宗宗学研究所編宗学研究 (13)」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。pid/4414072
中国曹洞禅と日本曹洞禅との相違--如浄禅と
   →道元禅とはどうちがうか / 榑林皓堂 / p1〜2
禅の形式と内容 / 水野弘元 / p3〜15
打坐優位性の根拠 / 光地英学 / p16〜20
法式の宗学における意義 / 柴田道賢 / p21〜24
修禅要訣における坐法の考察--普勧坐禅儀聞解を
   →手掛りとして / 山内舜雄 / p25〜34
四行論長巻子雑録の一異本 / 田中良昭 / p35〜41
道元禅師の芸術観 / 木下竜也 / p42〜47
永平寺の世代順位に関する覚書 / 松田文雄 / p48〜58
大陽警玄禅師における中国曹洞宗旨復古の
  →位置-1-偏正五位を中心として / 石附勝竜 /
「三代相論」考-3-(宗学思想史研究
   →序説-10-) / 東隆真 / p71〜76
景徳伝灯録の割注について / 鈴木哲雄 / p77〜82
光明蔵三昧について / 神戸信寅 / p83〜86
道元禅師と天台本覚思想--御抄における
   →天台義批判 / 池田魯参 / p87〜92 (
道元禅師の経師論師批判 / 吉津宜英 / p93〜98
道元禅と密教について / 新野光亮 / p99〜104
馬祖禅形成の一側面 / 石川力山 / p105〜110
雲門の語録の成立に関する一考察 / 永井政之 / p111〜116
鎌倉初期における禅宗の性格(序)--日本達磨宗の
  →禅の性格 / 高橋秀栄 / p117〜122
正法眼蔵虚空について / 木下純一 / p123〜133
南宗の坐禅観とその特色 / 椎名宏雄 / p134〜146
「伝光録」仙英本と可睡斎蔵本について/山端昭道/p147〜157
道元禅師における引用外典の基礎的研究-1-
  →「正法眼蔵渉典続貂」を中心にして/大谷哲夫/p158〜169
二祖三仏忌考-中下- / 伊藤俊彦 / p170〜180
道元禅師と明全和尚--特に戒律思想との
  →関係について / 青竜宗二 / p181〜183
瑩山和尚清規指南簿(宗学研究資料)/永久岳水/ p184〜187
道元禅師を想う(第16回宗学大会
  →記念講演) / 増谷文雄 / p188〜205
宗学と社会--第16回宗学大会から/山内舜雄 /p206〜242
執筆者紹介 / p15〜15,20〜20
宗学研究所現況 / p243〜246
編集後記 / p247〜248
4月、道元著,大久保道舟編「古本校定正法眼藏」が「筑摩書房」から刊行される。
5月、増谷文雄が「在家佛教. (206) p22〜31」に「道元を見詰めて<上>」を発表する。 pid/6063888
6月、増谷文雄が「在家佛教. (207) p40〜51」に「道元を見詰めて<下>」を発表する。 pid/6063889
  また、脇本平也が「同号 p6〜19」に「日本宗教思想史における道元の位置」を発表する。
7月、増谷文雄が「在家佛教. (208)p72〜81」に「現代語訳 正法眼蔵 第一回」を発表、連載(第五十回)がはじまる。  pid/6063890
11月、河村孝道が神奈川県立金沢文庫編「金沢文庫研究 / 17(11) p.1〜9」に「金沢文庫所蔵「正法眼蔵」管見--「三百則」諸種異本との関連に於いて〔-1-〕」を発表する。
12月、河村孝道が神奈川県立金沢文庫編「金沢文庫研究 / 17(12) p.10〜16」に「金沢文庫所蔵「正法眼蔵」管見--「三百則」諸種異本との関連に於いて」を発表する
  ※ 通番(2)の表示がないので確認が必要 2021・10・19 保坂 金沢文庫研究. 17(12)(188)/pid/3432206
〇この年、岸沢惟安提唱,門脇聴心筆記「改訂仏祖正伝禅戒鈔講話 第1巻」が「曹洞宗宗務庁」から刊行される。
1972 47 61 1月、永久岳水が「正法眼蔵著述史の研究」を「仏教書林中山書房」から刊行する。
3月、嶺光雄が「宗学研究 (通号 14) 1972-03 p.1〜6」に「智外鉄忍書写の正法眼蔵抄」を発表する。pid/4414073
智外鉄忍書写の正法眼蔵抄 / 嶺光雄 / p1〜6
建撕記と傘松道詠に於ける面山和尚について/大場南北/p7〜13
〔曹洞〕宗学に望む / 坂内竜雄 / p14〜18
中世越後における曹洞禅-1-宗団の
  →形成について-1- / 田浪竜之 / p19〜23
二祖三仏忌考-下の上- / 伊藤俊彦 / p24〜35
禅宗祖統説における七祖の問題 / 田中良昭 / p36〜41
曹洞宗教団の成立について--その序論 松田文雄 / p42〜54
宗学研究〔曹洞宗〕についての一私見 / 峯岸孝哉 / p55〜69
初期曹洞宗に於ける国家把握の立場 / 原田弘道 / p70〜75
瑩山禅師の「平常心是道」(宗学思想
  →史研究序説-11-) 東隆真 / p76〜80
大陽警玄禅師における中国曹洞宗旨復古の位置-2-偏正五位を
  →中心として / 石附勝竜 / p81〜91
大智の歴参における二三の問題--寒巌及び東明の
  →影響をめぐって / 大村豊隆 / p92〜98
梵網経略抄の問題--梵網戒経の研究史からみた/池田魯参/p99〜104
宏智録の歴史的性格--宏智頌古拈古を
  →中心として-上- 石井修道 / p105〜110
四巻楞伽経と十巻楞伽経 / 吉津宜英 / p111〜116
三論学派における師資相承と禅宗 / 伊藤隆寿 / p117〜122
道元禅師の「現成」について--性起に
   →関連して/新野光亮/p123〜128
正法眼蔵に見られる空観思想とその
  →受容的意義 / 古坂竜宏 / p129〜135
四分律行事鈔における道宣の戒律 / 川口高風 / p136〜142
大智禅師とその門下の寺院相承について /広瀬良弘/p143〜148
瑩山禅師の坐禅観 / 木下純一 / p149〜159
六地蔵寺所蔵「無名冊子」について / 椎名宏雄 / p160〜174
「伝光録」無禅和尚書写本について / 山端昭道 / p175〜184
道元禅師における引用外典の基礎的研究-2-弘決外典鈔を
  →中心にして / 大谷哲夫 / p185〜195
道元禅における信の意義-序- / 中山成二 / p196〜207
北九州地方資料調査報告〔付所蔵資料翻刻〕/木下純一 ;
  →椎名宏雄 ; 山端昭道 ; 大谷哲夫/p208〜228
執筆者紹介 / p18〜18,207〜207
宗学研究所現況 / p229〜231
編集後記 / p232〜232
5月、「在家佛教 (218)」が「在家仏教協会」から刊行される。 pid/6063900
礎石 <巻頭言> / p5〜5
煩悩と無我 / 坂東環城 / p6〜12
いのちの言葉 「われ愚人を愛す」 / 福原麟太郎 / p14〜14
いのちの言葉 人間形成ということ / 内藤濯 / p15〜15
いのちの言葉 和敬清寂 / 久松潜一 / p16〜16
いのちの言葉 光の中に生かされて / 瀬上敏雄 / p17〜17

いのちの言葉 袈裟に近づく / 水野弥穂子 / p18〜18
座談会 如の世界にひたる / 山田霊林 ; 武藤義一 / p20〜32
表紙のことば 臼杵石仏 / 長田恒雄 / p39〜39
心と姿勢 / 西元宗助 / p42〜43

アフガニスタン雑感 / 佐藤密雄 / p44〜46
生きている英霊 / 般坂弘 / p47〜49
聞思室日記(35)阿修羅の琴 / 金子大栄 / p34〜38
松原致遠抄(第五回) / 加藤辨三郎 / p60〜64
大手町だより 合掌園 / p40〜41
私の人生ノート わが遍歴 / 西野嘉一郎 / p65〜72
禅者の生き方(上) / 大森曹玄 / p50〜58
韓国の古寺(IV) / 二橋進 / p73〜77

現代語訳 正法眼蔵(第十一回) / 増谷文雄 / p78〜92
協会案内 講演会・講座・仏蹟めぐりの会 / p94〜95
8月、永久岳水が「禅研究所紀要 (通号 2) p.22〜39」に「正法眼蔵異本の探求と其目標」を発表する。
12月、 団野弘之が「大学図書館研究 1 p.75-81 」に「司書職制度研究ノート抄 (1)」を発表する。
12月、永久俊雄が「愛知学院大学文学部紀要
= Bulletin of the Faculty of Letters of Aichi Gakuin University : 愛知学院大学論叢 (通号 2) p.27〜48」に「傘松道詠参究の資料」を発表する。
1973 48 62 3月、団野弘之が横浜国立大学附属図書館を退職する。
3月、 団野弘之が「神奈川県図書館学会誌 (33/34)」に「神奈川大学図書館協議会史料 Materiales for the history of the Kanagawa-ken Daigaku-toshokan Kyogikai」を発表する。/pid/3432024
3月、河村孝道が「駒澤大學佛教學部研究紀要 31 p.135-159」に「真字『正法眼蔵』の研究(一) : 「正法眼蔵成立史の研究」の一環として」を発表する。  
3月、団野弘之が「宗学研究 (15) 」に「伝通幻禅師書写の正法眼蔵--七十八巻本について」を発表する。pid/4414074
巻頭言 「宗研」の在り方について / 榑林皓堂 / p1〜2
永平広録の研究 / 永久岳水 / p3〜8
恵心の『即心成仏私記』と道元禅 / 山内舜雄 / p9〜14
正法眼蔵における矛盾性の解釈 / 高橋賢陳 / p15〜19
正法眼蔵の漢語等の読み方について / 嶺光雄 / p20〜25
良寛和尚の研究について / 大場南北 / p26〜31
首楞厳経研究 / 坂内竜雄 / p32〜37
伝通幻禅師書写の正法眼蔵--七十八巻本に
  →ついて / 団野弘之
/ p38〜43
長門大寧寺無隠道費禅師の足跡について/橋本隆哉/p44〜49
郷土禅宗史--能登珠洲寺院の
  →成立を中心に / 井舟万全 / p50〜55
法語の禅思想 / 田中常憲 / p56〜61
越後の洞門寺院における新発見の資料二点について
  →--慈光寺所蔵伝南英謙宗真筆『碧巌鈔』と神宮寺所有木造
  →伝広目天立像背板裏面墨書銘/竹内道雄/p62〜67
古本正法眼蔵の内容とその相互関係--六十巻
  →正法眼蔵の性格をさぐるために / 水野弥穂子 / p68〜73
元亨釈書上の道元禅師伝について / 中世古祥道 / p74〜79
敦煌本『隋朝三祖信心銘』の出現 / 田中良昭 / p80〜85
「三代相論」考(4) / 東隆真 / p86〜91
初期曹洞宗と義雲の立場 / 原田弘道 / p92〜97
道元禅師の法華学について / 池田魯参 / p98〜103
宏智録の歴史的性格(中)道元和尚広録の
  →引用をめぐって / 石井修道 / p104〜109
無情仏性説の考察 / 吉津宜英 / p110〜115
見性の歴史的考察 / 伊藤隆寿 / p116〜121
諸法実相義とその根本的立場 / 古坂竜宏 / p122〜127
初期禅と還帰思想 / 福井重宝 / p128〜133
曹洞宗史上における大智禅師の位置/広瀬良弘/p134〜139
瑜伽行者の止観について / 吉田道興 / p140〜145
三代相論の意味するもの / 松田文雄 / p146〜157
道元禅師における戒律観の展開 / 青竜宗二 / p158〜168
大陽警玄禅師における中国曹洞宗旨復古の位置(3)
   →偏正五位を中心として / 石附勝竜 / p169〜181
青原行思考 / 椎名宏雄 / p182〜193
『瑩山清規』の写本について / 山端昭道 / p194〜207
道元禅師における引用外典の基礎的研究(3)
  →『正法眼蔵随聞記』を中心にして/大谷哲夫/p208〜219
道元禅師における信の意義 / 中山成二 / p220〜231
道元禅師の虚空について / 金原東英 / p232〜243
道元禅師における菩提心について/金丸憲昭 /p244〜256
道元禅師の修証観--弁道話に関連して/金山竜道/p257〜264
能登・北陸地方資料調査報告/
   →椎名宏雄 ; 山端昭道 ; 大谷哲夫 / p265〜319
所蔵目録 / 267〜271
資料〔「永平建撕記」ほか翻刻・解説〕 / 272〜319
執筆者紹介 / / p19〜19,231〜231
宗学研究所現況 / / p320〜322
編集後記 / / p323〜323

4月、団野弘之、鶴見大学文学部一般教育(図書館学)講師に就任する。
6月、永久岳水が「正法眼蔵研究 正法眼蔵の異本と伝播史の研究」を「仏教書林中山書房」から刊行する。
8月、「宗教学論集 = Journal of religious studies 駒沢宗教学研究会 編 (通号 6)
p.197〜205」に「付表 道元禅師眼蔵撰述懐弉書写等を中心とする年表 (正法眼蔵の編集について--特に道元禅師の親集を中心として)」が掲載される。
8月、 団野弘之が「大学図書館研究 2 p.91-97 」に「司書職制度研究ノート抄 (2) 」を発表する。

11月、「現代思想 1(11) 特集=道元と禅の思想」が「青土社」から刊行される。pid/6055295
数理的抽象と自然 公理主義の変容 / 森毅 / p8〜11
数理的抽象と自然 地球の学問としての海洋学 地殻,水圧,海流等の動体を,地球的観点で捉える海の学 / 宇田道隆 / p12〜1
芸術・言語・言語学 ヤコブソンの芸術記号論 詩的言語を分析する理論の軌跡 / 磯谷孝 / p169〜206
芸術・言語・言語学 言語活動の学の実在的基盤 何を指して言語というべきか,ソシュール,バルトの
   →考察をふまえ実在に行きつく言語活動学の必然性を説く / 篠崎秀夫 / p207〜214
芸術・言語・言語学 Signifieについて ソシュール暼見(承前) / 川本茂雄 / p215〜222
特集=道元と禅の思想
  禅そして東洋と西洋 透明な視角を求めて / 李禹煥 / p24〜27
  禅そして東洋と西洋 ビート禅と,われわれと,禅 / 諏訪優 / p63〜65
  禅そして東洋と西洋 東洋的思惟と西洋的思惟 西洋精神の歴史を宇宙とその根源的統一からの
   →離脱とみることによって逆に東洋的思惟と精神をうきぼりにする / ユング ; 高橋巌 / p151〜166
  道元への近さと距たり 道元について / 富士正晴 / p28〜29
  道元への近さと距たり 道元敬遠 / 杉浦明平 / p35〜39
  道元への近さと距たり 道元と私 / 瀬戸内晴美 / p30〜34
  討議 禅,道元,現代 道元の肚をつかむ / 芳賀幸四郎 ; 小西甚一 / p40〜42
  討議 禅,道元,現代 世阿弥が引用した禅語 / 芳賀幸四郎 ; 小西甚一 / p42〜43
  討議 禅,道元,現代 道元とアインシュタイン / 芳賀幸四郎 ; 小西甚一 / p43〜45
  討議 禅,道元,現代 「思ふままの理を粒々と書き」 / 芳賀幸四郎 ; 小西甚一 / p45〜46
  討議 禅,道元,現代 古代的無常観を打ち返しに / 芳賀幸四郎 ; 小西甚一 / p46〜48
  討議 禅,道元,現代 宣長の合理主義と道元の新しさ / 芳賀幸四郎 ; 小西甚一 / p48〜50
  討議 禅,道元,現代 禅の表現の方法 / 芳賀幸四郎 ; 小西甚一 / p50〜52
  討議 禅,道元,現代 宋学と禅の結合 / 芳賀幸四郎 ; 小西甚一 / p53〜54
  討議 禅,道元,現代 道元を現代的にうけとる / 芳賀幸四郎 ; 小西甚一 / p54〜54
 道元の思想と宗教 道元の在宋中の思想発展 宋国という時空の中で道元が
   →大悟徹底に至る四つの契機 / 竹内道雄 / p66〜70
  道元の思想と宗教 道元の宗教と正法眼蔵 正法眼蔵の位置を道元の宗教の本質と修行形態に密着した
   →撰述の中に据え成立の事情と理解の道を探る / 水野弥穂子 / p71〜77
  道元の思想と宗教 「正法眼蔵」成立論私見 正法眼蔵は示衆集であるか。そして巻立ての秘密は何か/古田紹欽/p144〜150
  存在・思惟・言語 道元における<存在>と<無> 「<有>にあらず<無>にあらず」の言葉に道元の思想的
   →一貫性の根拠を捉え,従来の”分裂”説の止揚を図る / 森本和夫 / p78〜91
  存在・思惟・言語 開放系としての意味の世界 「正法眼蔵」の文章の意味 / 山崎正一 / p92〜97
  瞑想と究極態 瞑想の比較思想序論 冥想の外的形態--究極態への近接 / 玉城康四郎 / p99〜101
  瞑想と究極態 瞑想の比較思想序論 冥想の究極態(ゴーダマ,道元,イエス,パウロとの対比)/現代思想編集部/p101〜108
  瞑想と究極態 瞑想の比較思想序論 冥想の内的形態--究極態からの発露 / 現代思想編集部 / p108〜113
  瞑想と究極態 瞑想の目的 真理は否定的にのみ表現しうると説く西洋の神秘家と
   →禅との類似を具体的に則して明らかにする / 中村元 / p118〜129
 
討議 正法眼蔵と道元の思想 書誌学的視点から 異本への興味 / 永久岳水 ; 古田紹欽 / p130〜133
 
討議 正法眼蔵と道元の思想 書誌学的視点から 草案本、修訂本、清書 / 永久岳水 ; 古田紹欽 / p133〜134
  討議 正法眼蔵と道元の思想 書誌学的視点から 示衆とは講義のことか / 永久岳水 ; 古田紹欽 / p135〜137
  討議 正法眼蔵と道元の思想 書誌学的視点から 巻編成の基本原理 / 永久岳水 ; 古田紹欽 / p137〜139
  討議 正法眼蔵と道元の思想 書誌学的視点から □悟から得た「現成公案」のヒント / 永久岳水 ; 古田紹欽
/ p139〜140
 
討議 正法眼蔵と道元の思想 書誌学的視点から 写本の筆者による誤り / 永久岳水 ; 古田紹欽 / p140〜141
  討議 正法眼蔵と道元の思想 書誌学的視点から 書名「正法眼蔵」の由来 / 永久岳水 ; 古田紹欽
/ p141〜143
グラビア 宇宙的ヴィジョンの系譜 曼荼羅の世界 / 奈良小島寺 ; 当麻寺 ; マドリッド・プラド美術館 / p55〜62
道元年譜 / 現代思想編集部 / p167〜168
連載 哲学的断章XI ホモ・ドラマティクス / 中村雄二郎 / p16〜23
連載 普遍思想IV 寛容・合理主義・法III / 中村元 / p223〜237
12月、永久岳水が「愛知学院大学文学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Letters of Aichi Gakuin University : 愛知学院大学論叢 (通号 3) p.55〜66」に「禅門十牛図の研究」を発表する。
12月、東海学園女子短期大学国語国文学会編「東海学園国語国文 (5) 」が刊行される。
pid/7901008
『当世書生気質』の文章体 / 栗田靖 / p1〜10
南蛮柿をめぐって--「コリャードの辞書」の覚え書から/小島幸枝/p11〜22
乾坤院本正法眼蔵の本文 その一、誤写について/田島毓堂/p23〜46
長円寺本正法眼蔵随聞記の音便 / 近藤洋子 / p47〜54
十六夜日記語彙表 / 加藤藤子 ; 近藤喜美子 ;
  →田島毓堂 ; 三浦府 / p55〜65
彙報 / p66〜67
執筆者紹介 / p65〜65
〇この年、岸沢惟安 提唱,門脇聴心(章太郎) 筆記「改訂仏祖正伝禅戒鈔講話 第2巻」が「曹洞宗宗務庁」から刊行される。
〇この年、道元 著,増谷文雄訳「正法眼蔵 : 現代語訳 第1〜4巻」が「角川書店」から刊行される。
1974 49 63 3月、河村孝道が「駒澤大學佛教學部研究紀要 32 p.95-138」に「真字『正法眼藏』の研究(二) : 「正法眼蔵成立史の研究」の一環として」を発表する。  
3月、水野弥穂子が「駒沢短期大学研究紀要 2 p.26-51」に「正法眼蔵の成立について」を発表する。
〈抄録〉「正法眼蔵」の成立について最近、新しい説が出された。一つは山口大学教育学部の杉尾教授の説であり、一つは古田紹欽博士の「正法眼蔵の研究」において示された説である。このお二人の研究の共通点は、いずれも宗門外の立場にあり、従来、宗門人により半ば神聖視された「正法眼蔵」七十五巻親撰説に対して、疑わしき点を遠慮なく指摘された事である。中でも古田博士は、従来道元自筆ときめられていた「山水経」「嗣書」を別人の書写と断定されたため、この両巻の存在をもとに七十五巻親撰説を固めていた宗門学者に衝撃を与えたようである。ここには、「正法眼蔵」がどのようにして形をなし、伝承されたかをたどって、その成立を考えてみようと思う。
4月、団野弘之、鶴見大学文学部助教授に就任される。
〇この年、團野弘之, 加藤宗晴, 武田元次郎編「鶴見大学/目録法・分類法演習資料」が刊行される。
〇この年、「瑩山禅師研究 : 瑩山禅師六百五十回大遠忌記念論文集」が「山禅師奉讃刊行会」から刊行される。
瑩山禅師の御鴻業(大久保道舟)
瑩山禅師の思想史的位置づけー随想(中村元)
太祖の宗教の歴史的地位-とくにその社会的背景について(川窪純光)
瑩山禅師の歴史的地位-白山天台との関連を中心として(今枝愛真)
宗統復古期より見たる瑩山紹瑾禅師の地位(竹内道雄)
永光寺五老峰の現代的意義についてー宗門発祥の霊地としての
  →永光寺五老峰(小林準道)
瑩峩二祖の嗣法観と思想的基盤-大陽・投子、無底・
  →月泉の嗣承について(榑林皓堂)
瑩山禅師の禅定思想(水野弘元)
鎌倉期初頭に観る禅密の交流と瑩山禅師(竹田鉄仙)
洞上正宗の坐禅(松田亮孝)
瑩山禅師の坐禅観(木下純一)
瑩山禅師の開創寺院について(横山秀哉)
瑩山禅師の宗教センターについて(柴田道賢)
瑩山禅師の宗風とその門流の展開(鈴木泰山)
瑩山禅師門流の教団形成-教化学的視点から奥の
  →正法寺を中心として(桜井秀雄)
『伝光録』参究の苦心(永久岳水)
『正法眼蔵』と『伝光録』について(酒井得元)
『坐禅用心記』における天台上観の影響(山内舜雄)
清規史上における『瑩山清規』の意義(鏡島元隆)
山上氏蔵『瑩山清規』と愛知学院大学図書館蔵
  →「瑩山示寂祭文」について(田島柏堂)
瑩山禅師の仏法と「十種勅問」について(若山超関)
『瑩山和尚室中置文』について(古田紹欽)
菩薩戒と瑩山「教授戒文」(光地英学)
『洞谷記』の研究(松田文雄)
瑩山禅師に関する三種の「仮名法語」考(椎名宏雄)
瑩山禅師伝の諸問題(東隆真) 瑩山禅師
  →御年齢考試論(山端昭道)
明智優婆夷(太祖の祖母)について(中世古祥道)
総持寺の仏像(逸見梅栄)
英訳『坐禅用心記』・『三根坐禅記』(西山宏宣)
瑩山禅師研究の動向(東隆真)
瑩山禅師関係文献目録(東隆真)
〇この年迄に、岸沢惟安 提唱,門脇聴心(章太郎)録「正法眼蔵全講1〜24巻」が「大法輪閣」から刊行される。
  
 正法眼蔵全講1〜24巻の内訳一覧表(1973〜1977
巻 数 発行年 内容
第1巻 1972 正法眼蔵弁道話,正法眼蔵摩訶般若波羅密
第2巻 1972 正法眼蔵現成公案,正法眼蔵一顆明珠,正法眼蔵重雲堂式,正法眼蔵即心是仏
第3巻 1972 正法眼蔵洗浄,正法眼蔵礼拝得髄,正法眼蔵谿声山色
第4巻 1972 正法眼蔵諸悪莫作,正法眼蔵有時,正法眼蔵袈裟功徳
第5巻 1972 正法眼蔵傳衣(でんえ)、 正法眼蔵山水経、正法眼蔵佛祖 正法眼蔵嗣書(ししょ)法眼蔵原文(索引
第6巻 1973 正法眼蔵法華転法華,正法眼蔵心不可得,正法眼蔵後心不可得
第7巻 1973 正法眼蔵古鏡,正法眼蔵原文
第8巻 1973 正法眼蔵看経,正法眼蔵仏性,正法眼蔵原文(索引
第9巻 1973 正法眼蔵行仏威儀,正法眼蔵原文(索引)
第10巻 1973 正法眼蔵仏教,正法眼蔵神通,正法眼蔵大悟,正法眼蔵原文(索引
第11巻 1973 正法眼蔵坐禅箴,正法眼蔵原文(索引)
第12巻 1973 正法眼蔵仏向上事,正法眼蔵恁麼,正法眼蔵原文(索引
第13巻 1973 正法眼蔵行持 上,正法眼蔵原文(索引)
第14巻 1973 正法眼蔵行持 下,正法眼蔵原文(索引)
第15巻 1973 正法眼蔵海印三味,正法眼蔵授記,正法眼蔵原文(索引)
第16巻 1973 正法眼蔵観音,正法眼蔵阿羅漢,正法眼蔵栢樹子,正法眼蔵原文(索引)
第17巻 1973 正法眼蔵光明,正法眼蔵身心学道,正法眼蔵原文(索引)
第18巻 1974 正法眼蔵夢中説夢,正法眼蔵道得,正法眼蔵画餅,正法眼蔵原文(索引)
第19巻 1974 正法眼蔵全機,正法眼蔵都機,正法眼蔵空華,正法眼蔵古仏心,正法眼蔵菩提薩〔タ〕四摂法,正法眼蔵葛藤,正法眼蔵三界唯心,正法眼蔵説心説性,正法眼蔵仏道,正法眼蔵諸法実相,正法眼蔵原文(索引)
第20巻 1974 正法眼蔵密語,正法眼蔵仏経,正法眼蔵無情説法,正法眼蔵法性,正法眼蔵陀羅尼,正法眼蔵洗面,正法眼蔵面授,正法眼蔵坐禅儀,正法眼蔵梅華,正法眼蔵十方,正法眼蔵原文(索引)
第21巻 1974 正法眼蔵見仏,正法眼蔵遍参,正法眼蔵眼晴,正法眼蔵家常,正法眼蔵竜吟,正法眼蔵春秋,正法眼蔵祖師西来意,正法眼蔵優曇華,正法眼蔵発無上心,正法眼蔵如来全身,正法眼蔵三昧王三昧,正法眼蔵原文(索引)
第22巻 1974 正法眼蔵三十七品菩提分法,正法眼蔵転法輪,正法眼蔵自証三昧,正法眼蔵大修行,正法眼蔵虚空,正法眼蔵鉢盂,正法眼蔵安居,正法眼蔵佗心通,正法眼蔵原文(索引
第23巻 1974 正法眼蔵王索仙陀婆,正法眼蔵示庫院文,正法眼蔵出家,正法眼蔵三時業,正法眼蔵四馬,正法眼蔵発菩提心,正法眼蔵出家功徳,正法眼蔵供養諸仏,正法眼蔵帰依三宝,正法眼蔵生死,正法眼蔵原文(索引
第24巻 1974 正法眼蔵深信因果,正法眼蔵道心,正法眼蔵受戒,正法眼蔵四禪比丘,正法眼蔵唯仏与仏,正法眼蔵八大人覚
月報 . 合本 自館製本 所蔵:千葉県立中央図書館
〇この年、永久俊雄(岳水)がなくなる。(享年84歳)
〇この年、岸沢惟安 提唱,門脇聴心 (章太郎)筆記「改訂仏祖正伝禅戒鈔講話 第3・4巻」が「曹洞宗宗務庁 」から刊行される。

〇この年、道元 著,増谷文雄訳「正法眼蔵 : 現代語訳 第5〜6巻」が「角川書店」から刊行される。
1975 50 64 3月、 団野弘之が「図書館雑誌 = The Library journal 69(3)(615)p145〜146」に「武田虎之助先生/故・武田虎之助氏略年譜」を寄稿する。
3月、河村孝道が「駒澤大學佛教學部研究紀要 33 p.41-96」に「真字『正法眼蔵』の研究(三) : 「正法眼蔵成立史の研究」の一環として」を発表する。
  また、「同号 p.97-115」に小坂機融が「『正法眼蔵弁註』成立考 : 異本とその成立の周辺」を発表する。
3月、永久俊雄が「禅研究所紀要 (通号 4・5)
p.p45〜68 太祖瑩山弾師六百五十回大遠忌奉讃<特輯>号」に「瑩山和尚法語と伝光録偈頌」を発表する。
8月、増谷文雄が「在家佛教 (257)
p86〜93 在家仏教協会」に「現代語訳 正法眼蔵(第五十回))」を発表、連載を終える。する。  pid/6063939
9月、増谷文雄が「在家佛教. (258)
p74〜80」に「正法眼蔵の世界(上) 」を発表する。  pid/6063940
10月、増谷文雄が「在家佛教. (259)
p6〜17」に「正法眼蔵の世界(下) 」を発表する。  pid/6063941
〇この年、道元 著,増谷文雄訳「正法眼蔵 : 現代語訳 第7〜8巻」が「角川書店」から刊行される。
1976 51 65 3月、河村孝道が「駒澤大學佛教學部研究紀要 34 p.64-98」に「真字『正法眼蔵』の研究(四) : 「正法眼蔵成立史の研究」の一環として」を発表する。
3月、水野弥穂子が「日本文學 44 1976-03-15 p.1-13」に「耕雲寺(新潟県村上市)本正法眼蔵についての報告」を発表する。 
3月、団野弘之が「宗学研究 (18) p47〜52」に「官内庁書陵部蔵正法眼蔵写本(九十五巻本)について」を発表する。 pid/4414077
巻頭言 宗研をどうする / 榑林皓堂 / (0004.jp2)
道 仏道 学道 / 水野弘元 / p1〜7 (
「小布施方」に関する広瀬良弘君の反論を謝し,疑義の一・二に
  →及ぶ--反論に対する反論 / 鈴木泰山 / p9〜14
「梵網経菩薩戒作法」の栄西真撰の根拠について/渡部賢宗/p15〜20
正法眼蔵抄仏性の巻における談義文と
  →聞書文の性格と関係 / 嶺光雄 / p21〜26
現成公案の公案性 / 高橋賢陳 / p27〜32
七十五巻正法眼蔵成立の時期 / 水野弥穂子 / p33〜40
源実朝の入宋企図と道元禅師 / 杉尾玄有 / p41〜46
官内庁書陵部蔵正法眼蔵写本
  →(九十五巻本)について / 団野弘之
/ p47〜52
瑩山禅師と「正法眼蔵」 / 東隆真 / p53〜58
「竜文六代誌」および「竜文考」に現はれたる同寺五世
  →為宗和尚の永平寺復興について / 橋本隆哉 / p59〜66
道元禅師志比庄下向の背景-1-志比庄の
  →支配について / 中世古祥道 / p67〜72
歎仏会式について / 松浦秀光 / p73〜78
涅槃経の陀羅尼 / 坂内竜雄 / p79〜84
求道と無所得 / 田中常憲 / p85〜90
室内伝法の法衣と同作法中の袈裟の
  →扱い方について / 大野信光 / p91〜96
「正法眼蔵撃節集」について / 水野博隆 / p97〜102
「永平開山道元和尚仮名法語」について / 椎名宏雄 / p103〜108
正法眼蔵における仏教的弁証法 / 西嶋和夫 / p109〜114
穏達和尚について / 永峰文男 / p115〜120
江戸時代における袈裟復古運動の形成 / 川口高風 / p121〜126
正法眼蔵における空の一考察 / 田中現詠 / p127〜132
道元禅師の坐禅観 / 柏田大禅 / p133〜138
「正法眼蔵」の現成と公案 / 新野光亮 / p139〜144
正法眼蔵における声聞行 / 吉田道興 / p145〜150
曹洞禅者と嵩山少林寺 / 永井政之 / p151〜156
滋賀県洞寿院文書について / 広瀬良弘 / p157〜162
「正法眼蔵」における三界唯心の解明/伊藤秀憲/p163〜168
万安英種考 / 中山成二 / p169〜174
「般若心経止啼銭」参究 / 楠俊道 / p175〜180
正法眼蔵における生死について / 藤井昭雄 / p181〜186
冥資の世界の展開--正法眼蔵嗣書の
  →巻 参究 / 田中敬信 / p187〜196>
「正法眼蔵」における動詞的用法の
  →特殊性について / 金原東英 / p197〜207
現代における実践的安心試論 / 中野東禅 / p209〜214
宗学復興期における重嗣論の一側面--徹通義介禅師の
  →問題を中心にして / 大谷哲夫 / p215〜226
道元禅師における公案拈提の特質--曹山禅師の
  →それと比較して / 石附勝竜 / p227〜232
指月禅師仮名法語について / 黒丸寛之 / p233〜237
但随他証去 / 川田熊太郎 / p238〜242
天台止観と只管打坐 / 酒井得元 / p243〜250
追悼文「藤田・横井両先生と宗研」/榑林皓堂/p251〜252
「宗学研究」既刊総目次(創刊号〜十七号) / / p253〜282
宗学研究所修了者名簿 / / p282〜284
宗学研究所現況 編集後記 / / p285〜287

1977 52 66 2月、岸沢惟安老師講述「永平初祖学道用心集」を「永源寺(兵庫県養父市)」が刊行する。 永源寺(連絡先) 079-662-2604
3月、団野弘之が「宗学研究 (19)」に「面山禅師書写正法眼蔵写本について」を発表する。
 pid/4414078
宗学の研究について(巻頭言) / 水野弘元 / p1〜3
真歇清了師における禅浄論 / 光地英学 / p1〜3
『漢光類聚』における本覚思想の考察--「本来本法性」
  →疑団解明の一視角 / 山内舜雄 / p4〜9
瑩山禅師の伝戒の師について / 渡部賢宗 / p10〜15
正法眼蔵考-7- / 秋重義治 / p16〜21
再び道元禅師の一夜碧巌将来について--鏡島元隆博士の
  →高説に答える / 竹内道雄 / p22〜27
道元禅師における宗教 / 田村武夫 / p28〜32
御教示仰ぎたき二問題--面授時脱落のことおよび『
  →普勧坐禅儀』の書風のこと / 杉尾玄有 / p33〜37
道元禅師志比庄下向の背景-2- / 中世古祥道 / p38〜42
正法眼蔵における「さとり」の
  →四諦論的展開 / 西嶋和夫 / p43〜47
「祖灯大統」について / 長谷部幽蹊 / p48〜52
瑩山禅師の号と諱について / 東隆真 / p53〜57
「曹山解釈洞山五位顕訣鈔」おける
  →復古の特質 / 石附勝竜 / p58〜62
峨山におけるカナ法語の性格 / 椎名宏雄 / p63〜67
面山禅師書写正法眼蔵写本について / 団野弘之 / p68〜70
曹洞宗大系譜雑感--嗣法史を中心として / 高橋全隆 / p71〜73
近世における宗統復古史研究序説-1- / 大谷哲夫 / p74〜76
黙室良要著の「革弊論」の発見 / 川口高風 / p77〜79
本証妙修と自己との間 / 吉田道興 / p80〜82
原坦山の思想 / 水野博隆 / p83〜84
諸尊真言 / 坂内竜雄 / p85〜86
感応道交の詞 / 田中敬信 / p87〜88
『正法眼蔵坐禅筬』の現成について(
  →上)--『宏智広録』に関連して / 新野光亮 / p89〜90
『正法眼蔵』における性相について / 田中現詠 / p91〜92
只管打坐と公案禅 / 柏田大禅 / p93〜94
洞上筆痕について / 吉岡博道 / p95〜96
一法究尽について / 伊藤秀憲 / p97〜98
万松行秀の禅とその周辺 / 永井政之 / p99〜100
説似一物即不中について / 神谷麻俊 / p101〜102
中世における曹洞宗の授戒会--新出史料乾坤院所蔵
  →『血脈衆』『小師帳』について/広瀬良弘 p103〜104
洞門抄物と江戸宗学--真歇拈古と寂庵禅師
  →拈古谷〔キョウ〕 / 中山成二 / p105〜106
『正法眼蔵』における菩提心について/高山元延 p107〜108
道元禅師と百文の戒学思想 / 青竜宗二 / p109〜113
最近の宗学論について--特に宗学論を
  →すすめるための試論 / 峰岸孝哉 / p114〜118
執筆者紹介 / p57〜57,118〜118
宗学研究所現況・編集後記 / p119〜120

4月、団野弘之が鶴見大学文学部教授に昇任される。57年3月まで
12月、田島毓堂が「印度學佛教學研究 26(1) p.p221〜223」に「乾坤院本正法眼蔵と逆翁宗順--書写時期に関連して (日本大学における第二十八回〔日本印度学仏教学会〕学術大会紀要-1-)」を発表する。  J-STAGE
12月、 団野弘之が在家仏教協会編「在家佛教 (285)」に「いのちの言葉 信仰を持ちなさい」を発表する。pid/6063967
1978 53 67 3月、団野弘之が「宗学研究 (20) p59〜64」に「明治以後における正法眼蔵本文の出版について」を発表する。pid/4414079
正法眼蔵三界唯心釈 / 川田熊太郎 / p1〜6
「如浄禅師続語録」について / 鏡島元隆 / p7〜14
道元禅師の伽藍観について--大仏寺趾考 / 横山秀哉 / p15〜22
永平広録考-2- / 秋重義治 / p23〜28
前後際断・刹那生滅の論理 / 杉尾玄有 / p29〜34
昭和前期における宗学研究序説--とくに青竜虎法師の
  →宗学関係論攷の考察をとおして / 若月正吾 / p35〜38
「瑩山和尚清規」にあらわれた道元禅師の影響 / 東隆真 / p39〜46
「芙蓉袈裟」将来をいう諸資料への疑著 / 中世古祥道 / p47〜52
正法眼蔵における三昧の四諦論的展開 / 西嶋和夫 / p53〜58
明治以後における正法眼蔵本文の出版について/団野弘之/p59〜64
禅宗伝灯説の発展 / 田中良昭 / p65〜72
長野大安寺所蔵の洞門抄物類について / 金田弘 / p73〜85
栄西の家風についての一視点--「正法眼蔵随聞記」の
  →話を読んで弟子からの妨難におよぶ/菅原昭英/p86〜94
宏智録の歴史的性格-下-心塵脱落をめぐって/石井修道/p95〜102
「人天眼目」の諸本 / 椎名宏雄 / p103〜110
易学と宗乗--「顕訣耕雲註種月〔クン〕〔セキ〕藁」
  →の場合 / 石附勝竜 / p111〜116
正法眼蔵の語彙から--イハユルについて /田島毓堂/p117〜122
近世における宗統復古史研究序説-2- / 大谷哲夫 / p123〜126
「正法眼蔵」にみられる臨済批判 / 伊藤秀憲 / p127〜132
「秘密正法眼蔵」について / 石川力山 / p133〜138

東皐心越の来朝をめぐる諸問題 / 永井政之 / p139〜144
遠江大洞院檀越考 / 広瀬良弘 / p145〜150
仏教とは何か / 井上義衍 / p151〜152
大般若理趣分研究-2- / 坂内竜雄 / p153〜158
金剛般若経の心について / 田中現詠 / p159〜162
原坦山の思想について / 水野博隆 / p163〜166
江戸初期に於ける洞済交渉の
  →一断面 / 中山成二 / p167〜172
「正法眼蔵」と玄沙のことばについて--一顆明珠を
  →中心として / 新野光亮 / p173〜176
諦忍律師の「本朝高僧伝弁訛」の
  →紹介 / 川口高風 / p177〜180
黙照禅と看話禅 / 原全忠 / p181〜184
心塵脱落と身心脱落について / 吉田道興 / p185〜188
『正法眼蔵随聞記』私考-2-「ハヅベクンバ明眼ノ
  →人ヲハヅベシ」考-1- / 田中敬信 / p189〜192
仏教経済の原理と道元禅 / 斎藤博 / p193〜196
「御抄」中の菩提心解釈 / 神谷麻俊 / p197〜200
両祖に学ぶもの / 井上貫道 / p201〜204
「真禅融心義」に説かれる栄西の
  →密禅併修 / 中尾良信 / p205〜208
面授と脱落について / 志部憲一 / p209〜212
天台学よりみた心性の一考察--正法眼蔵説心説性の
  →巻を中心にして / 鈴木祐孝 / p213〜216
執筆者紹介 / p14〜14,46〜46,132〜132
宗学研究所現況 / p217〜218
編集後記 / p218〜218
〇この年、大野市史編さん委員会編大野市史 第1巻」に「 (年月日未詳) 正法眼蔵開板出来上堂法語」が発表される。
1979 54 68 3月、團野弘之が「神奈川県図書館学会誌 (45/46)」に「中国における図書館」を発表する。pid/3432030 
3月、団野弘之が「宗学研究 (21) p37〜42」に「正法眼蔵古写本の呼称の統一について」を発表する。pid/4414080
正法眼蔵空華について / 川田熊太郎 / p1〜5
永平広録考-3- / 秋重義治 / p6〜12
広瀬良弘君の稀覯新史料発見の労を称う--その
  →一層正確な理解を君に求めつつ/ 鈴木泰山/p13〜19
孤雲懐奘禅師伝について / 竹内道雄 / p20〜26
「宝慶記」と十二巻「正法眼蔵」--特に「深信因果」
  →巻について / 水野弥穂子 / p27〜30
懐奘筆≪仏性≫原初本をめぐる覚えがき/杉尾玄有/p31〜36
正法眼蔵古写本の呼称の統一について/団野弘之/p37〜42
正法眼蔵における行為の四諦論的な
  →展開について / 西嶋和夫 / p43〜48
道元禅師の生仏思想 / 青竜宗二 / p49〜54
投子義青禅師と五位思想--代付相承の
  →問題をめぐって / 石附勝龍 / p55〜60 >
大安寺本「正法眼蔵随聞記」 / 東隆眞 / p61〜65
「祖堂集」の編成 / 椎名宏雄 / p66〜72
駒沢大学図書館所蔵の俊昶手沢の
  →「宏智広録」について / 石井修道 / p73〜78
仏名経典成立史研究-3- / 坂内竜雄 / p79〜85
真言ダラニのリズム / 溝部国光 / p86〜92
兀坐の参究 / 田中常憲 / p93〜98
逆水洞流と卍海宗珊の手紙--付 鶴州宝天系譜
  →沿革誌 / 田浪竜之 / p99〜104
新出資料・瑞泉寺本「伝光録」の研究 / 川口高風 / p105〜110
歎仏会とリズム / 植村高義 / p111〜113
道元禅師と檀越波多野氏について / 関恒久 / p114〜118
栄西元久元年の運動方針について / 菅原昭英 / p119〜125
永平寺住持制度に関する一考察--出世・瑞世の
  →問題を中心に / 広瀬良弘 / p126〜132
永平寺と面山和尚--三十九世承天則地禅師
  →との関係 / 熊谷忠興
/ p133〜137
「正法眼蔵」に見られる在家・女人の
  →成仏非成仏について / 伊藤秀憲 / p138〜142
「正法眼蔵」と慧忠国師のことばについて--佗心通を
  →中心として / 新野光亮 / p143〜148
只管のみちびき / 井上貫道 / p149〜154
明和六年写本「童問日用集」について/村瀬法英/p155〜160
道元禅師における自利利他の論理構造と
  →冥合の論理 / 船岡誠 / p161〜166
「正法眼蔵随聞記」私考-5-「ハヅベクンバ明眼ノ
  →人ヲハヅベシ」考-4- / 田中敬信 / p167〜172
「秘密正法眼蔵」再考 / 石川力山 / p173〜178
「坐断」という語について / 中村信幸 / p179〜184
「本来本法性」疑団の考察--その虚構性に
  →関して / 吉田道興 / p185〜191
寿昌清規の成立とその周辺 / 永井政之 / p192〜198
道元禅師の衣食住観 / 成田英道 / p199〜204
一師印証の主張と展開-2-先駆者
  →連山交易について / 中山成二 / p205〜211
「真禅融心義」に於ける禅宗の位置/中尾良信/p212〜216
「弁註」の引用について / 鈴木祐孝 / p217〜222
正法眼蔵における教と法について/中條道昭/p223〜228
道元禅再考--日本的転回についての
  →一考察 / 志部憲一 / p229〜232
古月禅材伝の基礎資料 / 鈴木宜邦 / p233〜238
天桂伝尊の法華経解釈 / 大松博典 / p239〜242
灯史上における「如浄録」の
  →引用について / 佐藤秀孝 / p243〜248
「永嘉集」についての一試論 / 仙石景章 / p249〜253
執筆者紹介 / p26〜26,254〜254
宗学研究所現況 / p255〜256
編集後記 / p257〜257
12月、永久岳水編「正法眼藏註解新集」が「仏教書林中山書房」から再刊される。
   代々木書院昭和6(1931)年刊の復刻版
1980 55 69 3月、団野弘之が「宗学研究 (22) p6〜12」に「懐奘禅師眼蔵書写の識語(稿)--看見せる眼蔵写本を通じて」を発表する。pid/4414081
永平寺二祖道光普照国師七百回大遠忌
  →奉讃特輯/p1〜262,1〜14
孤雲懐奘禅師伝について--興聖寺時代の
  →行実/竹内道雄/pp1〜5
懐奘禅師眼蔵書写の識語(稿)--看見せる
  →眼蔵写本を通じて / 団野弘之
/ pp6〜12
本源仏<即>生活仏--「正法眼蔵」および
  →「光明蔵三昧」の哲学 / 杉尾玄有 / pp13〜18
懐奘禅師の豊後永慶寺開創について / 青竜宗二 / pp19〜24
二祖国師の開山所について / 熊谷忠興 / pp25〜30
「正法眼蔵随聞記」考 / 東隆真 / pp31〜36
『正法眼蔵随聞記』私考-7-「貧ヲ学スベシ」
  →考-2- / 田中敬信 / pp37〜42
「正法眼蔵随聞記」の史料的性格 / 船岡誠 / pp43〜46
興聖寺時代における懐奘禅師の行実 / 吉田道興 / pp47〜52
懐奘忌並びに懐奘禅師像-序- / 中山成二 / pp53〜56
禅と善悪思想 / 光地英学 / pp57〜62
正法眼蔵自証三昧について / 川田熊太郎 / pp63〜68
正法眼蔵のなかの仏祖 / 加藤宗厚 / pp69〜74
正法寺本弁道話について / 木下純一 / pp75〜81
正法眼蔵御再治における変容の性格--後心不可得巻と
  →心不可得・他心通巻の場合を
  →中心として/石附勝竜/pp83〜88
「林間録」に関する一仮説--正法眼蔵との
  →関連において / 水野弥穂子 / pp89〜94
正法眼蔵における自然観の四諦論的な
  →展開について / 西嶋和夫 / pp95〜100
公案と只管打坐 / 伊藤秀憲 / pp101〜106
「正法眼蔵」の見と成について / 新野光亮 / pp107〜110
正法眼蔵における法華経の見方 / 田中現詠 / pp111〜116
道元禅師の臨済批判について / 志部憲一 / pp117〜120
正法眼蔵「三時業」研究 / 川村昭光 / pp121〜124
百姓と道元禅--江渡狄嶺の行の思想/斎藤知正/pp125〜130
葉隠武士道と曹洞禅-1- / 成河峰雄 / pp131〜134
仏教の悟の本質 / 井上義衍 / pp135〜138
見仏について / 田中常憲 / pp139〜142
悟と信の問題--現代宗学批判 / 板橋興宗 / pp143〜146
曹洞禅の功徳と利益 / 渡辺勝人 / pp147〜150
是れ何ぞ / 井上貫道 / pp151〜154
肥前円応寺所蔵「無門関抄」と
  →その言語/金田弘/pp155〜160
肥前円応寺所蔵「大庵和尚下語」
  →について / 石川力山 / pp161〜166
地方史に現われた大寧寺十三世
  →異雪慶殊禅師 / 植村高義 /p167〜170
永平六十一世環渓密雲禅師讃仰/吉岡博道/pp171〜176
白鳥鼎三と国隠道寧 / 川口高風 / pp177〜182
「弁註」の引用について-2- / 鈴木祐孝 / pp183〜186
「妙経要解標幟筆削記」について/大松博典/pp187〜190
「宝林伝」巻九巻十の逸文/椎名宏雄 /pp191〜198
伝法偈の成立の背景に関する一考察/石井修道/pp199〜205
澄観の禅宗観について / 吉津宜英 / pp206〜211
「伝法宝紀」と「歴代法宝記」について/渡部正英/pp212〜216
「絶観忘守」について / 木南広峰/ pp217〜220
北宗禅に於ける無心と離心について/仙石景章/pp221〜224
瑯〔ヤ〕慧覚と長水子〔セン〕 / 中条道昭 / pp225〜228
天童如浄と虚堂智愚 / 佐藤秀孝 / pp229〜234
燕京寺刹考--曹洞禅者の動向と
  →関連して / 永井政之 / pp235〜240
栄西の戒律観 / 中尾良信 / pp241〜244
八念誦について / 松浦秀光 / pp245〜250
仏名経典成立史研究-4- / 坂内竜雄 / pp251〜256
托鉢について / 成田英道 / pp257〜262
執筆者紹介 / p62〜62,82〜82,216〜216
宗学研究所現況 / p263〜265
編集後記 / p266〜265
「袈裟功徳」の巻における十種糞掃・
  →四種糞掃 / 阿部慈園 / p9〜14
ウイグル語「観音経」QUAN-SI-IM-PUSARの
  →邦訳 / 鷲見東観 / p1〜8 >
12月、杉尾守が山口大学教育学部図書委員会編「山口大学教育学部研究論叢. 第1部, 人文科学・社会科学 (通号 30) p.p9〜21」に「正法眼蔵<大悟>小考」を発表する。
〇この年、故永久俊雄(岳水)の蔵書、約13,000冊が「駒沢大学図書館」に寄贈される。
永久文庫 [229]
永久文庫は、永久俊雄先生
(ながひさ としお 1890‐1974)の旧蔵書である。岳水(がくすい)と称す。大正3年に曹洞宗大学を卒業。大正15年曹洞宗大学曹洞宗宗典史料編纂委員にて曹洞宗の歴史的材料、宗寶、宗典の調査を行う。昭和9年に世田谷中学教授、駒澤家政女学校の教頭を経て、出身の山口多々良中学の教頭となる。宗学研究の傍ら著述に専念する。主著に『和訳冠註碧巌集』『正法眼蔵註解新集』『正法眼蔵一灯録』『伝光録物語』がある。昭和55年に約13,000冊が本学図書館に所蔵された。仏教学関係図書、特に禅籍が主である。「永久文庫目録」及び「追補版」として整理された。 平成16年から電子公開を開始した。 駒沢大学図書館 電子貴重書庫 HPより
1981 56 70 3月、「宗学研究 (23)」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。 pid/4414082
洞山の玉位説と道元禅師の態度--洞門の
  →守護領国制社会への接着剤 / 鈴木泰山 /p1〜6
新資料『瑩山帝尊問答』の古写本について 田島柏堂/p7〜13
孤雲懐奘禅師伝について--永平寺時代/竹内道雄 p14〜20
『宝慶記』と『随聞記』 / 水野弥穂子 / p21〜27
道元禅師の精神構造--《仏性》第七段によって
  →考える / 杉尾玄有 / p28〜33
道元禅師実父研究上の一資料--わが国古来の世代の
  →数え方について / 中世古祥道 / p34〜40
道元禅師の公案解釈--百丈野孤の
  →話について / 黒丸寛之 / p41〜46
『正法眼蔵』の成立--「発無上心」と「発善提心」の
  →巻について(二) / 東隆真 / p47〜52
身心脱落と脱落身心 / 井上義衍 / p53〜56
伝光録における曹洞禅と臨済禅 / 新井勝龍 / p57〜62
州庵遺稿について--太玄僧参和尚
  →覚書 / 吉岡博道/p63〜66
『円応中興了然大和尚法語』について / 石川力山 /p67〜73
『正法眼蔵』の「示衆」について / 伊藤秀憲 / p74〜80
寒巌派の永平寺出世問題について / 広瀬良弘 / p81〜86
月舟宗胡と透関未(本)徹--三河竜渓院の
  →輪住について / 成河峰雄 / p88〜94
独庵玄光と天桂伝尊の嗣法観 / 吉田道興 / p95〜101
「弁註」の引用について-4- / 鈴木祐孝 / p102〜105
明治期永平寺後堂大島天珠和尚伝 / 川口高風 / p106〜112
諸尊法-1- / 坂内竜雄 / p113〜119
礼拝の意義について--道元禅を
  →中心として / 新野光亮 / p120〜125
空手還郷 / 菅沼貞三 / p126〜128
正法眼蔵に於ける究尽の意味 / 田中現詠 / p129〜134
洞上正宗訣・永平正宗訓の分析 / 加藤宗厚 / p135〜138
正法眼蔵における仏教・仏経・仏性・仏道の
  →四諦論的展開について / 西嶋和夫 / p139〜144 (
「弁道話」における修証辺の宗旨--
  →面山禅師批判 / 柏田大禅 / p145〜150 (
坐るということ--どうあればよいのか/井上貫道/p151〜156
「正法眼蔵随聞記」私考-10-
  →「貧ヲ学スベシ」考-5- / 田中敬信 / p157〜162
道元禅師における身心について / 成田英道 / p163〜168
「希有」について / 筧無関 / p169〜175
アビダルマ仏教と十二巻眼蔵について/川村昭光/p176〜181
「付法蔵因縁伝」の西天祖統説 / 田中良昭 / p182〜188
「参同契」の性格と原文 / 椎名宏雄 / p189〜19
即心是仏から非心非仏へ / 鈴木哲雄 / p196〜201
契嵩本「六祖壇経」の一臆説 / 石井修道 / p202〜205
頓教に対する澄観の解釈について / 吉津宜英 / p209〜214
「歴代法宝記」についての一考察 / 渡部正英 / p215〜220
南宋天台と禅宗 / 大松博典 / p221〜226
無心について / 木南広峰 / p227〜230
元の中峰明本について / 佐藤秀孝 / p231〜236
「観心論」の思想と特質について / 仙石景章 / p237〜240
牛頭宗に及ぼせる三論宗の影響--相即・
  →礙思想 / 末光愛正 / p241〜244
吉蔵著書中にみられる見性思想 / 粟谷良道 / p245〜248
荷沢神会考--基本資料の
  →成立について / 竹内弘道 / p249〜252
初期禅宗の形成に関する一試論 / 花塚久義 / p253〜256
独庵玄光をめぐる諸問題--その中国禅理解
  →について / 永井政之 / p257〜272
無本覚心について / 中尾良信 / p273〜283
宗学研究所現況 / / p284〜286
執筆者一覧 / / p56〜56,87〜87,138〜138
3月、駒沢大学図書館編「永久文庫目録」が「駒沢大学図書館」から刊行される。
12月、 杉尾守が山口大学教育学部図書委員会編「山口大学教育学部研究論叢. 第1部, 人文科学・社会科学 (通号 31) p.p1〜15」に「正法眼蔵新考-1-」を発表する。
1982 57 71 3月、「宗学研究 (24)」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。 pid/4414083
「大智偈頌」の六代伝衣について / 中世古祥道 / p1〜6
越後における曹洞宗教団の展開について--中世草創期の
  →概観 / 竹内道雄 / p7〜13
新古今歌壇と道元禅師--「春は花」一首考/杉尾玄有/p14〜20
道元禅師の発願文について / 東隆真 / p21〜26
「伝光録」の根本性格--"光"の
  → 意味をめぐって/新井勝竜/p27〜36
「正法眼蔵随聞記」と日本達磨宗 / 石川力山 / p37〜43
晃全本系「正法眼蔵」について / 伊藤秀憲 / p44〜50
「正法眼蔵」を通して見た四諦論の世界思想史的
  →意味 / 西嶋和夫 / p51〜57
「報恩録」諸本とその本文をめぐって / 樋渡登 / p58〜64
正法眼蔵の書写をめぐって / 佐野文翁 / p65〜71
正法眼蔵僭評の一考察 / 志部憲一 / p72〜77
「正法眼蔵弁証」の研究 / 鈴木祐孝 / p78〜82
宗学論の一視点 / 峰岸孝哉 / p83〜88
使得因果 / 田中常憲 / p89〜95
「正法眼蔵随聞記」私考-11-貧ヲ学スベシ考-6-
  →「弁道話」の位置 / 田中敬信 / p96〜102
谿声山色と悟道の因縁 / 柏田大禅 / p103〜108
「正法眼蔵」における有・無・不・
  →非について / 新野光亮 / p109〜115
正法眼蔵に於ける自己 / 田中現詠 / p116〜122
不昧因果と不落因果 / 川村昭光 / p123〜129
「正法眼蔵抄」における天台用語の考察--特に諸法実相の
  →巻について / 石島尚雄 / p130〜134
平戸藩に於ける寺院政策と洞門寺院/植村高義/p135〜140
近世洞門における嗣法論争 / 吉田道興 / p141〜147
惟一成允和尚覚書--永平寺で初めて
  →正法眼蔵を提唱 / 吉岡博道
/ p148〜153
永平寺と面山和尚--四十世大虚喝玄禅師
  →との関係 / 熊谷忠興
/ p154〜160
 
※宗学研究 (21) 1979 通番(2」)か 確認要 保坂
地方発展にともなう曹洞宗門派の
  →対応/広瀬良弘/p161〜166
「革弊論」の翻刻 / 川口高風 / p167〜174
鎌倉初期における禅宗成立の史的意義/船岡誠/p175〜181
諸尊法-2- / 坂内竜雄 / p182〜188
「雲門広録」とその抄録本の系統/椎名宏雄/p189〜196
孝宗(南宋)と禅宗--道元の南宋禅林観と
  →関連して / 石井修道 / p197〜203
神秀の華厳経疏について / 吉津宜英 / p204〜209
「仏祖統紀」と禅宗 / 大松博典 / p210〜215
禅宗成立以前の禅法について / 仙石景章 / p216〜220
牛頭宗に及ぼせる三論宗の影響-2-「達摩和尚絶観論」
  →末尾の第十四問答について/末光愛正/p221〜225(
吉蔵における見の思想 / 粟谷良道 / p226〜230
傅大士と「金剛経」 / 松崎清浩 / p231〜235
「勝鬘経」曇林注と吉蔵 / 花塚久義 / p236〜240
荷沢神会考--「金剛経」の依用を
  →めぐって / 竹内弘道 / p241〜247
独庵玄光をめぐる諸問題-2-その発想の
  →基盤について / 永井政之 / p248〜261
覚心の門下 / 中尾良信 / p262〜270
指月慧印禅師考 / 佐々木章格 / p271〜288
執筆者紹介 / p235〜235
宗学研究所現況 / p289〜291
「般若心経」英訳上の問題点--鈴木勇夫著
  →「般若心経の研究」を中心に / 鷲見東観 / p1〜8

1983 58 72 3月、団野弘之が「宗学研究 (25)」に「正法眼蔵写本の系統について」を発表する。pid/4414084 
孤雲懐奘禅師の法諱について / 竹内道雄 / pp1〜3
正法眼蔵写本の系統について / 団野弘之 / pp4〜9
正法眼蔵の書写と鑚仰報恩の行 / 佐野文翁 / pp10〜16
道元禅師の文体と思想--模索的試論 / 杉尾玄有 / pp17〜22
道元禅師の誓願の種々相 / 東隆真 / pp23〜29
正法眼蔵における象徴語の四諦論的
  →展開について / 西嶋和夫 / pp30〜35
道元禅師の「入宋伝法」 / 池田魯参 / pp36〜42
「正法眼蔵随聞記」と日本達磨宗-続- / 石川力山 / pp43〜48
後嵯峨天皇と道元禅師 / 高橋秀栄 / pp49〜54
正法眼蔵における虚空の捉え方 / 新野光亮 / pp55〜60
本来の面目 / 井上貫道 / pp61〜66
正法眼蔵に於ける実相について / 辻口雄一郎 / pp67〜72
『正法眼蔵随聞記』私考-12-「予」と
  →「我レ」 / 田中敬信 / pp73〜78
「身心脱落」考-3- / 佐藤悦成 / pp79〜84
「正法眼蔵抄」と天台用語の考察--特に「法性」の
  →巻について / 石島尚雄 / pp85〜88
「正法眼蔵弁註」の研究 / 鈴木祐孝 / pp89〜93
奈良時代の禅および禅僧 / 船岡誠 / pp94〜99
逆水洞流と太子庵 / 田浪竜之 / pp100〜106
尾張における曹洞宗教団の
  →形成について / 水野博隆 / pp107〜113
大雄山最乗寺の開山了庵慧明の「代語」--「大雄山最乗禅寺
  →御開山御代」について / 広瀬良弘 / pp114〜120
磁祖加藤民吉をめぐる洞門僧 / 川口高風 / pp121〜125
「洞上伽藍雑記」の性格--『童問日用集』との
  →関連において / 村瀬法英 / pp126〜131
「洞上行持軌範」についての
  →一視点 / 渡部正英 / pp132〜138
諸尊法-3- / 坂内竜雄 / pp139〜143
大正新脩大蔵経と中国禅籍 / 椎名宏雄 / pp144〜150
中国禅宗における世代意識の
  →発生について / 鈴木哲雄 / pp151〜156
宗密の本来成仏論 / 吉津宜英 / pp157〜162
「大乗止観法門」の食時止観考 / 吉田道興 / pp163〜169
「六祖壇経」の四乗義 / 花塚久義 / pp170〜174
傅大士と「行路難」の伝承 / 松崎清浩 / pp175〜180
大慧宗杲の宏智禅師像賛について/榑林津竜/pp181〜185
「止観義例随釈」と禅宗 / 大松博典 / pp186〜190
神会における見の思想--
  →吉蔵との比較 / 粟谷良道 / pp191〜194
慧能撰「金剛経解義」の思想的特質と
  →成立をめぐって / 竹内弘道 / pp195〜201
禅宗教団の浄人 / 松田真道 / pp202〜205
明清における曹洞禅者の動向 / 永井政之 / pp206〜225
義雲禅師と臨済僧 / 中尾良信 / pp226〜234
「指月禅師正説記」について / 佐々木章格 / pp235〜245
「正法眼蔵僣評」と江戸期宗学の関連/志部憲一/pp246〜261
明州における禅寺と禅僧--宋元を
  →中心として / 佐藤秀孝 / pp262〜278
宗学研究所現況 / p279〜281
執筆者紹介 / p93〜93,180〜180,261〜261

12月、団野 弘之が「教化研修 通号 27」に「駅構内の伝道板布教」を発表する。
1984 59 73 3月、「宗学研究 (26) 駒沢大学曹洞宗宗学研究所創立三十周年記念号」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。  pid/4414085
宗学の課題 / 鏡島元隆 / p1〜12
道元禅師の老梅樹--ラ-ドリ = ザトゥロフスキ-教授
  →に答える / 杉尾玄有 / p13〜18
「典座教訓」に見られる苔と倭椹について / 東隆真 / p19〜23
大慈寺の檀那河尻氏について / 中世古祥道 / p24〜29
正法眼蔵全巻の四諦論に基く
  →分類について / 西嶋和夫 / p30〜35
道元禅師の「般若心経」解釈 / 池田魯参 / p36〜41
玄透開版正法眼蔵について / 佐野文翁 / p42〜48
正法眼蔵法華の転について / 新野光亮 / p49〜54
眼処の聞声 / 田中常憲 / p55〜60
正法眼蔵のケイ礙 / 田中現詠 / p61〜66
正法眼蔵に於ける実相について-2-/辻口雄一郎/p67〜72
只管打坐と問処の道得 / 蛯原真乗 / p73〜76
「正法眼蔵」の仏陀観--修行作仏
  →について / 吉野恵子 / p77〜80
「正法眼蔵抄」の考察--特に行仏と天台教学
  →について / 石島尚雄 / p81〜84
「正法眼蔵」における心について / 角田泰隆 / p85〜89
「嬰児の行」と十二因縁 / 井上貫道 / p90〜95
十仏名について / 松浦秀光 / p96〜102
日本禅宗史における達磨宗の位置 / 船岡誠 / p103〜108
達磨宗の相承物について / 石川力山 / p109〜115
三宝寺の達磨宗門徒と六祖普賢舎利/高橋秀栄/p116〜121
義介禅師と老婆心 / 榑林津竜 / p122〜126
天桂伝尊の研究 / 鈴木祐孝 / p127〜130
「明治五年太政官布告第一三三号」考-2-西有中教正(せう)
  →の告諭 / 田中敬信 / p131〜136
大江天也師考 / 木下竜也 / p137〜142
陰陽五行論と有時 / 伊藤真愚 / p143〜14
「洞上行持軌範」についての一視点-2- / 渡部正英 / p149〜154
宋元版禅籍と五山版 / 椎名宏雄 / p155〜161
史弥遠と禅宗--如浄の五山入院の
  →背景を中心として / 石井修道 / p162〜167
天台と禅の接点 / 大松博典 / p168〜172
「百非」について / 末光愛正 / p173〜178
神会における無念の思想--吉蔵との
  →比較 / 粟谷良道 / p179〜183
禅宗教団の沙弥 / 松田真道 / p184〜18
江戸期五位史-1-連山交易の五位思想
  →をめぐって / 新井勝竜 / p188〜200
明清における曹洞禅者の動向-2-/永井政之/p201〜220
大日房能忍の禅 / 中尾良信 / p221〜235
指月慧印をめぐる人々 / 佐々木章格 / p236〜252
天桂伝尊再考--伝記とその思想 / 志部憲一 / p253〜277
曹洞禅者の日中往来について / 佐藤秀孝 / p278〜302
執筆者紹介 / / p48〜48,66〜66,126〜126
宗学研究所現況 / / p303〜305
本紙既刊総目録(一号〜二五号) / / p306〜326
本所修了者ならびに現所員一覧 / / p327〜331
3月、河村孝道が博士論文「『正法眼蔵』の成立史的研究」を発表する。
11月、川西町史編さん室編 町史こぼれ話 第6集」が「川西町史編さん委員会(新潟県)」から刊行される。 pid/9522857
滝谷琢宗禅師と『曹洞教会修証義』 竹内道雄 / 94 史伝 琢宗禅師 横関了胤謹稿 / 101
1985 60 74 3月、團野弘之が「宗学研究 (27)」に「正法眼蔵謄写本における「書入れ」について」を発表する。pid/4414086 
小間氏所蔵「永平寺三祖行業記」の紹介 / 東隆真 / pp1〜6
道元禅師の自己透脱の御生涯と「正法眼蔵」の進化--
   →一二巻本によって「一百巻」を思う / 杉尾玄有 / pp7〜12
道元禅師の示寂地について / 中世古祥道 / pp13〜18
正法眼蔵全巻の四諦論に基く分類に
  →ついて-2- / 西嶋和夫 / pp19〜25
永平寺懐弉書写本「仏性」と60巻正法眼蔵
  →との関係 / 水野弥穂子
/ pp26〜31
道元禅師と聖アンセルムスの真理論 / 笠井貞 / pp32〜37
道元禅師の趙宋天台学 / 池田魯参 / pp38〜44
本山版正法眼蔵開版遅延の考察 / 佐野文翁 / pp45〜51
諸仏諸祖所伝の心 / 田中常憲 / pp52〜57
「宗門統要集」と真字「正法眼蔵」--真字「正法眼蔵」の
  →出典の全面的補正 / 石井修道 / pp58〜65
高祖道元禅師伝再考--粉飾的記述に関して/吉田道興/pp66〜72
正法眼蔵謄写本における「書入れ」について/団野弘之/pp73〜78
「正法眼蔵弁註」の研究 / 鈴木祐孝 / pp79〜83
「有時」の巻における時間について / 辻口雄一郎 / pp84〜89
正法眼蔵における心について-2- / 角田泰隆 / pp90〜93
諸仏自受用三昧と法身仏--弁道話を中心にして/東郁雄/pp94〜98
逆翁宗順と尾張の曹洞宗 / 佐藤悦成 /pp99〜104
敲唱会と第2回曹洞宗大会議--明治14年/田中敬信 pp105〜110
永平寺60世臥雲禅師の示寂年代 / 熊谷忠興 / pp111〜116
「本朝高僧伝」の道元禅師伝について / 高橋秀栄 / pp117〜123
比叡山における禅師と禅衆--日本禅宗成立前史の
  →1コマ / 船岡誠 / pp124〜129
甲斐武田氏の禅宗支配 / 伊藤克己 / pp130〜136
差別切紙と差別事象について / 石川力山 /pp137〜142
中・近世における曹洞禅僧の活動と葬祭
  →について / 広瀬良弘 / pp143〜150
中国禅の職業観--如如居
  →士顔丙の場合 /永井政之/pp151〜157
臨床的生死脱得--禅と陰陽
  →五行論-2- /伊藤真愚/pp158〜163
明版大蔵経と宗元版禅籍/椎名宏雄/pp164〜171
「入理」について / 末光愛正 / pp172〜177
相承論考 / 大松博典 / pp178〜181
神会における不作意について/粟谷良道 /pp182〜187
禅宗と禅経 / 仙石景章 / pp188〜193
江戸期五位史-2-卍山道白の
  →五位思想 / 新井勝竜 / pp194〜208
能忍没後の達磨宗 / 中尾良信 / pp209〜221
刈谷市立刈谷図書館蔵「指月印禅師語録」
  →について / 佐々木章格 / pp222〜246
天桂伝尊の著作について / 志部憲一 / pp247〜270
如浄禅師再考 / 佐藤秀孝 / pp271〜298
永平広録の引用に関する一考察--止観弘決を
  →めぐって / 石島尚雄 / pp299〜312
新出の荷沢神会塔銘について / 竹内弘道 / p313〜325
宗学研究所現況 / / p326〜328
執筆者紹介 / / p25〜25,83〜83,136〜136
3月、廿日市町郷土文化研究会編「廿日市の文化 第15集 (廿日市の仏像)」が「廿日市町郷土文化研究会」から刊行される。  pid/9775882
口絵 千手観音坐像 極楽寺 / 1
半肉彫虚空蔵菩薩像 極楽寺 / 2
不動明王立像 立善寺 / 3
日蓮上人坐像 常国寺 / 4
阿弥陀来迎図 蓮教寺 / 5
狛犬 速谷神社 / 6
「廿日市の仏像」発刊にあたって
 →廿日市町郷土文化研究会会長 石田米孝/11
「廿日市の仏像」発刊に寄せて
 →廿日市町教育委員会教育長 岡田智治/12
廿日市の仏像・仏画の概観
  →広島県文化財保護審議委員 関根龍雄/13
極楽寺 千手観音坐像・不動明王立象・毘沙門天王立像・弘法大師坐像・半肉彫虚空菩薩像・五鈷杵・鰐口・梵鐘 / 17
正覚院 不動明王立像・釈迦如来坐像・不空羂索観音菩薩坐像・役の行者倚像・十王像・天部像・弘法大師坐像・四所明神曼荼羅・如来荒神画像・愛染明王画像・五鈷鈴・五鈷杵・梵鐘 / 29
洞雲寺 釈迦如来坐像・文珠菩薩像・普賢菩薩像・釈迦十六羅漢像・招宝七郎大権修理菩薩倚像・達磨大師倚像・金岡用兼禅師肖像画・三十三観音・正法眼蔵写本(洞雲寺本・金岡禅師護持・持物・被着(仏舎利塔・杖・鉢・袈裟)貝葉経・位牌・[セン]仏
潮音寺 阿弥陀三尊立像・六観音・浄土曼荼羅・麻布阿弥陀印像 / 78
立善寺  不動明王立像・天部像 / 87
蓮教寺 阿弥陀如来立像・苦行釈迦坐像・親鸞聖人旅立倚像・阿弥陀来迎図・弥陀並に善導・法然三尊図・両界大日如来画像・阿弥陀如来立像・梵鐘
常念寺 阿弥陀如来立像 / 98
常国寺 日蓮上人坐像 / 100
正行寺 不動明王坐像 / 102
専念寺 阿弥陀如来立像・阿弥陀如来立像/104
正蓮寺 阿弥陀三尊来迎図 / 106
光明寺 阿弥陀如来画像 / 108
西蓮寺 十八羅漢図 / 110
地御前神社 釈迦堂 釈迦如来坐像/112
光代寺 観音堂 千手観音立像 /117
地御前 観音堂 十一面観音立像/120
神宮寺 毘沙門堂 毘沙門天立像/122
蓮光院 阿弥陀如来立像 / 124
速谷神社 狛犬 / 125
天満宮 菅公坐像 / 128
新宮神社 懸仏 / 130
東光寺 阿弥陀如来立像・
  →薬師如来坐像/132
大歳神社 神像・薬師如来坐像 / 134
仏像の各部名称 / 135
「廿日市の仏像」関係の略年表/136
廿日市町域の仏像・
  →仏画の分布調査表/138
廿日市町域寺院・神社所在位置図/149
あとがき / 151


〇この年、杉尾守が山口大学教育学部図書委員会編「山口大学教育学部研究論叢. 第1部, 人文科学・社会科学 (通号 34) p.p1〜15」に「「正法眼蔵」の生成と進化 」を発表する。
1986 61 75 3月、駒沢大学図書館編「永久文庫目録 追補篇」が「駒沢大学図書館」から刊行される。
3月、 団野弘之が「神奈川県図書館学会誌 (57/58)」に「三十周年を振り返って」を発表する。pid/3432041
3月、佐藤俊晃が「宗学研究. (28)」に「曹洞宗教団における「白山信仰」受容史の問題-1-」を発表する。pid/4414087
道元禅師と横川の弁道 / 守屋茂 / pp1〜6
洞門における本覚法門の理解とその限界/山内舜雄/pp7〜12
「正法眼蔵」と「神に至る霊魂の道程」--比較哲学的
  →考察 / 笠井貞 / pp13〜18
道元禅師の疑団と開眼と身心脱落--勝義の自伝として
  →書かれた《現成公案》 / 杉尾玄有 / pp19〜24
道元禅師の臨済慧照大師に対する礼賛と
  →破斥 / 田中常憲 / pp25〜30
秘密正法眼蔵の検討 / 水野弥穂子 / pp31〜36
道元禅師の臨終観 / 池田魯参 / pp37〜42
道元理解の決定的視点 / 袴谷憲昭 / pp43〜48
十二巻本「正法眼蔵」について / 伊藤秀憲 / pp49〜54
高祖道元禅師伝考--新到列位の
  →問題をめぐって / 吉田道興 / pp55〜60
「有時」の巻における時間について-2-/辻口雄一郎 pp61〜66
伝光録諸本本文の研究-2-西明寺本の意義と
  →価置づけ / 田島毓堂 / pp67〜74
道元禅における「自己をわすれる」について/角田泰隆/pp75〜78
「正法眼蔵」と「永平広録」に関する一考察/石井清純/pp79〜82
道元禅師における出家受戒と菩薩戒 / 東郁雄 / pp83〜86
「正法眼蔵弁註」の研究 / 鈴木祐孝 / pp87〜92
日用経典の問題点--心経・観音経のミス/溝部国光/pp93〜96
宗門における差別事象 / 門馬幸夫 / pp97〜106
越前波着寺の行方 / 石川力山 / pp107〜113
血脈に現われている人法と伽藍法 / 植村高義 / pp114〜117
楞厳寺所蔵の「出家略作法文」について / 渡部賢宗 / pp118〜123
逆翁宗順と尾張の曹洞宗-続- / 佐藤悦成 / pp124〜130
庶民信仰と曹洞宗寺院の行事 / 渡部正英 / pp131〜136
越後における曇英恵応開創を伝える
  →寺院について / 遠藤広昭 / pp137〜142
守護大名甲斐武田氏の対禅宗政策/伊藤克己/pp143〜147
曹洞宗教団における「白山信仰」
  →受容史の問題-1- / 佐藤俊晃
/ pp148〜151
宋代福州版大蔵経の刊行と禅宗 / 椎名宏雄/ pp152〜157
曹山本寂の五位説の創唱をめぐって/石井修道/pp158〜163
相承論考-2- / 大松博典 / pp164〜168
「修禅要訣」再考 / 仙石景章 / pp169〜174
敦煌本「六祖壇経」と「歴代法宝記」/小川隆/pp175〜178
一師印証論再考 / 新井勝竜 / pp179〜190
栄西門流と曹洞宗 / 中尾良信 / pp191〜204
江戸宗学史上における指月慧印/佐々木章格 pp205〜220
「重編曹洞五位」について / 志部憲一 / pp221〜243
如浄会下の人々--嗣法・参学門人の
  →追補 / 佐藤秀孝 / pp244〜263
瑩山禅師の著作について--「信心銘拈提」の
  →考察-1- / 竹内弘道 / pp264〜275
永平広録における引用に関する考察-2-増一阿含経を
  →めぐって / 石島尚雄 / pp276〜289
正法眼蔵における究尽について--正法眼蔵抄
  →との比較 / 粟谷良道 / pp290〜306
宗学研究所現況 / p307〜309
執筆者紹介 / p12〜12,117〜117,289〜289
8月、円悟克勤 著,永久俊雄 訳註「碧巌集 : 和訳冠註」が「鴻盟社」から刊行される。  所蔵:青森県立図書館
1987 62 76 2月、河村孝道が「正法眼蔵の成立史的研究」を「春秋社」から刊行する。 
3月、團野弘之が「宗学研究 (29)p19〜25」に「輪王寺蔵正法眼蔵」を発表する。 pid/4414088
  また、同号(p7〜12 )に守屋茂が「道元禅師の立宗と比叡山山僧の動揺」、
  佐藤俊晃が「曹洞宗教団における「白山信仰」受容史の問題-2-」を発表する。

永興寺について / 中世古祥道 / p1〜6
道元禅師の立宗と比叡山山僧の動揺 / 守屋茂 / p7〜12
「御抄」成立の時代的背景 / 山内舜雄 / p13〜18
輪王寺蔵正法眼蔵 / 團野弘之 / p19〜25
「正法眼蔵」と「無知の雲」の比較研究 / 笠井貞 / p26〜31
道元禅師における言葉と仏法 / 杉尾玄有 / p32〜37
正法眼蔵の解読における「御抄」の意味
  →について / 西嶋愚道 / p38〜43
道元僧団の社会的性格-1-永平寺住侶制規の
  →史料的検討 / 菅原昭英 / p44〜49 (
「宗旨」の学について / 吉津宜英 / p50〜55
「弁道話」の読み方 / 袴谷憲昭 / p56〜62
「正法眼蔵」理解の視点 / 伊藤秀憲 / p63〜68
高祖道元禅師伝研究--戒牒に関する問題 / 吉田道興 / p69〜74
天桂伝尊の研究 / 鈴木祐孝 / p75〜80
正法眼蔵における有と時 / 辻口雄一郎 / p81〜86
「正法眼蔵」の一考察 / 務台孝尚 / p87〜90
「永平広録」建長年間の上堂について / 石井清純 / p91〜94
現代宗学論の一考察 / 熊本英人 / p95〜97
本証妙修について / 呉定明 / p98〜101
儀軌 / 坂内龍雄 / p102〜106
経行について--特に足の運びについて / 笹川浩仙 / p107〜112
中世越後の禅宗教団の展開について / 竹内道雄 / p113〜120
流人と僧侶 / 植村高義 / p121〜126
大日房能忍に附与された達磨画像を
  →めぐって / 高橋秀栄 / p127〜132
滝谷琢宗禅師伝の資料と略年譜 / 川口高風 / p133〜144
大空玄虎と勢南の曹洞宗 / 佐藤悦成 / p145〜150
南伊豆における〔ガク〕叟派の展開--太梅寺を
  →中心として / 遠藤廣昭 / p151〜156 (
曹洞宗教団における「白山信仰」受容史の
  →問題-2- / 佐藤俊晃 / p157〜160
北宋勅版大蔵経と入蔵禅籍 / 椎名宏雄 / p161〜166
湖北地方の禅宗考察の視点 / 鈴木哲雄 / p167〜172
〔イ〕仰宗と曹洞宗 / 石井修道 / p173〜178
明末清初僧諍覚書-1-覚浪道盛の密雲円悟批判を
  →巡って / 野口善敬 / p179〜184 (
「伝心法要」考--「無心」の語例 / 須山長治 / p185〜191
宋代における首楞厳経の受容 / 大松博典 / p192〜196
宝鏡三昧と正偏五位 / 東郁雄 / p197〜202
四弘誓願について--吉蔵と智の
  →とらえ方 / 奥野光賢 / p203〜206
中納言法印隆禅について / 中尾良信 / p207〜212
連山交易と一師印証を
  →めぐる諸問題 / 佐々木章格 / p213〜218
天桂宗学と問題点--「公案」肯定 / 志部憲一 / p219〜224
初期曹洞教団における如浄禅師の
  →位置 / 佐藤秀孝 / p225〜230
瑩山禅師の著作について-2-「洞谷記」親撰部分限定への
  →一試論 / 竹内弘道 / p231〜236
「永平広録」と永興詮慧--興聖寺道元禅師会下への
  →帰入をめぐって / 石島尚雄 / p237〜242
正法眼蔵抄における尽十方界 / 粟谷良道 / p243〜248
道元禅師の修証観に関する問題について-1-
  →「本証妙修」をとりまく諸問題 / 角田泰隆 / p249〜254
道元禅と文化--洞済両宗の
  →墨蹟試論 / 金子和弘 / p255〜260
執筆者紹介 / p261〜261
宗学研究所現況 / p262〜265

6月、杉尾玄有(守)が日本宗教学会編「宗教研究 = Journal of religious studies 61(1) p.p53〜72」に「西田哲学と道元禅 (現代と宗教哲学<特集>)」を発表する。
10月24日、団野弘之編「正法眼蔵写本の所在目録」(龍宝寺)が発表される。
   参考:海野雅央が撮影されたネガに番号を付与する No1〜161
10月、酒井得元が駒澤大学仏教学部研究室編「駒沢大学仏教学部論集 = Journal of buddhist studies (通号 18) p.p1〜22(酒井得元教授退任記念号)」に「駒沢大学と私(退任記念講演)」を発表する。
 また、同号に「酒井得元先生略歴 (酒井得元教授退任記念号)」が掲載される。

(略)終戦から翌年の四月十五日まで捕虜生活をしておりましたが、解放されて大連市の師寮寺(常安寺)へ帰ることができました。昭和二十二年の二月には師寮寺の全員は一般市民の全員総引揚げによって着のみ着のまま引揚てしまいました。然し私は寺にこれまでのもの全部をそのままにして引揚げる(仏教大辞典、正法眼蔵(木版本)曹洞宗全書等々)気持に気持になれないので、一人だけ居残ることに決めてしまった。(一人ですから生活のことなど全々考えてはいなかった)/翌二十三年には全部(本尊観世音や菩薩まで)持って引揚げることが出来ました。引揚げて舞鶴に上陸しました。その時の私はこれからどうしようなど考えてはいませんでしたが、ちょうどその時に横浜の永久岳水というひとから手紙が届いていました、この永久岳水という人に、私の師匠の親友でした。この人か、ちょうど今度、長崎の皓台寺(こうだいじ)に住職することになって普任しなければならないが、現住の自坊の後任者がいなくて困惑している時に、私が引き揚げて来てくれるということでした。そういうことで、兎に角、横浜に落着くことにしました。(略)
  皓台寺:095-823-7211 〒850-0872 長崎市寺町1-1
 研究課題:大陸で祀られていた御本尊の現状はどのようになっているか、調査が必要と思う。 2021・11・1 保坂
 駒沢大学図書館情報サービス課 レファレンス:03-3418-9165 国立国会図書館書誌ID 2872945
10月、鏡島元隆が「駒澤大学佛教学部論集 18 p.456-460」に「河村孝道著, 『正法眼蔵の成立史的研究』, 春秋社(以下略)」を紹介する。
12月、 団野弘之が「現代の図書館 = Libraries today 25(4)(102) p206〜208」に「思い出 」を発表する。pid/3433530
12月6日、増谷文雄がなくなる。
〇この年、川口高風 が「禅研究所紀要 (通号 15) p.p3〜43」に「明治期曹洞宗における滝谷琢宗禅師考」を発表する。
1988 63 77 2月18日、「洞雲寺(とううんじ)本正法眼蔵」が、広島県指定(典籍)文化財に指定される。
解説】永正7年(1510)阿波国勝浦(徳島県勝浦郡勝浦町)の桂林寺で,当時桂林寺住持で洞雲寺開山の金岡用兼や桂林寺昌桂首座を中心に,数人の筆者によって写された写本である。金岡用兼の自筆を含んでいる。正法眼蔵は曹洞宗開祖・道元の説法・示衆を集大成したもので,大きく分けて75巻・60巻・12巻・28巻の4種が存在する。洞雲寺本正法眼蔵は60巻に属する。書写時期が奥書によって明らかなものが大部分を占め,かつ平仮名交じりで書いてあるため,道元の撰述当初の本文に近いと見られるものである。戦国時代前期(16世紀前半)書写の良質の正法眼蔵写本として広く世に知られており,成立事情・由来の明らかな極めて貴重な典籍といえる。 広島県教育委員会 HPより
2月、榑林皓堂老師著 ; 岸沢惟安老師提唱 ; 榑林皓堂老師聴書 ; 新野光亮, 榑林津龍編「正法眼蔵古鏡」が「榑林津龍」から刊行される。 所蔵:鶴見大学図書館 
3月、団野弘之が「宗学研究 (30)p25〜30」に「永平寺開版後における正法眼蔵の謄写について」を発表する。pid/4414089
「正法眼蔵」における仏道の道程 / 玉城康四郎 / pp1〜6
近世禅刹伽藍計画と曹洞宗 / 横山秀哉 / pp7〜12
道元禅師の誕生地について / 中世古祥道 / pp13〜18
道元禅師と北越移錫の真相--禅師の決断と
  →白山天台の影響 / 守屋茂 / pp19〜24
永平寺開版後における正法眼蔵の
  →謄写について / 団野弘之
/ pp25〜30
「正法眼蔵」と「テオロギア・ドイッチュ」--
  →比較思想論的研究 / 笠井貞 / pp31〜36
月とほとけと虚空--道元禅師「正法眼蔵」の
  →初中後 / 杉尾玄有 / pp37〜42
正法眼蔵はどう読み上げられたか / 水野弥穂子/pp43〜48
弁道話の大意 / 田中常憲 / pp49〜54
正法眼蔵における本覚・始覚思想について/西嶋和夫/pp55〜60
行持の位相-1-正法眼蔵私解 / 小林真鏡 / pp61〜66
弁道話考--先尼外道批判と実存的意義/木下純一/pp67〜72
西有穆山禅師の信徒の安心論 / 吉田隆悦 / pp73〜78
初発心時便成正覚--もの丶はじめとさとり/井上貫道/pp79〜84
道元僧団の社会的性格-2-永平寺住侶制規の
  →史料的検討 / 菅原昭英 / pp85〜90
12巻本「正法眼蔵」撰述説再考 / 袴谷憲昭 / pp91〜96
高祖道元禅師の如浄禅師よりの伝戒に関する
  →問題点 / 吉田道興 / pp97〜102
『正法眼蔵』「仏経」考 / 佐藤悦成 / pp103〜108
天桂伝尊の研究 / 鈴木祐孝 / pp109〜114
正法眼蔵における有と時-2- / 辻口雄一郎 / pp115〜120
道元禅師の道得について / 務台孝尚 / pp121〜126
道元禅と天台論義--『百題自在房』をめぐる
  →覚書 / 佐々木俊道 / pp127〜130
差別の論理構造--曹洞宗差別切紙における業・輪廻・
  →仏性思想について/工藤英勝/pp131〜136
東頚城における堂庵 / 田浪竜之 / pp137〜143
楞厳寺蔵本「禅林類聚」の書き
  →入れについて / 秋山洋一 / pp144〜149

曹洞宗寺院における鎮守について / 渡部正英 / pp150〜155
三河国竜渓院輪住制と地域社会--「祠堂帳」分析を
  →中心として / 遠藤広昭 / pp156〜161
大徳寺涅槃堂 / 伊藤克己 / pp162〜167
曹洞宗教団における「白山信仰」受容史の
  →問題-3- / 佐藤俊晃 / pp168〜171
宋元版禅籍の逸書 / 椎名宏雄 / pp172〜178
宇井伯寿著『禅宗史研究』の「諸言」
  →をめぐって / 石井修道 / pp179〜184
首楞厳経註釈書考 / 大松博典 / pp185〜188
「宗鏡録」引用の諸文献--「永嘉集」と
  →「証道歌」について / 仙石景章 / pp189〜194
中国禅定思想史における羅什訳禅経について--「坐禅三昧
  →経」と初期禅宗・天台法門/安藤嘉則/pp195〜198
〔イ〕山仰山の著語について--〔イ〕仰と初期臨済下の
  →関係について / 尾崎正善 / pp199〜202
無本覚心行実の問題点 / 中尾良信 / pp203〜208
連山交易和尚の研究-2-その
  →著述について / 佐々木章格 / pp209〜215
天桂伝尊と楞厳・円覚経について / 志部憲一 / pp216〜221
入唐僧瓦屋能光について--曹洞宗史上最初の
  →日本僧 / 佐藤秀孝 / pp222〜227
瑩山禅師の著作について-4-「秘密正法眼蔵」の
  →考察 / 竹内弘道 / pp228〜233
道元禅師滅後の詮慧について / 石島尚雄 / pp234〜238
「正法眼蔵」における大地観--袴谷説への
  →疑義 / 粟谷良道 / pp239〜244
道元禅師の修証観に関する問題に
  →ついて-3- / 角田泰隆 / pp245〜250
道元禅師の画像をめぐって / 金子和弘 / pp251〜256
12巻本『正法眼蔵』と『永平広録』--「百丈野狐」の
  →話を中心として / 石井清純 / pp257〜262
執筆者紹介 / / p263〜263
宗学研究所現況 / / p264〜267
正法眼蔵研究のコンピューター化を探る / 川村昭光 / p1〜6
6月、日本歴史学会編「日本歴史 (481)」が「吉川弘文館」から刊行される。  pid/7910537
日羅間の調(物産)の意味 / 新川登亀男 / p1〜21
家領の相続に見る九条家 / 野村育世 / p22〜40
歴史手帖 昆布史年表 / 大石圭一 / p41〜42
歴史手帖 ライデンのシーボルト展 大森實/p43〜43
瀬戸内小豆島の呼称 / 川野正雄 / p43〜46
大坂町奉行の成立についての2・3の
  →問題/白川部達夫/p47〜62
国家総動員審議会をめぐって / 古川隆久 / p63〜82
書かれざる史料からの銅鐸考 / 丸山竜平 / p83〜86
唐元和3年李卅三娘墓志 / 池田温 / p86〜88
郡制浄御原令創始説と
  →続日本紀の記載/伊野部重一郎/p89〜91
天神信仰と疱瘡 / 真壁俊信 / p91〜93
文化財レポート 昭和六二年度後期
  →史跡等の指定/ /p94〜105

書評と紹介
  千々和實著『板碑源流考』--民衆仏教
    →成立史の研究 / 峰岸純夫 / p106〜108
 河村孝道著『正法眼蔵の成立史的研究』/石川力山/p108〜109
  島田武彦著『近世復古清涼殿の研究』 平井聖/p109〜110
  川野辺冨次著『テレガラーフ
   →古文書考』--幕末の伝信 / 杉本勲 / p110〜111
  寺島宗則研究会編『寺島宗則
    →関係資料集』上・下 / 長井純市 / p112〜113
  岡田和喜著『預金協定の史的展開』--地方銀行と
    →「預金協定」 / 渋谷隆一 / p113〜114
〔日本史関係〕雑誌論文目録 / 小川博 / p115〜120
新刊寸描 / / p121〜122
新刊書案内 / / p123〜124
学界消息 / / p125〜128
口絵 桧扇(壬生家伝来)春日行幸次第一握 / 安達直哉
1989 64 78 1月、「面山瑞方禅師二百二十回小遠忌紀要」が「永福会」から刊行される。
   注記 永福開山面山瑞方禅師年譜・著述目録: p39〜68
3月、団野弘之が「宗学研究 (31)p98〜10」に「正法眼蔵昌慶寺旧蔵本について = The Manuscript Copy of The Shobogenzo Formerly at Shokyoji. 」を発表する。pid/4414090 
道元禅師と叡山教学-1-叡山に於ける
  →禅教学の推移/ 守屋茂 / p1〜6
原能動/原反応の論理 序観--存在反応/作動反応<
  →超思量的作動/思量的作動> / 杉尾玄有 / p7〜12
伝衣から袈裟功徳へ / 水野弥穂子 / p13〜18
「本証妙修」説をめぐって--袴谷〔憲昭〕説への
  →質問 / 石井修道 / p19〜24
75巻本「発無上心」と12巻本「発菩提心」 / 袴谷憲昭 / p25〜30
道元禅師の生死観 / 吉田隆悦 / p31〜35
坐禅箴の作仏と坐仏 / 田中常憲 / p36〜41
行持の位相--正法眼蔵私解-2-/ 小林真鏡 / p42〜47
「正法眼蔵」における同参の意味 / 岡島秀隆 / p48〜53
正法眼蔵における有と時-3-承前 / 辻口雄一郎 / p54〜59
「是法住法位世間相常住」の考察--特に道元禅との
  →関連において / 石島尚雄 / p60〜65
「正法眼蔵」における尽の思想-2- / 粟谷良道 / p66〜71
「弁道話」の性格 / 角田泰隆 / p72〜77
道元禅師の実存的側面 / 務台孝尚 / p78〜83
『正法眼蔵』「摩訶般若波羅密」の位置 / 熊本英人 / p85〜87
証真の「異義」について--道元禅と本覚法門を
  →めぐる一考察 = / 佐々木俊道 / p88〜91
「正法眼蔵」の編纂について / 伊藤秀憲 / p92〜97
正法眼蔵昌慶寺旧蔵本について / 団野弘之 / p98〜103
道元禅師の16条戒の成立について / 吉田道興 / p104〜109
道元僧団における遺偈 / 菅原昭英 / p110〜115
「永平広録」に見る大蔵経安置の
  →影響について / 石井清純 / p116〜121
乾坤院本「伝光録」は5冊本であった / 川口高風 / p122〜126
瑩山禅師の著作について-6-「瑩山清規」の
  →考察 / 竹内弘道 / p127〜132
「禅戒篇」におけるその特質 / 佐々木章格 / p133〜138
天桂伝尊における修行の意義 / 志部憲一 / p139〜144
天桂伝尊の研究 / 鈴木祐孝 / p145〜150

道元禅師伝に及ぼした面山の
  →影響について / 佐藤秀孝
/ p151〜156
「楞厳経要解」について / 大松博典 / p157〜161
永興寺東山地説とその資料への
  →疑著/中世古祥道/p162〜167
三代相論再考--道元僧団の社会的経済的背景を
  →中心として/ 石川力山 / p168〜173
懐鑑門下と永平寺/ 中尾良信 / p174〜179
蘭山正隆伝について 鈴木省訓 / p180〜185
「御仕置伺」に於ける僧侶 / 植村高義 / p186〜190
最乗寺蔵「最乗禅寺輪董牒」について 遠藤広昭/p191〜196
正法眼蔵の基礎としての
  →実在論について / 西嶋和夫 / p197〜202
道元禅師の三昧と聖ボナヴェントゥラの
  →観想 / 笠井貞 / p203〜208
クリスチャン禅 . / 東郁雄 / p209〜214
「旃陀羅」差別について--4姓平等論の隠れた
  →差別性 / 工藤英勝 / p215〜220
「正法眼蔵」における「四摂法」の社会的意義と
  →その役割 / 高橋正巳 / p221〜226
道元禅における自然観と禅庭 . / 金子和弘 / p227〜232
原始禅宗の仏教学的考察 / 玉城康四郎 / p233〜238
宋代禅宗における経蔵の建立 / 椎名宏雄 / p240〜245
「宝林伝」における正法眼蔵の意味 / 鄭茂煥 / p246〜251
「宝林伝」における伝衣説について/尾崎正善/p252〜255
東山法門と「大乗無生方便門」 / 土屋明智 / p256〜259
執筆者一覧 / / p260〜260
宗学研究所現況 / / p261〜264
1990 平成2年 79 3月、石井富之助と団野弘之が「神奈川県図書館学会誌 (64)」に「シリーズ対談 先輩に聞く(第1回)戦前・戦後の神奈川県図書館事情 その1(戦前編) 」で語る。pid/3432046
3月、「宗学研究 32」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。pid/4414091
道元禅師の御名について / 中世古祥道 / p1〜6
道元禅師と叡山教学-2-叡山教学を母胎とした
  →道元禅師 / 守屋茂 / p7〜12
寛元元年以降の道元禅師の転進--正法眼蔵と
  →法華経・序説 / 杉尾玄有 / p13〜18
75巻本「正法眼蔵」編纂説再考 / 袴谷憲昭 / p19〜24
「正法眼蔵」の成立に関する試論--75巻本「正法眼蔵」の
  →編集について / 角田泰隆 / p25〜30
正法眼蔵仏性における作仏観 / 田中常憲 / p31〜36
「正法眼蔵」における仏性について / 吉野恵子 / p37〜42
正法眼蔵における有と時-4- / 辻口雄一郎 / p43〜48
「正法眼蔵」における山河大地について/粟谷良道/p49〜54
『正法眼蔵』における「誓願」の
  →位置について / 高橋正己 / p55〜60
「正法眼蔵」における「自己」についての
  →一考察 / 宮崎英行 / p61〜66
『正法眼蔵』「看経」の看経 / 熊本英人 / p67〜70 (
道元禅師の「弘法救生の心」について/石井清純 p71〜76
60巻本「三時業」と12巻本「三時業」の
  →説示差異について / 木村岱隆 / p77〜80
深信因果と修証義 / 川村昭光 / p81〜86
道元禅師と天台論義 / 石島尚雄 / p87〜92
道元禅師の慈悲観--聖ベルナルドゥスとの
  →比較 / 笠井貞 / p93〜98
「眼蔵」における1つの変移 / 玉城康四郎 / p99〜104
道元禅師と懐奘禅師との戒律観/吉田道興/ p105〜110
永平正法眼蔵開版助刻者菩提の
  →法名について / 佐野文翁 / p111〜113
「宝慶記」(大東出版社)刊行に因み
  →確認すべき2,3の課題 / 池田魯参 / p115〜120
道元禅師の思想的背景--「宝慶記」を
  →手がかりとして / 務台孝尚 / p121〜126
坐禅用心記とその引用文献・外 / 東郁雄 / p127〜132
新出の禅林寺本「瑩山清規」について/竹内弘道/p133〜138
「瑩山清規」と道元禅 / 金子和弘 / p139〜144
道元禅師寂後の僧団 / 中尾良信 / p145〜150
義介・義尹と入宋問題 / 佐藤秀孝 / p151〜156
江南禅林の日本志向--栄西「未来記」を
  →手がかりに / 菅原昭英 / p157〜162
天桂伝尊の著作について-2- / 志部憲一 / p163〜168
天桂伝尊の研究 / 鈴木祐孝 / p169〜174
天瑞円照に受戒した洞門僧 / 川口高風 / p175〜180
誠拙著「正法眼」について / 鈴木省訓 / p181〜186
指月慧印の宗典類解釈について / 佐々木章格 / p187〜192
「無尽集」について / 安藤嘉則 / p193〜198
良寛和尚の伝記に思う / 熊谷忠興 / p199〜204
曹洞宗と国家--両祖号に関連して / 工藤英勝 / p205〜210
尾張北部地域における曹洞禅の展開-2-/佐藤悦成/p211〜216
曹洞五位説と白山切紙 / 佐藤俊晃 / p217〜222
禅林の喪葬における孝服について-上- / 成河峰 /p223〜228
禅僧の俗縁と移動--全岩東純を
  →事例として/遠藤広昭/p229〜234
石頭から薬山へ / 須山長治 / p235〜240
熊耳山と達磨の関係について--「歴代法宝記」の
  →祖統説 / 尾崎正善 / p241〜244
「楞厳経義疏注経」について / 大松博典 / p245〜250
牧雲通門の「五論」をめぐって--明末清初僧諍
  →覚書-2- / 野口善敬 / p251〜256
薬師経と真言について / 溝部国光 / p257〜260
「玉耶経」の問題性 / 中野優子 / p261〜264
「正法眼蔵」のデ-タベ-ス化と問題の2,3/峯岸孝哉/p265〜269
執筆者紹介 / p271〜271
宗学研究所現況 / p272〜275

3月、駒沢大学禅研究所編「駒沢大学禅研究所年報 (1)」が刊行される。
pid/4426188
創刊の辞 / 鈴木格禅 / p1〜3
道元禅研究試論 / 黒丸寛之 / p1〜9

新出資料・真字『正法眼蔵』の翻刻・紹介--
  →永昌院本と松源院本について/河村孝道/p10〜40
変成男子思想の研究 / 田上太秀 / p41〜61
禅宗批判 / 袴谷憲昭 / p62〜87

道元の≪女身不成仏論≫について--十二巻本
  →『正法眼蔵』の性格をめぐる覚書 / 石川力山 / p88〜123
洞門抄物における「再吟」の性格 / 樋渡登 / p124〜142
初期曹洞教団の関東進出--明全・詮慧と
  →常陸佐竹氏 / 佐藤秀孝 / p143〜171
『正法眼蔵』の性格--その伝燈録的一面/角田泰隆/p172〜189
駒沢大学禅研究所現況 / p213〜215
10月、石井富之助 ; 團野弘之 が「神奈川県図書館学会誌 (65)」に「シリーズ対談・先輩に聞く(第1回)戦前・戦後の神奈川県図書館事情 その2(戦後編) 」を発表する。 pid/3432047
1991 3 80 3月、 駒沢大学禅研究所編「駒沢大学禅研究所年報 (2)」が刊行される。  
pid/4426189
(公開講演会)禅即仏法 / 水野弘元 / p1〜12
新出資料・真字『正法眼蔵』の翻刻・紹介(2)永昌院本と
  →松源院本について / 河村孝道 / p13〜33

校注和訳「〔キ〕州忍和上導凡趣聖悟
  →解脱宗修心要論」 / 田中良昭 / p34〜49
道元の霊性批判--鈴木大拙の霊性と関連して /石井修道/p50〜93
胡適『荷沢大師神会伝』(下) / 小川隆 / p94〜114
『〔ホウ〕居士詩』と〔ホウ〕居士 / 石川力山 / p115〜127
駒沢大学禅研究所現況 / p128〜129
駒沢大学禅研究所規定 / p129〜131
11月、小野善良 ; 團野弘之が「神奈川県図書館学会誌 (66) p17〜24 」に「シリーズ対談 先輩に聞く(第2回)戦後のカマボコ図書館」を語る。pid/3432048
10月1日、団野弘之編「正法眼蔵写本の所在目録 続」(龍宝寺)が刊行される。
   参考:海野雅央が撮影されたネガに番号を附与する No162〜198
3月、「宗学研究. (33)」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。 pid/4414092
修証義公布100周年記念 / p1〜112
巻頭言 / 鏡島元隆 / p1〜1 (0004.jp2)
「修証義」の構成と宗義 / 池田魯参 / p1〜8
修証義の構成と現代的意義 / 小林真鏡 / p9〜16
「正法眼蔵」から「修証義」へ--その
  →比較的一考察 / 務台孝尚 / p17〜22
「正法眼蔵」と「修証義」のあいだ / 尾崎正善 / p23〜30
「修証義」における即身是仏の
  →参究と発菩提心 / 田中常憲 / p31〜38
修証義を貫ぬくもの / 安田真乗 / p39〜45
「修証義」における誓願とその
  →現代的意義 / 佐村隆英 / p46〜53
「修証義」に関する一視点 / 金子和弘 / p54〜61
「修証義」と「正法義」をめぐって / 深瀬俊路 / p62〜68
修証義に関する一考察 / 星俊道 / p69〜75
「修証義」成立の周辺 / 熊本英人 / p76〜81
近代曹洞宗研究におけるタブ-の
  →取り扱いについて / 川口高風 / p82〜88
鴻雪爪と肉食妻帯問題 / Richard Jaffe / p89〜92
三時業について--時に道元禅師と
  →「修証義」における / 木村岱隆 / p93〜96
「修証義」の問題点 / 角田泰隆 / p97〜104
「正法眼蔵」の業論と「伝光録」「修証義」の
  →業論 / 石川力山 / p105〜112
道元禅師と藤原基房との関係--「明月記」の
  →資料を通して / 中世古祥道 / p113〜118
道元禅師と叡山教学-3-只管打座と即心是仏の
  →一如的展開 / 守屋茂 / p119〜124
「仏性」巻撰述事情考 / 袴谷憲昭 / p125〜130
「正法眼蔵」における無情説法
  →について / 吉野恵子 / p131〜136
行仏威儀について / 木下純一 / p137〜142
道元禅師の授記思想をめぐって / 奥野光賢 / p143〜148
三教一致をめぐる道元と如浄の立場 / 沈京 / p149〜154
道元禅師の在家者に対する説示
  →について / 石井清純 / p155〜160
道元禅師と聖ボナヴェントゥラにおける智恵--比較
  →思想的研究 / 笠井貞 / p161〜166

「正法眼蔵抄」における山河大地に
  →ついて-1- / 粟谷良道 / p167〜172
天福本普勧坐禅儀について / 東郁雄 / p173〜178
道元禅師の菩薩戒重受について / 吉田道興 / p179〜184
道元禅師二十五条衣に就いて--日本曹洞宗初期教団における
  →法衣の研究 / 関口道潤 / p185〜190
「伝光録」と「正法眼蔵」 / 竹内弘道 / p191〜196
仏樹房明全について / 佐藤秀孝 / p197〜202
寒巌義尹について / 中尾良信 / p203〜208
鎌倉時代の宗学と教学--特に詮慧と静明を
  →めぐって / 石島尚雄 / p209〜214
「天童小参抄」について / 安藤嘉則 / p215〜220
天桂伝尊の研究 / 鈴木祐孝 / p221〜226
天桂と「正法眼蔵」について / 志部憲一 / p227〜232
「普勧坐禅儀・坐禅箴不能語」の註釈態度に
  →ついて / 佐々木章格 / p233〜238
輪住寺院における住持任命方法に
  →ついて/ 遠藤広昭 / p239〜244
三河地域における曹洞宗の展開-1- / 佐藤悦成 / p245〜250
春浦宗熈と実伝宗真について / 飯塚大展 / p251〜256
証真の禅宗批判について / 佐々木俊道 / p257〜262
宗門における法華経の研究 / 大松博典 / p263〜267
消災呪(消災吉祥陀羅尼)について / 溝部国光 / p269〜274
北京本「六祖壇経」について / 田中良昭 / p275〜280
韶関大鑑寺考--韶州大梵寺との
  →関係をめぐって / 永井政之 / p281〜286
陜西地方における禅宗の展開--唐・五代
  →(資料) / 鈴木哲雄 / p287〜292 >
神会没後の南北両宗 / 小川隆 / p293〜298
明末清初僧諍覚書-3-「宗範」について/野口善敬/p299〜304
執筆者紹介 / p305〜305
宗学研究所現況 / p306〜309


1992 4 81 3月、 団野弘之が「宗学研究 (34) p88〜94」が「私のみた正法眼蔵写本における懐弉師書写識語の記載について」発表する。pid/4414093  
道元禅師と「洞源和尚」--宮沢賢治の,知られざる
  →曹洞禅的開眼 / 杉尾玄有 / p1〜6
道元禅師とクザ-ヌスの信について--比較思想的
  →研究 / 笠井貞 / p7〜12
道元禅師の仏・菩薩・祖の定義について / 石井清純 / p13〜18
道元禅師と坐禅-1- / 角田泰隆 / p19〜24
道元禅師の修証観--禅師の批判の
  →内容を通して / 務台孝尚 / p25〜30>
道元禅師の因果観をめぐる一考察 / 星俊道 / p31〜34
「正法眼蔵」にみられる外道の語義について/峰岸孝哉/p35〜39
『正法眼蔵』における「所有」の問題について/高橋正 /p40〜45
『正法眼蔵』における「法」の捉え方について/辻口雄一郎/p46〜51
正法眼蔵における二重否定 / 石川光学 / p52〜57
「正法眼蔵」における牆壁瓦礫について-続-/粟谷良道 / p58〜63
『正法眼蔵』「安居」の儀軌 / 熊本英人 / p64〜69
『正法眼蔵』「受戒」の巻をめぐる問題について--特に
  →その位置付けにおける / 安本岱隆 / p70〜74
『宝慶記』にみえる「屠所」の語句の
  →解し方について / 池田魯参 / p75〜81
道元禅師の遺偈と鎌倉下向の捏造説に
  →ついて / 中世古祥道 / p82〜87
私のみた正法眼蔵写本における懐弉師書写識語の
  →記載について / 団野弘之 / p88〜94
伝春本「正法眼蔵随聞記」の紹介及び
  →跋語について / 鈴木秋雄 / p95〜99
無著道忠筆「永平禅寺三祖行業記」の
  →翻刻・紹介 / 吉田道興 / p100〜106
「伝光録」についての一視点 / 渡辺正英 / p107〜113
「伝光録」と「正法眼蔵」-3-『伝光録』に
  →おける心 / 竹内弘道 / p114〜120
天台小止観と坐禅用心記 / 東郁雄 / p121〜126
宗源祖師の頂相に就て / 関口道潤 / p127〜132
詮慧・経豪に関する一考察--特に「聞書抄」・
  →「梵網経略抄」を通して / 石島尚雄 / p133〜138
天英祥貞の行状について / 遠藤広昭 / p139〜144
雑学事件考--「代り法門」をめぐって / 安藤嘉則 / p145〜151
「椙樹林清規」について--瑩山清規との
  →比較において / 尾崎正善 / p152〜157
「坐禅用心記不能語」の註釈態度に
  →ついて / 佐々木章格 / p158〜163
天桂伝尊の研究--天桂派下の
  →著作を通して / 鈴木祐孝 / p164〜169
天桂伝尊における在家教化 / 志部憲一 / p170〜175
良寛和尚と大忍について / 熊谷忠興 / p176〜181
内山愚童と近代禅思想--戦争・差別・人権に対する
  →仏教者の視座をめぐって / 石川力山 / p182〜188
異類中行について / 新井勝竜 / p189〜195
般若の宗旨について / 田中常憲 / p196〜201
今,問われている禅--仏祖正伝の
  →坐禅のゆくえ / 井上貫道 / p202〜207
民族信仰と宗門の教義 / 安田真乗 / p208〜213
道元禅師の宗旨と遺事 / 金子和弘 / p214〜219
禅宗の中の法華学 / 大松博典 / p220〜224
曹洞宗と密教--「甘露門」の成立と
  →背景/佐村隆英/p225〜230
洞門における本覚法門研究の諸問題--『漢光類聚』を
  →めぐる付論 / 佐々木俊道 / p231〜236
近世村落社会における修験と
  →曹洞宗寺院/佐藤俊晃/p237〜241
曹洞宗における秋葉信仰--秋葉信仰史の展開と
  →初期曹洞宗における受容 / 吉田俊英 / p242〜247
月船禅慧伝について--伝記と法系/鈴木省訓/p248〜253
「大徳寺夜話」について--養叟会下の記述を
  →中心として / 飯塚大展 / p254〜259
北宗禅と五方便 / 河合泰弘 / p260〜265
新出〔船子和尚撥棹歌〕について / 永井政之/p266〜272
南宋における洞済の交渉に関する
  →一考察 / 長谷川昌弘 / p273〜279
明代南蔵初入蔵禅籍と定厳浄戒 / 野沢佳美 / p280〜285
日本仏教における母性観--曹洞宗の伝統的母性観に
  →関する批判的考察-1- / 中野優信 ; 優子 / p286〜29
宗学と差別--宗典に見られる差別語との
  →関連において / 門馬幸夫 / p292〜298
宗学研究所彙報 / 鏡島元隆 / p299〜303
執筆者紹介 / p304〜304
「眼蔵」のさす外道の制多とは / 川村昭光 / p312〜306
3月、駒沢大学禅研究所編「駒沢大学禅研究所年報 (3)」が刊行される。  pid/4426190
新出資料・真字『正法眼蔵』の翻刻・紹介(3)永昌院本と
  →松源院本について / 河村孝道 / p1〜19
訳注『裴休拾遺問』(上) / 石井修道 / p20〜62
道元禅師伝の史料研究--「三大尊行状記」と
  →「三祖行業記」を中心に / 吉田道興 / p63〜102
天桂伝尊と盤珪永琢 / 志部憲一 / p103〜120
耶律楚材論--金朝滅亡期における思想状況と
  →政治状況の牽聯 / 前川亨 / p121〜140
中世仏教における尼の位相について--特に初期曹洞宗
  →教団を中心として / 石川力山 / p141〜153
公開講演記録 刹那生滅を生きる / 杉尾玄有 / p154〜180
書評 石井修道著『道元禅の成立史的
  →研究』を読む / 鏡島元隆 / p181〜190
駒澤大學憚研究所現況 / p191〜192
駒澤大學憚研究所規定 / p192〜194
9月、「在家佛教 41(484) 」が「在家仏教協会」から刊行される。  pid/6064149
特集 発心 発心の功徳 / 木村清孝 / p12〜29
特集 発心 上求菩提・下化衆生 / 田村晃祐 / p8〜11
特集 発心 歴史の跡を訪ねて / 赤根祥道 / p30〜32
特集 発心 鎌倉佛教の人物像 / 林淳 / p34〜44
風雪抄9 共に生きる(上) / 枡田秀山 / p46〜58
大乗佛教のこころ21 修行の階位 / 平川彰 / p82〜87
佛教伝来9 聖徳太子の回心 / 上原和 / p60〜65
十二巻正法眼蔵1 十二巻正法眼蔵とは/水野弥穂子/p74〜79
心の影--青春日記(9) / 金子大榮 / p68〜72
柏尾山大善寺 / 辰繁存 / p88〜93
浄土和讃23 / 加藤辨三郎 / p94〜99
古寺再見2 秋篠寺 / 編集部(路) / p81〜81
今月の表紙・ダルマラージカー寺院 / 編集部 / p67〜67
協会の案内 / 編集部 / p102〜103
在家佛教講演会案内 / 編集部 / p104〜104
編集後記 / 編集部(S) / p101〜101
10月、「在家佛教 41(485) 」が「在家仏教協会」から刊行される。  pid/6064150
特集・生きる智慧 四十二の教訓 / 田上太秀 / p8〜23
特集・生きる智慧 良寛和尚の訓話 / 村尾勉 / p24〜27
特集・生きる智慧 因果はめぐる / 佐々木久子 / p44〜46
特集・生きる智慧 称名念佛の思想 / 藤田宏達 / p28〜43
風雪抄(10) 共に生きる(下) / 枡田秀山 / p50〜61
大乗佛教のこころ(22) 大乗佛教の歴史I / 平川彰 / p76〜81
佛教伝来(10) 聖徳太子の捨身思想 / 上原和 / p64〜69

十二巻正法眼蔵の世界(2) 「出家」から「出家功徳」へ/水野弥穂子/p70〜75
心の影--青春日記(10) / 金子大榮/p82〜86
甲斐の寺寺(3) 天目山栖雲寺/辰繁存/p88〜93
浄土和讃(24) / 加藤辨三郎 / p94〜99
古寺再見(3) 室生寺 / p63〜63
今月の表紙・佛塔のガンダーラ佛/p49〜49
協会の案内 / p102〜103
在家佛教講演会案内 / p104〜104
編集後記 / p101〜101
11月、「在家佛教41(486) 」が「在家仏教協会」から刊行される。 pid/6064151
特集・執着 執着を捨てる / ひろさちや / p8〜21
特集・執着 「執着」をめぐって / 岡部和雄 / p22〜25
特集・執着 星空も / 花谷和子 / p26〜28
特集・執着 魔、問を眠らせるもの / 金石晃陽 / p30〜43
風雪抄(11) 白雲去来(上) / 小池心叟 ; 阿部英雄 / p46〜59
大乗佛教のこころ(23) 大佛教の歴史II / 平川彰 / p68〜73
佛教伝来(11) 聖徳太子との邂逅 / 上原和 / p60〜65
十二巻正法眼蔵の世界(3) 「皆書き改め」の意味/水野弥穂子/p74〜79
心の影--青春日記(11) / 金子大榮 / p80〜84
甲斐寺寺(4) 裂石山雲峰寺--旗の寺/辰繁存/p86〜91
浄土和讃(25) / 加藤辨三郎 / p92〜98
古寺再見(4) 海住山寺・岩船寺 / p67〜67
今月の表紙・アショーカ王の磨崖法勅 / p45〜45
協会のご案内 / p102〜103
在家佛教講演会ご案内 / p104〜104
編集後記 / p101〜101
12月、「在家佛教41(487)」が「在家仏教協会」から刊行される。  pid/6064152
特集 成道 釈尊成道の意義 / 真野龍海 / p8〜24
特集 成道 成道について / 平田博永 / p26〜29
特集 成道 乱世に生きる人々 / 藤島建樹 / p30〜44
風雪抄(完)白雲去来 (下) / 小池心叟 ; 阿部英雄 /p46〜56
那箇か是れ真底 / 古田紹欽 / p58〜63
大乗仏教のこころ(完)大乗思想とは / 平川彰 / p64〜69
佛教伝来(完)聖徳太子の求法--海路、遣隋使の
  →道を往く/上原和/p70〜75
十二巻正法眼蔵の世界(4)功徳の教え /水野弥穂子/p76〜81
心の影(完)--青春日記 / 金子大榮 / p82〜86
甲斐の寺寺(5)塩山向岳寺--月光と松影/辰繁存/p88〜93
浄土和讃(完) / 加藤辨三郎 / p94〜100
古寺再見(5)勝常寺 / 路 / p45〜45
今月の表紙 ガンダーラの奉献ストゥーパ / p25〜25
協会のご案内 / p102〜103
在家佛教講演会ご案内 / p104〜104
編集後記 / S / p101〜101

1993 5 82 1月、「在家佛教 42(488)」が「在家仏教協会」から刊行される。  pid/6064153
特集 真実の道理 真理を求めて / 中村元 / p8〜22
特集 真実の道理 真理 / 松原泰道 / p24〜27
特集 真実の道理 こころのゆくすえ / 西川玄苔 / p28〜40
特集 真実の道理 真実のいのちに至る道 / 高史明 / p58〜72
こころともの(1)対談 信の智慧・科学の眼/武藤義一 ; 奈良康明/p42〜53
経典の世界(1)阿含経 / 花山勝友 / p74〜79
十二巻正法眼蔵の世界(5)十二巻正法眼蔵と随聞記/水野弥穂子/p80〜85
甲斐の寺寺(6)恵林寺 上 / 辰繁存 / p86〜91
唯信鈔文意 1 / 加藤辨三郎 / p92〜98
ジャータカ(1)猿王の働き / 高橋伸樹 / p54〜57
協会のご案内 / p100〜100
編集後記 / S / p101〜101
在家佛教講演会ご案内 / p102〜102
2月、「在家佛教 42(489)」が「在家仏教協会」から刊行される。  pid/6064154
特集 聞くということ われかくの如く聞く / 川畑愛義 / p8〜19
特集 聞くということ 涅槃図のこころ / 衣斐弘行 / p24〜38
特集 聞くということ 無常について / 今西順吉 / p40〜48
特集 聞くということ たまわりたる信心 / 松林宗恵 / p66〜75
死んだ猫からの手紙 / 鳥居良禅 / p20〜22
こころともの(2)対談 人間、その生き甲斐は
  →/山谷えり子; 奈良康明/p54〜64
経典の世界(2)般若経 / 花山勝友 / p76〜81
十二巻正法眼蔵の世界(6)在家の救済/水野弥穂子/p82〜87
甲斐の寺寺(7)恵林寺 下 / 辰繁存 / p88〜93
唯信鈔文意(2) / 加藤辨三郎 / p94〜99
ジャータカ(2)牛の恩返し / 高橋伸樹 / p50〜53
協会のご案内 / p100〜100
編集後記 / p101〜101
在家佛教講演会ご案内 / p102〜102

3月、「在家佛教42(490)」が「在家仏教協会」から刊行される。  pid/6064155
特集 慈悲ということ 慈悲について / 石上善応 / p8〜19
特集 慈悲ということ 生かされて生きる/坂川昭信/p20〜31
特集 慈悲ということ お地蔵さま / 小島寅雄 / p32〜34
特集 慈悲ということ 花筏 / 五十部令脩 / p56〜72
夏の旅 / 森本和夫 / p52〜55
こころともの(3)対談 「中道」を生きる
   → /脇本平也 ; 奈良康明/p36〜46
経典の世界(3)維摩経 / 花山勝友 / p74〜79
十二巻正法眼蔵の世界(7)続 在家の救済/水野弥穂子/p80〜85
甲斐の寺寺(8)放光寺 / 辰繁存 / p86〜91
唯信鈔文意(3) / 加藤辨三郎 / p92〜97
ジャータカ(3)施しをする鹿 / 高橋伸樹 / p48〜51
協会のご案内 / p99〜99
編集後記 / S / p101〜101
在家佛教講演会ご案内 / p102〜102
3月、団野弘之が「宗学研究 (35) p87〜92」に「正法眼蔵写本を調査して生じた疑問の数々」を発表する。pid/4414094  (重要)
12巻本「正法眼蔵」と<月>の問題--100巻「正法眼蔵」定本は
  →何を目ざしたか / 杉尾玄有 / p1〜6
大修行巻と深信因果巻--異類中行説を
  →めぐって / 新井勝竜 / p7〜12
「一方を証するときは一方はくらし」の一句の
  →解釈について / 吉津宜英 / p13〜17
「正法眼蔵」にみられる邪見・邪解の
  →語義について / 峰岸孝哉 / p18〜22
「正法眼蔵」からみた運命と宿業の問題 /高橋正己/p23〜2
「正法眼蔵」における出家と在家-上- /粟谷良道 /p29〜34
道元禅師の身心脱落の時期とその意義/角田泰隆/p35〜40
道元禅師の修証観-2-禅師の批判するもの/務台孝尚/p41〜45
「正法眼蔵」の礼拝 / 熊本英人 / p46〜50
道元禅師の修証観--特に新草12巻本との
  →関係における / 安本岱隆 / p51〜56
「発菩提心」巻について--「発無上心」巻との
  →比較-1- / 岩永正晴 / p57〜62
道元禅師とクザ-ヌスの光明について--比較思想的
  時研究 / 笠井貞 / p63〜68
「道元の研究」について--「一念」と「存在の根拠」の
  →論理構造 / 辻口雄一郎 / p69〜74
「正法眼蔵」と科学をめぐる諸問題--特に「有時」の巻と
  →「相対性理論」について / 石島尚雄 / p75〜80
「正法眼蔵」と仮想現実 / 星俊道 / p81〜86
正法眼蔵写本を調査して生じた疑問の数々/団野弘之/p87〜92
「示了然道者法語」について / 角紀子 / p93〜99
宮城県瑞川寺蔵「永平開山道元和尚行
  →状録」について / 吉田道興 / p100〜105
伝光録の私釈を終えて / 安田真乗 / p106〜110
「伝光録」についての一視点-2- / 渡部正英 / p111〜116
「伝光録」の引用語句について--特に鳩摩羅多・闍夜多尊
  →者章について / 宮地清彦 / p117〜122
坐禅用心記の世界 / 東郁雄 / p123〜129

「坐禅用心記」の考察 / 竹内弘道 / p130〜136
「瑩山清規」の変遷について--徳泉寺蔵「延宝5年本」
  →について / 尾崎正善 / p137〜142
岐阜県妙応寺蔵写本「青阪清規」について--「椙樹林清規」
  →との内容比較から / 石井清純 / p143〜148
十六条戒について / 晴山俊英 / p149〜154
再び宗門に求められる袈裟の理念に就いて
  →論ず / 関口道潤 / p155〜158 (
道元禅師の宗旨と遺事-2-初期教団を
  →中心として/金子和弘/p159〜164
江戸期における洞門嗣法制度--貞享3年の「伽藍法」
  →法制化問題 / 志部憲一 / p165〜170
天桂伝尊の研究 / 鈴木祐孝 / p171〜176
全岩林盛について--漢学的素養の一面/藤川正数/p177〜182
玉宝寺蔵「真歇和尚拈古抄(仮題)」について--大智の
  →新出資料として / 安藤嘉則 / p183〜188
尊経閣文庫蔵「臨済録抄」について/飯塚大展/p189〜194
「臨済録」とその註釈書(末疏)の見解について--「名」を
  →めぐって / 矢沢仁 / p195〜200
道元禅と本覚法門に関する一考察--「天台伝南岳心要」を
  →めぐる諸問題 / 佐々木俊道 / p201〜206
江南禅林の期待と道元の活路 / 菅原昭英 / p207〜212
元朝における曹洞3派の交渉--北地曹洞・
  →宏智派・永平下 / 佐藤秀孝 / p213〜218
「北宗五方便」と神会 / 河合泰弘 / p219〜224
禅と天台--智旭の場合 / 大松博典 / p225〜231
招宝七郎大権修理菩薩について / 中世古祥道 / p232〜237
近世村落社会における修験と曹洞宗寺院-続-飢饉時
  →における両者の対応 / 佐藤俊晃 / p238〜243
曹洞宗における秋葉信仰-2-遠州秋葉寺の曹洞宗への
  →帰属を中心として / 吉田俊英 / p244〜250
近代仏教史における内山愚童の位置 / 石川力山 / p251〜256
曹洞宗と国家-3-「宗報」に
  →おける政教論 / 工藤英勝 / p257〜262
仏教の近代化とその社会的責任--ハンセン病(癩病)に
  →みる仏教の社会的責任について/中野重哉/p263〜268
曹洞宗における血盆経信仰-1-/ 中野優信 ; 優子/p269〜274
曹洞宗宗学研究所彙報 / p275〜280
執筆者紹介 / p281〜281
4月、「在家佛教42(491)」が「在家仏教協会」から刊行される。  pid/6064156
特集 生と死を考える 生命の愛惜 / 中村元 / p8〜22
特集 生と死を考える いのちの有限性と
  →いのちの深さ/日野原重明/ p26〜37
特集 生と死を考える 佛のいのちにつつまれて/玉城康四郎/p38〜56
特集 生と死を考える 臥すべからず / 辻野透 / p23〜25
こころともの(4)対談 もののいのち / 門脇佳吉 ; 奈良康明/p62〜72
経典の世界(4)無量寿経 / 花山勝友 / p74〜79
十二巻正法眼蔵の世界(8)発菩提心と刹那生滅/水野弥穂子/p80〜85
甲斐の寺寺(9)定額山善光寺 / 辰繁存 / p86〜91
唯信鈔文意(4) / 加藤辨三郎 / p92〜97
ジャータカ(4)長老を敬う / 高橋伸樹 / p58〜61
協会のご案内 / p99〜99
編集後記 / S / p101〜101
在家佛教講演会ご案内 / p102〜102


5月、「在家佛教42(492)」が「在家仏教協会」から刊行される。  pid/6064157
特集 人生の理 人生の理 / 余語翠巌 / p8〜1
特集 人生の理 念念の称名 / 藤吉慈海 / p18〜25
特集 人生の理 特留此経 止住百歳 / 細川巌 / p26〜37
特集 人生の理 お茶を飲みながら / 竹貫元勝 / p38〜41
弘法大師の生涯に学ぶ / 松長有慶 / p62〜72
こころともの(5)対談 動物とともに/増井光子 ; 奈良康明/p42〜53
経典の世界(5)観無量寿経 / 花山勝友 / p74〜79
十二巻正法眼蔵の世界(9)帰依佛法僧宝/水野弥穂子/p80〜85
甲斐の寺寺(10)福田山塩沢寺 / 辰繁存 / p86〜91
唯信鈔文意(5) / 加藤辨三郎 / p92〜97
ジャータカ(5)諫めを聞かない禿鷹/高橋伸樹/p58〜61
私の第二の誕生日 / 川越さおり / p54〜56
協会のご案内 / p99〜99
編集後記 / p101〜101
在家佛教講演会ご案内 / p102〜102

6月、「在家佛教 42(493)」が「在家仏教協会」から刊行される。  pid/6064158
特集 宗教の理想 宗教の理想と人間 / 雲藤義道 / p8〜20
特集 宗教の理想 すずやかに生きる / 青山俊董 / p22〜32
特集 宗教の理想 清風起る / 西村恵信 / p34〜48
特集 宗教の理想 無明について / 清成昭典 / p56〜62
病から立ち直って / 井伊文子 / p49〜51
こころともの(6)対談 言だまの世界 /
  →島田修二 ; 奈良康明 / p64〜75
経典の世界(6)阿弥陀経 / 花山勝友 / p76〜81
十二巻正法眼蔵の世界(10)「帰依佛法僧宝」巻と
  →死のかげ/水野弥穂子/p82〜87
甲斐の寺寺(11)稲久山一蓮寺 /辰繁存 / p88〜93
唯信鈔文意(6) / 加藤辨三郎 / p94〜99
ジャータカ(6)鶉の怨 / 高橋伸樹 / p52〜55
協会のご案内 / p100〜100
編集後記 / S / p101〜101
在家佛教講演会ご案内 / p102〜102
7月、「在家佛教 42(494)」が「在家仏教協会」から刊行される。  pid/6064159
特集 宗教としての佛教 宗教としての佛教 / 田丸徳善 / p8〜18
特集 宗教としての佛教 無心に生きる / 鎌田茂雄 / p20〜35
特集 宗教としての佛教 聖徳太子の
  →御精神に学ぶ / 瀧藤尊敬 / p36〜47
特集 宗教としての佛教 理趣経のこころ / 金岡秀友 / p62〜72
特集 宗教としての佛教 こころともの(7)
  →対談 悲のこころ (上) / 山折哲雄 ; 奈良康明 / p52〜60
特集 宗教としての佛教 経典の世界(7)華厳経 / 花山勝友 / p74〜79

特集 宗教としての佛教 十二巻正法眼蔵の世界(11)
  →他経を会通するに / 水野弥穂子 / p80〜85
特集 宗教としての佛教 甲斐の寺寺(12)
  →津金山海岸寺 / 辰繁存 / p86〜91
特集 宗教としての佛教
  →唯信鈔文意(7) / 加藤辨三郎 / p92〜96
特集 宗教としての佛教 ジャータカ(7)
  →象と蟹の戦い / 高橋伸樹 / p48〜51
協会のご案内 / p98〜98
編集後記 / p101〜101
在家佛教講演会ご案内 / p102〜102

8月、「在家佛教42(495)」が「在家仏教協会」から刊行される。 pid/6064160
特集 中道を歩む 中道を歩む / 平川彰 / p8〜19
特集 中道を歩む 寂静に遊ぶ / 松原徹心 / p20〜33
特集 中道を歩む ブッダと民主化 / 堀沢祖門 / p58〜72
夢 / 今井美沙子 / p34〜36
遅すぎた人との邂逅 / 佐々木久子 / p54〜56
こころともの(8)対談 悲のこころ (下) /
  → 山折哲雄 ; 奈良康明 / p38〜49
経典の世界(8)法華経 / 花山勝友 / p74〜79
十二巻正法眼蔵の世界 完
  →釈迦牟尼佛をめざして / 水野弥穂子 / p80〜85
甲斐の寺寺(13)鳳凰山願成寺 / 辰繁存 / p86〜91
唯信鈔文意(8) / 加藤辨三郎 / p92〜97
ジャータカ(8)欺いた鴉 / 高橋伸樹 / p50〜53
協会のご案内 / p99〜99
編集後記 / p101〜101
在家佛教講演会ご案内 / p102〜102
1994 6 83 1月、 辰繁存が「在家佛教 43(500)p88〜93 在家仏教協会」に「甲斐の寺寺(完) 身延山久遠寺--奥之院への道」を発表する。
 「在家佛教」に所収された 辰繁存著「甲斐の寺寺(1)〜(完/18)」と
       水野弥穂子著「十二巻正法眼蔵の世界1〜(完/12)」
の内訳一覧表
. 在家佛教 刊行年 / 辰繁存   piid
1 41(483) 1992-08 (1) 飯宝山大福寺

pid/6064148 
2 41(484) 1992-09 柏尾山大善寺
十二巻正法眼蔵 1 十二巻正法眼蔵とは
pid/6064149
3 41(485) 1992-10 甲斐の寺寺(3) 天目山栖雲寺
十二巻正法眼蔵の世界(2) 「出家」から「出家功徳」へ
pid/6064150
4 41(486) 1992-11 甲斐寺寺(4) 裂石山雲峰寺--旗の寺
十二巻正法眼蔵の世界(3) 「皆書き改め」の意味
pid/6064151
5 41(487) 1992-12 甲斐の寺寺(5)塩山向岳寺--月光と松影
十二巻正法眼蔵の世界(4)功徳の教え
pid/6064152
6 42(488) 1993-01 甲斐の寺寺(6)恵林寺 上
十二巻正法眼蔵の世界(5)十二巻正法眼蔵と随聞記
pid/6064153
7 42(489) 1993-02 甲斐の寺寺(7)恵林寺 下
十二巻正法眼蔵の世界(6)在家の救済
pid/6064154
8 42(490) 1993-03 甲斐の寺寺(8)放光寺
十二巻正法眼蔵の世界(7)続 在家の救済
pid/6064155
9 42(491) 1993-04 甲斐の寺寺(9)定額山善光寺
十二巻正法眼蔵の世界(8)発菩提心と刹那生滅
pid/6064156
10 42(492) 1993-05 甲斐の寺寺(10)福田山塩沢寺
十二巻正法眼蔵の世界(9)帰依佛法僧宝
pid/6064157
11 42(493) 1993-06 甲斐の寺寺(11)稲久山一蓮寺
十二巻正法眼蔵の世界(10)「帰依佛法僧宝」巻と死のかげ
pid/6064158
12 42(494) 1993-07 特集 宗教としての佛教 甲斐の寺寺(12)津金山海岸寺
特集 宗教としての佛教 十二巻正法眼蔵の世界(11)他経を会通するに
pid/6064159
13 42(495) 1993-08 甲斐の寺寺(13)鳳凰山願成寺
十二巻正法眼蔵の世界 完 釈迦牟尼佛をめざして
pid/6064160
14 42(496) 1993-09 甲斐の寺寺(14)三守皇山大聖寺 pid/6064161
15 42(497) 1993-10 甲斐の寺寺(15)永寿庵木喰の里
特集 受容の文化とは 重源上人と宋文化 / 平岡定海
pid/6064162
16 42(498) 1993-11 甲斐の寺寺(16)龍湖山方外院--山中、謎の如意輪観音 pid/6064163
17 42(499) 1993-12  甲斐の寺寺(17)法蓋山東光寺--緑風、市中の古禅寺 pid/6064164
18 43(500) 1994-01 甲斐の寺寺(完) 身延山久遠寺--奥之院への道 pid/6064165
3月、駒沢大学禅研究所編「駒沢大学禅研究所年報 (5)」が刊行される。 pid/4426192
「正法眼蔵」における皮肉骨髄(公開講演会)/水野弥穂子/p1〜24
道元入宋時代の宗教と社会と文化<特集> / p25〜84
都市臨安における信仰を支えた庶民の経済力--石刻史料の
  →解析を事例に / 伊原弘 / p25〜47
宋代荊湖南北路における鬼の信仰について--殺人祭鬼の
  →周辺 / 金井徳幸 / p49〜64
真徳秀の政治思想--史弥遠政権期における朱子学の
  →一動向 / 前川亨 / p65〜84
訳注「大慧普覚禅師法語<続>」-下- / 石井修道 / p85〜127
「宋元版禅籍の研究」椎名宏雄 / 野沢佳美 / p129〜145
【書評】駒澤大學禪研究所現況 / p146〜148
【書評】駒澤大學禪研究所規程 / p148〜149
宗密と本覚思想の問題〔英文〕 /
  → Peter N.Gregory/p200〜151
〇この年、学術文献刊行会編集「国文学年次別論文集 中世2平成4(1992)年」が「朋文出版」から刊行される。
臨済系『碧巌録抄』の諸本について / 柳田 征司/著 試論『正法眼蔵』における仏道の体系 / 東 隆真/著
1995 7 84 12月、田中晃が「道元禅の実相 : 『正法眼蔵』釈義」を「晃洋書房」から刊行する。
1996 8 85 3月、「宗学研究 (通号 38)」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。  pid/4414097
『正法眼蔵聞書抄』における『眼蔵』理解について
  →-本覚法門への批判点をめぐって / 山内舜雄 / p1〜6
道元禅師の万象刻々一斉生滅の身心脱落と
  →阿育王寺再訪--将軍実朝の納骨準備からスタ-トする
  →道元禅と『正法眼蔵』 / 杉尾玄有 / p7〜12
祇管打坐の宗旨と『法華経』 / 池田魯参 / p13〜18
道元の教主論について / 吉津宜英 / p19〜24
道元禅師の説示と真字『正法眼蔵』との
  →関係について(承前) / 石井清純 / p25〜30
道元禅師の言語--将錯就錯について / 角田泰隆 / p31〜3
道元の『仏性』巻について-その1- / 松岡由香子 / p37〜42
道元の心常相滅論批判 / 何燕生 / p43〜48
大地有情同時成道に関する一考察--特に
  →道元禅師をめぐって / 石島尚雄 / p49〜54
道元禅師における宗教的時間の特質(4) / 星俊道 / p55〜60
『正法眼蔵大修行』巻と『正法眼蔵深信因果』巻との
  →関連 / 大庭博隆 / p61〜66
『正法眼蔵』における出家の規範について / 粟谷良道 / p67〜72
『正法眼蔵』における譬喩--空と鳥 / 朝日隆 / p73〜78
『正法眼蔵』「画餅」の主題と課題 / 岩永正晴 / p79〜84
「弁道話」第14問答の一考察--Xとのみしりて,Yとしらずの
  →構文から / 下室覚道 / p85〜90 (
『永平略録』成立の諸問題(1) / 菅原諭貴 / p91〜96
『正法眼蔵随聞記』の一視点 / 橋本英樹 / p97〜102

『正法眼蔵随聞記』と『イミタチオ・クリスティ』の
  →比較研究 / 笠井貞 / p103〜108
他と否定性--M・ブ-バ-と道元の比較思想的
  →研究 / 辻口雄一郎 / p109〜114
道元禅師の「育父」について / 中世古祥道 / p115〜120
大仏寺移転論,非移転論,永年葛藤の根源を斬る--
  →大仏寺(永平寺)は寛元2年7月18日開堂以降今日
愛知県松源院所蔵『道元禅師行状記』
  →について / 吉田道興 / p127〜132
道元禅師黄竜下列位について / 葛西好雄 / p133〜138
瑩山禅師の引用姿勢について--特に慧能章
  →について / 宮地清彦 / p151〜156
浄住寺蔵『瑩山和尚置文』と『洞谷記』 / 河合泰弘/p157〜162
『報恩録』の考察 / 竹内弘道 / p163〜168
曹洞宗代語文献の語録形態に
  →関する一考察 / 安藤嘉則 / p169〜174
天桂伝尊の研究 / 鈴木祐孝 / p193〜197
正法眼蔵読誦経典化の諸問題 / 川村昭光 / p198〜203
中論の新しい理解と宗学 / 西嶋和夫(愚道) / p204〜209
「教」外別伝 / 大松博典 / p210〜215
入元僧古源邵元について--嵩山少林寺から
  →京都東福寺へ / 佐藤秀孝 / p228〜233
近世修験者の信仰に見る禅と神道 / 佐藤俊晃 / p234〜239
虎関師錬における密教理解 / 千葉正 / p240〜245
曹洞宗と国家(6)--太平洋戦争と教団・教学・
  →教学者 / 工藤英勝 / p249〜254
〈抜粋〉

10月、曹洞宗宗学研究所編「曹洞宗宗学研究所紀要 (10)」が「曹洞宗宗学研究所」から刊行される。 pid/2224565
『正法眼蔵』における草木国土論(3)道元禅師の
  →草木観について / 粟谷良道
/ 1〜14
曹洞宗議会にみる近代曹洞宗の志向(1)出家教団の
  →葛藤 / 熊本英人 / 15〜24
翻刻・永久文庫蔵『年中行事清規』 / 尾崎正善 / 25〜53>
『梵網経略抄』の考察(7) / 晴山俊英 / 55〜65
『正法眼蔵』「観音」について(その2)雪竇・圜悟・宏智の頌古にみる
  →「雲巌大悲菩薩」話解釈 / 岩永正晴 / 67〜82
『伝光録』第六祖章についての一考察--「法性三昧」を
  →キ-・タ-ムとして / 宮地清彦 / 83〜95
長興寺蔵の本参資料について〔含 資料〕 / 飯塚大展 / 97〜151
「題雲居弘覚禅師語録」をめぐる一考察 / 桐野好覚 / 153〜165
『顕訣耕雲註種月〔ゲツ〕〔ショ〕藁』における偏正五位説の諸問題
  →(3)偏正五位異説の基本的立場について /松田陽志/167〜180
『正法眼蔵聞書抄』と「論義」についての一考察 /石島尚雄/181〜191
「水子供養」と女性(2)女性の
  →権利と「生命倫理」 / 中野優信(優子) /193〜203
曹洞宗宗学研究所彙報 / / p205〜212
『曹洞宗宗学研究所紀要』既刊総目次(創刊号〜第十号)//p213〜217
『正法眼蔵』の文体と思想の研究(覚書) / 下室覚道 / 252〜221
曹洞宗関係文献目録(五) / / p1〜51

12月、尾崎正善が「印度學佛教學研究 45(1) p.202〜205」に「曹洞宗葬祭儀礼と陰陽道--大安寺蔵『回向并式法』・永久文庫蔵『年中行事清規』に関して」を発表する。    J-STAGE
1997 9 86 3月、「宗学研究 (通号 39) 」が「曹洞宗総合研究センター」から刊行される。  pid/4414098
最晩年の道元禅師 / 玉城康四郎 / p1〜6
道元禅師と本覚思想 / 山内舜雄 / p7〜12
12巻正法眼蔵撰述の真意 / 水野弥穂子 / p13〜18
阿育王寺「烏石奥」発見の意義--眼蔵解釈は
  →根本的にどう変わるか / 杉尾玄有 / p19〜24
道元の言語表現--活きながら黄泉に陥る / 春日佑芳/p25〜30
道元禅師のさとり--『大悟』巻から / 池田魯参 / p31〜36
道元禅師の『法華経』の依用に関する一考察--経典取捨の
  →基準を中心として /石井清純/p37〜42
道元禅師における「嗣法」と「修証」 / 星俊道 / p43〜48
道元禅師における傍出について. / 晴山俊英 / p49〜54
道元僧団における「公界」という語の
  →用例について / 菅原昭英 / p55〜60
『正法眼蔵大修行』巻と『正法眼蔵深信因果』巻との関連(2)
  →「野狐」の意味するところ /大庭博隆/ p61〜66
『正法眼蔵』にみる叢林規範としての坐禅 / 粟谷良道/p67〜72
『正法眼蔵』における観音の
  →特異性について/小田嶋巌雄/p73〜78
『正法眼蔵』「観音」末書の引用典籍 / 岩永正晴 / p79〜84
「坐禅箴」の一考察(上)"作仏"と打ち返し
  →表現について /下室覚道 / p85〜90
『正法眼蔵』と「即非の論理」 / 朝日隆 / p91〜96
『正法眼蔵』の表現技法--「行持」の巻の
  →イメ-ジを中心に / 神谷隆 / p97〜102
『御遺言記録』の構成について / 角田泰隆 / p103〜108
『正法眼蔵聞書抄』に関する一考察--特に「同時成道」と
  →「悉皆成仏」をめぐって/石島尚雄/p109〜114
和辻哲学と道元禅(1) / 辻口雄一郎 / p115〜120
道元禅師における般若--聖トマスとの比較/笠井貞/p121〜126
道元禅師外伝「血脈度霊」逸話考--血脈授与による救済と
  →性差別 . /吉田道興/p127〜132
永平寺三代相論私考 / 中世古祥道 / p133〜138
木下道正について--『惟房公記』登場の
  →地下人道正から / 熊谷忠興 / p139〜144
『伝光録』における庶民の立場について /渡部正英/p145〜150
『伝光録』第六祖章における「桃花翠竹」
  →について / 宮地清彦 / p151〜156
流布本『洞谷記』の成立について--成立年代を
  →中心として / 河合泰弘 / p157〜162

『報恩録』の考察(2) / 竹内弘道 / p163〜168
三根坐禅説について / 東郁雄 / p169〜173
恭翁運良と加賀大乗寺--瑩山紹瑾との関わりを
  →めぐって / 佐藤秀孝 / p174〜179
永久文庫蔵『年中行事清規』について / 尾崎正善 / p180〜185
黙隠祖价の五位説について / 松田陽志 / p186〜191
天桂伝尊の研究--宝巌興隆をめぐって / 鈴木祐孝 / p192〜196
大愚良寛にみる慕古心--道元禅師への
  →随順 / 福田(茶縁)真由美 / p197〜202
新資料 万回一線稿本『仏性顕真策』について/鈴木哲雄/p203〜208
『教授戒文鈔源攴』について(1) / 佐久間賢祐 / p209〜214
片岡飢者説話考--近世禅宗における
  →聖徳太子信仰 = / 佐藤俊晃 / p215〜220
昭和正信論争の新資料--忽滑谷快天派と
  →原田祖岳派の宗乗論争再考
/竹林史博/p221〜226
曹洞宗『宗報』の発刊をめぐって. / 熊本英人 / p227〜232
禅門抄物集の筆蹟について(上) / 角紀子 / p233〜238
再吟文献に関する一考察 / 安藤嘉則 / p239〜244
叡山文庫蔵『碧巌休岱記』について / 飯塚大展 / p245〜250
禅宗と儒教--その死生観 . / 大松博典 / p251〜256
凝然の禅宗理解 . / 岡本一平 / p257〜262
『従容録』諸本の系統 / 椎名宏雄 / p263〜269
投子義青の「十二時歌」について / 桐野好覚 / p270〜275
『北〔カン〕集』にみられる楼鑰の文化的影響に
  →関する一考察 / 道津綾乃 / p276〜281(
『禅戒鈔』の不婬欲戒について(2) / 石川光学 / p282〜287
『修証義御和讃』に関する一考察(その2) / 千葉公慈 / p288〜293
日本仏教におけるセクシュアリティ--その概観と成立に
  →関する若干の考察 / 中野優信(優子) / p294〜299
癩病者差別のイデオロギ-構造--差別イデオロギ-
  →批判への構想 / 工藤英勝 / p300〜305
宗学(者)の社会的責任とは--「『らい予防法』廃止法」
  →成立にちなみ / 中野重哉 / p306〜311
宗典中の「如生盲」「一盲引衆盲」などに対する現代語訳や
  →注記の問題について / 柚木祖元 / p312〜317
第四二回宗学大会開催報告 / / p318〜320
一九九六年度宗学研究奨励賞報告 / / p321〜321
執筆者紹介 / / p322〜322
インタ-ネットに関説される『ZEN』の
  →分類について / 川村昭光
/ p7〜12
パ-リ仏教の視点から見た道元禅師の戒律観 / 〔ト〕美珠 / p1〜6
10月、曹洞宗宗学研究所編「曹洞宗宗学研究所紀要 (11)」が刊行される。  pid/2224566
『正法眼蔵』における草木国土論(4)特に
  →「百草」について / 粟谷良道 / 1〜15
道元禅師における禅と天台について--特に
  →「身心学道」巻をめぐって / 石島尚雄 / 17〜27
帰山上堂私注 / 岩永正晴 / 29〜41
麟広書写本『瑩山清規』の
  →涅槃講式について / 尾崎正善 / 43〜67
瑩山禅師の坐禅観について(2)『洞谷開山瑩山和尚
  →之法語』を端緒として / 宮地清彦 / 69〜82
『梵網経略抄』の考察(9) / 晴山俊英 / 83〜93
『禅戒教授文略註』について / 佐久間賢祐 / 95〜107
禅籍抄物研究(1)『天童覚和尚小参抄』『疎山大師根脚語訣抄』
  →『十八般妙語抄』 / 飯塚大展 / 109〜207
黙隠祖价の偏正五位説をめぐる
  →諸問題(前) / 松田陽志 / 209〜236
汾陽善昭と五位(1) / 桐野好覚 / 237〜249
『洞上公論』と『公正』 / 熊本英人 / 251〜258
「水子供養」と女性(3)女性の権利と
  →「生命倫理」 / 中野優信(優子) / 259〜281
曹洞宗宗学研究所彙報 / / p283〜290
「坐禅箴」の一考察(下)"作仏"と打ち返し
  →表現について / 下室覚道 / 33〜58
曹洞宗関係文献目録(6) / / p1〜32

1998 10 87 12月、熊本英人が曹洞宗宗務庁編「曹洞宗研究員研究紀要 (通号 29) p.274〜246」に「大正・昭和初期曹洞宗の宗勢とその思潮--曹洞宗関係新聞雑誌記事分類目録稿(1)」を発表する。
1999 11 88 1月15日、團野弘之が「正法眼蔵写本の書誌学的研究」を刊行する。
3月、「宗学研究. (41)」が刊行される。 pid/4414100
道元禅の近代化過程(2)石井修道教授の「宗学・禅宗史と
  →新宗学」発表をめぐって / 山内舜雄 / 1〜6
正伝の仏法/「バツ身心脱落」の
  →消滅以後--秋月氏『道元入門』
  →vs.吉岡氏『弁道話新講』 /
杉尾玄有 / 7〜12
批判宗学の意義について / 松本史朗 / 13〜18
再び「現成公案」について / 石井清純 / 19〜24
「一生参学の大事」考 / 角田泰隆 / 25〜30
伝統宗学の黄昏 / 星俊道 / 31〜36
道元禅師と外道(1)先尼について / 下室覚道 / 37〜42
道元禅師の舎利崇用批判をめぐる一考察/桐野好覚/43〜48
『正法眼蔵』における因果 / 辻口雄一郎 / 49〜54
『正法眼蔵坐禅箴』における只管打坐の風光--
  →道元禅師の磨〔セン〕作鏡解釈 / 大庭博隆 / 55〜60
『正法眼蔵-有時-』の考察 / 神谷隆 / 61〜66
『正法眼蔵』にみる叢林規範としての
  →請益と入室 / 粟谷良道 / 67〜72
『正法眼蔵』における「〔ケイ〕礙する」「〔ケイ〕
  →礙せざる」について(3) / 朝日隆 / 73〜78 (
「受戒」信仰について--「受戒入位」
  →「受戒成仏」考 / 吉田道興 / 79〜84
『教授戒文』の研究 / 石川光学 / 85〜90
道元禅師の実体論批判--十六条戒の解釈に
  →関連して / 佐久間賢祐 / 91〜96
新到列位問題について / 晴山俊英 / 97〜102
『三根坐禅説』について--成立の因縁 /東郁雄/103〜108
瑩山紹瑾禅師の禅思想について(2)臨済諸師との
  →比較を通して / 竹内弘道 / 109〜114
「仏慈講式」について / 尾崎正善 / 115〜120
瑩山の誕生地について--福井県武生説の
  →再検証 / 河合泰弘 / 121〜126
道元・瑩山両禅師の観音信仰 / 木下純一 / 127〜132
『伝光録』と十二巻本『正法眼蔵』の諸問題について--
  →特に業論を中心として / 宮地清彦 / 133〜138
永光寺輪住三〇世瑞巖韶麟をめぐる問題 / 伊藤良久 / 139〜144
曹洞禅僧雪軒道成の来日をめぐって--日明勘合貿易への
  →布石 / 佐藤秀孝 / 145〜150
中世禅語録にみる忌日本尊仏の造像について / 遠藤広昭/151〜156
越前に於ける永平寺初期僧団の遺蹟 / 熊谷忠興 / 157〜162
禅門抄物集の筆蹟について(下) / 角紀子 / 163〜168
川僧慧済の『無門関抄』について / 安藤嘉則 / 169〜174
中世曹洞宗における切紙の相伝について / 飯塚大展 / 175〜180
いわゆる「代語」文献にみられる字注をめぐって--特に
  →「天南代語」と倭玉篇について / 樋渡登 / 181〜186
斧山玄〔トツ〕の参学について / 岩永正晴 / 187〜192
卍山道白の五位説について / 松田陽志 / 193〜198
天桂の仏性観 / 志部憲一 / 199〜210
天桂伝尊の研究--『楞厳経』の受用をめぐって(2) /鈴木祐孝/205〜210
徳翁良高の神道思想--河野文庫所蔵『神秘壷中天』を
  →中心に / 佐藤俊晃 / 211〜216
北京版「中華大蔵経」所収禅籍の資料価値 / 椎名宏雄/217〜222
江南における四川僧と日本僧の出会い(続) / 菅原昭英/223〜228
達摩とその弟子(慧可)の思想的違い / 松岡由香子/229〜234
参同契・宝鏡三昧の私釈について / 安田真乗 /235〜239
禅宗における女性--『道歌心の策』より / 西山美香 / 240〜245
「寺族」問題と女性(1)浄土真宗本願寺(西本願寺)派
  →(その1) / 中野優信(優子) / 246〜251
曹洞宗における女性史研究 / 熊本英人 / 252〜257
曹洞扶宗会と『修証義』の位相論--教団財政における
  →銀行破綻と不良債権処理問題を基軸に/工藤英勝/258〜263
宗典『修証義』の解説書などにみる差別事象について
  →(その2) / 柚木祖元 / 264〜269
第四四回宗学大会開催報告 / / 270〜271
一九九八年度宗学研究奨励賞報告 / / 272〜272
執筆者紹介 / / 273〜273

3月、牧野和夫,杉山友美が実践女子大学文学部紀要委員会編「実践女子大学文学部紀要 = The Faculty of Letters of Jissen Women's University, annual reports of studies (通号 41) p.9-75」に「《翻刻》地蔵尊像流水供養説話資料三種--駒沢大学図書館永久文庫蔵『地蔵尊縁起』,牧野和夫蔵『地蔵尊影流水縁起,杉山友美蔵『地蔵菩薩明治霊験報道編』」を発表する。
6月、学術文献刊行会編集国文学年次別論文集 中世2平成9(1997)年」が「朋文出版」から刊行される。
『夢窓国師語録』南禅録・註 / 佐々木 容道/著 『夢窓国師語録』南禅録・註 / 佐々木 容道/著
7月、「在家佛教 48(566)」が「在家仏教協会」から刊行される。  pid/6064231
ある予感 / 西村惠信 / p4〜4
見と観 / 信楽香仁 / p5〜5
行雲流水 日本の東と西 / 上田正昭 / p6〜8
行雲流水 再び、念佛のすすめ / 早川進 / p8〜11
行雲流水 草木に学ぶ / 獅子てんや / p11〜13
行雲流水 盆踊り / 村田潤三郎 / p13〜15
いのちをみつめて--死の迫った夫と共に(4)/日野原重明/p16〜29
人類の教師たち--孔子(4)〈遺稿〉 / 玉城康四郎 / p30〜36
玉城先生との出会い / 平野宗浄 / p38〜43
共生の原理--「同時」をめぐって / 奈良康明 / p44〜56
『法華経』の色読(上) / 今成元昭 / p60〜69
正法眼蔵における「辯道話」の位置/水野弥穂子/p94〜98
かく、健康を保つ(7)〈日月抄〉 / 古田紹欽 / p58〜59
山口の寺 大寧寺 完 / 樹下明紀 / p76〜81
わたしの佛教入門 迷いの世界はどこか 完/田上太秀/p70〜74
歎異抄に聞く(16) / 加藤辨三郎 / p82〜93
創立総会の頃 〔大手町だより〕 / 武藤義一 / p29〜29
今月の表紙 / p81〜81
在家佛教協会案内 *坐禅会・佛蹟めぐり / p75〜75
編集後記 / p99〜99
在家佛教講演会ご案内 / p100〜100

2000 12 89 3月、尾崎正善が「鶴見大学紀要. 第4部, 人文・社会・自然科学編 (通号 37) p.87〜118」に「翻刻・岸沢文庫蔵『吉祥山永平寺年中定規』」を発表する。
3月、尾崎正善が「宗学研究 (通号 42) p.185〜190」に「岸沢文庫蔵『吉祥山永平寺年中定規』につい (第四十五回宗学大会紀要)」を発表する。
6月、学術文献刊行会編集「国文学年次別論文集 中世2平成10(1998)年」が「朋文出版」から刊行される。
明恵上人の思想へのアプローチ / 松本 彰博/著
海の明恵 / 古田 雅憲/著
郷土の先覚明恵上人の思想 / 松本 彰博/著
『正法眼蔵』における「心」の構造について / 斎藤 俊哉/著
中世往生伝研究の基礎的覚書 / 谷山 俊英/著
「八幡愚童訓」の断片 / 小野 尚志/著
相模の小栗照手伝承 / 神谷 吉行/著
訳注『厳島大明神御縁記』 / 浅野 日出男/ほか著

<抜粋>

7月9日、團野弘之が亡くなる。
〇この年、伊藤秀憲が博士論文「道元禅研究」を発表する。 pid/3165795 
凡例 / p13
序論 / p15
一 論題と「道元」に対する呼称について / p17
二 研究の回顧と現況 / p21
三 研究の目的と方法 / p34
四 研究の構成と意図 / p36
本論 / p39 (0022.jp2)
第一章 道元の伝記史料について / p41
第一節 伝記史料の検討 / p41
第二節『三大尊行状記』の成立 / p48
第三節『建撕記』の諸写本の特徴と成立 / p62
第二章 道元の伝記について / p83
第一節 在宋中の動静 / p83
第二節 遺偈と鎌倉行化 / p128
第三章 道元の著作について―『正法眼蔵』― / p147
第一節『正法眼蔵』の撰述示衆・書写の
  →年時処について / p147
第二節『正法眼蔵』の示衆について / p250
第三節『正法眼蔵』の編輯 / p264
第四章 道元の著作について―『永平広録』その他― / p347
第一節『永平広録』の説示年時について / p34
第二節 その他の著作について / p395
第五章 道元禅の思想的研究 / p425
第一節 般若について / p425
第二節 道元における禅と学 / p448
第三節 仏性について / p466
第四節『正法眼蔵』に見られる釈尊観 / p480
第五節『正法眼蔵』に見られる祖師評価 / p493
第六節『正法眼蔵随聞記』の説示 / p526
第七節『宝慶記』の問と答 / p552
第六章『正法眼蔵』の語法の特徴―『聞書抄』を
  →とおして― / p571
第一節『正法眼蔵聞書抄』について / p571
第二節『聞書抄』の『正法眼蔵』解釈―否定的表現― / p588
第三節『聞書抄』の『正法眼蔵』の解釈―疑問詞と
  →疑問の助詞― / p607
第四節『聞書抄』の『正法眼蔵』解釈―打返しの表現― / p630
第五節『聞書抄』の『正法眼蔵』解釈―数量表現― / p650
結論 / p677
初出一覧 / p685
あとがき―謝辞― / p689
索引 / p710
1月、永平正法眼藏蒐書大成刊行會編「道元禪師七百五十回大遠忌記念 永平正法眼藏蒐書大成 續輯 6」が「大修館書店」から刊行される。
「永平正法眼藏蒐書大成 1巻〜25巻、続輯1巻〜10巻、別巻1・2」の一覧表  
. 名称 発行年 内容 其の他
1 (本文篇 1) 1978・8 複製 記述なし/ 調査要2021・11・2 保坂 ,
2 (本文篇 2) 1979・10 龍門寺本, 宝慶寺本の複製 ,
3 (本文篇 3)  1978・2 耕雲寺本, 指月寺本の複製 ,
4 (本文篇 4)  1979・2 複製 記述なし調査要2021・11・2 保坂 ,
5 (本文篇 5) 1978・10 円応寺本, 瑠璃光寺本の複製 ,
6 (本文篇 6)  1979・4 洞雲寺本, 永沢寺本の複製 ,
7 (本文篇 7)  1978・5 妙昌寺本, 大乗寺本の複製 ,
8 (本文篇 8) 1979・8 泰心院, 駒沢大学図書館蔵の複製 ,
9 (本文篇 9) 1980・1 玉潭龍定書写本, 長見寺本の複製 ,
10 (本文篇 10) 1980・4 永福庵本, 永昌院本の複製 1977年版
11 (注解・研究篇 1)  1974・4 正法眼蔵抄第1-8(経豪著 泉福寺蔵本の複製 ,
12 (注解・研究篇 2)  1974・9 正法眼蔵抄第9-16(経豪著 泉福寺蔵本の複製) ,
13 (注解・研究篇 3) 1975・2 正法眼蔵抄第17-24(経豪著 泉福寺蔵本の複製) ,
14 (注解・研究篇 4) 1976・8 正法眼蔵抄第25-31(経豪著 泉福寺蔵本の複製) ,
15 (注解・研究編 5) 1976・1 正法眼蔵弁註巻1-20(天桂伝尊撰述 大阪府・陽松菴蔵本の複製) 附録:正法眼蔵摩訶般若鉄船論(心応空印撰) 正法眼蔵撃節集(全巌林盛撰述)(駒沢大学図書館等蔵本の複製) ,
16 (注解・研究篇 6) 1974 正法眼蔵那一宝第1-22(老卵撰 寛政3年刊駒沢大学図書館蔵本の複製) ,
17 (注解・研究篇 7)  1974・7 正法眼蔵聞解』斧山玄[トツ]本(新潟県・吉蔵寺蔵書写本の複製)(面山瑞方本) 『正法眼蔵聞解』(東京・松月院蔵書写本の複製) 付録 拈評三百則不能語蒙解,光明蔵三昧,普勧坐禅儀聞,普勧坐禅儀不能語,坐禅箴不能語,正法眼蔵坐禅箴抽解経行参,永平正法眼蔵品目頌并序聞解,宏智禅師坐禅箴註,評退玄和尚三百則頌. 解題(永久岳水) ,
18 (注解・研究篇 8) 1975・7 正法眼蔵却退一字参(文化9年甫天俊昶刊刻初版本の複製) 付:正法眼蔵生死巻穿牛皮,正法眼蔵都機巻禿〔チョウ〕掃記(岸沢文庫所蔵本の複製) 解題(河村孝道) ,
19 (注解・研究篇 9) 1977・6 正法眼蔵傍註 甲-壬(安心院蔵海書写・撰述 興正寺所蔵本の複製) 正法眼蔵私記 第1-第10(安心院蔵海書写・撰述 駒沢大学所蔵本等の複製) 解題(河村孝道) ,
20 (注解・研究篇 10)   1977・12 正法眼蔵品目頌并序 義雲著 ほか39編 ,
21 (渉典・題序跋類篇) 1982・4 (渉典・題序跋類篇) ,
22 (注解篇補遺) 1981・3 万福寺所蔵の複製 ,
23 (注解篇補遺) 1981・8 松元院本, 淵静寺本の複製 ,
24 (本文篇補遺) 1981・1 永平寺本, 永徳寺本の複製 ,
25 (本文篇補遺) 1981・6 玉雲寺本, 昌伝庵本の複製 ,
1 続輯 1 1992・4 大川寺本正法眼蔵七十五巻(大川寺所蔵).松源院本正法眼蔵七十五巻(松源院所蔵).聖護寺本正法眼蔵七十五巻本(聖護寺所蔵). 付:七十五巻抜書本正法眼蔵(宗貞寺旧蔵)・正法眼蔵随聞記(森福寺所蔵) ,
2 続輯 2 1995・4 七十五卷本正法眼藏 / 諦觀 書寫
六十卷本正法眼藏 / 秀雪 書寫
,
3 続輯 3 1993・2 六十巻本正法眼蔵(多福庵旧蔵・妙心寺塔頭霊雲院現蔵).六十巻本正法眼蔵(正竜寺蔵). 付:十二巻本(端本)正法眼蔵(永光寺蔵)・七十五巻本(端本)正法眼蔵(永光寺蔵)・道元禅師和歌集(竜源寺蔵) ,
4 続輯 4  1996・2 八十三巻本正法眼蔵(洞松寺所蔵) 八十四巻本正法眼蔵(大寧寺所蔵) 付:正法眼蔵第三仏性(永平寺所蔵) 仏祖行持(広福寺所蔵) 正法眼蔵第二十九山水経(全久院所蔵) 嗣書(里見氏旧蔵) 正法眼蔵第四十五 十方(全久院所蔵) 正法眼蔵第六十二祖師西来意(永平寺所蔵) 宝慶記(全久院所蔵) 宝慶記(広福寺所蔵) 宝慶記(宝慶寺所蔵) 宝慶記(乾徳寺所蔵) ,
5 続輯 5 1989・11 円嶺本正法眼蔵八十四巻本(永平寺所蔵)
,
6 続輯 6 2000・1 天桂傳尊手書艸稿『正法眼藏辨注』稿本
父幼老卵手書注記『正法眼藏那一寶』稿本
,
7 續輯 7 1997・3 八十九卷本正法眼藏
九十二卷本正法眼藏
,
8 續輯 8 1998・6 七十五卷本系九十五卷本正法眼藏
七十五卷本系九十五卷本正法眼藏
,
9 続輯 9 1994・6 晃全本系正法眼蔵(台橋書写本 永平寺蔵) 晃全本系正法眼蔵(節晃繕写本 天寧寺蔵) 付:寳慶記(節晃書写本 天寧寺蔵) ,
10 続輯 10 1991・4 正法眼蔵抄(森福寺所蔵) ,
. 別巻〔1〕 1980・11 (道元禅師真蹟関係資料集)  ,
. 別巻〔総目録〕 1982・6 (永平正法眼蔵蒐書大成総目録) ,
2001 13 〇この年、「神奈川県図書館学会誌 (76)」に「團野弘之先生年譜・著作目録 (團野弘之先生追悼号)」が掲載される。
〇この年度、ご遺族様より鶴見大学図書館にネガフィルム5750本の「正法眼蔵諸写本」(略称「團野写本」)が寄贈される。
2002 14 3月、熊本英人が「駒沢大学仏教学部研究紀要 (60) p.520〜502」に「大正・昭和初期の曹洞宗の宗勢とその思潮--曹洞宗関係雑誌記事分類目録稿(2)」を発表する。
8月、大本山永平寺大遠忌局文化事業専門部会出版委員会編集「七百五十回大遠忌記念出版 道元襌師研究論集 : 道元禪師」が「大本山永平寺」から刊行される。 
試論『正法眼蔵』の体系 : 『正法眼蔵』をどう読むか / 東隆眞
大きな理性としての身体と身学道としての実践哲学 :
  →ニーチェと道元 / 有福孝岳
仏仏祖祖の嗣法の話の成立過程 : 道元禅師の引用例と
  →関連して / 石井修道
『普勧坐禅儀撰述由来』について / 伊藤秀憲
道元とキリスト教の比較研究 : 根源悪をめぐって / 門脇佳吉
道元禅師の戒思想 / 高橋直道
道元禅師の滅罪信仰 / 田上太秀
曹同五代史における大悟と嗣法 : 大悟について / 竹内道雄
道元禅師の大疑滞とその解決 / 角田泰隆
道元禅師の哲学的思想体系について / 西嶋和夫
道元禅師の護国思想について / 納冨常天
五位説と道元禅師 : 五位文献にみる道元禅師の
  →五位説批判 / 松田陽志
『正法眼蔵』から見えてくる道元禅師の教え / 水野弥穂子
デリダと道元における「宗教」の問題 / 森本和夫
莫作の力量 : 道元禅師と聖書 / 八木誠一
永平寺撰述文献に見る道元禅師の僧団運営 / 石井清純
『革弊論』にみる尾張の古規復古運動 / 川口高風
道元と蘭渓道隆 : 両者の往復尺牘の真偽をめぐって/佐藤秀孝
『正法眼蔵仏性』巻の六殊勝地と源実朝の
  →舎利納骨問題について / 中世古祥道
僧伝にみる「伝説」の意義 : 『永平開山元禅師行状伝聞記』を
  →めぐって / 長谷部八朗
中・近世における木下道正庵と曹洞宗教団 / 広瀬良弘
道元に擬せられる典籍について : 『梅華嗣書』を
  →中心にして / 飯塚大展
斧山玄〔トツ〕和尚の『正法眼蔵』参究について : 『正法眼蔵
  →聞解』所依本文の検討を中心として / 岩永正晴
『得度授戒作法』について / 葛西好雄
道元禅師の依用禅籍 / 椎名宏雄
祖山本『永平広録』第四番上堂語に関する研究 / 鈴木哲雄
称名寺伝来の真字『正法眼蔵』について / 高橋秀榮
サ変動詞の話 : 異文化移入の一方法としての
  →正法眼蔵の表現の一特徴 / 田島毓堂
諸本校異真字『正法眼蔵』 / 河村孝道
伝統宗学と批判宗学との論争について / Steven Heine
道元禅師の僧堂規矩の歴史的位置づけ / T.Griffith Foulk
超能力の解除 : 道元と栄西における
  →神通について / Carl Bielefeldt
2003 15 3月角田泰隆が「駒沢短期大学研究紀要 (31) p.85〜101」に「異本処理システムによる道元禅師関係文献の書誌学的研究(序)真字『正法眼蔵』による試み」を発表する。
3月、熊本英人が「駒沢大学仏教学部研究紀要 (61) p.470〜452」に「大正・昭和初期の曹洞宗の宗勢とその思潮--曹洞宗関係雑誌記事分類目録稿(3)」を発表する。  
2004 16 3月26日、岸澤知等が「先師の思い出 : 旭傳開山眠芳惟安大和尚五十回大遠忌」を刊行する。 〔岸澤知等〕
大遠忌会期・会場:平成16年3月26日 田中山 旭傳院
旭傳開山禅師眠芳惟安
(岸澤惟安 本名岸澤計之助1865〜1955)は北埼玉郡星宮村(現行田市)出身 小学校長より曹洞宗の僧になり、正法眼蔵の研究家として有名
2005 17 10月、学術文献刊行会編集「国文学年次別論文集 中世2 平成15(2003)年」が「朋文出版」から刊行される。
『徒然草』と『正法眼蔵随聞記』 / 柴野 芳勇/著
『正法眼蔵』における「前後際-断」 / 矢島 忠夫/著
〈抜粋〉
11月、東隆眞博士古稀記念論文集刊行会編「禅の真理と実践 : 東隆眞博士古稀記念論集」が「春秋社」から刊行される。
道元禅における真理と実践 「道元禅師の法を嗣ぐ」
  →再考 / 大谷哲夫 著
道元禅師の記に見える仏陀・祖師等への
  →尊称について / 中世古祥道 著
道元禅師の夢語り / 菅原昭英 著
中道と道元禅 / 吉津宜英 著
道元思想の普遍性 / 福田孝雄 著
『普勧坐禅儀』をどう読むかについて / 伊藤秀憲 著
対句偈頌文体の『学道用心集』 / 熊谷忠興 著
道元禅師と「没後作僧」 / 中尾良信 著
道元禅師における出典研究について / 石島尚雄 著
「道心のありやう」考 / 小倉玄照 著
瑩山禅における真理と実践 『伝光録』における
  →常楽我浄 / 鈴木哲雄 著
代付における禅の真理 / 石井修道 著
『洞谷記』の文章排列について / 河合泰弘 著
瑩山禅師の懺悔・滅罪観. その2 / 宮地清彦 著
明峰素哲と峨山韶碩 / 佐藤秀孝 著
總持寺輪番住職の一年 / 伊藤良久 著
南アジア・東アジアの禅における真理と実践 無記と
  →不可知論 / 四津谷孝道 著
上座部仏教と禅 / 真野大成 著
瞑想と祭祀 / 引田弘道 著
『秘義分別摂疏』の研究 / 千葉公慈 著
観仏経典研究における『観仏三昧海経』の意義 / 山部能宜 著
初期禅宗の真理と実践 / 沖本克己 著
初期註釈文献に見る北宗禅の思想と実践 / 伊吹敦 著
『碧巌録』における法身説 / 末木文美士 著
『丹霞子淳禅師語録』の文献史的考察 / 椎名宏雄 著
清涼澄観の華厳教判 / 胡建明 著
モンゴル仏教における禅の真理と実践 / 嘉木揚凱朝 著
日本禅宗における真理と実践 白鳥山陵よりの出土品を
  →書写した石雄恵玉について / 川口高風

逆翁宗順『法要決疑論』の研究. 1 / 佐藤悦成 著
東陽英朝の『堆雲夜話』について / 安藤嘉則 著
宗乗のカテゴリー化に関する考察 / 峯岸正典 著
曹洞宗保育における保育者のあり方について / 佐藤達全 著
椅子坐禅の諸問題 / 大野徹史 著
The Denkoroku as Keizan's recorded sayings / W.M.Bodiford 著
2006 18 7月、「金ヶ崎(岩手県)町史 3(近・現代) 第四章 第十一節 三」に「正法眼蔵(写本)」が掲載される。
7月、「玉縄城址の歴史と自然の再発見」をテーマに「玉縄城址まちづくり会議」が発足する。 
10月、伊藤秀憲が駒澤短期大学仏教科研究室編「駒澤短期大學仏教論集 (12)
 p.1〜21」に「公開講演 『正法眼蔵』はいかに編輯されたか」を発表する。 (IRDB)
2007 19 11月3日、「玉縄城 まちだより」が「玉縄城址まちづくり会議」から創刊される。 
〇この年、角田泰隆が「駒澤短期大学研究紀要 第 35 号
p.87〜155」に「『正法眼蔵』の成立について-四種古写本の考察-」を発表する。(IRDB) 
2008 20 3月、矢島忠夫が弘前大学教育学部編「弘前大学教育学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Hirosaki University (99) p.15〜31」に「『正法眼蔵』の改作 」を発表する。(IRDB)
2009 21 6月8日〜7月24日、駒沢大学禅文化歴史博物館において『正法眼蔵』出版の足跡 〜貴重書に見る禅の出版文化〜」展が開かれる。
2010 22 1月26日、水野弥穂子がなくなる。
12月、舘隆志が駒沢大学禅研究所編「駒沢大学禅研究所年報 (22)
p.191〜228」に「蘭渓道隆の清規について--駒澤大学図書館永久文庫所蔵『弁道清規』を中心に」を発表する。
2011 23 3月、龍宝寺境内の『玉縄民俗資料館』が「玉縄ふるさと館」としてリニューアル・オープンする。

考/玉縄ふるさと館/旧石井家住宅に隣接して建つ。旧石井家や周辺の旧家に残されていた家具や農具を集め展示している。また玉縄城に関する遺物や資料、縄文時代の遺物、地元の歴史資料も展示されている。旧・玉縄民俗資料館を隣接する重要文化財の古民家(旧石井家住宅)とともに整備し、2011年3月より「玉縄ふるさと館」としてリニューアルオープンした[1]。 (Wikipedia)より
 
2013年3月/『玉縄民俗資料館』のリニューアルの時期について再確認要 2021・11・7 保坂
2012 24 3月、海野雅央が鶴見大学編 「鶴見大学仏教文化研究所紀要(17)」に「故團野弘之先生寄贈「正法眼蔵諸写本」の調査結果について」を発表する。
3月、関根透が「鶴見大学紀要 第49号 第4部 人文・社会・自然科学編」に「總持寺の鶴見御移転に至るまで」を発表する。 PDF 閲覧可能
6月、月潭全龍著,阿部圭佑監修,安藤嘉則編「月潭全龍和尚語録」が「国書刊行会」から刊行される。
2013 25 3月、龍宝寺境内の『玉縄民俗資料館』が「玉縄ふるさと館」としてリニューアル・オープンする
4月、学術文献刊行会編集「国文学年次別論文集 中世2平成22(2010)年」が「朋文出版」から刊行され矢島忠夫が「正法眼蔵『山水経』 ・正法眼蔵『有時』 」を発表する。
10月、高橋秀榮が駒澤大学仏教学部研究室編「駒沢大学仏教学部論集
= Journal of buddhist studies (44) p.17-29」に「公開講演 重要文化財『正法眼蔵山水経』の筆者について (片山一良教授 退任記念號)」を発表する。(IRDB)
2014 26 5月、秋津秀彰が「駒沢大学大学院仏教学研究会年報 (47) p.109-127」に「本山版『正法眼蔵』の本文編輯について」を発表する。
〇この年、秋津秀彰が「曹洞宗総合研究センター学術大会紀要 15
p.69-74」に「本山版『正法眼蔵』の対校本について (曹洞宗総合研究センター学術大会紀要(第15回))」を発表する。
2015 27 3月、秋津秀彰が曹洞宗宗務庁編「曹洞宗研究員研究紀要 (45) p.91-134」に「本山版『正法眼蔵』対校本一覧(1)」を発表する。
2016 28 3月、秋津秀彰が曹洞宗宗務庁編「曹洞宗研究員研究紀要 (46) p.35-95」に「本山版『正法眼蔵』対校本一覧(2) 」を発表する。
7月、秋津秀彰が「駒澤大学禅文化歴史博物館(1)
p88〜 80」に「本山版『正法眼蔵』関係史料紹介 : 無名本『正法眼蔵』について」を発表する。 
12月、秋津秀彰が駒沢大学禅研究所編「駒沢大学禅研究所年報 (28)
p.207-226」に「晃全本『正法眼蔵』の成立過程について(下)寛巌書写本・「行持」巻・「陞座」巻をめぐる諸問題」を発表する。 
2017 29 3月、秋津秀彰が曹洞宗宗務庁編「曹洞宗研究員研究紀要 (47) p.1-93」に「本山版『正法眼蔵』対校本一覧(3)」を発表する。
〇この年、秋津秀彰が「曹洞宗総合研究センター学術大会紀要 18 p.39-44」に「本山版『正法眼蔵』の本文成立過程について (曹洞宗総合研究センター学術大会紀要(第18回))」を発表する。
2018 30 10月、秋津秀彰が「駒澤大学佛教学部論集49 p213-231 駒澤大学仏教学部研究室」に「中世における『正法眼蔵』の書写・伝播に関する諸問題(1) : 六十巻本・二十八巻本について」を発表する。 (IRDB)
2019 令和元年 10月、秋津秀彰が「駒澤大学佛教学部論集 50 p147-167 駒澤大学仏教学部研究室」に「中世における『正法眼蔵』の書写・伝播に関する諸問題 (2) : 七十五巻本・十二巻本・梵清本について」を発表する。 (IRDB)
12月、秋津秀彰が「印度學佛教學研究 68(1) (通号 149)
p.121-126」に「本山版『正法眼蔵』の「異本」について : 享和二年開版本を中心として」を発表する。
2020 2 3月、中野何必(カヒツ)が曹洞宗宗務庁編「曹洞宗研究員研究紀要 (50) p.33-47」に「面山瑞方の刊行物 : 出版・流通・受容の諸相」を発表する。
3月、秋津秀彰が「駒澤大學佛教學部研究紀要 78 p 121-141」に「中世における『正法眼蔵』の書写・伝播に関する諸問題 (3) : 七十五本及び真字本について」を発表する。  (IRDB)
6月、齊藤俊江が「長野県飯田下伊那の満洲移民関係資料目録(年表あり)」を「不二出版」から刊行する。
8月1日、龍寶寺境内に「玉縄歴史館」(旧歴史民俗資料館)」と「歴史館ギャラリー」がオープンする。
12月、中野何必が駒澤大学仏教学部研究室編「駒沢大学仏教学部論集 = Journal of buddhist studies (51) p.173-187」に「江戸中期柳枝軒における曹洞宗門との御用関係 : 面山瑞方との親交に着目して (池田練太郎教授 松本史朗教授退任記念號)」を発表する。 (IRDB)
〇この年、中野何必が「曹洞宗総合研究センター学術大会紀要 21 p.189-194」に「近世曹洞宗の檀林について」を発表する。
2021 3 3月、中野何必が「印度學佛教學研究 69(2) p.599-602」に「川越孝顕寺における『正法眼蔵』の書写について」を発表する。 J-STAGE
4月、角田泰隆が「道元『正法眼蔵』をよむ 上」を「 NHK出版」から刊行する。 (NHKシリーズ. NHK宗教の時間)テキスト本 ラジオ第2放送 2021年4月〜9月
7月、門馬幸夫が「道元思想を解析する : 『正法眼蔵』データベースが示す真実」を「春秋社」から刊行する。
10月、角田泰隆が「道元『正法眼蔵』をよむ 下」を「 NHK出版」から刊行する。 (NHKシリーズ. NHK宗教の時間)テキスト本 ラジオ第2放送 ラジオ第2放送 2021年10月〜2022年3月
2022 4
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2025 7

  神奈川県図書館協会報 発行年が不明  TEL:045-263-5900(代表) 
函架箋について    
分類番,図書番,巻冊番
近世資料について
4号
8号
19号
随筆 おかめ八目  
大学図書館司書の業務分析について

26号
65号

  正法眼蔵研究のコンピューター化を探る / 川村昭光  宗学研究 (30)  曹洞宗総合研究センター 1988-03/pid/4414089
  承陽大師遺跡建營地鎭祭 禅宗 13(4)(133) p103〜103 禅定窟 [禅定窟] 1906-04-15 pid/11006121

  
  焼津市旭傳院 岸沢文庫の内部
まとめ
 (続)そして、この年譜の作成にあたり、登場してきたのが、永久岳水(俊雄)と岸澤惟安でした。特に岸澤老師は東名焼津インター近くの保福島と云うところに、旭傳院(ぎょくでんいん)と云うお寺をご開創され晩年を過されました。
 今から思えばのことですが、新婚時代に、義父母と私の三人でこのお寺を訪ねたことがありました。また、義母の娘時代には老師が近くの官養院に来られた際に、「お茶」をさしだされた(運んだ)と話されました。
そうした、御縁もあり岸澤惟安老師には厳しさを感じながらもどこか親しみを感じていました。旭傳院には新婚時代のこの一度しか寺を訪ねたことはありませんでしたが、最近、「正法眼蔵全講 5巻」の口絵の中に旭傳院内にある「岸沢文庫」の内部写真を見ることができました。そこには老師が生前収集されたと云う大量の蔵書が映し出されていました。その当時の私には老師のことや蔵書のことなど、全くと云って良いほどに、知る由もありませんでした。
 「正法眼蔵」と云う大目標に向って、少しは辿りつきたいと
思いますが、深くて高くて終わりと云うのがありません。こうして時間を超越しながらの老師との出会いは単なる偶然かも知れませんが、私には、全てに懐かしく例えようのない喜びを感じています。 
 団野弘之は、大学の図書館員として多くの書籍の中にあった。このことと同じのように、信州伊那地方に於て、図書館の職員として齊藤俊江がいる。齊藤俊江もまた、地域に残る厖大な資料を整理し、また、その地域を自らの力で歩き当時の人々から話を聞いた。どちらも、テーマは違うものの、探求しようと云う心は同じだった。
 眼前にうかぶ疑問を、まるで、くで(絡んだ)になってしまった糸をほぐすかのように、まとめ上げ整理して行ったのである。研究者とは、このようなことかと痛感している。そうして、私たちは、そのたゆみない努力の中で生れた資料を継承し、活用させていただきながら、次の世代に向け、力強く生きて行くのである。
 眼前と云えば気になることがある。佛教伝来の国々のことだ。中央アジアから中国大陸を経て朝鮮半島を経由する国々のことだ。これらの国の宗教事情は今どのようになっているか。
團野弘之先生による「正法眼蔵諸写本」、5750本のネガフィルム
道元さんの年譜

はつ子書写、道元著「傘松道詠(さんしょうどうえい)」の世界

吉野秀雄関連年譜
大森禅戒の生涯(年譜)
『博愛』から読む釋宗演の言葉「道に志せ」
満州の大地に月のひかりを(満州開拓の歴史) 

海野雅央著「故團野弘之先生寄贈「正法眼蔵諸写本」の調査結果について」
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